JP2005047141A - 溶液製膜方法及び装置 - Google Patents

溶液製膜方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005047141A
JP2005047141A JP2003281354A JP2003281354A JP2005047141A JP 2005047141 A JP2005047141 A JP 2005047141A JP 2003281354 A JP2003281354 A JP 2003281354A JP 2003281354 A JP2003281354 A JP 2003281354A JP 2005047141 A JP2005047141 A JP 2005047141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casting
film
support
hot air
side edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003281354A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Takeuchi
孝 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2003281354A priority Critical patent/JP2005047141A/ja
Priority to US10/895,935 priority patent/US20050023720A1/en
Publication of JP2005047141A publication Critical patent/JP2005047141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C41/00Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
    • B29C41/24Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of indefinite length
    • B29C41/28Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of indefinite length by depositing flowable material on an endless belt

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

【課題】 流延膜中の溶媒の発泡を防止する。
【解決手段】 流延設備16にて、回転移動するバンド31上に流延されたドープ12は、流延膜35を形成して乾燥エリア40bに移送される。乾燥エリア40bには、流延膜35を幅方向で中央エリアA1と側縁エリアA2とに仕切る遮風板53、55が設けられている。熱気循環器51は熱気送風口51aと熱気排気口51bとの間で熱気を循環させながら中央エリアA1に熱気を送風する。側縁エリアA2には、冷気送風器57、59が設けられ、冷気送風口60から側縁エリアA2に冷気を送風する。これらにより、流延膜35の側縁部の温度上昇を抑え、流延膜35の幅方向における温度分布が均一化され、側縁部における溶媒の発泡が防止される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光学用途として用いるフイルムを生成する溶液製膜方法及び装置に関する。
溶液製膜方法は、溶融押出法に比べ、光学的等方性や厚み均一性に優れたフィルムを製造することができ、さらに、精密な濾過が可能であることにより異物混入も少ないので、LCD用フイルム、有機EL用フイルム、偏光板用フイルム、写真感光材料用フィルムなど、光学用途のフイルムを製造する際に広く採用されている。
この方法では、高分子材料を溶媒によって溶解してドープにしたあと、このドープをダイから回転する金属製のバンドやドラムなどの支持体上へ流延して流延膜を生成する。そして、金属支持体上の流延膜に熱気を送風することにより乾燥させ、自己支持性をもったところで剥離されて帯状のフィルムが得られる。
しかし、金属支持体の幅は、流延膜の幅よりも幅広に形成されており、金属支持体上に流延された流延膜に熱気を送風してしまうと、この熱気は流延膜を乾燥させるだけでなく金属支持体をも熱してしまう。このため、流延膜は中央部よりも側縁部の温度が上昇して、流延膜の幅方向で温度分布が不均一になってしまう。
そして、流延膜の中央部に十分な自己支持性を持たせるために必要な条件を満たす熱気を送風すると、流延膜の側縁部では温度が高くなり過ぎてしまい、流延膜中の溶媒が発泡してしまうといった不具合が発生してしまう。発泡部分は、金属支持体から流延膜を剥離する際に剥げ残りを発生させ、発泡を放置しているとこの剥げ残りが拡大して、いずれは流延ができなくなってしまい問題であった。
