JP2005098446A - ダンパ装置、及びクラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
音、共振共に最適な設定を行うことができるダンパ装置、及びクラッチ装置を提供すること。
【解決手段】
エンジン側の入力軸20と変速機側の出力軸66、76の間に配設されるとともに、トルクの変動を吸収するダンパ装置において、エンジンと一体に回転する駆動側回転部材22と、前記駆動側回転部材と同軸的に且つ回転自在に配置された被駆動側回転部材40、61と、前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間の周方向の空間に配設されるとともに、両部材間のトルクの変動を吸収するダンパ部材30と、前記ダンパ部材の性能を制御するダンパ性能制御手段23、24、51と、を備えることを特徴とする。
【選択図】
図1

Description

本発明は、エンジン側の入力軸と変速機側の出力軸の間に配設され、トルクの変動を吸収するダンパ装置、及びクラッチ装置に関し、特に、音、共振共に最適な設定を行うことができるダンパ装置、及びクラッチ装置に関する。
従来のダンパ装置は、主にトルクの変動を吸収して駆動系の音を低減する捩りバネ機構と、その作用を抑制して共振等の現象を防ぐヒステリシス機構と、を有する。このようなダンパ装置を有する装置として、エンジンと一体に回転する駆動側回転部材に半径方向内方に向いたガイド面を設け、このガイド面の内径側に前記駆動側回転部材と同軸的に且つ回転自在に配置した被駆動側回転部材の外周と前記ガイド面との間に周方向の空間を形成し、前記駆動側回転部材および前記被駆動側回転部材には前記空間内に突入するトルク受渡し部をそれぞれ設け、これら両トルク受渡し部の間の周方向空間には、前記ガイド面により摺動可能にガイドさせたスプリングシートによってそれぞれの両端を支持させたコイルスプリングを複数個、周方向に直列に設置したトルク変動吸収装置において、前記周方向空間の周方向両端部のうちで正回転方向側の端部に配置したコイルスプリングのばね荷重の最大値を、前記エンジンの最大駆動トルクの伝達に必要な値よりも大きい値に設定し、駆動側回転部材と被駆動側回転部材との間に、その両者の相対回転に対して所定の摩擦抵抗トルクを発生させるヒステリシス装置が介装されたものがある(特許文献1参照)。
特開2000−186744号公報
しかしながら、従来のダンパ装置を有する装置は、捩りバネ機構とヒステリシス機構の2つの機構は相互に影響し、各々の効果を減少させる働きを持ち、音、共振共に最適な設定を行うことができないおそれがあった。すなわち、捩りバネ機構はヒステリシス機構の機能を悪化させ、ヒステリシス機構は捩りバネ機構の機能を悪化させるおそれがあった。
また、従来のダンパ装置を有するとともに発進をクラッチで行う発進装置では、摩擦熱等によるヒステリシス特性が変化しやすく、そのコントロールは困難であった。
さらに、湿式タイプのクラッチではその冷却のためオイルポンプで冷却用の油を循環させる必要があるが、これが燃費、加速性能への悪影響を及ぼした。
本発明の第1の目的は、音、共振共に最適な設定を行うことができるダンパ装置、及びクラッチ装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、クラッチのヒステリシス特性の変化を低減させることができるダンパ装置、及びクラッチ装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、湿式タイプのクラッチにおける燃費、加速性能への影響を低減させることができるダンパ装置、及びクラッチ装置を提供することである。
