JP5407665B2 - テールピース台車及び連続ベルトコンベアの延長方法 - Google Patents
テールピース台車及び連続ベルトコンベアの延長方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5407665B2 JP5407665B2 JP2009197081A JP2009197081A JP5407665B2 JP 5407665 B2 JP5407665 B2 JP 5407665B2 JP 2009197081 A JP2009197081 A JP 2009197081A JP 2009197081 A JP2009197081 A JP 2009197081A JP 5407665 B2 JP5407665 B2 JP 5407665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame member
- belt conveyor
- extension frame
- continuous belt
- tailpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
Description
(1)ベルトコンベア枠を組み立てるための足場が狭く、各構成部品を整然と並べるスペースが無いので、作業効率が悪い。
(2)組み立て作業中にフレーム等の部品を支持するための設備が無く、クレーンでこれらの部品を所望の場所まで搬送する等、運搬作業や組み立て作業の大半をクレーンと人力で行う必要があるため、作業効率が悪い。
(3)作業の大半を人力で行うことにより、多くの作業員が必要となり、連続ベルトコンベアの延長作業をトンネル掘削に伴う付帯作業と並行して行うことができない。このため、工期が長くなってしまう。
前記テールピース部を載置するための架台と、
前記連続ベルトコンベアを延長する際に、ベルトコンベア本体に新たに取り付けるための延長用枠部材を支持しつつ、当該延長用枠部材を前記連続ベルトコンベアの送り側ベルトと戻り側ベルトとの間へ搬送するための搬送装置と、を備えることを特徴とする。
また、ストックした延長用枠部材を移動させるための吊り装置を備えているので、クレーン車やユニック車が不必要となる。これにより、従来はクレーン車等が設置されていて使用できなかったスペースを利用して他の作業を行うことができるため、工期を短縮することができる。
前記テールピース部を、前記連続ベルトコンベアを延長する方向へ移動させて、前記延長用枠部材を新たに取り付けるための空間を確保する移動工程と、
前記搬送装置に前記延長用枠部材を載置する載置工程と、
前記搬送装置にて前記延長用枠部材を搬送して、前記延長用枠部材を前記空間に配置する配置工程と、
前記延長用枠部材と前記ベルトコンベア本体とを接続する接続工程と、を備えることを特徴とする。
さらに、予めテールピース台車へ搬送して保管しておいた延長用枠部材を取り付けることができるので、延長用枠部材を取り付け現場にて組み立てることが不要となり、取り付け作業を短時間で効率良く行うことができる。
図1及び図2に示すように、テールピース台車1は、連続ベルトコンベア3のテールピース部4を載置するための架台5と、架台5を走行させるための無限軌道車6と、連続ベルトコンベア3を延長する際に、ベルトコンベア本体8に新たに取り付けられる延長用枠部材10を所定の位置へ搬送するための搬送装置11と、延長用枠部材10をストックするためのストック用台12と、ストック用台12に載置された延長用枠部材10を吊り下げながら、搬送装置11へ移動させるための吊り装置13と、架台5の側方に突出して、一時的に作業スペースを拡げるための張り出しブラケット14と、を備える。
なお、連続ベルトコンベア3の周りには、多くの各種設備が設置されているが、本発明の説明上、不要であるため、図示を省略している。
図3及び図4に示すように、延長用枠部材10は、左右一対のフレーム15と、フレーム15に固着した軸受ユニットに軸支され、ベルト9を支持するためのキャリアローラ16と、フレーム15に固着した軸受部材に軸支され、ベルト9同士の接触を防止するためのリターンローラ17と、から構成されており、予めトンネル2外で組み立てられている。
図5及び図6に示すように、無限軌道車6により、テールピース部4を切羽側に前進させて、戻り側ベルト9aと送り側ベルト9bとの間に、新たな延長用枠部材10を取り付けるための空間Sを確保する。テールピース部4を前進させる距離は、追加する延長用枠部材10のフレーム15の長さよりもわずかに大きくする。
2 トンネル
3 連続ベルトコンベア
4 テールピース部
5 架台
6 無限軌道車
8 ベルトコンベア本体
9 ベルト
9a 戻り側ベルト
9b 送り側ベルト
10 延長用枠部材
11 搬送装置
12 ストック用台
13 吊り装置
14 張り出しブラケット
15 フレーム
16 キャリアローラ
17 リターンローラ
18 穴
19 枠
20 昇降台
21 走行部
21a 基板
21b 車輪
21c 基板
21d レール
21e 車輪
22 レール
24 ストッパー
25 蝶番
26 鋼板
27 蝶番
28 ブラケット
29 側面
30 レール
31 ストッパー
32 壁
33 ガイド部
34 ハンドル
S 空間
Claims (6)
- 連続ベルトコンベアのテールピース部を載置したテールピース台車であって、
前記テールピース部を載置するための架台と、
前記連続ベルトコンベアを延長する際に、ベルトコンベア本体に新たに取り付けるための延長用枠部材を支持しつつ、当該延長用枠部材を前記連続ベルトコンベアの送り側ベルトと戻り側ベルトとの間へ搬送するための搬送装置と、を備えることを特徴とするテールピース台車。 - 前記搬送装置は、
前記架台上を移動可能な走行部と、
前記走行部の端部に、略鉛直に接続されたガイド部と、
前記ガイド部に沿って移動可能で、前記延長用枠部材を昇降するための昇降台と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のテールピース台車。 - 前記架台上に設置され、前記延長用枠部材をストックするためのストック用台と、
前記ストック用台に載置された前記延長用枠部材を吊り下げながら、前記搬送装置へ搬送するための吊り装置と、を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のテールピース台車。 - 連続ベルトコンベアのテールピース部を載置するための架台と、前記連続ベルトコンベアを延長する際に、ベルトコンベア本体に新たに取り付けるための延長用枠部材を支持しつつ、当該延長用枠部材を前記連続ベルトコンベアの送り側ベルトと戻り側ベルトとの間へ搬送するための搬送装置と、を備えるテールピース台車を用いた連続ベルトコンベアの延長方法において、
前記テールピース部を、前記連続ベルトコンベアを延長する方向へ移動させて、前記延長用枠部材を新たに取り付けるための空間を確保する移動工程と、
前記搬送装置に前記延長用枠部材を載置する載置工程と、
前記搬送装置にて前記延長用枠部材を搬送して、前記延長用枠部材を前記空間に配置する配置工程と、