溶媒が発泡してしまう現象は、送風する熱気の温度が高くなるほど、また、溶媒の含有量が高くなるほど発生しやすい。また、流延幅が広い場合にも中央部と側縁部との温度差が大きくなり両側部が発泡しやすくなる。このため、送風する熱気の温度を下げれば溶媒の発泡による不具合を回避することができるが、このようにしてしまうと、流延膜の中央部が自己支持性をもつまでに時間がかかってしまい、流延速度が低下して生産性の低下を招いてしまう。また、ドープの処方を変えて不具合を回避する方法も考えられるが、こうすると発泡の発生は減少しても、フイルムの光学的な性能低下を招いてしまう恐れがあり得策ではない。
このため、特許文献1には、熱気が金属支持体に当たらないように流延膜の両側端に遮風板を設け、流延膜の側縁部で溶媒が発泡してしまう不具合を防止するようにしたフイルムの製造方法が記載されている。
特開昭61−110520号公報
しかしながら、上記公報記載の方法は、遮風板の配置位置に関して十分な考慮がなされていない。このため、遮風板が流延膜の側縁近傍に配置されている場合や、遮風板と流延膜との隙間が大きすぎる場合には、遮風板から漏れ出た熱気が金属支持体を熱してしまう。
さらに近年、市場の要望により製造速度の高速化、フイルムの薄膜化が要求されているが、高速化するためには、支持体上の流延膜に送風する熱気の温度を高くせざるを得なくなるため、流延膜の側縁部の温度が上がり、より発泡しやすく、また、薄膜化が進むと支持体温度の影響を受けやすくなるため、従来の方法では発泡対策として不十分であった。
上記課題を解決するために、本発明の溶液製膜方法は、支持体上の流延膜をその幅方向で中央エリアと側縁エリアとに仕切るように遮風部材を設けるとともに、前記中央エリアに熱気を送風して、流延膜の幅方向の温度分布を均一化することを特徴とするものである。前記側縁エリアに、前記支持体上の流延膜の幅方向内側から外側へ向けて冷気を送風し、流延膜の幅方向の温度分布を均一化するようにしてもよい。
また、本発明の溶液製膜方法は、支持体上の流延膜の幅方向内側から外側へ向けて冷気を送風し、流延膜の幅方向の温度分布を均一化することを特徴としている。
前記遮風部材は、前記流延膜の側縁から中央部側に20mm以上100mm以下、より好ましくは20mm以上80mm以下の範囲で側縁に平行に設けるとよい。また、前記遮風部材と流延膜との隙間を5mm以上30mm以下、より好ましくは5mm以上15mm以下にするとよい。
前記冷気送風を送風ダクトにより行い、この送風ダクトの送風口を、前記流延膜の側縁から中央部側に20mm以上100mm以下の範囲で側縁に平行に設け、送風口と流延膜との隙間を5mm以上30mm以下にし、前記冷気を流延膜に対して45度以上90度以下、より好ましくは60度以上80度以下の交差角度となるように送風するとよい。また、前記冷気は露点が−2℃以下、温度が15℃以上60℃以下であり、前記冷気を風速1m/sec以上10m/sec以下の範囲で送風することが好ましい。
前記流延膜の溶剤含有率が湿量基準重量%で30%以上85%以下の範囲にあるときに、前記流延膜の幅方向の温度分布を均一化することが好ましい。また、前記支持体の移動速度が45m/min以上100m/min以下であることが好ましい。さらに、前記フイルムがセルロースエステルフイルムであり、前記支持体上における膜厚が100μm以上750μm以下、より好ましくは100μm以上300μm以下であり、幅が800mm以上2200mm以下であることが好ましい。
また、本発明の溶液製膜装置は、前記支持体上の流延膜の幅方向中央部に前記熱気を送風する熱気送風手段と、前記支持体上の流延膜を、前記中央部を含む中央エリアと側縁エリアとに仕切り、前記熱気の流延膜幅方向外側への流動を抑えて、流延膜の幅方向の温度分布を均一化する遮風部材とを設けたことを特徴としている。前記側縁エリアに、前記支持体上の流延膜の幅方向内側から外側に向けて冷気を送風して、流延膜の幅方向の温度分布を均一化する冷気送風手段を設けてもよい。
さらに、本発明の溶液製膜装置は、支持体上の流延膜の幅方向内側から外側に向けて冷気を送風して、流延膜の幅方向の温度分布を均一化する冷気送風手段を設けたことを特徴としている。
本発明の溶液製膜方法及び装置は、遮風部材によって流延膜の側縁部への熱気の送風を規制することにより、流延膜の幅方向での温度分布を均一にして、側縁部における溶媒の発泡を防止できるといった利点がある。また、冷気送風手段によって流延膜の側縁部を積極的に冷却することにより、流延膜の幅方向での温度分布を均一にして、側縁部における溶媒の発泡を防止できるといった利点がある。
本発明において用いる原材料用のポリマーは、溶液製膜方法によって製膜することができる各種高分子材料であれば特に限定されない。好ましくは、偏光板保護膜等のオプトエレクトロニクス用途に用いられるセルロースエステルであり、特に好ましくは、セルローストリアセテートである。
本発明においてフィルムは、公知の各種溶媒を使用したドープから製造することができる。フィルムの原料高分子材料としてセルローストリアセテートを用いた場合、溶媒にはメチレンクロライドなどのハロゲン化炭化水素やメタノールなどのアルコール、エステル、エーテルなどを、単独あるいは複数混合して使用することができる。溶媒含有量は適宜調節すればよく、これにより本発明が限定されるものではないが、好ましくは、湿重量を基準として30重量%から85重量%である。
