JP3532493B2 - トンネル掘削用排出処理方法及び装置 - Google Patents

トンネル掘削用排出処理方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大口径のトンネル
を施工するために地中を掘削した大小の岩石・土砂など
のずりを大きさに応じて分別して一本の長いコンベヤベ
ルトを回転させて排出し、掘削作業車の前進に合わせて
コンベヤベルトの搬送路を延長させるようにしたトンネ
ル掘削用排出処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、トンネルや坑道などを施
工するためには、地中を掘削機で掘り進むか、発破によ
って徐々に地盤を破壊して行く。いずれの場合において
も、発破で破壊するか掘削した岩石・土砂などのずりを
地上に排出するために運ばなければならない。このずり
の排出を連続して行うためにベルトコンベヤ装置が用い
られる。従来のベルトコンベヤ装置においては、大きな
岩石・土砂を運ぼうとするとコンベヤベルトのベルト巾
が広くなって装置が大型化して高価になり、トンネルや
坑道での通路の巾を縮めてトラックなどの移動の障害と
なる。このため、掘削機などとベルトコンベヤ装置の前
方端の間に岩石を細く破砕するクラッシャーを設置して
用いられることが多い。クラッシャーは投入された岩石
を細く破砕し、所定の大きさ以下に破砕したもののみ排
出するものである。しかし、クラッシャーで破砕できる
岩石の大きさは能力上決められており、大きな岩石を処
理できるクラッシャーは非常に高価なものであり用いに
くかった。また、非常に硬い岩石は破砕に時間がかかっ
ていた。また、小さい岩石や土砂もクラッシャーに投入
されるため作業が効率的でなかった。クラッシャーに投
入できない岩石は、クラッシャーに投入できる大きさま
で削岩機等によって砕かなければならず、作業が効率的
ではなかった。また、クラッシャーに投入しない大きな
岩石は、トラックや坑道内でトラックなどの通路となる
部分に置かれて行くため、トラック等をトラックや坑道
先端まで移動させることができず不便な場合が生じてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、施工コス
トを抑制し、効率的にずり(岩石・土砂)の排出を行え
るトラック掘削用排出処理方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) トンネル内の掘削したずりをふるいにかけ、ふる
いを通過したずりをトンネル内に設置したベルトコンベ
ヤ前端に送り、同ベルトコンベヤによって排出し、ふる
い上に残った余部のずりを移動車両によって排出するよ
うにしたトンネル掘削用排出処理方法であって、ベルト
コンベヤが前後に長いコンベヤベルトを用いた伸縮でき
るベルトコンベヤであり、ベルトコンベヤの前端部分に
前後方向に伸縮する油圧シリンダーを設け、同油圧シリ
ンダーと掘削作業車を索体で連結し、油圧シリンダーを
収縮させて索体を引くようにして掘削作業車にベルトコ
ンベヤ前端部分を近づけるようにしてベルトコンベヤを
延長させるようにし、ふるい上に残った余部のずりを前
方に排出して掘削作業車とベルトコンベヤの間に一時的
に置くようにしたトンネル掘削用排出処理方法 2) トンネル内に掘削したずりを排出するベルトコン
ベヤを設置し、ふるいをコンベヤ始端の上方に設け、同
ふるいを通過した岩石・土砂をコンベヤベルトに送る下
方シュートを設けたトンネル掘削用排出処理装置であっ
て、ベルトコンベヤが、一本の長い無端のコンベヤベル
トを前後にはり渡し、コンベヤベルトを駆動させる駆動
装置を設け、コンベヤ本体に対してコンベヤ前端部分を
前後に可動できるようにし、同コンベヤ前端部分の移動
に伴ってあらかじめ複数回折り返した下側のコンベヤベ
ルトを送り出してコンベヤ搬送面を延長させるベルト伸
縮機構を設けたベルトコンベヤであり、コンベヤ前端部
分に油圧駆動で前後に伸縮する油圧シリンダーを設け、
コンベヤ前端部分のさらに前方に配置される掘削作業車
と前記油圧シリンダーを索体で連結し、油圧シリンダー
の伸縮で索体を引いてコンベヤ前端部分が掘削作業車に
近づくよう移動できるようにしたトンネル掘削用排出処
理装置 3) 索体を油圧シリンダーのストローク長さ毎に脱着
自在に接続するようにした前記2)記載のトンネル掘削
