JP2023038035A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2023038035A
JP2023038035A JP2021144924A JP2021144924A JP2023038035A JP 2023038035 A JP2023038035 A JP 2023038035A JP 2021144924 A JP2021144924 A JP 2021144924A JP 2021144924 A JP2021144924 A JP 2021144924A JP 2023038035 A JP2023038035 A JP 2023038035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
making
water
container
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021144924A
Other languages
English (en)
Inventor
大謹 小林
Tomochika Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lifestyle Products and Services Corp filed Critical Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority to JP2021144924A priority Critical patent/JP2023038035A/ja
Publication of JP2023038035A publication Critical patent/JP2023038035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

Figure 2023038035000001
【課題】消費電力の増加を抑えつつ製氷時間を短縮することができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】
本発明の冷蔵庫1は、製氷室8と、製氷室8に冷気を供給する冷却装置と、製氷室8内で製氷を行う製氷容器41と、製氷用水を貯水する貯水タンク30と、貯水タンク30の製氷用水を製氷容器41へ給水する給水装置31とを備える冷蔵庫1において、製氷容器41は、製氷用水を貯める内容器45と、内容器45と隙間をあけて外側から覆う外容器46と、内容器45と外容器46との間に設けられた蓄冷剤47とを備え、給水装置31は、製氷用水を複数N回に分けて製氷容器41に給水する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は冷蔵庫に関する。
家庭用冷蔵庫の製氷室に組込まれる自動製氷装置においては、製氷皿に給水を行い、製氷完了を検出すると、製氷皿を上下反転させて離氷させるといった動作を自動で繰返すように構成されている。
夏場などに氷を短時間で作製することが求められる場合がある。これに対して、製氷室に供給する冷気を低温化したり、冷気量を増加したりすることで、製氷時間の短縮が図られている。しかし、製氷室に供給する冷気を低温化したり、冷気量を増加したりすると、消費電力が増加する。
特開2008-275276号公報
そこで本発明では、消費電力の増加を抑えつつ製氷時間を短縮することができる冷蔵庫を提供することを課題とする。
実施形態の冷蔵庫は、製氷室と、前記製氷室に冷気を供給する冷却装置と、前記製氷室内で製氷を行う製氷容器と、製氷用水を貯水する貯水タンクと、前記貯水タンクの前記製氷用水を前記製氷容器へ給水する給水装置とを備える冷蔵庫において、前記製氷容器は、前記製氷用水を貯める内容器と、前記内容器と隙間をあけて外側から覆う外容器と、前記内容器と前記外容器との間に設けられた蓄冷剤とを備え、前記給水装置は、前記製氷用水を複数回に分けて前記製氷容器に給水するものである。
実施形態の冷蔵庫の断面図 実施形態の冷蔵庫のブロック図 実施形態の冷蔵庫における製氷容器の断面図 実施形態の冷蔵庫における製氷容器の平面図 実施形態の冷蔵庫における製氷制御のフロー図
