JP2005135666A - 燃料電池システム - Google Patents

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学 渡辺
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Abstract

【課題】 外部電源を用いずに、二次電池を充電した状態に維持することができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 水素と酸素との化学反応により直流電力を発電する燃料電池2と、燃料電池の作動を補佐する補機3、4と、燃料電池の起動時、あるいは停止時に補機に電力を供給する二次電池7と、電力を二次電池に充電する充電手段11とを備え、燃料電池2の発電時に、二次電池7の供給電圧が第一の所定の値未満になったときに、充電手段が、燃料電池2が発電した直流電源を二次電池7に充電する燃料電池システム1とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、制御部及び補機等に電力を供給する二次電池を備え、特にバックアップ電源として、または非常用電源として使用される燃料電池システムに関する。
図6に示すように、燃料電池102と、制御部115と、補機113、114等とを備える従来の燃料電池システム101は、商用電源等の外部電源がない場所で使用される場合は、制御部115および補機113、114等に電力を供給するバッテリー107を備え、燃料電池102の起動時には、バッテリー107を使用して、制御部115および補機113、114等を作動させ、燃料電池102が発電できる状態になった後に、燃料電池102が発電した電力を、電力変換器106(例えばDC/DCコンバータ、あるいはDC/ACインバータ)によって変換し、負荷(不図示)に供給していた。また、燃料電池102の発電運転時には、起動時と同様にバッテリー107を使用して、制御部115および補機113、114等を作動させ、さらに燃料電池102の停止時にも、バッテリー107を使用して、制御部115および補機113、114等を作動させていた。
従来の燃料電池システム101によれば、起動時、発電時、停止時に使用されるバッテリー107は、燃料電池システム101が特にバックアップ用電源、非常用電源として使用される場合は、常に、放電させず、充電状態にしておかねばならず、バッテリー107の管理が難しかった。例えば、バッテリー107を充電する一般的な充電器は、充電用電源がないと使用できないという問題があり、充電用の外部電源がない場合は、無人で長期間維持管理を行うことが困難である。または、自然放電しても長期間所定の電圧を維持できるだけの大容量のバッテリー107を用意するのも非合理的である。
そこで、本発明は、外部電源を用いずに、二次電池を充電した状態に維持することができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明による燃料電池システム1は、例えば図1に示すように、水素と酸素との化学反応により発電する燃料電池2と;燃料電池2の作動を補佐する補機3、4と;燃料電池2の起動時、あるいは停止時に補機3、4に電力を供給する二次電池7と;電力を二次電池7に充電する充電手段11とを備え;燃料電池2の発電時に、二次電池7の供給電圧が第一の所定の値未満になったときに、充電手段11が、燃料電池2が発電した電力を二次電池7に充電する。
このように構成すると、燃料電池2と、補機3、4と、二次電池7と、充電手段11とを備えるので、二次電池7によって補機3、4に電力を提供して補機3、4が作動するようにして、燃料電池2を起動し、燃料電池2によって水素と酸素との化学反応により発電し、その後二次電池7によって補機3、4に電力を供給して補機3、4が作動するようにして、燃料電池2を停止させることができ、さらに燃料電池2の発電時に、二次電池7の供給電圧が第一の所定の値未満になったときに、充電手段11が、燃料電池2が発電した電力を二次電池7に充電するので、外部電源を用いずに、二次電池7の供給電圧を二次電池7が使用できる状態に維持することができる。第一の所定の値とは、燃料電池2が発電した電力を充電手段11によって二次電池7に充電することが必要となる二次電池7の供給電圧の値をいい、この値は満充電時の電圧値未満である。
請求項2に係る発明による燃料電池システム21は、請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、例えば図4に示すように、充電手段11が、外部電源に接続され、二次電池7の供給電圧が第二の所定の値未満になったときに、外部電源の電力を二次電池7に充電する。