前記延長用枠部材と前記ベルトコンベア本体とを接続する接続工程と、を備えることを特徴とする連続ベルトコンベアの延長方法。 - 前記延長用枠部材を前記テールピース台車上に予めストックしておくことを特徴とする請求項4に記載の連続ベルトコンベアの延長方法。
- 前記移動工程、前記載置工程、前記配置工程及び前記接続工程の少なくともいずれかを、トンネル掘削に伴う付帯作業と並行して当該トンネル坑内で行うことを特徴とする請求項4に記載の連続ベルトコンベアの延長方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197081A JP5407665B2 (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | テールピース台車及び連続ベルトコンベアの延長方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197081A JP5407665B2 (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | テールピース台車及び連続ベルトコンベアの延長方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011047209A JP2011047209A (ja) | 2011-03-10 |
JP5407665B2 true JP5407665B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=43833799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009197081A Active JP5407665B2 (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | テールピース台車及び連続ベルトコンベアの延長方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5407665B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5953029B2 (ja) * | 2011-11-08 | 2016-07-13 | カヤバ システム マシナリー株式会社 | 検査用搬送機 |
JP5703363B1 (ja) * | 2013-11-26 | 2015-04-15 | タグチ工業株式会社 | 連続ベルトコンベヤ装置のコンベヤベルト支持部材の設置方法 |
CN106379839B (zh) * | 2016-12-01 | 2019-06-28 | 中铁工程机械研究设计院有限公司 | 一种模块化门式多功能凿岩台车用作业平台及方法 |
JP7097286B2 (ja) * | 2018-12-13 | 2022-07-07 | 株式会社フジタ | 切羽におけるずり搬出方法 |
JP7162687B2 (ja) * | 2021-03-02 | 2022-10-28 | 株式会社安藤・間 | ズリ搬送システム、及びトンネル掘削方法 |
CN115108265B (zh) * | 2022-08-05 | 2023-04-21 | 河南中业重工机械有限公司 | 一种左右互换式自移机尾 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2967535B2 (ja) * | 1998-01-28 | 1999-10-25 | 大成建設株式会社 | バックアップデッキ |
JP2003176692A (ja) * | 2001-12-11 | 2003-06-27 | Taguchi Kogyo Kk | 長距離ベルトコンベア装置 |
-
2009
- 2009-08-27 JP JP2009197081A patent/JP5407665B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011047209A (ja) | 2011-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5407665B2 (ja) | テールピース台車及び連続ベルトコンベアの延長方法 | |
JP2013129502A (ja) | 物品保管設備及び物品保管設備におけるメンテナンス方法 | |
JP5184184B2 (ja) | 上下コンベア間の荷移載装置 | |
JP5206020B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP2014190107A (ja) | 橋桁の架設方法、撤去方法、および橋桁工事用装置 | |
JP5783040B2 (ja) | リフト台車 | |
JP2016169554A (ja) | 連続ベルトコンベヤの高さ調整機構 | |
KR20130060117A (ko) | 드릴십 라이저 풀가이딩 시스템 | |
JP5005639B2 (ja) | セグメントの運搬装置と運搬方法 | |
JP2008266891A (ja) | カーテンウォールの取付け方法及び装置 | |
JP4696963B2 (ja) | ワーク搬送装置 | |
JP2007290826A (ja) | 乗客コンベアの構成部品搬入方法と構成部品搬出方法並びにそれを利用した乗客コンベアの改修方法及びそれに使用する乗客コンベアの構成部品搬出入装置 | |
JPH03186510A (ja) | 自走体使用の搬送設備 | |
JP2013142033A (ja) | 有軌道走行車システム | |
JP2018003506A (ja) | トンネル用の鉄筋組立装置 | |
JP3052630B2 (ja) | シールドトンネルのレール敷設装置 | |
JP2009023811A (ja) | 傾動式台車枠搬送装置 | |
JP7467618B2 (ja) | パレット供給装置 | |
CN214497023U (zh) | 一种磁浮轨排运铺机 | |
JP4961268B2 (ja) | プレキャスト床版の搬送方法及び搬送機構 | |
JP4888737B2 (ja) | 軌道下搬送機構 | |
JP6788316B2 (ja) | ドア艤装ライン | |
JPH10148097A (ja) | セグメント受渡装置 | |
JP2017179703A (ja) | プレキャストボックスカルバートの設置方法 | |
JP2022118912A (ja) | 撤去方法、及び撤去システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120720 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130530 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131021 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5407665 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |