JP2005047910A - 皮脂分泌抑制用組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】皮脂分泌抑制効果に優れた組成物の提供。
【解決手段】組成物に、少なくとも1種の紅藻末又は紅藻抽出物を有効成分として配合することによって、優れた皮脂分泌抑制効果を有する皮脂分泌抑制用組成物が提供される。
【選択図】なし
【解決手段】組成物に、少なくとも1種の紅藻末又は紅藻抽出物を有効成分として配合することによって、優れた皮脂分泌抑制効果を有する皮脂分泌抑制用組成物が提供される。
【選択図】なし
Description
本発明は、紅藻を含有することを特徴とする皮脂分泌抑制用組成物に関する。
皮脂腺より分泌される皮脂は、皮膚を乾燥や外的刺激から守り、皮膚の柔軟性を保つために必要である。皮脂腺は、一生のうち10〜20代の思春期に最も発達する。発達し肥大した皮脂腺は過剰に皮脂を分泌し毛穴を押し広げたり、皮脂と毛穴部分の古い角質層が混じりあった角栓が毛穴に形成されたりするので、毛穴が開き目立つようになる。また、一度皮脂腺が発達し肥大化した後に皮脂腺が縮み、併せて表皮及び真皮結合組織の機能が低下すると、皮膚の張力や収縮力が失われ毛穴周辺部が陥没することから、毛穴が開いたように見え美容上の問題となる。さらに、過剰に分泌される皮脂はニキビの原因になったり、皮膚がべたついたり、病原菌が繁殖するなどの皮膚トラブルの原因にもなる。
したがって、過剰な皮脂の分泌を防止し、皮脂腺肥大を抑制することが求められていた。
そこで、収斂作用によって毛穴を引き締め皮脂分泌抑制効果を発揮する収斂剤として、酸化亜鉛、硫酸亜鉛、アラントイン、アラントインヒドロキシアルミニウム、硫酸アルミニウム、タンニン酸、クエン酸、塩化アルミニウム、ヒバマタ(褐藻の一種)抽出物、ハマメリスなどが化粧料等に用いられている。また、皮脂分泌抑制作用を有する化合物として、イソフラボン化合物(特許文献1)、マトリックスメタロプロテアーゼ阻害物質(特許文献2)等が知られている。
本発明の目的は、安全で効果の高い皮脂分泌抑制用組成物を見出すことにある。
本発明者は、紅藻に皮脂分泌抑制作用があることを見出し、発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は下記に掲げる皮脂分泌抑制用組成物である。
(1)紅藻を含有することを特徴とする皮脂分泌抑制用組成物、
(2)紅藻が紅藻末又は紅藻抽出物である(1)に記載の皮脂分泌抑制用組成物。
(3)紅藻が、ダルス科(Rhodymeniaceae)ダルス属(Rhodymenia)、ミリン科(Solieriaceae)キリンサイ属(Eucheuma)、スギノリ科(Gigartinaceae)スギノリ属(Gigartina)、テングサ科(Gelidiaceae)テングサ属(Geridium)、テングサ科(Gelidiaceae)オバクサ属(Pterocladia)、テングサ科(Gelidiaceae)ヤタベグサ属(Yatabella)、テングサ科(Gelidiaceae)ユイキリ属(Acanthopeltis)、テングサ科(Gelidiaceae)シマテングサ属(Gelidiella)およびサンゴモ科(Corallinaceae)サンゴモ属(Corallina)からなる群から選択される一種以上である(1)又は(2)に記載の皮脂分泌抑制用組成物。
すなわち、本発明は下記に掲げる皮脂分泌抑制用組成物である。
(1)紅藻を含有することを特徴とする皮脂分泌抑制用組成物、
(2)紅藻が紅藻末又は紅藻抽出物である(1)に記載の皮脂分泌抑制用組成物。
(3)紅藻が、ダルス科(Rhodymeniaceae)ダルス属(Rhodymenia)、ミリン科(Solieriaceae)キリンサイ属(Eucheuma)、スギノリ科(Gigartinaceae)スギノリ属(Gigartina)、テングサ科(Gelidiaceae)テングサ属(Geridium)、テングサ科(Gelidiaceae)オバクサ属(Pterocladia)、テングサ科(Gelidiaceae)ヤタベグサ属(Yatabella)、テングサ科(Gelidiaceae)ユイキリ属(Acanthopeltis)、テングサ科(Gelidiaceae)シマテングサ属(Gelidiella)およびサンゴモ科(Corallinaceae)サンゴモ属(Corallina)からなる群から選択される一種以上である(1)又は(2)に記載の皮脂分泌抑制用組成物。
本発明は、紅藻を有効成分として配合することによって、皮脂分泌抑制効果に優れた皮脂分泌抑制用組成物を提供できる。かかる組成物は、皮脂腺房の肥大を抑制し、皮脂分泌を抑制することで、例えばニキビの予防又は治療に有用であり、毛穴が目立つのを抑制又は改善し、毛穴が広がるのを予防することができる。
本発明の皮脂分泌抑制用組成物において、紅藻は、紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)に属するものであればよく、一種又は二種以上の紅藻を含有することができる。
例えば、ダルス科(Rhodymeniaceae)ダルス属(Rhodymenia)、ミリン科(Solieriaceae)キリンサイ属(Eucheuma)、スギノリ科(Gigartinaceae)スギノリ属(Gigartina)、テングサ科(Gelidiaceae)テングサ属(Geridium)、テングサ科(Gelidiaceae)オバクサ属(Pterocladia)、テングサ科(Gelidiaceae)ヤタベグサ属(Yatabella)、テングサ科(Gelidiaceae)ユイキリ属(Acanthopeltis)、テングサ科(Gelidiaceae)シマテングサ属(Gelidiella)、サンゴモ科(Corallinaceae)サンゴモ属(Corallina)等が挙げられ、より具体的には、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、ダルス目(Rhodymeniales)、ダルス科(Rhodymeniaceae)、ダルス属(Rhodymenia)(アナダルス(Rhodymenia pertusa)、ダルス(Rhodymenia palmata)、マサゴシバリ(Rhodymenia intricata)、ハナガサネ(Rhodymenia coacta)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartinales)、ミリン科(Solieriaceae)、キリンサイ属(Eucheuma)(トゲキリンサイ(Eucheuma serra)、アマクサキリンサイ(Eucheuma amakusaensis)、キリンサイ(Eucheuma