実施形態について図面に基づき説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、発明の範囲はこれに限定されない。以下の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。以下の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
以下の説明において、冷蔵庫の利用者が立つ方を前、その反対を後ろとする。また上下左右とは、冷蔵庫の前に立った利用者から見た上下左右のことである。また平面視とは冷蔵庫を上から見ることである。
(1)冷蔵庫1の全体構成及び制御
図1に実施形態の冷蔵庫1を示す。冷蔵庫1は、前面に開口する冷蔵庫本体2を備える。冷蔵庫本体2は、鋼板製の外箱3と合成樹脂製の内箱4との間に形成された断熱空間5に真空断熱材や発泡断熱材等の断熱材を有して構成されている。冷蔵庫本体2は内箱4の内部に複数の貯蔵空間が設けられており、具体的には、上段から順に、冷蔵室6、野菜室7が設けられ、その下方に製氷室8と小冷凍室(不図示)が左右に並べて設けられ、これらの下方に冷凍室10が設けられている。
冷蔵室6及び野菜室7は、いずれも冷蔵温度帯(例えば、1~4℃)に冷却される貯蔵室であり、それらの間は、合成樹脂製の仕切板11により上下に仕切られている。仕切板11と最下段の棚板12とで上下に仕切られた空間は、不図示の縦仕切壁によって冷蔵庫幅方向に区画され、幅方向一方側の空間に貯水タンク30及び給水装置31が設けられ、幅方向他方側の空間に収納容器(不図示)が収納されている。
貯水タンク30は、上面に開口する容器本体30aと、容器本体30aの上面開口を閉塞する蓋体30bとを備える。貯水タンク30は、容器本体30aに給水装置31を介して製氷容器41へ給水するための水(製氷用水)を貯水する。
給水装置31は、貯水タンク30に設けられた給水ポンプ32と、水受ケース33と、水受ケース33と製氷室8に設けられた製氷装置40とを配管接続する給水管34とを備える。給水装置31は、給水ポンプ32が貯水タンク30に貯水された製氷用水をくみ上げて水受ケース33へ吐出する。給水ポンプ32から吐出された製氷用水は、水受ケース33によって受け止められた後、給水管34を通って製氷装置40へ流れ込み、製氷容器41に給水される。
製氷室8、小冷凍室及び冷凍室10は、いずれも冷凍温度帯(例えば、-10~-20℃)に冷却される貯蔵室である。製氷室8には、製氷容器41と離氷装置43と温度検出部44等を含む製氷装置40と、製氷装置40で作製した氷を貯めておく貯氷箱9とが設置されている。
冷蔵庫本体2の冷蔵温度帯の貯蔵室(冷蔵室6及び野菜室7)の奥部には、冷蔵温度帯の貯蔵室を冷却するための冷蔵冷却器20が設けられている。冷蔵冷却器20の上方には冷蔵冷却器20で生成された冷気を、冷蔵室6及び野菜室7に送風する冷蔵ファン21が設けられている。
冷蔵庫本体2の冷凍温度帯の貯蔵室(製氷室8、小冷凍室及び冷凍室10)の奥部には、冷凍温度帯の貯蔵室を冷却するための冷凍冷却器22が設けられている。冷凍冷却器22の上方には冷凍冷却器22で生成された冷気を、製氷室8、小冷凍室及び冷凍室10に送風する冷凍ファン23が設けられている。つまり、冷凍冷却器22及び冷凍ファン23が、製氷室8、小冷凍室及び冷凍室10を冷却する冷却装置を構成する。
冷蔵冷却器20及び冷凍冷却器22は、冷蔵庫本体2の背面下部に形成された機械室24に収納された圧縮機25や凝縮器(不図示)や切替弁26(図2参照)とともに冷凍サイクルを構成する。冷蔵冷却器20及び冷凍冷却器22は、切替弁26で冷媒流路を切り替えることにより圧縮機25から吐出された冷媒が交互に供給されることで冷却される。
冷蔵冷却器20は冷媒が供給されると冷蔵冷却器20の周囲の空気を冷却して冷気を生成する。冷蔵冷却器20が生成した冷気は、冷蔵ファン21によって冷蔵室6及び野菜室7へ送風される。これによって、冷蔵室6に設けられた庫内温度センサの検出温度が所定温度範囲を維持するように、冷蔵室6及び野菜室7が所定の温度に冷却される。
また、冷凍冷却器22は冷媒が供給されると冷凍冷却器22の周囲の空気を冷却して冷気を生成する。冷凍冷却器22が生成した冷気は、冷凍ファン23によって製氷室8、小冷凍室及び冷凍室10へ送風される。これによって、冷凍室10に設けられた庫内温度センサの検出温度が所定温度範囲を維持するように、製氷室8、小冷凍室及び冷凍室10が冷却される。
