JP2004155178A - 修正テープ剥がし具付修正テープ転写具 - Google Patents
修正テープ剥がし具付修正テープ転写具 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本発明は、誤って転写してしまった修正テープ箇所を簡単且つ簡便に元にもどすことができる修正テープの転写具を提供することを目的とする。
【解決手段】修正テープを転写する修正テープ転写具において、当該転写具の一部に修正テープ剥がし具が一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具又は前記修正テープ剥がし具が当該転写具のキャップである若しくはキャップに一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具とすることで簡単且つ簡便に修正テープを剥がすことができる。
【選択図】図１
【解決手段】修正テープを転写する修正テープ転写具において、当該転写具の一部に修正テープ剥がし具が一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具又は前記修正テープ剥がし具が当該転写具のキャップである若しくはキャップに一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具とすることで簡単且つ簡便に修正テープを剥がすことができる。
【選択図】図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、修正テープ転写具に関するもので、具体的には修正テープ剥がし具が一体的に取り付けられている修正テープ転写具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
文字を修正するための修正テープを転写する転写具は公知となっている。例えば特開２００２−２０５４６５号公報（特許文献１参照）が挙げられる。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−２０５４６５号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、修正した箇所が誤っており、その修正箇所を元に戻す必要性が生じる場合がある。その場合、消しゴム、ナイフ等の手近なもので修正テープを剥がそうとしてもうまく剥がすことが出来ないという問題があった。
【０００５】
本発明の目的は、上記問題を解決し、誤って転写してしまった修正テープ箇所を簡単且つ簡便に元にもどすことができる修正テープの転写具を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者は鋭意検討した結果、修正テープを転写する修正テープ転写具において、当該転写具の一部に修正テープ剥がし具が一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具とすることで簡単且つ簡便に修正テープを剥がすことができる。また、前記転写具の転写先と反対側の後端部に修正テープ剥がし具が一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具とすることで、修正時に随時修正テープ剥がし具への切換えが容易となる。さらに、前記修正テープ剥がし具が当該転写具のキャップである又はキャップに一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具とすることで、転写具不使用時は一体とし、使用時は別体となるため、利便性がよい。
【発明の実施形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
【０００７】
本発明に用いる修正テープ転写具はどの様な形状及び形態のものであっても良い。例えば転写先側が三角形であって、反対側が半円形のものや、ペンシル型、またそれらの中間形状のものであっても良い。また、転写先にキャップを備えたものであってもよい。
【０００８】
本発明に用いる修正テープ剥がし具の組成は、合成ゴムなどの基材に金剛砂、ガラス粉、アルミナ、カーボランダム等の研磨粒子を配合したものが使用できる。また、前記研磨粒子を含まず、筆記紙面に沿う柔軟性を備えるとともに、修正テープにて修正した修正塗膜の接着力より形状保持力の方が大きい、又は修正テープにて修正した修正塗膜の接着力より該塗膜に対する摩擦力が大きくなるように調整した修正テープ剥がし具としたものが使用できる。当該修正剥がし具の材質としては、各種の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性エラストマー、加硫ゴム、無機物の焼結体などを採用することができ、熱可塑性樹脂には、スチレン系、エステル系、アクリル系、オレフィン系、塩化ビニル系などが含まれる。また熱硬化性樹脂には、メラミン系、エポキシ系、ウレタン系、尿素系、フェノール系などが含まれる。さらに、熱可塑性エラストマーも、スチレン系、オレフィン系、ウレタン系など各種のものが採用できる。ゴムに於いても天然及び合成の各種を用いることができるが、加硫剤により加硫することが必要となる。
可塑剤、軟化剤、充填剤などの添加や、複数の樹脂のブレンドがあり、さらに架橋剤、硬化剤を必要とするものの場合に於いては、架橋剤、硬化剤などの添加量、製造工程の温度、時間及び圧力などの条件設定などによっても摩耗強度を調節することで修正テープの剥がし機能を調整できる。 その他、着色料、香料などは必要に応じて適宜配合することもできる。
【０００９】
修正剥がし具の取り付け位置について図１に示す如く、修正テープ転写具本体１の後端部に修正剥がし具２を取り付けることができる。取り付け方法としては、修正テープ転写具本体１の後端部に接着剤で接着しても良く、また修正テープ転写具本体１の後端部に穴を設けて、該穴に修正剥がし具２を挿入嵌合して取り付けても良い。取り付け位置は修正テープ転写具本体１の後端部に限定されず、修正テープ転写具本体１側面或いは転写先近傍等であっても良い。さらに、修正剥がし具２をマジックテープ（登録商標）のようなもので接合することで取り外し可能としても良い。またノック、回転、押し出し機構を利用して、修正剥がし具２を繰り出し又は押し出し可能としても良い。
【００１０】
また、図１に示すキャップ３を修正剥がし具と同じ組成にて作成し、キャップと修正剥がし具とを兼ね備えるようにしていも良い。勿論、キャップに修正剥がし具２を取り付けても良い。
【００１１】
【発明の効果】
本発明は、上記構成にしたことにより、誤って転写してしまった修正テープ箇所を簡単且つ簡便に元にもどすことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の修正剥がし具を取り付けられた修正転写具を示す。
【符号の説明】
１ 修正テープ転写具本体
２ 修正剥がし具
３ キャップ
【発明の属する技術分野】
本発明は、修正テープ転写具に関するもので、具体的には修正テープ剥がし具が一体的に取り付けられている修正テープ転写具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
文字を修正するための修正テープを転写する転写具は公知となっている。例えば特開２００２−２０５４６５号公報（特許文献１参照）が挙げられる。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−２０５４６５号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、修正した箇所が誤っており、その修正箇所を元に戻す必要性が生じる場合がある。その場合、消しゴム、ナイフ等の手近なもので修正テープを剥がそうとしてもうまく剥がすことが出来ないという問題があった。
【０００５】