溶解したドープは濾過により異物や未溶解原料などを除去することが一般的である。濾過には濾紙、濾布、不織布、金属メッシュ、焼結金属フィルター、多孔板等公知の各種濾材を用いることが可能である。濾過することにより、ドープ中の異物、未溶解物等を除去することができ、これらによる製品性能の低下や損傷、欠陥を低減もしくは除去することができる。
また、一度溶解したドープを加熱して、さらに溶解度の向上を図ることもできる。加熱には静置したタンク内で攪拌しながら加熱する方法、多管式、静止型混合器付きジャケット配管等の各種熱交換器を用いてドープを移送しながら加熱する方法などがある。また、加熱工程の後に冷却工程を設け、装置内の内部を加圧することにより、ドープの沸点以上の温度に加熱することも可能である。これらの加熱処理をおこなうことにより、完全に溶解できていなかった微小な未溶解物を完全にあるいは実用的に無視してよい程度にまで溶解することができ、製品フィルム中の異物の減少、濾過の負荷低減が図れる。
本発明におけるドープには公知の添加剤をドープに添加させることが可能である。添加剤としては紫外線吸収剤や分散剤、可塑剤、マット剤などが挙げられるが、これらに限定されない。また、ドープ中には、他の添加剤としてシリカ、カオリン、タルク、塩化メチレン、メタノールなどを添加することも可能である。これらの添加剤は、ドープを調製する際に同時に混合することも可能であり、また、ドープを調製した後、移送する際に静止型混合器などを用いてインライン混合することも可能である。
図1は、本発明を実施した溶液製膜ラインを示すものであり。上述のようにして調製されたドープが流延されてフイルムが生成される。溶液製膜ラインは、流延設備16と、乾燥設備17と、巻き取り設備18とをその基本構成としている。なお、流延設備の前にドープ調製設備を設けて、ドープの調製を溶液製膜ライン内にて行うようにしてもよい。
流延設備16には流延エリア40a、乾燥エリア40b、剥ぎ取りエリア40cからなる乾燥ケーシング40、及び熱気循環器51などが設けられている。詳しくは後述するが、流延設備16では、ドープ12が流延ダイ14からバンド31上に流延され帯状の流延膜35を形成する。そして、流延膜35は、乾燥ケーシング40内の乾燥エリア40bにて、熱気循環器51により熱気を送風され、自己支持性を有するように徐々に溶媒が揮発された後、剥ぎ取りローラ37によりバンド31から剥ぎ取られ、フイルム36が生成される。
バンド31上における流延膜35の膜厚や、幅、及び、流延速度は適宜変更することができるが、膜厚をH、幅をW、流延速度Vfとしたときに、100μm≦H≦750μm、800mm≦W≦2200mm、45m/min≦Vf≦100m/min、を満たすことが好ましい。また、特に好ましくは、膜厚Hが100μm≦H≦300μmを満たすことである。なお、本実施形態においては、1種類のドープを用いて、単層構造の流延膜を形成しているが、本発明は2層以上の多層構造のフィルムを製膜する場合にも適用される。
なお、剥取ローラ37は、フリーローラの場合と、駆動ローラの場合とがあるが、駆動する際には、フィルム36のドロー比、テンション、たるみ、のうち少なくとも1つの制御量をもとに駆動していることが好ましい。なお、ここでは、剥ぎ取りローラ37がフィルム36を剥ぎ取ることと、乾燥設備17へ導くこととの両方の機能を有するものとしているが、フィルム36を剥ぎ取るための剥ぎ取りローラと、そのフィルム36を乾燥設備17へ導くガイドローラ(図示しない)とが、別個のものとして溶液製膜ラインに設けられたものでもよい。
乾燥設備17は、テンター装置41とローラ乾燥装置42とから構成されている。テンター装置41では、フィルム36は、その側縁部が保持されて張力が与えられながら乾燥される。その後、フィルム36は、多数のローラ43が備えられたローラ乾燥装置42にてさらに乾燥されるが、乾燥後には、ローラ乾燥装置42に付設された冷却器(図示せず)を通過することにより常温まで冷却されることが好ましい。
十分な乾燥処理を施されたフィルム36は、耳切装置46で製品幅になるようにフィルム36の耳切りが行われることが好ましく、その後は、巻取機47で巻き取られる。なお、本発明においては、各設備間並びに装置間に適宜搬送用のローラ48を設置し、フィルム36を搬送させており、その設置個数は限定されない。また、本発明は、上記の乾燥設備17及び巻き取り設備18の構成と、その方法に依存するものではなく、公知である各種の乾燥方法及び巻き取り方法により実施されてよい。
以下、本発明に係る流延設備16について、図2、図3を用いて詳しく説明する。図2は、流延設備16の要部を示す概略図であって、上方から観察した斜視図である。また、図3は、図2におけるa−a’方向の断面図である。
流延設備16は、流延ダイ14、バンド31、乾燥ケーシング40とを備えている。流延ダイ14にはドープ12が供給され、支持体であるバンド31上に流延される。バンド31は、例えば、ステンレスから構成されており、2つのドラム32,33間に水平に掛け巡らされている。そして、ドラム32,33が回転駆動されることによって、バンド31が回転する。