本発明の第1の視点において、エンジン側の入力軸と変速機側の出力軸の間に配設されるとともに、トルクの変動を吸収するダンパ装置において、エンジンと一体に回転する駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材と同軸的に且つ回転自在に配置された被駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間の周方向の空間に配設されるとともに、両部材間のトルクの変動を吸収するダンパ部材と、前記ダンパ部材の性能を制御するダンパ性能制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の視点において、エンジン側の入力軸と変速機側の出力軸の間に配設されるとともに、トルクの変動を吸収するダンパ装置において、エンジンと一体に回転する駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材と同軸的に且つ回転自在に配置された被駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間の周方向の空間に配設されるとともに、両部材間のトルクの変動を吸収するダンパ部材と、前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間にヒステリシスを発生させるヒステリシス発生機構と、前記ヒステリシス発生機構におけるヒステリシストルクを制御することによって前記ダンパ部材の性能を制御するダンパ性能制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第3の視点において、エンジン側の入力軸と変速機側の出力軸の間に配設されるとともに、トルクの変動を吸収するダンパ装置において、エンジンと一体に回転する駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材と同軸的に且つ回転自在に配置された被駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間の周方向の空間に配設されるとともに、両部材間のトルクの変動を吸収するダンパ部材と、前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間の軸方向の空間に配設されるとともに、軸方向に摺動自在に前記駆動側回転部材と一体に回転し、かつ、前記被駆動側回転部材と接離する摩擦材を有する第1のピストン部材と、前記駆動側回転部材と前記第1のピストン部材との間の軸方向の空間に配設されるとともに、前記第1のピストン部材を前記被駆動側回転部材に付勢するバネ部材と、前記第1のピストン部材を移動させることによって前記ダンパ部材の性能を制御するダンパ性能制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のダンパ装置において、前記ダンパ性能制御手段は、少なくとも前記エンジンの停止状態からアイドリング状態までの全領域又は一部領域で性能を変化させるように制御することが好ましい。
また、本発明のダンパ装置において、前記ダンパ性能制御手段は、前記被駆動側回転部材の内周側で該被駆動側回転部材と一体となって回転するとともに前記出力軸と同軸的に且つ回転自在に配置されたハブ部材と、前記ハブ部材に形成されるとともに少なくとも前記第1のピストン部材と前記被駆動側回転部材との間に囲まれた第1の油圧室に通ずる第1の油路と、前記第1の油路を介して前記第1の油圧室に動作油を供給するオイルポンプと、前記オイルポンプによって供給された動作油の油圧を調整する油圧調整バルブと、前記エンジンの回転数に基づいて前記油圧調整バルブを制御する制御部と、を備えることが好ましい。
また、本発明の前記ダンパ装置において、前記制御部は、前記エンジンがアイドリング状態以上の回転数になると、停止状態からアイドリング状態までの回転数のときよりも前記第1の油圧室の油圧を高くするように制御することが好ましい。
また、本発明の前記ダンパ装置において、前記オイルポンプは、冷却油系と他のクラッチ要素の動作油系の圧力源と共通であることが好ましい。
本発明の第4の視点において、クラッチ装置において、前記ダンパ装置と、前記ハブ部材と機械的に接続される1又は複数のクラッチ機構を備えることを特徴とする。
また、本発明の前記クラッチ装置において、前記クラッチ機構は、クラッチを係脱させる1又は複数の第2のピストン部材を有し、前記ハブ部材は、前記第2のピストン部材を動作させるための第2の油圧室に通ずる第2の油路を有し、前記オイルポンプは、前記第2の油路を介して前記第2の油圧室に動作油を供給することが好ましい。
