JP2967535B2 - バックアップデッキ - Google Patents

バックアップデッキ

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JP2967535B2
JP2967535B2 JP1600098A JP1600098A JP2967535B2 JP 2967535 B2 JP2967535 B2 JP 2967535B2 JP 1600098 A JP1600098 A JP 1600098A JP 1600098 A JP1600098 A JP 1600098A JP 2967535 B2 JP2967535 B2 JP 2967535B2
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続ベルトコンベ
アを用いたトンネル掘削において、切羽から排出されて
くるズリ破砕物が搬送される連続ベルトコンベアの先端
部を載置しつつ前後に走行自在であるバックアップデッ
キに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の連続ベルトコンベアを用いたトン
ネル掘削は、例えば、切羽の手前であって連続ベルトコ
ンベアの前方に配備したクラッシャーやトンネルボーリ
ングマシンなどにより掘削ズリを破砕して均等な大きさ
に揃ったズリ破砕物とし、これを連続ベルトコンベアの
先端部に直接載せて当該連続ベルトコンベアにより坑口
まで搬送する、というものである。
【0003】かかるトンネル掘削によれば、トンネル掘
削における掘削ズリ出しシステムとして、ダンプトラッ
クによる運搬に替えて、連続ベルトコンベアが用いられ
ているから、坑内の作業環境を改善することが可能であ
り、一方、当該連続ベルトコンベアが最大掘削延長時の
搬送を可能とする長さ寸法を有する無端状のベルトの余
りの部分を後端部のカセットに収容する構成になってい
ることから、段取り替えに際し当該部分を必要な長さ寸
法だけ順次延伸していくことが可能であり、これは急速
施工の要請に資するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、切羽か
ら排出されてくるズリ破砕物を直接前記連続ベルトコン
ベアの無端状のベルトで受けるという形式では、ズリ破
砕物の落下時の衝撃により当該ベルトの損傷が早められ
る不具合が生ずる。
【0005】例えば、ズリ破砕物中に混入する金属等の
落下時の衝撃により前記無端状のベルトの一箇所に切断
部分等の不具合が生じた場合であっても、連続ベルトコ
ンベアが切羽近傍の先端部から坑口に位置する後端部の
カセット部まで一体に構成されていることから、連続ベ
ルトコンベアの全体を停止させて修理をする必要があ
り、その間におけるズリ破砕物の搬送ができなくなり、
急速施工の要請に反することになるし、場合によっては
かなりの長さ寸法に亘ってそっくり取り換えなければな
らず、きわめて大がかりな取り換え作業が必要になって
しまう。
【0006】一方、連続ベルトコンベアの延伸作業を構
成する作業のうち、ベルトの延伸作業が後端部のカセッ
トの利用により比較的容易に行い得るのに対し、当該ベ
ルトを回転自在に支持するベルトコンベア枠ユニットの
延伸作業は、重量のある先端部ユニット(先端部プーリ
ーを含む)のベルトコンベア枠ユニットに対する連結作
業などを連続ベルトコンベアの設置高さで行う必要があ
り、かなり面倒なものである。
【0007】そこで、本発明の目的は、ズリ破砕物の落
下時の衝撃によるベルトの損傷を有効に回避しながら、
連続ベルトコンベアの延伸作業の容易化の達成ができる
バックアップデッキを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るバックアップデッキは、略水平で前後
に長く、連続ベルトコンベアの延伸作業を行う作業面を
し、トンネル内に配備された連続ベルトコンベアの先
端部を、当該作業面上においてスライド移動可能に載置