図1に示すように、冷蔵室6の前面に設けられた扉6aには操作パネル14が設けられている。操作パネル14は、利用者が冷蔵庫1の操作をするための操作装置である。操作パネル14には、各貯蔵室の冷却温度の設定や、通常の製氷モード(第1製氷モード)より短時間で製氷を終了する急速製氷モード(第2製氷モード)の設定等の各種設定を行うボタンがある。利用者は、ボタンを操作することにより、各種設定を行うことを冷蔵庫1に指示をすることができる。
冷蔵庫本体2の外側、例えば、冷蔵庫本体2の天井壁の上面後部には、冷蔵庫1を制御するマイコン等を実装した制御基板からなる制御部28が設けられている。制御部28は、図2に示すように、操作パネル14、冷蔵ファン21、冷凍ファン23、圧縮機25、切替弁26、給水ポンプ32、離氷装置43、及び温度検出部44等が接続されており、予めメモリに記憶された制御プログラムに基づいて冷蔵庫1の動作全般を制御する。
(2)製氷装置40
製氷装置40は、製氷用水を小分けに保持して製氷室8内で製氷を行う製氷容器41と、製氷容器41に製氷用水を注水する注水パイプ42と、製氷容器41を捻り離氷する離氷装置43と、製氷容器41の温度を検出する温度検出部44(図2参照)とを備える。
製氷容器41は、図3及ぶ図4に示すように、変形可能な矩形容器であり、内容器45と、外容器46と、蓄冷剤47とを備える。
内容器45は、複数の凹形状の製氷ブロック48に区画形成され、製氷用水を小分けに貯めておき所定形状の氷を成形する。具体的には、内容器45は、冷蔵庫1の前後方向に沿って複数個の製氷ブロック48が一列に連なって製氷ブロック列49をなし、左右方向に製氷ブロック列49が2列設けられている。
外容器46は、内容器45と隙間をあけて外側(下方)から覆い、内容器45との間に蓄冷剤47を充填する空間Sを形成する。
なお、内容器45及び外容器46は、合成樹脂製の容器であっても良いが、アルミニウムや銅などの金属のような合成樹脂材より熱伝導率の高い材料で形成された容器であっても良い。
蓄冷剤47は、水や無機塩や食品添加物等を混合した混合物からなり、これらの混合比率を調整して融点が、0度以下に設定されることが好ましく、冷凍冷却器22で生成される冷気の温度より高い温度に設定されていることが好ましい。本実施形態では、例えば、蓄冷剤47の融点は、-5℃に設定されている。
注水パイプ42は、製氷容器41の上方に間隔をあけて配置された冷蔵庫1の前後方向に延びる管状体からなる。注水パイプ42は、2列の製氷ブロック列49の間に配置された主管部42aと、主管部42aから複数の製氷ブロック48のそれぞれの上方へ延びる複数の枝管部42bとを備える。複数の枝管部42bの下面には、製氷ブロック48と上下に対向するように注水口50が設けられている。つまり、複数の製氷ブロック48に対応するように複数の注水口50が製氷容器41の上方の異なる箇所に設けられている。
このような注水パイプ42は、給水装置31の給水管34が接続され、製氷用水が給水装置31から供給されると、複数の注水口50から製氷用水を各製氷ブロック48に給水する。
離氷装置43は、製氷容器41の後端部に接続された回転軸51を軸回りに回動させる離氷モータ52を備える。離氷モータ52は、製氷容器41の開口部が上方に向いた水平状態から回転軸51を介して回転軸51の軸回りに製氷容器41を回動させ、製氷容器41から前方へ突出する突片54を不図示の当接部に当接させた後、更に製氷容器41を回動させることで、製氷容器41に捻り応力を付与して製氷容器41に製氷された氷を離氷する離氷操作を行う。
また、離氷装置43には、貯氷箱9に蓄積された氷の貯氷量を検知する検知レバー53を備える。検知レバー53は、製氷容器41と貯氷箱9との間に配置され、貯氷箱9内を上下に揺動し貯氷箱9に蓄積された氷と接触することで貯氷量を検知する。
(3)製氷制御
次に本実施形態の冷蔵庫1における製氷制御を図5に基づいて説明する。
制御部28は、製氷開始条件が満たされると、製氷制御を開始する。製氷開始条件は限定されない。例えば、検知レバー53において貯氷箱9に蓄積された氷が所定量以下であることが検知されるとともに、前回の製氷容器41への給水時から一定時間が経過した時や、離氷装置43が製氷容器41から離氷した時や、利用者が急速製氷モードの設定を操作パネル14から指示した時等に、制御部70は製氷開始条件が満たされたと判断する。