また、本発明の前記クラッチ装置において、前記クラッチ機構は、固定的に連結された慣性体を有することが好ましい。
また、本発明の前記クラッチ装置において、前記クラッチ機構は、回転し、かつ、円筒状部分を有する構成部材に冷却油の排出するための油排出部を有し、前記油排出部は、前記構成部材の断面から見て、回転により外周に油を排除したときに、前記構成部材の内部側に負圧を発生させ、新たな冷却油を吸込むポンプ作用を持つ形状であることが好ましい。
また、本発明の前記クラッチ装置において、前記油排出部は、前記構成部材の断面から見て、径方向から回転方向の反対側に傾斜した穴であることが好ましい。
また、本発明の前記クラッチ装置において、前記油排出部は、前記構成部材の断面から見て、回転方向の反対側から外周側に捲れあがった穴であることが好ましい。
本発明によれば、ダンパ部材の性能を制御することができるので、音、共振共に最適な設定を行うことができる。
また、本発明によれば、クラッチ機構における円筒状部分を有する構成部材の断面から見て、油排出部を、回転により外周に油を排除したときに、内部の負圧を発生させ、新たな冷却油を吸込むポンプ作用を持つ形状とすることにより、冷却油の循環がよくなって、ヒステリシス特性の変化を低減させることができる。また、オイルポンプへの負担が減少するので、湿式タイプのクラッチにおける燃費、加速性能への影響を低減させることができる。
本発明の実施形態1に係るダンパ装置及びクラッチ装置を図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した部分断面図である。図2は、本発明の実施形態1に係るクラッチ装置の制御油圧回路を説明するための模式図である。図1の断面図は、クラッチ装置の回転軸の中心から半径方向の断面である。
図1を参照すると、クラッチ装置1は、ツインクラッチ式変速機のクラッチ部分であり、ハウジング10と、入力軸20と、フライホイール21と、ドラム部材22と、ピストン部材23と、バネ部材24と、出力軸係合部材25と、ダンパ部材30と、係合プレート40と、ハブ部材50と、第1クラッチ機構60と、第2クラッチ機構70と、を有する。なお、ツインクラッチ式変速機とは、変速機入力軸に連結される2つのクラッチと、これらクラッチのクラッチ出力軸と変速機出力軸との間を同期装置の選択操作により選択的に連結する複数の歯車列とを備え、クラッチ出力軸と変速機出力軸を連結する歯車列を切り換え、変速機出力軸に連結されたクラッチ出力軸に連なるクラッチを係合し、他方を解放するように2つのクラッチを係合、解放して変速を行うものである。
ハウジング10は、外周側で軸方向にミッションハウジング(図示せず)に結合されるとともに、内周側は入力軸20を支持するオイルシール部10aを有する。オイルシール部10aには入力軸20が回転自在に係合している。
入力軸20は、エンジンと一体に回転し、フライホイール21とボルトで連結されている。フライホイール21には、入力軸20(エンジン)と一体に回転するようにドラム部材22及び出力軸係合部材25と連結されている。
ドラム部材22は、ダンパ部材30、第1クラッチ機構60、及び第2クラッチ機構70を囲い込むように、ハブ部材50の外周に配されている。また、ドラム部材22は、内周側にダンパ部材30の一端と当接するダンパ当接部22aを有し、ピストン部材23が摺動自在にピストン部材23の凸部23bと係合する凹部22bを有する。さらに、ドラム部材22は、冷却油の排出するための油排出部(図示せず)が形成されている。なお、ドラム部材22は、特許請求の範囲における駆動側回転部材の構成要素の1つである。
ピストン部材23は、ダンパ特性制御用ピストンであり、ドラム部材22と第1クラッチ入力ドラム61(係合プレート40を含む)との間の軸方向の空間に配設され、ハブ部材50の軸方向に摺動自在にドラム部材22と一体に回転するようにドラム部材22の凹部22bと係合する凸部23bを有し、係合プレート40と接離する摩擦材23aを有する。