本発明の目的は、上記問題を解決し、誤って転写してしまった修正テープ箇所を簡単且つ簡便に元にもどすことができる修正テープの転写具を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者は鋭意検討した結果、修正テープを転写する修正テープ転写具において、当該転写具の一部に修正テープ剥がし具が一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具とすることで簡単且つ簡便に修正テープを剥がすことができる。また、前記転写具の転写先と反対側の後端部に修正テープ剥がし具が一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具とすることで、修正時に随時修正テープ剥がし具への切換えが容易となる。さらに、前記修正テープ剥がし具が当該転写具のキャップである又はキャップに一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具とすることで、転写具不使用時は一体とし、使用時は別体となるため、利便性がよい。
【発明の実施形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
【０００７】
本発明に用いる修正テープ転写具はどの様な形状及び形態のものであっても良い。例えば転写先側が三角形であって、反対側が半円形のものや、ペンシル型、またそれらの中間形状のものであっても良い。また、転写先にキャップを備えたものであってもよい。
【０００８】
本発明に用いる修正テープ剥がし具の組成は、合成ゴムなどの基材に金剛砂、ガラス粉、アルミナ、カーボランダム等の研磨粒子を配合したものが使用できる。また、前記研磨粒子を含まず、筆記紙面に沿う柔軟性を備えるとともに、修正テープにて修正した修正塗膜の接着力より形状保持力の方が大きい、又は修正テープにて修正した修正塗膜の接着力より該塗膜に対する摩擦力が大きくなるように調整した修正テープ剥がし具としたものが使用できる。当該修正剥がし具の材質としては、各種の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性エラストマー、加硫ゴム、無機物の焼結体などを採用することができ、熱可塑性樹脂には、スチレン系、エステル系、アクリル系、オレフィン系、塩化ビニル系などが含まれる。また熱硬化性樹脂には、メラミン系、エポキシ系、ウレタン系、尿素系、フェノール系などが含まれる。さらに、熱可塑性エラストマーも、スチレン系、オレフィン系、ウレタン系など各種のものが採用できる。ゴムに於いても天然及び合成の各種を用いることができるが、加硫剤により加硫することが必要となる。
可塑剤、軟化剤、充填剤などの添加や、複数の樹脂のブレンドがあり、さらに架橋剤、硬化剤を必要とするものの場合に於いては、架橋剤、硬化剤などの添加量、製造工程の温度、時間及び圧力などの条件設定などによっても摩耗強度を調節することで修正テープの剥がし機能を調整できる。 その他、着色料、香料などは必要に応じて適宜配合することもできる。
【０００９】
修正剥がし具の取り付け位置について図１に示す如く、修正テープ転写具本体１の後端部に修正剥がし具２を取り付けることができる。取り付け方法としては、修正テープ転写具本体１の後端部に接着剤で接着しても良く、また修正テープ転写具本体１の後端部に穴を設けて、該穴に修正剥がし具２を挿入嵌合して取り付けても良い。取り付け位置は修正テープ転写具本体１の後端部に限定されず、修正テープ転写具本体１側面或いは転写先近傍等であっても良い。さらに、修正剥がし具２をマジックテープ（登録商標）のようなもので接合することで取り外し可能としても良い。またノック、回転、押し出し機構を利用して、修正剥がし具２を繰り出し又は押し出し可能としても良い。
【００１０】
また、図１に示すキャップ３を修正剥がし具と同じ組成にて作成し、キャップと修正剥がし具とを兼ね備えるようにしていも良い。勿論、キャップに修正剥がし具２を取り付けても良い。
【００１１】
【発明の効果】
本発明は、上記構成にしたことにより、誤って転写してしまった修正テープ箇所を簡単且つ簡便に元にもどすことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の修正剥がし具を取り付けられた修正転写具を示す。
【符号の説明】
１ 修正テープ転写具本体
２ 修正剥がし具
３ キャップ
Claims (3)
- 修正テープを転写する修正テープ転写具において、当該転写具の一部に修正テープ剥がし具が一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具。
- 前記転写具の転写先の反対側の後端部に修正テープ剥がし具が一体的に取り付けられている請求項１記載の修正テープ剥がし具付修正テープ転写具。
- 前記修正テープ剥がし具が当該転写具のキャップである又はキャップに一体的に取り付けられている修正テープ剥がし具付修正テープ転写具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003099522A JP2004155178A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 修正テープ剥がし具付修正テープ転写具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003099522A JP2004155178A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 修正テープ剥がし具付修正テープ転写具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004155178A true JP2004155178A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32821657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003099522A Pending JP2004155178A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 修正テープ剥がし具付修正テープ転写具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004155178A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005119145A (ja) * | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Seed:Kk | 転写具および転写膜除去材 |
| JP2010036550A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Union Chemicar Co Ltd | 塗膜転写具 |
-
2003
- 2003-04-02 JP JP2003099522A patent/JP2004155178A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005119145A (ja) * | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Seed:Kk | 転写具および転写膜除去材 |
| JP4505784B2 (ja) * | 2003-10-16 | 2010-07-21 | 株式会社シード | 転写具および転写膜除去材 |
| JP2010036550A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Union Chemicar Co Ltd | 塗膜転写具 |
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| A521 | Written amendment |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20070719 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071029 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080408 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |