JP2005059713A - 車体の移載装置および移載方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明では、ライン長を短くすることができるとともに、製造コストを低くすることができる車体の移載装置および方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 移載装置1は、搬送レールSRに沿って走行する搬送ハンガーHにより車体Mを上から吊り下げた状態で搬送する吊下搬送ラインHLと、車体Mの下側を支持して搬送する支持搬送ラインSLとの間で車体Mを上下方向に移載する。そして、この移載装置1は、吊下搬送ラインHLの搬送レールSRに連続して配設され、かつ搬送ハンガーHが走行可能な昇降レール2と、昇降レール2を昇降させる門型昇降装置3と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搬送ハンガーにより車体を上から吊り下げた状態で搬送する吊下搬送ラインと、車体の下側を支持して搬送する支持搬送ラインとの間で車体を上下方向に移載する車体の移載装置および移載方法に関するものである。
一般に、車体の組立ラインは、車体の下側からエンジン、ミッション、エキゾーストノズル、タイヤ等の下廻り部品を取り付けるために搬送ハンガーにて車体を吊り下げて搬送する吊下搬送ラインと、車体の上側から外装部品等を組み付けるために床面に設けられたスラットコンベヤにて車体を下側から支持して搬送する支持搬送ラインとを含んで構成される。そのため、このような組立ラインには、上側の吊下搬送ラインから下側の支持搬送ラインへ車体を降ろすための車体の移載装置が設けられている。
このような車体の移載装置としては、搬送されてくる車体の左右側に設けられるガイド支柱と、このガイド支柱に沿って昇降する昇降移動体と、この昇降移動体から水平方向に進退して車体を支持する支持台と、この支持台から車体を受け取るための車体支持装置とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。このような移載装置では、昇降移動体を上昇させることで、搬送ハンガーにより下側から支持された車体を受け取るとともに、この昇降移動体で降ろした車体を、車体支持装置の上下に移動可能な支持部によって所定の高さで受け取った後、この支持部を降ろすことで車体のタイヤを接地させ、次工程へと搬送させている。また、このような組立ラインでは、搬送ハンガーを吊り下げている搬送レールを下廻り部品組付工程から移載装置に到達するまでの間で上方に向けて傾斜させることにより、車体を車体支持装置において所定の高さで受け取ることや、移載装置で車体を移載した後に搬送ハンガーをラインの先頭へ帰還させることが可能となっている。
特開2002−60052号公報(段落0048〜0052、図1,6,7)
しかしながら、従来の移載装置では、下廻り部品組付工程から移載装置に到達するまでの間で搬送レールを斜め上方に傾斜させる必要があるので、そのライン長が長くなるといった問題があった。また、ライン長を短くするために移載装置内でタイヤを取り付けることも考えられるが、この移載装置内には車体支持装置があるため、この車体支持装置が作業の邪魔になり、その実現は困難であった。さらに、従来の移載装置には、複雑な構造となる昇降移動体や車体支持装置が設けられるので、その製造コストが高くなっていた。
そこで、本発明では、ライン長を短くすることができるとともに、製造コストを低くすることができる車体の移載装置および移載方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明のうち請求項1に記載の発明は、搬送レールに沿って走行する搬送ハンガーにより車体を上から吊り下げた状態で搬送する吊下搬送ラインと、前記車体の下側を支持して搬送する支持搬送ラインとの間で前記車体を上下方向に移載する車体の移載装置であって、前記吊下搬送ラインの搬送レールに連続して配設され、かつ前記搬送ハンガーが走行可能な昇降レールと、前記昇降レールを昇降させる昇降装置と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、例えば吊下搬送ラインの搬送レールに沿って搬送ハンガーが走行している際に、この搬送ハンガーで支持された車体に下廻り部品が組み付けられ、その後搬送ハンガーは搬送レールに連続して配設される昇降レールに到達する。昇降レール上を走行する搬送ハンガーは、所定位置において停止し、その後昇降レールが昇降装置により下降される。