JP2005119145A - 転写具および転写膜除去材 - Google Patents

転写具および転写膜除去材 Download PDF

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Abstract

【課題】 紙面等に転写された各種転写膜を紙面等を損傷したり汚したりすることなく摩擦除去する転写膜除去材を備えた転写具を提供する。
【解決手段】 転写テープ3上の塗膜等の転写膜を紙面等に転写するための転写具41のケース2の一部に、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する転写膜除去材45が設けられている。転写具41に常備された専用の転写膜除去材45により、被転写部上に転写された転写膜を摩擦除去することができ、落下等して遺失してしまう危険も少ない。
【選択図】 図5

Description

本発明は、転写具および転写膜除去材に関し、さらに詳細には、転写テープ上に形成された塗膜や転写マーク等の転写膜を紙面等に転写するための転写具において、一旦紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する転写膜除去技術に関する。
この種の転写具は、一般に、転写ヘッドがケースの先端部の挿通開口から外部へ突出して設けられており、ケース内に装填された繰出リールから転写テープが繰り出されるとともに、上記転写ヘッドの先端加圧部を介して再びケース内の巻取リールに巻き取り回収される構造を備え、また、ケース内には、上記巻取リールと操出リールを相互に連動回転させる歯車機構等の連動機構や、上記繰出リールと巻取リールにおける転写テープの繰出速度と巻取速度を同期させるクラッチ機構も設けられている(例えば、特許文献1参照)。
そして、図11に示すように、この転写具1のケース2を手指にて把持して、転写ヘッド4の先端加圧部4aを紙面等の被転写部11上に密着状に押し当てて、そのままケース2を被転写部11の表面に沿って移動させて停止させる。これにより、ケース2内の繰出リール(図示省略)から繰出された転写テープ3上の転写膜10が、上記転写ヘッド4により被転写部11上に転写されるとともに、使用後の転写テープ3はケース2内の巻取リール(図示省略)に巻き取り回収される。
ところで、このような転写具1により被転写部11上に一旦転写された転写膜10を除去したい場合がある。
このような場合、従来は専用の除去材がなく、一般市販の消しゴム等の字消しやカッタナイフを用いているのが現状であるが、これらを転写具と常に持ち歩くことは不便であるとともに、落下等して遺失してしまう不便がある。
また、上記転写膜10には、文字等を被覆隠蔽する修正塗膜、文字等を強調表示するマーカ塗膜、粘着剤として用いる粘着塗膜等の塗膜、あるいは、文字、符号または図形あるいはこれらの組み合わせ等の薄膜状の転写マークなどがあり、これら転写膜10の構成材料も多種多様である。
これがため、従来一般の字消しで転写膜10を擦ってみても、転写膜10を容易に除去(摩擦除去)できなかったり、たとえ除去できても紙面等の被転写部11の表面を損傷したり汚してしまうといった不具合があった。後者についてはカッタナイフについても該当する不具合である。
特開平9−104562号公報
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、転写具により紙面等に一旦転写された各種転写膜を、紙面等を損傷したり汚したりすることなく、容易かつ確実に摩擦除去することができる転写膜除去材を提供することにある。
また、本発明の他の目的とするところは、このような転写膜除去材を備えた転写具を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明の転写具は、転写テープ上の塗膜や転写マーク等の転写膜を紙面等に転写するための転写具であって、少なくとも、片手による手持ち操作可能なケースと、このケース内に回転可能に装着されて、転写テープを繰り出し可能に巻装した繰出リールと、上記ケースの先端部分に配設されて、上記繰出リールから繰り出される転写テープを被転写部上に加圧転写する転写ヘッドとを備えてなり、上記ケースの一部に、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する転写膜除去材が設けられていることを特徴とする。
好適な実施態様として、転写テープ上の塗膜や転写マーク等の転写膜を紙面等に転写するためのものであって、片手による手持ち操作可能な上記ケースと、このケース内に回転可能に装着されて、転写テープを繰り出し可能に巻装した上記繰出リールと、上記ケース内に回転可能に装着されて、使用後の転写テープを巻き取り回収する巻取リールと、この巻取リールおよび上記操出リールを相互に連動回転させる連動機構と、上記ケースの先端部分に配設されて、上記繰出リールから繰り出される転写テープを被転写部上に加圧転写する転写ヘッドと、上記繰出リールおよび巻取リールにおける転写テープの繰出速度および巻取速度を同期させるクラッチ機構とを備えてなり、上記ケースの一部に、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する上記転写膜除去材が設けられていることを特徴とする。
また、上記転写膜除去材が設けられるケースの部位は、この転写膜除去材を紙面等に転写された転写膜に押し当てて摩擦除去するに際して、人間工学的に上記ケースを手持ち操作可能な位置に設定されている。また、上記転写膜除去材は、その一部に上記転写膜の細部を摩擦除去可能な形状寸法の角部を有する外観形状を備えている。
本発明の転写膜除去材は、転写具により紙面等に転写された転写膜を摩擦除去するものであって、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去するに際して、磨耗の少ない材料から構成されていることを特徴とし、具体的には、少なくとも転写具の寿命に対して実質的に摩耗のない材料、または少なくとも転写具の寿命に対して実質的に表面性状に変化のない材料から構成されている。
好適な実施態様として、上記転写膜除去材は、少なくとも、樹脂成分およびゴム成分のいずれかを含んでなる。
上記樹脂成分としては、熱可塑性エラストマーが好適に使用され、この熱可塑性エラストマーには、少なくとも、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびオレフィン系エラストマーのいずれか1種が含まれる。スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、少なくとも、スチレン―ブタジエン―スチレン共重合体、スチレン―イソプレン―スチレン共重合体、スチレン―エチレンブチレン―スチレン共重合体、スチレン―エチレンプロピレン―スチレン共重合体、スチレン―エチレンエチレンプロピレン―スチレン共重合体のいずれか一種が含まれる。上記オレフィン系エラストマーとしては、少なくとも、オレフィン系熱可塑性エラストマー、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、エチレン−αオレフィン共重合体(メタロセン触媒)、非晶性ポリαオレフィン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレンおよびポリプロピレンのいずれか一種が含まれる。
上記ゴム成分としては、少なくとも、ブチルゴム、イソプレンゴム、スチレン―ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレン三元共重合体、アクリルゴム、ポリイソプレンおよび天然ゴムのいずれか1種が含まれ、コア・シェル構造を備えるものであってもよい。
さらに、上記転写膜除去材が樹脂成分およびゴム成分を含む場合には、これら樹脂成分とゴム成分との重量比が25:75〜75:25の範囲に設定されるのが望ましい。