流延ダイ14からのドープ12は、バンド31上で帯状の流延膜35となり、バンド31の回転移動に伴って移動する。この流延膜35の移動経路に沿ってバンド31及び流延膜35を覆うように乾燥ケーシング40が設けられている。乾燥ケーシング40は、流延ダイ14が配置された流延エリア40aとバンド31の回転に伴って流延膜35を乾燥させる乾燥エリア40bと、乾燥によって自己支持性を有した流延膜35をフイルム36として剥ぎ取る剥ぎ取りエリア40cとに分かれている。なお、流延エリア40aの流延ダイ14に対してバンド31の移動方向上流側には、必要に応じて図示しないチャンバが設けられており、常に安定した形状でドープ12をバンド31上に流延している。
乾燥エリア40b内には、遮風板53、55と、熱気循環器51を構成する熱気送風口51a、熱気排気口51b及び冷気送風器57、59が設けられている。遮風板53,55は、バンド31上の流延膜35をその幅方向で中央エリアA1と側縁エリアA2とに仕切るように流延膜35の側縁よりも内側にそれぞれ配置されている。この遮風板53、55は、流延方向に長く形成されている。
遮風板53、55の取り付け位置は特に限定されるものではないが、流延膜35の側縁から中央部側への距離をL1としたときに、20mm≦L1≦100mm、を満たす位置に設けることが好ましく、特に、距離L1が20mm≦L1≦80mmを満たすとよい。距離L1が20mm以下となる範囲に遮風板53,55を設けると、バンド31へ送風される熱気の遮風効果は変わらないが、流延膜35への遮風効果が少なくなり、発泡が起こりやすくなる。また、距離L1が100mm以上となる範囲に遮風板53、55を設けると、流延膜35の側縁部以外の乾燥を遅らせることとなり、かえって剥げ残りを発生させる恐れがある。
また、遮風板53,55は、流延膜35との隙間をG1としたときに、5mm≦G1≦30mm、を満たす位置に設けることが好ましく、特に、5mm≦G1≦15mmを満たすとよい。隙間G1が5mm以下となる範囲に遮風板53、55を設けると、流延作業時のトラブルなどの際に、バンド31を傷つけてしまう危険が大きくなり得策ではない。また、隙間G1が30mm以上となる範囲に遮風板53、55を設けると、遮風板53、55の内側に送風する熱気が側縁エリアA2に大量に漏れることになり、遮風効果を極端に減じることとなるので得策ではない。さらに、遮風板53、55は、任意の材料を用いて形成することができるが、錆などの影響を考慮に入れるとSUSを用いることが好ましく、特に、SUS316、もしくは、SUS316Lを用いることが好ましい。
熱気送風口51aは、流延膜35の走行方向上流側に形成され、流延膜35を乾燥させるための熱気を中央エリアA1に送風する。一方、熱気排気口51bは、流延膜35の走行方向下流側に形成され、送風された熱気により揮発した溶媒を含む周辺の空気を吸い込む。また、バンド31の下側で剥ぎ取りエリア40cの近くには、熱気送風口51cが設けられている。熱気送風口51cは、熱気排気口51bへ向けて熱気を送風する。
熱気送風口51a、51c及び熱気排気口51bは、熱気循環器51に接続され(図1参照)、熱気循環器51は、熱気排気口51bから吸い込まれた空気中に含まれた溶媒を凝縮回収して浄化し、再び熱気送風口51a、51cより流延膜35に熱気を送風する。このように、熱気が乾燥エリア40b内を循環することにより流延膜35中の溶媒が揮発して、流延膜35は自己支持性を持つようになる。
冷気送風器57、59は、側縁エリアA2に配置され、下面にはそれぞれ冷気送風口60が設けられている。冷気送風器57、59は、流延膜35の側縁よりも内側に設けられた冷気送風口60から流延膜35の側縁部へ向けて冷気を送風し、流延膜35の側縁部を冷却する。また、冷気送風口60の内側には遮風板53、55がそれぞれ配置されているので、冷気は流延膜35の側縁部に送風された後は、流延膜35の幅方向外側へ拡散してバンド31を冷却する。
冷気送風器57、59が送風する冷気の露点、温度、風速などの条件は適宜変更することが可能であるが、効率よく流延膜35及びバンド31を冷却するために、露点をDP、温度をT、風速をVcとしたときに、DP≦−2℃、15℃≦T≦60℃、1m/sec≦Vc≦10m/sec、を満たすことが好ましい。また、冷気送風口60は、流延膜35の側縁から中央部側への距離をL2、流延膜35と冷気送風口60との隙間をG2としたときに、20mm≦L2≦100mm、5mm≦G2≦30mm、を満たす位置に設けることが好ましい。さらに、冷気は、流延膜35に対しての交差角度をθとしたときに、45度≦θ≦90度、を満たすように送風することが好ましく、特に、60度≦θ≦80度、を満たすことが好ましい。
以下、上記構成による本発明の作用について説明をする。流延設備16にて、回転移動するバンド31上に流延されたドープ12は、流延膜35を形成して乾燥エリア40bに移送される。そして、乾燥エリア40bにおいて自己支持性を有するように徐々に溶媒が揮発される。
このとき、流延膜35の中央エリアA1には、熱気循環器51から熱気が送風されるが、熱気循環器51の両外側には遮風板53、55が配置されており、熱気は流延膜35の側縁エリアA2への送風は制限される。さらに、流延膜35の側縁エリアA2は、冷気送風器57、59から冷気が送風され、側縁エリアA2及びバンド31が冷却される。
これにより、流延膜35の側縁エリアA2の温度上昇を抑え、流延膜35の幅方向における温度分布が均一化させて、側縁エリアA2において溶媒が発泡してしまうといった不具合を防止することができる。