muricatum)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartinales)、スギノリ科(Gigartinaceae)、スギノリ属(Gigartina)(スギノリ(Gigartina tenella)、シキンノリ(Gigartina teedii)、カイノリ(Gigartina intermedia)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)、テングサ属(Geridium)(マクサ(テングサ)(Geridium amansii)、ヒラクサ(Geridium subcostatum)、オニクサ(Geridium japonicum)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)、オバクサ属(Pterocladia)(オバクサ(P.tenuis Okamera)、オバクサ属(Pterocladia)カタオバクサ(Pterocladia densa)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)、ヤタベグサ属(Yatabella)(ヤタベグサ(Yatabella hirsuta)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)、ユイキリ属(Acanthopeltis)に分類され、例えば、ユイキリ(Acanthopeltis japonica)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)、シマテングサ属(Gelidiella)(シマテングサ(Gelidiella acerosa)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、カクレイト目(Cryptonemiales)、サンゴモ科(Corallinaceae)、サンゴモ属(Corallina)(サンゴモ(Corallina officinalis)、ミヤヒバモドキ(Corallina sessilis)、ピリヒバ(Corallina pilulifera)、ミヤヒバ(Corallina squamata)等)等である。
なかでも、好ましくは、ダルス科(Rhodymeniaceae)ダルス属(Rhodymenia)、ミリン科(Solieriaceae)キリンサイ属(Eucheuma)、スギノリ科(Gigartinaceae)スギノリ属(Gigartina)、テングサ科(Gelidiaceae)テングサ属(Geridium)サンゴモ科(Corallinaceae)、サンゴモ属(Corallina)である。
例えば、ダルス科(Rhodymeniaceae)ダルス属(Rhodymenia)、ミリン科(Solieriaceae)キリンサイ属(Eucheuma)、スギノリ科(Gigartinaceae)スギノリ属(Gigartina)、テングサ科(Gelidiaceae)テングサ属(Geridium)、テングサ科(Gelidiaceae)オバクサ属(Pterocladia)、テングサ科(Gelidiaceae)ヤタベグサ属(Yatabella)、テングサ科(Gelidiaceae)ユイキリ属(Acanthopeltis)、テングサ科(Gelidiaceae)シマテングサ属(Gelidiella)、サンゴモ科(Corallinaceae)サンゴモ属(Corallina)等が挙げられ、より具体的には、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、ダルス目(Rhodymeniales)、ダルス科(Rhodymeniaceae)、ダルス属(Rhodymenia)(アナダルス(Rhodymenia pertusa)、ダルス(Rhodymenia palmata)、マサゴシバリ(Rhodymenia intricata)、ハナガサネ(Rhodymenia coacta)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartinales)、ミリン科(Solieriaceae)、キリンサイ属(Eucheuma)(トゲキリンサイ(Eucheuma serra)、アマクサキリンサイ(Eucheuma amakusaensis)、キリンサイ(Eucheuma muricatum)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartinales)、スギノリ科(Gigartinaceae)、スギノリ属(Gigartina)(スギノリ(Gigartina tenella)、シキンノリ(Gigartina teedii)、カイノリ(Gigartina intermedia)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)、テングサ属(Geridium)(マクサ(テングサ)(Geridium amansii)、ヒラクサ(Geridium subcostatum)、オニクサ(Geridium japonicum)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)、オバクサ属(Pterocladia)(オバクサ(P.tenuis Okamera)、オバクサ属(Pterocladia)カタオバクサ(Pterocladia densa)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)、ヤタベグサ属(Yatabella)(ヤタベグサ(Yatabella hirsuta)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)、ユイキリ属(Acanthopeltis)に分類され、例えば、ユイキリ(Acanthopeltis japonica)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)、シマテングサ属(Gelidiella)(シマテングサ(Gelidiella acerosa)等)、
紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、カクレイト目(Cryptonemiales)、サンゴモ科(Corallinaceae)、サンゴモ属(Corallina)(サンゴモ(Corallina officinalis)、ミヤヒバモドキ(Corallina sessilis)、ピリヒバ(Corallina pilulifera)、ミヤヒバ(Corallina squamata)等)等である。