本発明の転写具において、転写具のケースを手指にて把持して、転写ヘッドの先端加圧部を被転写部上に密着状に押し当てた状態で被転写部表面に沿って移動させることにより、上記ケース内の繰出リールから繰出された転写テープ上の転写膜は、上記転写ヘッドにより上記被転写部上に転写されるとともに、使用後の上記転写テープは上記ケース内の巻取リールに巻き取り回収される。
また、上記被転写部上に一旦転写された転写膜を除去したい場合には、上記ケースの一部に設けられた転写膜除去材を用いて、上記転写膜を摩擦除去する。
本発明の転写具によれば、ケースの一部に、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する転写膜除去材が設けられているから、この転写具に常備された専用の転写膜除去材により、被転写部上に一旦転写された転写膜を摩擦除去することができ、落下等して遺失してしまう危険も少ない。
また、上記転写膜除去材が設けられるケースの部位が、この転写膜除去材を紙面等に転写された転写膜に押し当てて摩擦除去するに際して、人間工学的に上記ケースを手持ち操作可能な位置に設定されていることにより、転写膜の摩擦除去作業が容易かつ確実に行える。
さらに、上記転写膜除去材が、その一部に上記転写膜の細部を摩擦除去可能な形状寸法の角部を有する外観形状を備えていることにより、上記転写膜全体はもちろんのこと、その細部の一部を摩擦除去することも可能である。
また、本発明の転写膜除去材は、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去するに際して、磨耗の少ない材料から構成されているから、転写具により紙面等に一旦転写された各種転写膜を、紙面等を損傷したり汚したりすることなく、容易かつ確実に摩擦除去することができる。
さらに、上記転写膜除去材は、磨耗の少ない材料から構成されているから、上記本発明の転写具のケースの一部に設けられる場合に、転写具自体の寿命に比較して経時的な磨耗がほとんどなく、転写膜除去材の磨耗変形により転写具の外観を損なうこともない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施形態1
本発明に係る転写具が図1に示されており、この転写具1は、具体的には転写テープ上の塗膜や転写マーク等の転写膜を紙面等に転写するための転写具であって、図示例においては、誤字等を修正するための字消し具として使用されるものである。
上記字消し具1は、転写テープを含めてすべての構成部品が消耗品とされてなる使い切りタイプの構造を備え、その基本構造は従来周知のものである。すなわち、字消し具1は、具体的には図示しないが、図示のような外観形状を呈するケース2内に、転写テープ3を繰り出し可能に巻装した繰出リール、使用後の転写テープを巻き取り回収する巻取リール、これら両リールを相互に連動回転させる連動機構、転写テープ3を被転写部上に加圧転写する転写ヘッド4および上記両リールにおける転写テープ3の繰出速度および巻取速度を同期させるクラッチ機構などを主要部として備えてなり、また、ケース2の一部に、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する転写膜除去材5が設けられている。
ケース2は片手による手持ち操作可能なもので、図示のごとく、内装される上記繰出リールおよび巻取リール等の構成部品を内装し得る正面輪郭形状寸法と幅寸法を備える偏平な箱状とされ、その対向する一対の扁平な表裏面2a,2bが手持ち操作時の基準的な把持面とされている。
このケース2は、射出成形等により一体成形されたプラスチック製のものであって、分割構造のケース本体6とキャップ体7とから構成されるとともに、ケース2の先端部には、上記転写ヘッド4を内外に挿通するヘッド挿通開口8が形成されている。
転写テープ3は従来周知の積層構造を備え、具体的には、フィルム状基材テープの片面に、剥離剤層、修正塗料層および加圧接着性を有する粘着剤(感圧接着剤)層が順次積層されてなり、これら修正塗料層と粘着剤層が転写膜としての修正塗膜10(図11参照)を形成している。
上記ケース2内の繰出リールから繰出される転写テープ3は、上記転写ヘッド4の片側テープ走行面に沿って先端加圧部4aへ案内された後、この先端加圧部4aを経由して反転され、さらに反対側テープ走行面に沿って案内されて、ケース2内の巻取リールに巻回される。
転写膜除去材5は、紙面等に転写された修正塗膜(転写膜)10を摩擦除去するためのもので、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去するに際して、磨耗の少ない材料から構成されている。
換言すれば、転写膜除去材5は、図2(a)に模式的に示されるように、紙面等の被転写部11に転写された修正塗膜10を転写膜除去材5により押し付けて擦り取る(摩擦除去する)場合に、修正塗膜10のみが被転写部11の表面から剥ぎ取られて、その剥ぎ取られた塗膜屑10aのみが生じ、転写膜除去材5には実質的に磨耗が生じないような摩擦除去メカニズムを呈する材質とされる。また、この場合でも、転写膜除去材5の摩擦除去動作により被転写部11の表面が損傷を受けたりしないようにある程度の弾性を有することが条件とされる。
このような転写膜除去材5に要求される条件は、主として次の理由による。
(a) 修正塗膜(転写膜)10を、被転写部11の表面である紙面等を損傷したり汚したりすることなく、容易かつ確実に摩擦除去することができる。
(b) 転写膜除去材5が転写具1の外観の一部を構成していることに鑑みて、転写具1の寿命(本実施形態のような使い切りタイプのものにおいては、転写テープ3の寿命)を通じて、転写膜除去材5の経時的な磨耗がなく、転写膜除去材の磨耗変形により転写具1の外観に影響を与えない。具体的には、転写膜除去材5は、少なくとも転写具1の寿命に対して実質的に摩耗がなく、または少なくとも転写具の寿命に対して実質的に表面性状に変化がない。
ちなみに、従来の一般的な字消し、例えばプラスチック製字消しによる鉛筆で書かれた文字の摩擦除去メカニズムは、図2(b)に模式的に示されるように、紙面12に鉛筆により筆記された文字13をプラスチック製字消し15により押し付けて擦り取る(摩擦除去する)と、紙面12から擦り取られた文字13を構成する鉛筆芯材13a、13a、…と、プラスチック製字消し15からの磨耗屑15aとが混ざって消し屑16となる。
転写膜除去材5の構成材料としては、少なくとも、樹脂成分およびゴム成分のいずれかを含む。
上記樹脂成分としては、熱可塑性エラストマーが好適であり、スチレン系およびオレフィン系熱可塑性エラストマーが好適に使用され、これらは単独でまたは必要に応じて2種以上組み合わせて用いられるが、特にスチレン系熱可塑性エラストマーが好適である。
熱可塑性エラストマーの一般的な構造は、軟質層(ソフトセグメント)と硬質層(ハードセグメント)からなる。軟質層と硬質層が相まって、熱可塑性エラストマー特有のゴム弾性を保持するが、成形加工時に、硬質層が溶融・可塑化して成形加工性を発現させ、成形が終了すると硬化して、塑性変形を防止する拘束成分としての機構を発現する。
スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、例えば、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、スチレン−エチレンブチレン−スチレン共重合体、スチレン−エチレンプロピレン−スチレン共重合体、スチレン−エチレンエチレンプロピレン−スチレン共重合体およびスチレン系熱可塑性エラストマーコンパウンドなどが挙げられ、これらは単独でもよいが、必要に応じて2種以上組み合わせて用いてもよい。スチレン系熱可塑性エラストマーの市販品の一例を次に列挙する。
スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体としては、例えば、タフプレン(A、125、126など)、アサプレンT(411、414、475など)(以上、旭化成株式会社)およびクレイトンD(1101、1102など)(クレイトンポリマージャパン株式会社)が挙げられる。