用排出処理装置にある。
【0005】
【作用】本発明においては、掘削作業車によって掘削し
たずり(岩石・土砂)をふるいにかけ、ふるいを通過し
たずりをベルトコンベヤで後方に送って排出する。ふる
い上に残った余部のずりは移動車両によって地上に運ん
で排出する。ベルトコンベヤの前端部分に設けた油圧シ
リンダーと掘削作業車を索体で連結し、油圧シリンダー
で索体を引いてベルトコンベヤの前端部分が掘削作業車
に近づくように移動させるようにしてベルトコンベヤを
延長させる。また、ふるい上に残った余部のずりを掘削
作業車とベルトコンベヤの間に一時的に置くようにして
トンネル内での移動車両の通路で障害とならないように
する。ベルトコンベヤを設置し、ふるいをコンベヤ始端
の上方に設け、下方シュートを設けた装置は、トンネル
内で掘削したずりをふるいにかけて、ふるいを通過した
岩石・土砂を下方シュートでコンベヤ始端に送って、ベ
ルトコンベヤによってふるいを通過したずりを排出す
る。コンベヤベルトをはり渡し、駆動装置を設け、コン
ベヤ本体に対してコンベヤや前端部分を前後に可動でき
るようにし、ベルト伸縮機構を設け、コンベヤ始端上に
ふるいを設け、コンベヤ搬送面を延長させるベルト伸縮
機構を設け、コンベヤ前端部分に油圧シリンダーを設
け、掘削作業車と油圧シリンダーを索体で連結した装置
は、トンネル内で掘削されたずりをふるいにかけ、ふる
いを通過したずりを下方シュートでコンベヤ始端に送っ
て駆動装置で駆動されたコンベヤベルトによって排出す
る。このようにして掘削作業車が掘進したならば、油圧
シリンダーを収縮させるようにして索体を引く。コンベ
ヤ前端部分は前後に可動できるようになっており、引い
た索体の前端は掘削作業車に取り付けているので、索体
を引くことによってコンベヤ前端部分が前方に移動す
る。また、この際にはベルト伸縮機構によってコンベヤ
ベルトを送り出す。このようにしてベルトコンベヤを延
長させていく。索体を油圧シリンダーのストローク長さ
毎に脱着自在に接続したものは、伸縮できる油圧シリン
ダーのストローク長さ毎でベルトコンベヤ前端を移動さ
せるようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】掘削作業車には発破工法に用いら
れるものも含むものとする。本発明のトンネル掘削用排
出処理装置のベルト伸縮機構及び駆動装置は通常、地上
のベルトコンベヤ後端部分に設けられる。油圧シリンダ
ーは単数で用いても複数で用いてもどちらでもよい。索
体としてはワイヤーロープ、チェーン等があり、所定の
強度があればどのようなものでもかまわない。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して具体
的に説明する。図1〜6に示す実施例は、トンネル内で
掘削したずり(岩石・土砂)にふるいをかけて、ふるい
を通過した岩石・土砂をベルトコンベヤで後方に送り、
ベルトコンベヤの前端部分に設けた油圧シリンダーと掘
削作業車で連結したトンネル掘削用排出処理方法の例で
あって、コンベヤ始端の上方にふるいを設け、ふるいを
通過した岩石・土砂をコンベヤベルトの始端に送る下方
シュートを設け、油圧シリンダーと掘削作業車をワイヤ
ーロープで連結し、ワイヤーロープは油圧シリンダーの
ストローク長さ毎に脱着自在に接続するようにしたトン
ネル掘削用排出処理装置の例である。図1は実施例のト
ンネル掘削用排出処理方法及び装置を用いて施工してい
る状態を示す説明図である。図2は実施例のトンネル掘
削用排出処理装置の先端部分の側面図である。図3は実
施例のトンネル掘削用排出処理装置の先端部分の平面図
である。図4は実施例のトンネル掘削用排出処理装置の
断面図である。図5は実施例のトンネル掘削用排出処理
装置の説明図である。図6は実施例のトンネル掘削用排
出処理装置の後端部分を示す説明図である。図中、1は
トンネル掘削用排出処理装置、2はふるい部、2aはふ
るい目部、2bは側板、2cは後面板、2dはスプリン
グ支持部、2eはストッパ、2fは振動モーター、2g
は前方シューター、2hは下方シューター、2iは受
板、3はベルトコンベヤ、3aはコンベヤベルト、3b
は上方ローラー、3cは下方ローラー、3dはベルト伸
縮機構、3eは駆動装置、3fはコンベヤ支持部、4は
油圧シリンダー、5はバックアップデッキ、5aはコン
ベヤベルト、5bは移動ローラー、5cは油圧ジャッ
