JP2005039958A - 電動アクチュエータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 直流モータ110の停止位置に関わらず、イニシャライズパターンのパルス信号を確実に検出する。
【解決手段】 直流モータ110の回転に応じてパルス信号を発生するパルス発生器158を備え、CPU240Aは、パルス発生器158から発生されるパルス信号をパルス信号検知回路220を介して検出するとともに、この検出されるパルス信号に基づき回転軸127の回転角度を検出し、かつ、この検出回転角度に基づき、回転軸の回転角度を制御する。パルス発生器158が、直流モータ110の回転に応じて、回転角度の原点位置を示すイニシャライズパターンのパルス信号を発生するようになっており、直流モータ110を一方向に回転させたときに、CPU240Aが、イニシャライズパターンのパルス信号が検出不能であると判定手段が判定した場合には、直流モータ110を他方向に回転させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動アクチュエータシステムに関するもので、車両用空調装置のエアミックスドア、吹出口モード切替ドア等の可動部材を駆動する電動アクチュエータシステムに関する。
従来、ストッパ等の機械的な規制手段に拘束される回転限界まで電動アクチュエータ(例えば、直流モータ)を回転させて、この回転限界点を原点位置として記憶して、回転軸の回転角を制御する電動アクチュエータシステムがある。なお、以下、電動アクチュエータを原点位置まで回転させてこの原点位置まで回転させたことを記憶することを「原点位置設定」という。
この電動アクチュエータシステムにおいては、その回転軸にレバーを固定しておき、このレバーをストッパに衝突させて、電動アクチュエータを回転限界点まで作動させると、ストッパが撓んでしまう。これに伴い、原点位置にバラツキが生じるので、回転角の制御を精度良く行うことができないことが分かった。
そこで、本発明者等は、原点位置を検出するのに、ストッパ等の機械的な規制手段を用いるのではなく、電動アクチュエータとしての直流モータが回転限界点まで回転したとき、原点位置を示すイニシャライズパターンのパルス信号を発生するパルス発生器を用いることについて検討した。
以下、このパルス発生器について図12、図13を用いて説明すると、直流モータの回転に伴って出力軸127と一体的に回転するパルスパターンプレート153が用いられ、このパルスパターンプレート153は、第1、2パルスパターン151、152とコモンパターン154とが設けられたものである。
ここで、図12に示すように、第1パルスパターン151は、円周方向に交互に並ぶ導電部151a及び非導電部151bからなり、第2パルスパターン152は、円周方向に交互に並ぶ導電部152a及び非導電部152bからなる。コモンパターン154は、円周方向に並ぶ導電部154a及び非導電部154bからなる。
ここで、図13に示すように、パルスパターンプレート153のうち、円弧状の回転検出領域300において、導電部151a、152aの円周角α1、α2及び非導電部151b、152bの円周角β1、β2を互いに等しくするとともに、第1パルスパターン151の位相を第2パルスパターン152の位相に対して円周角α1、α2(=円周角β1、β2)の略1/2ずらしている。また、領域300でのコモンパターン154は、導電部154aだけから成る。
このような回転検出領域300は、回転角度の検出に用いるパルス信号のパターン(以下、角度検出パターンという)を生成するために用いられている。
また、図13に示すように、パルスパターンプレート153のうち領域300以外の初期化領域301では、第1、2パルスパターン151、152が、それぞれ、導電部151a、152aだけから成る。そして、コモンパターン154は、非導電部154bを円周方向の両側から導電部154aで挟むように構成されている。
このような初期化領域301は、原点位置を示すパルス信号のパターン(以下、イニシャライズパターンという)を生成するのに用いられる。そして、第1、2パルスパターン151、152、コモンパターン154において、それぞれの導電部同士は電気的に繋がっている。
さらに、バッテリの正極側に接続された銅系導電材料製の第1、第2接点ブラシ(電気接点)155、156を採用し、また、バッテリの負極側に接続された銅系導電材料製の第3接点ブラシ157を採用している。
ここで、第1接点ブラシ155は、第1パルスパターン151に接触し、第2接点ブラシ156は第2パルスパターン152に接触し、第3接点ブラシ157はコモンパターン154に接触するように構成している。
次に、第1、第2パルスパターン151、152、コモンパターン154から発生するパルスを検出するための電気制御回路200について図14を用いて説明する。
