JP2005043557A - コンテンツデータ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツデータの選択手順を簡単化して、余分な操作手順を減らし、よりフレンドリーなユーザ操作で所望のコンテンツデータを設定すること。
【解決手段】このコンテンツデータ処理システムでは、ROM3にプリセットコンテンツデータMpが予め記録され、ユーザが設定したユーザコンテンツデータMuがユーザメモリ(フラッシュメモリ)4に記録され、さらに、サーバSv等の外部装置から提供コンテンツデータをロードすることができる。コンテンツデータ利用の際には、ROM3及びユーザメモリ4に記録された内蔵コンテンツデータMp,Muや外部装置SVからの提供コンテンツデータについて、データ名などの当該コンテンツデータに関連する案内情報Cp,Cu;Csを取得し、案内情報に基づいて、その主要項目を連続して所定順序で表示する。そして、表示された中から選択された主要項目の案内情報に対応したコンテンツデータをセットする。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子楽器などのメディア情報処理装置に記録されているソングデータ等のコンテンツデータを再生する際の便を図ったコンテンツデータ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、メディア情報処理装置においては、内部に記録されている複数のメディア情報を再生する際に所定の手順で情報が読み出される。例えば、電子楽器では、通常、内部に記録している複数の演奏データ(ソングデータ)を自動演奏する機能が備えられており、これらの演奏データは、ユーザ記憶エリア又はプリセット記憶エリアにユーザデータ又はプリセットデータとして記憶される。
【0003】
演奏データを読み出すための手順を工夫したものは、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されており、特許文献1のものは、複数の演奏データバンクを有し、再生指示時から所定時間以内にデータバンクの指定があったときは指定バンクを、指定がないときは予め設定されている順序で複数バンクを演奏する。また、特許文献2のものは、演奏データのチェインプレイ(連続再生)のためにディレクトリ構造でデータを保持しディレクトリ内に曲順データを含ませている。
【0004】
【特許文献1】実公平7−20718号公報
【特許文献2】特開2001−109470号公報
【0005】
しかしながら、ユーザ記憶エリア及びプリセット記憶エリアに記憶されるユーザ及びプリセット両データにわたる設定手順については、あまり工夫がみられず、従来は、ユーザ自身がユーザ記憶エリアとプリセット記憶エリアを切り換えて各記憶エリアのデータに関する情報を夫々読み出していたので、ユーザにとっては所望データを設定するまでの操作が面倒であるという不都合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の主たる目的は、このような不都合に鑑み、電子楽器などのメディア情報処理装置で利用されるソングデータ等のコンテンツデータを選択するための手順を簡単化して余分な操作手順を減らし、よりフレンドリーなユーザ操作で所望のコンテンツデータを装置に設定することができるようにしたコンテンツデータ処理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の主たる特徴に従うと、1以上のコンテンツデータ(Mp)を予め第1記憶エリア(3)に記憶し、ユーザ設定に基づく1以上のコンテンツデータ(Mu)を第2記憶エリア(4)に記憶する記憶手段(3,4)を備えるコンテンツデータ処理装置(EM)又はそのプログラム手順は、第1及び第2記憶エリア(3,4)に記憶された両コンテンツデータの案内情報(Cp,Cu)を取得する案内情報取得手段又はステップ(S3)と、取得された両コンテンツデータの案内情報(Cp,Cu)を所定順序で連続して報知する報知手段又はステップ(S6,S8;S13,S14)と、ユーザ操作に応じて、報知された案内情報の中から任意のものを選択する選択手段又はステップ(S19)と、選択された案内情報に対応するコンテンツデータを読み出すコンテンツデータ読出し手段又はステップ(S25)とを備える〔請求項1,3〕。なお、括弧書きは対応する実施例の参照記号等であり、以下においても同様である。
【0008】
この発明の別の特徴によると、1以上のコンテンツデータ(Mp,Mu)を記憶する記憶手段(3,4)を備えるコンテンツデータ処理装置(EM)又はそのプログラム手順は、記憶されたコンテンツデータの案内情報(Cp,Cu)を取得すると共に、外部装置(SV)から提供可能な1以上のコンテンツデータ(Ms)の案内情報(Cs)を取得する案内情報取得手段又はステップ(S3)と、取得された両コンテンツデータの案内情報(Cp,Cu;Cs)を所定順序で連続して報知する報知手段又はステップ(S6,S8;S13,S14)と、ユーザ操作に応じて、報知された案内情報の中から任意のものを選択する選択手段又はステップ(S19)と、選択された案内情報に対応するコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段又はステップ(S25)とを備える〔請求項2,4〕。