キ、6はワイヤーロープ、7は取付けリング、30は掘
削作業車、Rは余部のずり(大きな岩石)、Sはふるい
を通過したずり(小さな岩石・土砂)、Tはトンネルで
ある。実施例のトンネル掘削用排出処理方法及び装置で
はトンネルを掘削する掘削作業車30の後方にベルトコ
ンベヤを設け、掘削作業車30で掘削した岩石・土砂を
後方の地上に排出するものである。
【0008】まず、本実施例のベルトコンベヤ3は図
1,4,6に示すように1本の長いコンベヤベルト3a
を用いている。このベルトコンベヤ3は複数連結された
コンベヤ支持部3fの前後端に無端のコンベヤベルト3
aをかけ渡し、その途中においては、上側のコンベヤベ
ルト3aは複数の上方ローラー3bで摺動自在に支持
し、下側のコンベヤベルト3aは複数の下方ローラー3
cで摺動自在に支持する。さらに上方ローラー3bは左
右端が斜め上方に向かうようにして、上側のコンベヤベ
ルト3a上に載せた土砂が側方に落下しないようにして
いる。次にベルトコンベヤの後方の地上部分に、図6に
示すようにベルト伸縮機構3dを設ける。ベルト伸縮機
構3dは下側のコンベヤベルト3aを一定区間において
上下に多段となるよう前後に複数回折り返したもので、
このそれぞれの段の前後をせばめることによってコンベ
ヤベルト3aを送り出し、また送り出したコンベヤベル
ト3aを引き込むようにしてベルト伸縮機構3a以外の
部分のベルト長を長くしたり短くしたりできるものであ
る。次にベルトコンベヤ3の後端に駆動装置3eを設け
てコンベヤベルト3aを駆動できるようにする。次にベ
ルトコンベヤ3の前端部分に、掘削作業車30で掘削し
た岩石・土砂を受け取ってコンベヤによる搬送路の始端
となるベルトコンベヤ3の前端部分に送るバックアップ
デッキ5を設ける。バックアップデッキ5には前端を低
くして後端を高くするようにコンベヤベルト5aをかけ
渡して、ベルトコンベヤ3とは別駆動となるようにし、
コンベヤベルト5aの後端がベルトコンベヤ3の前端部
分の上方に上下に重なるよう位置するようにする。バッ
クアップデッキ5の下部には移動ローラー5bを設け
て、トンネル内に付設するレール上を移動自在にする。
また、バックアップデッキ5の左右側方には油圧ジャッ
キ5cを設ける。
【0009】次にこのバックアップデッキ5のコンベヤ
ベルト5aの搬送路の前端の上方にふるい部2を設け
る。ふるい部2は図2〜4に示すように底部の後端部分
を平板状の受板2iとし、受板2iより前方の底部は、
格子状に金属部材を組み合わせてふるい目部2aを構成
する。この底部の後部及び側方部に側板2b及び後面板
2cを設け、上方及び前方は塞がないようにする。次
に、左右両側の側板2bに振動モーター2fを設け、ふ
るい目部2aの前端に斜め下方の前方に向かう前方シュ
ーター2gを設ける。次にふるい部2をバックアップデ
ッキ5に対して上下に振動自在となるように下部をスプ
リング支持部2dで支持する。次にこのふるい部2の振
動による下方への動きを制限するためのストッパ2eを
設ける。次に、ふるい目部2aの下方に略V字状にふる
い目部2aを通過した土砂を中央に集めて下方のコンベ
ヤベルト5a上に送る下方シューター2hを設ける。次
にバックアップデッキ5の下方両側面に前端が伸縮する
油圧シリンダー4を設ける。次に掘削作業車30にワイ
ヤーロープ6を連結する。ワイヤーロープ6は油圧シリ
ンダー4のストローク長毎に取付けリング7で連結した
ものを使用する。
【0010】このトンネル掘削用排出処理装置1を用い
てトンネル内で掘削作業車30で掘削したずり(岩石・
土砂)を排出するには、ショベル機などによって掘削し
たずりをふるい部2の上部に投入する。この際にふるい
部2の振動モーター2fを駆動させてふるい目部2a上
のずりを振動させてふるいにかける動きをさせてふるい
目より小さいずりを下方に落とす。ふるい目部2aより
下方に落ちるように移動させたずりは下方シューター2
hによってバックアップデッキ5のコンベヤベルト5a
上に誘導し、コンベヤベルト5aによって後方斜め上に
向って送り、コンベヤベルト5aの後端からベルトコン
ベヤ3のコンベヤベルト3aの前端上に落下させる。コ
ンベヤベルト3aの上に移動させたふるい目より小さい
ずりは駆動装置3eで駆動されるコンベヤベルト3aに
よって後方に送られ、トンネル外部となるコンベヤベル
ト後端から排出される。ふるい上に残った余部のずり