ピストン部材23は、バネ部材24により常時摩擦係合側に付勢されているが、ハブ部材50の第1の油路51を通って第1の油圧室81に動作油が供給されてバネ部材24の付勢力に打ち勝つ押圧力が加えられたときに図1の左方に移動し、係合プレート40と摩擦材23aとの摩擦係合を開放せしめる。つまり、バネ部材24の付勢力によって係合プレート40と摩擦材23aとの摩擦面にヒステリシストルクが与えられ、ドラム部材22と係合プレート40(第1クラッチ入力ドラム61)が相対回転に制約を受け、ダンパ部材30のバネ特性が反映されにくい状態にある。一方、動作油の押圧力が加えられると、係合プレート40と摩擦材23aとの摩擦面におけるヒステリシストルクが低減し、ダンパ部材30のバネ特性が反映されやすい状態になる。また、この押圧力を制御することにより、摩擦材23aにかかる押圧力を微妙に変化させ、ヒステリシストルクを微調整することも可能である。
バネ部材24は、ドラム部材22とピストン部材23との間の軸方向の空間に配設されるとともに、ピストン部材23を係合プレート40側に押し付ける皿バネである。なお、本実施形態では皿バネを用いたが、他の付勢手段であっても問題ない。出力軸係合部材25は、第2クラッチ出力軸76が回転自在に第2クラッチ出力軸76の端部と係合する。
ダンパ部材30は、ドラム部材22と係合プレート40との間の周方向の空間に配設され、ドラム部材22と係合プレート40との間のトルクの変動(入力軸と出力軸のトルクの変動)を吸収するコイルスプリングである。ダンパ部材30の一端はドラム部材22のダンパ当接部22aに当接し、ダンパ部材30の他端は係合プレート40のダンパ当接部40aに当接する。
係合プレート40は、第1クラッチ出力軸66及び第2クラッチ出力軸76と同軸的に且つ回転自在に配置されたハブ部材50と一体に回転する。また、係合プレート40は、ハブ部材50に溶接された第1クラッチ入力ドラム61にリベット止め(リベット41による取り付け)されており、ダンパ部材30と当接するダンパ当接部40aを有する。なお、係合プレート40は、特許請求の範囲における被駆動側回転部材の構成要素の1つである。
ハブ部材50は、第1クラッチ出力軸66及び第2クラッチ出力軸76と同軸的に且つ回転自在に配置されており、第1クラッチ入力ドラム61及び第2クラッチ入力ドラム71の端部と溶接されている。ハブ部材50の内部には、少なくとも、第1クラッチ入力ドラム61(係合プレート40を含む)とピストン部材23に囲まれた第1の油圧室81に動作油を供給するための第1の油路51が形成され、第1クラッチ入力ドラム61と第1クラッチピストン64に囲まれた第1クラッチピストン油圧室82に動作油を供給するための第1クラッチ油路52が形成され、第2クラッチ入力ドラム71と第2クラッチピストン74に囲まれた第2クラッチピストン油圧室83に動作油を供給するための第2クラッチ油路53が形成され、第1クラッチピストン64と第2クラッチ入力ドラム71の間に油を供給するための第4の油路54が形成され、第2クラッチピストン74と第2クラッチ出力ハブ73の間に油を供給するための第5の油路55が形成されている。第1の油路51、第1クラッチ油路52、第2クラッチ油路53、第4の油路54及び第5の油路55は、互いにハブ部材50の内部で独立の経路をなしている。
第1クラッチ機構60は、ハブ部材50に溶接で結合された第1クラッチ入力ドラム61を有し、第1クラッチ入力ドラム61にスプライン結合された第1クラッチ・クラッチプレート62を有し、第1クラッチ出力軸66にスプライン結合された第1クラッチ出力ハブ63を有し、第1クラッチ出力ハブ63にスプライン結合されるとともに第1クラッチピストン64によって第1クラッチ・クラッチプレート62と選択的に摩擦係合せしめられる第1クラッチ・クラッチディスク65を有する。第1クラッチ出力軸66は、第2クラッチ出力軸76と同軸的に且つ回転自在に配置されている。第1クラッチ入力ドラム61の外周側には、所定の質量を有する慣性体68(質量体、マス)が、第1クラッチ入力ドラム61と一体となって回転するように取付けられている。第1クラッチ入力ドラム61、第1クラッチ出力ハブ63及び慣性体68には、冷却油の排出するための油排出部(図示せず)が形成されている。なお、第1クラッチ入力ドラム61は、特許請求の範囲における被駆動側回転部材の構成要素の1つである。