スチレン−イソプレン−スチレン共重合体としては、例えば、クレイトンD(1107、1111など)(クレイトンポリマージャパン株式会社)が挙げられる。
スチレン−エチレンブチレン−スチレン共重合体としては、例えば、タフテックH(1031、1041など)(旭化成株式会社)、セプトン(8004、8006など)(株式会社クラレ)およびクレイトンG(1650、1651など)(クレイトンポリマージャパン株式会社)が挙げられる。
スチレン−エチレンプロピレン−スチレン共重合体としては、例えば、セプトン(2002、2005など)(株式会社クラレ)およびクレイトンG1730(クレイトンポリマージャパン株式会社)が挙げられる。
スチレン−エチレンエチレンプロピレン−スチレン共重合体としては、例えば、セプトン4033(株式会社クラレ)が挙げられる。
オレフィン系エラストマーとしては、例えば、オレフィン系熱可塑性エラストマー、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、エチレン−αオレフィン共重合体(メタロセン触媒)、非晶性ポリαオレフィン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレンおよびポリプロピレンなどのオレフィン系エラストマーが挙げられ、これらは単独でもよいが、必要に応じて2種以上組み合わせて用いてもよい。
オレフィン系エラストマーの市販品の一例としては、例えば、住友TPE(820,821、5260など)(住友化学工業株式会社)、出光TPO(R110E、M142Eなど)(出光石油化学株式会社)およびミラストマー(5030、8030など)(三井化学株式会社)が挙げられる。
ゴム成分としては、例えば、IIR(ブチルゴム)、IR(イソプレンゴム)、SBR(スチレン−ブタジエンゴム)、BR(ブタジエンゴム)、EPM(エチレンプロピレンゴム)、EPDM(エチレンプロピレン三元共重合体)、ACM(アクリルゴム)、ポリイソブチレン、NR(天然ゴム)が挙げられ、これらは単独でもよいが、必要に応じて2種以上組み合わせて用いてもよい。
また、ゴム成分は、コア・シェル構造を備えるものであってもよい。コア・シェル構造のゴム成分は、芯部分と外殻部分からなる構造を持ち、その芯部分と外殻部分で組成が異なる。このように高分子材料のゴム成分がコア・シェル構造を備えることにより、(i)ガラス転移温度(Tg)の高いものと低いものとの組み合せにより、Tgのコントロールができる、(ii)外殻部分の樹脂を変えることにより、他の材料への相溶性や接着性を調整できる、および(iii)粘性の高いものと弾性の高いものを組み合わせて、粘弾性のコントロールができる、等のメリットがある。
ゴム成分の市販品の一例を次に列挙する。
IIR(ブチルゴム)としては、例えば、エクソンブチル(065、268など)(エクソンモービル有限会社)およびバイエルブチル(100、301など)(バイエル株式会社)が挙げられる。
IRとしては、例えば、JSR IR2200(ジェイエスアール株式会社)が挙げられる。
SBRとしては、例えば、JSR(1500、0202、SL552など)(ジェイエスアール株式会社)およびNipol(1502、NS210など)(日本ゼオン株式会社)が挙げられる。
BRとしては、例えば、JSR(BR01、T700など)(ジェイエスアール株式会社)およびNipol(BR220、BR1241など)(日本ゼオン株式会社)が挙げられる。
EPMとしては、例えば、JSR EP11(ジェイエスアール株式会社)が挙げられる。
EPDMとしては、例えば、JSR EP21、EP24(ジェイエスアール株式会社)が挙げられる。
ACMとしては、例えば、Nipol(AR31、AR51、AR71、AR71L、AR32、AR42W、AR72LS、AR72HF、AR53L、AR12、AR54、AR74X、AR14)(日本ゼオン株式会社)、およびパラクロン(SN−50、AX−2、EM−AX−2、AS−3000、ME−3500、W−248、W−197C等)(根上工業株式会社)が挙げられる。
また、コア・シェル構造を利用したゴム成分であるACMとして、例えば、パラクロン(RP−101、RP−103、RP−301、RP−302、RP−303、RP−412)(根上工業株式会社)、およびパラペット(GR−04940、GR−04970、GR−01240、GR−01270、G−1000、HR−L、SA−FW001、SA−FW101、SA−NW001、SA−NW201、SA−CW001、SA−1000NP、SA−1000CP)(株式会社クラレ)が挙げられる。
転写膜除去材5の具体的な構成材料としては、上述した樹脂成分およびゴム成分のいずれか一つ、またはこれらの混合材料、あるいはこれら単体材料または混合材料に、添加物として、プラスチック加工用又はゴム加工用に使用される添加物として慣用的に使用される公知の成分(例えば、充填剤、軟化剤、滑剤、安定剤、老化防止剤、着色剤など)が適宜選択的に用いることも可能である。
なお、上記写膜除去材が樹脂成分およびゴム成分の両者を含んでなる場合は、これら樹脂成分とゴム成分との重量比が25:75〜75:25の範囲に設定されているのが望ましい。
また、ケース2における転写膜除去材5が設けられる部位は、この転写膜除去材5を紙面等に転写された修正塗膜(転写膜)10に押し当てて摩擦除去するに際して、人間工学的にケース2を手持ち操作可能な位置に設定される。
換言すれば、図2(a)に示されるように、被転写部11に転写された修正塗膜10に対して転写膜除去材5を押し付けて擦り取る姿勢をとった場合、使用者が片手の手指にてケース2を自然な形で把持できるとともに、過度に無用な力を要することなくケース2を摩擦除去操作できるように構成されている。
図示の実施形態の転写膜除去材5は、ケース2の先端部から突設された転写ヘッド4の両側部つまり転写テープ3の走行を案内するガイドフランジ4b、4bの外側面に、側方へ突出して一体的に設けられて、転写テープ3の転写操作時とほぼ同様な操作性が確保されている。
この転写膜除去材5は、具体的には、転写ヘッド4の成形時に同時に形成されるところ、転写ヘッド4自体にもある程度の弾性(加圧転写時における転写テープ3の加圧方向への弾性変形を許容する程度の弾性)が付与される必要があることから、上記条件が満たされる限り、転写ヘッド4と転写膜除去材5が同一の構成材料から形成されても良い。このように転写ヘッド4と転写膜除去材5が同一構成材料からなる場合には、両者が射出成形により一体成形される。
転写膜除去材5の外観形状は、その一部に角部5aを有することが望ましく、図示の実施形態の転写膜除去材5は円錐台形状とされて、その先端部の縁部が上記角部5aを形成している。この角部5aの形状寸法は修正塗膜10の細部を摩擦除去可能な程度に設定される。これにより、角部5aを構成する円錐台形の縁に沿った方向へ転写膜除去材5を移動操作することにより、修正塗膜10の細部の一部のみを摩擦除去できる一方、円錐台形の縁に交差する方向へ転写膜除去材5を移動操作することにより、修正塗膜10の広い範囲あるいは全部を効率良く摩擦除去できる。
しかして、以上のように構成された転写具1により誤字等を修正するには、図11に示すように、ケース2の把持面2a,2bを手指にて把持して、転写ヘッド4の先端加圧部4aを紙面等の被転写部11上に密着状に押し当てて、そのままケース2を被転写部11の表面に沿って移動させることにより、転写ヘッド4の先端加圧部4aにおける転写テープ3の修正塗膜10が、基材テープから剥離して上記被修正部分11上に転写されるとともに、修正塗膜10が剥離された使用後の転写テープつまり上記基材テープはケース2内の巻取リールに巻取り回収される。
また、上記被転写部11上に一旦転写された修正塗膜10を除去したい場合には、上記ケース2の転写ヘッド4に設けられた転写膜除去材5を用いて、上記修正塗膜10を摩擦除去する。
この場合、転写膜除去材5はケース2の転写ヘッド4に一体的に設けられて、転写具1に常備されているから、落下等して遺失してしまう危険がない。
