JP2003056966A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/066—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply
- F25D2317/0665—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply from the top
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製氷室への無駄な冷気供給および給水管ヒー
タへの無駄な電力供給を停止する。 【解決手段】 製氷室９の上部に製氷皿22と駆動部23と
からなる製氷機を設け、下部に貯氷箱14を設け、製氷皿
22の上面に冷気を供給するようにしてなる冷気通路の入
口にダンパー36を設けるとともに、貯氷箱14に向けて冷
気を供給する冷気吹出口35を設け、製氷中以外はダンパ
ー36を「閉」にして製氷皿22への無駄な冷気供給を停止
するとともに、給水管ヒータ21への電力供給を停止す
る。
タへの無駄な電力供給を停止する。 【解決手段】 製氷室９の上部に製氷皿22と駆動部23と
からなる製氷機を設け、下部に貯氷箱14を設け、製氷皿
22の上面に冷気を供給するようにしてなる冷気通路の入
口にダンパー36を設けるとともに、貯氷箱14に向けて冷
気を供給する冷気吹出口35を設け、製氷中以外はダンパ
ー36を「閉」にして製氷皿22への無駄な冷気供給を停止
するとともに、給水管ヒータ21への電力供給を停止す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動製氷装置を備え
た冷蔵庫に係わり、詳しくは、製氷皿への無駄な冷気供
給を無くすための構成と、製氷皿に製氷用水を導く給水
管の凍結防止ヒータへの電力供給量を減らすための制御
に関する。
た冷蔵庫に係わり、詳しくは、製氷皿への無駄な冷気供
給を無くすための構成と、製氷皿に製氷用水を導く給水
管の凍結防止ヒータへの電力供給量を減らすための制御
に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫には、製氷室に設けられた製氷皿
に自動給水し、製氷を繰り返すことのできる自動製氷装
置を備えたものがある。製氷用水は冷蔵室に配置した給
水タンクに貯蔵しておき、冷蔵室が製氷室よりも低位置
に設けられているものでは、給水タンクの水を給水ポン
プにより一定量をポンプアップして製氷皿に給水し、ま
た、冷蔵室が製氷室よりも高位置に設けられているもの
では、製氷室に近い冷蔵室の下部一側に給水タンク室を
設け、この給水タンク室に、製氷一回分の水を計量して
製氷皿に給水できる計量カップ等を備えた給水タンク
（給水装置）を設けた構成になっている。
に自動給水し、製氷を繰り返すことのできる自動製氷装
置を備えたものがある。製氷用水は冷蔵室に配置した給
水タンクに貯蔵しておき、冷蔵室が製氷室よりも低位置
に設けられているものでは、給水タンクの水を給水ポン
プにより一定量をポンプアップして製氷皿に給水し、ま
た、冷蔵室が製氷室よりも高位置に設けられているもの
では、製氷室に近い冷蔵室の下部一側に給水タンク室を
設け、この給水タンク室に、製氷一回分の水を計量して
製氷皿に給水できる計量カップ等を備えた給水タンク
（給水装置）を設けた構成になっている。
【０００３】製氷が完了したかどうかは例えば予めマイ
クロコンピュータに設定した製氷一回当たりの時間と、
温度センサにより検出される製氷皿の温度が予め設定さ
れている値以下になったかどうかとにより判定するよう
になっている。そして、この二つの条件を満足すると、
マイクロコンピュータは自動製氷装置（製氷機）の駆動
部を制御して製氷皿を反転させるとともに、同製氷皿に
ひねりの力を与えて離氷させ、その氷は下部の貯氷箱に
貯蔵する。その後、空になった製氷皿を元の状態に戻し
て再度給水タンク内の水を給水することを繰り返すよう
に制御している。また、貯氷箱に氷が一杯になったかど
うかは前記駆動部に設けられている氷検出手段を所定時
間毎に繰り返し動作させて検出するようになっている。
クロコンピュータに設定した製氷一回当たりの時間と、
温度センサにより検出される製氷皿の温度が予め設定さ
れている値以下になったかどうかとにより判定するよう
