JPH09301821A - リパーゼ活性促進剤 - Google Patents

リパーゼ活性促進剤

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JPH09301821A
JPH09301821A JP8139513A JP13951396A JPH09301821A JP H09301821 A JPH09301821 A JP H09301821A JP 8139513 A JP8139513 A JP 8139513A JP 13951396 A JP13951396 A JP 13951396A JP H09301821 A JPH09301821 A JP H09301821A
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acid
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Norihisa Kawai
徳久 河合
Kanae Wakamatsu
香苗 若松
Yoshihiro Chikamatsu
義博 近松
Hiroshi Ando
弘 安藤
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Ichimaru Pharcos Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】新規で安全なリパーゼ活性促進剤、更に皮膚外
用剤及び浴用剤又は飲食品を提供することを課題とす
る。 【解決手段】コーヒーノキ、トチュウ、タイソウ、クロ
レラ、アオノリ、コンブ、ワカメ、ジャイアントケル
プ、ヒジキ、ヒバマタ、ヒジリメン、テングサ、トサカ
ノリ、キリンサイ、ツノマタ、コトジツノマタ、スギノ
リ、ハイウスバノリを1種又は2種以上含有する抽出物
にリパーゼ活性促進作用を確認し、よって、リパーゼ活
性促進剤、更に皮膚外用剤及び浴用剤又は飲食品に使用
するものである。 【効果】リパーゼ活性促進剤として利用でき、更に、皮
膚又は頭皮の脂肪も抑制、脂性肌の皮膚疾患(例えば、
ニキビ・脂漏性湿疹・脂漏性脱毛症、フケ症など)の予
防、治療に有効的である。又、脂肪の分解を促進し、身
体の余分な脂肪も減少させる。尚、内用又は外用しても
安全性が高いものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規で且つ安全な
コーヒーノキ、トチュウ、タイソウ、クロレラ、アオノ
リ、コンブ、ワカメ、ジャイアントケルプ、ヒジキ、ヒ
バマタ、ヒジリメン、テングサ、トサカノリ、キリンサ
イ、ツノマタ、コトジツノマタ、スギノリ、ハイウスバ
ノリから選ばれる1種以上の植物又は海藻抽出物を含有
するリパーゼ活性促進剤、並びに医薬品・医薬部外品或
は化粧品分野の各種皮膚外用剤・浴用剤及び飲食品への
応用に関するものである。
【0002】その利用分野は、各種の内用・外用製剤類
(動物用に使用する製剤も含む)全般において利用で
き、具体的には、アンプル状、カプセル状、丸剤、錠剤
状、粉末状、顆粒状、固形状、液状、ゲル状或いは気泡
性の1)医薬品類、2)医薬部外品類、3)食品類、4)局所又
は全身用の皮膚化粧品類、5)頭皮・頭髪に適用する薬用
及び/又は化粧用の製剤類(例えば、シャンプー剤、リ
ンス剤、トリートメント剤、パーマネント液、整髪料、
ヘアートニック剤、育毛・養毛料など)、6)浴湯に投じ
て使用する浴用剤、7)その他、液臭・防臭防止剤や衛生
用品、衛生綿類、ウエットティシュなどが上げられる。
【0003】更に飲食品類としては、口腔用組成物(ガ
ム、キャンデーなど)やかまぼこ、ちくわなどの加工水
産ねり製品、ソーセージ、ハムなどの畜産製品、洋菓子
類、和菓子類、生めん、中華めん、ゆでめん、ソバなど
のめん類、ソース、醤油、タレ、砂糖、ハチミツ、粉末
あめ、水あめなどの調味料、カレー粉、からし粉、コシ
ョウ粉などの香辛料、ジャム、マーマレード、チョコレ
ートスプレッド、漬物、そう菜、ふりかけや、各種野菜
・果実の缶詰・瓶詰など加工野菜・果実類、チーズ、バ
ター、ヨーグルトなど乳製品、みそ汁、スープ、果実ジ
ュース、野菜ジュース、乳清飲料、清涼飲料、酒類など
の飲料、その他、健康食品など一般的な飲食品類への使
用が上げられる。
【0004】
【従来の技術】皮下組織にある体脂肪は、健康を守るた
めに大切な役割を担っており、特にエネルギー貯蔵、蛋
白質の節約、体温調節、月経の発現・維持などがある
が、その体脂肪が過剰に蓄積されると様々な病気を引き
起こし、例えば、体脂肪過多による影響として、高脂血
症、引いては、動脈の壁にたくさんの脂肪が沈着し、動
脈の弾力性を低下させ硬くします。このような状態を動
脈硬化と言い、狭心症や心筋梗塞にも至ると言われ、
又、高血圧症も引き起こし、脳卒中や心臓発作の原因に
もなります。その他、糖尿病や体重増加による骨関節障
害なども起こします。
【0005】従って、脂肪を減少させることが健康には
非常に重要であり、脂肪を減少させるために、リパーゼ
酵素を使用し、トリアシルグリセロールが脂肪酸とグリ
セリンに分解させることが行われ、例えば、基剤中にカ
プセル化したリパーゼ自体を化粧料(特開昭62-220598
号)に加えたり、又、ヨクイニン抽出物が皮脂分泌促進
剤(特開昭60-174723号)として利用すること、ラン科
植物:紫蘭抽出液が脂性肌ニキビに有効(特開昭57-102
809号)であること、更に皮脂抑制剤としては、経口投
与にて酢酸シプロテロンなどがあるが、効果が十分でな
かったり、発疹などの過敏症状や吐き気を引き起こし、
副作用の点で問題があり、経口および経皮投与した場合
に安全なリパーゼ活性促進剤は見い出されていないのが
現状である 。
【0006】尚、食事制限によって体脂肪を減少させる
こともできるが、1日の摂取エネルギー量及び栄要素の
バランスがくずれ、逆に体重を劇的に減少させてしまっ
たり、その後、体重の逆戻りが大きくなるなど、健康・
体調を害する恐れがあり、問題点が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】こうした事情に鑑み、
本発明者らはリパーゼ活性促進剤として有用性のある様
々な植物又は海藻類を開発のテーマとし、その結果、コ
ーヒーノキ、トチュウ、タイソウ、クロレラ、アオノ
リ、コンブ、ワカメ、ジャイアントケルプ、ヒジキ、ヒ
バマタ、ヒジリメン、テングサ、トサカノリ、キリンサ
イ、ツノマタ、コトジツノマタ、スギノリ、ハイウスバ
ノリ抽出物にリパーゼ活性促進作用を有することを確認
し、皮膚/頭皮の脂肪も抑制でき、又、油性肌の皮膚疾
患(例えば、ニキビ・脂漏性湿疹・脂漏性脱毛症、フケ
症など)の予防、治療に有効的である。更に脂肪の分解
を促進し、身体の余分な脂肪も減少させることができ
る、安全性の高い皮膚外用剤及び浴用剤、飲食品を提供
することをもって、本発明を完成するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】尚、本発明で使用する植
物「コーヒーノキ」とは、アカネ科(Rubiaceae)の植物
コーヒーノキ(Coffee arabica L.)の種子から得られる
ものを用いるが、その他、同属種のロブスタコーヒーノ
キ(Coffee canephora Pierr.)やリベリアコーヒーノキ
(Coffee liberica Bull.)の種子を用いることも可能で
ある。又、「トチュウ」とは、トチュウ科(Eucommiacea
e)のトチュウ(Eucommia ulmoides Oliv.)の樹皮・葉・
枝。又、「タイソウ」とは、クロメモドキ科(Rhamnacea
e)の植物ナツメ(Zizyphus jujuba Miller var. inermis
Rehder)又はその近縁植物(Rhamnaceae)の果実を用いる
ことができる。
【0009】又、本発明で使用する海藻類「クロレラ」
とは緑色植物門(Chlorophyta),緑藻網(Chlorophycea
e),クロロコッカス目(Chlorococcales),オオシスティ
ス科(Oocystaceae),クロレラ属(Chlorella)に分類され
る、直径3ー10ミクロンの単細胞緑藻類を指し、例え
ば、クロレラ・ブルガリス(C・Vulgaris)、クロレラ・
ピレノイドサ(C・Pyrenoidosa)、クロレラ・エリプソイ
デイア(C・Ellipsoidea)などが代表的なものとして上げ
られる。又、「アオノリ」とは緑藻植物門(Chlorophyt
a)、緑藻綱(Chlorophyceae)、アオサ目(Ulvales)、アオ
サ科(Ulvaceae)、アオノリ属(Enteromorpha)に分類され
る、中空管状体でその壁は1層の細胞からなり、例え
ば、ウズバアオノリ(E.linza J.Agardh)、スジアオノリ
(E.prolifera J.Ag.)、ヒラアオノリ(E.compressa Grev
ille)、ボウアオノリ(E.intestinalis Link)、ホソエダ
アオノリ(E.crinita J.Ag.)などが代表的なものとして
上げられる。
【0010】更に、本発明で使用する海藻類「コンブ」
とは褐藻植物門(Phaeophyta)、異型世代綱(Heterogener
atae)、コンブ目(Laminariales)、コンブ科(Laminariac
eae)、コンブ属(Laminaria)に分類される、葉に毛叢が
なく粘液腔をもち中肋がなく単葉、根は繊維状、茎は分
岐しない藻体を指し、例えば、マコンブ(L.japonikaAre
schoug)、リシリコンブ(L.japonica Areschoug var.och
otensis Okamura)、ホソメコンブ(L.religiosa Miyab
e)、ミツイシコンブ(L.angustata Kjellman)などが代表
的なものとして上げられる。又、「ワカメ」とは、褐藻
植物門(Phaeophyta)、異型世代綱(Heterogeneratae)、
コンブ目(Laminariales)、ワカメ科(Undaria)に分類さ
れる、葉に毛叢や粘液腺を持ち、体の下部にひだをつく
る藻体を指し、例えば、ワカメ(U.pinnatifida Suringa
r)、ヒロメ(U.undarioides Okamura)、アオワカメ(U.pe
terseniana Okamura)などが代表的なものとして上げら
れる。又、「ジャイアントケルプ」とは、褐藻植物門(P
haeophyta)、異型世代綱(Heterogeneratae)、コンブ目
(Laminariales)、レッソニア科(Lessoniaceae)に分類さ
れる、広大な海中林を形成する藻体を指し、例えば、マ
クロシスティス・ピリフェラ(Macrocystis pyrifera C.