第1クラッチピストン64は、第1クラッチスプリング67により常時解放側に付勢されているが、ハブ部材50の第1クラッチ油路52を通って第1クラッチピストン油圧室82に動作油が供給されて第1クラッチスプリング67の付勢力に打ち勝つ押圧力が加えられたときに図1の右方に移動し、第1クラッチ・クラッチプレート62と第1クラッチ・クラッチディスク65を摩擦係合せしめる。
第2クラッチ機構70は、ハブ部材50に溶接で結合された第2クラッチ入力ドラム71を有し、第2クラッチ入力ドラム71にスプライン結合された第2クラッチ・クラッチプレート72を有し、第2クラッチ出力軸76にスプライン結合された第2クラッチ出力ハブ73を有し、第2クラッチ出力ハブ73にスプライン結合されるとともに第2クラッチピストン74によって第2クラッチ・クラッチプレート72と選択的に摩擦係合せしめられる第2クラッチ・クラッチディスク75を有する。第2クラッチ入力ドラム71及び第2クラッチ出力ハブ73には、冷却油の排出するための油排出部(図示せず)が形成されている。
第2クラッチピストン74は、第2クラッチスプリング77により常時解放側に付勢されているがハブ部材50の第2クラッチ油路53を通って第2クラッチピストン油圧室83に動作油が供給されて第2クラッチスプリング77の付勢力に打ち勝つ押圧力が加えられたときに図1の右方に移動し第2クラッチ・クラッチプレート72と第2クラッチ・クラッチディスク75を摩擦係合せしめる。
オイル(動作油、冷却油等)の経路について説明すると(図1及び図2参照)、オイルパン101からオイルストレーナ102を介してオイルポンプ103によって汲み上げられたオイルは、レギュレータバルブ104に送られる。ここで、オイルポンプ103は、冷却油系と他のクラッチ要素の動作油系にオイルを供給する圧力源であり、一般に、エンジン駆動によって動作するものである。レギュレータバルブ104で分配されたオイルは、少なくとも変速機、第1クラッチ機構60(図1の第1クラッチピストン64と第2クラッチ入力ドラム71の間)、第2クラッチ機構70(図1の第2クラッチピストン74と第2クラッチ出力ハブ73の間)、第1クラッチピストン油圧室82、第2クラッチピストン油圧室83、第1の油圧室81、ルブリケーションバルブ110にそれぞれ送られる。レギュレータバルブで分配されたオイルのうち冷却油(潤滑油)については、変速機に送られるとともに、第1クラッチ機構60に送られ、第2クラッチ機構70に送られる。レギュレータバルブ104で分配されたオイルのうち動作油については、必要に応じてアキュムレータバルブ109Aからの圧力を受けながらモジュレータバルブ105、ソレノイドバルブ106A、プレッシャーコントロールバルブ107A、フェールセーフバルブ108、第1クラッチ油路52を介して第1クラッチピストン油圧室82に送られるとともに、必要に応じてアキュムレータバルブ109Bからの圧力を受けながらモジュレータバルブ105、ソレノイドバルブ106B、プレッシャーコントロールバルブ107B、第2クラッチ油路53を介して第2クラッチピストン油圧室83に送られ、モジュレータバルブ105、ソレノイドバルブ106C、プレッシャーコントロールバルブ107C、第1の油路51を介して第1の油圧室81に送られる。ルブリケーションバルブ110に送られた油は、オイルクーラ111を介してオイルパン101に戻る。変速機、第1クラッチ機構60、第2クラッチ機構70、第1クラッチピストン油圧室82、第2クラッチピストン油圧室83、第1の油圧室81に送られたオイルは、再びオイルパン101に戻る。オイルパン101に戻ったオイルは繰り返し用いられる。