このように構成すると、燃料電池システム21が外部電源のある場所に設置された場合は、充電手段11を外部電源に接続することができるので、充電手段11が、二次電池7の供給電圧が第二の所定の値未満になったときに、外部電源の電力を二次電池7に充電する。第二の所定の値とは、充電手段11によって外部電源の電力を充電することが必要となる二次電池7の供給電圧の値をいい、典型的には、第一の所定の値に等しい。
請求項3に係る発明による燃料電池システム1は、請求項1または請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、例えば図1に示すように、二次電池7の供給電圧を測定し、測定した電圧の電圧信号i6を発する電圧測定部12と;電圧信号i6を受け、二次電池7の供給電圧が第三の所定の値以下になったときに、警報信号i7を発する警報部15とを備える。
このように構成すると、警報部15が、二次電池7の供給電圧が第三の所定の値以下になったときに、警報信号i7を発するので、当該事実を認識することができる。このことにより、例えば、二次電池7の供給電圧が第三の所定の値以下になったときでも、二次電池7の充電が開始されていない場合は、二次電池7の充電の開始を手動で操作したり、燃料電池2の起動を手動で操作して、燃料電池2の運転による二次電池7の充電を行うことができる。第三の所定の値とは、燃料電池システム1の起動・停止ができる二次電池7の最小の供給電圧をいい、典型的には、第一の所定の値および第二の所定の値より小さい。
請求項4に係る発明による燃料電池システム1は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、例えば図1に示すように、二次電池7の供給電圧が第四の所定の値未満になったときに、燃料電池2を自動的に起動させ、二次電池7の供給電圧が第五の所定の値以上になり、かつ一定時間経過したときに、燃料電池2を自動的に停止させるよう制御する制御部15を備える。
このように構成すると、二次電池7の供給電圧が第四の所定の値未満になったときに、制御部15の制御によって燃料電池2を自動的に起動させることにより、燃料電池2が発電を行なうので、充電手段11が、燃料電池2が発電した電力を二次電池7に充電することができる。第四の所定の値とは、燃料電池2を自動起動させて充電することが必要となる二次電池7の供給電圧の値をいい、典型的には、第一の所定の値あるいは第二の所定の値に等しい。
さらに、二次電池7の供給電圧が第五の所定の値以上になり、かつ一定時間経過したときに、燃料電池2を自動的に正常停止させ、二次電池7の過充電を防止することができる。第五の所定の値とは、二次電池7の充電の開始後、満充電となったときの二次電池7の供給電圧の値をいう。
請求項5に係る発明による燃料電池システム21は、請求項4に記載の燃料電池システムにおいて、例えば図4に示すように、燃料電池2を自動的に起動させる制御部15の動作を無効にする機能を有する。
このように構成すると、制御部15の燃料電池2を自動的に起動させる動作を無効にする機能を有するので、二次電池7の供給電圧が第四の所定の値未満になったときに、燃料電池2を自動的に起動しないようにすることができる。燃料電池システム21を保管する際に、自動的に起動させて運転してはいけない場所に保管されることも想定されるため、安全の観点から使用者が本機能を使用することができる。
以上のように本発明によれば、燃料電池と、補機と、二次電池と、充電手段とを設けたので、二次電池によって補機に電力を提供して補機が作動するようにして、燃料電池を起動し、燃料電池によって水素と酸素との化学反応により発電し、その後二次電池によって補機に電力を供給して補機が作動するようにして、燃料電池を停止させることができ、さらに燃料電池の発電時に、二次電池の供給電圧が第一の所定の値未満になったときに、燃料電池が発電した電力を充電手段が二次電池に充電するので、外部電源を用いずに、二次電池の供給電圧を二次電池が使用できる状態に維持することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の第一の実施の形態に係る燃料電池システム1の構成を示すブロック図である。
燃料電池システム1は、燃料電池2と、補機としての第一補機3と、補機としての第二補機4と、電力出力ライン5と、電力変換器6(例えば、DC/DCコンバータ、あるいはDC/ACインバータ)と、二次電池としてのバッテリー7と、二次電力供給ライン8と、DC/DCコンバータ9と、充電手段としての充放電回路11と、電圧測定部としての第一電圧測定器12と、DCパワーリレー13と、警報部としての制御部15とを備える。
燃料電池2は、水素u1と空気u2との供給を受け、水素と酸素との化学的反応により直流電力を起こす。第一補機3は、ブロワ、ファン、バルブ等であり、第二補機4は、ファン用駆動モータM、電磁弁D、センサS(例えば水素ガス漏れセンサ、振動センサ)である。