Ag.)、マクロシスティス・インテグリフォリア(M.integ
rifolia Bory)、ネオシティス・ルエトケアーナ(Nereoc
ystis luetkeana Post.et Rupr.)などが代表的なものと
して上げられる。更に「ヒジキ」とは、褐藻植物門(Pha
eophyta)、円子綱(Cyclosporeae)、ヒバマタ目(Fucale
s)、ホンダワラ科(Sargassaceae)、ヒジキ属(Hizikia)
に分類される、ヒジキ(H.fusiforme Okamura)で体長5
0cmから長いものでは背丈を超えるものまでなる海中林
をつり、根、茎、葉、気泡(浮き袋)をもち、気泡は円柱
状の小枝が膨れて紡錘状又は棍棒状を成すものなどが代
表的なものとして上げられる。又、「ヒバマタ」とは、
褐藻植物門(Phaeophyta)、円子綱(Cyclosporeae)、ヒバ
マタ目(Fucales)、ヒバマタ科(Fucaceae)、ヒバマタ属
(Fucus)に分類される、ヒバマタ(F.Vesiculosus)(又
は、F.distichus Linnaeus subsp.evanescens (C.Agard
h) Powll)で体は膜状で、中肋があり、体長20ー50
cmで寒海性の海藻で潮間帯の上、中部に生育するもの
などが代表的なものとして上げられる。
【0011】又、本発明で使用する海藻類「ヒジリメ
ン」とは、紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Flori
deae)、カクレイト目(Cryptonemiales)、ムカデノリ科
(Grateloupiaceae)(又はカクレイト科(Cryptonemiacea
e)と言われることもあり、ヒジリメン属(Cyrtymenia))
に分類される、ヒジリメン(C.sparsa Okamura)で四分胞
子嚢が全体の皮層中に散在し、体の表面に縮緬状の皺が
あるものを指す。又、「テングサ」とは、紅藻植物門(R
hodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Geli
diales)、テングサ科(Gelidiaceae)に分類される、雌雄
の配偶体、とそれに寄生する果胞子体、外形が配偶体と
全く同じ四分胞子体の3つの世代があり、岩の面に座と
言われるほふく枝をつくり、無性的に繁殖する藻体を指
し、テングサ属(Geridium)では例えば、マクサ(テング
サ)(G.amansii Lamouroux)、ヒラクサ(G.subcostatum O
kamura)、オニクサ(G.japonicum Okamura)など、オバク
サ属(Pterocladia)では例えば、オバクサ(P.tenuis Oka
mera)、カタオバクサ(P.densa Okamera)など、ヤタベグ
サ属(Yatabella)では例えば、ヤタベグサ(Y.hirsuta Ok
amura)など、ユイキリ属(Acanthopeltis)では例えば、
ユイキリ(A.japonica Okamura)など、シマテングサ属(G
elidiella)では例えば、シマテングサ(G.acerosa (Fors
skl) Feldmann et Hamel)などが代表的なものとして上
げられる。更に「トサカノリ」とは、紅藻植物門(Rhodo
phyta)、真正紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartin
ales)、ミリン科(Solieriaceae)、トサカノリ属(Merist
otheca)に分類される、トサカノリ(M.papulosa J.Ag.)
であり、体は扁平で葉片状あるいは分枝体で、体長は1
0ー40cmぐらいのものなどが代表的なものとして上
げられる。又、「キリンサイ」とは、紅藻植物門(Rhodo
phyta)、真正紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartin
ales)、ミリン科(Solieriaceae)、キリンサイ属(Eucheu
ma)に分類される、体は円柱状又は扁円。枝の基部の縊
れは軽く、短い円錐状又は刺状の突起を密生する藻体を
指し、例えば、トゲキリンサイ(E.serra J.Ag.)、アマ
クサキリンサイ(E.amakusaensis Okamura)、キリンサイ
(リュウキュウツノマタ)(E.denticulata (Burman) Coll
ins et Hervey)、ビャクシンキリンサイ(E.cupressoide
um W.v.Bosse)などが代表的なものとして上げられる。
又、「ツノマタ」とは、紅藻植物門(Rhodophyta)、真正
紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartinales)、スギ
ノリ科(Gigartinaceae)、ツノマタ属(Chondrus)に分類
される、嚢果は体内に埋在し、体は種々であるが普通そ
の頂端は多少尖る藻体を指し、例えば、ツノマタ(C.oce
llatus Holmes f.ocellatus)、オオバツノマタ(C.gigan
teus Yendo)、トチャカ(ヤハズツノマタ)(C.crispus St
ackhouse)エゾツノマタ(C.yendoi Yamada et Mikami)、
トゲツノマタ(C.armatus (Harvey) Okamura)、ヒラコト
ジ(C.pinnulatus (Harvey) Okamura)などが代表的なも
のとして上げられる。又、「コトジツノマタ」とは、紅
藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、スギ
ノリ目(Gigartinales)、スギノリ科(Gigartinaceae)、
スギノリ属(Gigartina)に分類される、コトジツノマタ
(G.elata (Holmes) Kim)で、嚢果に被覆組織をもち、体
は叢生し、扁圧、体の上部で数回叉状分岐し、腋は円い
藻体を指すものなどが代表的なものとして上げられる。
又、「スギノリ」とは、紅藻植物門(Rhodophyta)、真正
紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartinales)、スギ
ノリ科(Gigartinaceae)、スギノリ属(Gigartina)で分類
される、嚢果は体の表面から超出し、体は普通羽状に分
岐する藻体を指し、例えば、スギノリ(G.tenellaHarve
y)、シキンノリ(G.teedii (Roth) Lmx.)、カイノリ(G.i
ntermedia Sur.)、イボツノマタ(G.mikamii Yoshida
〔=G.verrucosa (Mikami) Kim,non (K tzing) Setchel
l et Gardner〕)などが代表的なものとして上げられ
る。又、「ハイウスバノリ」とは、紅藻植物門(Rhodoph
yta)、真正紅藻綱(Florideae)、イギス目(Ceramiale
s)、コノハノリ科(Delesseriaceae)、ハイウスバノリ属
(Acrosorium)に分類される、助細胞が卵の受精後生卵器
を持つ細胞糸の支持細胞から切り出される藻体を指し、
例えば、ヤレウスバノリ(A.flabellatum Yamada)、カギ
ウスバノリ(A.uncinatum (J.Ag.) Kylin)、スジウスバ
ノリ(A.polyneurum Okamura)、ハイウスバノリ(A.yendo
i Yamada)などが代表的なものとして上げられる。
【0012】又、その他の藻類、例えば、緑藻類(クラ
ミドモナス属:クラミドモナス,アカユキモ,ドゥナリ
エラ属:ドゥナリエラ,クロロコッカス属:クロロコッ
カス,クワノミモ属:クワノミモ,ボルボックス属:オ
オヒゲマワリ,ボルボックス,パルメラ属,ヨツメモ
属,アオミドロ属:ヒザオリ,アオミドロ,ツルギミド
ロ属,ヒビミドロ属:ヒビミドロ,アオサ属:アナアオ
サ,アミアオサ,ナガアオサ,カワノリ属:カワノリ,
フリッチエラ属,シオグサ属:オオシオグサ,アサミド
リシオグサ,カワシオグサ,マリモ,バロニア属:タマ
ゴバロニア,タマバロニア,マガタマモ属:マガタマ
モ,イワヅタ属:フサイワヅタ,スリコギヅタ,ヘライ
ワヅタ,クロキヅタ,ハネモ属,ミル属:ミル,クロミ
ル,サキブチミル,ナガミル,ヒラミル,カサノリ属:
カサノリ,ジュズモ属:フトジュズモ,タマジュズモ,
ミゾジュズモ,ミカヅキモ属,コレカエテ属,ツヅミモ
属,キッコウグサ属:キッコウグサ,ヒトエグサ属:ヒ
トエグサ,ヒロハノヒトエグサ,ウスヒトエグサ,モツ
キヒトエ,サヤミドロ属,クンショウモ属,スミレモ
属:スミレモ,ホシミドロ属,フシナシミドロ属な
ど)、藍藻類(スイゼンジノリ属:スイゼンジノリ,ア
オコ属,ネンジュモ属:カワタケ,イシクラゲ,ハッサ
イ,ユレモ属,ラセンモ(スピルリナ)属:スピルリナ,
トリコデスミウム(アイアカシオ)属など)、褐藻類(ピ
ラエラ属:ピラエラ,シオミドロ属:ナガミシオミド
ロ,イソブドウ属:イソブドウ,イソガワラ属:イソガ
ワラ,クロガシラ属:グンセンクロガシラ,カシラザキ
属:カシラザキ,ムチモ属:ムチモ,ヒラムチモ,ケベ
リグサ,アミジグサ属:アミジグサ,サキビロアミジ,
サナダグサ属:サナダグサ,フクリンアミジ, コモング
サ属:コモングサ, ヤハズグサ属:エゾヤハズ,ヤハズ
グサ,ウラボシヤハズ,ジガミグサ属:ジガミグサ,ウ
ミウチワ属:ウミウチワ,コナウミウチワ,アカバウミ
ウチワ,ナミマクラ属:ヒルナミマクラ,ソメワケグサ
属:ソメワケグサ, ナバリモ属:ナバリモ,チャソウメ
ン属:モツキチャソウメン,マツモ属:マツモ,ナガマ
ツモ属:ナガマツモ,オキナワモズク属:オキナワモズ
ク,ニセフトモズク属:ニセフトモズク,フトモズク
属:フトモズク,イシモズク属:イシモズク,クロモ
属:クロモ,ニセモズク属:ニセモズク,モズク属:モ
ズク,イシゲ属:イシゲ,イロロ,イチメガサ属:イチ
メガサ,ケヤリ属:ケヤリ,ウミボッス属:ウミボッ
ス,ウルシグサ属:ウルシグサ,ケウルシグサ,タバコ
グサ,コンブモドキ属:コンブモドキ,ハバモドキ属:
ハバモドキ,ハバノリ属:ハバノリ,セイヨウハバノリ
属:セイヨウハバノリ,コモンブクロ属:コモンブク
ロ,エゾブクロ属:エゾブクロ,フクロノリ属:フクロ
ノリ,ワタモ,チシマフクロノリ属:チシマフクロノ
リ,カゴメノリ属:カゴメノリ,ムラリドリ属:ムラチ
ドリ,サメズグサ属:サメズグサ,イワヒゲ属:イワヒ
ゲ,ヨコジマノリ属:ヨコジマノリ,カヤモノリ属:カ
ヤモノリ,ウイキョウモ属:ウイキョウモ,ツルモ属:
ツルモ,アナメ属:アナメ,スジメ属:スジメ,ミスジ
コンブ属:ミスジコンブ,アツバミスジコンブ,コンブ
属:ガツガラコンブ,カキジマコンブ,オニコンブ,ゴ
ヘイコンブ,ナガコンブ,エンドウコンブ,オオチヂミ
コンブ,トロロコンブ属:トロロコンブ,アントクメ
属:アントクメ,カジメ属:カジメ,ツルアラメ,クロ
メ,キクイシコンブ属:キクイシコンブ,ネジレコンブ
属:ネジレコンブ,クロシオメ属:クロシオメ,ネコア
シコンブ属:ネコアシコンブ,アラメ属:アラメ,アイ
ヌワカメ属:アイヌワカメ,チガイソ,オニワカメエゾ
イシゲ属:エゾイシゲ,ヤバネモク属:ヤバネモク,ラ
ッパモク属:ラッパモク,ジョロモク属:ウガノモク,
ジョロモク,ヒエモク,ホンダワラ属:タマナシモク,
イソモク,ナガシマモク,アカモク,シダモク,ホンダ
ワラ,ネジモク,ナラサモ,マメタワラ,タツクリ,ヤ
ツマタモク,ウミトラノオ,オオバモク,フシズシモ
ク,ハハキモク,トゲモク,ヨレモク,ノコギリモク,
オオバノコギリモク,スギモク属:スギモク,ウキモ
属:オオウキモ,ブルウキモ属:ブルウキモ,カヤモノ
リ属:カヤモノリなど)、紅藻類(ウシケノリ属:ウシ
ケノリ,フノリノウシケ, アマノリ属:アサクサノリ,
スサビノリ,ウップルイノリ,オニアマノリ,タサ,フ
イリタサ,ベニタサ,ロドコルトン属:ミルノベニ, ア
ケボノモズク属:アケボノモズク, コナハダ属:ハイコ
ナハダ,ヨゴレコナハダ,アオコナハダ, ウミゾウメン
属:ウミゾウメン,ツクモノリ,カモガシラノリ,ベニ
モズク属:ベニモズク,ホソベニモズク,カサマツ属:
カサマツ, フサノリ属:フサノリ,ニセフサノリ属:ニ
セフサノリ,ソデガラミ属:ソデガラミ, ガラガラ属:
ガラガラ,ヒラガラガラ, ヒロハタマイタダキ属:ヒロ
ハタマイタダキ, タマイタダキ属:タマイタダキ, カギ
ケノリ属:カギノリ,カギケノリ,テングサ属:ヒメテ
ングサ,ハイテングサ,オオブサ,ナンブグサ,コヒ
ラ,ヨヒラ,キヌクサ,ヒビロウド属:ヒビロウド,ヒ
メヒビロウド, イソムメモドキ属:イソムメモドキ, ミ
チガエソウ属:ミチガエソウ, リュウモンソウ属:リュ
ウモンソウ,ヘラリュウモン, ニセカレキグサ属:ニセ
カレキグサ, オキツバラ属:オオバオキツバラ, アカバ
属:アカバ,マルバアカバ, ナミノハナ属:ホソバナミ
ノハナ,ナミノハナ, サンゴモドキ属:ガラガラモド
キ, シオグサゴロモ属:シオグサゴロモ, イワノカワ
属:エツキイワノカワ,カイノカワ属:カイノカワ, カ
ニノテ属:カニノテ,サンゴモ属:サンゴモ,ムカデノ
リ属:ムカデノリ,スジムカデ,カタノリ,ヒラムカ
デ,キョウノヒモ,サクラノリ,ニクムカデ,タンバノ
リ,ツルツル,イソノハナ属:ヌラクサ,クロヌラク
サ,オオムカデノリ, ヒラキントキ属:ヒラキントキ,
マタボウ属:マタボウ,キントキ属:チャボキントキ,
キントキ,マツノリ,コメノリ,トサカマツ,ヒトツマ
ツ,カクレイト属:オオバキントキ,イトフノリ属:イ
トフノリ,ナガオバネ属:ナガオバネ,フノリ属:ハナ
フノリ,フクロフノリ,マフノリ,カレキグサ属:カレ
キグサ,トサカモドキ属:ホソバノトサカモドキ,クロ
トサカモドキ,ネザシノトサカモドキ,キヌハダ属:キ
ヌハダ,エゾトサカ属:エゾトサカ,ツカサノリ属:エ
ナシカリメニア,オオツカサノリ,ハナガタカリメニ
ア, ホウノオ属:ホウノオ, ヒカゲノイト属:ヒカゲノ
イト,ウスギヌ,ニクホウノオ属:ニクホウノオ,ベニ
スナゴ属:ベニスナゴ,ススカケベニ属:ススカケベ
ニ,オカムラグサ属:ヤマダグサ,ミリン属:ミリン,
ホソバミリン,トサカノリ属:キクトサカ,エゾナメシ
属:エゾナメシ,イソモッカ属:イソモッカ,ユカリ
属:ユカリ,ホソユカリ,イバラノリ属:イバラノリ,
サイダイバラ,タチイバラ,カギイバラノリ,キジノオ
属:キジノオ,イソダンツウ属:イソダンツウ,アツバ
ノリ属:アツバノリ, オゴノリ属:オゴノリ,ツルシラ
モ,シラモ,オオオゴノリ,ミゾオコノリ,カバノリ,
テングサモドキ属:ハチジョウテングサモドキ, フシク
レノリ属:フシクレノリ,ナミイワタケ属:ナミイワタ
ケ, カイメンソウ属:カイメンソウ, オキツノリ属:オ
キツノリ,サイミ属:イタニグサ,サイミ,ハリガネ,
ハスジグサ属:ハスジグサ,スギノリ属:イカノアシ,
ホソイボノリ,ノボノリ,クロハギンナンソウ属:クロ
ハギンナンソウ,アカバギンナンソウ属:アカバギンナ
ンソウ, ヒシブクロ属:ヒシブクロ,マダラグサ属:ト
ゲマダラ,エツキマダラ,タオヤギソウ属:タオヤギソ
ウ,ハナサクラ, フクロツナギ属:フクロツナギ,スジ
コノリ,ハナノエダ属:ハナノエダ,ヒラタオヤギ属:
ヒラタオヤギ,ダルス属:ダルス,マサゴシバリ,アナ
ダルス,ウエバグサ属:ウエバグサ,ベニフクロノリ
属:ベニフクロノリ,フシツナギ属:フシツナギ,ヒメ
フシツナギ,ヒロハフシツナギ,ワツナギソウ属:ヒラ
ワツナギソウ,ウスバワツナギソウ,イギス属:イギ
ス,ケイギス,ハリイギス,ハネイギス,アミクサ,エ
ゴノリ属:エゴノリ,フトイギス,サエダ属:サエダ,
チリモミジ属:チリモミジ, コノハノリ科:ハブタエノ
リ,コノハノリ,スズシロノリ,ウスベニ属:ウスベ
ニ, ハスジギヌ属:ハスジギヌ, ナガコノハノリ属:ナ
ガコノハノリ,スジギヌ属:スジギヌ,アツバスジギ
ヌ,ハイウスバノリ属:カギウスバノリ,ヤレウスバノ
リ,スジウスバノリ,ハイウスバノリ,ウスバノリモド
キ属:ウスバノリモドキ,アヤニシキ属:アヤニシキ,
アヤギヌ属:アヤギヌ,ダジア属:エナシダジア,シマ
ダジア属:イソハギ,シマダジア,ダジモドキ属:ダジ
モモドキ,イトグサ属:モロイトグサ,フトイグサ, マ
クリ属:マクリ,ヤナギノリ属:ハナヤナギ,ユナ,ヤ
ナギノリ,モツレユナ,ベニヤナギコリ,モサヤナギ,
ササバヤナギノリ,ソゾ属:クロソゾ,コブソゾ,ハネ
ソゾ,ソゾノハナ,ハネグサ属:ハネグサ,ケハネグ
サ,コザネモ属:コザネモ,イソムラサキ,ホソコザネ
モ,ヒメゴケ属:ヒメゴケ,クロヒメゴケ, ヒオドシグ
属:キクヒオドシ,ヒオドシグサ,ウスバヒオドシ,ア
イソメグサ属:アイソメグサ,スジナシグサ属:スジナ
シグサ,イソバショウ属:イソバショウ,フジマツモ
属:フジマツモ,ノコギリヒバ属:ハケサキノコギリヒ
バ, カワモズク属:カワモズク,アオカワモズク,ヒメ
カワモズク,イデユコゴメ属:イデユコゴメ,オキチモ
ズク属:オキチモズク,イトグサ属,チノリモ属:チノ