先ず、直流モータ(M)が回転して出力軸127(パルスパターンプレート153)が回転して、第1、2、3接点ブラシ155、156、157が回転検出領域300に接触している状態では、第3接点ブラシ157が導電部154aに接触している。
ここで、第1、2接点ブラシ155、156と導電部151a、152aとが接触する通電(ON)状態、及び第1、2接点ブラシ155、156と非導電部151b、152bとが接触する非通電(OFF)状態が交互に周期的に発生する。
したがって、第1、2接点ブラシ155、156には、直流モータ110が所定角度回転する毎にパルス信号が発生するので、CPU240がパルス信号検知回路220を介してパルス信号を数えることにより出力軸127の回転角度を検出することができる。
さらに、直流モータ110が回転して出力軸127(パルスパターンプレート153)が回転して、第1、2、3接点ブラシ155、156、157が初期化領域301に接触している状態では、第1、2接点ブラシ155、156と導電部151a、152aとが接触する通電(ON)状態を保ちつつ、第3接点ブラシ157と導電部154aとは、互いに接触する通電(ON)状態から、第3接点ブラシ157と非導電部154bとが接触する非通電(OFF)状態を経て、第3接点ブラシ157と導電部154aとが接触する通電(ON)状態になる(導電部→非導電部→導電部)。
したがって、第1、2接点ブラシ155、156には、直流モータ110の角度回転に応じて、次のようにイニシャライズパターンの2相のパルス信号(A相、B相)が発生する。
すなわち、このイニシャライズパターンは、2相のパルス信号の振幅が交互に切り替わるパターンではなく、2相のパルス信号が同時にローレベル信号(「00」)からハイレベル信号(「11」)に切り替わり、このハイレベル信号(「11」)から同時にローレベル信号(「00」)に切り替わるものである。なお、「0」はローレベル信号を示し、「1」はハイレベル信号を示す。
以上のようにイニシャライズパターンは、直流モータ110の角度回転を検出するのに用いる角度検出パターンとは異なり、2相のパルス信号の振幅が同時に変化するものである。
そして、CPU240が、パルス信号検知回路220を介してイニシャライズパターンの2相のパルス信号を検出すると、モータ駆動回路210により直流モータ110への給電を停止することにより直流モータ110の回転を電気的に規制するとともに、このイニシャライズパターンの2相のパルス信号を検出した位置を原点位置として記憶する。
以上の説明から明らかなように、第1〜3接点ブラシ155、156、157とパルスパターンプレート153とにより出力軸127が所定角度回転する毎にパルス信号を発するスイッチ手段158a〜158cを含むパルス発生器158を構成することになる。
ここで、図12に示すように、パルスパターンプレート153のうち回転角度を制御する作動範囲(すなわち、回転角度の制御範囲)を、初期化領域301を中心とする略左右対象形状の扇形に設定し、かつ、初期化時に、パルスパターンプレート153を第1作動方向にだけ回転させて回転角度を制御する場合について検討したところ、次のような不具合が生じることが分かった。
すなわち、パルスパターンプレート153の作動範囲のうち初期化領域301およびその領域よりも図示右側の領域において、第1、2、3接点ブラシ155、156、157が接触状態にて停止すると、原点位置設定を行うことが不可能な領域(以下、原点位置設定NG停止範囲という)が生成されることになる。
例えば、第1〜第3接点ブラシ155〜157が初期化領域301に接触状態にて停止すると、その後、回転角度を制御するために、パルスパターンプレート153を第1作動方向に回転させても、一回転しない限り、第1〜第3接点ブラシ155〜157が初期化領域301まで到達することはない。
同様に、第1〜第3接点ブラシ155〜157が、作動範囲のうち初期化領域301の図示右側の領域にて停止すると、その後、回転角度を制御するためにパルスパターンプレート153を第1作動方向に回転させても、360度回転しない限り、第1〜第3接点ブラシ155〜157が初期化領域301まで到達することはない。
ここで、出力軸127の回転により可動部材(これは、例えば、エアミックスドア、吹出口モード切替ドア等である。)を駆動する場合、出力軸127及び可動部材をリンクするリンク機構の構成によっては、パルスパターンプレート153を360度回転させることが不可能な場合も考えられる。
一方、リンク機構に構成上、パルスパターンプレート153が360度回転可能に構成されているものであっても、パルスパターンプレート153が360度回転しても、可動部材が360度回転するとは限らない。