【0009】
〔作用〕
この発明によるコンテンツデータ処理システムでは、コンテンツデータ処理装置(EM)内の第1記憶エリア(3)に1以上のプリセットコンテンツデータ(Mp)を予め記録し、プリセットコンテンツデータと同種類の任意のデータであり、ユーザが設定したユーザコンテンツデータ(Mu)を第2記憶エリア(4)に記録しており、さらに、このような内蔵コンテンツデータ(Mp,Mu)と同種類の提供コンテンツデータ(Ms)をサーバ(Sv)等の外部装置からデータ取得インターフェース(13)を介してロードすることができる。コンテンツデータ利用の際には、第1記憶エリア及び第2記憶エリアに記録された内蔵コンテンツデータ更には外部装置(SV)からの提供コンテンツデータについて、データ名(曲番号、タイトル等)などの当該コンテンツデータに関連する案内情報(Cp,Cu;Cs)を取得し(S3)、案内情報の内容に基づいて、その主要項目(例えば、曲番号)を連続して所定の順番で報知(表示)する(S6,S8;S13,S14)。そして、報知された中からユーザが所望の項目を選択すると(S15→S16・YES)、選択された項目の案内情報に対応したコンテンツデータを当該コンテンツデータ処理装置(EM)にセットする(S19)。
【0010】
このように、この発明では、コンテンツデータの記憶エリアや提供源の相違に拘わらず、選択対象なるコンテンツデータを連続的に所定順序でユーザに報知(表示)するようにしているので、余分な手順がなく簡単でフレンドリーな操作手順で所望のコンテンツを選択することができる。特に、コンテンツデータ処理装置が電子楽器の場合、電子楽器の演奏者にとっては繰返しでコンテンツを読み出すことが多く、利用するコンテンツにはユーザが装置内に取り込んだユーザコンテンツ(Mu)が多いので、例えば、ユーザコンテンツを優先する順序で案内表示することにより、ユーザにとって使い勝手がよいシステムとなる。
【0011】
また、第1記憶エリアはROM(3)とし、書き換えされない記憶素子であるROM(3)にプリセットされるコンテンツデータを記憶させておき、第2記憶エリアはフラッシュメモリ(4)として、書き換えが可能なメモリであるフラッシュメモリ(4)にユーザコンテンツデータを記憶してユーザの指示でコンテンツデータの追加削除更新等を行なっていくように使うことができる。なお、第1及び第2記憶エリアを同一の記録媒体内に設定して、第1記憶エリアに記憶したコンテンツデータを削除した際は、当該削除箇所を第2記憶エリアに組み込むようにしてもよい。この場合、使わないコンテンツデータを削除することで、新たなコンテンツデータを追加して、ユーザによるコンテンツデータ利用のバリエーションを更に増やすことが可能になる。
【0012】
この発明によるコンテンツデータ処理システムは、コンテンツ選択モードを含む複数の動作モードを有することができる。この場合、コンテンツを選択するモードから他のモードに移って何らかの処理を行ない、また、コンテンツを選択する必要があって再度コンテンツ選択モードに入った際に、分かり易い順番でコンテンツの案内が行われる。
【0013】
コンテンツ選択モードでの標準的な案内は、コンテンツ種別については、ユーザコンテンツ(Mu)、提供コンテンツ(Ms)、プリセットコンテンツ(Mp)の優先順位とし、各種別毎に予め定められたコンテンツ通し番号(例えば、曲番号)に従って案内するのが好ましい(図3参照)。つまり、或る種別のコンテンツデータの最後の案内後は、別種別のコンテンツデータの先頭の案内に進ませる。この場合、後からユーザコンテンツを追加する際は、最後のユーザコンテンツ番号に連続する番号を与え、また、ユーザコンテンツの削除時には、後続するコンテンツデータを繰り上げて、通し番号を維持するようにしておくと、切れ目がないコンテンツ番号でスムースに案内することができる。なお、案内表示の内容については、“記憶エリアコード(p,u,s)+通し番号”やタイトル等の項目が用られ、当該コンテンツデータの案内情報から抽出して作成される(「主要項目」と呼ばれる)。
【0014】
また、ユーザ操作に応じて、上述した順序とは逆方向に案内を進めるようにしてもよい。さらに、最後の案内表示の後に更に案内を進ませる操作があったときは、当初の案内表示に戻るように循環的に表示することが好ましい。このような循環的表示によって、案内が最後や先頭にいってしまった場合、戻り操作をすることなく、データの案内を進めることができる。
【0015】
コンテンツデータの案内情報の主要項目(タイトル等)を文字コードで表現し、文字コードの順番でユーザに対して報知(表示)される情報を生成するようにしてもよい。例えば、コンテンツデータのタイトルを表わす文字コードをアスキーコードの順番でソートし、ソートされた順番で当該文字などにより案内する。さらに、各コンテンツデータの案内情報に、当該コンテンツデータに元々ついていたタイムスタンプ情報を用いて、このタイムスタンプの日付順に案内表示するように構成してもよい。なお、ユーザコンテンツデータについては、タイトル等の文字コードをソートした順位やタイムスタンプの日付順を通し番号で管理したい場合は、新たにデータが追加されたり消去されることがあったときは、上述と同様に、番号の付け直しを行う。