リモ,チスジノリ属:チスジノリなど)、車軸藻類(シ
ャジクモ属,シラタマモ属,ホシツリモ属:ホシツリ
モ,リクノタムヌス属,フラスコモ属:ヒメフラスコ
モ,チャボフラスコモ,トリペラ属など)、黄色藻類
(ヒカリモ属:ヒカリモなど)においても同様にリパー
ゼ活性促進作用が期待できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明で使用するコーヒーノキ、
トチュウ、タイソウ、クロレラ、アオノリ、コンブ、ワ
カメ、ジャイアントケルプ、ヒジキ、ヒバマタ、ヒジリ
メン、テングサ、トサカノリ、キリンサイ、ツノマタ、
コトジツノマタ、スギノリ、ハイウスバノリの抽出物と
は、各々の植物又は海藻体の各種部位(地上部、全草、
根皮、葉、枝先、花、根など)をそのまま或いは焙煎、
乾燥又は粉砕後、溶媒で抽出したものである。抽出溶媒
としては、水、エタノール、1,3-ブチレングリコール、
プロピレングリコールから選ばれる何れか1種か、若し
くは2種以上を任意に組み合わせて使用することがで
き、又、各々の水、エタノール、1,3-ブチレングリコー
ル、プロピレングリコール抽出が組み合わされた状態で
も使用できる。又、得られた抽出物は応用するリパーゼ
活性促進剤、更に皮膚外用剤及び浴用剤、飲食品の剤型
・形態により乾燥、濃縮、或いは希釈などを任意に行い
調整すれば良い。
【0014】尚、製造方法は特に制限されるものはない
が、通常、常温〜常圧下での溶媒の沸点の範囲であれば
良く、抽出後は濾過又はイオン交換樹脂を用い、吸着・
脱色・精製して溶液状、ペースト状、ゲル状、粉末状と
すれば良い。更に多くの場合は、そのままの状態で利用
できるが、必要ならば、その効力に影響のない範囲で更
に脱臭、脱色などの精製処理を加えても良く、脱臭・脱
色等の精製処理手段としては、活性炭カラムなどを用い
れば良く、抽出物質により一般的に適用される通常の手
段を任意に選択して行えば良い。
【0015】本発明のコーヒーノキ、トチュウ、タイソ
ウ、クロレラ、アオノリ、コンブ、ワカメ、ジャイアン
トケルプ、ヒジキ、ヒバマタ、ヒジリメン、テングサ、
トサカノリ、キリンサイ、ツノマタ、コトジツノマタ、
スギノリ、ハイウスバノリの抽出物は、そのままリパー
ゼ活性促進剤として利用できる他、更に皮膚外用剤及び
浴用剤、飲食品へ配合できるが、その配合量としては特
に規定するものではないが、リパーゼ活性促進剤、皮膚
外用剤及び浴用剤、飲食品の種類、品質、期待される作
用の程度によって若干異なるが、通常、0.05重量%
以上(以下、重量%で表わす)好ましくは0.1〜60
%が良い。尚、配合量が0.05%より少ないと効果が
充分期待できない。
【0016】尚、本発明のリパーゼ活性促進剤、皮膚外
用剤及び浴用剤、飲食品は、前記の必須成分に加え必要
に応じ、本発明の効果を損なわない範囲内で、医薬品
類、医薬部外品類、化粧品、飲食品類などの製剤に使用
される成分や添加剤を併用して製造することができる。
【0017】例えば、油脂類(アボガド油,アーモンド
油,ウイキョウ油,エゴマ油,オリブ油,オレンジ油,
オレンジラファー油,ゴマ油,カカオ脂,カミツレ油,
カロット油,キューカンバー油,牛脂,牛脂脂肪酸,ク
クイナッツ油,サフラワー油,大豆油,ツバキ油,トウ
モロコシ油,ナタネ油,パーシック油,ヒマシ油,綿実
油,落花生油,タートル油,ミンク油,卵黄油,カカオ
脂,パーム油,パーム核油,モクロウ,ヤシ油,牛脂,
豚脂,硬化油,硬化ヒマシ油など)
【0018】ロウ類(ミツロウ,カルナバロウ,鯨ロ
ウ,ラノリン,液状ラノリン,還元ラノリン,硬質ラノ
リン,カンデリラロウ,モンタンロウ,セラックロウな
ど)
【0019】鉱物油(流動パラフィン,ワセリン,パラ
フィン,オゾケライド,セレシン,マイクロクリスタン
ワックス,ポリエチレン末,スクワレン,スクワラン,
プリスタンなど)
【0020】脂肪酸類(ラウリン酸,ミリスチン酸,パ
ルミチン酸,ステアリン酸,ベヘン酸,オレイン酸,1
2-ヒドロキシステアリン酸,ウンデシレン酸,トール
油,ラノリン脂肪酸などの天然脂肪酸、イソノナン酸,
カプロン酸,2−エチルブタン酸,イソペンタン酸,2
-メチルペンタン酸,2-エチルヘキサン酸,イソペンタ
ン酸などの合成脂肪酸)
【0021】アルコール類(エタノール,イソピロパノ
ール,ラウリルアルコール,セタノール,ステアリルア
ルコール,オレイルアルコール,ラノリンアルコール,
コレステロール,フィトステロールなどの天然アルコー
ル、2-ヘキシルデカノール,イソステアリルアルコー
ル,2-オクチルドデカノールなどの合成アルコー
ル)、更に多価アルコール類(酸化エチレン,エチレン
グリコール,ジエチレングリコール,トリエチレングリ
コール,エチレングリコールモノエチルエーテル,エチ
レングリコールモノブチルエーテル,ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル,ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル,ポリエチレングリコール,酸化プロピレ
ン,プロピレングリコール,ポリプロピレングリコー
ル,1,3-ブチレングリコール,グリセリン,バチル
アルコール,ペンタエリトリトール,ソルビトール,マ
ンニトール,ブドウ糖,ショ糖など)
【0022】エステル類(ミリスチン酸イソプロピル,
パルミチン酸イソプロピル,ステアリン酸ブチル,ラウ
リン酸ヘキシル,ミリスチン酸ミリスチル,オレイン酸
オレイル,オレイン酸デシル,ミリスチン酸オクチルド
デシル,ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル,乳酸セチ
ル,乳酸ミリスチル,フタル酸ジエチル,フタル酸ジブ
チル,酢酸ラノリン,モノステアリン酸エチレングリコ
ール,モノステアリン酸プロピレングリコール,ジオレ
イン酸プロピレングリコールなど)
【0023】金属セッケン(ステアリン酸アルミニウ
ム,ステアリン酸マグネシウム,ステアリン酸亜鉛,ス
テアリン酸カルシウム,パルミチン酸亜鉛,ミリスチン
酸マグネシウム,ラウリン酸亜鉛,ウンデシレン酸亜鉛
など)
【0024】ガム質及び水溶性高分子化合物(アラビア
ゴム,ベンゾインゴム,ダンマルゴム,グアヤク脂,ア
イルランド苔,カラヤゴム,トラガントゴム,キャロブ
ゴム,クインシード,寒天,カゼイン,デキストリン,
ゼラチン,ペクチン,デンプン,カラギーナン,カルボ
キシアルキルキチン又はキトサン,ヒドロキシアルキル
キチン又はキトサン,低分子キトサン,キトサン塩,硫
酸化キチンまたはキトサン,リン酸化キチン又はキトサ
ン,アルギン酸及びその塩,ヒアルロン酸及びその塩,
コンドロイチン硫酸,ヘパリン,エチルセルロース,メ
チルセルロース,カルボキシメチルセルロース,カルボ
キシエチルセルロース,カルボキシエチルセルロースナ
トリウム,ヒドロキシエチルセルロース,ヒドロキシプ
ロピルセルロース,ニトロセルロース,結晶セルロー
ス,ポリビニルアルコール,ポリビニルメチルエーテ
ル,ポリビニルピロリドン,ポリビニルメタアクリレー
ト,ポリアクリル酸塩,ポリエチレンオキサイドやポリ
プロピレンオキサイド等のポリアルキレンオキサイド又
はその架橋重合物,カルボキシビニルポリマー,ポリエ
チレンイミンなど)
【0025】界面活性剤「アニオン界面活性剤(カルボ
ン酸塩,スルホン酸塩,硫酸エステル塩,リン酸エステ
ル塩)」、「カチオン界面活性剤(アミン塩,四級アン
モニウム塩)」、「両性界面活性剤:カルボン酸型両性
界面活性剤(アミノ型,ベタイン型),硫酸エステル型
両性界面活性剤,スルホン酸型両性界面活性剤,リン酸
エステル型両性界面活性剤」、「非イオン界面活性剤
(エーテル型非イオン界面活性剤,エーテルエステル型
非イオン界面活性剤,エステル型非イオン界面活性剤,
ブロックポリマー型非イオン界面活性剤,含窒素型非イ
オン界面活性剤)」、「その他の界面活性剤(天然界面
活性剤,タンパク質加水分解物の誘導体,高分子界面活
性剤,チタン・ケイ素を含む界面活性剤,フッ化炭素系
界面活性剤)」
【0026】ビタミン類「ビタミンA群:レチノール,
レチナール(ビタミンA1),デヒドロレチナール(ビ
タミンA2),カロチン,リコピン(プロビタミン
A)」、「ビタミンB群:チアミン塩酸塩,チアミン硫
酸塩(ビタミンB1),リボフラビン(ビタミンB2),
ピリドキシン(ビタミンB6),シアノコバラミン(ビ
タミンB12),葉酸類,ニコチン酸類,パントテン酸
類,ビオチン類,コリン,イノシトール類」、「ビタミ