第一補機3と、第二補機4は、燃料電池2の起動(起動運転)、発電(発電運転)、停止(停止運転)を補佐し、燃料電池2の起動、発電、停止を可能にする。第一補機3は、制御部15からの指令信号i1を受け燃料電池2の起動を補佐し、また指令信号i1を受けて燃料電池2の発電を補佐し、さらに指令信号i1を受けて燃料電池2の停止を補佐する。第二補機4は、制御部15からの指令信号i2を受け燃料電池2の起動を補佐し、また指令信号i2を受けて燃料電池2の発電を補佐し、さらに指令信号i2を受けて燃料電池2の停止を補佐する。センサSからの測定信号i3は、制御部15に送られる。制御部15は、測定信号i3を受け、警報を発し、あるいは燃料電池システム1を停止する。
電力出力ライン5は、燃料電池2が発電した電力を負荷(不図示)に出力する。電力変換器6は、電力出力ライン5上に設けられ、燃料電池2が発電した直流電力を、負荷に適した電圧の直流あるいは交流に変換する。バッテリー7は、例えばDC24Vの直流電力を、燃料電池2の起動時、停止時に、第一補機3、第二補機4、および制御部15に供給し、燃料電池2の完全停止時に、制御部15に供給する。電力変換器6は、制御部15からの指令信号i4を受けて作動し、あるいは電力変換器6に故障(例えば、出力過電流)が発生した場合に、故障信号i5を制御部15に送る。故障信号i5を受けた制御部15は、燃料電池2を停止する。二次電力供給ライン8は、バッテリー7と、第一補機3、第二補機4、制御部15とを繋ぎ、バッテリー7からの電力を、燃料電池2の起動時、停止時に、第一補機3、第二補機4、制御部15に流し、DC/DCコンバータ9からの出力電力を充放電回路11を介して、燃料電池2の発電運転時に、第一補機3、第二補機4、制御部15に流す。また、二次電力供給ライン8は、バッテリー7からの電力を燃料電池2の完全停止時にも制御部15に供給する。
DC/DCコンバータ9は、燃料電池2が発電した直流電力の電圧を、第一補機3、第二補機4、制御部15に適した直流電圧、典型的にはバッテリー7の供給電圧(バッテリー電圧)より高い直流電圧(例えば、33V)に変圧し、燃料電池2の発電時に電力源として第一補機3、第二補機4、制御部15に供給する。したがって、燃料電池2の発電時には、バッテリー7から第一補機3、第二補機4、制御部15へ電力は供給されない。第一電圧測定器12は、バッテリー7と並列に設けられ、バッテリー7の供給電圧を測定し、電圧信号i6を制御部15に送る。
制御部15は、バッテリー7の供給電圧が、警報オンレベル(第三の所定の値)(例えば、DC21V)以下に下がったときに警報信号i7をアナンシエータ(不図示)に出力する。供給電圧が回復し、警報オンレベルまで上昇したときに、制御部15は、警報信号i7の出力を停止する。供給電圧が回復し、警報オンレベルまで上昇しさらにある値だけ上昇したときに、制御部15が、警報信号i7の出力を停止するようにしてもよい。制御部15は、燃料電池2の完全停止時にもバッテリー7から電力を供給されているので、燃料電池2の完全停止時であっても、バッテリー電圧が警報オンレベル以下に下がったときには、警報信号i7をアナンシエータ(不図示)に出力する。
制御部15は、バッテリー7の供給電圧が、満充電レベル(第五の所定の値)(例えば、DC27V)以上に上がり、かつ一定時間(例えば、5分)経過したときに、燃料電池システム1を自動的に正常に停止させる(自動停止機能)。この停止に際し、第一補機3、第二補機4、制御部15は、バッテリー7から二次電力の供給を受けるので、満充電レベルは、これを可能にするよう設定するとよい。
警報オンレベルとは、例えば燃料電池システム1を二回停止、一回起動させるために第一補機3、第二補機4を作動させることができる余力を残した二次電池の供給電圧とするとよい。満充電レベルを、例えば燃料電池システム1を外部電源無しで、ある回数(例えば、5回)以上起動・停止させることができるまでに回復した二次電池7の供給電圧とするとよい。
充放電回路11は、燃料電池2の運転中に、第一電圧測定器12により測定されたバッテリー7の供給電圧が充電レベル1(第一の所定の値)未満になったときに、DC/DCコンバータ9から出力された直流電力を大電流下でバッテリー7に充電し(充電モード1)、バッテリー7の供給電圧が充電レベル1以上になったとき、DC/DCコンバータ9から出力された直流電力を小電流下でバッテリー7に充電する(充電モード2)。充電レベル1とは、バッテリー7に充電が必要となるバッテリー7の供給電圧をいい、27V未満の値である。
DCパワーリレー13は、電力出力ライン5上に設けられ、接点(不図示)を含んだ構造である。制御部15が燃料電池2より発電許可指令信号i8を受け、制御部15が指令信号i9をDCパワーリレー13に送り、DCパワーリレー13は当該接点を閉とし、負荷(不図示)に電力が供給されるようにする。一方、DCパワーリレー13は、燃料電池2の停止や燃料電池2の故障により発電許可指令信号i8が解除され、指令信号i9が解除されたときに接点を開とし、負荷に電力が供給されないようにする。