【0016】
コンテンツデータの案内順序は、ユーザの操作により先に進めたり或いは後に進めるたり選択することができる。例えば、△(+)又は▽(―)のボタンスイッチや双方向回転が可能なダイヤルなどのインクリメント/デクリメント操作子を使用して、コンテンツデータの案内を前進させたり後退させ、また、通りすぎた案内があったときは、反対方向の操作子を操作することで案内表示を戻す。
【0017】
ユーザコンテンツ(Mu)自体の案内については、さらに、案内情報中の履歴情報に従い、最も新しく、記録、エディット又は読出し指示がされたコンテンツが優先的に案内されるようにすることができる。つまり、記録やエディットを行なった際に、いつ行なったか或いはどのデータの後に行なったかを、案内情報中に同時に記憶しておくと、記憶した履歴情報でデータの読出し順序を決めやすく、また、ユーザにとっても選択しやすいものとなる。さらに、履歴情報として、データの再生(演奏)を行なうために読み出した履歴を用いて、最近読み出したものから順番に表示させてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔システム構成〕
図1は、この発明の一実施例によるコンテンツデータ処理システムのハードウエア構成例を示すブロック図である。この例では、コンテンツデータ処理装置EMは、自動演奏機能が付いたトランペット型の電子楽器で構成され、パーソナルコンピュータPCやサーバSVとの通信機能をも有し、コンテンツデータには、自動演奏される曲データ(ソングデータ)が用いられる。
【0019】
トランペット型電子楽器(コンテンツデータ処理装置)EMは、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、外部記憶装置(内蔵記録媒体)4、読出し書込み装置(可搬型記録媒体駆動装置)5、演奏指示受付インターフェース(演奏検出回路)6、パネル操作子装置7、表示器装置8、音源部9、DSP10、サウンドシステム11などを備え、これら装置1〜11はバス12を介して互いに接続される。
【0020】
装置EM全体を制御するCPU1は、プログラム実行中の時間を計測し現在の日時情報を提供するタイマ13を備え、コンテンツデータ処理プログラムを含む所定の制御プログラムに従ってコンテンツデータ処理を含む各種処理を実行する。書込可能なRAM2は、各種制御プログラムを実行するのに必要な種々の情報を一時的に記憶するためのワーキングメモリとして機能する。
【0021】
また、ROM3には、CPU1にコンテンツデータ処理などを実行させる制御プログラムや各種データ等が記憶されており、特に、プリセット曲データMpを記憶するための第1記憶エリアとして利用される。なお、このプリセット曲データMpは、例えば、ファクトリーセットされた練習曲のデータであり、ユーザパートとバック演奏のパートの演奏データから成り、例えば20曲分ROM3に記憶される。そして、これらCPU1、タイマ13、RAM2及びROM3は、この電子楽器EMの信号処理システムを形成する。
【0022】
外部記憶装置4は、ここでは、装置EMに内蔵される記録媒体及びその駆動装置を指し、この記録媒体には、例えば、フラッシュメモリが用いられる。外部記憶装置4は、“ユーザメモリ”と呼ばれ、種々のプログラムや、追加の曲データ等の各種データを記憶することができ、特に、ユーザ曲データMuを記憶するための第2記憶エリアとして利用される。コンテンツデータ処理プログラム等の必要な制御プログラムは、ROM3に記憶されていなくても、外部記憶装置4に当該制御プログラムを記憶させておきRAM2に読み込むことで、ROM3に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせて、所望のコンテンツデータ処理装置を実現することができ、また、制御プログラムの追加やバージョンアップ等を容易に行うことができる。
【0023】
読出し書込み装置5は、フレキシブルディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、CD−ROM,R,RW、ディジタル多目的ディスク(DVD)、スマートメディア(登録商標)などのフラッシュメモリデバイス(Flash Memory Device )、等々、“メディア”と呼ばれる可搬型の外部記録媒体15を駆動するものであり、曲データや制御プログラム等を当該記録媒体15から読み出して装置EMに導入したり、必要なデータを当該記録媒体15に書き込むのに用いられる。
【0024】
演奏指示受付インターフェース6は、これに接続される演奏操作子16及びマイクロフォン17からの演奏入力の内容を検出する演奏検出回路として機能する。すなわち、演奏操作子16は、3つの押しボタン式スイッチ(弁操作子)と効果スイッチから成り、マイクロフォン17はユーザの声の入力を受けて演奏音量や基本周波数を抽出し、インターフェース6は、ユーザによる演奏操作子16の弁操作信号やマイクロフォン17への発声から抽出された信号に基づいて演奏内容を表わす演奏入力信号を生成し、これを本体システム内に導入する。
