JP2005079090A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 繊細な図記号が装備された操作ボタン、装飾パネルおよびインストルメントパネルの製造方法において、
   彫刻およびエッチングが可能な一つの台板の裏側に、いずれかの彫刻手段（レーザ、腐食、機械彫刻）により、繊細な図記号を刻む第１工程であって、該彫刻が、前記台板の材料内部に達するだけで、これを貫通するものではないものと、
   前記台板の裏側を、場合により皮膜で被覆する第２工程と、
   前記ラミネート皮膜の上に、または前記台板上に直接、一つのフィルムを被せ、前記ラミネート皮膜又は前記台板に固定する第３工程と、
   前記台板の表側を、いずれかの材料摘出手段を用いた材料摘出プロセスにおいて処理する第４工程と、
   前記台板内部に達している前記彫刻が、少なくとも部分的に、又は完全に前記表側に露出するまで、前記材料摘出手段による材料摘出を続行する第５工程と、
   前記材料摘出後の台板の表側に、保護皮膜を塗布する第６工程とから成ることを特徴とする方法。
2. 第７工程として、前記台板の裏側にプラスチック製支持部材を成形する工程を具備することを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記第２工程に記載の皮膜が、ラミネート皮膜であることを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記第２工程に記載の皮膜が、ラミネートインクであることを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。
5. 前記第２工程に記載の皮膜が、積層皮膜であることを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。
6. 前記第２工程に記載の皮膜が、印刷により塗布される皮膜であることを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。
7. 前記第２工程に記載の皮膜が、単色であることを特徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載の方法。
8. 前記第２工程に記載の皮膜が、多色であることを特徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載の方法。
9. 前記第４工程に記載の材料摘出プロセスが、エッチングによることを特徴とする請求項１から８のいずれか一項に記載の方法。
10. 前記第４工程に記載の材料摘出が、電解若しくは電食又は研削によることを特徴とする請求項１から８のいずれか一項に記載の方法。
11. 片面に記号が彫刻線として配置され、繊細な図記号が装備された、金属製の彫刻可能な一つの台板から成る操作ボタンにおいて、前記彫刻線が前記台板の外から見える側とは反対側の面に配置されることを特徴とする操作ボタン。
12. 請求項１から１０のいずれか一項又は複数項に記載の方法にしたがって製造された繊細な図記号が装備された操作ボタンであることを特徴とする請求項１１に記載の操作ボタン。
13. 前記繊細な図記号の彫刻線が、線幅および彫刻線幅が０．１ｍｍよりも大きいか、又はこれと等しい範囲にあり、前記台板の表側から前記図記号が見えることを特徴とする請求項１２に記載の操作ボタン。
14. 前記彫刻により露出される模様のない領域が、前記台板上で正確に位置決めされて、前記台板に固定して接続されることを特徴とする請求項１３に記載の操作ボタン。
15. 前記台板が、板厚が０．２から０．５ｍｍの範囲の、軽金属合金製であることを特徴とする請求項１４に記載の操作ボタン。
16. 前記彫刻線の深さが、前記台板の残りの板厚が約０．０１ｍｍとなるところまでに達したことを特徴とする請求項１５に記載の操作ボタン。
17. 操作ボタン本体部が、プラスチック製支持部材として、前記台板の完成品の裏側に成形されることを特徴とする請求項１６に記載の操作ボタン。