次に、本実施の形態の作用を説明する。起動盤(不図示)から制御部15に起動信号(不図示)が送られる。起動信号を受けた制御部15は、第一補機3に指令信号i1を送り、第二補機4に指令信号i2を送る。指令信号i1を受けた第一補機3、指令信号i2を受けた第二補機4は、燃料電池2の起動を補佐し、燃料電池2の起動を可能にする。燃料電池2の起動時には、バッテリー7から充放電回路11を介して第一補機3、第二補機4、制御部15に電力が供給される。
第一補機3、第二補機4は、次に燃料電池2の発電を補佐し、燃料電池2の発電運転を可能にする。制御部15は、引き続き第一補機3に指令信号i1を送り、第二補機4に指令信号i2を送る。指令信号i1を受けた第一補機3、指令信号i2を受けた第二補機4は、燃料電池2の発電を補佐し、燃料電池2の発電運転を可能にする。
燃料電池2は、水素u1と空気u2との供給を受け、水素と酸素との化学的反応により直流電力を発電する。燃料電池2から発電許可指令信号i8が出力された場合、制御部15は、DCパワーリレー13に指令信号i9を送り接点を閉とし負荷に電力が供給される。同時に制御部15は、電力変換器6に、指令信号i4を送り作動させて、燃料電池2が発電した電力を、負荷(不図示)に適した電圧に変換する。発電許可指令信号i8が出力される条件は、例えば、燃料電池2のスタック開放電圧が公称の80%以上であり、かつその他のシステムのアラーム条件に該当しないことである。
燃料電池2が発電すると、DC/DCコンバータ9の出力側の電圧がバッテリー7の給電圧より高くなり、DC/DCコンバータ9から放充電回路11を介して第一補機3、第二補機4、制御部15に二次電力が供給される。燃料電池2の発電中に、バッテリー7の供給電圧が充電レベル1未満の場合には、充放電回路11を介してDC/DCコンバータ9の出力によってバッテリー7が大電流下で充電され(充電モード1)、バッテリー7の供給電圧が充電レベル1以上の場合には、同様にDC/DCコンバータ9の出力によって小電流下で充電される(充電モード2)。
燃料電池システム1の運転を停止するときは、起動盤(不図示)から制御部15に停止信号(不図示)が送られる。停止信号を受けた制御部15は、第一補機3に指令信号i1を送り、第二補機4に指令信号i2を送る。指令信号i1を受けた第一補機3、指令信号i2を受けた第二補機4は、燃料電池2の停止を補佐し、燃料電池2の停止を可能にする。
燃料電池2からの発電許可指令信号i8が出力されなくなった場合、制御部15は、DCパワーリレー13に指令信号i9を送り電力出力ライン5上の接点(不図示)を開とし負荷(不図示)への電力の供給を停止させる。このとき、バッテリー7から第一補機3、第二補機4、制御部15に二次電力が供給される。バッテリー7は、第一補機3、第二補機4が、燃料電池2の停止を補佐している間、第一補機3、第二補機4、制御部15に電力を供給する。
次に、図2、図3を参照し、適宜図1を参照して、燃料電池システム1の運転方法について具体的に説明する。
図2、図3において、横軸は時間を表し、縦軸の最上部は、充電方法、すなわち充放電回路11によるバッテリー7の大電流下での充電が行われているか(充電モード1オン)、または小電流下での充電が行われているか(充電モード2オン)、充電が行われていないか(充電オフ)を表す。
縦軸の最上部から二番目は、警報信号i7が制御部15から出ているか(警報オン)、または出ていないか(警報オフ)を表す。バッテリー電圧が下降して警報オンレベルに達すると警報信号i7が制御部15から出る(警報オン)が、バッテリー電圧が上昇して警報オンレベルに達すると警報信号i7が制御部15から出なくなる(警報オフ)。
縦軸の最上部から三番目は、燃料電池の運転状態を表し、燃料電池2の発電が行われているか、燃料電池2の起動、停止が行われるか、完全停止状態にあるかを示す。典型的には、完全停止状態から起動が行われ次に発電が行われる。発電中の燃料電池を停止する場合は、停止が行われ完全停止状態に達する。
縦軸の最上部から四番目は、バッテリー7の供給電圧(バッテリー電圧)を表す。バッテリー電圧は、高いほうから低いほうへ、充電レベル2、充電レベル1、警報オンレベルと変化する。バッテリー電圧が充電レベル1未満のときは、燃料電池2が起動した場合に、充電モード1により大電流下でのバッテリー7の充電が行われる。バッテリー電圧が充電レベル1以上のときは、充電モード2により低電流下でのバッテリー7の充電が行われる。また、充電モード1により大電流下でのバッテリー7の充電が行われ(充電モード1)、バッテリー電圧が充電レベル1に達した場合、低電流下での充電(充電モード2)に切り替わる。充電モード2にて充電が行われる場合は、バッテリー電圧は充電レベル2を超えないように設定されている。
さらに縦軸の最下部は、外部充電が行われているか(外部充電オン)、外部充電が行われていないか(外部充電オフ)を表す。
なお、ここまでの図2、図3についての説明は、後述の図6にも適用する。
以下図2を参照し、適宜図1を参照してケース1の運転方法を具体的に説明する。
