JP4714549B2 - 複式クラッチ装置 - Google Patents
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Description
請求項3に記載の複式クラッチ装置は、請求項1または2において、第2クラッチが軸方向エンジン側の内周部に軸方向トランスミッション側へ入り込んだ環状の凹部を有している。また、筒状突出部は、凹部に収容されている。
図1に本発明の一実施形態としての複式クラッチ装置を搭載したAMTの構成図を示す。図1では、エンジンは左側に配置されている。AMTは、主に、複式クラッチ装置1と、トランスミッション2と、図示しないケーシングとから構成されている。複式クラッチ装置1は、主に、入力軸10と、第1出力軸20と、第2出力軸30と、第1クラッチ100と、第2クラッチ200とから構成されている。入力軸10は、エンジンからのトルクが入力される部材であり、ダンパー機構4を介してエンジン(図示せず)側のフライホイール3(エンジン側の部材)に回転方向へ弾性的に連結されている。第1出力軸20は、入力軸10から入力されたトルクをトランスミッション2側へ出力するためのものである。第2出力軸30は、第1出力軸20と同様に入力軸10から入力されたトルクをトランスミッション2側へ出力するためのものである。第1クラッチ100は、入力軸10と第1出力軸20との間でトルクを伝達及び遮断するためのものである。第2クラッチ200は、入力軸10と第2出力軸30との間でトルクを伝達及び遮断するためのものである。このような構成により、複式クラッチ装置1は、第1及び第2クラッチ100、200を選択的に作動させて第1出力軸20又は第2出力軸30にトルクを出力可能としている。
図2に本発明の一実施形態としての複式クラッチ装置1の縦断面概略図を示す。図2は、エンジンを左側、トランスミッション2を右側としている。図2のO−Oは、複式クラッチ装置1の回転中心を示す。複式クラッチ装置1は、図示しないケーシング内に配置されている。ケーシング内には、作動油が充填されている。複式クラッチ装置1は、入力軸10と、第1出力軸20と、第2出力軸30と、第1クラッチ100と、第2クラッチ200とから構成されている。
入力軸10は、複式クラッチ装置1のエンジン側に配置されており、前述のように図示しないフライホイール3及びダンパー機構4を介してエンジンからのトルクが入力される。入力軸10は、エンジン側の小径部11と、トランスミッション2側の大径部12とから構成されている。小径部11は、外周側にスプライン溝11aを有しており、図示しないダンパー機構4の内周側部材とスプライン係合している。大径部12は、小径部11よりも外径が大きく、外周側にフランジ部13を有している。フランジ部13には、後述する第1及び第2クラッチ100、200の第1及び第2入力部材110、210が相対回転不能に固定されている。大径部12は、トランスミッション2側の端部に筒状部14を有している。筒状部14は、内周側に軸受25が配置されている。また、大径部12は、内部に複数の油路が形成されている。油路の詳細については後述する。
第1出力軸20は、入力軸10と同軸上に配置されており、入力軸10から入力されたトルクをトランスミッション2側へ出力する。第1出力軸20は、トランスミッション2側の大径部22と、大径部22からエンジン側に突出した小径部21とから構成されている。大径部22は、外周側にスプライン溝21aを有しており、後述する第1クラッチ100の第1出力部材120がスプライン係合している。小径部21は、入力軸10の大径部12のトランスミッション2側先端に設けられた軸受25に挿嵌されている。第2出力軸30は、第1出力軸20の外周側に同軸上に配置された筒状の部材であり、第1出力軸20と同様に入力軸10から入力されたトルクをトランスミッション2側へ出力する。第2出力軸30は、外周側にスプライン溝30aを有しており、第2クラッチ200の第2出力部材220がスプライン係合している。