第1の油圧室81の油圧制御については、ソレノイドバルブ106C、プレッシャーコントロールバルブ107Cに電気的に接続された制御部120によって行われる(図2参照)。制御部120は、マイクロコンピュータを含んで構成されており、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う。制御部120は、少なくとも入力回転数センサ(図示せず)と電気的に接続されており、入力回転数に係る信号を取り込むことにより、ソレノイドバルブ106C、プレッシャーコントロールバルブ107Cの作動を制御する。
制御部120では、ソレノイドバルブ106C、プレッシャーコントロールバルブ107Cの作動を制御することで、エンジンの停止状態からアイドリング状態までの全領域又は一部領域で摩擦材23aと係合プレート40との摩擦面におけるヒステリシストルクが大きくなるように制御し、アイドリング状態以上の領域で摩擦材23aと係合プレート40との摩擦面におけるヒステリシストルクが小さくなるように制御する(図1及び図2参照)。
これは、エンジン側の入力軸と変速機側の出力軸の間にダンパ機構及びヒステリシス機構を有し、かつ、変速機側に大きな慣性体を有する通常のクラッチ装置(従来のクラッチ装置)においては、エンジンの停止状態からアイドリング状態までの領域(非常用域)において、回転変動比(出力回転変動/エンジン回転変動)が高くなり、共振が発生しやすい(図3の比較例参照)。そのため、ヒステリシス機構におけるヒステリシストルクが大きいことが望まれる。しかし、エンジンの停止状態からアイドリング状態までの領域では、エンジン駆動によるオイルポンプは回転が停止、又は低いため、油圧を発生しにくい状態にある。そこで、実施形態1では、バネ部材24のバネ力によりヒステリシストルクが得られるようにしており、オイルポンプが停止、又は低回転であっても、回転変動比を低く抑えることができる(図3の実施例参照)。
一方、アイドリング状態以上の領域(常用域)では、従来のクラッチ装置であっても、変速機のギヤ音低減要求は厳しくなるものの共振は発生しにくくなる(図3の比較例参照)。そして、アイドリング状態以上の領域では、機敏に作動するダンパが望まれ、ヒステリシストルクが小さいことが理想的であるが、従来のクラッチ装置ではヒステリシストルクが大きい。しかし、アイドリング状態以上の領域では、エンジン駆動によるオイルポンプは、高い圧力を発生させることができる。そこで、実施形態1では、この圧力をバネ部材24のバネ力に反発させ、摩擦材23aと係合プレート40との摩擦面におけるヒステリシストルクを小さくすることができる構成とした。このとき、ソレノイドバルブ106C、プレッシャーコントロールバルブ107Cの作動を制御すれば、ヒステリシストルクの微調整(言い換えるとダンパ部材30の性能の微調整)が可能となる。
上記構成によれば、ダンパ部材30の性能の制御が可能となるので、音、共振共に最適な設定を行うことができる。なお、実施形態1では、ダンパ装置とクラッチ機構とが一体となったクラッチ装置について示したが、ダンパ装置単独でも同様の効果を発揮させることができる。
次に、本発明の実施形態2に係るクラッチ装置について図面を用いて説明する。図4及び図5は、本発明の実施形態2に係るクラッチ装置のドラム部材の構成を模式的に示した部分断面図である。実施形態2に係るクラッチ装置は、実施形態1に係るクラッチ装置と同様であるが、回転し、かつ、円筒状部分を有するドラム部材22、第1クラッチ入力ドラム61、第1クラッチ出力ハブ63、慣性体68、第2クラッチ入力ドラム71、第2クラッチ出力ハブ73については異なる(図1参照)。
ドラム部材22には、冷却油の排出するための油排出部22cが形成され、油排出部22cは、ドラム部材22の断面から見て、回転により外周に油を排除したときに、ドラム部材22の内部に負圧を発生させ、新たな冷却油を吸込むポンプ作用を持つ形状である。このような形状として、例えば、径方向から回転方向の反対側に傾斜した穴22c(図4参照)、クラッチ機構の回転方向の反対側から外周側に捲れあがった穴22c(図5参照)が挙げられる。
第1クラッチ入力ドラム61、第1クラッチ出力ハブ63、慣性体68、第2クラッチ入力ドラム71、第2クラッチ出力ハブ73についても、ドラム部材22の油排出部22cと同様な油排出部を形成することができる。なお、図1の第1クラッチ入力ドラム61のうち第1の油圧室81及び第1クラッチピストン油圧室82に面する領域のように、油圧を発生させる必要性のある領域には、油排出部は形成されない。