また、このように転写膜除去材5が設けられるケース2の部位が、転写膜除去材5を被転写部11に転写された修正塗膜10に押し当てて摩擦除去するに際して、人間工学的に上記ケース2を手持ち操作可能な位置に設定されていることにより、修正塗膜10の摩擦除去作業が容易かつ確実に行える。
また、上記転写膜除去材5の外観形状が円錐台形状とされて、その一部に修正塗膜10の細部を摩擦除去可能な形状寸法の角部5aを有しているから、修正塗膜10全体はもちろんのこと、その細部の一部を摩擦除去することも可能である。
さらに、転写膜除去材5は、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去するに際して、磨耗の少ない材料から構成されているから、転写具1により紙面等の被転写部11に一旦転写された修正塗膜10を、紙面等を損傷したり汚したりすることなく、容易かつ確実に摩擦除去することができる。
また、上記転写膜除去材5が磨耗の少ない材料から構成されていることにより、転写具1自体の寿命を通じて経時的な磨耗がほとんどなく、転写具1の外観を損なうこともない。
実施形態2
本実施形態は図3に示されており、実施形態1における転写膜除去材5の形成される位置が改変されたものである。
すなわち、本実施形態の転写膜除去材25は、ケース2の先端部表面に一体的に設けられている。具体的には、本実施形態の転写膜除去材25は、ケース2の先端部における両側面つまり把持面2a、2bに側方へ突出して一体的に設けられている。
このような配置構成が、転写膜除去材25を紙面等に転写された修正塗膜10に押し当てて摩擦除去するに際して、人間工学的にケース2を手持ち操作可能とし、転写テープ3の転写操作時とほぼ同様な操作性を確保することができることは、実施形態1の場合と同様である。
転写膜除去材25の外観形状は、実施形態1と同様な、具体的には実施形態1と相似形の円錐台形状とされて、その先端部の縁部25aが修正塗膜10の細部を摩擦除去可能な角部を形成している。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
実施形態3
本実施形態は図4に示されており、実施形態1における転写膜除去材5の形成される位置が改変されたものである。
すなわち、本実施形態の転写膜除去材35は、ケース2の外部に臨んで設けられた転写テープ3を巻き戻すための巻戻しボタンの形態とされている。図示しないが、ケース2の内部に装着された転写テープ3を巻装した繰出リールの回転支軸の一端に、巻戻しボタンとしての機能を兼備する転写膜除去材35が一体的に設けられ、これがケース2の挿通穴36から外部に突出状に臨んでいる。
転写膜除去材35の外観形状は、実施形態1と同様な、具体的には実施形態1と相似形の円錐台形状とされて、巻戻しボタンとしての回転操作性を備えるととともに、その先端部の縁部35aが修正塗膜10の細部を摩擦除去可能な角部を形成している。
この転写膜除去材35は、上記繰出リールの支軸と別体に形成されて、この支軸に取り外し可能に係合装着されているが、前述した転写膜除去材の構成材料として要求される条件を満たされる限り、支軸と同一の構成材料でかつ一体形成されても良い。
しかして、以上のように構成された転写具1においては、転写膜除去材35を紙面等に転写された修正塗膜10に押し当てて摩擦除去するに際して、ケース2の適所を手指にて把持することにより、転写テープ3の転写操作時とほぼ同様な操作性を確保することができる。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
実施形態4
本実施形態は図5に示されており、実施形態1の転写具1の基本構造と転写膜除去材5の構成が改変されたものである。
すなわち、実施形態1の転写具1は使い切りタイプであるが、本実施形態の転写具41は、少なくとも前記繰出リールおよび巻取リールを備えるテープカートリッジが、ケース2内に取外し交換可能に装着されて、転写テープ3の交換が可能な構造を備えてなるリフィルタイプとされており、これに対応して、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する転写膜除去材45がケース2の一部を構成するケース構成部材の形態とされている。
上記転写膜除去材45は、具体的には図5(a)に示すように、ケース2の構成部材であるケース本体6とキャップ体7を組立閉止する閉止部材として、ケース2の外形の一部を構成する形状とされるとともに、このケース2に対して取外し可能とされている。
つまり、図5(b)に示すように、ケース本体6とキャップ体7の合わせ部46、47が互いに当接係合して、鳩尾形状断面を有するいわゆる蟻形状を形成するとともに、上記転写膜除去材45の底部に形成された係合溝48がいわゆる蟻溝形状とされている。
そして、転写膜除去材45を上記合わせ部46、47に対して、図5(a)のX方向(図5(b)の紙面に対して垂直方向)へスライドして係止させることにより、これら両合わせ部46、47を外側から抱持状に共締め固定するようにされている。
転写膜除去材45の構成材料については、実施形態1の転写膜除去材5と同様である。
しかして、以上のように構成された転写具1において、転写膜除去材45は、ケース2を開けて内部の転写テープ3を交換する際にケース2から取り外すほか、図2(a)に示すように、被転写部11上に一旦転写された修正塗膜10を除去する場合にも、上記ケース2から取り外して単独で使用する。また、ケース2に転写膜除去材45を装着したままで上記修正塗膜10を除去する場合には、ケース2自体が転写膜除去時の手持操作部としても機能することとなる。
この場合、転写膜除去材45の外周エッジ45aが上記修正塗膜10の細部を摩擦除去可能な形状寸法の角部として機能するから、修正塗膜10全体はもちろんのこと、その細部の一部を摩擦除去することも可能である。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
実施形態5
本実施形態は図6に示されており、実施形態1の転写膜除去材5の構成が改変されたものである。
すなわち、本実施形態の転写膜除去材55は、ケース2の表面に貼着される転写膜除去シールの形態とされている。具体的には図6(b)に示すように、転写膜除去材55は、弾性シート状に形成されるとともに、その裏面全体に粘着剤層55aが積層形成されてなり、この粘着剤層55aを介してケース2の後端部側面に沿って完全密着状に貼着されている。
転写膜除去材55の構成材料については、実施形態1の転写膜除去材5と同様である。
しかして、以上のように構成された転写具1において、転写膜除去材55を紙面等に転写された修正塗膜10に押し当てて摩擦除去するに際しては、ケース2の適所を手指にて把持することにより、転写テープ3の転写操作時とほぼ同様な操作性を確保することができる。つまり、具体的には図示しないが、ケース2の持ち方は修正塗膜10の転写操作時の持ち方と前後逆転した状態となる。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
実施形態6
本実施形態は図7に示されており、実施形態1の転写具1の基本構造と転写膜除去材5の構成が改変されたものである。
すなわち、本実施形態の転写具61は、実施形態4と同様のリフィルタイプとされており、具体的には、図示の細長い外観形状を呈するケース62内に、転写テープ3を繰り出し可能に巻装した繰出リール、使用後の転写テープを巻き取り回収する巻取リール、これら両リールを相互に連動回転させる連動機構、転写テープ3を被転写部上に加圧転写する転写ヘッド4および上記両リールにおける転写テープ3の繰出速度および巻取速度を同期させるクラッチ機構などを備えるテープカートリッジが取外し交換可能に装着されている。また、ケース2の一部(図示の場合は後端部)には、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する転写膜除去材65が設けられている。
この転写膜除去材65は保護キャップ63を取外し可能に保持するキャップ保持部としての機能を兼備している。つまり、転写具61は、上記転写ヘッド4を被覆保護する保護キャップ63を備えるとともに、上記ケース62の後端部に、キャップ保持部兼用の上記転写膜除去材65が後方へ突出して一体的に設けられている。