以下、図4、図5をもとに本発明の具体的な実施例について比較例と比較しながら説明をする。図4は、遮風板の配置位置や、冷気送風器の設置状況を示した乾燥エリアの断面図であり、同図(A)は実施例1を、同図(B)は比較例1を、同図(C)は実施例2を、同図(D)は比較例2を、同図(E)は比較例3をそれぞれ表している。図5は、図4(A)〜(E)に示すように乾燥エリアを変化させた際の各種条件の具体的な違い、及び、流延膜の側縁部における溶媒の発泡状況や、溶媒の発泡に起因した流延膜の剥げ残りについて目視にて観察した際の評価結果を示す図表である。
全ての実施例及び比較例は、熱気循環器が送風する熱気の温度を120℃とし、流延速度を50m/min、製造される製品フイルムの幅を1550mmに統一して比較を行った。また、ドープとしては溶媒含有率が50%以上75%以下のものを用いた。このとき、乾燥エリアにおいて、流延方向上流側では流延膜中の溶媒含有率が75%であり、流延方向下流側では流延膜中の溶媒含有率が40%であった。
溶媒の発泡状況は、発泡が確認できない場合には「◎」を、一部発泡が確認できるが剥げ残りに拡大していかない場合には「○」を、一部発泡が確認でき剥げ残りが発生するが剥げ残り部分が拡大してはいかない場合には「△」を、一部発泡が確認でき剥げ残り部分が拡大していく場合には「×」を、発泡が連続的に発生して剥げ残りが連続していく場合には「××」を、それぞれ図表中に記して評価とした。
〔実施例1〕
実施例1は、乾燥エリアに遮風板のみを設けた例である。遮風板は、L1=50mm、G1=10mmとなるように配置した。このような条件にて流延を行ったところ、流延膜の側縁部には発泡が確認されたが、剥げ残りには発展しないレベルであったため評価を「○」とした。
〔比較例1〕
比較例1は、乾燥エリアに遮風板のみを設けた例であり、実施例1に対して遮風板の配置位置を変化させた例である。比較例1において遮風板は、L1=0mm、G1=30mmとなるように配置した。このような条件にて流延を行ったところ、流延膜の側縁部には発泡が連続的に確認された。さらにこの発泡に起因して剥げ残りも連続発生していたため評価を「××」とした。
〔実施例2〕
実施例2は、乾燥エリアに遮風板及び冷気送風器の両方を設けた例である。遮風板は、L1=50mm、G1=20mmとなるように配置した。また、冷気送風器は、L2=40mm、G2=20mm、θ=70°となるように設置した。このような条件にて流延を行ったところ、流延膜の側縁部に発泡が発生することなく良好な流延を行うことができたため評価を「◎」とした。
〔比較例2〕
比較例2は、乾燥エリアに遮風板及び冷気送風器の両方を設けた例であり、実施例2に対して遮風板及び冷気送風器の設置条件を変化させた例である。比較例2において遮風板は、L1=50mm、G1=40mmとなるように配置した。また、冷気送風器は、L2=40mm、G2=40mm、θ=70°となるように設置した。このような条件にて流延を行ったところ、流延膜の側縁部には発泡が確認された。さらにこの発泡に起因して剥げ残りも発生したが、剥げ残り部分が拡大していかないため評価を「△」とした。
〔比較例3〕
比較例3は、比較例2と同様に、乾燥エリアに遮風板及び冷気送風器の両方を設けた例であり、実施例2に対して遮風板及び冷気送風器の設置条件を変化させた例である。比較例3において遮風板は、L1=10mm、G1=20mmとなるように配置した。また、冷気送風器は、L2=0mm、G2=20mm、θ=90°となるように設置した。このような条件にて流延を行ったところ、流延膜の側縁部には発泡が確認された。さらにこの発泡に起因して剥げ残りも発生し、この剥げ残り部分が拡大していったため評価を「×」とした。
溶液製膜ラインを示す概略図である。 流延設備を表す斜視図である。 乾燥エリアの断面図である。 遮風板の配置位置や冷気送風器の設置状況を変化させた乾燥エリアの断面図である。 乾燥エリアを変化させた際の各種条件の違い、及び、流延膜の発泡状況や、剥げ残りについての評価結果を示す図表である。
符号の説明
12 ドープ
14 流延ダイ
31 バンド
16 流延設備
35 流延膜
36 フイルム
40b 乾燥エリア
51 熱気循環器
51a、51c 熱気送風口
51b 熱気排気口
53、55 遮風板
57、59 冷気送風器
60 冷気送風口

Claims (16)

  1. 溶媒によりポリマーを溶解して流延ドープ形成し、移動する支持体上に前記流延ドープを流延して流延膜を形成し、この流延膜に熱気を送風して乾燥させた後に、前記支持体から流延膜を剥ぎ取ってフイルムを生成する溶液製膜方法において、
    前記支持体上の流延膜をその幅方向で中央エリアと側縁エリアとに仕切るように遮風部材を設けるとともに、前記中央エリアに熱気を送風することを特徴とする溶液製膜方法。
  2. 前記側縁エリアに、前記支持体上の流延膜の幅方向内側から外側へ向けて冷気を送風することを特徴とする請求項1記載の溶液製膜方法。
  3. 溶媒によりポリマーを溶解して流延ドープ形成し、移動する支持体上に前記流延ドープを流延して流延膜を形成し、この流延膜に熱気を送風して乾燥させた後に、前記支持体から流延膜を剥ぎ取ってフイルムを生成する溶液製膜方法において、
    前記支持体上の流延膜の幅方向内側から外側へ向けて冷気を送風することを特徴とする溶液製膜方法。