例えば、パルスパターンプレート153が360度回転したときに、可動部材が90度回転するように構成されているとき、パルスパターンプレート153が360度回転したときに、イニシャライズパターンの2相のパルス信号が発生するものの、可動部材が正規の原点位置に到達していないことになる。
以上のように、第1、2、3接点ブラシ155、156、157が原点位置設定NG停止範囲に接触状態にて停止すると、イニシャライズパターンのパルス信号が発生しなくなったり、可動部材が正規の原点位置に到達しなくなったりして、原点位置を検出できず、原点位置設定が完了できなくなる可能性がある。
本発明は、上記点に鑑み、電動モータの停止位置に関わらず、原点位置を確実に検出できるようにした電動アクチュエータシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、電動モータ(110)と、電動モータの回転に応じて、パルス信号を発生するパルス発生部(158)と、を備え、パルス発生部から発生されるパルス信号に基づき、回転軸の回転角度を検出するとともに、この検出される回転角度に基づき、回転軸の回転角度を制御する電動アクチュエータシステムであって、パルス発生部が、電動モータの回転に応じて、回転角度の原点位置を示す初期化パターンのパルス信号を発生するようになっており、電動モータを一方向に回転させたときに、初期化パターンのパルス信号が検出不能であるか否かを判定する判定手段(S110)と、初期化パターンのパルス信号が検出不能であると判定手段が判定したとき、電動モータを他方向に回転させる逆転手段(S120)と、を備えることを特徴としている。
これにより、逆転手段により電動モータを他方向に回転させれば、電動モータの停止位置に関わらず、初期化パターンのパルス信号を確実に検出できる。これに伴い、電動モータの停止位置に関わらず、原点位置を確実に検出することが可能になる。
具体的には、請求項2に記載の発明のように、電動モータを機械的に停止させるストッパ部(5a、5b)を備えており、判定手段は、パルス発生部から発生されるパルス信号に基づき、電動モータがストッパ部により停止されたか否かを判定することにより、初期化パターンのパルス信号が検出不能であるか否かを判定するように構成してもよい。
ここで、ストッパ部としては、請求項3に記載の発明のように、回転角度の制御範囲以外の位置で電動モータを停止させるように配置されていることが好ましい。
特に、請求項4に記載の発明のように、ストッパ部としては、回転角度の制御範囲の両側の位置で電動モータを停止させるように配置することが好ましい。
この場合、一方のストッパ部により初期化パターンのパルス信号が検出不能であると判定して電動モータを他方向に回転させたとき、何らかの原因で(例えば、異物の混入などにより)初期化パターンのパルス信号が検出不能である場合であっても、他方のストッパ部により電動モータを停止させて電動モータを逆回転させれば、初期化パターンのパルス信号を検出することが可能になる。
すなわち、他方のストッパ部により電動モータを停止させて電動モータを逆回転させれば、原点位置を検出することが可能になる。
さらに、請求項5に記載の発明のように、判定手段は、ストッパ部を用いるのではなく、電動モータを一方向に一定期間、回転させても、初期化パターンのパルス信号を検出できなかったとき、初期化パターンのパルス信号が検出不能であると判定するようにしてもよい。
この場合、ストッパ部を設けることなく、初期化パターンのパルス信号が検出不能であると判定することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1に、本発明に係る電動アクチュエータが適用された車両用空調装置の一実施形態を示す。
本実施形態では、電動アクチュエータがエアミックスドア1の駆動装置に適用されており、エアミックスドア1とは、図1の車両用空調装置において、エンジン2の冷却水を熱源として室内に吹き出す空気を加熱するヒータコア3を迂回して流れる風量を調節することにより室内に吹き出す空気の温度を調節するものである。
なお、ヒータコア3及び蒸発器4等の熱交換器やエアミックスドア1等は樹脂製の空調ケーシング5内に収納されており、電動アクチュエータは、空調ケーシング5にネジ等の締結手段により固定されている。
次に、本実施形態の電動アクチュエータについて、図2、図3を用いて説明する。
図2は電動アクチュエータ100の外観図であり、図3は電動アクチュエータ100の構成図である。そして、図3中、直流モータ110は車両に搭載されたバッテリ(図示せず)から電力を得て回転するものであり、減速機構120は直流モータ110から入力された回転力を減速してエアミックスドア1に向けて出力する変速機構である。なお、以下、直流モータ110及び減速機構120等の回転駆動する機構部を駆動部130と呼ぶ。