になっている。そして、この二つの条件を満足すると、
マイクロコンピュータは自動製氷装置（製氷機）の駆動
部を制御して製氷皿を反転させるとともに、同製氷皿に
ひねりの力を与えて離氷させ、その氷は下部の貯氷箱に
貯蔵する。その後、空になった製氷皿を元の状態に戻し
て再度給水タンク内の水を給水することを繰り返すよう
に制御している。また、貯氷箱に氷が一杯になったかど
うかは前記駆動部に設けられている氷検出手段を所定時
間毎に繰り返し動作させて検出するようになっている。
【０００４】図６は製氷皿22と駆動部23とからなる製氷
機と、貯氷箱14とを備えた製氷室９と、同製氷室９に冷
気を供給する冷気通路の概略構成を示したもので、冷却
器28で生成された冷気は冷気強制循環用の送風ファン29
により、矢印で示すように、冷気生成室27から冷気通路
30に送出され、製氷機（製氷皿22）後方の冷気吹出口31
と製氷室９の天井側に設けられた冷気吹出口32とから製
氷皿22の上面に向けて供給され、戻りの冷気は製氷室９
背面下部の冷気戻し口33から冷気通路34を介して冷気生
成室27の下部に戻すようになっている。また、製氷皿22
に製氷用水を導く給水管20の周囲には同給水管20の凍結
を防止する給水管ヒータ21が設けられている。
機と、貯氷箱14とを備えた製氷室９と、同製氷室９に冷
気を供給する冷気通路の概略構成を示したもので、冷却
器28で生成された冷気は冷気強制循環用の送風ファン29
により、矢印で示すように、冷気生成室27から冷気通路
30に送出され、製氷機（製氷皿22）後方の冷気吹出口31
と製氷室９の天井側に設けられた冷気吹出口32とから製
氷皿22の上面に向けて供給され、戻りの冷気は製氷室９
背面下部の冷気戻し口33から冷気通路34を介して冷気生
成室27の下部に戻すようになっている。また、製氷皿22
に製氷用水を導く給水管20の周囲には同給水管20の凍結
を防止する給水管ヒータ21が設けられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の冷蔵
庫においては、製氷を必要としない場合でも製氷皿22に
向けて冷気が吹き出され、無駄になっている。また、給
水管ヒータ21は常時通電されており、電力が無駄に消費
されているという問題があった。したがって、本発明に
おいては、これらの無駄を無くすようにした冷蔵庫を提
供することを目的としている。
庫においては、製氷を必要としない場合でも製氷皿22に
向けて冷気が吹き出され、無駄になっている。また、給
水管ヒータ21は常時通電されており、電力が無駄に消費
されているという問題があった。したがって、本発明に
おいては、これらの無駄を無くすようにした冷蔵庫を提
供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、製氷室の上部に製氷
皿と、同製氷皿を反転させて離氷作業を行う駆動部とか
らなる製氷機を設け、下部に製氷皿より離脱した氷を貯
える貯氷箱を設ける一方、冷蔵室に前記製氷皿への給水
を行う給水装置を設けてなる自動製氷装置を備え、前記
製氷室への冷気を同製氷室の後方上部に設けられた冷気
吹出口または同冷気吹出口と前記製氷室の天井に設けら
れた冷気吹出口とから前記製氷皿の上部に供給するよう
にしてなる冷蔵庫において、前記冷気吹出口にダンパー
を設けるとともに、前記製氷室の後方に前記貯氷箱に向
けて開口したもう一つの冷気吹出口を新たに設け、前記
ダンパーを製氷中のみ開放するようにしてなる構成とす
る。
決するためになされたものであり、製氷室の上部に製氷
皿と、同製氷皿を反転させて離氷作業を行う駆動部とか
らなる製氷機を設け、下部に製氷皿より離脱した氷を貯
える貯氷箱を設ける一方、冷蔵室に前記製氷皿への給水
を行う給水装置を設けてなる自動製氷装置を備え、前記
製氷室への冷気を同製氷室の後方上部に設けられた冷気
吹出口または同冷気吹出口と前記製氷室の天井に設けら
れた冷気吹出口とから前記製氷皿の上部に供給するよう
にしてなる冷蔵庫において、前記冷気吹出口にダンパー
を設けるとともに、前記製氷室の後方に前記貯氷箱に向
けて開口したもう一つの冷気吹出口を新たに設け、前記
ダンパーを製氷中のみ開放するようにしてなる構成とす
る。
【０００７】また、開閉自在に枢支してなる扉の正面
に、一時製氷停止モードの操作機能を備えた操作部を有