これにより、車体が下側の支持搬送ライン上に搬送ハンガーから直接受け渡され、支持搬送ライン上にセットされる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成において、前記昇降装置は、前記昇降レールを、前記吊下搬送ラインの搬送レールに連続となる位置と、前記車体の下側を支持して搬送する前記支持搬送ライン上に車体が載置される位置と、前記搬送ハンガーを前記吊下搬送ラインの先頭へ戻すための帰還用レールに連続となる位置へ移動させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による作用に加え、車体を下側の支持搬送ライン上に載置した後、昇降レールを帰還用レールまで上昇させて、搬送ハンガーを吊下搬送ラインの先頭へ戻す。
請求項3に記載の発明は、搬送レールに沿って走行する搬送ハンガーにより車体を上から吊り下げた状態で搬送する吊下搬送ラインから、前記車体の下側を支持して搬送する支持搬送ラインへ前記車体を移載するための車体の移載方法であって、前記吊下搬送ラインの搬送レールに連続して配設される昇降レールで、前記車体を支持した搬送ハンガーを受け取る第一工程と、前記昇降レールの上流部において、前記車体に下廻り部品を組み付ける第二工程と、前記昇降レールの下流部において、前記搬送ハンガーの走行を停止させるとともに、前記昇降レールを下降させることで、前記搬送ハンガーから前記支持搬送ライン上に前記車体を直接載置する第三工程と、前記搬送ハンガーによる前記車体の支持を解除する第四工程と、前記昇降レールを、前記搬送ハンガーを前記吊下搬送ラインの先頭へ戻すための帰還用レールに連続する位置まで上昇させるとともに、前記搬送ハンガーを再度走行させる第五工程と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、吊下搬送ラインの搬送レールに沿って走行してくる搬送ハンガーを昇降レールで受け取った後、この昇降レールの上流側にて搬送ハンガーで支持された車体に下廻り部品を組み付ける。下廻り部品の組み付けが終了して車体が昇降レールの下流側に移動すると、搬送ハンガーが停止するとともに、この搬送ハンガーが昇降レールとともに下降する。これにより、搬送ハンガーで支持された車体のタイヤが支持搬送ライン上に接地する。その後、搬送ハンガーが開放されて車体が移載装置外へ搬送されていくとともに、車体が外された搬送ハンガーが昇降レールにより帰還用レールまで上昇し、昇降レールから帰還用レールに移って吊下搬送ラインの先頭へ戻される。
請求項1に記載の発明によれば、昇降レールを昇降することにより搬送ハンガーから下側の支持搬送ライン上に直接車体を受け渡すことができるので、従来のような車体を搬送ハンガーから支持搬送ラインに移載するための昇降移動体や車体支持装置などの複雑な構造の装置を設ける必要がなく、その製造コストを低くすることができる。また、従来のように車体支持装置の支持部で車体を所定の高さで支持する必要がないので、下廻り部品組付工程から移載装置までの間の搬送ラインを傾斜させて形成する必要が無くなり、その分ライン長を短くすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による効果に加え、搬送レールよりも通常高い位置に設置される帰還用レールに、昇降レールを上昇させることにより搬送ハンガーを移載できるので、従来のように搬送レールを上方の帰還用レールまで傾斜させて形成する必要がなくなり、その分ライン長を短くできる。
請求項3に記載の発明によれば、昇降レールを下降させるだけで搬送ハンガーから下側の支持搬送ライン上に直接車体を受け渡すことができるので、従来のような複雑な構造の装置を設ける必要がなく、その製造コストを低くすることができる。また、移載装置内で下廻り部品の組み付けを行うことにより、従来のように下廻り部品組付工程と移載装置を別個に設定し、これらの間を傾斜した搬送レールで結ぶ必要がなくなるので、その分ライン長を短くすることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は本実施形態に係る車体の移載装置を示す側面図、図2は図1の門型昇降装置の詳細を示す正面図である。