なかでも、好ましくは、ダルス科(Rhodymeniaceae)ダルス属(Rhodymenia)、ミリン科(Solieriaceae)キリンサイ属(Eucheuma)、スギノリ科(Gigartinaceae)スギノリ属(Gigartina)、テングサ科(Gelidiaceae)テングサ属(Geridium)サンゴモ科(Corallinaceae)、サンゴモ属(Corallina)である。
本発明の皮脂分泌抑制用組成物に用いることができる紅藻は、紅藻末又は紅藻抽出物であってもよい。本発明において紅藻末とは、植物の全草あるいは特定部位の粉砕品等であり、アルカリ処理を施すなどの公知または慣用の方法によって製造することができ、また市販品を用いることができる。紅藻抽出物とは、海藻の溶媒抽出液、その希釈液、濃縮液、乾燥固形物等である。各種紅藻抽出物は単独または2種以上を組み合わせたものであってもよい。また、これらの抽出・希釈溶媒は、水(熱水を含む)、メタノール、エタノール、イソプロパノール、等のアルコール類、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、エトキシジグリコール、グリセリン、エチレングリコール等の多価アルコール類、酢酸エチル等のエステル類、アセトンやメチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリルなどのニトリル類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ペンタン、ヘキサン、シクロペンタン、シクロヘキサンなどの飽和炭化水素類、トルエンなどの芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、その他ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの有機溶媒(すべて含水であってもよい)などを適宜用いることができ、1種または2種の任意の混合液であってもよい。これらの溶媒のうち、エタノール、水、アルコール類または水、これらの混合溶液が、安全性の観点から言って好ましい。
抽出の際の紅藻と抽出溶媒の比率は特に限定されるものではないが、紅藻1(乾燥重量にて換算)に対して通常、抽出溶媒2〜1000重量倍、好ましくは5〜100重量倍である。抽出温度は室温−常圧下での抽出溶媒の沸点以下の範囲とするのが便利であり、抽出時間は抽出温度等によって異なるが、2時間〜2週間の範囲とするのが好ましい。
紅藻抽出物は、紅藻の全草あるいは特定部位などから、上記の方法や公知または慣用の方法などによって製造することができ、また市販品を用いることができる。市販品では例えば、商品名「Rh.Palmaria HG 紅藻類ダルス目パルマリアエキス」(日光ケミカルズ株式会社)などがある。
紅藻抽出物は、紅藻の全草あるいは特定部位などから、上記の方法や公知または慣用の方法などによって製造することができ、また市販品を用いることができる。市販品では例えば、商品名「Rh.Palmaria HG 紅藻類ダルス目パルマリアエキス」(日光ケミカルズ株式会社)などがある。
本発明の皮脂分泌抑制用組成物が含有する紅藻の配合量には特に制限はないが、皮脂分泌抑制効果を十分に増強するために、組成物全体に対して乾燥物換算で、好ましくは0.001重量%以上、より好ましくは0.01重量%以上、特に好ましくは0.1重量%以上であり、配合上限は安定性の観点から好ましくは10重量%以下、より好ましくは5重量%以下、特に好ましくは1重量%以下である。
本発明の皮脂分泌抑制用組成物には、他の有用な作用を付加するため美白成分、抗炎症成分、抗菌成分、細胞賦活化成分、収斂成分、抗酸化成分、ニキビ改善成分、老化防止成分、コラーゲン等の生体成分合成促進成分、血行促進成分、保湿成分、老化防止成分等の各種成分を1種または2種以上組み合わせて配合することができる。これらの各成分としては、医薬品、医薬部外品、または化粧品分野において従来より使用され、また将来使用されるものであれば特に制限されず、任意のものを適宜選択し使用することができる。
例えば、美白成分としては、プラセンタ;アルブチン;コウジ酸;エラグ酸;フィチン酸;ルシノール;カモミラET;ビタミンA又はその誘導体、ビタミンC又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体、パントテン酸又はその誘導体等のビタミン類等が挙げられる。このうち、好ましいものとしては、ビタミンC又はその誘導体、パントテン酸又はその誘導体、エラグ酸、フィチン酸、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体を挙げることができる。これらの美白成分は1種または2種以上を用いてもよい。
美白作用を有する植物成分を美白成分として用いてもよく、かかる植物成分としては、イリス(アイリス)、アーモンド、アロエ、イチョウ、ウーロン茶、エイジツ、オウゴン、オウレン、オトギリソウ、オドリコソウ、海藻、カッコン、クチナシ、クジン、クロレラ、ゴバイシ、コムギ、コメ、コメハイガ、オリザノール、コメヌカ、サイシン、サンショウ、シソ、シャクヤク、センキュウ、ソウハクヒ、ダイズ、納豆、茶、トウキ、トウキンセンカ、ニンニク、ハマメリス、ベニバナ、ボタンピ、ヨクイニン、トウキ、アメジスト、アセンヤク、アセビワラビ、イヌマキ、エノキ、カキ(Diospyros kaki)、キササゲ、クロマメ、ゲンチアナ、ゲンジン、サルサ、サヤインゲン、ショクマ、ジュウロウ、セージ、ゼンコ、ダイコン、ツツジ、ツクシハギ、トシン、ニガキ、パセリ、ヒイラギ、ホップ、マルバハギ、チョウジ、カンゾウ等の植物に由来する成分が挙げられる。好ましくは、イリス(アイリス)、アロエ、イチョウ、ウーロン茶、エイジツ、オウゴン、オウレン、オトギリソウ、オドリコソウ、褐藻、緑藻、カッコン、クチナシ、クジン、ゴバイシ、コムギ、コメ、コメヌカ、サイシン、サンショウ、シソ、シャクヤク、センキュウ、ソウハクヒ、茶、トウキ、トウキンセンカ、ハマメリス、ベニバナ、ボタンピ、ヨクイニン、アメジスト、アセンヤク、エノキ、カキ(Diospyros kaki)、キササゲ、クロマメ、ゲンチアナ、サルサ、サヤインゲン、ジュウロウ、セージ、ゼンコ、ダイコン、ツツジ、ツクシハギ、トシン、ニガキ、パセリ、ヒイラギ、ホップ、チョウジ、カンゾウ及びトウキの植物由来成分であり、より好ましくは、イリス(アイリス)、アロエ、イチョウ、エイジツ、オウゴン、オウレン、オトギリソウ、クチナシ、クジン、コメ、コメヌカ、サイシン、シャクヤク、センキュウ、ソウハクヒ、茶、トウキ、トウキンセンカ、ハマメリス、ベニバナ、ボタンピ、アメジスト、アセンヤク、エノキ、カキ(Diospyros kaki)、セージ、ダイコン、ツツジ、パセリ、ホップ、カンゾウ及びヨクイニンの植物由来成分である。