  4. 前記遮風部材を、前記流延膜の側縁から中央部側に20mm以上100mm以下の範囲で設け、遮風部材と流延膜との隙間を5mm以上30mm以下にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の溶液製膜方法。
  5. 前記遮風部材を、前記流延膜の側縁から中央部側に20mm以上80mm以下の範囲で設けたことを特徴とする請求項4記載の溶液製膜方法。
  6. 前記遮風部材と流延膜との隙間を5mm以上15mm以下にしたことを特徴とする請求項4又は5記載の溶液製膜方法。
  7. 前記冷気の送風を送風ダクトにより行い、この送風ダクトの送風口を前記流延膜の側縁から中央部側に20mm以上100mm以下の範囲で設け、送風口と流延膜との隙間を5mm以上30mm以下にするとともに、
    前記冷気を流延膜に対して45度以上90度以下の交差角度となるように送風することを特徴とする請求項2〜6いずれか記載の溶液製膜方法。
  8. 前記冷気を流延膜に対して60度以上80度以下の交差角度となるように送風することを特徴とする請求項7記載の溶液製膜方法。
  9. 前記冷気は露点が−2℃以下であり、温度が15℃以上60℃以下であるとともに、
    前記冷気を風速1m/sec以上10m/sec以下の範囲で送風することを特徴とする請求項2〜8いずれか記載の溶液製膜方法。
  10. 前記流延膜の溶剤含有率が湿量基準重量%で30%以上85%以下であることを特徴とする請求項1〜9いずれか記載の溶液製膜方法。
  11. 前記支持体の移動速度が45m/min以上100m/min以下であることを特徴とする請求項1〜10いずれか記載の溶液製膜方法。
  12. 前記フイルムがセルロースエステルフイルムであり、前記支持体上における膜厚が100μm以上750μm以下であり、幅が800mm以上2200mm以下であることを特徴とする請求項1〜11いずれか記載の溶液製膜方法。
  13. 前記フイルムがセルロースエステルフイルムであり、前記支持体上における膜厚が100μm以上300μm以下であることを特徴とする請求項12記載の溶液製膜方法。
  14. 溶媒によりポリマーを溶解して流延ドープ形成し、移動する支持体上に前記流縁ドープを流延して流延膜を形成し、この流延膜に熱気を送風して乾燥させた後に、前記支持体から流延膜を剥ぎ取ってフイルムを生成する溶液製膜装置において、
    前記支持体上の流延膜の幅方向中央部に前記熱気を送風する熱気送風手段と、
    前記支持体上の流延膜を、前記中央部を含む中央エリアと側縁エリアとに仕切り、前記熱気の流延膜幅方向外側への流動を抑える遮風部材とを設けたことを特徴とする溶液製膜装置。
  15. 前記側縁エリアに、前記支持体上の流延膜の幅方向内側から外側に向けて冷気を送風する冷気送風手段を設けたことを特徴とする請求項14記載の溶液製膜装置。
  16. 溶媒によりポリマーを溶解して流延ドープ形成し、移動する支持体上に前記流縁ドープを流延して流延膜を形成し、この流延膜に熱気を送風して乾燥させた後に、前記支持体から流延膜を剥ぎ取ってフイルムを生成する溶液製膜装置において、
    前記支持体上の流延膜の幅方向内側から外側に向けて冷気を送風する冷気送風手段を設けたことを特徴とする溶液製膜装置。
JP2003281354A 2003-07-28 2003-07-28 溶液製膜方法及び装置 Pending JP2005047141A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003281354A JP2005047141A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 溶液製膜方法及び装置
US10/895,935 US20050023720A1 (en) 2003-07-28 2004-07-22 Method and apparatus for producing film from dope

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003281354A JP2005047141A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 溶液製膜方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005047141A true JP2005047141A (ja) 2005-02-24

Family

ID=34100934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003281354A Pending JP2005047141A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 溶液製膜方法及び装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20050023720A1 (ja)
