JP2005075131A - 車体フレーム構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車体の側面を形成するアウタパネル(20)及びアウタパネルの車体内側に配設し、アウタパネルを補強すべく、アウタパネルに接合されるリーンフォースメント部材(30)で骨格が形成されるサイドボディ(2)と、サイドボディから車体の前方に向かって延びて配設されるフロントフレーム(50)と、フロントフレームに車体内方で一体的に配設されるサスペンションタワーハウジング(16)と、フロントフレームとリーンフォースメント部材とを接合するブレース部材(60)とを有して構成される。
【選択図】 図2
Description
ここで、近年のセダンタイプの車両では、よりスポーティで、かつ、よりハンドリング性能を良くする等の多様化が求められており、この場合には、車体、特に上記フロントボディの剛性をより高めることが必要になる。そこで、フロントボディ及びサイドボディを補強部材で結合させた車体フレーム構造の技術が提案されている。
しかし、フロントボディとサイドボディとを結合させて車体剛性の向上を図るためには、フロントボディへの結合が構造としての結合であることの他、サイドボディへの結合もまた、構造としての結合であることが必要である。
また、前記従来の技術では、フロントボディへの結合部分を車幅方向に突出させている。これでは、フロントボディに力が生じた場合、例えば、サスペンションタワーとしてのストラットタワーの振動に伴って車体の上下方向に入力があっても、この力を確実、かつ、十分に受容することができず、捻りや曲げに対応できないおそれがあるとの問題が生ずる。つまり、前記従来の技術では、ストラットタワーへの入力に対して剛性を高める点については格別の配慮がなされていない。これは、上記車両の多様化にも対応できないという問題ともなる。
さらに、請求項3記載の発明では、フロントフレームは、車幅方向で断面ハット形状をなしブレース部材とサスペンションタワーとに接合するリーンフォースメント部を有することを特徴としている。
図1を参照すると、セダン系車両のエンジンルーム周りのうち、本発明に係る車体フレーム構造を含む左側部周辺の車体構造が斜視図で示されており、また、図2は、図1の車体フレーム構造が部分分解斜視図で示されている。以下図1及び図2に基づきエンジンルーム周りの車体構造について説明する。なお、図示しない右側部周辺の車体構造については、車両中心を挟んで当該左側部周辺の車体構造と対称である。
ダッシュクロスメンバ5にはダッシュパネル9の下側が接続されており、当該ダッシュパネル9の左右両側は、フードリッジ6の後側及び一対のサイドボディ2の前側にそれぞれ接続されている。
そして、フードリッジ6の上側には、フードリッジメンバ(フロントフレーム)7が接続され、フードリッジメンバ7の後端側には、車体1の車幅方向外側に向けて拡開された断面コ字状のアッパフレームインナ(フロントフレーム)50と、車幅方向内側に向けて拡開された同じく断面コ字状のアッパフレームアウタ(フロントフレーム)10とが接続されている。
一方、サイドボディ2は、図2に示されるように、アウタパネル20と、アウタパネル20に接合されるリーンフォースメント部材30とから構成される。
当該他のリーンフォースメント部材70は、リーンフォースメント部材30のブレース接合面部34の裏面に当接される正面部74を有し、ボルト65、66を導入するボルト導入孔75、76の他、ボルト65、66に螺合されるウェルドナットが設けられている。
図4には、図1の車体フレーム構造のIV−IV線矢視断面図が示されており、ボルト65が、車体1の前側からピラー接合部63、ブレース接合面部24、ブレース接合面部34及び正面部74を介してウェルドナット69に螺合されると、ブレース軸部61は、車体1の上方向からみて、アウタパネル20及びリーンフォースメント部材30に対して同一軸線上に配置され、リーンフォースメント部材30のブレース接合面部34に固定される。
例えば、フロントフレームの一態様たるアッパフレームインナ50は、このアッパフレームインナ50とアウタフレーム部材40とで閉断面を形成するのであれば、上記実施形態の如く断面コ字状のフレームをなす場合の他、平面状のパネルをなす場合であっても良い。なお、リーンフォースメント部56の形状についても、ストラットタワー8への入力に対する剛性を高めることができる以上、断面ハット形状のものに限定されない。
2 サイドボディ
3 フロントボディ
7 フードリッジメンバ(フロントフレーム)
8 ストラットタワー(サスペンションタワー)
10 アッパフレームアウタ(フロントフレーム)
20 アウタパネル
30 リーンフォースメント部材
40 アウタフレーム部材(フロントフレーム)
50 アッパフレームインナ(フロントフレーム)
56 リーンフォースメント部
60 ブレース部材
Claims (3)
- 車体の側面を形成するアウタパネル及び該アウタパネルの車体内側に配設し、該アウタパネルを補強すべく、該アウタパネルに接合されるリーンフォースメント部材で骨格が形成されるサイドボディと、
該サイドボディから前記車体の前方に向かって延びて配設されるフロントフレームと、
該フロントフレームに車体内方で一体的に配設されるサスペンションタワーハウジングと、
前記フロントフレームと前記リーンフォースメント部材とを接合するブレース部材と、
を有することを特徴とする車体フレーム構造。 - 前記ブレース部材は、前記車体の上方向からみて、前記フロントフレームと同一軸線上に設けられていることを特徴とする請求項1記載の車体フレーム構造。
- 前記フロントフレームは、車幅方向で断面ハット形状をなし前記ブレース部材とサスペンションタワーとに接合するリーンフォースメント部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の車体フレーム構造。
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