JP2005112281A - 自動車用エアーバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車用エアーバッグ装置に係り、特に破断開放部における補強板材の取付構造の改良に関するものである。
【解決手段】自動車の内装パネル40の裏面側に配設されたエアーバッグ43を折り畳んだ状態で収納するエアーバッグケース44と、内装パネル40の裏面に形成される破断開放部46と、前記破断開放部46を補強する一対の補強板材47と、前記破断開放部の周辺領域に対応する位置の裏面から密着する枠体45とを備えた自動車用エアーバッグ装置であって、前記枠体45及び前記補強板材47を熱可塑性樹脂材によって形成すると共に、前記内装パネル裏面の中央破断部位置で対峙固定された一対の補強板材47の先端対向部間に一部連設した補強連結部50を形成し、該補強連結部50には破断脆弱部51を設けた構成とした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車などの車両の衝突時に助手席や運転席等の車内にいる乗員を正面衝突や側面衝突の衝撃から保護して、乗員の安全性を確保するための自動車用エアーバッグ装置に係り、特に破断開放部における補強板材の取付構造の改良に関するものである。
自動車などの車両に適用される助手席用,運転席用及び左右側柱用等のエアーバッグ装置は、基本的に、エアーバッグと、このエアーバッグを折り畳んだ状態で収容するエアーバッグケースと、エアーバッグを膨張展開するインフレータを備え、このエアーバッグ装置は車両内装パネルの内側に配設される構成になっている。
そして、自動車の内装パネルは、一般的にポリプロピレン樹脂等のプラスチック樹脂材により一体成形されたパネルコアーの表面を覆うポリプロピレン樹脂等のプラスチック樹脂製のインストルメントパネルから構成される。
従来の自動車用エアーバッグ装置は、図1及び図2に示すような破断開放部の破断溝を見えにくくしたシームレスタイプの助手席用エアーバッグ装置が提供されている。(例えば,特許文献1参照)
特開2001−206180号公報
即ち、図1及び図2において、内装パネル10には、図示しないレーザ発生手段からパルス状に発生するレーザを、内装パネル10の裏面側からその裏面に固着する一対の金属製の板材料を折曲成形した補強板材11,11の外形縁部に沿って相対移動しながら照射することにより、内装パネル10の裏面に対して直角方向に形成された長尺方向の前,後ヒンジ溝10a,10aと中央破断溝10b及び前後方向である短尺方向の左右に破断溝10c,10cを設けることで、エアーバッグ12を収容するエアーバッグケース13の開口13aの大きさに対応するエアーバッグ膨張展開用の破断開放部14が形成されている。
また、前記破断開放部14は、長尺方向及びそれと直角方向に形成した中央破断溝10b,短尺の左,右破断溝10c,10cによって、前,後破断開放部15a,15bとなり、エアーバッグ膨張展開時に、それぞれ、前記前,後ヒンジ溝10a,10aを介して観音開き状態に破断開口される構成になっている。
前記内装パネル10の破断開放部14は、エアーバッグ膨張展開時にエアーバッグ12の展開圧力により開放される際、前記前,後ヒンジ溝10aが前記内装パネル10より切り離されてしまう場合がある。そのため、前記内装パネル10の前記破断開放部14の裏面には、前記一対の補強板材11,11の一端水平部11a,11aが溶着等の手段によりカシメ固着され、その各他端となる鉛直部11b,11bが、ヒンジ部11c,11cを介して折り曲げられて垂下され、この各鉛直部11b,11bを、前記エアーバッグケース13の開口部13aの外周寸法より僅かに大きな内周寸法を有するようにして前記内装パネル10の裏面に一体成形された枠状の補強リブ16の前,後壁とともに、前記ケース13の前,後壁面13b,13bに取り付けられたフック部17に係止する構成とすることで、エアーバッグ膨張展開時に観音開きされた内装パネル10の破断開放部14が飛散しないようにしたものである。