【0025】
また、パネル操作子装置7は、種々の設定を行なうために、“パネル操作子”と呼ばれる文字キー等の複数の設定用操作子を備え、ユーザは、これらの設定用操作子を用いて、コンテンツデータ処理などにおける種々の機能の実行指示を行なうことができる。例えば、データ範囲選択操作子は、選択対象となる曲データの範囲を、プリセット及びユーザ曲データMp,Mu、ユーザ曲データMuのみ、或いは、プリセット、ユーザ及び提供曲データMp,Mu,Msの何れかに設定するのに用いられ、インクリメント(△)及びデクリメント(▽)操作子は、曲データの案内順を指定するのに用いられる。これらの装置6,16,17,7は、ユーザ操作に基づく入力操作部を構成する。
【0026】
表示器装置8は、楽器本体上に設けられたLED又はLCD文字表示器やインジケータ等の外に、別設されたLCD等のディスプレイを含み、それらの表示内容をCPU1からの指令に従って制御する。文字表示器は、この例では複数行の表示部を有し、例えば、セットしようとする曲データの案内項目を行別に複数曲分表示してユーザに報知することができる。インジケータには、セットされた曲データに基づいて演奏操作部16,17の操作ガイドを行う演奏ガイド用ランプが含まれる。また、比較的大きな表示画面を有するディスプレイは、例えば、文字表示器の表示に対応して曲データのより詳しい案内情報を画面に表示したり、曲データをエディットするためのエディット画面や、再生される曲データの楽譜、各種パラメータなどを表示することができる。
【0027】
音源部9は、記憶手段3,4から読み出される曲データや、演奏インターフェース6からの演奏入力信号を処理した演奏入力データに基づいて、音源部9は対応する楽音信号を出力する。DSP10はこの楽音信号を所望特性の音響信号に変換し、D/A変換器やアンプ、スピーカ(イヤホンを含む)から成るサウンドシステム11はこれを更にアナログ化し増幅して発音する。音源部9、DSP10及びサウンドシステム11は、音響出力機能部即ち発音システムを構成する。
【0028】
例えば、演奏インターフェース6からの演奏入力信号を処理する場合、CPU1は、トランペットを模擬して、マイクロフォン17から入力されたユーザの声から検出したピッチ情報と、演奏操作子16のユーザ操作から得られた操作子状態情報との両方に応じて、音高を決定し、予め設定された演奏条件と決定された音高に応じた楽音信号を音源部9で生成させ、DSP10及びサウンドシステム11を通じて対応する楽音を発音させることができる。なお、発音システム(イヤホン等)9〜11は、音声などによる演奏ガイドや各種案内にも用いられる。
【0029】
また、ユーザは、文字表示器などの案内表示に従いパネル操作子7を用いて、ROM3又は外部記憶装置(フラッシュメモリ)4に記憶されている曲データから、所望の曲データを選択し、選択された曲データを再生することができる。この場合、ユーザは、選択された曲データに基づく演奏ガイドを受けて演奏操作部16,17を操作し、発音システム9〜11を通じて楽音を発生させて実演奏を行なったり、或いは、ユーザの演奏操作部16,17の操作による実演奏を、選択された曲データに基づき発音システム9〜11により実行されるバック演奏と共演することができる。また、選択された曲データのみを発音システム9〜11を通じて再生する完全自動演奏を実行することもできる。
【0030】
バス11に接続される通信インターフェース(I/F)14は、パーソナルコンピュータやMIDI機器を含む他の情報処理装置PCや、サーバコンピュータ(サーバ)SVが接続されるインターネットや電話回線などの通信ネットワークCNに繋がり、他の情報処理装置PCやサーバSVとの間でデータのやりとりを可能とする。例えば、他の情報処理装置PCとは、MIDIや、USB、IEEE1394などの適当な専用インターフェースにより、曲データなどのコンテンツデータを授受し、サーバSVからは、通信ネットワークCNを介して、制御プログラムや制御データ、コンテンツデータなどを取得し、外部記憶装置4にダウンロードすることができる。
【0031】
なお、他の情報処理装置PCやサーバSVは、演奏操作部6,16,17や楽音発生部9〜11を除き、基本的に図1と同様の内部構成を有している。また、サーバSVの外部記憶装置内のハードディスク(HD)には、ユーザに提供可能なプログラムやコンテンツデータ等の種々の情報が蓄積されており、電子楽器EMや他の情報処理装置PCからの要求に応じて、種々のプログラムやコンテンツデータをこれらに配信することができる。
【0032】
つまり、このシステムでは、任意の曲データをエディットしたり記憶メディア15を通して曲データを取得することにより新たな曲データとして追加することができる外、サーバSVや他の情報処理装置PCから通信I/F14を通じて曲データをダウンロードすることで新たな曲データを追加することができる。
【0033】
〔コンテンツデータに関するデータ構成例〕