以上のような構成によれば、油の循環がよくなって、クラッチにおけるヒステリシス特性の変化を低減させることができる。また、オイルポンプへの負担が減少するので、湿式タイプのクラッチにおける燃費、加速性能への影響を低減させることができる。
本発明の実施形態1に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した部分断面図である。 本発明の実施形態1に係るクラッチ装置の制御油圧回路を説明するための模式図である。 実施例及び比較例に係る回転変動比と回転数の関係を比較するための図である。 本発明の実施形態2に係るクラッチ装置のドラム部材の構成を模式的に示した第1の部分断面図である。 本発明の実施形態2に係るクラッチ装置のドラム部材の構成を模式的に示した第2の部分断面図である。
符号の説明
1 クラッチ装置
10 ハウジング
10a オイルシール部
20 入力軸
21 フライホイール
22 ドラム部材(駆動側回転部材)
22a ダンパ当接部
22b 凹部
22c 油排出部
23 ピストン部材(第1のピストン、ダンパ特性制御用ピストン)
23a 摩擦材
23b 凸部
24 バネ部材(皿バネ)
25 出力軸係合部材
30 ダンパ部材(コイルスプリング)
40 係合プレート(被駆動側回転部材)
40a ダンパ当接部
41 リベット
50 ハブ部材
51 第1の油路
52 第1クラッチ油路
53 第2クラッチ油路
54 第4の油路
55 第5の油路
60 第1クラッチ機構
61 第1クラッチ入力ドラム(被駆動側回転部材)
62 第1クラッチ・クラッチプレート
63 第1クラッチ出力ハブ
64 第1クラッチピストン
65 第1クラッチ・クラッチディスク
66 第1クラッチ出力軸
67 第1クラッチスプリング
68 慣性体
70 第2クラッチ機構
71 第2クラッチ入力ドラム
72 第2クラッチ・クラッチプレート
73 第2クラッチ出力ハブ
74 第2クラッチピストン
75 第2クラッチ・クラッチディスク
76 第2クラッチ出力軸
77 第2クラッチスプリング
81 第1の油圧室
82 第1クラッチピストン油圧室
83 第2クラッチピストン油圧室
101 オイルパン
102 ストレーナ
103 オイルポンプ
104 レギュレータバルブ
105 モジュレータバルブ
106A、106B、106C ソレノイドバルブ
107A、107B、107C プレッシャーコントロールバルブ
108 フェールセーフバルブ
109A、109B アキュムレータバルブ
110 ルブリケーションバルブ
111 オイルクーラ
120 制御部

Claims (13)

  1. エンジンと一体に回転する駆動側回転部材と、
    前記駆動側回転部材と同軸的に且つ回転自在に配置された被駆動側回転部材と、
    前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間の周方向の空間に配設されるとともに、両部材間のトルクの変動を吸収するダンパ部材と、
    前記ダンパ部材の性能を制御するダンパ性能制御手段と、
    を備えることを特徴とするダンパ装置。
  2. エンジンと一体に回転する駆動側回転部材と、
    前記駆動側回転部材と同軸的に且つ回転自在に配置された被駆動側回転部材と、
    前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間の周方向の空間に配設されるとともに、両部材間のトルクの変動を吸収するダンパ部材と、
    前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間にヒステリシスを発生させるヒステリシス発生機構と、
    前記ヒステリシス発生機構におけるヒステリシストルクを制御することによって前記ダンパ部材の性能を制御するダンパ性能制御手段と、
    を備えることを特徴とするダンパ装置。
  3. エンジンと一体に回転する駆動側回転部材と、