折れ線Ca1(図中実線)は、充放電回路11の充電方法、折れ線Ca2(図中実線)は、警報信号i7のオン(警報オン)/オフ(警報オフ)の時間的変化、折れ線Ca3(図中実線)は、燃料電池の起動、停止、発電、完全停止の時間的変化、折れ線Ca4(図中実線)は、バッテリー7の供給電圧の時間的変化、折れ線Ca5(図中実線)は、外部充電のオン/オフの時間的変化を表す。図2の場合は外部充電は行われず、常に外部充電オフの状態である。折れ線とは、直線の一部に曲線を含む線、直線を含む概念とする。
ケース1では、時間t0において、燃料電池2の起動が開始される(折れ線Ca3)。時間t0において、バッテリー電圧は、充電レベル1よりわずかに高い値である場合で説明する。起動によりバッテリー7の電力が、第一補機3、第二補機4、制御部15に供給され、バッテリー電圧は徐々に減少する(折れ線Ca4)。この段階では、充放電回路11によるバッテリー7の充電は行われておらず(充電オフ)(折れ線Ca1)、燃料電池の2の発電は行われておらず(折れ線Ca3)、制御部15からの警報信号i7も出されていない(警報オフ)(線折れ線Ca2)。
時間t1において、燃料電池2の起動の進行により、バッテリー電圧が充電レベル1(第一の所定の値)(例えば、22〜26Vの間のある値)まで下降し、その後さらに下降して充電レベル1より小さくなる。時間t1において、燃料電池2による発電が行われていないので、バッテリー7の充電は行われない。
時間t2において、燃料電池2の発電運転が開始され、充放電回路11によるバッテリー7の充電が開始され、このときバッテリー電圧は充電レベル1未満であるため、充電モード1による充電が開始され、バッテリー電圧が上昇し始める。バッテリー7の充電の電力源は、前述のように燃料電池2が発電する電力をDC/DCコンバータ9が変圧した電力である。
時間t3において、バッテリー電圧が、充電レベル1まで上昇し、バッテリー7の充電方法が充電モード1から充電モード2に切り替わり、充電モード2でバッテリー7の充電が過充電にならない程度に充電が継続される。時間t3aにバッテリー電圧が充電レベル2(例えば、DC27V)まで上昇し、その後一定値を保つ。
時間t4において、燃料電池2の発電運転が終了し、バッテリー7の充電(充電モード2)が終了し、燃料電池2の停止が開始される。燃料電池2の停止運転において、バッテリー7が第一補機3、第二補機4、制御部15に電力を供給し、バッテリー7の供給電圧が下降する。
時間t5において、バッテリー電圧が充電レベル1に達しさらに下降する。このとき、燃料電池2による発電が行われていないので、バッテリー7の充電は行われない。
時間t6に燃料電池2の停止運転が終了し、燃料電池2は完全停止の状態になる。
ケース1では、バッテリー電圧が警報オンレベル以下に下がることはないので、制御部15から警報信号i7が出されることはない。
次に、時間t0において、バッテリー電圧が充電レベル2よりわずかに高い値であるケース1−1の場合を説明する。この場合は、充電方法は時間t2からt3までの間だけ、折れ線Ca11(図中破線)で示されたものとなり、バッテリー電圧は時間t0から時間t3aまでの間だけ、折れ線Ca41(図中破線)で示されたものとなる。以下前述のケース1との相違のみ説明する。
時間t1a1において、下降中のバッテリー電圧は充電レベル2に達し、その後下降を続けるが、時間t2においては、充電レベル1より大きい値である。よって、時間t2に、燃料電池2が発電運転を開始したときは、充電モード2の充電が行われ、バッテリー電圧は上昇する。
時間t3a1において、バッテリー電圧は、充電レベル2に達し、その後一定値を保つ。ケース1−1でも、バッテリー電圧が警報オンレベル以下に下がることはないので、制御部15から警報信号i7が出されることはない。
次に、時間t0において、バッテリー電圧2が充電レベル1よりわずかに低い値であるケース1−2の場合を説明する。この場合は、充電方法は時間t3からt3a2までの間だけ、折れ線Ca12(図中破線)で示されたものとなり、バッテリー電圧は時間t0から時間t3a2'までの間だけ、折れ線Ca42(図中破線)で示されたものとなる。以下前述のケース1との相違のみを説明する。
時間t1a2において下降中のバッテリー電圧は警報オンレベルに達し、制御部15から警報信号i7が出され警報オンとなる。燃料電池2の発電運転の開始後の時間t2a2において、バッテリー電圧は、回復して警報オンレベルに達し、制御部15から警報信号i7が出されることはなくなり警報オフとなる。時間t3a2において、バッテリー電圧が充電レベル1に達し、バッテリー7の充電方法が充電モード1から充電モード2に切り替わり、充電モード2での充電が行われる。時間t3a2'において、上昇中のバッテリー電圧は、充電レベル2に達し、その後一定値を保つ。
以下図3を参照し、適宜図1を参照してケース2の運転方法を具体的に説明する。