図2は、この発明の一実施例によるコンテンツデータ処理システムで取り扱われるコンテンツデータに関するデータ構成を説明するための図である。電子楽器EMの記憶手段3,4には、図2(a)のように、曲データ等のデータがプリセットデータとユーザデータに分けられて記憶される。つまり、電子楽器EMの動作に関係して用意される制御プログラム等のプログラムデータ、自動演奏に備えて用意された曲データMp及びその関連データCpを含むプリセット曲関連データ、両データ以外に用意された各種データが、ROM3に予め記憶されている。これに対して、ユーザが自動演奏のために電子楽器EM内に導入した曲データMu及びその関連データCpを含むユーザ曲関連データ、ユーザが電子楽器EM内に導入したその他のデータは、フラッシュメモリで構成される外部記憶装置(ユーザメモリ)4に記憶することができる。
【0034】
プリセット曲関連データは、図2(b)に示すように、ROM3内の曲データ記憶エリアに記憶され、“プリセット曲データ”と呼ばれる曲データMpと、曲データMpを管理するための管理情報であり“プリセット曲管理情報”と呼ばれる関連データCpとから成る。プリセット曲データMpは、曲データ毎に、例えば、00,01,…というように、曲番号が付けられ、図示の例では、曲番号00〜ijに対応して、“ij+1”個のプリセット曲データMp00,Mp01,…,Mpijから成る。
【0035】
これに対して、プリセット曲管理情報Cpは、プリセット曲データMpを管理するための管理情報であり、図示の例では、“ij+1”個のプリセット曲データMp00〜Mpijの夫々に対応するプリセット曲管理情報Cp00〜Cpijから成る。個々のプリセット曲管理情報Cp00,Cp01,…は、夫々、曲番号(00,01,…)、曲タイトル、曲データ記憶アドレス、プリセット曲データの内容を案内する処理に必要なタイムスタンプ、その他の情報から成る。
【0036】
ユーザ曲関連データは、図2(c)に示すように、ユーザメモリ4内の曲データ記憶エリアに記憶され、“ユーザ曲データ”と呼ばれる曲データMuと、曲データMuを管理するための管理情報であり“ユーザ曲管理情報”と呼ばれる関連データCuとから成る。ユーザ曲データMuは、プリセット曲データMpと同様に、曲データ毎に、例えば、00,01,…というように、曲番号が通しで付けられ、図示の例では、曲番号00〜mnに対応して、“mn+1”個のユーザ曲データMu00〜Mumnから成る。
【0037】
ユーザ曲管理情報Cuは、ユーザ曲データMuを管理するための管理情報であり、図示の例では、“mn+1”個のユーザ曲データMu00〜Mumnの夫々に対応するユーザ曲管理情報Cu00〜Cumnから成る。図2(d)は、ユーザ曲管理情報Cuの夫々の内容を表わしており、個々のユーザ曲管理情報Cu00,Cu01,…は、対応する曲データMu00,Mu01,…について、曲番号(00,01,…)、曲タイトル、記憶アドレスの外に、ユーザ曲データ記憶エリアに記憶された記憶日時(追加乃至更新日)、最新読出し日時(最新利用日)、ユーザ曲データの内容や利用状況を表わすタイムスタンプや利用回数等その他情報、等々を記録したものである。
【0038】
このコンテンツデータ処理システムでは、サーバSVは、曲データを公開していたり販売しており、公開されたり購入可能なこれらの曲データを各クライアントEM,PCに提供することができる。このため、サーバSVの記憶手段に、図2(e)のように、クライアントEM,PCに提供可能な曲データ(提供曲データMsと呼ばれる)とその関連データを含む曲関連データがその他のデータと共に記憶されている。各電子楽器EMは、サーバSVから提供曲データをダウンロードするのに先立って、その関連データCsを取得することができる。
【0039】
提供曲データMsのダウンロード前に電子楽器EMが受ける関連データCsは、提供曲データMsの曲番号やタイトル、タイムスタンプ等を表わす項目情報であり“提供曲管理情報”と呼ばれる。提供曲管理情報Csは、図2(e)のように、サーバSVからの提供曲データMs(図示せず。曲番号00,01,…が付けられた提供曲データMs00,Ms01,…から成る。)の夫々に対応している。図示の例では、提供曲管理情報Csは、“pq+1”個の提供曲データMs00〜Mspqの夫々に対応する提供曲管理情報Cs00〜Cspqから成る。
【0040】
上述したプリセット曲、ユーザ曲及び提供曲管理情報Cp,Cu,Csによる2桁の曲番号00,01,…を、夫々の記憶エリアコード“p”;“u”;“s”に付加した3桁の曲指定番号p00,p01,…;u00,u01,…;s00,s01,…は、曲データを特定するのに用いられる。また、再生すべき曲データをユーザが選択する際には、ユーザ曲データの第1番目00を表わす曲指定番号u00をスタート位置として、曲指定番号に従い、選択対象となる1乃至複数個の曲データの案内項目を表示することができる。
【0041】