なお、前記前,後破断開放部15a,15bの開放を阻害しないようにするため、前記一対の補強板材11,11の各他端の鉛直部11b,11bのフック係止用穴11d,11dは大きめに設定されており、前記前,後破断開放部15a,15bの開放と共に、前記各鉛直部11b,11bの上方への移動を可能にし、エアーバッグ膨張展開時の展開圧力を吸収できるようにしている。
上記のように構成された自動車用エアーバッグ装置においては、車両が衝突した際には、その衝突時の衝撃力をセンサで検出し、このセンサで検出した衝撃力が予め定めた値以上になった否かをCPU等からなる制御装置で判定し、設定値以上と判定された時に制御装置から出力される信号によりインフレータを動作させて所定のガスを発生させ、このガスをエアーバッグに供給することにより、エアーバッグを急速に膨張展開させる。
すなわち、エアーバッグが膨張展開することにより、その圧力で内装パネル10の破断開放部14が内側から押圧されると、破断開放部14の中央破断溝10b及び短尺方向の左,右の破断溝10c,10cが破断され、前,後ヒンジ溝10aを介して観音開き状態に展開される。そして、観音開き状態に展開された前,後破断開放部15a,15bが、各補強板材11,11のそれぞれのヒンジ部11c,11cを介して展開される。
これと同時に、エアーバッグ12は開かれた破断開放部14から内装パネル10の外方へ膨張展開され、この膨張展開されたエアーバッグ12の緩衝作用で、助手席の乗員の頭部或いは 胸部等を支えることにより、乗員を車両衝突時の衝撃力から保護するようにしている。
ところで、上記の自動車用エアーバッグ装置においては、内装パネル10の破断開放部14が設けられている開口部周縁の下方裏面には補強板材11,11や補強リブ16が設けられているものの、これら一対の補強板材11,11にあっては、内装パネル10の裏面側に溶着される水平部11a,11aの各対向先端部が、破断開放部の中央破断溝10b部で互いに僅かに離間された分離された状態となっている。
従って、前記内装パネル10の破断開放部14の中央破断溝10bは上方からの押圧力に対し弱く、破断開放部14の中央部或いは開口周縁が凹んだり等の変形を生じることで、エアーバッグの膨張展開時に内装パネル10に剪断応力が掛かり、開口周縁部にササクレなどが発生する悪影響を与える恐れがあるとともに、開口周縁の外観意匠性を損ねるという問題点があった。
また、前記内装パネル10の破断開放部14の裏面には、中央破断溝10bを挟んで破断開放部14の前,後方向から伸びる一対の補強板材11,11の水平部11a,11aが溶着によりそれぞれ固定されているが、前記各補強板材11,11は金属製の板材を使用しており、エアーバッグ膨張展開時において、破断開放部14が反転した状態では金属製の補強板材11,11が露出することで安全性に問題がある。
また、バッグ膨張展開時におけるバッグの膨張力は、図3の(a)〜(d)に示す内装パネルの上部より観察した破断展開状態の動作図から分かるように、エアーバッグ膨張展開以前(a)から膨張開始後1〜2秒経過時(b)においては、まず、破断開口部14の中央破断溝10b部に急激な膨張破断力が作用し、5〜6秒経過時(c)には中央破断溝10bが開列する以前に左右の短尺方向の破断溝10c,10c部が破断Cを開始してしまい、(c)の丸A部の拡大断面図(d)に示すように破断部DにササクレEが発生する大きな原因となっている。
前記破断動作は、当初破断開放部14の中央破断溝10b部分にエアーバッグの膨張破断力が作用することで、中央破断溝10bが急激に破断を開始しようとするため、短尺方向の破断溝10c,10c部分にも急激にせん断応力が掛かり、左右方向の破断開口の破断部Dにシャープなエッジが生じたり、ササクレ現象が生じ、安全性に問題があった。
更には、リサイクル時に金属製板材によって形成した補強板材11,11とプラスチック製の内装パネル10とを分離するにあっては、両者が互いに溶着カシメにより固着されているため分離作業がしにくいという問題点があった。