ンC群:アスコルビン酸及びその誘導体」、「ビタミン
D群:エルゴカルシフェロール(ビタミンD2),コレ
カルシフェロール(ビタミンD3),ジヒドロタキステ
ロール」、「ビタミンE群:トコフェロール及びその誘
導体,ユビキノン類」、「ビタミンK群:フィトナジオ
ン(ビタミンK1),メナキノン(ビタミンK2),メナ
ジオン(ビタミンK3),メナジオール(ビタミン
4)」やその他、フェルラ酸,γ-オリザノールなど
【0027】アミノ酸(バリン,ロイシン,イソロイシ
ン,トレオニン,メチオニン,フェニルアラニン,トリ
プトファン,リジン,グリシン,アラニン,アスパラギ
ン,グルタミン,セリン,システイン,シスチン,チロ
シン,プロリン,ヒドロキシプロリン,アスパラギン
酸,グルタミン酸,ヒドロキシリジン,アルギニン,オ
ルニチン,ヒスチジンなどや,それらの硫酸塩,リン酸
塩,硝酸塩,クエン酸塩,あるいはピロリドンカルボン
酸の如きアミノ酸誘導体など)
【0028】更に、動物組織或いは植物、生薬の抽出物
(植物類にあっては、水,有機溶媒(エタノール,プロ
ピレングリコール,1,3-ブチレングリコールなど)
の1種又は2種以上の混液で抽出されたエキスが望まし
い。又,動物組織にあっては,前記植物と同法により得
られるエキスの他,組織を加水分解して得られたエキス
などであっても良い。これらは保湿成分として,或いは
これまでに知られる種々の美容効果,医療的効果を目的
として用いられる。)、例えば,アセンヤク(阿仙薬),
アシタバ,アセロラ,アルテア,アルニカ,アボカド,
アマチャ(甘茶),アロエ,アロエベラ,イラクサ,イチ
ョウ(銀杏葉,銀杏),ウイキョウ(茴香),ウコン(鬱
金),ウスバサイシン(細辛),ウメ(烏梅),ウラジロガ
シ,ウワウルシ,ノイバラ(営実),ヒキオコシ(延命
草),オウギ(黄耆),コガネバナ(オウゴン),ヤマザク
ラ(桜皮),キハダ(黄柏),オウレン(黄連),オタネニン
ジン(人参),オトギリソウ(弟切草),オドリコソウ,オ
ランダガラシ,オレンジ,イトヒメハギ(遠志),ウツボ
グサ(夏枯草),ツルドクダミ(何首烏),エンジュ(槐
花),ヨモギ(ガイ葉),ガジュツ(莪朮),クズ(葛根),
カノコソウ(吉草根),カミツレ,キカラスウリ(瓜呂
根),カワラヨモギ(茵チン蒿),カンゾウ(甘草),フキ
タンポポ(款冬花,款冬葉),キイチゴ,キウイ果実,
キキョウ(桔梗),キク(菊花),キササゲ(梓実),ミカン
属植物果実(枳実),タチバナ(橘皮),キュウリ,ウドま
たはシシウド(羌活,独活),アンズ(杏仁),クコ(地骨
皮,枸杞子,枸杞葉),クララ(苦参),クスノキ,クマ
ザサ,グレープフルーツ果実,ニッケイ(桂皮),ケイガ
イ(ケイガイ),エビスグサ(決明子),マルバアサガオ又
はアサガオ(ケン牛子),ベニバナ(紅花),ゴバイシ(五
倍子),コンフリー,コパイバ,クチナシ(山梔子),ゲ
ンチアナ,ホオノキ(厚朴),ヒナタイノコズチ(牛膝),
ゴシュユ(呉茱萸),ゴボウ,チョウセンゴミシ(五味
子),米,米ぬか,コムギ,ミシマサイコ(柴胡),サフ
ラン,サボンソウ,サンザシ(山ザ子),サンショウ(山
椒),サルビア,サンシチニンジン(三七人参),シイタ
ケ(椎茸),ジオウ(地黄),シクンシ(使君子),ムラサ
キ(紫根),シソ(紫蘇葉,紫蘇子),カキ(柿蒂),シャク
ヤク(芍薬),オオバコ(車前子,車前草),ショウガ(生
姜),ショウブ(菖蒲),トウネズミモチ(女貞子),シモ
ツケソウ,シラカバ,スイカズラ(金銀花,忍冬),セイ
ヨウキヅタ,セイヨウノコギリソウ,セイヨウニワト
コ,アズキ(赤小豆),ニワトコ(接骨木),ゼニアオイ,
センキュウ(川キュウ),センブリ(当薬),クワ(桑白
皮,桑葉),ダイズ,タラノキ,チクセツニンジン(竹節
人参),ハナスゲ(知母),ワレモコウ(地楡),ドクダミ
(十薬),フユムシナツクサタケ(冬虫夏草),トウガラ
シ,ホオズキ(登呂根),タチジャコウソウ,リョクチャ
(緑茶),コウチャ(紅茶),チョウジ(丁子),ウンシュウ
ミカン(陳皮),ツバキ,ツボクサ,トウガラシ(番椒),
トウキ(当帰),トウキンセンカ,ダイダイ(橙皮),ワレ
モコウ(地楡),トウモロコシ(南蛮毛),トマト,ナンテ
ン(南天実),ニンニク(大サン),オオムギ(麦芽),ハク
セン(白蘚皮),ジャノヒゲ(麦門冬),パセリ,バタタ,
ハッカ(薄荷),ハマメリス,バラ,ビワ葉(枇杷葉),マ
ツホド(茯リョウ),ブドウまたはその葉,ヘチマ,ボダ
イジュ,ボタン(牡丹皮),ホップ,マイカイ(マイ瑰
花),松葉,マロニエ,マンネンロウ,ムクロジ,メリ
ッサ,メリロート,ボケ(木瓜),モヤシ,モモ(桃仁,
桃葉),ヒオウギ(射干),ビンロウジュ(檳ロウ子),メ
ハジキ(益母草),ヤグルマギク,ユキノシタ(虎耳草),
ヤマモモ(楊梅皮),ヤシャブシ(矢車),ハトムギ(ハ
トムギ,ヨクイニン),モウコヨモギ,ヤマヨモギ,ラ
ベンダー,リンゴ果実,マンネンタケ(霊芝),レモン果
実,レンギョウ(連翹),レンゲソウ,ゲンノショウコ
(老鸛草),ハシリドコロ(ロート根),鶏トサカ,牛・人
の胎盤抽出物,豚・牛の胃,十二指腸,或いは腸の抽出
物若しくはその分解物,水溶性コラーゲン,水溶性コラ
ーゲン誘導体,コラーゲン加水分解物,エラスチン,エ
ラスチン加水分解物,水溶性エラスチン誘導体,シルク
蛋白,シルク蛋白分解物,牛血球蛋白分解物など)
【0029】微生物培養代謝物(酵母エキス,亜鉛含有
酵母エキス,ゲルマニウム含有酵母エキス,セレン含有
酵母エキス,マグネシウム含有酵母エキス,米醗酵エキ
ス,ユーグレナ抽出物,脱脂粉乳の乳酸発酵物など)や
α-ヒドロキシ酸(グリコール酸,クエン酸,リンゴ
酸,酒石酸,乳酸など)
【0030】無機顔料(無水ケイ酸,ケイ酸マグネシウ
ム,タルク,カオリン,ベントナイト,マイカ,雲母チ
タン,オキシ塩化ビスマス,酸化ジルコニウム,酸化マ
グネシウム,酸化亜鉛,酸化チタン,炭酸カルシウム,
炭酸マグネシウム,黄酸化鉄,ベンガラ,黒酸化鉄,グ
ンジョウ,酸化クロム,水酸化クロム,カーボンブラッ
ク,カラミンなど)
【0031】紫外線吸収剤(p-アミノ安息香酸誘導
体,サルチル酸誘導体,アントラニル酸誘導体,クマリ
ン誘導体,アミノ酸系化合物,ベンゾトリアゾール誘導
体,テトラゾール誘導体,イミダゾリン誘導体,ピリミ
ジン誘導体,ジオキサン誘導体,カンファー誘導体,フ
ラン誘導体,ピロン誘導体,核酸誘導体,アラントイン
誘導体,ニコチン酸誘導体,ビタミンB6誘導体,オキ
シベンゾン,ベンゾフェノン,グアイアズレン,シコニ
ン,バイカリン,バイカレイン,ベルベリンなど)
【0032】収斂剤(乳酸,酒石酸,コハク酸,クエン
酸,アラントイン,塩化亜鉛,硫酸亜鉛,酸化亜鉛,カ
ラミン,p-フェノールスルホン酸亜鉛,硫酸アルミニ
ウムカリウム,レゾルシン,塩化第二鉄,タンニン酸な
ど)
【0033】抗酸化剤(アスコルビン酸及びその塩,ス
テアリン酸エステル,トコフェロール及びそのエステル
誘導体,ノルジヒドログアセレテン酸,ブチルヒドロキ
シトルエン(BHT),ブチルヒドロキシアニソール
(BHA),パラヒドロキシアニソール,没食子酸プロ
ピル,セサモール,セサモリン,ゴシポールなど)
【0034】抗炎症剤(イクタモール,インドメタシ
ン,カオリン,サリチル酸,サリチル酸ナトリウム,サ
リチル酸メチル,アセチルサリチル酸,塩酸ジフェンヒ
ドラミン,d又はdl-カンフル,ヒドロコルチゾン,
グアイアズレン,カマズレン,マレイン酸クロルフェニ
ラミン,グリチルリチン酸及びその塩,グリチルレチン
酸及びその塩など)
【0035】殺菌・消毒薬(アクリノール,イオウ,塩
化ベンザルコニウム,塩化ベンゼトニウム,塩化メチル
ロザニリン,クレゾール,グルコン酸カルシウム,グル
コン酸クロルヘキシジン,スルファミン,マーキュロク
ロム,ラクトフェリン又はその加水分解物など)
【0036】頭髪用剤(二硫化セレン,臭化アルキルイ
ソキノリニウム液,ジンクピリチオン,ビフェナミン,
チアントール,カスタリチンキ,ショウキョウチンキ,
トウガラシチンキ,塩酸キニーネ,強アンモニア水,臭
素酸カリウム,臭素酸ナトリウム,チオグリコール酸な
ど)
【0037】香料(ジャコウ,シベット,カストリウ
ム,アンバーグリスなどの天然動物性香料、アニス精
油,アンゲリカ精油,イランイラン精油,イリス精油,
ウイキョウ精油,オレンジ精油,カナンガ精油,カラウ
ェー精油,カルダモン精油,グアヤクウッド精油,クミ
ン精油,黒文字精油,ケイ皮精油,シンナモン精油,ゲ
ラニウム精油,コパイババルサム精油,コリアンデル精