例えば、パネル操作子7でインクリメント(△)が指示されると、文字表示器には、ユーザ曲(u)→プリセット曲(p)→サーバ提供曲(s)の順に、曲番号の昇順で案内項目が表示され、デクリメント(▽)が指示されると、これとは逆の順序で案内項目が表示される。従って、文字表示器には、複数の案内項目の夫々が行毎に表示され、現在選択対象になっている曲データに対応する行の案内項目が強調表示(例えば、反転表示)され、△又は▽指示に応じて上又は下にスクロールされる。また、文字表示器の各行に表示される案内項目は、曲指定番号やタイトル等の曲管理情報の主要項目とすることができる。さらに、これに併せて、文字表示器で表示中の案内項目に対応する曲データのより詳細な案内情報を別設のディスプレイに表示することができる。なお、文字表示器を1行表示とし、ここに表示されている案内項目に対応する曲データを選択対象としてもよい。
【0042】
図2(b),(c)に例示されるプリセット曲及びユーザ曲データMp,Muを選択対象とする場合、例えば、モードAでインクリメント指示の際は、両曲管理情報Cp,Cuを曲指定番号でソートした順序に従って、曲指定番号に対応する案内項目が図3(1)の外側矢印のように文字表示器8に表示されていく。つまり、ユーザ曲(u)をプリセット曲(p)に優先し、曲番号の昇順で循環的に案内項目が表示される。一方、パネル操作子7でデクリメント(▽)が指示されると、図3(1)の内側矢印のように逆の表示方向に変わる。
【0043】
また、電子楽器EMがネットワークCNに繋がっており、図2(e)に例示される提供曲管理情報Csをも参照できる場合、インクリメント指示時には、図3(2)の外側矢印のように案内表示が変化し、デクリメント指示時には内側矢印のように逆順で表示される。さらに、ユーザ曲データMuのみを案内する場合は案内項目の表示が図3(3)のように変化する。
【0044】
なお、以下においては、各曲指定番号p00,p01,…;u00,u01,…;s00,s01,…を“axx”、対応する個々のプリセット曲、ユーザ曲又は提供曲管理情報(Cp,Cu,Cs)を“Caxx”、対応する曲データを“Maxx”で表わす(a=曲種別p,u,s、xx=曲番号)。
【0045】
〔電子楽器での処理フロー例〕
図4及び図5は、電子楽器におけるコンテンツデータ処理の動作例を示すフローチャートである。この処理フローは、“パネル設定”とも呼ばれ、電子楽器EMのメイン処理の動作中、並列に動いているスキャン処理でパネル操作子7の操作入力が検出されたときに、実行される。まず、パネル操作子7から入力がなされたか否かを検出し(ステップS1。以下、ステップ記号“S…”のみでステップを表わす。)、パネル操作入力がなければ(S1→NO)直ちにメイン処理にリターンし、パネル操作子7で何らかの操作がなされたときは(S1→YES)操作入力が曲選択モードの指示であるか否かを調べる(S2)。
【0046】
ここで、曲選択モードに移るための操作子が操作されたときは(S2→YES)、ROM3、ユーザメモリ4乃至サーバSVから、選択対象に設定された全曲データの案内情報即ち曲管理情報Cp,Cu,Cs(図2の例では、Caxx=Cp00〜Cspq)をRAM2上に読み出し或いはロードし、次いで、曲選択モードにおける“モードA”に設定されているか否かを判定する(S4)。
【0047】
ここで、現在、“モードA”が設定されていると(S4→YES)、曲管理情報Caxxを曲指定番号axxを基にしてソートし(S5)、ソートされた曲管理情報Caxxの主要項目をソートされた順番で先頭から文字表示器8に表示する(S6)。この場合、文字表示器8には、先頭の曲データMu00に関する曲指定番号“u00”などの主要項目がトップの行に表示され、現在選択されていることが分かるように該当行の曲指定番号“u00”などが強調表示される。
【0048】
一方、モードA以外のモードBやモードCが設定されていれば(S4→NO)、設定されているその他のモードB,C,…におけるソート条件で曲管理情報をソートし(S7)、ソートされた順番で対応する案内項目を文字表示器8に表示する(S8)。この場合、モードBでは曲タイトルの文字コードで、モードCでは曲データのタイムスタンプでソートし、図3(1),(2)のような優先度の曲データ種別毎にソート順に案内項目を表示したり、或いは、曲データ種別に関係なくソート順に案内項目を表示することができる。また、A〜C以外のモードにおいては、対応するソート条件(追加乃至更新日、最新利用日、利用回数、その他)でユーザ曲管理情報Cuxxをソートし、更にプリセット曲や提供曲データについても案内表示する場合は、モードAでの表示ステップ(S6)と同様に、プリセット曲及び提供曲管理情報Cpxx,Csxxを曲指定番号でソートしたものを利用し、曲データ種別毎に優先度を付けてて案内表示する。そして、何れかの表示処理(S6,S8)の後、メイン処理にリターンする。
【0049】
一方、曲選択モードを選択する操作でないときは(S2→NO)、“△”ボタン即ちインクリメント操作子又は“▽”ボタン即ちデクリメント操作子(スイッチやダイヤル)の操作であるか否かを判断し(S9)、“△”又は“▽”ボタンが操作されたときは(S9→YES)、さらに、現在、曲選択モードであるか否かを判定する(S10)。ここで、曲選択モードでないときは(S10→NO)、現在設定されている他のモードにおける“△”又は“▽”ボタン操作に対応した処理を実行し(S11)、その後、メイン処理にリターンする。
【0050】