図3に第1及び第2クラッチ100、200周辺の縦断面概略図を示す。図3のO−Oは、複式クラッチ装置1の回転中心を示す。第1クラッチ100は、第1入力部材110と、第1出力部材120と、第1摩擦連結部130と、第1付勢力発生機構140とから構成されている。
第1入力部材110は、入力軸10の外周側に配置された環状の部材であり、内周側が入力軸10のフランジ部13に対してリベット400により固定されている。第1入力部材110は、外周側に設けられ軸方向トランスミッション2側へ延びる第1入力筒状部111と、第1入力筒状部111よりも外径が小さい第1中間筒状部112とを有している。第1入力筒状部111は、内周側へ延びる複数の第1内歯114を有しており、後述する第1摩擦連結部130と相対回転不能にかつ軸方向へ相対移動可能に係合している。また、第1入力筒状部111には、複数の第1入力連通部117が形成されている。第1入力連通部117は、第1摩擦連結部130周辺の作動油の流れをよくするためのもので、、軸方向に延びるスリットである。さらに、第1中間筒状部112の内周側には、後述する第1付勢力発生機構140が配置されている。
第1出力部材120は、内周側に軸方向トランスミッション2側へ延びる第1内周側筒状部122と、外周側に軸方向エンジン側へ延びる第1出力筒状部121とを有している。第1内周側筒状部122は、内周側にスプライン溝122aを有しており、第1出力軸20のスプライン溝21aとスプライン係合している。第1出力筒状部121は、第1入力筒状部111の内周側に配置されている。また、第1出力筒状部121は、外周側へ延びる複数の第1外歯124を有しており、後述する第1摩擦連結部130と相対回転不能にかつ軸方向へ相対移動可能に係合している。さらに、第1出力筒状部121には、複数の第1出力連通部127が形成されている。第1出力連通部127は、第1摩擦連結部130周辺の作動油の流れをよくするためのもので、軸方向に延びるスリットである。
第1摩擦連結部130は、第1入力部材110と第1出力部材120との間に配置されており、第1入力部材110に入力されるトルクを摩擦係合により第1出力部材120へ伝達するためのものである。第1摩擦連結部130は、5枚の第1ドライブプレート131、133と、4枚の第1ドリブンプレート135とから構成されている。
第1付勢力発生機構140は、油圧により第1摩擦連結部130に対して付勢力を与えるための機構であり、第1入力部材110の第1中間筒状部112の内周側に配置されている。第1付勢力発生機構140は、主に、第1ピストン部材141と、第1油圧室144と、第1弾性機構146と、から構成されている。
第2クラッチ200は、第2入力部材210と、第2出力部材220と、第2摩擦連結部230と、第2付勢力発生機構240とから構成されている。
第2入力部材210は、入力軸10の外周側に配置された環状の部材であり、内周側が入力軸10のフランジ部13に対してリベット400により固定されている。第2入力部材210は、外周側に設けられ軸方向トランスミッション2側へ延びる第2入力筒状部211と、第2入力筒状部211よりも外径が小さい第2中間筒状部212と、内周側に設けられる第2内周側筒状部213とを有している。第2入力筒状部211は、内周側へ延びる複数の第2内歯214を有しており、後述する第2摩擦連結部230と相対回転不能にかつ軸方向へ相対移動可能に係合している。また、第2入力筒状部211には、複数の第2入力連通部217が形成されている。第2入力連通部217は、第2摩擦連結部230周辺の作動油の流れをよくするためのものであり、軸方向及び円周方向に配置された孔である。第2中間筒状部212は、軸方向に延びる筒状の部分であり、第2入力筒状部211と第2内周側筒状部213との間に配置されている。第2内周側筒状部213は、軸方向トランスミッション2側へ延びる筒状の部分であり、第2中間筒状部212の内周側に配置されている。第2中間筒状部212と第2内周側筒状部213との間には、第2付勢力発生機構240が配置されている。また、第2内周側筒状部213と入力軸10との半径方向間には、後述する制御バルブ40の一部が収容される凹部215が形成されている。制御バルブ40と第2入力部材の内周部との軸方向間には、第2スラスト軸受52が配置されている。