制御部28は、製氷制御を開始すると、急速製氷モードが設定されているか否かを判断する(ステップS1)。急速製氷モードが設定されていない場合(ステップS1のNo)、制御部28は、ステップS2へ進み通常の製氷モードを実行する。
通常の製氷モードでは、給水装置31が所定の第1水量V1の製氷用水を製氷容器41へ一度に給水する(ステップS2)。なお、制御部28は、給水ポンプ32の駆動時間を調整することで製氷容器41に給水する製氷用水の水量を制御する。
そして、給水装置31が第1水量V1の製氷用水を給水した後、温度検出部44によって検出される検出温度Tが所定温度T1(例えば、-5℃)以下の場合(ステップS3のYes)、制御部28は、製氷容器41において氷が完成していると判断し、離氷装置43を駆動させて製氷容器41に捻り応力を付与して離氷操作を行い(ステップS4)、製氷制御を終了する。なお、温度検出部44の検出温度Tが所定温度T1より高い場合(ステップS3のNo)、制御部28は、温度検出部44の検出温度Tが所定温度T1以下になるまで離氷操作を実施せず、製氷容器41内の製氷用水の冷却を継続する。
急速製氷モードでは、給水装置31が所定の第2水量V2の製氷用水を製氷容器41へ複数N(Nは2以上の整数)回に分けて給水する制御を行う。なお、本実施形態においては、第2水量V2は通常の製氷モード時に給水装置31が給水する第1水量V1より少ない水量に設定されている。
具体的には、制御部28は、第2水量V2を整数Nで除した量(V2/N、以下、この水量を分割水量ということもある)の製氷用水を製氷容器41に給水する(ステップS4)。
そして、給水装置31が分割水量V2/Nの製氷用水を給水した後、温度検出部44の検出温度Tが所定温度T2(例えば、-5℃)以下の場合(ステップS5のYes)、制御部28は、製氷容器41へ給水された分割水量の製氷用水が氷になっていると判断してステップS5へ進み、温度検出部44の検出温度Tが所定温度T2より高い場合(ステップS5のNo)、製氷容器41内の製氷用水の冷却を継続する。
そして、制御部28は、ステップS6において、給水装置31が製氷容器41に給水した回数(給水回数)がN回に達しか否か判断する。
給水回数がN回に達していない場合(ステップS6のNo)、制御部28は、ステップS4に戻り、分割水量の製氷用水を製氷容器41に給水する。その後、給水回数がN回に達するまで、製氷容器41内の製氷用水の冷却(ステップS5)と、分割水量の製氷用水の給水(ステップS4)とを繰り返し行う。
給水回数がN回に達した場合(ステップS6のYes)、制御部28は、製氷容器41において氷が完成していると判断し、離氷装置43を駆動させて製氷容器41に捻り応力を付与して離氷操作を行い(ステップS4)、製氷制御を終了する。
なお、本実施形態において、製氷室8の冷却制御は、通常の製氷モード及び急速製氷モードに関わらず、冷凍室10に設けられた庫内温度センサの検出温度などに基づいて実行するが、急速製氷モードの実行中は、通常の製氷モードの実行中に比べて、冷凍ファン23の回転数を高く設定したり、圧縮機25の運転周波数を高くして冷凍冷却器22を低温化したりしてもよい。
(4)効果
以上のような本実施形態の冷蔵庫1では、製氷容器41が蓄冷剤47を有しているため、製氷容器41に給水された製氷用水が、製氷室8内の冷気に加え、蓄冷剤47によって冷却されるため、迅速に製氷することができる。
しかも、本実施形態では、製氷用水を複数回に分けて給水するため、前回給水した分割水量の製氷用水が凍結してから次回の分割水量の製氷用水を給水することができる。液体の水に比べて氷は熱伝導率が高いため、前回給水した製氷用水が凍結してから次回の給水を行うことで、製氷容器41の蓄冷剤47と給水された製氷用水との熱交換が促進され、より早く製氷することができる。
また、製氷容器41に設けられた蓄冷剤47の融点が0℃以下に設定されているため、製氷容器41に給水された製氷用水が、蓄冷剤47の融解熱によって急速に冷却することができる。また、蓄冷剤47の融点が冷凍冷却器22で生成される冷気の温度より高い温度に設定されている場合、冷凍冷却器22で生成される冷気によって蓄冷剤47を凝固させて冷熱を蓄熱させることができる。