また、曲選択モードのとき、つまり、一度、曲情報読出し以降の処理(S3〜S8)を行なっているときは(S10→YES)、操作されたボタンが“△”であるか否かを判別する(S12)。ここで、“△”ボタンが操作されたときは(S12→YES)、前述した表示処理(S6,S8)の実行により表示器8上に現在表示されているデータを進めて(S5,S6のソート順即ち昇順で)、選択すべき曲データに対応する表示データを強調表示する(S13)。また、“▽”ボタン操作のときは(S12→NO)、表示データを戻して(ソートとは逆順即ち降順で)選択曲に対応するものを強調表示する(S14)。なお、表示すべきデータが最後尾に到達すると先頭に戻ることで、循環的に表示を進める。そして、何れかの表示処理(S13,S14)の後、メイン処理にリターンする。
【0051】
さて、“△”又は“▽”ボタン操作でないときは(S9→NO)、“決定”ボタンが操作されたか否かを判定する(図5:S15)。ここで、“決定”ボタン操作があったときは(S15→YES)、さらに、現在、曲選択モードであるか否かを判定し(S16)、曲選択モードでないときは(S16→NO)、現在設定されている他のモードにおける“決定”ボタン操作に対応した処理を実行し(S17)、その後、メイン処理にリターンする。
【0052】
また、現在、曲選択モードに入っているときは(S16→YES)、現在、表示器8上に強調表示されている表示データに対応する曲管理情報Caxxの記憶日時を、“決定”ボタンが操作された現在の日時に更新し、利用回数(当初は“0”)をインクリメントした上(S18)、当該曲管理情報Caxxに対応する曲データMaxxを選択すべき曲データにセットする(S19)。そして、メイン処理にリターンする。
【0053】
一方、“決定”ボタン操作でもないときは(S15→NO)、“記録”ボタンが操作されたか否かを判定する(S20)。ここで、“記録”ボタン操作があると(S20→YES)、記録処理(S21〜S24)に進み、そうでないときは(S20→NO)、操作されたその他の操作子に対応する指示に応じた「その他処理」を実行する(S25)。
【0054】
その他処理(S25)では、曲選択モード以外へのモード設定、設定ステップ(S19)でセットされた曲データをRAM2上に読み出す処理、読み出された曲データの演奏やエディット処理、当該曲データのサーバSVからのダウンロード処理、メディア15からの読み込み処理、ユーザ曲データを削除する処理、等々がある。なお、ユーザ曲データの削除の際には、削除された曲データMpxx及び対応するユーザ曲管理情報Cpxxが削除されると共に、このユーザ曲番号xxより後の曲データMpyy及びユーザ曲管理情報Cpyyの曲番号yy(yy>xx)が、順次、“1”だけ繰り上がる(yy→“yy−1”)。そして、その他処理の実行後、メイン処理にリターンする。
【0055】
さて、記録処理(S21〜S24)では、現在、サーバSVからダウンロードされる提供曲データ、メディア15に記録された曲データ、RAM2上に読み出されているプリセット又はユーザ曲データ(エディットされていてもエディットされていなくてもよい)等を、新たなユーザ曲データMuxxとして、ユーザメモリ(フラッシュメモリ)4の曲データ記憶エリアに記録する処理を行う。また、これと同時に、対応するユーザ曲管理情報Cuxxを作成する。
【0056】
すなわち、記録処理では、まず、現在の全ユーザ曲管理情報Cuxxの内容からその最大曲番号XXを特定する(S21)。次いで、曲番号xxを新たにXX+1にセットし(xx→“XX+1”)、新たな記憶日時を現在の日時情報にセットし、最終読出し日時も現在の日時情報にセットし、利用回数を0にセットして、タイトルやその他情報をデータ源(ソースである曲データの曲管理情報やメディア15の曲データの項目情報)から取得してセットする(S22)。さらに、新たなユーザ曲データMuxxが記録されるユーザメモリ4のアドレスと共に、新たにセットされた曲番号xx、タイトル、記憶日時、最終読出し日時、利用回数及びその他情報を、新たなユーザ曲管理情報Cuxx(xx=XX+1)として、元々あるユーザ曲管理情報Cuに追記する(S24)。そして、追記されたユーザ曲管理情報Cuxxに対応する曲データMuxxをユーザメモリ4上の該当アドレスに記録した後(S24)、メイン処理にリターンする。
【0057】
〔種々の実施態様〕
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施例を詳述したが、この実施例は単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では、曲データをコンテンツデータとしたが、これに限らず、発音される音の音色に関するボイスデータ(音色データ)や、ディスプレイに表示される各種画像データ、自動伴奏に関するスタイルデータ(伴奏データ)等、種々の形式のメディア情報を、コンテンツとして扱うことができる。
【0058】