第2出力部材220は、外周側に軸方向エンジン側へ延びる第2出力筒状部221と、第2出力筒状部221が固定される第2固定部222とを有している。第2出力筒状部221は、第2入力筒状部211の内周側に配置されている。また、第2出力筒状部221は、外周側へ延びる複数の第2外歯224を有しており、後述する第2摩擦連結部230と相対回転不能にかつ軸方向へ相対移動可能に係合している。さらに、第2出力筒状部221には、複数の第1出力連通部227が形成されている。第1出力連通部227は、第2摩擦連結部230周辺の作動油の流れをよくするためのもので、軸方向に延びるスリットである。第2固定部222は、外周側に第2出力筒状部221が固定部材223により固定されている。また、第2固定部222は、内周側にスプライン溝226を有しており、第2出力軸30のスプライン溝30aとスプライン係合している。また、第2固定部222は、第2出力軸30の外周側に設けられたスナップリング31により軸方向トランスミッション2側への移動を規制されている。さらに、第2固定部222と第1出力部材120との軸方向間には、第1スラスト軸受51が配置されている。
第2摩擦連結部230は、第2入力部材210と第2出力部材220との間に配置されており、第2入力部材210に入力されるトルクを摩擦係合により第2出力部材220へ伝達するためのものである。第2摩擦連結部230は、第1摩擦連結部130の外周側に配置されている。第2摩擦連結部230は、4枚の第2ドライブプレート231、233と、3枚の第2ドリブンプレート235とから構成されている。
第2付勢力発生機構240は、油圧により第2摩擦連結部230に対して付勢力を与えるための機構であり、第2入力部材210の第2中間筒状部212と第2内周側筒状部213と間に配置されている。第2付勢力発生機構240は、主に、第2ピストン部材241と、第2油圧室244と、第2弾性機構246と、第2油圧キャンセル室247とから構成されている。
図2に示すように、制御バルブ40は、第1及び第2クラッチ100、200に対して油圧を供給するためのもので、図示しないダンパー機構4と第2クラッチ200との間に配置された環状の部材である。制御バルブ40は、入力軸10に対して相対回転可能となっており、図示しないケーシングの内部に固定されている。制御バルブ40は、図示しないケーシングの内部を、複式クラッチ装置1側とエンジン側とに仕切っている。制御バルブ40は、主に、エンジン側の第1部材41と、トランスミッション2側の第2部材42と、第2部材42の内周側に配置された第3部材43とから構成されている。
図5に油路周辺の縦断面概略図を示す。制御バルブ40及び入力軸10の内部に形成された油路は、第1油路71と、第2油路72と、第3油路73とから構成されている。これらの油路は、それぞれが独立しており、別個に油圧を伝達することができる。
(1)複式クラッチ装置の動作
以上に述べた複式クラッチ装置1の動作について図3を参照しながら説明する。第1クラッチ100を連結状態にする場合、第1油圧室144に第1油路71を介して油圧が供給される。油圧の供給は、例えば制御バルブ40内に設けられた図示しないソレノイドバルブを電子制御装置により操作することで行う。第1ピストン部材141は、油圧により発生した付勢力により、第1ドライブプレート131を軸方向へ付勢する。この結果、第1ドライブプレート131及び第1ドリブンプレート135は、第1ピストン部材141と第1ドライブプレート133との間に狭持される。そして、各プレート131、133、135同士の間に発生する摩擦力により、第1入力部材110、第1出力部材120、及び第1摩擦連結部130が一体となって回転する。