本発明は、上記のような従来の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、車両の内側フロント部や側柱部、ハンドル中央部等を覆う内装パネルの破断開放部及びその外周縁近傍の外方からの押圧負荷に対する耐圧性を向上できるように、前記内装パネル裏面の中央破断部位置で対峙固定された一対の補強板材の対向先端部間に一部連設した補強連結部を形成することで、外方からの押圧負荷に対する抵抗力を持たせると共に、エアーバッグ膨張展開時に破断開放部の破断開口となる中央破断溝部分に急激に破断されることのないように引っ張り応力を持たせることで、短尺方向の破断溝10c,10c部分に急激にせん断力が掛からないようにし、破断面にシャープなエッジが生じたり、破断部にササクレ現象が生じるのを防止し、さらに、内装パネルの破断開放部の裏面に溶着される補強板材を内装パネル材料と同系の熱可塑性プラスチック材料で形成することで、内装パネルと補強板材との接合を振動溶着によって行なうことができ、組み付けを容易にし、かつリサイクル時における分離作業を不要とした自動車用エアーバッグ装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の発明は、自動車の室内に設けられた内装パネルの裏面側に配設され、インフレータからのガスにより膨張展開される前記エアーバッグを折り畳んだ状態で収納するエアーバッグケースと、前記エアーバッグケースの開口と相対向する前記内装パネルの裏面にエアーバッグ展開用の開口形状を決める破断溝を形成することにより構成される破断開放部と、前記破断開放部を補強する一対の補強板材と、前記破断開放部の周辺領域に対応する位置の裏面から密着する枠体とを備えた自動車用エアーバッグ装置であって、前記枠体及び前記補強板材をそれぞれ熱可塑性樹脂材によって形成すると共に、前記内装パネル裏面の中央破断部位置で対峙固定された一対の補強板材の対向先端部間に一部連設した補強連結部を形成し、該補強連結部の裏面には破断脆弱部を設け、かつ前記枠体及び前記補強板材をそれぞれ前記内装パネルの裏面に振動溶着によって固着するようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載した自動車用エアーバッグ装置において、前記一対の補強板材の対向先端部を連設する補強連結部は、長手方向の一部で、且つ中央部近傍に形成したものであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の自動車用エアーバッグ装置において、前記補強連結部の中央に開口孔を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動車用エアーバッグ装置において、前記枠体は、前記内装パネルの裏面と対向するように折曲げ形成した補強縁部と前記補強板材の鉛直部を結合する側壁部を有し、前記補強縁部は前記内装パネルに形成した破断開放部の開口外周縁の裏面に振動溶着するようにしたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の自動車用エアーバッグ装置において、前記枠体および補強板材と前記エアーバッグケースは互いに分離可能に結合される構成としたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動車用エアーバッグ装置において、前記内装パネル裏面に対応する枠体及び各補強板材のそれぞれの対応面にはそれぞれ所定間隔をもって突設した筋条の突起部を形成し、これらの突起部を介して前記内装パネル裏面に振動溶着によって互いに固着するようにしたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか1に記載の自動車用エアーバッグ装置において、前記枠体の壁面部と前記補強板材の鉛直部は互いに蟻溝結合によって連結されると共に、前記壁面部と鉛直部には前記エアーバッグケースのフック部が挿入係止する角穴が対応形成されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれか1に記載の自動車用エアーバッグ装置において、前記補強板材の鉛直部に形成した角穴開口は、前記枠体の壁面部に形成した角穴開口より大きく形成され、前記枠体と補強板材を結合した状態では、前記補強板材に形成した角穴開口の下端が、前記枠体の角穴開口の 下端より下方に位置させ、エアーバッグ展開時におけるヒンジ伸び代を確保することができるようにしたことを特徴とする。