また、コンテンツデータ処理装置EMには、通信機能及びコンテンツデータ処理機能を有する任意の情報処理装置を用いることができる。例えば、他のタイプの電子楽器などのメディア情報利用に特化した種々の形態の情報処理装置や、通信機能及びコンテンツデータ処理機能を有するパーソナルコンピュータなどの汎用情報処理装置をコンテンツデータ処理装置に用いることができる。また、報知手段には、表示出力手段(8)に代えて音響出力手段(9〜11)を用いたり、或いは、両出力手段(8,9〜11)を併用してもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、コンテンツデータの供給源の相違に拘わらず、選択対象なるコンテンツデータの案内情報を連続的に所定順序でユーザに報知(表示)するようにしているので、ユーザにとっては、コンテンツ選択に対して余分な手順が減り、よりフレンドリーな操作となる。特に、コンテンツデータ処理装置に自動演奏機能付きの電子楽器を適用して楽器演奏を行う場合には、繰返し練習を目的として何度もコンテンツデータ(曲データ)を使うことが一般的であることから、コンテンツデータ(曲データ)の案内情報を連続的な所定の並びにしておくことによって、ユーザは楽器演奏の練習がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例によるコンテンツデータ処理システムのハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、この発明の一実施例によるコンテンツデータ処理システムで取り扱われるコンテンツデータに関するデータ構成を説明するための図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例によるコンテンツデータ案内の表示順序を説明するための図である。
【図4】図4は、この発明の一実施例によるコンテンツデータ処理装置(電子楽器)の動作例を表わすフローチャートの一部である。
【図5】図5は、この発明の一実施例によるコンテンツデータ処理装置(電子楽器)の動作例を表わすフローチャートの他部である。
【符号の説明】
EM 電子楽器(コンテンツデータ処理装置)、
4 外部記憶装置(ユーザメモリ、フラッシュメモリ)、
SV サーバ[コンピュータ]、
Mp,Mu,Ms プリセット曲、ユーザ曲及び提供曲データ、
Cp,Cu,Cs プリセット曲、ユーザ曲及び提供曲管理情報、
Caxx:Cp00〜Cpij;Cu00〜Cumn;Cs00〜Cspq 個々の曲管理情報(個々のプリセット曲、ユーザ曲及び提供曲管理情報)。

Claims (4)

  1. 1以上のコンテンツデータを予め第1記憶エリアに記憶し、ユーザ設定に基づく1以上のコンテンツデータを第2記憶エリアに記憶する記憶手段と、
    第1及び第2記憶エリアに記憶された両コンテンツデータの案内情報を取得する案内情報取得手段と、
    取得された両コンテンツデータの案内情報を所定順序で連続して報知する報知手段と、
    ユーザ操作に応じて、報知された案内情報の中から任意のものを選択する選択手段と、
    選択された案内情報に対応するコンテンツデータを読み出すコンテンツデータ読出し手段と
    を具備することを特徴とするコンテンツデータ処理装置。
  2. 1以上のコンテンツデータを記憶する記憶手段と、
    記憶されたコンテンツデータの案内情報を取得すると共に、外部装置から提供可能な1以上のコンテンツデータの案内情報を取得する案内情報取得手段と、
    取得された両コンテンツデータの案内情報を所定順序で連続して報知する報知手段と、
    ユーザ操作に応じて、報知された案内情報の中から任意のものを選択する選択手段と、
    選択された案内情報に対応するコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と
    を具備することを特徴とするコンテンツデータ処理装置。
  3. 1以上のコンテンツデータを予め第1記憶エリアに記憶し、ユーザ設定に基づく1以上のコンテンツデータを第2記憶エリアに記憶する記憶手段を具備するコンテンツデータ処理装置に対して、
    第1及び第2記憶エリアに記憶された両コンテンツデータの案内情報を取得するステップと、
    取得された両コンテンツデータの案内情報を所定順序で連続して報知するステップと、
    ユーザ操作に応じて、報知された案内情報の中から任意のものを選択するステップと、
    選択された案内情報に対応するコンテンツデータを読み出すステップと
    から成る手順を実行させるためのコンテンツデータ処理プログラム。
  4. 1以上のコンテンツデータを記憶する記憶手段を具備するコンテンツデータ処理装置に対して、
    記憶されたコンテンツデータの案内情報を取得すると共に、外部装置から提供可能な1以上のコンテンツデータの案内情報を取得するステップと、
    取得された両コンテンツデータの案内情報を所定順序で連続して報知するステップと、
    ユーザ操作に応じて、報知された案内情報の中から任意のものを選択するステップと、
    選択された案内情報に対応するコンテンツデータを取得するステップと
    から成る手順を実行させるためのコンテンツデータ処理プログラム。
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