し、一時製氷停止モードの操作が行われた場合、その所
定時間が経過するか、または、一時製氷停止モードの解
除操作がなされるまで前記ダンパーを閉じるようにして
なる構成とする。
に、一時製氷停止モードの操作機能を備えた操作部を有
し、一時製氷停止モードの操作が行われた場合、その所
定時間が経過するか、または、一時製氷停止モードの解
除操作がなされるまで前記ダンパーを閉じるようにして
なる構成とする。
【０００８】また、開閉自在に枢支してなる扉の正面
に、製氷停止モードの操作機能を備えた操作部を有し、
製氷停止モードの操作が行われた場合、製氷停止の解除
操作がなされるまで前記ダンパーを閉じるようにしてな
る構成とする。
に、製氷停止モードの操作機能を備えた操作部を有し、
製氷停止モードの操作が行われた場合、製氷停止の解除
操作がなされるまで前記ダンパーを閉じるようにしてな
る構成とする。
【０００９】前記一時製氷停止モードおよび、または製
氷停止モードの操作が行われた場合、前記給水装置の給
水管の凍結を防止する給水管ヒータへの電力供給を停止
するようにしてなる構成とする。
氷停止モードの操作が行われた場合、前記給水装置の給
水管の凍結を防止する給水管ヒータへの電力供給を停止
するようにしてなる構成とする。
【００１０】また、前記製氷皿が空のとき、前記ダンパ
ーを閉じるようにしてなる構成とする。
ーを閉じるようにしてなる構成とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
〜図５に基づいて説明する。図１は自動製氷装置を備え
た冷蔵庫の庫内と、扉の一部を正面から示したもので、
１は外箱２と内箱３間に断熱材を充填してなる断熱箱体
である。この断熱箱体１の内部すなわち内箱３の内部は
複数の仕切体４、５、６により上から順に冷蔵室７と、
区画壁８により左右に区画した製氷室９・切替室10と、
冷凍室11と、野菜室12とに区画形成され、製氷室９の上
部には製氷機13、下部には出し入れできる貯氷箱14が設
けられ、また、冷蔵室７の下部一側に製氷用水を貯えた
給水タンク（給水装置）15を収容する給水タンク室16を
設け、他側にチルド室17を設けた構成になっており、冷
蔵室７の前面には「一時製氷停止」、「製氷停止」、
「製氷停止解除」等の操作機能を備えた操作部18を有
し、上下一側を開閉自在に枢支した扉19が設けられてい
る。また、給水タンク15内の水を製氷機13の製氷皿に導
く給水管20の周囲には同給水管20の凍結を防止する給水
管ヒータ21が設けられている。
〜図５に基づいて説明する。図１は自動製氷装置を備え
た冷蔵庫の庫内と、扉の一部を正面から示したもので、
１は外箱２と内箱３間に断熱材を充填してなる断熱箱体
である。この断熱箱体１の内部すなわち内箱３の内部は
複数の仕切体４、５、６により上から順に冷蔵室７と、
区画壁８により左右に区画した製氷室９・切替室10と、
冷凍室11と、野菜室12とに区画形成され、製氷室９の上
部には製氷機13、下部には出し入れできる貯氷箱14が設
けられ、また、冷蔵室７の下部一側に製氷用水を貯えた
給水タンク（給水装置）15を収容する給水タンク室16を
設け、他側にチルド室17を設けた構成になっており、冷
蔵室７の前面には「一時製氷停止」、「製氷停止」、
「製氷停止解除」等の操作機能を備えた操作部18を有
し、上下一側を開閉自在に枢支した扉19が設けられてい
る。また、給水タンク15内の水を製氷機13の製氷皿に導
く給水管20の周囲には同給水管20の凍結を防止する給水
管ヒータ21が設けられている。
【００１２】図２は本発明に係わる製氷室９および同製
氷室９への冷気の供給に関する第１の実施の形態を側面
から示したもので、製氷室９の上部中央に位置する製氷
皿22はその前方に位置する駆動部23側と、後方の支持体
24とに回動可能に軸支された製氷皿受25に支持されてい
て、底部には製氷皿22の温度を検出する温度センサ26を
備えており、製氷が完了したかどうかは予めマイクロコ
ンピュータに設定した製氷一回当たりの時間と、温度セ
ンサ26により検出される製氷皿22の温度が予め設定され
ている値以下になったかどうかとにより判定するように
なっている。
氷室９への冷気の供給に関する第１の実施の形態を側面
から示したもので、製氷室９の上部中央に位置する製氷
皿22はその前方に位置する駆動部23側と、後方の支持体
24とに回動可能に軸支された製氷皿受25に支持されてい
て、底部には製氷皿22の温度を検出する温度センサ26を
備えており、製氷が完了したかどうかは予めマイクロコ
ンピュータに設定した製氷一回当たりの時間と、温度セ
ンサ26により検出される製氷皿22の温度が予め設定され
ている値以下になったかどうかとにより判定するように
なっている。
【００１３】そして、この二つの条件を満足すると、マ
イクロコンピュータは駆動部23に設けられたモータを制
御して製氷皿受25と共に製氷皿22を反転させ、この製氷
皿22にひねりの力を与えて離氷させ、その氷を下部の貯
氷箱17に貯える。その後、空になった製氷皿22を元の状
態に戻して再度給水タンク15内の水を給水することを繰
り返すように制御している。また、貯氷箱に氷が一杯に
なったかどうかは駆動部23に設けられている氷検出手段
（図示せず）を所定時間毎に繰り返し動作させて検出す
るようになっている。
イクロコンピュータは駆動部23に設けられたモータを制
御して製氷皿受25と共に製氷皿22を反転させ、この製氷
皿22にひねりの力を与えて離氷させ、その氷を下部の貯
氷箱17に貯える。その後、空になった製氷皿22を元の状
態に戻して再度給水タンク15内の水を給水することを繰
り返すように制御している。また、貯氷箱に氷が一杯に
なったかどうかは駆動部23に設けられている氷検出手段
（図示せず）を所定時間毎に繰り返し動作させて検出す
るようになっている。
【００１４】次に、製氷室９への冷気の供給について説
明する。製氷室９の下部背後から冷凍室11の下部背後に
かけては冷気生成室27が形成されており、この冷気生成
室27には下部に冷却器28が配置され、上部に同冷却器28
により生成された冷気を製氷室９その他に向けて送出循
環させる送風ファン29が設けられている。
明する。製氷室９の下部背後から冷凍室11の下部背後に
かけては冷気生成室27が形成されており、この冷気生成
室27には下部に冷却器28が配置され、上部に同冷却器28
により生成された冷気を製氷室９その他に向けて送出循
環させる送風ファン29が設けられている。
【００１５】製氷室９への冷気は矢印で示すように、冷
気生成室27から前方の冷気通路（冷気送りダクト）30に
送出され、製氷機13（製氷皿22）後方の冷気吹出口31と
製氷室９の天井側に設けられた冷気吹出口32とから製氷
皿22の上面に向けて供給し、戻りの冷気は製氷室９背面
下部の冷気戻し口33から冷気通路（冷気戻しダクト）34
を介して冷気生成室27の下部に戻すようになっている
が、本発明においては、製氷室９の後方に、貯氷箱14の
上面に向けて開口したもう一つの冷気吹出口35を設ける
とともに、製氷皿22の上面に冷気を供給する冷気通路の
入口に同入口を開閉するダンパー36を設け、同ダンパー
36を製氷中のみ開放するようにしたことが特徴となって
いる。
気生成室27から前方の冷気通路（冷気送りダクト）30に
送出され、製氷機13（製氷皿22）後方の冷気吹出口31と
製氷室９の天井側に設けられた冷気吹出口32とから製氷
皿22の上面に向けて供給し、戻りの冷気は製氷室９背面
下部の冷気戻し口33から冷気通路（冷気戻しダクト）34
を介して冷気生成室27の下部に戻すようになっている
が、本発明においては、製氷室９の後方に、貯氷箱14の
上面に向けて開口したもう一つの冷気吹出口35を設ける
とともに、製氷皿22の上面に冷気を供給する冷気通路の
入口に同入口を開閉するダンパー36を設け、同ダンパー
36を製氷中のみ開放するようにしたことが特徴となって
いる。
【００１６】また、扉19の正面に設けられた操作部18で
「一時製氷停止」の操作が行われた場合、予め設定され
ている一時製氷停止の時間が経過するか、または、「一
時製氷停止」の解除操作がなされるまでダンパー36を閉
じたままにするとともに、給水管ヒータ21への電力供給
を停止するようになっている。
「一時製氷停止」の操作が行われた場合、予め設定され
ている一時製氷停止の時間が経過するか、または、「一
時製氷停止」の解除操作がなされるまでダンパー36を閉
じたままにするとともに、給水管ヒータ21への電力供給
を停止するようになっている。
【００１７】図４はその制御動作の一例を示したもの
で、「一時製氷停止」の操作が行われると、先ずステッ