折れ線Cb1(図中実線)は、充放電回路11による充電方法の時間的変化、折れ線Cb2(図中実線)は、警報信号i7のオン(警報オン)/オフ(警報オフ)の時間的変化、折れ線Cb3(図中実線)は、燃料電池の起動運転、停止運転、発電、完全停止の時間的変化、折れ線Cb4(図中実線)は、バッテリー7の供給電圧の時間的変化、折れ線Cb5(図中実線)は、外部充電のオン/オフの時間的変化を表す。図3の場合は外部充電は行われず、常に外部充電オフの状態である。
ケース2では、時間t10において、燃料電池2の起動運転が開始される(折れ線Cb3)。時間t10において、バッテリー電圧は、警報オンレベルに等しい値であり、時間t10より前に警報オンレベルに達している(折れ線Cb4)。よって、起動前から制御部15からの警報信号i7が出されている(警報オン)(折れ線Cb2)。この段階では、充放電回路11によるバッテリー7の充電は行われていない(充電オフ)(折れ線Cb1)。典型的には、時間t10よりほんのわずか前に、下降するバッテリー電圧が警報オンレベルに達し、制御部15から警報信号i7が出(警報オン)、時間t10にオペレータにより燃料電池2の起動運転が開始される。燃料電池2が完全停止した状態でのバッテリー電圧の低下は、制御部15への電力の供給、さらに、例えばバッテリー7の経年変化により生じる。
時間t11において、燃料電池2の発電運転が開始される。この時点でバッテリー電圧が充電レベル1より低いので、充電モード1による充電が開始され、バッテリー電圧が上昇し始める。
時間t12において、バッテリー電圧が警報オンレベルまで回復し、制御部15から警報信号i7が出されれなくなる(警報オフ)。
時間t13において、バッテリー電圧が充電レベル1に達し、充電方法が充電モード1から充電モード2に切り替わる。時間t13aにおいて、バッテリー電圧が、充電レベル2に達し、以後一定値を維持する。
時間t14において、燃料電池2の発電運転が終了し、よってバッテリー7の充電(充電モード2)が終了し、さらに燃料電池2の停止運転が開始される。時間t15において、下降中のバッテリー電圧が充電レベル1に達し、さらに下降する。停止運転中であるので時間t15には充電が行われる等の変化は特に起こらない。時間t16に燃料電池2の停止運転が終了し、燃料電池2は完全停止の状態になる。
以上のように本第一の実施の形態の燃料電池システム1によれば、第一補機3と、第二補機4と、バッテリー7と、充放電回路11とを備えるので、バッテリー7によって第一補機3と、第二補機4とに電力供給して、第一補機3、第二補機4が燃料電池2の起動を補佐し、燃料電池2を起動し、燃料電池2によって水素と酸素との化学反応により直流電力を発電し、燃料電池2を停止する際には、バッテリー7によって第一補機3と、第二補機4とに電力を供給して、第一補機3、第二補機4が燃料電池2の停止を補佐し、燃料電池2を停止させることができる。さらに燃料電池2の発電時に、バッテリー7の供給電圧が充電レベル1未満になったときに、充放電回路11によって、燃料電池2により発電されDC/DCコンバータ9により変圧された直流電力をバッテリー7に充電モード1で充電することができ、またバッテリー7の供給電圧が充電レベル1以上になったときに、充電モード2に切り替えて充電することができ、外部電源を用いずに、バッテリー7の供給電圧をバッテリー7が使用できる状態に維持することができる。よって、本燃料電池システム1を、バックアップ用電源、非常用電源として使用することができる。
本実施の形態において、制御部15は、燃料電池2が完全停止して待機状態にあるときにも、第一電圧測定器12がバッテリー7の供給電圧を測定し、電圧信号i6を制御部15に送るようにして、バッテリー7の供給電圧を常時監視するようにし、充電レベル1(第四の所定の値)未満になった場合に、燃料電池2を自動的に起動させるように制御するようにしてもよい(自動起動機能)。燃料電池2を起動することにより充放電回路11によってバッテリー7を充電することができる。さらに、バッテリー7の供給電圧が充電レベル2になったときに、燃料電池2を自動的に停止させるように制御するようにしてもよい。このようにすると、燃料電池システム1をより信頼性の高いバックアップ用、非常用電源として使用することができる。
次に図4を参照し、本発明の第二の実施の形態に係る燃料電池システム21について、第一の実施の形態に係る燃料電池システム1との相違を中心に説明する。
燃料電池システム21は外部充電ライン16を備え、燃料電池システム21の充放電回路11は外部充電端子17を有し、外部充電端子17は外部充電ライン16を介して外部電源(AC100V)(不図示)に接続されている。燃料電池システム21は、さらに第二電圧測定器18を外部充電ライン16に備える。第二電圧測定器18は、外部充電ライン16に印加された電圧、すなわち外部電源(例えば、AC100V)の電圧を測定し、電圧信号i10を制御部15に送る。