しつつ前後に走行自在であるベルトコンベア架台の上方
に、切羽から排出されるズリ破砕物を搬送する第2ベル
トコンベア、及び当該ズリ破砕物を受けて前記連続ベル
トコンベアの先端部に排出するホッパを一体に配設して
なることを特徴としている。
【0009】即ち、本発明は、ズリ破砕物を第2ベルト
コンベア及びホッパを介在させたうえで連続ベルトコン
ベアに供給することにより、ズリ破砕物の落下時の衝撃
による連続ベルトコンベアのベルトの損傷の有効な回避
を実現し、一方、連続ベルトコンベアの先端部を略水平
で前後に長い作業面上に載置した状態で前後に走行自在
とすることにより、連続ベルトコンベアの延伸作業を容
易化しようとするものである。
【0010】このような技術的手段において、上記構成
要件を具備し、かつ、稼働時における連続ベルトコンベ
アを安定性よく支持できるものであればその構成、形式
などは問わないが、稼働時における水平性、安定性を担
保しようとする観点からすれば、アウトリガーを含むこ
とが好ましく、また、連続ベルトコンベアの延伸作業を
より容易かつ迅速にしようとする観点からすれば、切羽
側から反力を得て前方に走行するための牽引装置を含む
ことが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係るバックアップデッキ
の一実施の形態が適用されたトンネル掘削の作業状況を
示す概略側面図である。尚、本実施の形態では、発破工
法により、かつ、移動式クラッシャーを用いてトンネル
掘削を行う場合を説明するが、これに限られるものでは
なく、トンネルボーリングマシンなどの機械によるトン
ネル掘削工法にも適用可能である。
【0013】同図において、符号1は、発破工法による
掘削がなされるトンネル、符号2は、このトンネル1の
最前部である切羽、符号3は、切羽2において発破によ
り破砕され発生した掘削ズリ、符号4は、掘削ズリ3を
破砕して均等な大きさにすると共に、クローラ走行体4
aを具備する移動式クラッシャーであって、掘削ズリを
破砕したズリ破砕物を排出位置まで搬送するクラッシャ
ーコンベア4b、このクラッシャーコンベア4bの後端
部に設けられ、金属類を吸着し除去するマグネット装置
4cを備えるもの、符号は5、この移動式クラッシャー
4から排出されるズリ破砕物を一旦受けてから定量化し
つつ連続ベルトコンベアに供給するバックアップデッキ
であって、略水平で前後に長い作業面を有し、かつ、当
該作業面上にトンネル1内に配備された連続ベルトコン
ベア5aの先端部を載置するベルトコンベア架台たるT
型架台5bの上方に、移動式クラッシャー4から排出さ
れるズリ破砕物を搬送する第2ベルトコンベア5c、及
び当該ズリ破砕物を受けて前記連続ベルトコンベア5a
の先端部に排出するホッパ5dを一体に配設してなるも
のを示している。
【0014】図2は、バックアップデッキ5の詳細を示
す側面図、図3は、図2におけるバックアップデッキ5
の断面詳細を示す矢視図(図3a:a−a断面矢視図、
図3b:b−b断面矢視図、図3c:c−c断面矢視
図:)である。
【0015】これらの図において、符号11は、施工基
面上に敷設された軌道たるレール、符号12は、このレ
ール11上に車輪12aを介して載置され、T型架台5
bに対し一体に構成される構造用架台であって、H型
鋼、プレートなどの鋼材を加工してつくった傾斜部材1
2b、水平部材12c、垂直部材12dを剛接合してな
るもの、符号13は、連続ベルトコンベア5aの延伸作
業の際などに作業者13aが作業床として用いる作業足
場、符号14は、構造用架台12に一体に設けられ、バ
ックアップデッキ5に対し安定性が増大する荷重を付与
するコンクリートウエイト、符号15は、施工基面を押
圧することにより、コンクリートウエイト14と共に安
定性を高め、更に水平性を確保するアウトリガー、符号
16は、車輪12aの前後に設けられ、レール11から
の車輪12aの脱輪を防止するレールガイド、を示して
いる。