これらの植物成分を本発明の組成物に用いる場合、植物成分の形態は特に制限されないが、通常は植物エキス(植物抽出物)や精油などの態様で使用することができる。なお、上記植物成分中に記載の( )内は、その植物の種類、別名または生薬名である。
これらの植物成分を本発明の組成物に用いる場合、植物成分の形態は特に制限されないが、通常は植物エキス(植物抽出物)や精油などの態様で使用することができる。なお、上記植物成分中に記載の( )内は、その植物の種類、別名または生薬名である。
上記美白成分を用いる場合、本発明の組成物中に配合する割合は、好ましくは0.0003〜10重量%であり、より好ましくは0.01〜5重量%である。美白成分として美白作用のある植物成分を用いる場合は、目的に応じて1種もしくは2種以上を任意に組み合わせて使用することができる。上記植物成分を美白成分として用いる場合、組成物への配合割合は、エキスや精油などの抽出物換算で、通常0.00001〜20重量%、好ましくは0.0001〜15重量%、より好ましくは0.001〜10重量%である。
抗炎症成分としては、アラントイン、カラミン、グリチルリチン酸又はその誘導体、グリチルレチン酸又はその誘導体、酸化亜鉛、グアイアズレン、酢酸トコフェロール、塩酸ピリドキシン、メントール、カンフル、テレピン油、インドメタシン、サリチル酸又はその誘導体等が挙げられる。好ましくはアラントイン、グリチルリチン酸又はその誘導体、グリチルレチン酸又はその誘導体、グアイアズレン、メントールである。
上記抗炎症成分を用いる場合、組成物に配合する割合は、好ましくは0.0003〜10重量%であり、より好ましくは0.01〜5重量%である。
抗菌成分としては、クロルヘキシジン、サリチル酸、塩化ベンザルコニウム、アクリノール、エタノール、塩化ベンゼトニウム、クレゾール、グルコン酸及びその誘導体、ポピドンヨード、ヨウ化カリウム、ヨウ素、イソプロピルメチルフェノール、トリクロカルバン、トリクロサン、感光素101号、感光素201号、パラベン、フェノキシエタノール、1,2-ペンタンジオール、塩酸アルキルジアミノグリシン等が挙げられる。好ましくは、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸及びその誘導体、イソプロピルメチルフェノール、トリクロカルバン、トリクロサン、感光素101号、感光素201号、パラベン、フェノキシエタノール、1,2-ペンタンジオール、塩酸アルキルジアミノグリシン等が挙げられる。さらに好ましくは、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸及びその誘導体、塩化ベンゼトニウム、イソプロピルメチルフェノールである。
上記抗菌成分を用いる場合、組成物に配合する割合は、好ましくは0.0003〜10重量%であり、より好ましくは0.01〜5重量%である。
細胞賦活化成分としては、γ-アミノ酪酸、ε-アミノプロン酸などのアミノ酸類:レチノール、チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、パントテン酸類などのビタミン類:グリコール酸、乳酸などのα-ヒドロキシ酸類:タンニン、フラボノイド、サポニン、アラントイン、感光素301号などが挙げられる。好ましくは、γ-アミノ酪酸、ε-アミノプロン酸などのアミノ酸類:レチノール、チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、パントテン酸類などのビタミン類である。
上記細胞賦活化成分を用いる場合、組成物に配合する割合は、好ましくは0.0003〜10重量%であり、より好ましくは0.01〜5重量%である。
収斂成分としては、ミョウバン、クロロヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、アラントインアルミニウム塩、硫酸亜鉛、硫酸アルミニウムカリウム等の金属塩;タンニン酸、クエン酸、乳酸、コハク酸などの有機酸を挙げることができる。好ましくは、ミョウバン、クロロヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、アラントインアルミニウム塩、硫酸アルミニウムカリウム、タンニン酸である。
収斂成分を用いる場合、組成物に配合する割合は、通常0.0003〜10重量%、好ましくは0.01〜5重量%、より好ましくは0.01〜5重量%である。
抗酸化成分としては、トコフェロール及びその誘導体、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、亜硫酸水素ナトリウム、エリソルビン酸及びその塩、フラボノイド、グルタチオン、グルタチオンペルオキシダーゼ、グルタチオン-S-トランスフェラーゼ、カタラーゼ、スーパーオキサイドジスムターゼ、チオレドキシン、タウリン、チオタウリン、ヒポタウリンなどが挙げられる。好ましくは、トコフェロール及びその誘導体、チオタウリン、ヒポタウリン、チオレドキシン、フラボノイドである。
抗酸化成分を用いる場合、組成物に配合する割合は、通常0.00001〜10重量%、好ましくは0.0001〜5重量%、より好ましくは0.001〜5重量%である。
老化防止成分としては、アスコルビン酸及びその誘導体、レチノイド(レチノール、レチノイン酸、レチナール等)、パンガミン酸、カイネチン、ウルソール酸、ウコンエキス、スフィンゴシン誘導体、ケイ素、ケイ酸、N−メチル−L−セリン、メバロノラクトン等が挙げられる。好ましくは、アスコルビン酸及びその誘導体、レチノイド(レチノール、レチノイン酸、レチナール等)、カイネチンである。
上記老化防止成分を用いる場合、組成物に配合する割合は、好ましくは0.0003〜10重量%であり、より好ましくは0.01〜5重量%である。
保湿成分としては、アラニン、セリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、グルコサミン、テアニンなどのアミノ酸及びその誘導体;コラーゲン、コラーゲンペプチド、ゼラチン等のペプチド;グリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールなどの多価アルコール;ソルビトールなどの糖アルコール;レシチン、水素添加レシチン等のリン脂質;ヒアルロン酸プロピレングリコール、ヘパリン、コンドロイチン等のムコ多糖;乳酸、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、尿素などのNMF由来成分などがあげられる。好ましいものは、アラニン、セリン、グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、グルコサミン、テアニン、コラーゲン、コラーゲンペプチド、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、水素添加レシチン、ヒアルロン酸プロピレングリコール、ヘパリン、コンドロイチン、乳酸、ピロリドンカルボン酸ナトリウである。