油,シソ精油,シダーウッド精油,シトロネラ精油,ジ
ャスミン精油,ジンジャーグラス精油,杉精油,スペア
ミント精油,西洋ハッカ精油,大茴香精油,チュベロー
ズ精油,丁字精油,橙花精油,冬緑精油,トルーバルサ
ム精油,バチュリー精油,バラ精油,パルマローザ精
油,檜精油,ヒバ精油,白檀精油,プチグレン精油,ベ
イ精油,ベチバ精油,ベルガモット精油,ペルーバルサ
ム精油,ボアドローズ精油,芳樟精油,マンダリン精
油,ユーカリ精油,ライム精油,ラベンダー精油,リナ
ロエ精油,レモングラス精油,レモン精油,ローズマリ
ー精油,和種ハッカ精油などの植物性香料、その他合成
香料など)
【0038】色素・着色剤(赤キャベツ色素,赤米色
素,アカネ色素,アナトー色素,イカスミ色素,ウコン
色素,エンジュ色素,オキアミ色素,柿色素,カラメ
ル,金,銀,クチナシ色素,コーン色素,タマネギ色
素,タマリンド色素,スピルリナ色素,ソバ全草色素,
チェリー色素,海苔色素,ハイビスカス色素,ブドウ果
汁色素,マリーゴールド色素,紫イモ色素,紫ヤマイモ
色素,ラック色素,ルチンなど)
【0039】甘味料(砂糖,甘茶,果糖,アラビノー
ス,ガラクトース,キシロース,マンノース,麦芽糖,
蜂蜜,ブドウ糖,ミラクリン,モネリンなど)
【0040】栄養強化剤(貝殻焼成カルシウム,シアノ
コラバミン,酵母,小麦胚芽,卵黄粉末,ヘミセルロー
ス,ヘム鉄など)
【0041】乳製品(牛乳,チーズ,生クリーム,バタ
ー,マーガリン,粉乳,ホエー,練乳など)
【0042】その他、保湿剤、ホルモン類、金属イオン
封鎖剤、pH調整剤、キレート剤、防腐・防バイ剤、清
涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性蛋白質及びその分
解物、動・植物性多糖類及びその分解物、動・植物性糖
蛋白質及びその分解物、血流促進剤、消炎剤・抗アレル
ギー剤、細胞賦活剤、角質溶解剤、創傷治療剤、増泡
剤、増粘剤、口腔用剤、消臭・脱臭剤、苦味料、調味
料、酵素などが上げられ、本発明のリパーゼ活性促進剤
と今日までに知られているリパーゼ活性促進作用を有す
る成分との併用によっては、相加的及び相乗的なリパー
ゼ活性促進作用が期待できる。
【0043】又、本発明のリパーゼ活性促進剤、更に皮
膚外用剤及び浴用剤、飲食品の剤型は任意であり、アン
プル状、カプセル状、粉末状、顆粒状、丸剤、錠剤状、
固形状、液状、ゲル状、気泡状、乳液状、クリーム状、
軟膏状、シート状などの医薬品類、医薬部外品類、皮膚
・頭髪用化粧品類及び浴用剤・飲食品に配合して用いる
ことができる。
【0044】具体的には、例えば、内用・外用薬用製
剤、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ローション、オイ
ル、パックなどの基礎化粧料、洗顔料や皮膚洗浄料、シ
ャンプー、リンス、ヘアートリートメント、ヘアクリー
ム、ポマード、ヘアスプレー、整髪料、パーマ剤、ヘア
ートニック、染毛料、育毛・養毛料などの頭髪化粧料、
ファンデーション、白粉、おしろい、口紅、頬紅、アイ
シャドウ、アイライナー、マスカラ、眉墨、まつ毛など
のメークアップ化粧料、美爪料などの仕上げ用化粧料、
香水類、浴用剤、その他、歯磨き類、口中清涼剤・含嗽
剤、液臭・防臭防止剤、衛生用品、衛生綿類、ウエット
ティシュなどが上げられ、その他、一般的な飲食品類へ
の使用も可能である。
【0045】尚、本発明のコーヒーノキ、トチュウ、タ
イソウ、クロレラ、アオノリ、コンブ、ワカメ、ジャイ
アントケルプ、ヒジキ、ヒバマタ、ヒジリメン、テング
サ、トサカノリ、キリンサイ、ツノマタ、コトジツノマ
タ、スギノリ、ハイウスバノリ抽出物含有リパーゼ活性
促進剤、皮膚外用剤及び浴用剤、飲食品への添加の方法
については、予め加えておいても、製造途中で添加して
も良く、作業性を考えて適宜選択すれば良い。
【0046】
【実施例】以下に、製造例、試験例、処方例を上げて説
明するが、本発明がこれらに制約されるものではない。
【0047】(製造例1)焙煎コーヒーノキ、トチュ
ウ、タイソウ、クロレラ、アオノリ、コンブ、ワカメ、
ジャイアントケルプ、ヒジキ、ヒバマタ、ヒジリメン、
テングサ、トサカノリ、キリンサイ、ツノマタ、コトジ
ツノマタ、スギノリ、ハイウスバノリ、それぞれ100gを
精製水(約80℃)にて約1時間加温抽出し、室温にて1
昼夜抽出した後、濾過して抽出液(乾燥固形分:約0.4
〜1.5重量%)を約1.0kg得る。
【0048】(製造例2)焙煎コーヒーノキ、トチュ
ウ、タイソウ、クロレラ、アオノリ、コンブ、ワカメ、
ジャイアントケルプ、ヒジキ、ヒバマタ、ヒジリメン、
テングサ、トサカノリ、キリンサイ、ツノマタ、コトジ
ツノマタ、スギノリ、ハイウスバノリ、それぞれ100gを
50%エタノール溶液又は30%1,3-ブチレングリコール溶
液、又は60%プロピレングリコール溶液、又は精製水
(約30℃)に浸漬し、室温にて2昼夜抽出した後、濾過
して抽出液(乾燥固形分:約0.4〜1.5重量%)を約1.0k
g得る。
【0049】(試験1)リパーゼ活性促進作用の評価 脂肪分解過程において、トリアシルグリセロールが脂肪
酸とグリセリンに分解されるが、この分解反応はリパー
ゼによって行われ、従ってリパーゼ活性の促進は、脂肪
の減少の指標となる。また、リパーゼの活性化には、脂
肪細胞内でのc-AMPを介する多段階の反応が関与し
ていると考えられている。尚、本試験では、製造例1ー
2で得られた抽出液について、ヒト血中リパーゼの定量
反応を指標としたリパーゼ活性値を測定して検討した。 (試験方法) a.試料 本発明の製造例1ー2で得られた抽出液を、50%濃度
に調製してを試験に供した。 b.皮膚抽出液 モルモット背部皮膚1gに生理食塩水10mlを加え、超音波
にて抽出を行い、遠心分離(12,000rpm、15分間)にて得
られた上清を皮膚抽出液とした。 c.酵素リパ−ゼ 酵素リパ−ゼ(豚膵臓由来/シグマ社製)は、0.2unitsに
なるよう調整した。 d.リパーゼ活性の測定 試料30%、皮膚抽出液20%、0.2unitsリパ−ゼ50%の混合
液を検体とし、リパ−ゼキットS(大日本製薬株式会社
製)の試験法に従い試験を行った。尚、対照として、試料
の代わりに、精製水及び各種の抽出溶媒濃度を用い、各
試料、対照について反応停止後に基質を添加する盲検と
の呈色の差により、対照を100%と設定し、次式(数1)
によりリパーゼ活性促進率(=リパーゼ活性促進作用)
を求めた。
【0050】
【数1】
【0051】
【表1】
【0052】(試験結果)表1のごとく、本発明のコー
ヒーノキ、トチュウ、タイソウ、クロレラ、アオノリ、
コンブ、ワカメ、ジャイアントケルプ、ヒジキ、ヒバマ
タ、ヒジリメン、テングサ、トサカノリ、キリンサイ、
ツノマタ、コトジツノマタ、スギノリ、ハイウスバノリ
抽出物はリパーゼ活性促進作用を有することが確認され
た。
【0053】(試験2)安全性試験 (1)皮膚一次刺激性試験 製造例1〜2で得られた各種植物又は海藻抽出液を背部
を剪毛した日本白色家兎(雌性,1群3匹,体重2.3kg
前後)の皮膚に適用した。判定は、適用後24,48,72時間
に一次刺激性の評点法にて紅斑及び浮腫を指標として行
った。その結果は、すべての動物において、何等、紅斑
及び浮腫を認めず陰性と判定された。
【0054】(試験3)安全性試験 (2)皮膚累積刺激性試験 同様に製造例1〜2で得られた各種植物又は海藻抽出液
を側腹部を剪毛したハートレー系モルモット(雌性,1
群3匹,体重320g前後)の皮膚に1日1回、週5回,0.
5ml/匹を塗布した。塗布は2週に渡って行い、剪毛は
各週の最終塗布日に行った。判定は、各塗布日及び最終
塗布日の翌日に一次刺激性の評点法にて紅斑及び浮腫を
指標として行った。その結果は、すべての動物におい
て、2週間に渡って何等、紅斑及び浮腫を認めず陰性と
判定された。
【0055】(試験4)安全性試験 (3)急性毒性試験 同様に製造例1で得られた各種植物又は海藻抽出液を減
圧濃縮・乾燥して得られた粉末を試験前、4時間絶食さ
せたddy系マウス(雄性及び雌性,1群5匹,5週齢)
に2,000mg/kg量経口投与し、毒性症状の発現、程度な
どを経時的に観察した。その結果、すべてのマウスにお
いて14日間何等異状を認めず、又、解剖の結果も異状が
なかった。よって、LD50は2,000mg/kg以上と判定され
た。
【0056】(処方例)各種リパーゼ活性促進剤、皮膚
外用剤及び浴用剤、飲食品の製造 上記の評価結果に従い、以下にその処方例を示すが、処
方例は各製品の製造における常法により製造したもので