これにより、入力軸10に入力されたトルクが、第1クラッチ100を介して第1出力軸20に伝達される。第1クラッチ100を連結解除状態にする場合、第1油圧室144への油圧の供給を停止する。この結果、第1ピストン部材141は、第1弾性機構146の作用により軸方向エンジン側に押圧される。これにより、第1摩擦連結部130の摩擦連結が解除されるため、第1出力軸20へのトルク伝達は遮断される。以上に述べたクラッチの連結及び解除の手順は、第2クラッチ200についても同様であるため、詳細な説明は省略する。
トランスミッション2の動作について、図1を参照しながら説明する。第1速走行時においては、第1速歯車対330と副軸302とは、第1切換スリーブS1及び第1切換歯車371により連結されている。具体的には、第1切換スリーブS1は、軸方向へ移動することで第1切換歯車371及び歯車335と噛み合っている。このとき、第1クラッチ100は、連結状態となっている。そのため、第1出力軸20から主軸300に入力されたトルクは、第1速歯車対330により減速された後に、副軸302及び出力歯車対360を介して出力軸301から出力される。
本発明はかかる上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。以下に他の実施形態について説明する。
前述の実施形態では、環状油路71c、73cは、入力軸10側の環状の溝を利用しているが、この環状の溝は、制御バルブ40の第3部材43側に形成してもよい。
2 トランスミッション
3 フライホイール
4 ダンパー機構
10 入力軸
20 第1出力軸
30 第2出力軸
40 制御バルブ
41 第1部材
42 第2部材
42a 突出部
43 第3部材
44 筒状突出部
71 第1油路
71c 第1環状油路
72 第2油路
72c 第2環状油路
73 第3油路
73c 第3環状油路
100 第1クラッチ
110 第1入力部材
120 第1出力部材
130 第1ピストン部材
140 第1付勢力発生機構
200 第2クラッチ
210 第2入力部材
220 第2出力部材
230 第2ピストン部材
240 第2付勢力発生機構
Claims (13)
- エンジン側の部材から入力されるトルクをトランスミッション側へ出力するための複式クラッチ装置であって、
軸状の本体部と、前記本体部から半径方向外側に突出する環状のフランジ部と、を有し、前記エンジン側の部材からトルクが入力される入力軸と、
前記入力軸と同軸上に配置された第1出力軸と、
前記第1出力軸の外周側に同軸上に配置された筒状の第2出力軸と、
前記入力軸の外周側に配置され、前記入力軸に入力されるトルクを前記第1出力軸へ伝達及び遮断可能な第1クラッチと、
前記第1クラッチの外周側に配置され、前記入力軸に入力されるトルクを前記第2出力軸へ伝達及び遮断可能な第2クラッチと、
前記入力軸の外周側に配置され、前記第1及び第2クラッチに対して油圧を供給するための制御バルブとを備え、
前記第1クラッチは、前記フランジ部に固定された内周部を有する第1入力部材を有しており、
前記第2クラッチは、前記フランジ部に固定された内周部を有する第2入力部材を有しており、
前記フランジ部は、前記第1入力部材の内周部および前記第2入力部材の内周部と軸方向に並んで配置されており、
前記制御バルブは、内周部に軸方向前記トランスミッション側へ延びる筒状突出部を有し、
前記筒状突出部は、前記第2クラッチの内周側に配置される、複式クラッチ装置。 - 前記筒状突出部と前記第2入力部材の内周部との軸方向間に配置されたスラストベアリングをさらに備えた、
請求項1に記載の複式クラッチ装置。 - 前記第2クラッチは、内周部に軸方向前記トランスミッション側へ入り込んだ環状の凹部を有し、
前記筒状突出部は、前記凹部に収容される、
請求項1または2に記載の複式クラッチ装置。 - 前記入力軸及び制御バルブは、前記第1及び第2クラッチに対して油圧を伝達するための複数の油路を内部に有し、