転写膜除去材65の外観形状は、具体的には図7(a)に示すようなほぼ円錐台形状に形成されて、その先端部の縁部が実施形態1の角部5aと同様な角部65aを形成している。また、転写膜除去材65の先端部近傍位置には、保護キャップ63の内側面に設けられた環状の嵌合リブ63aと嵌合する環状嵌合溝65bが全周にわたって設けられている。
転写膜除去材65の構成材料については、実施形態1の転写膜除去材5と同様である。
上記保護キャップ63は、転写ヘッド4の形状寸法よりも大きな内部空間を有する形状寸法を備えるとともに、その内側面の上記環状嵌合リブ63aが、ケース62先端部に設けられたヘッド保持部66の係合部66aに弾発的に係合する構造とされている。
しかして、以上のように構成された転写具61において、誤字等を修正するには、図7(b)に示すように、転写ヘッド4の保護キャップ63を取り外すとともに、ケース2の後端部の転写膜除去材65に嵌合保持させた状態で、転写具61を転写操作する。
一方、被転写部11上に一旦転写された修正塗膜10を摩擦除去する場合には、図7(a)に示すように、保護キャップ63を転写ヘッド4に被覆保護させた状態で、ケース2に一体的に設けられた上記転写膜除去材65を使用する。この場合のケース62の持ち方は、修正塗膜10の転写操作時の持ち方と前後逆転した状態となり、上記転写テープ3の転写操作時とほぼ同様な操作性を確保することができる。つまり、具体的には図示しないが、ケース2の持ち方は修正塗膜10の転写操作時の持ち方と前後逆転した状態となる。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
実施形態7
本実施形態は、実施形態6の転写具61の構成が改変されたものである。具体的には、実施形態6においては、転写膜除去材65が保護キャップ63を取外し可能に保持するキャップ保持部を兼ねる構成とされていたが、本実施形態においては、上記保護キャップ75自体が転写膜除去材で形成されている。この転写膜除去材75の構成材料については、実施形態1の転写膜除去材5と同様である。
したがって、本実施形態におけるキャップ保持部76の構成材料は、転写膜除去材のような条件は不要であり、キャップ保持機能を有する限り特に限定されない。
その他の構成および作用は実施形態6と同様である。
実施形態8
本実施形態は図8に示されており、実施形態1の転写膜除去材5の構成が改変されたものである。
すなわち、本実施形態の転写膜除去材85は、ケース2の一部に取外し可能に設けられてなる直線定規の形態とされている。具体的には、この転写膜除去材85は、その正面形状が図8(a)に示すような細長いほぼ矩形状とされるとともに、その両側縁部85a、85bが図8(b)に示すような傾斜断面を有する平板状とされてなり、片側縁部85aには計測目盛86が設けられている。
また、上記ケース2の片側面2aには、上記転写膜除去材85の断面形状に対応したいわゆる蟻溝形状の装着溝87が設けられており、この装着溝87に転写膜除去材85を図8(a)のX方向(図8(b)の紙面に対して垂直方向)へスライドして挿入させることにより、ケース2に転写膜除去材85が取外し可能に装着される。
転写膜除去材85の構成材料については、実施形態1の転写膜除去材5と同様である。
しかして、以上のように構成された転写具1において、転写膜除去材85はケース2に常備されて、適宜ケース2から取り外すことにより、図2(a)に示すように、被転写部11上に一旦転写された修正塗膜10を摩擦除去する本来的使用がなされるとともに、図8(c)に示すように、直線定規としての使用が可能である。
なお、転写膜除去材85の側縁部85a、85bは、上記修正塗膜10の細部を摩擦除去可能な形状寸法の角部として機能するから、修正塗膜10全体はもちろんのこと、その細部の一部を摩擦除去することも可能である。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
実施形態9
本実施形態は図9に示されており、実施形態1の転写膜除去材5の構成が改変されたものである。
すなわち、本実施形態の転写膜除去材95は、ケース2の一部に取外し可能に設けられてなる板状の保持クリップの形態とされている。具体的には、この転写膜除去材95は、図9(b)に示すようなほぼコ字形状に成形された薄肉の板状体とされ、弾性変形可能な平行な二つの挟持片96a、96bは、一方96bが他方96aよりも長く設定されるとともに、これら両者の先端部がほぼ半円弧形状に形成されている。
また、上記ケース2の両側面2a、2bには、図9(a)に示すように、上記転写膜除去材95の両挟持片96a、96bの形状寸法に対応した装着溝97a、97bがそれぞれ設けられており、これら装着溝97a、97bに転写膜除去材95の挟持片96a、96bを図9(a)のX方向へスライドして挿入係止させることにより、ケース2に転写膜除去材95が取外し可能に装着される。
転写膜除去材95の構成材料については、実施形態1の転写膜除去材5と同様である。
しかして、以上のように構成された転写具1において、転写膜除去材95はケース2に常備される一方、適宜ケース2から取り外すことにより、図2(a)に示すように、被転写部11上に一旦転写された修正塗膜10を摩擦除去する本来的使用がなされるとともに、図9(c)に示すように、書類等を挟持状に保持する保持クリップとしての使用が可能である。
なお、転写膜除去材95の側縁部特に基端部分の側縁部95aは、上記修正塗膜10の細部を摩擦除去可能な形状寸法の角部として機能するから、修正塗膜10全体はもちろんのこと、その細部の一部を摩擦除去することも可能である。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
実施形態10
本実施形態は図10に示されており、実施形態1の転写膜除去材5の構成が改変されたものである。
すなわち、本実施形態の転写膜除去材105は、ケース2の一部に取外し可能に設けられてなるケーススタンドの形態とされている。具体的には、この転写膜除去材105は、図10(b)に示すようなほぼコ字形状に成形された厚肉の板状体とされ、基台部106の両側縁から二つの挟持片107a、107bが平行に起立して形成されるとともに、これら両挟持片107a、107bは、その上端部が上向き円弧形状に形成された同一形状とされている。
また、これら両挟持片107a、107b間の間隔寸法は、上記ケース2の両側面2a、2b間の幅寸法とほぼ同一寸法に設定されて、図10(a)に示すように、机等の上面に載置された転写膜除去材105の両挟持片107a、107b間に、転写具1のケース2が弾発的に挟持されて、ケーススタンドとしての転写膜除去材105に起立状に保持される。
転写膜除去材105の構成材料については、実施形態1の転写膜除去材5と同様である。
しかして、以上のように構成された転写具1において、転写膜除去材105はケース2に常備される一方、適宜ケース2から取り外すことにより、図2(a)に示すように、被転写部11上に一旦転写された修正塗膜10を摩擦除去する本来的使用がなされるとともに、図10(a)に示すように、転写具1を起立保持するケーススタンドとしての使用が可能である。
なお、転写膜除去材105の各側縁部105aは、上記修正塗膜10の細部を摩擦除去可能な形状寸法の角部として機能するから、修正塗膜10全体はもちろんのこと、その細部の一部を摩擦除去することも可能である。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
続いて、本発明に係る転写膜除去材を実施例および比較例に基づいてさらに詳細に説明する。
実施例1〜10
表1に示す組成の転写膜除去材(実施例1〜10)をそれぞれ調製した。なお、表中の各成分の割合は組成全量に対する重量パーセントで示されている。
具体的には、表1に示すように、樹脂成分としてスチレン系熱可塑性エラストマーである二種類のSBS(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)を使用して、所定の割合で配合した生地を、120℃に加熱した2本のロールに投入して、充分混練りを行った後、押し成形により、所望の形状(例えば、円柱状)を有する転写膜除去材(実施例1〜10)を得た。