保湿成分を用いる場合、組成物に配合する割合としては、通常0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%、より好ましくは0.5〜5重量%を挙げることができる。
本発明の組成物は、上記各成分に加えて組成物の用途あるいは剤形に応じて、食品、医薬部外品、医薬品に通常使用される成分を適宜配合しても良い。配合できる成分としては、特に制限されないが、例えば、アミノ酸類、アルコール類、多価アルコール類、糖類、ガム質、多糖類などの高分子化合物、界面活性剤、可溶化成分、油脂類、経皮吸収促進成分、防腐・抗菌・殺菌剤、pH調整剤、キレート剤、抗酸化剤、酵素成分、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、流動化剤、清涼化剤の他、ミネラル類、細胞賦活剤、滋養強壮剤、賦形剤、増粘剤、安定化剤、保存剤、等張化剤、分散剤、吸着剤、崩壊補助剤、湿潤剤または湿潤調節剤、防湿剤、着色料、着香剤または香料、芳香剤、還元剤、可溶化剤、溶解補助剤、発泡剤、粘稠剤または粘稠化剤、溶剤、基剤、乳化剤、可塑剤、緩衝剤、光沢化剤などをあげることができる。特に本発明の組成物を外用組成物として用いる場合には、界面活性剤、可溶化成分または油脂類を配合するのが好ましい。
ここで用いられる界面活性剤としては、ポリオキシエチレン(以下、POEという)−オクチルドデシルアルコールやPOE−2−デシルテトラデシルアルコール等のPOE−分岐アルキルエーテル;POE −オレイルアルコールエーテルやPOE−セチルアルコールエーテル等のPOE−アルキルエーテル;ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート及びソルビタンモノラウレート等のソルビタンエステル;POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノイソステアレート、及びPOE−ソルビタンモノラウレート等のPOE−ソルビタンエステル;グリセリンモノオレエート、グリセリンモノステアレート、及びグリセリンモノミリステート等のグリセリン脂肪酸エステル;POE−グリセリンモノオレエート、POE−グリセリンモノステアレート、及びPOE−グリセリンモノミリステート等のPOE−グリセリン脂肪酸エステル;POE−ジヒドロコレステロールエステル、POE−硬化ヒマシ油、及びPOE−硬化ヒマシ油イソステアレート等のPOE−硬化ヒマシ油脂肪酸エステル;POE−オクチルフェニルエーテル等のPOE−アルキルアリールエーテル;モノイソステアリルグリセリルエーテルやモノミリスチルグリセリルエーテル等のグリセリンアルキルエーテル;POE−モノステアリルグリセリルエーテル、POE−モノミリスチルグリセリルエーテル等のPOE−グリセリンアルキルエーテル;ジグリセリルモノステアレート、デカグリセリルデカステアレート、デカグリセリルデカイソステアレート、及びジグリセリルジイソステアレート等のポリグリセリン脂肪酸エステル、等の各種非イオン界面活性剤::あるいはレシチン、水素添加レシチン、サポニン、サーファクチンナトリウム、コレステロール、胆汁酸などの天然由来の界面活性剤等を例示することができる。これらの界面活性剤は、1種単独で使用してもまた2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
界面活性剤を使用する場合、組成物への配合割合としては、皮膚や粘膜に影響を与えず且つ本発明の効果を妨げないことを限度として特に制限されず、組成物中に0.01〜30重量%の割合で含まれるような範囲で適宜選択して使用することができる。組成物中の有効成分の安定性や皮膚使用感等の観点からは、好ましくは0.1〜20重量%、より好ましくは0.5〜10重量%の範囲を挙げることができる。
可溶化成分としては、医薬品、医薬部外品または化粧品分野において外用剤の成分として用いられるものであれば特に限定されない。例えば、エタノール等の低級アルコール、グリセリン,エチレングリコール等の多価アルコール、水素添加大豆リン脂質、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンステロール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル等を挙げることができる。好ましくは、エタノール、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、水素添加大豆リン脂質、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルであり、より好ましくは、エタノール、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、水素添加大豆リン脂質である。これらの可溶化成分は、1種単独で使用しても、または2種以上を任意に組み合わせて用いてもよい。
これらの可溶化成分を使用する場合、組成物への配合割合としては、皮膚や粘膜に影響を与えず且つ本発明の効果を妨げないことを限度として特に制限されず、組成物中に0.01〜70重量%の割合で含まれるような範囲で適宜選択して使用することができるが、組成物中の有効成分の安定性や皮膚使用感等の観点からは、好ましくは0.1〜50重量%、より好ましくは0.1〜30重量%の範囲を挙げることができる。
油脂類としては、医薬品、医薬部外品または化粧品分野において外用剤の成分として用いられるものであれば特に限定されない。例えば、中鎖脂肪酸トリグリセリド等の合成油脂;大豆油、米油、菜種油、綿実油、ゴマ油、サフラワー油、ヒマシ油、オリーブ油、カカオ油、椿油、ヒマワリ油、パーム油、アマ油、シソ油、シア油、サル油、ヤシ油、木ロウ、ホホバ油、グレープシード油、及びアボガド油等の植物油脂;ミンク油、卵黄油、牛脂、乳脂、及び豚脂等の動物油脂;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;流動パラフィン、スクワレン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス、セレシンワックス、パラフィンワックス、ワセリン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸等の天然及び合成脂肪酸;セタノール、ステアリルアルコール、ヘキシルデカノール、オクチルデカノール、ラウリルアルコール等の天然及び合成高級アルコール;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、コレステロールオレート等のエステルやエーテル類;シリコーン油等が挙げられる。これらの油脂類は、1種単独で使用しても、または2種以上を任意に組み合わせて用いてもよい。
