JP2002068017A - 自動車のリヤボディ構造 - Google Patents

自動車のリヤボディ構造

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JP2002068017A
JP2002068017A JP2000263173A JP2000263173A JP2002068017A JP 2002068017 A JP2002068017 A JP 2002068017A JP 2000263173 A JP2000263173 A JP 2000263173A JP 2000263173 A JP2000263173 A JP 2000263173A JP 2002068017 A JP2002068017 A JP 2002068017A
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JP
Japan
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body structure
rear body
brace
suspension
outer side
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000263173A
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English (en)
Inventor
Takuya Abe
拓也 阿部
Hiroshi Kobayashi
寛 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 捩り剛性を大幅に向上させる自動車のリヤボ
ディ構造を提供する。 【解決手段】 リヤサスペンションタワーとルーフサイ
ドリインフォースがオフセットして配置されており、ホ
イルハウス1から立ち上がる第1および第2の縦ブレー
ス11,12とこれらを結合する横ブレース13をアウ
タ側に配設してサイドメンバを構成し、左右のサイドメ
ンバをインナ部材を介して結合する。サイドメンバは、
各ブレースによって門型に構成される。インナ部材とし
て、リヤヘッダ4、アッパバック5およびサスペンショ
ンインナブレース6を含み、各インナ部材のフランジ部
がアウタ側に結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の車両に
おけるリヤボディの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は車両における従来のリヤボディの
構造例を示すもので、「C」字状に形成された所謂Cピ
ラーが後方に傾斜して配置される形式の、リヤホイルハ
ウスからCピラーまわりの構造を示している。図におい
て、1はホイルハウス、2はリヤサスペンション、3は
1本の屈曲した縦柱(縦ブレース)である。また、図6
に示すように、4はリヤヘッダ、5はアッパバック(閉
断面)、6はサスペンションインナブレースである。
【0003】従来構造では、リヤサスペンション2から
の入力は、ホイルハウス1を介して屈曲した縦ブレース
3によって支持し、さらに左右のサイドメンバを結合す
るリヤヘッダ4およびアッパバック5などによってリヤ
ボディの剛性を確保する構造となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リヤボディ構造においては、インナ側に位置するリヤヘ
ッダ4、アッパバック5およびサスペンションインナブ
レース6のそれぞれフランジ部をすべてアウタ側と結合
させることができない。たとえば、図5のB部に示すよ
うにアッパバック5の一部は結合していない。
【0005】本発明は以上の点に鑑み、特に捩り剛性を
大幅に向上させることができる自動車のリヤボディ構造
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、リヤサスペンションタワーとルーフサ
イドリインフォースがオフセットして配置された自動車
のリヤボディ構造であって、ホイルハウスから立ち上が
る第1および第2の縦ブレースとこれらを結合する横ブ
レースをアウタ側に配設してサイドメンバを構成し、左
右のサイドメンバをインナ部材を介して結合することを
特徴としている。
【0007】前記サイドメンバは、各ブレースによって
門型に構成されれば好ましい。
【0008】また、本発明の自動車のリヤボディ構造で
は、前記インナ部材として、リヤヘッダ、アッパバック
およびサスペンションインナブレースを含み、各インナ
部材のフランジ部がアウタ側に結合されることを特徴と
する。
【0009】また、本発明の自動車のリヤボディ構造で
は、前記第1および第2の縦ブレースが、サスペンショ
ンからの入力を支持するように構成されていることを特
徴とする。
【0010】本発明によれば、第1および第2の縦ブレ
ースと横ブレースをアウタ側に配設し、リヤヘッダ、ア
ッパバックおよびサスペンションインナブレースを含む
インナ部材のフランジ部がアウタ側に結合される門型構
造とすることができる。したがって、サスペンションか
らの入力を直接的には第1および第2の縦ブレースで支
持し、これらのブレースをインナ部材で結合することで
左右のサイドメンバを構成する構造としたことで、サス
ペンションからの入力をリヤボディ全体で支持すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3に基づき、従来
例と実質的に同一部材には同一符号を用いて本発明によ
る自動車のリヤボディ構造の好適な実施の形態を説明す
る。図1はこの発明における要部構成を示している。こ
の実施形態でもリヤサスペンションタワーとルーフサイ
ドリインフォースがオフセットして配置されたリヤボデ
ィ構造を有する。ここで、図2は、この実施形態におけ
るリヤホイルハウスからCピラーまわりの構造を示して
いる。図において、1はホイルハウス、2はリヤサスペ
ンションである。
【0012】図1に示すように、本発明ではホイルハウ
ス1から立ち上がる第1および第2の縦ブレース11,
12と、これらを結合する横ブレース13とをアウタ側
に配設してサイドメンバを構成し、左右のサイドメンバ
をインナ部材を介して結合する構造としている。これに
より、サイドメンバは、図示のように各ブレースによっ
て門型(図1の斜線部参照)に構成される。
【0013】また、インナ部材として、リヤヘッダ4、
アッパバック5およびサスペンションインナブレース6
を含んでおり、各インナ部材のフランジ部がアウタ側に
結合される。このようにして、第1および第2の縦ブレ
ース11,12が、サスペンション2からの入力を支持
するように構成されている。
【0014】本発明によれば、第1および第2の縦ブレ
ース11,12と横ブレース13をアウタ側に配設し、
リヤヘッダ4、アッパバック5およびサスペンションイ
ンナブレース6を含むインナ部材のフランジ部がアウタ
側に結合される。これにより、たとえば、図3のD部に
示すようにアッパバック5のフランジ部は確固に結合す
る。
【0015】このように門型の結合構造において、サス
ペンション2からの入力を直接的には第1および第2の
縦ブレース11,12で支持し、これらのブレースをイ
ンナ部材で結合することでサスペンション2からの入力
をリヤボディ全体で支持することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ヤサスペンションタワーとルーフサイドリインフォース
がオフセットして配置されたリヤボディ構造において、
門型の結合構造とすることで捩り剛性を格段に向上させ
ることができる。また、クォータ部のバックリング性能
も大幅に向上させる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における要部構成を示す斜視
図である。
【図2】本発明の実施形態におけるリヤホイルハウスか
らCピラーまわりの構造を示す側面図である。
【図3】図2のC−C線に沿う断面図である。
【図4】従来例におけるリヤホイルハウスからCピラー
まわりの構造を示す側面図である。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】従来例における要部構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ホイルハウス 2 リヤサスペンション 4 リヤヘッダ 5 アッパバック 6 サスペンションインナブレース 11 第1の縦ブレース 12 第2の縦ブレース 13 横ブレース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤサスペンションタワーとルーフサイ
    ドリインフォースがオフセットして配置された自動車の
    リヤボディ構造であって、 ホイルハウスから立ち上がる第1および第2の縦ブレー
    スとこれらを結合する横ブレースをアウタ側に配設して
    サイドメンバを構成し、左右のサイドメンバをインナ部
    材を介して結合することを特徴とする自動車のリヤボデ
    ィ構造。
  2. 【請求項2】 前記サイドメンバは、各ブレースによっ
    て門型に構成されることを特徴とする、請求項1に記載
    の自動車のリヤボディ構造。
  3. 【請求項3】 前記インナ部材として、リヤヘッダ、ア
    ッパバックおよびサスペンションインナブレースを含
    み、各インナ部材のフランジ部がアウタ側に結合される
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の自動車のリ
    ヤボディ構造。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の縦ブレースが、サ
    スペンションからの入力を支持するように構成されてい
    ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の
    自動車のリヤボディ構造。
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