ここで、減速機構120は、直流モータ110の出力軸111に圧入されたウォーム121、このウォーム121と噛み合うウォームホィール122、及び複数枚の平歯車123、124からなる歯車列であり、出力側に位置する最終段歯車(出力側歯車)126には、出力軸127が設けられている。
なお、ケーシング140は駆動部130を収納するととともに、後述する接点ブラシ(電気接点)155〜157が固定されたケーシングである。
また、減速機構120のうち、直流モータ110により直接駆動される入力歯車(ウォーム121)より出力側(出力軸127)には、図3〜図5、図13(特に、図13)に示すように、パルスパターンプレート153が設けられており、このパルスパターンプレート153は、上記のの欄で説明したパルスパターンプレート153と同一である。
一方、ケーシング140側には、銅系導電材料製の第1〜3接点ブラシ(電気接点)155〜157が樹脂一体成形後に取り付けられており、第1〜第3接点ブラシ155〜157は、上記のの欄で説明した第1〜第3接点ブラシ155〜157と同一である。
なお、本実施形態では、第1〜3接点ブラシ155〜157とパルスパターンプレート153との接点を2点以上(本実施形態では、4点)とすることにより、第1〜3接点ブラシ155〜157と導電部151a、152a、154aとの電気接続を確実なものとしている。
ここで、図2に示すように、出力軸127には、エアミックスドア1を揺動させるリンクレバー160が圧入固定されているとともに、空調ケーシング5には、ストッパ5a、5bが設けられている。
ここで、ストッパ5a、5bは、突起するように成型されて、リンクレバー160を衝突させて停止させるものであって、出力軸127の回転角度を制御する作業範囲以外で、直流モータ110を機械的に停止させるように配置されており、ストッパ5a、5bは、当該作業範囲の両側にそれぞれ位置する。そして、ストッパ5a、5bは、後述するように、イニシャライズパターンのパルス信号の検出不能か否かの判定に用いられる。
なお、図2中の符号Nは、ケーシング140を空調ケーシング5に取り付けるためのネジである。
次に、電動アクチュエータ100の概略作動について図6、図7を用いて説明する。
図6は、電動アクチュエータ100の電気制御回路200Aを示す模式図であり、この電気制御回路200Aは、モータ駆動回路210、定電圧回路211、パルス信号検知回路220、記憶回路230、およびCPU(中央演算装置)240Aから構成されている。
モータ駆動回路210は、CPU240Aにより制御されて、直流モータ(M)110に駆動電圧を出力するものであり、定電圧回路211は、バッテリから給電されて一定電圧を回路210、220、230、240Aなどに出力するものである。
パルス信号検知回路220は、パルスパターンプレート153で発生するパルス信号を検出するものであり、記憶回路230は、EEPROM(不揮発性メモリ)、RAMなどから構成されて、CPU240Aの処理に伴うデータを記憶するとともに、コンピュータプログラムを記憶する。
CPU240Aは、パルス信号検知回路220介して入力されるパルス信号に基づき、直流モータ110の回転角度を制御する制御処理を実行する。またCPU240Aは、後述するように、直流モータ110を一方向に回転させてイニシャライズパターンのパルス信号を検出不能と判定したとき、直流モータ110を逆回転させてイニシャライズパターンのパルス信号を検出するための処理を実行する。
また、直流モータ110が回転して出力軸127(パルスパターンプレート153)が回転して、第1、2、3接点ブラシ155、156、157が回転検出領域300に接触している状態では、上記のの欄で説明したパルスパターンプレート153の場合と同様に、第1、2接点ブラシ155、156には、図7に示すように、直流モータ110が所定角度回転する毎に角度検出パターンのパルス信号が発生する。
そこで、CPU240Aが、パルス信号検知回路220介して入力されるパルス信号を数えることにより出力軸127の回転角度を検出することができる。
さらに、直流モータ110が回転して出力軸127(パルスパターンプレート153)が回転して、第1、2、3接点ブラシ155、156、157が初期化領域301に接触している状態では、第1、2接点ブラシ155、156には、直流モータ110の角度回転に応じて、上記のの欄で説明したイニシャライズパターンの2相のパルス信号と同様の2相のパルス信号が発生する(「00」→11」→「00」))。
そして、CPU240Aが、パルス信号検知回路220を介してイニシャライズパターンの2相のパルス信号を検出すると、モータ駆動回路210により直流モータ110への給電を停止することにより、直流モータ110の回転を電気的に規制する。