以上のように、本発明は自動車用エアーバッグ装置おいて、前記枠体及び前記補強板材を熱可塑性樹脂材によって形成すると共に、前記内装パネル裏面の中央破断部位置で対峙固定された一対の補強板材の対向先端部間に一部連設した補強連結部を形成し、該補強連結部の裏面には破断脆弱部を設け、かつ前記枠体及び前記補強板材をそれぞれ前記内装パネルの裏面に振動溶着によって固着する構成としたので、以下のような効果がある。
前記内装パネル、枠体及び補強板材からなる補強板材が同系の材質であるため、これらの接合を振動溶着によって行なうことが可能となり、溶着作業が容易である。
前記補強板材の水平対向先端部の補強連結部は、内装パネルの上方からの押圧力に対して抵抗力を備えることで、破断開放部の変形を防止して外観意匠性を損なわせることがない。
更に、前記補強連結部を有することで、従来、エアーバッグ膨張展開時にエアーバッグの膨張力による破断開口縁周辺部にかかるせん断力が緩衝され、開口縁部の破断部にシャープなエッジが生じたり、破断部にササクレ現象が生じるのを予防し、奇麗な破断面とすることができる。
また、内装パネルの破断開放部の周辺領域を補強する補強縁部付きの枠体と破断開放部の裏面を補強する補強板材とを組み付け自在の別体構成としたので、作業性が向上すると共に、内装パネルの上面から押圧力が加えられても、前記補強連設部と枠体の補強縁部が下方から支持して破断開放部のへこみや開口周縁の変形を防止することができる。
前記破断開放部の開口周辺領域の裏面に振動溶着される枠体の左,右補強縁部には、それぞれ内装パネル裏面への溶着のための筋条の突起部を除いた扁平部を設け、該扁平部の上方に前記湾曲線状の左右破断溝の凸形状が前記枠体の開口内部領域に突出しないように配設した構成としたので、低温雰囲気における割れなどの不具合が解消できると共に、破断開放部における破断面に発生するササクレ現象を防止できる。
更にまた、エアーバッグケースが枠体に対して分離可能に結合できる構成になっているため、廃車時などにエアーバッグを枠体から容易に取り外すことができ、インフレータなどの関連部品を容易に分離除去でき、環境に悪影響を与えることが防止出来る効果を有する。
次に、本発明にかかる自動車用エアーバッグ装置の一実施形態について、自動車用エアーバッグ装置を助手席用に適用した場合について、以下図面を参照して説明する。
図4は、本発明にかかる自動車用エアーバッグ装置を助手席用に適用した場合の要部縦断面図、図5は図4における枠体と補強板材とを分離して示す斜視図である。
図4において、40はポリプロピレン樹脂(PP)などの熱可塑性樹脂を主原料として一体成形された樹脂製のインストルメントパネルカバー(以下内装パネルという)であり、この内装パネル40は、図示省略の車体に固定された樹脂製のインストルメントパネルコアー(図示省略)の表面を覆うように構成され、タッピングネジ等の適宜の手段により、インストルメントパネルコアーに固定されている。
前記内装パネル40の左側部分の助手席(右ハンドル車対応)と対向する内側箇所には、図4に示すように、自動車用エアーバッグ装置41が収容される収容部42が形成されている。なお、左ハンドル車対応の場合は前記構成と反対の右側部分に設けられる。
前記自動車用エアーバッグ装置41は、インフレータからのガスにより膨張展開されるエアーバッグ43と、このエアーバッグ43を折り畳んだ状態で収容する上方に開口44aを有するエアーバッグケース44と、前記内装パネル40と同系の熱可塑性樹脂材料を使用しているが、タルク又はガラス繊維などの補強材を10〜30重量%の割合で混入したポリプロピレン系の高弾性材により形成された枠体45と、後述の前,後破断開放部46a,46bによって構成される破断開放部46を補強するオレフィン系エラストマー又はウレタン系エラストマーなどよりなる低弾性の熱可塑性樹脂材によって中央対向部を連設形成した補強連結部50を備えた一対の補強板材47,47とを備えている。