また、本実施形態では、急速製氷モード時に1回の製氷を完了するまでに製氷容器41に給水する第2水量V2が、通常の製氷モード時に1回の製氷を完了するまでに製氷容器41が給水する第1水量V1より少ない水量に設定されているため、早く製氷することができる。
また、本実施形態では、製氷用水を製氷容器41に注ぎ込む注水口50が複数箇所に設けられているため、製氷用水を複数回に分けて給水する場合であっても、製氷容器41に製氷用水を均等に給水することができる。
(5)変更例
上記した実施形態は、通常の製氷モード及び急速製氷モードに関わらず、制御部28が、製氷容器41において氷が完成していると判断すると(ステップS3のYes、ステップS6のYes)、直ちに離氷操作を行い、製氷容器41から氷を取り出したが、製氷容器41において氷が完成していると判断してから所定時間待機した後にステップS4へ進み離氷操作を行っても良い。このような場合、次の製氷に備えて蓄冷剤47に冷熱を蓄熱させてから離氷することができる。
また、通常の製氷モードでは、制御部28が、製氷容器41において氷が完成していると判断すると(ステップS3のYes)、その後、所定時間経過してから、ステップS4へ進んで離氷操作を行い、急速製氷モードでは、制御部28が、製氷容器41において氷が完成していると判断すると(ステップS6のYes)、直ちに離氷操作を行ったり、通常の製氷モードより短い時間経過してから離氷操作を行っても良い。このような場合、通常の製氷モード時には、次の製氷に備えて蓄冷剤47に冷熱を蓄熱させてから離氷することができるとともに、急速製氷モード時には、製氷時間を短縮することができる。
また、上記した実施形態では、急速製氷モードにおいて1回の製氷を完了するまでに製氷容器41に給水する第2水量V2を、通常の製氷モードにおいて製氷容器41に給水する第1水量V1より少なく設定したが、第2水量V2を第1水量V1と同量に設定してもよい。
また、上記した実施形態では、通常の製氷モードにおいて製氷用水を製氷容器41に一度に給水したが、通常の製氷モードにおいても製氷用水を複数回に分けて製氷容器41に給水してもよい。その場合、急速製氷モードにおいて製氷用水を給水する回数を、通常の製氷モードにおいて製氷用水を給水する回数より多く設定してもよい。
また、上記した実施形態では、製氷用水を均等に分けて製氷容器41に給水したが、徐々に給水量を増加させたり、減少させたりしてもよい。
1…冷蔵庫、2…冷蔵庫本体、6…冷蔵室、7…野菜室、8…製氷室、9…貯氷箱、10…冷凍室、14…操作パネル、20…冷蔵冷却器、21…冷蔵ファン、22…冷凍冷却器、23…冷凍ファン、28…制御部、30…貯水タンク、31…給水装置、32…給水ポンプ、34…給水管、40…製氷装置、41…製氷容器、42…注水パイプ、43…離氷装置、44…温度検出部、45…内容器、46…外容器、47…蓄冷剤、48…製氷ブロック、49…製氷ブロック列、50…注水口、51…回転軸、52…離氷モータ、53…検知レバー、54…突片

Claims (6)

  1. 製氷室と、前記製氷室に冷気を供給する冷却装置と、前記製氷室内で製氷を行う製氷容器と、製氷用水を貯水する貯水タンクと、前記貯水タンクの前記製氷用水を前記製氷容器へ給水する給水装置とを備える冷蔵庫において、
    前記製氷容器は、前記製氷用水を貯める内容器と、前記内容器と隙間をあけて外側から覆う外容器と、前記内容器と前記外容器との間に設けられた蓄冷剤とを備え、
    前記給水装置は、前記製氷用水を複数回に分けて前記製氷容器に給水する冷蔵庫。
  2. 第1製氷モードと前記第1製氷モードより短時間で製氷を終了する第2製氷モードとを有し、
    前記給水装置は、前記第2製氷モードにおいて前記製氷用水を複数回に分けて前記製氷容器に給水し、前記第1製氷モードにおいて前記製氷用水を前記製氷容器に一度に給水する請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 第1製氷モードと前記第1製氷モードより短時間で製氷を終了する第2製氷モードとを有し、
    前記第2製氷モードは、前記第1製氷モードに比べて1回の製氷を完了するまでに前記給水装置が前記製氷容器に前記製氷用水を給水する給水量が少ない請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 第1製氷モードと前記第1製氷モードより短時間で製氷を終了する第2製氷モードとを有し、