良く、配合量のみを示した。又、本発明はこれらに限定
されるわけではない。
【0057】 (処方例1)乳液 重量% 1.スクワラン 5.0 2.オリーブ油 5.0 3.ホホバ油 5.0 4.セチルアルコール 1.5 5.グリセリンモノステアレート 2.0 6.ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 3.0 7.ポリオキシエチレン(20)ソオルビタンモノオレート 2.0 8.1,3-ブチレングリコール 1.0 9.グリセリン 2.0 10.A:コーヒーノキ熱水抽出液 B:トチュウ熱水抽出液 C:タイソウ熱水抽出液 D:クロレラ50%エタノール抽出液 E:アオノリ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 F:コンブ熱水抽出液 G:ワカメ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 H:シ゛ャイアントケルフ゜30%エタノール抽出液 I:ヒジキ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 J:ヒバマタ50%エタノール抽出液 K:ヒジリメン50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 L:テングサ30%エタノール抽出液 M:トサカノリ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 N:キリンサイ50%エタノール抽出液 O:ツノマタ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 P:コトジツノマタ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 Q:スギノリ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 R:ハイウスバノリ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 ※AーRの何れか1種の抽出液 5.0 11.香料,防腐剤 適量 12.精製水 100とする残余
【0058】 (処方例2)ピールオフパック 重量% 1.グリセリン 5.0 2.プロピレングリコール 4.0 3.ポリビニルアルコール 15.0 4.エタノール 8.0 5.ポリオキシエチレングリコール 1.0 6.コーヒーノキ熱水抽出液 5.0 7.香料,防腐剤 適量 8.精製水 100とする残余
【0059】 (処方例3)コールドクリーム 重量% 1.サラシミツロウ 11.0 2.流動パラフィン 22.0 3.ラノリン 10.0 4.アーモンド油 15.0 5.ホウ砂 0.5 6.トチュウ50%エタノール抽出液 10.0 7.香料,防腐剤 適量 8.精製水 100とする残余
【0060】 (処方例4)シャンプー 重量% 1.ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5.0 2.ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム 12.0 3.1,3-ブチレングリコール 4.0 4.ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0 5.エデト酸二ナトリウム 0.1 6.タイソウ50%エタノール抽出液 10.0 7.香料,防腐剤 適量 8.精製水 100とする残余
【0061】 (処方例5)ボディーソープ 重量% 1.ラウリン酸カリウム 15.0 2.ミリスチン酸カリウム 5.0 3.プロピレングリコール 5.0 4.キリンサイ50%エタノール抽出液 5.0 5.クロレラ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 5.0 6.pH調整剤 適量 7.防腐剤 適量 8.精製水 100とする残余
【0062】 (処方例6)リンス 重量% 1.塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0 2.セトステアリルアルコール 2.0 3.ポリオキシエチレンラノリンエーテル 3.0 4.プロピレングリコール 5.0 5.アオノリ50%エタノール抽出液 3.0 6.コンブ70%エタノール抽出液 3.0 7.pH調整剤 適量 8.防腐剤 適量 9.精製水 100とする残余
【0063】 (処方例7)ヘアーリキッド 重量% 1.エタノール 29.0 2.ポリオキシプロピレンブチルエーテルリン酸 10.0 3.ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル 5.0 4.トリエタノールアミン 1.0 5.A:ワカメ30%エタノール抽出液 B:シ゛ャイアントケルフ゜50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 C:ヒジキ50%エタノール抽出液 D:ヒバマタ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 ※AーDの何れか1種の抽出液 3.0 6.防腐剤 適量 7.精製水 100とする残余
【0064】 (処方例8)ヘアートニック 重量% 1.エタノール 40.0 2.オレイン酸エチル 1.0 3.ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 2.0 4.A:コーヒーノキ熱水抽出液 B:トチュウ熱水抽出液 C:タイソウ熱水抽出液 D:クロレラ50%エタノール抽出液 E:アオノリ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 F:コンブ熱水抽出液 G:ワカメ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 H:シ゛ャイアントケルフ゜30%エタノール抽出液 I:ヒジキ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 J:ヒバマタ50%エタノール抽出液 K:ヒジリメン50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 L:テングサ30%エタノール抽出液 M:トサカノリ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 N:キリンサイ50%エタノール抽出液 O:ツノマタ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 P:コトジツノマタ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 Q:スギノリ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 R:ハイウスバノリ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 ※AーRの何れか1種の抽出液 5.0 5.精製水 100とする残余
【0065】 (処方例9)顆粒浴用剤 重量% 1.炭酸水素ナトリウム 60.0 2.無水硫酸ナトリウム 30.0 3.ホウ砂 3.0 4.A:コーヒーノキ熱水抽出液 B:トチュウ熱水抽出液 C:タイソウ熱水抽出液 D:クロレラ50%エタノール抽出液 E:アオノリ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 F:コンブ熱水抽出液 G:ワカメ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 H:シ゛ャイアントケルフ゜30%エタノール抽出液 I:ヒジキ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 J:ヒバマタ50%エタノール抽出液 K:ヒジリメン50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 L:テングサ30%エタノール抽出液 M:トサカノリ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 N:キリンサイ50%エタノール抽出液 O:ツノマタ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 P:コトジツノマタ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 Q:スギノリ50%フ゜ロヒ゜レンク゛リコール抽出液 R:ハイウスバノリ50%1,3-フ゛チレンク゛リコール抽出液 ※AーRの何れか1種の抽出液 7.0