実施例11〜13
実施例1〜10と同様に、表2に示す組成の転写膜除去材(実施例11〜13)をそれぞれ調製した。具体的には、表2に示すように、ゴム成分として二種類のアクリルゴムを使用し、これらを所定の割合で配合して生地とした。
実施例14〜31
実施例1〜10と同様に、表3に示す組成の転写膜除去材(実施例14〜31)をそれぞれ調製した。具体的には、表3に示すように、ゴム成分としてアクリルゴムを使用するとともに、樹脂成分としてSBSを使用し、これらを所定の割合で配合して生地とした。
比較例1〜7
実施例1〜10と同様に、表4に示す組成の転写膜除去材(比較例1〜7)をそれぞれ調製した。具体的には、表4に示すように、樹脂成分として単一のポリエステル系熱可塑性エラストマーを使用して生地とした。
比較例8〜10
実施例1〜10と同様に、表5に示す組成の転写膜除去材(比較例8〜10)をそれぞれ調製した。具体的には、表5に示すように、樹脂成分として単一のポリエステル系熱可塑性エラストマーを使用して生地とした。
Figure 2005119145
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このようにして得た実施例1〜31および比較例1〜10の転写膜除去材を試料として、各試料についての転写膜除去試験I〜IIIを行い、転写膜の剥がし能力(除去能力)、転写膜除去後の被転写面の状態および磨耗量を測定、評価した。
転写膜除去試験I〜III:
1.試験片:
実施例1〜31および比較例1〜10で得た転写膜除去材(直径10mm、長さ約5.0mmの円柱状ペレット)
2.転写膜形成紙:
(a) 転写膜除去試験I:
一般市販の修正テープ(塗膜転写具)(商品名「ケシワードIV」株式会社シード製)を用いて、その転写テープの修正塗膜を紙面(被転写部)上に転写して作成したもの
(b) 転写膜除去試験II:
一般市販の粘着テープ(塗膜転写具)(商品名「エスカルII」フジコピアン株式会社製)を用いて、その転写テープの粘着塗膜を紙面(被転写部)上に転写して作成したもの
(c) 転写膜除去試験III:
一般市販のマーカテープ(塗膜転写具)(商品名「ピロス」ユニオンケミカー株式会社製)を用いて、その転写テープのマーカ塗膜を紙面(被転写部)上に転写して作成したもの
3.試験方法:
円柱形状の試験片を磨耗試験機に取り付けるとともに、この試験片の先端部の円弧状エッジ(角部)を転写膜形成紙に対して垂直になるように接触させた状態で、紙面に平行な方向への往復移動速度が150±10cm/min、および紙面に対する加圧力として試験片にかかる荷重が500gの条件の下で、転写膜形成紙上の修正塗膜(転写膜)が剥がれ取れるまで摩擦除去動作を行い、その剥がし能力(除去能力:修正塗膜を剥がすまでに要した往復回数)、修正塗膜除去後の転写膜形成紙の紙面の状態および試験片の磨耗量を測定または評価した。
これらの試験は、上記3種類のテープ(修正テープ、粘着テープ、マーカテープ)の転写膜(転写膜形成紙)に対してそれぞれ行い、その試験結果(剥がし能力、紙面の削傷および摩耗量)が、表1〜表5の下段の各欄にそれぞれ示されている。
4.試験結果:
(A) 剥がし能力:
この剥がし能力については、修正塗膜を剥がすまでに要した往復回数が1回〜5回までの場合は◎(優良)、6回〜10回までの場合は○(良)、11回以上で剥離した場合は△(やや不良)、および回数を重ねても剥がれない場合は×(不良)に区分して評価した。
(a) 転写膜除去試験I:
実施例1〜31(本発明品)についてはすべて○(良)以上の評価で、実用上まったく問題なく、特に実施例4〜31については優れた剥がし能力を発揮することが判明した。
一方、比較例1〜10(比較品)についてはすべて△(やや不良)以下の評価で、実用上問題があることが判明した。
(b) 転写膜除去試験II:
実施例1〜31(本発明品)についてはすべて◎(優良)以上の評価で、実用上まったく問題ないばかりか、優れた剥がし能力を発揮することが判明した。
一方、比較例1〜3、8および9(比較品)については○(良)以上の評価であるが、比較例4〜7および10(比較品)については△(やや不良)以下の評価で、実用上問題があることが判明した。
(c) 転写膜除去試験III:
実施例1〜31(本発明品)についてはすべて◎(優良)以上の評価で、実用上まったく問題ないばかりか、優れた剥がし能力を発揮することが判明した。
一方、比較例1〜9(比較品)については○(良)以上の評価であるが、比較例10(比較品)については×(不良)の評価で、実用上問題があることが判明した。
(B) 紙面の削傷:
この紙面の削傷については、修正塗膜除去後の転写膜形成紙の紙面の状態を観察して、試験片の摩擦除去動作による削傷の有無を調べ、削傷がない場合は○(良)、および削傷が有る場合は×(不良)に区分して評価した。
(a) 転写膜除去試験I:
実施例1〜31(本発明品)についてはすべて○(良)の評価で、紙面に損傷を与えることがなく実用上まったく問題がないことが判明した。
一方、比較例1〜3および6〜10(比較品)については○(良)の評価であるが、比較例4および5(比較品)については×(不良)の評価で、紙面に損傷を与えてしまい実用上問題があることが判明した。
(b) 転写膜除去試験II:
実施例1〜31(本発明品)についてはすべて○(良)の評価で、紙面に損傷を与えることがなく実用上まったく問題がないことが判明した。ちなみに、比較例1〜10(比較品)についても○(良)の評価であった。
(c) 転写膜除去試験III:
実施例1〜31(本発明品)についてはすべて○(良)の評価で、紙面に損傷を与えることがなく実用上まったく問題がないことが判明した。ちなみに、比較例1〜10(比較品)についても○(良)の評価であった。
(C) 摩耗量(mg):
この試験片の摩耗量については、修正塗膜に対して10往復の移動動作を1回の摩擦除去操作として、つまり修正塗膜を剥がすまでに要した実用上問題のない往復回数10回を1回の摩擦除去操作として、200回の摩擦除去操作(統計的に、転写具の寿命を通じての摩擦除去操作回数(使い切りタイプのものにあっては、内装される転写テープ自体の寿命の5000倍に相当するとともに、リフィルタイプのものにあっては、交換可能に内装される転写テープ10本分の500倍に相当する))に対する試験片の摩耗量を測定した。
(a) 転写膜除去試験I:
実施例1〜31(本発明品)のすべてについて摩耗量は0で摩耗がなく、実用上まったく問題のないことが判明した。ちなみに、比較例1〜10(比較品)についても、同様に摩耗量は0で摩耗がなかった。
(b) 転写膜除去試験II:
実施例1〜31(本発明品)のすべてについて摩耗量は0で摩耗がなく、実用上まったく問題のないことが判明した。ちなみに、比較例1〜10(比較品)についても、同様に摩耗量は0で摩耗がなかった。
(c) 転写膜除去試験III:
実施例1〜31(本発明品)のすべてについて摩耗量は0で摩耗がなく、実用上まったく問題のないことが判明した。ちなみに、比較例1〜10(比較品)についても、同様に摩耗量は0で摩耗がなかった。
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに限定されることなく、その範囲内で種々の設計変更が可能である。一例として以下のような改変が可能である。
(1) 例えば、実施形態1−3、5および8−10の転写具1は、転写テープを含めてすべての構成部品が消耗品とされてなる使い切りタイプの構造を備えてなる一方、実施形態4、6および7の転写具41、61は、転写テープを含めた構成部品の一部が交換可能とされてなるリフィルタイプの構造を備えてなるが、これらにそれぞれ設けられた転写膜除去材5、25、35、45、55、65、75、85、95および105は、それぞれ逆のタイプの構造の転写具への転用、つまり使い切りタイプの構造のものにあってはリフィルタイプの構造の転写具への適用、またリフィルタイプの構造のものにあっては使い切りタイプの構造の転写具への適用が可能であることはもちろんである。