    前記駆動側回転部材と同軸的に且つ回転自在に配置された被駆動側回転部材と、
    前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間の周方向の空間に配設されるとともに、両部材間のトルクの変動を吸収するダンパ部材と、
    前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間の軸方向の空間に配設されるとともに、軸方向に摺動自在に前記駆動側回転部材と一体に回転し、かつ、前記被駆動側回転部材と接離する摩擦材を有する第1のピストン部材と、
    前記駆動側回転部材と前記第1のピストン部材との間の軸方向の空間に配設されるとともに、前記第1のピストン部材を前記被駆動側回転部材に付勢するバネ部材と、
    前記第1のピストン部材を移動させることによって前記ダンパ部材の性能を制御するダンパ性能制御手段と、
    を備えることを特徴とするダンパ装置。
  4. 前記ダンパ性能制御手段は、少なくとも前記エンジンの停止状態からアイドリング状態までの全領域又は一部領域で性能を変化させるように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のダンパ装置。
  5. 前記ダンパ性能制御手段は、
    前記被駆動側回転部材の内周側で該被駆動側回転部材と一体となって回転するとともに前記出力軸と同軸的に且つ回転自在に配置されたハブ部材と、
    前記ハブ部材に形成されるとともに少なくとも前記第1のピストン部材と前記被駆動側回転部材との間に囲まれた第1の油圧室に通ずる第1の油路と、
    前記第1の油路を介して前記第1の油圧室に動作油を供給するオイルポンプと、
    前記オイルポンプによって供給された動作油の油圧を調整する油圧調整バルブと、
    前記エンジンの回転数に基づいて前記油圧調整バルブを制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のダンパ装置。
  6. 前記制御部は、前記エンジンがアイドリング状態以上の回転数になると、停止状態からアイドリング状態までの回転数のときよりも前記第1の油圧室の油圧を高くするように制御することを特徴とする請求項5記載のダンパ装置。
  7. 前記オイルポンプは、冷却油系と他のクラッチ要素の動作油系の圧力源と共通であることを特徴とする請求項5又は6記載のダンパ装置。
  8. 請求項5乃至7のいずれか一に記載のダンパ装置と、
    前記ハブ部材と機械的に接続される1又は複数のクラッチ機構と、
    を備えることを特徴とするクラッチ装置。
  9. 前記クラッチ機構は、クラッチを係脱させる1又は複数の第2のピストン部材を有し、
    前記ハブ部材は、前記第2のピストン部材を動作させるための第2の油圧室に通ずる第2の油路を有し、
    前記オイルポンプは、前記第2の油路を介して前記第2の油圧室に動作油を供給することを特徴とする請求項8記載のクラッチ装置。
  10. 前記クラッチ機構は、固定的に連結された慣性体を有することを特徴とする請求項8又は9記載のクラッチ装置。
  11. 前記クラッチ機構は、回転し、かつ、円筒状部分を有する構成部材に冷却油の排出するための油排出部を有し、
    前記油排出部は、前記構成部材の断面から見て、回転により外周に油を排除したときに、前記構成部材の内部側に負圧を発生させ、新たな冷却油を吸込むポンプ作用を持つ形状であることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一に記載のクラッチ装置。
  12. 前記油排出部は、前記構成部材の断面から見て、径方向から回転方向の反対側に傾斜した穴であることを特徴とする請求項11記載のクラッチ装置。
  13. 前記油排出部は、前記構成部材の断面から見て、回転方向の反対側から外周側に捲れあがった穴であることを特徴とする請求項11記載のクラッチ装置。
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