(大きな岩石)Rは、ふるい目部2aが前方を低くする
よう傾けられていることによって又は振動も加わること
によって徐々に前端部分に向って移動し、ふるい目部2
a前端より前方シューター2gで誘導されてバックアッ
プデッキ5の前方に落下する。このように本実施例で
は、掘削作業車30とバックアップデッキ5の間にふる
い上に残った余部のずりRを一時的に仮置きするように
しているのでトンネル内でトラック等の作業車などが通
路をトラックの前端部分まで容易に移動できることにな
る。よってより円滑に作業が行えるようになる。掘削作
業車30とバックアップデッキ5の間に置かれた余部の
ずりRは、トラック等によってトラック外部に運んで排
出するようにする。このように、掘削後に掘削したずり
をまずふるいにかけて、通過させたものをベルトコンベ
ヤで後方に送って排出し、残った大きな岩をトラック等
によってトンネルに運ぶことによりトンネル内で人が手
作業機を用いて大きな岩を砕くような作業がなくなって
非常に効率的に作業が行なわれるようになる。このよう
にして掘削作業が進行し、掘削作業車が所定の距離前進
したならば、バックアップデッキ5の油圧ジャッキ5c
によってバックアップデッキ5の移動ローラー5bがレ
ールと係合しないように浮いた状態にし、レールの前端
に新たにレールを取り付けてレールを前方に延長する。
次に油圧ジャッキ5cによってバックアップデッキ5を
降下させて移動ローラー5bがレールと係合するように
する。次にバックアップデッキ5に設けた油圧シリンダ
ー4のロッドを前方に伸長させ、掘削作業車30に取り
付けたワイヤーロープ6のもう一端を油圧シリンダー4
の伸長させたロッド先端に取り付ける。次に油圧シリン
ダー4を収縮させる。油圧シリンダー4を収縮させるこ
とによってワイヤーロープ6を引くこととなり、掘削作
業車30と引き付け合う力が働く。バックアップデッキ
5はレール上を移動自在であるので、油圧シリンダー4
のストローク分、バックアップデッキ5が前方に移動す
る。このように移動させることによって掘削作業車に追
従するようにバックアップデッキ5を移動させることが
でき、また、その構造はシンプルで、図6に示すように
掘削作業車とバックアップデッキ5の間に余部のずりR
を置くことに問題が生じないようにできる。このように
してバックアップデッキ5を前進させることができたな
らば、コンベヤ支持部3fの前端にさらに上方ローラー
3b,下方ローラー3cを備えたコンベヤ支持部3fを
連結し、ベルト伸縮機構3dによってコンベヤベルト3
aを送り出してベルトコンベヤ3をさらに前方に延長さ
せる。このようにして次々と掘削して行けば非常に効率
的なトンネルの施工となり、よって非常に施工コストを
抑制できる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、施工コストを抑制し、
効率的にずりの排出を行えるトンネル掘削用排出処理方
法にできる。ベルトコンベヤの前端部分に設けた油圧シ
リンダーと掘削作業車を索体で連結し、掘削した大きな
岩石を掘削作業車とベルトコンベヤの間に一時的に置け
るようにしてトンネル内で移動車両がスムーズに移動及
び作業できるようにする。ベルトコンベヤを設置し、ふ
るいをコンベヤ始端の上方に設け、下方シュートを設け
装置は、効率的に掘削したずりの排出を行えるトンネ
ル掘削用排出処理装置にできる。コンベヤベルトをはり
渡し、駆動装置を設け、コンベヤ本体に対してコンベヤ
前端部分を前後に可動できるようにし、ベルト伸縮機構
を設け、コンベヤ始端上にふるいを設け、コンベヤ搬送
面を延長させるベルト伸縮機構を設け、コンベヤ前端部
分に油圧シリンダーを設け、掘削作業車と油圧シリンダ
ーを索体で連結した装置は、さらに効率的に掘削したず
りを排出できるようにし、また、ベルトコンベヤをスム
ーズに伸長させて掘削してさらに効率よく作業できるよ
うにする。また、作業効率を向上させることによりさら
に施工コストを抑制する。索体を油圧シリンダーのスト
ローク長さ毎に脱着自在に接続したものは、索体の取扱
い作業を容易にしてさらに効率的に作業を行えるように
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のトンネル掘削用排出処理方法及び装置
を用いて施工している状態を示す説明図である。
【図2】実施例のトンネル掘削用排出処理装置の先端部