図1に示すように、車体Mの移載装置1は、上側の吊下搬送ラインHLから下側の支持搬送ラインSLへ車体Mを移載する装置である。ここで、吊下搬送ラインHLは、搬送レールSRに沿って走行する自走式搬送ハンガーH(以下、単に「搬送ハンガーH」という)により車体Mを上から吊り下げた状態で搬送させるラインであり、支持搬送ラインSLは、車体Mに設けられたタイヤTをスラットコンベヤSC上で支持して車体Mを搬送させるラインである。また、移載装置1の下流側の上方には、搬送ハンガーHを吊下搬送ラインHLの先頭へ戻すための帰還用レールBRが配設されている。さらに、吊下搬送ラインHLと支持搬送ラインSLは、平面視において同じ経路を通るように(平面視において略直線状に連なるように)同軸に配設されており、車体Mをそのフロント部分が前方となるように搬送している。なお、以下の説明における上下または前後左右の方向については、搬送される車体Mの上下または前後左右の方向をいうものとする。
移載装置1は、搬送ハンガーHが走行可能な昇降レール2と、この昇降レール2を昇降させる一対の門型昇降装置3,3とを主に備えている。昇降レール2は、吊下搬送ラインHLの搬送レールSRと同一の構造となっており、上側に配設される上側レール21と、下側に配設される下側レール22と、これらの上側レール21および下側レール22を連結する複数のCチャンネル23,・・・とで主に構成されている。上側レール21および下側レール22は、その長手方向が車体Mの搬送方向に沿って配設される同一構造のレールであり、図2に示すように、その断面形状が略I型に形成されている。また、Cチャンネル23は、その断面形状が略C型に形成される連結部材であり、その上側が上側レール21に接合され、その下側が下側レール22に接合されている。
図1に示すように、一対の門型昇降装置3,3は、車体Mの搬送方向に並んで配設されている。なお、各門型昇降装置3は同一の構造となっているため、以下の説明では、一方だけを説明し、他方の説明は省略することとする。また、説明の便宜上、図1では、上流側の門型昇降装置3を図2のA−A断面図として描き、下流側の門型昇降装置3を図2のB−B断面図として描いている。
図2に示すように、門型昇降装置3は、一対の支柱31,31と、これらの支柱31,31に連結部材32,・・・を介して固定されるスライダ基部33と、このスライダ基部33に対して上下動自在に係合するスライダ34と、このスライダ34を昇降させるための駆動源となるサーボ制御機構付き電動ホイスト35とで主に構成されている。一対の支柱31,31は、吊下搬送ラインHLから搬送されてくる車体Mを挟むように車体Mの左右に配設されており、これらの支柱31,31の上部および略中央部には、連結部材32,・・・が内側(車体M側)へ突出するように接合されている。
スライダ基部33は、その正面視がコ字型となるように三つの棒材33a,・・・が接合されて形成されたものであり、その開口が下向きになるように前記連結部材32,・・・に接合されている。また、このスライダ基部33の開口端、すなわち左右に配設された棒材33a,33aの下端の内側には、スライダ34の下方向への移動を規制するための係止部33b,33bが内側に突出するように固定されている。
スライダ34は、その正面視がコ字型となるように三つの棒材34a,・・・が接合されて形成されたものであり、その開口が上向きになるようにスライダ基部33の内側に配設されている。また、このスライダ34の左右に配設される各棒材34aには、その外側の二個所に支持棒34b,34bが外側に突出するように接合されている。そして、各支持棒34bの先端には、スライダ基部33の前後面に接して上下動自在に転動する一対のガイドローラ34c,34cが回転自在に軸支されている(図1参照)。さらに、このスライダ34には、その下面に上側レール21が接合され、その上面にローラ34dを回転自在に軸支するローラ支持部材34eが接合されている。なお、このローラ34dには、後記するチェーン35aが掛け回されている。また、スライダ34を構成する下側の棒材34aの両端は、正面視が略三角形となる補強板34f,34fを介して左右の棒材34a,34aに強固に接合されている。
電動ホイスト35は、チェーン35aを巻き取ることでローラ34dを介してスライダ34を上昇させ、チェーン35aを送り出すことでローラ34dを介してスライダ34を下降させるものである。なお、この電動ホイスト35は、図1に示すように、その開口が下向きとなるように配設される側面視コ字型の櫓部材35bに吊下部材35cを介して吊り下げられ、また、この櫓部材35bは、図示しない支柱に固定された基板35d上に固定されている。そして、この電動ホイスト35が図示しない制御装置で適宜制御されることにより、昇降レール2が、吊下搬送ラインHLの搬送レールSRに連続となる位置P1(図3参照)と、車体Mが下側の支持搬送ラインSL上に載置される位置P2(図4参照)と、搬送レールSRよりも高い位置にある帰還用レールBRに連続となる位置P3(図5参照)へ移動されるようになっている。