充放電回路11が、外部電源に接続されている場合は、充放電回路11による燃料電池2の充電は、外部電源を電力源として行われる。バッテリー7の供給電圧が、充電レベル1(第二の所定の値)(例えば、DC22V)未満の場合は、バッテリー7の充電モード1による大電流下での充電を行う。バッテリー7の充電によりバッテリー電圧が上昇し、充電レベル1に達した段階で充電モード1から充電モード2への切り替えを行い、低電流下での充電を行う。燃料電池2の運転状態のいかんに拘わらず、すなわち燃料電池が起動、発電、停止、完全停止の状態にあるときに、バッテリー7の外部電源による充電が行われる。
バッテリー7からの、第一補機3、第二補機4、制御部15への、二次電力の供給は、燃料電池2の起動運転、停止運転に際し、行われる。燃料電池システム21に(充放電回路11に)外部電源の供給がない場合は、燃料電池2の発電運転中には、燃料電池が発電した電力の、DC/DCコンバータ9を介しての第一補機3、第二補機4、制御部15への供給が行われる。
なお、本実施の形態において、燃料電池システム21は、操作盤31を備え、操作盤31は、解除ボタン32を有するようにしてもよい。
解除ボタン32を押すことにより、操作盤31から解除信号i11を制御部15に送り、制御部15の自動起動機能を解除して無効とし、バッテリー7の供給電圧が、充電レベル1未満に下がった場合でも、制御部15が燃料電池システム21を自動的に起動しないようにしてもよい。この場合、解除ボタン32は、燃料電池2を自動的に起動させる制御部15の動作を無効にする動作無効手段である。このようにすると、例えば密閉された場所に燃料電池システム21を設置した場合には、燃料電池2が自動起動しないようにし、自動起動した場合に発生する可能性のある、水素等の爆発性物質が滞留する等の危険性を回避することができる。
解除ボタン32をさらに押すことにより、操作盤31から回復信号i11’を制御部15に送り、制御部15の自動起動機能が回復するようにしてもよい。操作盤31が、起動ボタン33と、バッテリー7の供給電圧が、警報オンレベル以下に下がったときに警報音を発し点滅するアナンシエータ34とを備え、制御部15の自動起動機能が解除されている場合であって、アナンシエータ34が警報音を発し点滅しているときに、起動ボタン33を手動で押すことにより燃料電池システム21を起動できるようにしてもよい。
以下図5を参照し、適宜図4を参照してケース3の運転方法を具体的に説明する。なお、ケース3は、外部充電が行われる場合である。ケース3は、燃料電池2が起動したときのバッテリー電圧の値により、ケース3−1(図5(a))、ケース3−2(図5(b))、ケース3−3(図5(c))に分類して説明する。
折れ線Cc11、Cc12、Cc13(図中実線)は、充放電回路11による充電方法の時間的変化、折れ線Cc21、Cc22、Cc23(図中実線)は、警報信号i7のオン(警報オン)/オフ(警報オフ)の時間的変化、折れ線Cc31、Cc32、Cc33(図中実線)は、燃料電池の起動運転、停止運転、発電、完全停止の時間的変化、折れ線Cc41、Cc42、Cc43(図中実線)は、バッテリー7の供給電圧の時間的変化、折れ線Cc51、Cc52、Cc53(図中実線)は、外部充電のオン/オフの時間的変化を表す。
ケース3−1では、時間t20において、燃料電池2の起動が開始される(折れ線Cc31)。時間t20においてバッテリー電圧は警報オンレベルより低い(折れ線Cc41)。したがって、警報は時間t20より前に発せられている(折れ線Cc21)。時間t20より前から、外部充電が行われており(外部充電オン)(折れ線Cc51)、この外部充電は充電モード1で行われている(折れ線Cc11)。充電モード1による充電が行われているのでバッテリー電圧は上昇する(折れ線Cc41)。
時間t21において、燃料電池2の発電運転が開始され、時間t22において停止運転が開始され、時間t23において燃料電池2が完全停止する。バッテリー電圧は時間t20から時間t24まで上昇し続け、時間t24で警報オンレベルより低い状態にある。よって、警報は、時間t20から時間t24までオンとなり、時間t20から時間t24まで充電モード1による充電が行われる。
次に、ケース3−2について説明する。
ケース3−2では、時間t20において、燃料電池2の起動が開始される(折れ線Cc32)。このケースでは、時間t20においてバッテリー電圧は警報オンレベルより高い状態にある(折れ線Cc42)。したがって、時間t20において警報は発せらていない(折れ線Cc22)。時間t20より前から、外部充電が行われており(外部充電オン)(折れ線Cc52)、時間t20より前から、バッテリー電圧は充電レベル1より低い(折れ線Cc42)ので、充電は時間t20より前から充電モード1で行われている(折れ線Cc12)。外部充電で充電モード1による充電が行われているので、時間t20より前からバッテリー電圧は上昇している。