前記補強連結部50は、レーザ加工或いは型成形により薄肉とした脆弱部51が形成されている。
また、前記収容部42と相対向する内装パネル40には、エアーバッグ43の膨張展開時に破断により開口される破断開放部46が形成されている。
この破断開放部46は、内装パネル40裏面左右長手方向に沿って設けたヒンジ溝40a及び前,後に延びる短尺方向に沿って設けた側部破断溝40c(図5に一点鎖線で示す)をエアーバッグケース44の開口44aとほぼ同一の長方形状にレーザ加工等により形成することにより構成されるものであり、破断開放部46の左右に形成された側部破断溝40c,40cの短尺方向の中間には、破断開放部46の長尺方向の全長に亘り伸びる中央破断溝40bがレーザ加工等により形成されており、エアーバッグ43の膨張展開時に破断開放部46が側部破断溝40cと中央破断溝40bの箇所から破断されることにより、ヒンジ溝40aにより構成されるヒンジ40d,40dを介して観音開き状態に展開される前,後の破断開放部46a,46bに分離されるようになっている。
前記枠体45は、図4及び図5に示すように、長方形の破断開放部46を形成するヒンジ溝40aおよび左右の側部破断溝40cに対応した四側壁を有する長方形の角筒状を呈する形に構成されている。
そして、前記枠体45は、破断開放部46の周辺領域に対し、内装パネル40の裏面側から取り付けられると共に、エアーバッグケース44をその開口44aが破断開放部46と対向する位置に保持されるものである。更に枠体45は内装パネル40の裏面とエアーバッグケース44間に配置されるもので、長方形状の上下貫通の筒本体45aが形成され、上部開口端の四方には、それぞれ外方にほぼ直角に折曲形成された前後,左右の補強縁部45b,45cが設けられている。また、前記補強縁部45b,45cは、前記破断開放部46の周辺領域の内装パネル40の裏面に対応する。
前記補強縁部45b,45cの上面には所定の間隔で筋条に突出形成した振動溶着のための突条部45dが形成されており、前記内装パネル40の裏面と振動溶着によって固着するようになっている。
また、前記枠体45の筒本体45aの長手方向の側壁面45e,45eの内壁面には、所定の間隔で下端より上端に向けて先細のテーパを有するように形成した複数の蟻溝45fが設けられると共に、前記蟻溝45fを避けて形成した複数の角穴45gが形成されている。
更にまた、前記前,後の破断開放部46a,46bに対応する個所には、ほぼL字状に屈曲した補強板材47,47の一端部となる各水平面47b,47bが、ヒンジとなる折曲部47a,47aを介して設けられ、他端となる鉛直部47c,47cの外壁面には、前記枠本体45aの各側壁面45e,45eの内面側に形成された前記蟻溝45fに結合する先細47fの断面台形形状の突出係合部47dがそれぞれ対応して配置されると共に、前記枠体45と補強板材47,47との結合時に前記角穴45gと一致する個所に同様の角穴47eがそれぞれ形成されている。なお、前記角穴45gおよび角穴47eの開口面積は角穴47eの開口下端が大きく形成されている。
更に、前記一対の補強板材は熱可塑性樹脂材によって形成されると共に、前記内装パネル裏面の中央破断溝部位置で対峙固定された水平面47b,47bの対向先端部間に一部を連設した補強連結部50を設け、該補強連結部50の裏面長手方向に沿ってレーザ加工又は型加工によって、破断脆弱部51が設けられている。
更にまた、前記補強板材47,47の各水平面47b,47b上には、前記枠体45の補強縁部45b,45c上面に形成したと同様に、所定の間隔で筋条に形成した振動溶着のための突起部47gが形成されており、前記内装パネル40の破断開放部の裏面と振動溶着によって固着するようになっている。