また、図1に示すように、搬送ハンガーHは、下側レール22に沿って移動可能な四つのガイド機構h1,・・・と、これらのガイド機構h1,・・・の下方に配設されるハンガー支持部h2と、ハンガー支持部h2の下方に配設されるハンガーアームh3を主に有している。各ガイド機構h1は、図2に示すように、下側レール22の上壁22aと下壁22bの左右両側に回転自在に係合する四つのガイドローラh11,・・・と、各ガイドローラh11が回転自在に軸支され、かつ下側レール22を上下方向で挟んで配設される二枚の支持板h12,h12と、これらの支持板h12,h12の一端が固定される正面視略L字型の固定部材h13とを主に備えている。このように四つのガイドローラh11,・・・が設けられることにより、各ガイド機構h1が下側レール22に対して左右方向にずれることなく移動することとなる。
また、図1に示すように、四つのガイド機構h1,・・・のうち真中の二つのガイド機構h1,h1には、その上側の支持板h12上に上方へ突出するように形成されるフランジ部h14と、このフランジ部h14に回転自在に軸支され、かつ下側レール22の上面にその外周面が接触するローラh15とが設けられている。なお、ローラh15が下側レール22の上面に接触できるように、支持板h12の適所には、ローラh15の一部が挿通可能な孔が形成されている。
また、真中の二つのガイド機構h1,h1のうち上流側のガイド機構h1には、ローラh15を回転駆動させるモータh16が設けられている。さらに、これら二つのガイド機構h1,h1は、図2に示すように、その各固定部材h13の先端が軸部材h17に固定され、この軸部材h17が板体h18に対して回転自在に軸支されている。また、図1に示すように、四つのガイド機構h1,・・・のうち両端にある各ガイド機構h1は、その固定部材h13が、前記軸部材h17に固定される連結ロッドh19に回転自在に軸支されている。そして、このように構成されることにより、搬送ハンガーHが例えば帰還用レールBRなどの平面視にて曲がるレール上をも走行可能となっている。
ハンガー支持部h2は、図2に示すように、その上面に固定される四つのL字型ブラケットh21,・・・(手前の二つのみ図示)を介して板体h18にぶら下がった状態で支持されている。また、このハンガー支持部h2の下面には、ハンガーアームh3の上端を軸支するハンガー基部h31が四つの足部h22,・・・(手前の二つのみ図示)を介して固定されている。
ハンガーアームh3は、車体Mを挟むように左右に二本ずつ配設されており(手前の二本のみ図示)、車体Mの左側および右側に配設される二本のハンガーアームh3,h3は、図1に示すように、連結部材h32により連結されている。すなわち、左右の二本のハンガーアームh3,h3は、図2に示すように、各上端の近傍を中心として各下端が左右方向へ揺動可能な構造となっている。また、各ハンガーアームh3の下端には、車体MのジャッキアップポイントJPを支持する支持アームh33が平面方向において回動自在に軸支されている。そして、各支持アームh33には、外方へ突出する係合ロッドh34が一体的に接合されている。
また、図1に示すように、スラットコンベアSCは、その基端側が昇降レール2の下流側部分の下方に位置するように設けられている。このスラットコンベアSCの左右両側には、搬送ハンガーHの係合ロッドh34に係合するクランク形状の回動腕41を有する回動装置4が二つずつ設けられている。そして、この回動装置4は、その回動腕41で係合ロッド34を回動させることで、図2に示す支持アームh33を、車体載置位置(車体Mの搬送方向に対して直角な位置)と、車体開放位置(車体Mの搬送方向に対して平行な位置)との間で回動させている。
次に、この移載装置1を用いた車体Mの移載方法について説明する。
図3に示すように、吊下搬送ラインHLにて車体Mにサスペンション、エンジン、排気管などの下廻り部品が組み付けられると、その後車体Mを支持する搬送ハンガーHは、搬送レールSRに連続して配設される昇降レール2に受け渡され、移載装置1内に搬入される(第一工程)。そして、この移載装置1内では、搬送ハンガーHが昇降レール2の上流部を走行する間に、車体MにタイヤTが組み付けられる(第二工程)。
搬送ハンガーHが昇降レール2の下流部の適所に到達すると、図4に示すように、搬送ハンガーHが停止するとともに、昇降レール2が所定位置まで下降する。これにより、車体Mが搬送ハンガーHから支持搬送ラインSL上に直接載置される(第三工程)。そして、車体Mの載置が完了したら、回動装置4により支持アームh33が車体載置位置から車体開放位置へ回動され、搬送ハンガーHによる車体Mの支持が解除される(第四工程)。その後は、図5に示すように、昇降レール2が、帰還用レールBRに連続する位置まで上昇されるとともに、搬送ハンガーHが再始動されて帰還レールBR上へ受け渡される(第五工程)。