時間t21において、燃料電池2の発電運転が開始され、時間t22において停止運転が開始され、時間t23において燃料電池2が完全停止する。バッテリー電圧は時間t20からt24まで上昇し続け、時間t24で警報オンレベルより高いので、警報は、時間t20から時間t24までオフである。時間t24でバッテリー電圧が充電レベル1より低いので、時間t20から時間t24まで充電モード1による充電が行われる。
次に、ケース3−3について、ケース3−2との相違を説明する。時間t20において、バッテリー電圧は充電レベル1を超えており(折れ線Cc33)、時間t20より前から、外部充電で充電モード2による充電が行われており(折れ線Cc13)、時間t20より前からバッテリー電圧は上昇し、時間t21aに充電レベル2に達する(折れ線Cc43)。時間t21a以後はバッテリー電圧は上昇しない。バッテリー電圧は、燃料電池2の停止運転中に充電レベル2に達するものであっても、あるいは燃料電池2の完全停止後に充電レベル2に達するものであってもシステムの作動は同様である。バッテリー電圧が充電レベル2に達した後も、バテリー7は充電モード2による外部充電による充電状態にある。
以上のように本第二の実施の形態の燃料電池システム21によれば、バッテリー7と、充放電回路と11と、外部充電ライン16とを備え、充放電回路11は外部充電端子17を有し、外部充電端子17は外部充電ライン16を介して外部電源(不図示)に接続されているので、燃料電池システム21が、外部電源がある場所に設置された場合は、バッテリー7の供給電圧が充電レベル1未満に下がった場合は、燃料電池2を起動させることなく、外部電源にてバッテリー7を充電することができる。燃料電池システム21は、外部電源がない箇所に設置された場合は、外部充電ライン16が外部電源に接続されず、この場合は前述の第一の実施の形態と同様の運転をすることができる。
本発明の第一の実施の形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。 図1の燃料電池システムのバッテリーの充電方法(ケース1、ケース1−1、ケース1−2)を説明するチャートである。 図1の燃料電池システムのバッテリーの他の充電方法(ケース2)を説明するチャートである。 本発明の第二の実施の形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。 図4の燃料電池システムのバッテリーの充電方法(ケース3)を説明するチャートである。ケース3を分類し、図5(a)はケース3−1を、図5(b)はケース3−2を、図5(c)はケース3−3を表す。 従来の燃料電池システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、21 燃料電池システム
2 燃料電池
3 第一補機(補機)
4 第二補機(補機)
5 電力出力ライン
6 電力変換器
7 バッテリー(二次電池)
8 二次電力供給ライン
9 DC/DCコンバータ
11 充放電回路(充電手段)
12 第一電圧測定器(電圧測定部)
13 DCパワーリレー
15 制御部(警報部)
16 外部充電ライン
17 外部充電端子
18 第二電圧測定器
31 操作盤
32 解除ボタン
i6 電圧信号
i7 警報信号

Claims (5)

  1. 水素と酸素との化学反応により発電する燃料電池と;
    前記燃料電池の作動を補佐する補機と;
    前記燃料電池の起動時、あるいは停止時に前記補機に電力を供給する二次電池と;
    電力を前記二次電池に充電する充電手段とを備え;
    前記燃料電池の発電時に、前記二次電池の供給電圧が第一の所定の値未満になったときに、前記充電手段が、前記燃料電池が発電した電力を前記二次電池に充電する;
    燃料電池システム。
  2. 前記充電手段が、外部電源に接続され、前記二次電池の供給電圧が第二の所定の値未満になったときに、前記外部電源の電力を前記二次電池に充電する;
    請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記二次電池の供給電圧を測定し、測定した電圧の電圧信号を発する電圧測定部と;
    前記電圧信号を受け、前記二次電池の供給電圧が第三の所定の値以下になったときに、警報信号を発する警報部とを備える;
    請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記二次電池の供給電圧が第四の所定の値未満になったときに、前記燃料電池を自動的に起動させ、前記二次電池の供給電圧が第五の所定の値以上になり、かつ一定時間経過したときに、前記燃料電池を自動的に停止させるよう制御する制御部を備える;
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池を自動的に起動させる前記制御部の動作を無効にする機能を有する;
    請求項4に記載の燃料電池システム。
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