前記補強板材47,47は、ヒンジ伸び代としての折曲部47aを介して枠体45の内装パネル40側開口を閉鎖する状態から、エアーバッグ43が膨張展開できる状態に展開できるように連結されている。
前記枠体45と補強板材47,47とを互いに蟻溝結合することで、補強板材を構成したので、エアーバッグ膨張展開時において、破断開放部46a,46bの変形における補強板材47,47の初期の展開圧力を蟻溝結合によって吸収することが可能となるため破断開放部46a,46bのスムーズな展開を図ることができる。
また、前記枠体45の下方には、エアーバッグ43を収納したエアーバッグケース44が配設され、ケース上端開口44aの側壁にはフック部44bが設けられており、前記枠体45及び補強板材47の角穴45g,47eに貫通係止されるようになっている。このエアーバッグケース44の下端にはエアーバッグ43にガスを供給するインフレータ(図示せず)が配設されている。
また、このエアーバッグケース44は支持部材48を介してクロスメンバー49など車体側の固定部材にボルトナット49aにより固定されるようになっている。
以上のように構成された本発明の第1実施形態による助手席用のエアーバッグ装置によれば、自動車などの車両が衝突した際には、その衝突時の衝撃力を図示省略した周知のセンサで検出し、このセンサで検出した衝撃力が予め定めた値以上になった否かを図示省略した周知のCPU等からなる制御装置で判定し、設定値以上と判定された時に制御装置から出力される信号により、図示省略した周知のインフレータを動作させて所定のガスを発生させ、このガスをエアーバッグ43に供給することにより、エアーバッグ43を急速に膨張展開させる。
また、エアーバッグ43が膨張展開する場合、エアーバッグ43の膨張展開初期時に発生する圧力が補強板材47,47の水平面47b,47bにかかると、この補強板材47,47の水平面47b,47bに溶着された破断開放部46a,46bは中央破断溝40bの脆弱部分から側部の破断溝40cの脆弱部分に沿い順次破断されると共に、この前,後の破断開放部46a,46bを含む補強板材47,47の水平部47b,47bはヒンジとなる折曲部47a,47aを支点にして展開されるが、この状態では前記枠体45の蟻溝45fに結合された補強板材47の突出係合部47dが僅かに上方に移動可能となるため、両者の蟻溝結合部で折曲部47a,47aの展開初期圧力を吸収し、展開最終段階では前記枠体45の角穴45fの開口ギャップによっても前記圧力を吸収できることで、内装パネル40の開口周縁に発生する損傷が防止でき、スムーズに観音開き状態に外側へ展開される。
また、この発明においては、枠体45と補強板材47との蟻溝結合及び補強板材47,47の水平部47b,47bからヒンジとなる折曲部47a,47aを介して連続する側壁面47cに形成した角穴47eの開口部の下端を、枠体45の角穴45g開口部の下端より下方になるように大きくすることによってヒンジ伸び代を確保できるため、前,後の破断開放部46a,46bと補強板材47,47の水平部47b,47bとの溶着部に与える衝撃力を解消できる。
さらに、この第1実施例によれば、前記内装パネル裏面の中央破断部位置で対峙固定された一対の補強板材の対向先端部間に一部連設した補強連結部を形成することで、外方からの押圧負荷に対する抵抗力を持たせることができる。
更にまた、図6(a)〜(d)に示すエアーバッグ膨張展開時の動作図のように、エアーバッグ膨張展開時におけるバッグの膨張圧力は、エアーバッグ膨張展開以前(a)の状態から膨張開始1〜2秒経過時(b)においては、まず、破断開口部の中央破断溝部に急激な膨張圧力が作用し、5〜6秒経過時(c)には中央破断溝40bが開列する以前に破断部Dが引き伸ばされることにより、左右の側部破断溝40c,40c部に急激なせん断力を生じさせることなく、側部破断溝40c,40c部は(d)に示すように引き伸ばされて破断が遅れ、中央破断部40b部の破断開始に追随して破断されるため、側部破断溝40c,40c近傍の破断開口部にできるササクレ現象を防止できる。