これらの油脂類を使用する場合、組成物への配合割合としては、皮膚や粘膜に影響を与えず且つ本発明の効果を妨げないことを限度として特に制限されず、組成物中に0.01〜70重量%の割合で含まれるような範囲で適宜選択して使用することができるが、組成物中の有効成分の安定性や皮膚使用感等の観点から、好ましくは0.1〜60重量%、より好ましくは0.1〜50重量%の範囲を挙げることができる。
本発明の皮脂分泌抑制用組成物の剤形は、特に限定されないが、組成物の用途に応じて、食品、医薬部外品、化粧品に通常使用される剤形をとることができ、通常、固形剤、半固形剤または液剤である。具体的には、錠剤(口腔内側崩壊錠、咀嚼可能錠、発泡錠、トローチ剤、ゼリー状ドロップ剤などを含む)、丸剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、硬カプセル剤、軟カプセル剤、ドライシロップ剤、液剤(ドリンク剤、懸濁剤、シロップ剤を含む)、ゲル剤、リポソーム剤、エキス剤、チンキ剤、レモネード剤、ゼリー剤などの公知の形態をとることができ、好ましくは錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、硬カプセル剤、軟カプセル剤、液剤である。また、必要に応じてその他の溶媒や通常使用される基剤等を配合することによって、ペースト状、ムース状、ジェル状、液状、乳液状、クリーム状、シート状(基材担持)、エアゾール状、スプレー状などの各種所望の形態に調製することができる。これらは当業界の通常の方法にて製造することができる。
本発明の皮脂分泌抑制用組成物が液剤又は半固形剤の場合、通常pH1〜9の液性を備えていればよいが、紅藻抽出物の安定性、皮膚や粘膜に対する低刺激性、及び皮膚使用感のよさという観点から、好ましくはpH2〜7、より好ましくはpH2〜6の酸性領域であることが望ましい。
本発明の皮脂分泌抑制用組成物の用途は、本発明の効果を奏すれば特に限定されないが、例えば医薬品、医薬部外品、食品[健康食品、栄養補助食品(バランス栄養食、サプリメントなど)、栄養機能食品、特定保健用食品を含む]化粧品などに利用できる。具体的には、ニキビ予防又は治療剤、皮脂腺肥大抑制剤、抗男性ホルモン剤、制汗剤、消臭剤、育毛剤、脱毛防止剤、発毛剤、フケ防止剤、(錠剤、顆粒剤、ドリンク剤を含む)、食品ではガム、錠菓等の菓子類、清涼飲料類など、サプリメント、健康食品、栄養機能食品または特定保健用食品等を例示できる。化粧品ではファンデーション、口紅、マスカラ、アイシャドウ、アイライナー、眉墨及び美爪料等のメーキャップ化粧料;乳液、クリーム、ローション、オイル及びパックなどの基礎化粧料;洗顔料やクレンジング、ボディ洗浄料などの洗浄料、入浴剤などの各種の外用組成物とすることができる。本発明の組成物は内服用組成物として用いても外用組成物として用いてもよいが、皮膚への作用効果から、本発明は外皮に適用される外用組成物として使用されることが好ましい。
以下に本発明を実施例及び試験例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例等に限定されるものではない。なお、下記の各処方において%とは、特に言及しない限り、重量(W/W)%を意味するものとする。
試験例1 紅藻抽出物の調整
ダルス(Rhodymenia palmata)、オニクサ(Geridium japonicum)、キリンサイ(Eucheuma muricatum)、カイノリ(Gigartina intermedia)、サンゴモ(Corallina officinalis)、ミヤヒバ(Corallina squamata)、アマクサキリンサイ(Eucheuma amakusaensis)、ハナガサネ(Rhodymenia coacta)、スギノリ(Gigartina tenella)、マクサ(テングサ)(Geridium amansii)を乾燥させ、各々の紅藻乾燥物を微細に粉砕した10種類の紅藻末(各々100g)を得た。各紅藻末に対して、50%エタノール水溶液を0.5L加え50℃で6時間加温し還流しながら抽出して、冷却後に濾過して、その濾液を約0.5kg得て紅藻抽出物(紅藻の含量は乾燥重量で約2%に相当)とした。これらの紅藻抽出物は、試験例2の試験溶液1〜5及び実施例1〜10において用いた。
ダルス(Rhodymenia palmata)、オニクサ(Geridium japonicum)、キリンサイ(Eucheuma muricatum)、カイノリ(Gigartina intermedia)、サンゴモ(Corallina officinalis)、ミヤヒバ(Corallina squamata)、アマクサキリンサイ(Eucheuma amakusaensis)、ハナガサネ(Rhodymenia coacta)、スギノリ(Gigartina tenella)、マクサ(テングサ)(Geridium amansii)を乾燥させ、各々の紅藻乾燥物を微細に粉砕した10種類の紅藻末(各々100g)を得た。各紅藻末に対して、50%エタノール水溶液を0.5L加え50℃で6時間加温し還流しながら抽出して、冷却後に濾過して、その濾液を約0.5kg得て紅藻抽出物(紅藻の含量は乾燥重量で約2%に相当)とした。これらの紅藻抽出物は、試験例2の試験溶液1〜5及び実施例1〜10において用いた。
試験例2 ハムスター耳介皮脂腺サイズの測定
皮脂腺サイズ測定法(前田哲夫等、日皮会誌 98(4)、p469、1988年)を用いて、試験例1で調整した紅藻抽出物のアンドロジェン刺激によるハムスター耳介皮脂腺肥大抑制作用を測定した。皮脂腺を構成する皮脂腺細胞は未分化の基底細胞から脂質滴を生成する細胞へと分化し、最終的に死滅して皮脂を分泌していることから、皮脂腺房を構成する皮脂腺の大きさと皮脂分泌量には相関関係があることが知られており(M.Seiji 皮膚の生化学p134-135 金原出版1983年)、ハムスターの耳で皮脂腺房の大きさを測定して皮脂の分泌活性の指標とすることができることが報告されている(MAKOTO FUKUSHIMA et al 生薬学雑誌 43(3) 305-309 1989)。
ハムスター(雌性7週齡)のアンドロジェン刺激は、試験開始日及び8日目にプロピオン酸テストステロンを2mg/パラフィン油/匹の量で背後に皮下注射し行った。また、試験開始日に、表1に示す試験溶液0.05mlを右耳介内側に対照溶液0.05mlは左側耳介内側に、1日2回(朝夕、6時間間隔)塗布し、その後毎日同様の塗布を繰り返した(1群を4匹とした)。試験開始日から17日目に両側耳介中央部からバイオプシーにより直径6mmの皮膚組織片を得た。