【0066】(処方例10)被覆保護剤 ガーゼ又はリニメント布にコトジツノマタ30%エタノール抽
出液・抗生物質・抗炎症など適量を混合した処方液を含
浸させ、外傷部に添付する。又、コトジツノマタ30%エタ
ノール抽出液を直接、局所に散布し、ガーゼなどで被覆し
ても良い。
【0067】 (処方例11)めんつゆ液 重量% 1.醤油 80.0 2.黒酢 2.0 3.ブドウ糖 15.0 4.グルタミン酸ソーダ 2.0 5.スギノリ熱水抽出粉末 1.0
【0068】 (処方例11)うどん又はそば 重量% 1.小麦粉又はそば粉 96.0 2.食塩 1.0 3.ハイウスバノリ熱水抽出粉末 3.0
【0069】 (処方例12)パン 重量% 1.小麦粉 92.0 2.食塩 0.7 3.ブドウ糖 6.8 4.タイソウ熱水抽出粉末 0.5
【0070】 (処方例13)クッキー 重量% 1.牛乳 65.0 2.全卵 14.0 3.砂糖 15.0 4.コンスターチ 4.1 5.食塩 0.4 6.トチュウ熱水抽出粉末 1.5 7.香料 適量
【0071】 (処方例14)ソーセージ 重量% 1.ひき肉 94.0 2.鶏卵 5.0 3.香辛料 0.3 4.調味料 0.5 5.コーヒーノキ熱水抽出粉末 0.2
【0072】 (処方例15)飲料 重量% 1.ブドウ糖液糖 33.0 2.グレープフルーツ果汁 62.0 3.コンブ熱水抽出粉末 2.5 4.ワカメ熱水抽出粉末 2.0 5.香料 0.5 6.酸味料 適量
【0073】 (処方例16)ガム 重量% 1.メントールミクロン 31.0 2.グレープフルーツフレーバー 65.0 3.クロレラ水抽出液 2.0 4.ジャイアントケルプ水抽出液 2.0
【0074】 (処方例17)みそ汁 重量% 1.豆腐 45.0 2.油揚げ 2.5 3.ニンジン 5.0 4.ゴボウ 5.0 5.赤味噌 15.0 6.A:コーヒーノキ熱水抽出粉末 B:トチュウ熱水抽出粉末 C:タイソウ熱水抽出粉末 D:クロレラ熱水抽出粉末 E:アオノリ熱水抽出粉末 E:コンブ熱水抽出粉末 F:ワカメ熱水抽出粉末 G:コンブ熱水抽出粉末 H:シ゛ャイアントケルフ゜熱水抽出粉末 I:ヒジキ熱水抽出粉末 J:ヒバマタ熱水抽出粉末 K:ヒジリメン熱水抽出粉末 L:テングサ熱水抽出粉末 M:トサカノリ熱水抽出粉末 N:キリンサイ熱水抽出粉末 O:ツノマタ熱水抽出粉末 P:コトジツノマタ熱水抽出粉末 Q:スギノリ熱水抽出粉末 R:ハイウスバノリ熱水抽出粉末 ※AーRの何れか1種の抽出粉末 5.0 7.かつおだし 100とする残余
【0075】(試験5)使用効果試験 本発明の皮膚外用剤及び浴用剤を実際に使用した場合の
効果について検討を行った。使用テストは脂性の肌やニ
キビ・湿疹で悩む15〜30歳の20名をパネラーと
し、毎日、朝と夜の2回、洗顔後に処方例1の乳液の適
量を顔面に2ヶ月に渡って塗布することにより行った。
又、頭皮や髪の生え際に同様の皮膚疾患が見られる10
名(15〜30歳)についても、毎日の洗髪後、処方例
8のヘアートニックの適量を頭皮に2ヶ月に渡って塗布
することにより使用テストを実施した。
【0076】更に、処方例9の浴用剤についても、脂性
の肌やニキビ・湿疹で悩む15〜30歳の20名を対象
に、2ヶ月間、必ず1日1回適量の浴用剤を溶解させた
浴湯に入浴してもらい、使用テストを実施した。対照に
は、乳液,ヘアートニック,浴用剤から本発明の植物又
は海藻抽出物を除いたものを同様な方法にて処方したも
のを用いた。又、評価方法は下記の基準にて行い、結果
は表2ー4のごとくで表中の数値は人数を表す。尚、使
用期間中に皮膚又は頭皮の異常を訴えた者はなかった。
【0077】「皮膚(頭皮)疾患改善効果」 有 効.脂性の肌やニキビ・湿疹が改善された。 やや有効.脂性の肌やニキビ・湿疹がやや改善された。 無 効.使用前と変化なし。
【0078】(試験結果)表2ー4の結果より明らかな
ように、本発明の本発明のコーヒーノキ、トチュウ、タ
イソウ、クロレラ、アオノリ、コンブ、ワカメ、ジャイ
アントケルプ、ヒジキ、ヒバマタ、ヒジリメン、テング
サ、トサカノリ、キリンサイ、ツノマタ、コトジツノマ
タ、スギノリ、ハイウスバノリ抽出物含有皮膚外用剤及
び浴用剤の使用は、脂性の肌やニキビ・湿疹などの皮膚
疾患の改善に対して、良好な効果が確認された。
【0079】
【表2】
【0080】
【表3】
【0081】
【表4】
【0082】(試験6)使用効果試験 本発明の植物又は海藻抽出物を含有する食品を実際に使
用した場合の効果について検討を行った。使用テストは
脂性の肌やニキビ・湿疹で悩む15〜30歳の10名を
パネラーとし、毎日、朝と夜の2回、処方例17のみそ
汁を必ず一杯(約150cc)、3ヶ月に渡って飲用しても
らった。
【0083】対照には、みそ汁から本発明の植物又は海
藻抽出物を除いたものを同様な方法にて処方したものを
用いた。又、評価方法は下記の基準にて行い、結果は表
5のごとくで表中の数値は人数を表す。尚、使用期間中
に皮膚又は頭皮の異常を訴えた者はなかった。
【0084】「皮膚疾患改善効果」 有 効.脂性の肌やニキビ・湿疹が改善された。 やや有効.脂性の肌やニキビ・湿疹がやや改善された。 無 効.使用前と変化なし。
【0085】(試験結果)表5の結果より明らかなよう
に、本発明の本発明のコーヒーノキ、トチュウ、タイソ
ウ、クロレラ、アオノリ、コンブ、ワカメ、ジャイアン
トケルプ、ヒジキ、ヒバマタ、ヒジリメン、テングサ、
トサカノリ、キリンサイ、ツノマタ、コトジツノマタ、
スギノリ、ハイウスバノリ抽出物含有食品の使用は、脂
性の肌や湿疹・ニキビなどの皮膚疾患の改善に対して、
良好な効果が確認された。
【0086】
【表5】
【0087】
【発明の効果】本発明は、コーヒーノキ、トチュウ、タ
イソウ、クロレラ、アオノリ、コンブ、ワカメ、ジャイ
アントケルプ、ヒジキ、ヒバマタ、ヒジリメン、テング
サ、トサカノリ、キリンサイ、ツノマタ、コトジツノマ
タ、スギノリ、ハイウスバノリから選ばれる1種以上の
植物又は海藻抽出物は、リパーゼ活性促進作用を有し、
人又は動物に対して内用又は外用しても安全なものであ
る。従って、リパーゼ活性促進剤として利用でき、更に
あらゆる形態の製剤(医薬品類、医薬部外品類、化粧品
類、食品類)への応用も可能である。又、皮膚外用剤及
び浴用剤又は飲食品として用いれば、皮膚又は頭皮の脂
肪も抑制、脂性肌の皮膚疾患(例えば、ニキビ・脂漏性
湿疹・脂漏性脱毛症、フケ症など)の予防、治療に有効
的である。更に脂肪の分解を促進し、身体の余分な脂肪
も減少させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 1/16 A23L 1/16 C 1/221 1/221 C 1/238 1/238 E 1/30 1/30 B 1/317 1/317 A 2/38 2/38 Z A61K 7/06 A61K 7/06 7/075 7/075 7/08 7/08 7/48 7/48 7/50 7/50 35/78 AED 35/78 AEDC 35/80 35/80 Z ADN ADNA

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーヒーノキ、トチュウ、タイソウ、クロ
    レラ、アオノリ、コンブ、ワカメ、ジャイアントケル
    プ、ヒジキ、ヒバマタ、ヒジリメン、テングサ、トサカ
    ノリ、キリンサイ、ツノマタ、コトジツノマタ、スギノ
    リ、ハイウスバノリから選ばれる1種以上の植物又は海
    藻を水、エタノール、1,3-ブチレングリコール、プロピ
    レングリコールの内、いずれか1種若しくはこれらの2
    種以上の混液を用いて得られた抽出物を含有することを
    特徴とするリパーゼ活性促進剤。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載のリパーゼ活性促進剤を
    配合することを特徴とする皮膚外用剤及び浴用剤。
  3. 【請求項3】請求項第1項記載のリパーゼ活性促進剤を
    配合することを特徴とする飲食品。
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