即ち、補強連結部50によって、破断開放部46の破断開口となる中央破断溝40b部分に急激な破断力が作用されることのないように引っ張り応力を持たせて、短尺方向の側部破断溝40c,40c部分に急激にせん断力が掛からないようにしたものである。
さらにまた、前記破断開放部46の前後,左右の開口周辺領域は、枠体45の補強縁部45b,45cに溶着されているため、破断開放部46の開放動作に追従することが抑制され側部破断溝46cで速やかに破断されることになり、エアーバッグ43の膨張展開時に破断された破断開放部14の破断部Dにシャープなエッジが生じたり、破断部にササクレ現象の発生を予防し、奇麗な破断面を提供できる。
さらに、破断開放部46のヒンジ溝46aに沿う開口周辺領域は枠体45の補強縁部45b,45cにより補強されているため、破断開放部46を含む内装パネル40の上方からの押圧力に対して耐圧性が増し、エアーバッグ装置の不使用時における内装パネル40の割れ,歪み等の変形を防止できる。
また、この第1実施の形態によれば、前記枠体45及び補強板材47,47を高弾性及び低弾性ではあるが内装パネル40と同系の高弾性で構成すると共に、前記枠体45及び補強板材47,47の各水平面及び補強縁部に形成した筋条の突起部45d,47gを介して振動溶着が可能となるとなるため溶着作業が容易である。
更に、前記第1実施形態では前記枠体45を高弾性の熱可塑性樹脂で、且つ補強板材47,47を低弾性の熱可塑性樹脂で成形したものについて説明したが、前記枠体45及び補強板材47,47を共に低弾性の熱可塑性樹脂或いは共に高弾性の熱可塑性樹脂で、更には枠体45を低弾性の熱可塑性樹脂で、補強板材を高弾性の熱可塑性樹脂で形成するなどしてもよい。
また、エアーバッグケース44は枠体45および補強板材47に対して分離可能に結合できる構成になっているため、廃車時などにエアーバッグケース44を枠体45から容易に取り外すことができ、産業廃棄物となるインフレータなどの関連部品を容易に分離除去でき、環境に悪影響を与えることが防止できる。
図7は、本発明の自動車用エアーバッグ装置における第2実施例を示すもので、内装パネル,枠体及び補強板材を示す分解斜視図である。
第2実施例における自動車用エアーバッグ装置は、前述の第1実施例における図5とほぼ同様な構成であり同一及び相当部分には同一符号を付して,その説明を省略し、異なる点についてのみ重点的に説明する。
図7においては、内装パネル40の裏面側に溶着固定される補強板材の補強連結部50の中央部に上下方向に貫通する開口部52を形成したものである。
前記開口部52を形成することで、補強連結部50の裏面側に形成したレーザ加工或いは薄肉型成形などによる脆弱部に代えることが可能となるようにしたものである。なお、前記開口部52は1つに限らず径を小さくした複数設けてもよいことは勿論である。
この第2実施例によれば、前記枠体45と補強板材47,47は、共にオレフィン系のエラストマーなどよりなる低弾性の熱可塑性樹脂材によって形成したもので、低温雰囲気における割れなどの不具合が解消できると共に、破断開放部46における破断面に発生するササクレ現象を防止できる。
なお、前記各実施例におけるヒンジ溝46aおよび破断溝46b,46cの形成は、内装パネル40の裏面側より鉛直方向に貫通照射させた、連続或いは不連続の貫通孔をレーザ加工によって開列方向に形成して脆弱部を形成するようにしたが、これに限定されることなく、フライス溝加工による型溝加工によっても形成出来ることは勿論であり、フライス溝加工による場合は、内装パネルの裏面側より切削して、内装パネルの表面側の肉厚を0.5mm〜0.8mmの範囲で残し量を設けるようにすると良い。その他、表面パネルの成形時に一体成形する等の方法がある。
従来の助手席用エアーバッグ装置の単板状の内装パネルにエアーバッグ膨張展開用の破断開放部を形成した状態を示す部分拡大説明図。 図2は図1のA−A線に沿う概略断面図。 (a)〜(c)は従来の破断開放部のエアーバッグ膨張時における動作示す要部説明図で、(d)は(c)のA部拡大断面図。 本発明にかかる自動車用エアーバッグ装置を助手席用に適用した場合の第1実施例を示す要部の縦断面図。 図4における枠体及び補強板材の分解斜視図。 (a)〜(c)は本発明の実施例にかかる破断開放部のエアーバッグ膨張時における動作示す要部説明図で、(d)は(c)のB部拡大断面図。 本発明にかかる第2実施例における図5相当図。
