JPH05296625A - 電気冷蔵庫 - Google Patents

電気冷蔵庫

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Publication number
JPH05296625A
JPH05296625A JP10104292A JP10104292A JPH05296625A JP H05296625 A JPH05296625 A JP H05296625A JP 10104292 A JP10104292 A JP 10104292A JP 10104292 A JP10104292 A JP 10104292A JP H05296625 A JPH05296625 A JP H05296625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice making
ice
tray
defrosting operation
timer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10104292A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Yamamoto
泉 山本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Publication of JPH05296625A publication Critical patent/JPH05296625A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動製氷装置の誤動作を防止する。 【構成】 自動製氷装置を備えた電気冷蔵庫において
は、図2の(A),(B)に示すように、冷気を生成し
ている蒸発器の除霜運転と、製氷運転とが重なることが
ある。製氷運転において、製氷が完了したかどうかの判
定は予めプログラム設定した製氷一回当たりの時間と、
製氷皿の温度とにより行う。しかしながら、製氷運転と
除霜運転とが重なると冷凍室の温度が上昇するため製氷
が遅れる。加えて、製氷皿の温度を検出する温度センサ
側に異常状態が発生すると、製氷が完了してなくても製
氷皿を反転させる恐れがある。このような事故防止のた
めに、図2に示すように、製氷運転と除霜運転とが重な
った場合には、除霜運転終了時に製氷時間をカウントし
ているタイマーを強制的にリセットして製氷時間を延長
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動製氷装置を備えた電
気冷蔵庫に係わり、さらに詳しくは、前記自動製氷装置
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気冷蔵庫には、水を製氷皿に自動給水
し、製氷を繰り返すことのできる自動製氷装置を備えた
ものがあるが、その水は冷蔵室に配置した給水タンクに
貯蔵しておき、給水ポンプにより冷凍室側にポンプアッ
プして製氷皿に給水する仕組みになっている。製氷が完
了したかどうかは例えば予めマイクロコンピュータに設
定した製氷一回当たりの時間が経過したかどうかと、温
度センサにより検出される製氷皿の温度が予め設定され
ている値以下になったかどうかとにより判定するように
なっている。そして、これら二つの条件を満足すると、
マイクロコンピュータは自動製氷装置を制御して製氷皿
を反転させ、更に、同製氷皿にひねりの力を与えるよう
に制御して離氷させるようになっており、氷はストッカ
に貯蔵される。また、空になった製氷皿は基の位置に戻
され、同製氷皿には引き続き製氷を行うために給水タン
ク内の水を給水するという一連の動作を繰り返し実行す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
自動製氷装置においては製氷が完了する度に製氷皿を反
転させたり、元の位置に戻したりするため、製氷皿に取
付けられている温度センサの信号線はその都度動かされ
ることになり、断線等の事故が生じ易い。一方、自動製
氷装置を収容している冷凍室の後方には冷気を生成する
ための蒸発器が配置されているが、この蒸発器の除霜運
転は自動製氷装置の運転とは関係なく実行されるように
なっているため、製氷中であっても除霜運転が行われる
ことがある。除霜運転が実行されると、その間は冷気が
生成されなくなるので冷凍室の温度が上昇することにな
り、予め設定されている製氷一回当たりの時間が経過し
ても製氷が完了しない場合がある。このような時に、も
し前記温度センサの信号線が半断線状態等になってい
て、マイクロコンピュータに誤った温度情報が入力され
たりすると、製氷皿の反転動作が開始されてしまい、除
霜運転の影響で製氷されずに残っていた水がストッカに
注がれてしまい、貯蔵中の氷が固まってしまうという問
題がある。したがって、本発明においては、このような
不具合を発生させることのない電気冷蔵庫を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、タイマーによりカウ
ントされる自動製氷装置の製氷時間が所定時間を経過し
たかどうかと、温度センサにより検出される製氷皿の温
度が所定値以下になったかどうかとにより製氷完了を判
定し、これら二つの条件を満足すると、前記製氷皿を反
転させて離氷動作を実行するようにしてなるものにおい
て、製氷中に除霜運転が開始されたら、前記製氷皿の反
転動作を禁止し、除霜運転が終了したら、前記製氷時間
をカウントしているタイマーをリセットしてカウント値
を初期値に戻すよう制御することにした。
【0005】
【作用】上記の制御方法であれば、製氷中に除霜運転が
開始されると製氷皿の反転動作が禁止され、除霜運転が
終了すると製氷時間をカウントしているタイマーがリセ
ットされ、それまでのカウント値が強制的に初期値に戻
されるため製氷時間が自動的に延長されることになり、
除霜運転の影響で製氷されずに残っていた製氷皿の水を
完全に凍らせることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は自動製氷装置を備えた電気冷蔵庫
の概略構成を表す側断面図で、1は冷凍室2と冷蔵室3
と野菜室4とを有する断熱箱体である。冷凍室2の背後
には蒸発器5と、この蒸発器5にて生成される冷気を前
記各室2〜4に送り出す送風ファン6と、同送風ファン
6を駆動するためのファンモータ7とが配置され、冷蔵