以上によれば、本実施形態において、次のような効果を得ることができる。
昇降レール2を昇降することにより搬送ハンガーHから下側の支持搬送ラインSL上に直接車体Mを受け渡すことができるので、従来のような車体を搬送ハンガーから支持搬送ラインに移載するための昇降移動体や車体支持装置などの複雑な構造の装置を設ける必要がなく、その製造コストを低くすることができる。また、搬送ハンガーHから支持搬送ラインSLに車体Mを直接受け渡すことができることにより、従来のような複数の工程を経て車体を下側の支持搬送ラインへ移載する必要がなく、その分工程を省略することができる。さらに、搬送レールSRよりも高い位置に設置される帰還用レールBRに、昇降レール2を上昇させることにより搬送ハンガーHを移載できるので、従来のように搬送レールを上方の帰還用レールまで傾斜させて形成する必要がなくなり、その分ライン長を短くできる。
移載装置1の昇降レール2の下方に車体Mを受け取るための特別な装置を設ける必要がないので、この移載装置1内で車体Mに下廻り部品であるタイヤTを組み付けることができる。また、移載装置1内でタイヤTの組み付けを行うことにより、従来のように下廻り部品組付工程と移載装置を別個に設定し、これらの間を傾斜した搬送レールで結ぶ必要がなくなるので、その分ライン長を短くすることができる。
以上、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
本実施形態では、上側の吊下搬送ラインHLから下側の支持搬送ラインSLへ車体を移載するために移載装置1を利用したが、例えば下側の支持搬送ラインSLから上側の吊下搬送ラインHLへ車体Mを移載するために移載装置1を利用してもよい。
また、本実施形態における昇降レール2の長さや、門型昇降装置3の数は、適宜に変更可能であることはいうまでもない。
本実施形態に係る車体の移載装置を示す側面図である。 図1の門型昇降装置の詳細を示す正面図である。 搬送レールから昇降レールに車体を支持した搬送ハンガーが移動した状態を示す側面図である。 昇降レールを下降させて車体を下側の支持搬送ラインへ移載した状態を示す側面図である。 昇降レールが上昇した状態を示す側面図である。
符号の説明
1 移載装置
2 昇降レール
3 門型昇降装置
M 車体
HL 吊下搬送ライン
SL 支持搬送ライン
SR 搬送レール
H 搬送ハンガー
BR 帰還用レール

Claims (3)

  1. 搬送レールに沿って走行する搬送ハンガーにより車体を上から吊り下げた状態で搬送する吊下搬送ラインと、前記車体の下側を支持して搬送する支持搬送ラインとの間で前記車体を上下方向に移載する車体の移載装置であって、
    前記吊下搬送ラインの搬送レールに連続して配設され、かつ前記搬送ハンガーが走行可能な昇降レールと、
    前記昇降レールを昇降させる昇降装置と、を備えることを特徴とする車体の移載装置。
  2. 前記昇降装置は、
    前記昇降レールを、前記吊下搬送ラインの搬送レールに連続となる位置と、前記車体の下側を支持して搬送する前記支持搬送ライン上に車体が載置される位置と、前記搬送ハンガーを前記吊下搬送ラインの先頭へ戻すための帰還用レールに連続となる位置へ移動させることを特徴とする請求項1に記載の車体の移載装置。
  3. 搬送レールに沿って走行する搬送ハンガーにより車体を上から吊り下げた状態で搬送する吊下搬送ラインから、前記車体の下側を支持して搬送する支持搬送ラインへ前記車体を移載するための車体の移載方法であって、
    前記吊下搬送ラインの搬送レールに連続して配設される昇降レールで、前記車体を支持した搬送ハンガーを受け取る第一工程と、
    前記昇降レールの上流部において、前記車体に下廻り部品を組み付ける第二工程と、
    前記昇降レールの下流部において、前記搬送ハンガーの走行を停止させるとともに、前記昇降レールを下降させることで、前記搬送ハンガーから前記支持搬送ライン上に前記車体を直接載置する第三工程と、
    前記搬送ハンガーによる前記車体の支持を解除する第四工程と、
    前記昇降レールを、前記搬送ハンガーを前記吊下搬送ラインの先頭へ戻すための帰還用レールに連続する位置まで上昇させるとともに、前記搬送ハンガーを再度走行させる第五工程と、を有することを特徴とする車体の移載方法。
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