分の側面図である。
【図3】実施例のトンネル掘削用排出処理装置の先端部
分の平面図である。
【図4】実施例のトンネル掘削用排出処理装置の断面図
である。
【図5】実施例のトンネル掘削用排出処理装置の説明図
である。
【図6】実施例のトンネル掘削用排出処理装置の後端部
分を示す説明図である。
【符号の説明】
1 トンネル掘削用排出処理装置 2 ふるい部 2a ふるい目部 2b 側板 2c 後面板 2d スプリング支持部 2e ストッパ 2f 振動モーター 2g 前方シューター 2h 下方シューター 2i 受板 3 ベルトコンベヤ 3a コンベヤベルト 3b 上方ローラー 3c 下方ローラー 3d ベルト伸縮機構 3e 駆動装置 3f コンベヤ支持部 4 油圧シリンダー 5 バックアップデッキ 5a コンベヤベルト 5b 移動ローラー 5c 油圧ジャッキ 6 ワイヤーロープ 7 取付けリング 30 掘削作業車 R 余部のずり(大きな岩石) S ふるいを通過したずり(小さな岩石・土砂) T トンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 昭 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目12番 10号 鹿島建設株式会社九州支店内 (72)発明者 扇 裕次 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目12番 10号 鹿島建設株式会社九州支店内 (72)発明者 金 瑞夫 福岡県福岡市博多区古門戸町3番1号 タグチ工業株式会社内 (72)発明者 篠原 靖人 福岡県福岡市博多区古門戸町3番1号 タグチ工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−44180(JP,A) 特開2000−45691(JP,A) 特開 平3−217280(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル内の掘削したずりをふるいにか
    け、ふるいを通過したずりをトンネル内に設置したベル
    トコンベヤ前端に送り、同ベルトコンベヤによって排出
    し、ふるい上に残った余部のずりを移動車両によって排
    出するようにしたトンネル掘削用排出処理方法であっ
    て、 ベルトコンベヤが前後に長いコンベヤベルトを用いた伸
    縮できるベルトコンベヤであり、ベルトコンベヤの前端
    部分に前後方向に伸縮する油圧シリンダーを設け、同油
    圧シリンダーと掘削作業車を索体で連結し、油圧シリン
    ダーを収縮させて索体を引くようにして掘削作業車にベ
    ルトコンベヤ前端部分を近づけるようにしてベルトコン
    ベヤを延長させるようにし、ふるい上に残った余部のず
    りを前方に排出して掘削作業車とベルトコンベヤの間に
    一時的に置くようにした トンネル掘削用排出処理方法。
  2. 【請求項2】 トンネル内に掘削したずりを排出するベ
    ルトコンベヤを設置し、ふるいをコンベヤ始端の上方に
    設け、同ふるいを通過した岩石・土砂をコンベヤベルト
    に送る下方シュートを設けたトンネル掘削用排出処理装
    置であって、 ベルトコンベヤが、一本の長い無端のコンベヤベルトを
    前後にはり渡し、コンベヤベルトを駆動させる駆動装置
    を設け、コンベヤ本体に対してコンベヤ前端部分を前後
    に可動できるようにし、同コンベヤ前端部分の移動に伴
    ってあらかじめ複数回折り返した下側のコンベヤベルト
    を送り出してコンベヤ搬送面を延長させるベルト伸縮機
    構を設けたベルトコンベヤであり、コンベヤ前端部分に
    油圧駆動で前後に伸縮する油圧シリンダーを設け、コン
    ベヤ前端部分のさらに前方に配置される掘削作業車と前
    記油圧シリンダーを索体で連結し、油圧シリンダーの伸
    縮で索体を引いてコンベヤ前端部分が掘削作業車に近づ
    くよう移動できるようにしたトンネル掘削用排出処理装
    置。
  3. 【請求項3】 索体を油圧シリンダーのストローク長さ
    毎に脱着自在に接続するようにした請求項2記載のトン
    ネル掘削用排出処理装置。
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