前記油路の少なくとも一部は、前記筒状突出部に形成される、
請求項1から3のいずれかに記載の複式クラッチ装置。 - 前記油路は、前記入力軸と同軸上に環状に形成された複数の環状油路を含み、
前記環状油路は、前記筒状突出部に形成される、
請求項4に記載の複式クラッチ装置。 - 前記複数の環状油路のうち少なくともいずれか1つは、他の前記環状油路の外周側に配置される、
請求項5に記載の複式クラッチ装置。 - 前記フランジ部は、前記第1入力部材の内周部と前記第2入力部材の内周部との軸方向間に配置されている、
請求項1から6のいずれかに記載の複式クラッチ装置。 - 前記第2入力部材は、前記フランジ部に固定された環状の固定部と、前記固定部の外周部から前記エンジン側に延びる筒状部と、を有しており、
前記筒状突出部は、前記トランスミッション側へ軸方向に延びており、前記筒状部と前記入力軸との半径方向間に挿入されている、
請求項1から7のいずれかに記載の複式クラッチ装置。 - 前記固定部は、前記フランジ部と前記スラストベアリングとの軸方向間に配置されている、
請求項8に記載の複式クラッチ装置。 - 前記第1クラッチは、前記第1出力軸に連結された第1出力部材と、前記第1入力部材に入力されるトルクを摩擦係合により前記第1出力部材へ伝達するための第1摩擦連結部と、前記第1摩擦連結部に付勢力を付与するための第1付勢力発生機構と、をさらに有しており、
前記第2クラッチは、前記第2出力軸に連結された第2出力部材と、前記第2入力部材に入力されるトルクを摩擦係合により前記第2出力部材へ伝達するための第2摩擦連結部と、前記第2摩擦連結部に付勢力を付与するための第2付勢力発生機構と、をさらに有しており、
前記第2摩擦連結部は、前記第1摩擦連結部の外周側に配置される、
請求項1から9のいずれかに記載の複式クラッチ装置。 - 前記第1摩擦連結部は、
軸方向に配置され、前記第1入力部材に対して相対回転不能にかつ軸方向へ相対移動可能に係合する複数の環状の第1ドライブプレートと、
隣接する前記第1ドライブプレート同士の間に配置され、前記第1出力部材に対して相対回転不能にかつ軸方向へ相対移動可能に係合する環状の第1ドリブンプレートとを有し、
前記第2摩擦連結部は、
軸方向に配置され、前記第2入力部材に対して相対回転不能にかつ軸方向へ相対移動可能に係合する複数の環状の第2ドライブプレートと、
隣接する前記第2ドライブプレート同士の間に配置され、前記第2出力部材に対して相対回転不能にかつ軸方向へ相対移動可能に係合する環状の第2ドリブンプレートとを有する、
請求項10に記載の複式クラッチ装置。 - 前記第1付勢力発生機構は、
前記第1入力部材の内周側に軸方向へ相対移動可能に配置され、前記第1摩擦連結部に対して油圧により軸方向の付勢力を与えるための第1ピストン部材と、
前記第1入力部材と前記第1ピストン部材との間に形成され、前記油路が連結される第1油圧室と、
前記第1ピストン部材の前記第1油圧室と反対側に配置され、前記第1摩擦連結部への付勢力を解除するための第1弾性機構とを有し、
前記第2付勢力発生機構は、
前記第2入力部材の内周側に軸方向へ相対移動可能に配置され、前記第2摩擦連結部に対して油圧により軸方向の付勢力を与えるための第2ピストン部材と、
前記第2入力部材と前記第2ピストン部材との間に形成され、前記油路が連結される第2油圧室と、
前記第2ピストン部材の前記第2油圧室と反対側に配置され、前記第2摩擦連結部への付勢力を解除するための第2弾性機構とを有する、
請求項10または11に記載の複式クラッチ装置。 - 前記エンジンと前記入力軸との間に配置され、前記エンジン側の部材に対して回転方向に前記入力軸を弾性的に連結するダンパー機構をさらに備えた、
請求項1から12のいずれかに記載の複式クラッチ装置。
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