【0016】即ち、本実施の形態に係るバックアップデ
ッキ5では、構造用架台12に対し、T型架台5b、第
2ベルトコンベア5c、ホッパ5d、車輪12a及びレ
ールガイド16が一体に設けられていることから、構造
用架台12を介してT型架台5bの上方に第2ベルトコ
ンベア5c及びホッパ5dが一体に配設されるようにな
っており、また、構造用架台12を介してT型架台5b
が走行自在に構成されている。
【0017】一方、連続ベルトコンベア5aは、先端部
に先端部プーリー21を含み、かつ、T型架台5b上に
おいて前後に移動自在であるテールピース22と、坑口
に位置する後端部(図示外)に後端部プーリーを含むカ
セット(図示外)と、テールピース22とカセットとの
間に連結されるキャリアローラ及びリターンローラ23
を軸支する複数のベルトコンベア枠ユニット24と、先
端部プーリー21、及び後端部プーリー(図示外)の間
に張架されている無端状のゴムベルト25とから構成さ
れるものである。
【0018】他方、第2ベルトコンベア5cは、傾斜区
間及び水平区間を有し、先端部の2連プーリー26、適
宜間隔で配設されたキャリアローラ27及びリターンロ
ーラ28、及び後端部の駆動装置29を具備した後端部
プーリー30、更に傾斜区間と水平区間との変化点に配
設された中間部プーリー31の間において無端状のゴム
ベルト32を張架してなるものであり、2連プーリー2
6の後方近傍に排出位置から落下するズリ破砕物を内側
に設けられた図示しない格子枠(均等な大きさに揃った
ズリ破砕物が余裕をもって通過する程度の格子寸法のも
の)で一旦受けると共に第2ベルトコンベア5cのゴム
ベルト32に供給する受ホッパ33を有していて、傾斜
区間及び水平区間の最前部に主として傾斜区間における
ズリ破砕物の落下を防止する傾斜ガイド34を有してい
る。
【0019】本実施の形態に係るT型架台5b(即ち、
T型架台5bに一体に構成される構造用架台12)は、
移動式クラッシャー4から反力を得て切羽2側に走行す
る牽引装置として、移動式クラッシャー4とバックアッ
プデッキ5との間を連結し、移動式クラッシャー4によ
る牽引力をバックアップデッキ5に伝達する牽引ワイヤ
ー41と、この牽引ワイヤー41をバックアップデッキ
5に固止する止め治具42と、先端が移動式クラッシャ
ー4に固止されたウインチワイヤー43を有し、かつ、
バックアップデッキ5の先端部に一体に設けられ、当該
ウインチワイヤー43を巻き取ることにより、移動式ク
ラッシャー4に向かって前方移動ができる電動ウインチ
44とから構成されるものを具備している。尚、本実施
の形態では、移動式クラッシャー4から反力を得ている
が、必ずしもこれに限定されるものでなく、例えば、ト
ンネルボーリングマシンや地山などから反力を得るよう
にしてもよい。
【0020】尚、T型架台5b(即ち、T型架台5bに
一体に構成される構造用架台12)は、更に後端部に電
動ウインチ44と同様の機能を有するチルクライマー5
1を一体に具備しており、例えば、フック付プーリー5
2をレール11に固止し、これにチルクライマー51の
ワイヤー53先端を掛けわたし、かつ、当該後端部に固
止したうえで、当該ワイヤー53を巻き取ることにより
後方に走行ができるようになっている。
【0021】かかるバックアップデッキ5による連続ベ
ルトコンベアの延伸作業は、次のようなものである。
【0022】まず、切羽2の進行に伴い移動式クラッシ
ャー4が前方に自走し移動すると、バックアップデッキ
5は、当該移動式クラッシャー4から牽引ワイヤー41
を通じて反力を得て、前方に牽引されてレール11上を
走行する(バックアップデッキ5の前方移動は電動ウイ
ンチ44によるウインチワイヤー43の巻き取りによっ
て行ってもよい)。
【0023】このとき、T型架台5b上に載置されてい
る連続ベルトコンベア5aの先端部は、連続ベルトコン
ベア5aがトンネル1内で固定されていることから、相
対的にはT型架台5b上に載置された状態を保持しつつ