符号の説明
40 内装パネル
40a ヒンジ溝
40b 中央破断溝
40c 側部破断溝
41 自動車用エアーバッグ装置
42 収容部
43 エアーバッグ
44 エアーバッグケース
45 枠体
45a 筒本体
45b,45c 補強縁部
45d 突起部
45e 側壁面
45f 蟻溝
45g 角穴
46 破断開放部
46a,46b 前,後破断開放部
47,47 補強板材
47b 水平面
47a ヒンジ伸び代を構成する折曲部
47c 鉛直部
47d 突出係合部
47e 角穴
50 補強連結部
52 開孔

Claims (8)

  1. 自動車の室内に設けられた内装パネルの裏面側に配設され、インフレータからのガスにより膨張展開される前記エアーバッグを折り畳んだ状態で収納するエアーバッグケースと、前記エアーバッグケースの開口と相対向する前記内装パネルの裏面にエアーバッグ展開用の開口形状を決める破断溝を形成することにより構成される破断開放部と、前記破断開放部を補強する一対の補強板材と、前記破断開放部の周辺領域に対応する位置の裏面から密着する枠体とを備えた自動車用エアーバッグ装置であって、前記枠体及び前記補強板材を熱可塑性樹脂材によって形成すると共に、前記内装パネル裏面の中央破断部位置で対峙固定された一対の補強板材の先端対向部間に一部連設した補強連結部を形成し、該補強連結部には破断脆弱部を設け、かつ前記枠体及び前記補強板材をそれぞれ前記内装パネルの裏面に振動溶着によって固着するようにしたことを特徴とする自動車用エアーバッグ装置。
  2. 前記一対の補強板材の先端対向部同志を連設した補強連結部は、長手方向の一部で、且つ中央部近傍に形成したものであることを特徴とする請求項1に記載した自動車用エアーバッグ装置。
  3. 前記補強連結部の中央に脆弱部としての開口孔を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載した自動車用エアーバッグ装置。
  4. 前記枠体は、前記内装パネルの裏面と対向するように折曲げ形成した補強縁部と前記補強板材の鉛直部を結合する側壁部を有し、前記補強縁部は前記内装パネルに形成した破断開放部の開口外周縁の裏面に振動溶着するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載した自動車用エアーバッグ装置。
  5. 前記枠体および補強板材と前記エアーバッグケースは互いに分離可能に結合される構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載した自動車用エアーバッグ装置。
  6. 前記内装パネル裏面に対応する枠体及び各補強板材のそれぞれの対応面にはそれぞれ所定間隔をもって突設した筋条の突起部を形成し、これらの突起部を介して前記内装パネル裏面に振動溶着によって互いに固着するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載した自動車用エアーバッグ装置。
  7. 前記枠体の壁面部と前記補強板材の鉛直部は互いに蟻溝結合によって連結されると共に、前記壁面部と鉛直部には前記エアーバッグケースのフック部が挿入係止する角穴が対応形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載した自動車用エアーバッグ装置。
  8. 前記補強板材の鉛直部に形成した角穴開口は、前記枠体の壁面部に形成した角穴開口より大きく形成され、前記枠体と補強板材を結合した状態では、前記補強板材に形成した角穴開口の下端が、前記枠体の角穴開口の下端より下方に位置するようになっていることを特徴とする請求項1〜7に記載のいずれか1つに記載した自動車用エアーバッグ装置。
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