プＳＴ１でタイマーをスタートさせた後、ステップＳＴ
２で給水管ヒータ21への電力供給を停止し、ステップＳ
Ｔ３でダンパー36を「閉」にして製氷皿22上面への冷気
供給を停止する。ステップＳＴ４では製氷停止から所定
時間が経過したかどうかを判定し、また、ステップＳＴ
５では一時製氷停止が解除されたかどうかを判定し、所
定時間が経過したとき、または一時製氷停止が解除され
たときにはステップＳＴ６に進めて給水管ヒータ21への
電力供給を再開するとともに、ダンパー36を「開」にし
て製氷皿22上面への冷気供給を再開し、以後通常の制御
動作に戻すようになっている。
で、「一時製氷停止」の操作が行われると、先ずステッ
プＳＴ１でタイマーをスタートさせた後、ステップＳＴ
２で給水管ヒータ21への電力供給を停止し、ステップＳ
Ｔ３でダンパー36を「閉」にして製氷皿22上面への冷気
供給を停止する。ステップＳＴ４では製氷停止から所定
時間が経過したかどうかを判定し、また、ステップＳＴ
５では一時製氷停止が解除されたかどうかを判定し、所
定時間が経過したとき、または一時製氷停止が解除され
たときにはステップＳＴ６に進めて給水管ヒータ21への
電力供給を再開するとともに、ダンパー36を「開」にし
て製氷皿22上面への冷気供給を再開し、以後通常の制御
動作に戻すようになっている。
【００１８】また、扉19正面の操作部18で「製氷停止」
の操作が行われた場合には、図５に示すように、ステッ
プＳＴ１で給水管ヒータ21への電力供給を停止し、ステ
ップＳＴ２でダンパー36を「閉」にして製氷皿22上面へ
の冷気供給を停止する。ステップＳＴ３では「製氷停
止」が解除されたかどうかを判定し、解除された場合に
はステップＳＴ４に進めて給水管ヒータ21への電力供給
を再開するとともに、ダンパー36を「開」にして製氷皿
22上面への冷気供給を再開し、以後通常の制御動作に戻
すようになっている。
の操作が行われた場合には、図５に示すように、ステッ
プＳＴ１で給水管ヒータ21への電力供給を停止し、ステ
ップＳＴ２でダンパー36を「閉」にして製氷皿22上面へ
の冷気供給を停止する。ステップＳＴ３では「製氷停
止」が解除されたかどうかを判定し、解除された場合に
はステップＳＴ４に進めて給水管ヒータ21への電力供給
を再開するとともに、ダンパー36を「開」にして製氷皿
22上面への冷気供給を再開し、以後通常の制御動作に戻
すようになっている。
【００１９】また、給水タンク15への水の補給忘れや給
水装置の故障等により、製氷皿22への給水が出来なくな
り、製氷皿22が空のときはダンパー36を「閉」にして製
氷皿22上面への冷気供給を停止するようになっている。
なお、製氷皿22が空であるかどうかは、離氷動作を終
え、製氷皿22が元の位置に戻った後、温度センサ26によ
って検出される製氷皿22の温度で判定することが可能で
あり、例えば給水タンク15から製氷皿22に給水される水
温は３℃前後であるため給水がなされた場合には製氷皿
22の温度が一時的に上昇することになり、その時点の温
度を検出することで製氷皿22への給水がなされたかどう
かを判定できるわけである。
水装置の故障等により、製氷皿22への給水が出来なくな
り、製氷皿22が空のときはダンパー36を「閉」にして製
氷皿22上面への冷気供給を停止するようになっている。
なお、製氷皿22が空であるかどうかは、離氷動作を終
え、製氷皿22が元の位置に戻った後、温度センサ26によ
って検出される製氷皿22の温度で判定することが可能で
あり、例えば給水タンク15から製氷皿22に給水される水
温は３℃前後であるため給水がなされた場合には製氷皿
22の温度が一時的に上昇することになり、その時点の温
度を検出することで製氷皿22への給水がなされたかどう
かを判定できるわけである。
【００２０】図３は本発明の第２の実施の形態を示した
もので、以上説明した第１の実施の形態との違いは製氷
室９の天井に冷気吹出口32が設けられているかどうかだ
けである。
もので、以上説明した第１の実施の形態との違いは製氷
室９の天井に冷気吹出口32が設けられているかどうかだ
けである。
【００２１】
【発明の効果】以上、説明したような製氷室であるなら
ば、製氷中は製氷皿に向けての冷気供給と貯氷箱に向け
ての冷気供給が同時に行われて製氷時間の短縮が図れ、
製氷中以外は製氷皿への冷気供給が停止されるととも