JP (1) JP2005047141A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297903A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd ポリマーフイルムの製造方法
JP2006297906A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd 流延装置、溶液製膜設備および溶液製膜方法
JP2012030480A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Fujifilm Corp 流延装置及び溶液製膜方法
JP2012143989A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Fujifilm Corp 流延装置及び溶液製膜方法
JP2012179799A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Konica Minolta Advanced Layers Inc 光学フィルムの製造方法及び製造装置、光学フィルム、偏光板並びに液晶表示装置
CN102731808A (zh) * 2011-03-29 2012-10-17 富士胶片株式会社 干燥装置、膜的干燥方法及溶液制膜方法
KR101232678B1 (ko) * 2005-03-25 2013-02-13 후지필름 가부시키가이샤 폴리머 필름 및 폴리머 필름의 제조방법
JP2013156488A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Konica Minolta Inc 光学フィルムの製造方法、該製造方法により得られる光学フィルム、偏光板、液晶表示装置、ならびに流延装置
JP2015085680A (ja) * 2013-09-27 2015-05-07 富士フイルム株式会社 溶液製膜方法及び設備
JP2017109311A (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 コニカミノルタ株式会社 光学フィルムの製造方法
WO2018061804A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 富士フイルム株式会社 溶液製膜方法
KR20190045264A (ko) * 2016-09-30 2019-05-02 후지필름 가부시키가이샤 용액 제막 방법

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7708921B2 (en) * 2003-09-19 2010-05-04 Fujifilm Corporation Solution film-forming method
EP1789482B1 (en) * 2004-08-06 2009-07-15 FUJIFILM Corporation Producing method for film
WO2006101221A1 (en) * 2005-03-25 2006-09-28 Fuji Film Corporation Apparatus and method for producing film from dope
WO2007037467A1 (en) * 2005-09-28 2007-04-05 Fujifilm Corporation Method and apparatus for producing polymer film
US20070075449A1 (en) * 2005-09-30 2007-04-05 Konica Minolta Opto, Inc. Manufacturing method for optical film and manufacturing apparatus of optical film
JP5165427B2 (ja) * 2007-03-23 2013-03-21 富士フイルム株式会社 溶液製膜方法
US20080268244A1 (en) * 2007-04-30 2008-10-30 Doufas Antonios K Impact copolymers having improved properties
US9028407B1 (en) * 2013-12-13 2015-05-12 Safer Care LLC Methods and apparatus for monitoring patient conditions
CN114619640B (zh) * 2022-04-22 2024-05-10 天宫氢能材料科技(东莞)有限公司 一种全氟磺酸质子膜的制备设备及制备方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3931514B2 (ja) * 2000-01-18 2007-06-20 コニカミノルタホールディングス株式会社 セルロースアシレートフィルムの製造方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101232678B1 (ko) * 2005-03-25 2013-02-13 후지필름 가부시키가이샤 폴리머 필름 및 폴리머 필름의 제조방법