採取した組織片は4℃の生理食塩水中に18時間放置した後、取り出し37℃の2M−臭化ナトリウム水溶液中に2時間浸漬した後、濾紙上で表皮及び軟骨を除去して毛包脂腺部のみが残存した真皮シートを得た。この真皮シートをスダン3染色後、スライドガラス上にグリセリンで封入した。花弁状の塊として観察される皮脂腺を顕微鏡で写真撮影し、画像解析装置を用いて皮脂腺房の面積を測定した。下記の式1により、皮脂腺房肥大抑制率(%)を算出した。
皮脂腺サイズ測定法(前田哲夫等、日皮会誌 98(4)、p469、1988年)を用いて、試験例1で調整した紅藻抽出物のアンドロジェン刺激によるハムスター耳介皮脂腺肥大抑制作用を測定した。皮脂腺を構成する皮脂腺細胞は未分化の基底細胞から脂質滴を生成する細胞へと分化し、最終的に死滅して皮脂を分泌していることから、皮脂腺房を構成する皮脂腺の大きさと皮脂分泌量には相関関係があることが知られており(M.Seiji 皮膚の生化学p134-135 金原出版1983年)、ハムスターの耳で皮脂腺房の大きさを測定して皮脂の分泌活性の指標とすることができることが報告されている(MAKOTO FUKUSHIMA et al 生薬学雑誌 43(3) 305-309 1989)。
ハムスター(雌性7週齡)のアンドロジェン刺激は、試験開始日及び8日目にプロピオン酸テストステロンを2mg/パラフィン油/匹の量で背後に皮下注射し行った。また、試験開始日に、表1に示す試験溶液0.05mlを右耳介内側に対照溶液0.05mlは左側耳介内側に、1日2回(朝夕、6時間間隔)塗布し、その後毎日同様の塗布を繰り返した(1群を4匹とした)。試験開始日から17日目に両側耳介中央部からバイオプシーにより直径6mmの皮膚組織片を得た。
採取した組織片は4℃の生理食塩水中に18時間放置した後、取り出し37℃の2M−臭化ナトリウム水溶液中に2時間浸漬した後、濾紙上で表皮及び軟骨を除去して毛包脂腺部のみが残存した真皮シートを得た。この真皮シートをスダン3染色後、スライドガラス上にグリセリンで封入した。花弁状の塊として観察される皮脂腺を顕微鏡で写真撮影し、画像解析装置を用いて皮脂腺房の面積を測定した。下記の式1により、皮脂腺房肥大抑制率(%)を算出した。
表1に示す結果からわかるように、紅藻(ダルス(Rhodymenia palmata)、オニクサ(Geridium japonicum)、キリンサイ(Eucheuma muricatum)、カイノリ(Gigartina intermedia)、サンゴモ(Corallina officinalis))抽出物に優れた皮脂腺房肥大抑制効果があることが確認された。従って、紅藻抽出物に皮脂分泌抑制作用があることが確認された。
アンドロジェン刺激による皮脂腺房肥大を有意に抑制することが認められたことから、紅藻抽出物の皮脂腺房肥大抑制効果は、抗男性ホルモン作用によるものであると推定されるが、抗男性ホルモン剤以外のビタミンAなどによってもアンドロジェン刺激による皮脂腺房肥大が有意に抑制される(前田哲夫等、日皮会誌 98(4)、p469、1988年)。従って、紅藻も他の作用機序によって皮脂肥大抑制効果が発揮されるとも推定される。
アンドロジェン刺激による皮脂腺房肥大を有意に抑制することが認められたことから、紅藻抽出物の皮脂腺房肥大抑制効果は、抗男性ホルモン作用によるものであると推定されるが、抗男性ホルモン剤以外のビタミンAなどによってもアンドロジェン刺激による皮脂腺房肥大が有意に抑制される(前田哲夫等、日皮会誌 98(4)、p469、1988年)。従って、紅藻も他の作用機序によって皮脂肥大抑制効果が発揮されるとも推定される。
実施例1 軟膏
ミヤヒバ(Corallina squamata)抽出物 10.0
ポリエチレングリコール4000 45.0
ポリエチレングリコール400 45.0
合 計 100.0重量%。
ミヤヒバ(Corallina squamata)抽出物 10.0
ポリエチレングリコール4000 45.0
ポリエチレングリコール400 45.0
合 計 100.0重量%。
実施例2 美容液
アマクサキリンサイ(Eucheuma amakusaensis)抽出物 5.0
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 50.0
1,3−ブチレングリコール 14.9
香料 0.1
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
アマクサキリンサイ(Eucheuma amakusaensis)抽出物 5.0
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 50.0
1,3−ブチレングリコール 14.9
香料 0.1
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
実施例3 ゲル
ハナガサネ(Rhodymenia coacta)抽出物 10.0
1,3−ブチレングリコール 20.0
カルボキシビニルポリマー 0.5
水酸化カリウム 0.1
ローズマリー油 0.2
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
ハナガサネ(Rhodymenia coacta)抽出物 10.0
1,3−ブチレングリコール 20.0
カルボキシビニルポリマー 0.5
水酸化カリウム 0.1
ローズマリー油 0.2
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
実施例4 ローション
スギノリ(Gigartina tenella)抽出物 7.0
流動パラフィン 1.0
セタノール 1.0
キサンタンガム 0.2
ポリソルベート80 2.0
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
スギノリ(Gigartina tenella)抽出物 7.0
流動パラフィン 1.0
セタノール 1.0
キサンタンガム 0.2
ポリソルベート80 2.0
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
実施例5 洗顔剤
マクサ(テングサ)(Geridium amansii)抽出物 3.0
ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム 10.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインナトリウム 5.0