(2) また、図示の実施形態の転写具1、41および61はいずれも、転写テープを繰り出し可能に巻装した繰出リールに加えて、転写ヘッドにより転写部上に加圧転写された後の使用後の転写テープを巻き取り回収する巻取リールもケース内に備えてなる構造を備えているが、本発明に係る上記転写膜除去材5−105は、上記巻取リールが省略されて、使用後の転写テープがケース内に回収されることなく切断除去される簡易な形式の構造の転写具にも採用可能である。
(3) さらに、転写テープ3は、図示のような修正塗膜を配置保持されてなる修正テープのほか、上記の試験で用いた粘着テープ(基材テープの表面に、粘着塗膜が剥離可能に配置保持されてなる)やマーカテープ(基材テープの表面に、マーカ塗膜が剥離可能に配置保持されてなる)、あるいはマーク転写テープ(基材テープの表面に、感圧接着性を有する転写マークが所定間隔をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持されてなる)など、各種転写テープが適用可能である。
本発明の実施形態1である転写具を示し、図1(a)は同転写具の全体を示す斜視図であり、図1(b)は同転写具の要部を拡大して示す斜視図である。 同転写具の転写膜除去材の摩擦除去動作時における摩擦除去メカニズムを説明するための模式図で、図2(a)は同転写膜除去材の摩擦除去メカニズムを示し、図2(b)は従来公知のプラスチック製字消しの摩擦除去メカニズムを示す。 本発明の実施形態2である転写具を示し、図3(a)は同転写具の全体を示す斜視図であり、図3(b)は同転写具の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態3である転写具を示し、図4(a)は同転写具の全体を示す斜視図であり、図4(b)は同転写具の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態4である転写具を示し、図5(a)は同転写具の全体を示す正面図であり、図5(b)は同転写具の要部を示す図5(a)のB−B線に沿った断面図である。 本発明の実施形態5である転写具を示し、図6(a)は同転写具の全体を示す斜視図であり、図6(b)は同転写具の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態6である転写具を示し、図7(a)は同転写具の不使用時または転写膜除去作業時の状態を示す正面図、図7(b)は同転写具の使用時の状態を示す正面図および図7(cは同転写具の保護キャップを拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態8である転写具を示し、図8(a)は同転写具の全体を示す正面図、図8(b)は同転写具の要部を示す図8(a)のB−B線に沿った断面図および図8(c)は同転写具の使用状態の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態9である転写具を示し、図9(a)は同転写具の全体を示す正面図、図9(b)は同転写具の転写膜除去材を示す斜視図および図9(c)は同転写膜除去材の保持クリップとしての使用状態の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態10である転写具を示し、図10(a)は同転写具の全体を示す正面図、図10(b)は同転写具の転写膜除去材を示す斜視図である。 転写具の一般的な使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 字消し具(転写具)
2 ケース
3 転写テープ
4 転写ヘッド
5 転写膜除去材
5a 転写膜除去材の角部
10 修正塗膜(転写膜)10
11 被転写部
25 転写膜除去材
25a 転写膜除去材の角部
35 転写膜除去材
35a 転写膜除去材の角部
41 転写具
45 転写膜除去材
45a 転写膜除去材の外周エッジ(角部)
55 転写膜除去材
61 転写具
63 保護キャップ
65 転写膜除去材(キャップ保持部兼用)
65a 転写膜除去材の角部
75 転写膜除去材(保護キャップ兼用)
76 キャップ保持部
85 転写膜除去材(直線定規兼用)
85a、85b 転写膜除去材の側縁部(角部)
95 転写膜除去材(保持クリップ兼用)
95a 転写膜除去材の側縁部(角部)
105 転写膜除去材
105a 転写膜除去材の側縁部(角部)

Claims (42)

  1. 転写テープ上の塗膜や転写マーク等の転写膜を紙面等に転写するための転写具であって、
    少なくとも、片手による手持ち操作可能なケースと、このケース内に回転可能に装着されて、転写テープを繰り出し可能に巻装した繰出リールと、前記ケースの先端部分に配設されて、前記繰出リールから繰り出される転写テープを被転写部上に加圧転写する転写ヘッドとを備えてなり、
    前記ケースの一部に、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する転写膜除去材が設けられている
    ことを特徴とする転写具。
  2. 片手による手持ち操作可能な前記ケースと、
    このケース内に回転可能に装着されて、転写テープを繰り出し可能に巻装した前記繰出リールと、
    前記ケース内に回転可能に装着されて、使用後の転写テープを巻き取り回収する巻取リールと、
    この巻取リールおよび前記操出リールを相互に連動回転させる連動機構と、
    前記ケースの先端部分に配設されて、前記繰出リールから繰り出される転写テープを被転写部上に加圧転写する前記転写ヘッドと、
    前記繰出リールおよび巻取リールにおける転写テープの繰出速度および巻取速度を同期させるクラッチ機構とを備えてなり、
    前記ケースの一部に、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する前記転写膜除去材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の転写具。
  3. 前記転写膜除去材が設けられるケースの部位は、この転写膜除去材を紙面等に転写された転写膜に押し当てて摩擦除去するに際して、人間工学的に前記ケースを手持ち操作可能な位置に設定されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の転写具。
  4. 前記転写膜除去材が、前記ケースの先端部から突設された前記転写ヘッドに一体的に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の転写具。
  5. 前記転写膜除去材が、前記転写ヘッドの構成材料からなるとともに、転写ヘッドと一体成形されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の転写具。
  6. 前記転写膜除去材が、前記ケースの先端部表面に一体的に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の転写具。
  7. 前記転写膜除去材が、前記ケースの外部に臨んで設けられた転写テープを巻き戻すための巻戻しボタンの形態とされている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の転写具。
  8. 前記転写膜除去材が、前記ケースの一部を構成するケース構成部材の形態とされている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の転写具。
  9. 前記ケース構成部材が、前記ケースに対して取外し可能とされている
    ことを特徴とする請求項8に記載の転写具。
  10. 前記ケース構成部材が、前記ケースに一体的に固設されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の転写具。