JP2006297906A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd 流延装置、溶液製膜設備および溶液製膜方法
JP4607779B2 (ja) * 2005-03-25 2011-01-05 富士フイルム株式会社 ポリマーフイルムの製造方法
JP4607792B2 (ja) * 2005-03-25 2011-01-05 富士フイルム株式会社 流延装置、溶液製膜設備および溶液製膜方法
JP2006297903A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd ポリマーフイルムの製造方法
KR101273992B1 (ko) * 2005-03-25 2013-06-12 후지필름 가부시키가이샤 폴리머 필름의 제조방법
JP2012030480A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Fujifilm Corp 流延装置及び溶液製膜方法
JP2012143989A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Fujifilm Corp 流延装置及び溶液製膜方法
JP2012179799A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Konica Minolta Advanced Layers Inc 光学フィルムの製造方法及び製造装置、光学フィルム、偏光板並びに液晶表示装置
CN102731808A (zh) * 2011-03-29 2012-10-17 富士胶片株式会社 干燥装置、膜的干燥方法及溶液制膜方法
JP2013156488A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Konica Minolta Inc 光学フィルムの製造方法、該製造方法により得られる光学フィルム、偏光板、液晶表示装置、ならびに流延装置
JP2015085680A (ja) * 2013-09-27 2015-05-07 富士フイルム株式会社 溶液製膜方法及び設備
TWI647084B (zh) * 2013-09-27 2019-01-11 富士軟片股份有限公司 溶液製膜方法及設備
JP2017109311A (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 コニカミノルタ株式会社 光学フィルムの製造方法
WO2018061804A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 富士フイルム株式会社 溶液製膜方法
KR20190045264A (ko) * 2016-09-30 2019-05-02 후지필름 가부시키가이샤 용액 제막 방법
KR102151892B1 (ko) 2016-09-30 2020-09-03 후지필름 가부시키가이샤 용액 제막 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20050023720A1 (en) 2005-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005047141A (ja) 溶液製膜方法及び装置
KR101858752B1 (ko) 건조 장치, 막의 건조 방법 및 용액제막 방법
JP4915812B2 (ja) 溶液製膜方法及び洗浄装置
JP6538587B2 (ja) 流延装置及び溶液製膜方法
JP2009066982A (ja) 溶液製膜方法及び洗浄装置
JP5660907B2 (ja) 減圧チャンバ、流延膜の形成方法及び溶液製膜方法
JP5715364B2 (ja) 流延装置及び溶液製膜方法
TWI658916B (zh) 迷宮式密封件、流延裝置、溶液製膜設備及方法
JP2009208296A (ja) 流延装置、溶液製膜方法及び溶液製膜設備
JP2010158834A (ja) 流延装置及び溶液製膜方法
JP2009243734A (ja) 塗布膜の乾燥装置および光学機能性フィルム
JP3941860B2 (ja) 溶液製膜方法
JP2002036266A (ja) フィルム製造方法、フィルムおよび偏光板用フィルム
JP5292339B2 (ja) 熱可塑性フィルムの延伸方法及び装置、並びに溶液製膜方法
JP6008453B2 (ja) 流延装置、溶液製膜設備及び方法
JP2010069443A (ja) 塗布膜の乾燥装置及びそれにより製造された光学フィルム
JP2009029024A (ja) 溶液製膜方法及び設備
JP2009078441A (ja) 溶液製膜設備及び溶液製膜方法
JP2009227432A (ja) ウェブ支持ローラ及びウェブ搬送方法
WO2018061804A1 (ja) 溶液製膜方法
JP5971808B2 (ja) 流延装置、溶液製膜設備及び方法
JP2008230105A (ja) 溶液製膜方法及び溶液製膜設備
JP4504650B2 (ja) 溶液製膜方法
JP2009214311A (ja) 流延装置、溶液製膜設備及び溶液製膜方法
JP4017139B2 (ja) 溶液製膜方法