ラウリン酸ジエタノールアミド 3.0
グリセリン 5.0
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
マクサ(テングサ)(Geridium amansii)抽出物 3.0
ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム 10.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインナトリウム 5.0
ラウリン酸ジエタノールアミド 3.0
グリセリン 5.0
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
実施例6 化粧水
ダルス(Rhodymenia palmata)抽出物 1.0
サンゴモ(Corallina officinalis)抽出物 1.5
ポリエチレングリコール1500 0.5
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.6
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
ダルス(Rhodymenia palmata)抽出物 1.0
サンゴモ(Corallina officinalis)抽出物 1.5
ポリエチレングリコール1500 0.5
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.6
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
実施例7 アクネ用クリーム
キリンサイ(Eucheuma muricatum)抽出物 2.0
アマクサキリンサイ(Eucheuma amakusaensis)抽出物 2.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
ワセリン 25.0
ステアリルアルコール 20.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 4.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
精製水 適量
合 計 100.00重量%。
キリンサイ(Eucheuma muricatum)抽出物 2.0
アマクサキリンサイ(Eucheuma amakusaensis)抽出物 2.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
ワセリン 25.0
ステアリルアルコール 20.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 4.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
精製水 適量
合 計 100.00重量%。
実施例8 アクネローション
ダルス(Rhodymenia palmata)抽出物 5.0
スギノリ(Gigartina tenella)抽出物 5.0
エタノール 7.0
塩化ベンザルコニウム 0.05
ポリソルベート80 0.5
香料 0.1
精製水 適量
合 計 100.00重量%。
ダルス(Rhodymenia palmata)抽出物 5.0
スギノリ(Gigartina tenella)抽出物 5.0
エタノール 7.0
塩化ベンザルコニウム 0.05
ポリソルベート80 0.5
香料 0.1
精製水 適量
合 計 100.00重量%。
実施例9 アクネゲル
カイノリ(Gigartina intermedia)抽出物 0.5
オニクサ(Geridium japonicum)抽出物 0.5
カルボキシビニルポリマー 0.3
トリエタノールアミン 0.2
香料 0.05
パラベン 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
エタノール 5.0
ポリソルベート80 0.5
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
カイノリ(Gigartina intermedia)抽出物 0.5
オニクサ(Geridium japonicum)抽出物 0.5
カルボキシビニルポリマー 0.3
トリエタノールアミン 0.2
香料 0.05
パラベン 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
エタノール 5.0
ポリソルベート80 0.5
精製水 適量
合 計 100.0重量%。
実施例10 オイルクレンジング
ダルス(Rhodymenia palmata)抽出物 1.0
ハナガサネ(Rhodymenia coacta)抽出物 1.0
流動パラフィン 93.0
ポリオキシエチレン(5)オレイルエーテル 5.0
合 計 100.0重量%。
ダルス(Rhodymenia palmata)抽出物 1.0
ハナガサネ(Rhodymenia coacta)抽出物 1.0
流動パラフィン 93.0
ポリオキシエチレン(5)オレイルエーテル 5.0
合 計 100.0重量%。
Claims (3)
- 紅藻を含有することを特徴とする皮脂分泌抑制用組成物。
- 紅藻が紅藻末又は紅藻抽出物である請求項1に記載の皮脂分泌抑制用組成物。
- 紅藻が、ダルス科(Rhodymeniaceae)ダルス属(Rhodymenia)、ミリン科(Solieriaceae)キリンサイ属(Eucheuma)、スギノリ科(Gigartinaceae)スギノリ属(Gigartina)、テングサ科(Gelidiaceae)テングサ属(Geridium)、テングサ科(Gelidiaceae)オバクサ属(Pterocladia)、テングサ科(Gelidiaceae)ヤタベグサ属(Yatabella)、テングサ科(Gelidiaceae)ユイキリ属(Acanthopeltis)、テングサ科(Gelidiaceae)シマテングサ属(Gelidiella)およびサンゴモ科(Corallinaceae)サンゴモ属(Corallina)からなる群から選択される一種以上である請求項1又は2に記載の皮脂分泌抑制用組成物。
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JP2004209354A JP2005047910A (ja) | 2003-07-17 | 2004-07-16 | 皮脂分泌抑制用組成物 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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