後方にスライド移動していくことになり、その結果、T
型架台5bに対する当該先端部のかかり寸法が次第に短
くなる。
【0024】そして、当該先端部のかかり寸法が連続ベ
ルトコンベア5aをT型架台5b上に載置し得る限度に
達した時点で、連続ベルトコンベア5aの稼働を停止さ
せ、そのうえで、坑口において、後端部のカセットに収
容されているベルトうち、必要な長さ寸法だけを延伸さ
せる。
【0025】一方、バックアップデッキ5において、作
業足場13上の作業者13aがT型架台5b上でテール
ピース22とベルトコンベア枠ユニット24との間の連
結を解除し、テールピース22をゴムベルト25ごと前
方にスライド移動すると、延伸され弛んでいたゴムベル
ト25が先端部プーリー21と後端部プーリー(図示
外)との間で張架される。
【0026】そして、作業者13aがテールピース22
とベルトコンベア枠ユニット24との間にできたスペー
スに新たなベルトコンベア枠ユニットを追加し連結する
と、連続ベルトコンベア5aの延伸作業が終了する。
【0027】従って、かかる連続ベルトコンベア5aの
延伸作業によれば、従来は面倒であった連続ベルトコン
ベア5aの延伸作業を容易かつ迅速に行うことが可能に
なる。
【0028】次に、本実施の形態に係るバックアップデ
ッキ5の連続ベルトコンベアの稼働時における作用を図
1乃至図3を用いて説明する。
【0029】まず、切羽2において破砕された状態の掘
削ズリ3は、ホイールローダ(図示外)により移動式ク
ラッシャー4に積み込まれ、次いでこの移動式クラッシ
ャー4により破砕されて均等な大きさを有するズリ破砕
物になり、クラッシャーコンベア4bの先端部に載せら
れる。
【0030】このズリ破砕物がクラッシャーコンベア4
bによって後端部まで搬送されると、ズリ破砕物中に混
入する金属類がマグネット装置4cにより吸着され除去
されることになり、これにより、鋭利な金属類が落下し
た衝撃でベルト部分、特に連続ベルトコンベア5aのゴ
ムベルト25に損傷を与える事態を回避することとして
いる。
【0031】そして、金属類の除去されたズリ破砕物
は、後端部の排出位置でクラッシャーコンベア4bによ
る支持力が失われると、第2ベルトコンベア5cの受ホ
ッパ33の中に落下する。
【0032】すると、当該ズリ破砕物のうちの殆どすべ
ては、受ホッパ33の内側に設けられた前記格子枠に一
旦衝突してから、格子枠の夫々の枠内を通過しゴムベル
ト32上に落下することになり、衝撃がかなり少なくな
るというだけでなく、移動式クラッシャー4からのズリ
破砕物の排出量のムラが整えられることにもなる。
【0033】そして、ある程度定量化されたズリ破砕物
は、ゴムベルト32の回動に従って第2ベルトコンベア
5cの後端部まで搬送された時点で、ゴムベルト32に
よる支持力が失われると、一体に配設されたホッパ5d
の中に落下する。
【0034】このとき、ホッパ5dは、受ホッパ33と
同様の機能を発揮し、かつ、落下するズリ破砕物もある
程度定量化され、しかも、格子枠を複数段設けているこ
とから、連続ベルトコンベア5aのゴムベルト25に対
するズリ破砕物の衝撃が概ねなくなり、また、ゴムベル
ト25上に供給されるズリ破砕物の排出量も定量化され
る。
【0035】この後、定量化されたズリ破砕物は、連続
ベルトコンベア5aのゴムベルト25上に載置され、坑
口まで効率よく搬送される。
【0036】従って、本実施の形態に係るバックアップ
デッキ5によれば、略水平で前後に長い作業面を有し、
かつ、当該作業面上にトンネル1内に配備された連続ベ
ルトコンベア5aの先端部を載置しつつ前後に走行自在
であるT型架台5bの上方に、移動式クラッシャー4か
ら排出されるズリ破砕物を搬送する第2ベルトコンベア
5c、及び当該ズリ破砕物を受けて前記連続ベルトコン
ベア5aの先端部に排出するホッパ5dを一体に配設し
てなることとしたので、ズリ破砕物の落下時の衝撃によ
りゴムベルト25を損傷させ、大がかりな取り換え作動