  11. 前記転写膜除去材が、前記ケースの表面に貼着される転写膜除去シールの形態とされている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の転写具。
  12. 前記転写ヘッドを被覆保護する保護キャップを備えるとともに、前記ケースの一部に前記保護キャップを着脱可能に保持するキャップ保持部が配設されてなり、
    このキャップ保持部が前記転写膜除去材で構成されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の転写具。
  13. 前記転写膜除去材が、前記転写ヘッドを被覆保護する保護キャップの形態とされている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の転写具。
  14. 前記ケースの一部に、前記転写膜除去材が着脱可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の転写具。
  15. 前記転写膜除去材は、板状の直線定規の形態とされている
    ことを特徴とする請求項14に記載の転写具。
  16. 前記転写膜除去材は、板状の保持クリップの形態とされている
    ことを特徴とする請求項14に記載の転写具。
  17. 前記転写膜除去材は、前記ケースを起立保持するケーススタンドの形態とされている
    ことを特徴とする請求項14に記載の転写具。
  18. 前記転写膜除去材は、その一部に前記転写膜の細部を摩擦除去可能な形状寸法の角部を有する外観形状を備えている
    ことを特徴とする請求項1から17のいずれか一つに記載の転写具。
  19. 前記転写膜除去材は、紙面等に転写された転写膜を摩擦除去するに際して磨耗の少ない材料から構成されている
    ことを特徴とする請求項1から18のいずれか一つに記載の転写具。
  20. 前記転写膜除去材は、少なくとも転写具の寿命に対して実質的に摩耗のない材料から構成されている
    ことを特徴とする請求項19に記載の転写具。
  21. 前記転写膜除去材は、1回の摩擦除去操作が紙面等に転写された前記転写膜に対して10往復としたとき、少なくとも200回の摩擦除去操作に対して実質的に摩耗のない材料から構成されている
    ことを特徴とする請求項20に記載の転写具。
  22. 前記転写膜除去材は、少なくとも転写具の寿命に対して実質的に表面性状に変化のない材料から構成されている
    ことを特徴とする請求項19に記載の転写具。
  23. 前記転写膜除去材は、少なくとも、樹脂成分およびゴム成分のいずれかを含んでなる
    ことを特徴とする請求項19に記載の転写具。
  24. 前記樹脂成分が熱可塑性エラストマーである
    ことを特徴とする請求項23に記載の転写具。
  25. 前記熱可塑性エラストマーが、少なくとも、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびオレフィン系エラストマーのいずれか1種を含む
    ことを特徴とする請求項24に記載の転写具。
  26. 前記スチレン系熱可塑性エラストマーが、少なくとも、スチレン―ブタジエン―スチレン共重合体、スチレン―イソプレン―スチレン共重合体、スチレン―エチレンブチレン―スチレン共重合体、スチレン―エチレンプロピレン―スチレン共重合体、スチレン―エチレンエチレンプロピレン―スチレン共重合体のいずれか一種を含む
    ことを特徴とする請求項25に記載の転写具。
  27. 前記オレフィン系エラストマーが、少なくとも、オレフィン系熱可塑性エラストマー、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、エチレン−αオレフィン共重合体(メタロセン触媒)、非晶性ポリαオレフィン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレンおよびポリプロピレンのいずれか一種を含む
    ことを特徴とする請求項25に記載の転写具。
  28. 前記ゴム成分が、少なくとも、ブチルゴム、イソプレンゴム、スチレン―ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレン三元共重合体、アクリルゴム、ポリイソプレンおよび天然ゴムのいずれか1種を含んでなる
    ことを特徴とする請求項23に記載の転写具。
  29. 前記ゴム成分がコア・シェル構造である
    ことを特徴とする請求項23に記載の転写具。
  30. 前記転写膜除去材は、樹脂成分およびゴム成分を含んでなり、
    これら樹脂成分とゴム成分との重量比が25:75〜75:25の範囲に設定されている
    ことを特徴とする請求項23から29のいずれか一つに記載の転写具。
  31. 転写具により紙面等に転写された転写膜を摩擦除去する転写膜除去材であって、
    紙面等に転写された転写膜を摩擦除去するに際して磨耗の少ない材料から構成されている
    ことを特徴とする転写膜除去材。
  32. 前記転写膜除去材は、少なくとも転写具の寿命に対して実質的に摩耗のない材料から構成されている
    ことを特徴とする請求項31に記載の転写膜除去材。
  33. 前記転写膜除去材は、1回の摩擦除去操作が紙面等に転写された前記転写膜に対して10往復としたとき、少なくとも200回の摩擦除去操作に対して実質的に摩耗のない材料から構成されている
    ことを特徴とする請求項32に記載の転写膜除去材。
  34. 前記転写膜除去材は、少なくとも転写具の寿命に対して実質的に表面性状に変化のない材料から構成されている
    ことを特徴とする請求項31に記載の転写膜除去材。
  35. 少なくとも、樹脂成分およびゴム成分のいずれかを含んでなる
    ことを特徴とする請求項31に記載の転写膜除去材。
  36. 前記樹脂成分が熱可塑性エラストマーである
    ことを特徴とする請求項35に記載の転写膜除去材。
  37. 前記熱可塑性エラストマーが、少なくとも、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびオレフィン系エラストマーのいずれか1種を含む
    ことを特徴とする請求項36に記載の転写膜除去材。
  38. 前記スチレン系熱可塑性エラストマーが、少なくとも、スチレン―ブタジエン―スチレン共重合体、スチレン―イソプレン―スチレン共重合体、スチレン―エチレンブチレン―スチレン共重合体、スチレン―エチレンプロピレン―スチレン共重合体、スチレン―エチレンエチレンプロピレン―スチレン共重合体のいずれか一種を含む
    ことを特徴とする請求項37に記載の転写膜除去材。
  39. 前記オレフィン系エラストマーが、少なくとも、オレフィン系熱可塑性エラストマー、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、エチレン−αオレフィン共重合体(メタロセン触媒)、非晶性ポリαオレフィン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレンおよびポリプロピレンのいずれか一種を含む
    ことを特徴とする請求項37に記載の転写膜除去材。
  40. 前記ゴム成分が、少なくとも、ブチルゴム、イソプレンゴム、スチレン―ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレン三元共重合体、アクリルゴム、ポリイソプレンおよび天然ゴムのいずれか1種を含んでなる
    ことを特徴とする請求項35に記載の転写膜除去材。
  41. 前記ゴム成分がコア・シェル構造である
    ことを特徴とする請求項35に記載の転写膜除去材。
  42. 前記転写膜除去材は、樹脂成分およびゴム成分を含んでなり、
    これら樹脂成分とゴム成分との重量比が25:75〜75:25の範囲に設定されている
    ことを特徴とする請求項35から41のいずれか一つに記載の転写膜除去材。
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