に、給水管ヒータへの電力供給が停止され、貯氷箱内の
氷の保冷に必要なだけの冷気供給となるため、無駄な冷
却運転がなくなるとともに消費電力の低減が図れること
になる。
ば、製氷中は製氷皿に向けての冷気供給と貯氷箱に向け
ての冷気供給が同時に行われて製氷時間の短縮が図れ、
製氷中以外は製氷皿への冷気供給が停止されるととも
に、給水管ヒータへの電力供給が停止され、貯氷箱内の
氷の保冷に必要なだけの冷気供給となるため、無駄な冷
却運転がなくなるとともに消費電力の低減が図れること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す冷蔵庫の正面図であ
る。
る。
【図２】本発明の第１の実施の形態を示す製氷室の側面
図である。
図である。
【図３】本発明の第２の実施の形態を示す製氷室の側面
図である。
図である。
【図４】本発明による第１の制御動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図５】本発明による第２の制御動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図６】従来例を示す製氷室の側面図である。
９ 製氷室
13 製氷機
14 貯氷箱
15 給水タンク
16 給水タンク室
18 操作部
20 給水管
21 給水管ヒータ
22 製氷皿
23 駆動部
24 支持部
25 製氷皿受
26 温度センサ
30 冷気通路（冷気送りダクト）
31、32、35 冷気吹出口
33 冷気戻し口
34 冷気通路（冷気戻しダクト）
36ダンパー
Claims (5)
- 【請求項１】 製氷室の上部に製氷皿と、同製氷皿を反
転させて離氷作業を行う駆動部とからなる製氷機を設
け、下部に製氷皿より離脱した氷を貯える貯氷箱を設け
る一方、冷蔵室に前記製氷皿への給水を行う給水装置を
設けてなる自動製氷装置を備え、前記製氷室への冷気を
同製氷室の後方上部に設けられた冷気吹出口または同冷
気吹出口と前記製氷室の天井に設けられた冷気吹出口と
から前記製氷皿の上部に供給するようにしてなる冷蔵庫
において、 前記冷気吹出口にダンパーを設けるとともに、前記製氷
室の後方に前記貯氷箱に向けて開口したもう一つの冷気
吹出口を新たに設け、前記ダンパーを製氷中のみ開放す
るようにしてなることを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】 開閉自在に枢支してなる扉の正面に、一
時製氷停止モードの操作機能を備えた操作部を有し、一
時製氷停止モードの操作が行われた場合、その所定時間
が経過するか、または、一時製氷停止モードの解除操作
がなされるまで前記ダンパーを閉じるようにしてなる請
求項１記載の冷蔵庫。 - 【請求項３】 開閉自在に枢支してなる扉の正面に、製
氷停止モードの操作機能を備えた操作部を有し、製氷停
止モードの操作が行われた場合、製氷停止の解除操作が
なされるまで前記ダンパーを閉じるようにしてなる請求
項１記載の冷蔵庫。 - 【請求項４】 前記一時製氷停止モードおよび、または
製氷停止モードの操作が行われた場合、前記給水装置の
給水管の凍結を防止する給水管ヒータへの電力供給を停
止するようにしてなる請求項２または３記載の冷蔵庫。 - 【請求項５】 前記製氷皿が空のとき、前記ダンパーを
閉じるようにしてなる請求項１、２または３記載の冷蔵
庫。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001248510A JP2003056966A (ja) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | 冷蔵庫 |
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|---|---|---|---|
| JP2001248510A JP2003056966A (ja) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | 冷蔵庫 |
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|---|---|
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