    前記製氷容器から氷を取り出す離氷装置と、前記製氷容器の温度を検出する温度検出部とを備え、
    前記第2製氷モードは、前記温度検出部の検出温度が所定温度以下に達してから前記離氷装置を動作させて前記製氷容器から氷を取り出すまでの時間が、前記第1製氷モードより短い請求項1~3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記蓄冷材の融点が0度以下である請求項1~4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記給水装置は、前記製氷用水を前記製氷容器に注ぐ注水口が、前記製氷容器の上方の異なる複数箇所に設けられている請求項1~5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
JP2021144924A 2021-09-06 2021-09-06 冷蔵庫 Pending JP2023038035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021144924A JP2023038035A (ja) 2021-09-06 2021-09-06 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021144924A JP2023038035A (ja) 2021-09-06 2021-09-06 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023038035A true JP2023038035A (ja) 2023-03-16

Family

ID=85514230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021144924A Pending JP2023038035A (ja) 2021-09-06 2021-09-06 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023038035A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10775087B2 (en) Ice-making tray and refrigerator comprising same
KR20180080021A (ko) 제빙장치, 이를 구비한 냉장고 및 제빙방법
US20090211266A1 (en) Method of controlling ice making assembly for refrigerator
KR101576686B1 (ko) 냉장고의 제어 방법
KR101601653B1 (ko) 제빙장치 및 이를 구비하는 냉장고
JP5858678B2 (ja) 冷蔵庫
US20170292750A1 (en) Refrigerator
JP2019020075A (ja) 冷蔵庫
KR100584271B1 (ko) 냉장실 도어에서의 제빙 냉기 유로 구조
KR100621235B1 (ko) 바텀 프리저 타입 냉장고의 제빙용 냉기 유로 구조
KR101875608B1 (ko) 제빙실을 구비하는 냉장고 및 그 제어방법
JP2003056966A (ja) 冷蔵庫
WO2015172609A1 (zh) 冰箱
JP7086663B2 (ja) 冷蔵庫
JP6131457B2 (ja) 製氷装置および冷蔵庫
JP2005214544A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2011080696A (ja) 冷蔵庫
WO2018163332A1 (ja) 自動製氷機及び冷凍冷蔵庫
JP2023038035A (ja) 冷蔵庫
CN111854284B (zh) 制冷设备和制冷设备的控制方法
JP2008275223A (ja) 冷蔵庫
JP4011314B2 (ja) 冷蔵庫
JP6992394B2 (ja) 製氷装置、アイスディスペンサー及び冷蔵庫
WO2017075931A1 (zh) 制冷设备及其过冷却控制方法
JP2011052934A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20220817