が必要になる事態を招くことがなくなり、また、上述し
た連続ベルトコンベアの延伸作業の容易化をも実現され
ることになる。
【0037】尚、本実施の形態では、ズリ破砕物の落下
時における衝撃を緩和し、当該ズリ破砕物の定量化を図
る手段として、受ホッパ33及びホッパ5d並びにその
内側に設けられた格子枠を用いることとしたが、これに
限られるものでなく、例えばフィーダ等の機械的手段を
用いてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るバッ
クアップデッキによれば、略水平で前後に長く、連続ベ
ルトコンベアの延伸作業を行う作業面を有し、トンネル
内に配備された連続ベルトコンベアの先端部を、当該作
業面上においてスライド移動可能に載置しつつ前後に走
行自在であるベルトコンベア架台の上方に、クラッシャ
ーから排出されるズリ破砕物を搬送する第2ベルトコン
ベア、及び当該ズリ破砕物を受けて前記連続ベルトコン
ベアの先端部に排出するホッパを一体に配設してなるこ
ととしたので、ズリ破砕物の落下時の衝撃による連続ベ
ルトコンベアのベルトの損傷を有効に回避しながら、連
続ベルトコンベアの延伸作業の容易化の達成が可能にな
る。
【0039】この場合において、アウトリガーを含むも
のとすれば、稼働時における水平性、安定性が担保さ
れ、また、切羽側から反力を得て前方に移動する移動装
置を含むものとすれば、更に連続ベルトコンベアの延伸
作業の容易化、迅速化が期待できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックアップデッキの一実施の形
態が適用されたトンネル掘削状況を示す概略側面図であ
る。
【図2】本実施の形態に係るバックアップデッキの詳細
を示す側面図である。
【図3】本実施の形態に係るバックアップデッキの断面
詳細を示す矢視図である。
【符号の説明】
1…トンネル 2…切羽 3…掘削ズリ 4…移動式クラッシャー 4a…クローラ走行体 4b…クラッシャーコンベア 4c…マグネット装置 5…バックアップデッキ 5a…連続ベルトコンベア 5b…T型架台 5c…第2ベルトコンベア 5d…ホッパ 11…レール 12…構造用架台 12a…車輪 12b…傾斜部材 12c…水平部材 12d…垂直部材 13…作業足場 13a…作業者 14…コンクリートウエイト 15…アウトリガー 16…レールガイド 21…先端部プーリー 22…テールピース 23…キャリアローラ及びリターンローラ 24…ベルトコンベア枠ユニット 25…ゴムベルト 26…2連プーリー 27…キャリアローラ 28…リターンローラ 29…駆動装置 30…後端部プーリー 31…中間部プーリー 32…ゴムベルト 33…受ホッパ 34…傾斜ガイド 41…牽引ワイヤー 42…止め治具 43…ウインチワイヤー 44…電動ウインチ 51…チルクライマー 52…フック付プーリー 53…ワイヤー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平で前後に長く、連続ベルトコンベ
    アの延伸作業を行う作業面を有し、トンネル内に配備さ
    れた連続ベルトコンベアの先端部を、当該作業面上にお
    いてスライド移動可能に載置しつつ前後に走行自在であ
    るベルトコンベア架台の上方に、 切羽から排出されるズリ破砕物を搬送する第2ベルトコ
    ンベア、及び当該ズリ破砕物を受けて前記連続ベルトコ
    ンベアの先端部に排出するホッパを一体に配設してなる
    ことを特徴とする、バックアップデッキ。
  2. 【請求項2】 アウトリガーを含むことを特徴とする、
    請求項1に記載のバックアップデッキ。
  3. 【請求項3】 切羽側から反力を得て前方に走行するた
    めの牽引装置を含むことを特徴とする、請求項1又は請
    求項2に記載のバックアップデッキ。
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