室3および野菜室4への冷気は冷凍室2後方の冷気分配
室8に接続されている冷気ダクト9を通して送り込み、
各室2〜4に送り込まれた冷気は、冷凍室2と冷蔵室3
とを仕切っている仕切り壁10に形成された上下二つの冷
気還流路を通して蒸発器5に戻す構成になっている。
【0007】また、自動製氷装置は直流モータ11を有す
る駆動装置に支持された製氷皿12と、この製氷皿の温度
を検出するための温度センサ13と、氷を貯蔵するための
ストッカ14と、製氷用水を貯蔵するために冷蔵室3側に
配置された給水タンク15と、この給水タンク15内の水を
冷凍室2側にポンプアップするための給水ポンプ16と、
この給水ポンプ16によりポンプアップされる水を製氷皿
12まで導くための給水管17と、製氷皿12の駆動装置およ
び給水ポンプ16等を駆動制御するための図示しないマイ
クロコンピュータ(制御部)等で構成されている。
【0008】このような自動製氷装置において、製氷が
完了したかどうかはマイクロコンピュータに設定されて
いる製氷一回当たりの時間が経過したかどうかと、温度
センサ13により検出される製氷皿12の温度が予め設定さ
れている値以下になったかどうかとにより判定するよう
になっている。そして、これら二つの条件を満足する
と、マイクロコンピュータは自動製氷装置の直流モータ
11に電力を供給して製氷皿12を反転させると共に、同製
氷皿12にひねりの力を与えるように制御して離氷させ
る。この離氷作業によって氷はストッカ14に貯蔵される
が、その後、空になった製氷皿12は元の状態に戻され、
同製氷皿12には再度給水タンク15内の水が給水される。
【0009】ところで、冷凍室2の後方に配置されてい
る蒸発器5の除霜運転は、例えば図2に示されるように
製氷中であっても実行される。除霜運転が実行される
と、その間、蒸発器5は冷気を生成することができない
ので冷凍室2や冷蔵室3等の温度は上昇することにな
る。したがって、所定時間内に製氷を終えることができ
ず、製氷皿12には水が残ったりする。加えて、製氷皿12
に取付けられている温度センサ13側に異常があったりす
ると製氷が完了していなくても上述の離氷作業が実行さ
れる恐れがある。そこで、本実施例においては、もし、
製氷中に除霜運転が開始されたら、製氷皿12の反転動作
を禁止し、除霜運転が終了したら、製氷時間をカウント
しているタイマーをリセットしてカウント値を強制的に
初期値に戻すよう制御している。
【0010】以下、その制御方法を図3のフローチャー
トに基づいて説明する。先ず、ステップST1において
製氷皿12への給水が完了するとステップST2に進めら
れ、マイクロコンピュータが内蔵するタイマーのカウン
トが開始され、ステップST3に進められる。ステップ
ST3では除霜運転が開始されたかどうかの判定がなさ
れるが、除霜運転が開始されてなければステップST4
に進められ、予め設定されている製氷一回当たりの時間
が経過したかどうかの判定がなされ、その時間を満足す
るまでステップST3とステップST4の作業が繰り返
し実行される。このようにして所定時間が経過するとス
テップST5に進められ、温度センサ13により検出され
る製氷皿12の温度が予め設定されている値以下になった
かどうかの判定がなされ、設定温度以下であればステッ
プST6に進めてタイマーをリセットした後、ステップ
ST7に進めて製氷皿12を反転させ、続けてステップS
T8に進めて離氷作業を実行し、この離氷作業が終わる
とステップST9に進めて製氷皿12を元の状態に戻し、
ステップST1にリターンさせる。
【0011】もし、先に説明したステップST3での判
定で除霜運転が開始されていた場合にはステップST10
に進められ、製氷皿12の反転を禁止するフラグが立てら
れる。次のステップST11では除霜運転が終了したかど
うかの判定がなされ、除霜運転が終了するとステップS
T12に進めて製氷皿12の反転を禁止しているフラグを降
ろし、ステップST13に進める。ステップST13ではタ
イマーを強制的にリセットしてステップST2にリター
ンさせ、一連の製氷作業を再開させる。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように制御される自動製
氷装置を備えた電気冷蔵庫であるならば、製氷運転と除
霜運転とが重なり、かつ、製氷皿に取付けられている温
度センサ側に異常があって、製氷が完了していないのに
も係わらず、温度センサによって得られる検出値が実際
の温度よりも低くなってしまったような場合に、製氷時
間が延長されるようになっているので製氷されずに残っ
た製氷皿の水がストッカに注がれてしまうような事故は
解消される。なお、このような事故防止はマイクロコン
ピュータのプログラム変更だけで対応できるためコスト
アップの心配も要らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動製氷装置を備えた
電気冷蔵庫の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示すタイムチャートであ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す自動製氷装置の制御フ
ローチャートである。
【符号の説明】
5 蒸発器 11 直流モータ 12 製氷皿 13 温度センサ 14 ストッカ 15 給水タンク 16 給水ポンプ 17 給水管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイマーによりカウントされる自動製氷
    装置の製氷時間が所定時間を経過したかどうかと、温度
    センサにより検出される製氷皿の温度が所定値以下にな
    ったかどうかとにより製氷完了を判定し、これら二つの
    条件を満足すると、前記製氷皿を反転させて離氷動作を
    実行するようにしてなるものにおいて、製氷中に除霜運
    転が開始されたら、前記製氷皿の反転動作を禁止し、除
    霜運転が終了したら、前記製氷時間をカウントしている
    タイマーをリセットしてカウント値を初期値に戻すよう
    制御してなることを特徴とする電気冷蔵庫。
JP10104292A 1992-04-21 1992-04-21 電気冷蔵庫 Pending JPH05296625A (ja)

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