これに伴い、CPU240Aが、このイニシャライズパターンの2相のパルス信号を検出した位置を原点位置として記憶し、その後は、バッテリが外れた場合及びパルス信号に異常が発生した場合を除き、原点位置から1パルスずれた位置を作動基準として直流モータ110の回転角度を制御する。
以下、イニシャライズパターンの2相のパルス信号を検出した場合には、直流モータ110の回転を電気的に規制するとともに、イニシャライズパターンの2相のパルス信号を検出した位置を原点位置として記憶し、その原点位置からずれた作動基準を設定する行為を「初期位置設定」と呼ぶ。
以上の説明から明らかなように、本実施形態でも、図14に示す構成と同様に、第1〜第3接点ブラシ155、156、157とパルスパターンプレート153とにより出力軸127が所定角度回転する毎にパルス信号を発するスイッチ手段158a〜158cを含むパルス発生器158(図6参照)を構成することになる。
ここで、スイッチ手段158a、158bは、接点ブラシ155、156と第1、2パルスパターン151、152とによって構成されるもので、定電圧回路(電源回路)およびグランドの間で並列的に配設され、電動直流モータ110の回転に基づき、個々にスイッチング(オン、オフ)してパルス信号を発生する。
そして、スイッチ手段158cは、第3接点ブラシ157(接点ブラシ157の一端部はグランドに電気的に繋がっている)とコモンパターン154とにより構成されるもので、スイッチ手段158a、158bとグランドとの間で、電動直流モータ110の回転に基づき、スイッチングすることになる。
また、第1パルスパターン151の位相と第2パルスパターン152の位相とがずれているため、パルス発生器158では、第1パルスパターン151と第1接点ブラシ155とにより発生するパルス信号(以下、このパルス信号をA相パルスと呼ぶ。)と、第2パルスパターン152と第2接点ブラシ156とにより発生するA相パルス対して位相のずれたパルス信号(以下、このパルス信号をB相パルスと呼ぶ。)とが発生する。
このため、本実施形態では、A相パルス及びB相パルスのうちいずれの信号が先にパルス信号検知回路220を介してCPU240Aに入力されるかによって、直流モータ110(出力軸127)の回転方向を検出している。
次に、本実施形態の作動について図8、図9を用いて説明する。図8は、直流モータ110の初期位置設定処理を示すフローチャートである。
例えば、CPU240Aは、記憶回路230に記憶されるフラグに基づき、バッテリを接続後にて初めてイグニッションスイッチ(これは、直流モータ110に電力を供給することを許可する始動許可スイッチをなすものである)が投入されたと判定したとき、図8に示すフローチャートにしたがって、コンピュータプログラムの実行を開始する。
先ず、モータ駆動回路210により第1作動方向に直流モータ110を回転させる(S90)。その後、イニシャライズパターン(初期化パターン)のパルス信号をパルス信号検知回路220を介して検出したとき、S100の判定にてYESと判定して初期位置設定を行う。
また、イニシャライズパターンのパルス信号をパルス信号検知回路220を介して検出されなかったとき、S100の判定でNOと判定して、その後、パルス信号検知回路220を介して入力されるA相、B相のパルス信号の振幅の変化がそれぞれ停止されたか否かを判定する(S110)。
ここで、パルス信号検知回路220を介して入力されるA相、B相のパルス信号のうち一方のパルス信号の振幅が一定期間に亘り一定であるとき、A相、B相のパルス信号の振幅の変化がそれぞれ停止されたとして、ストッパ5bにレバー160が衝突したと判定する。
このとき、イニシャライズパターンのパルス信号を検出不能と判定して、モータ駆動回路210によって第2作動方向(これは、第1作動方向とは逆方向である)に直流モータ110を回転させる(S120)(図9参照)。
その後、イニシャライズパターン(初期化パターン)のパルス信号をパルス信号検知回路220を介して検出したとき、S130の判定にてYESと判定して初期位置設定を行う。
また、イニシャライズパターンのパルス信号を検出できないとして、S130の判定にてNOと判定されたときでも、A相、B相のパルス信号の振幅の変化がそれぞれ停止されない限り、第2回転方向回転処理(S120)、イニシャライズパターン検出判定処理(S130)、および、パルス変化判定処理(S140)を繰り返す。
その後、例えば、異物の混入等によりイニシャライズパターンのパルス信号を検出できずS130の判定にてNOと判定され、A相、B相のパルス信号の振幅の変化がそれぞれ停止したときには、ストッパ5aにレバー160が衝突したとして、S140でYESと判定する。
この場合、第1作動方向回転処理(S90)に戻るため、再度、第1作動方向に直流モータ110を回転させて、イニシャライズパターンのパルス信号の検出(原点位置の検出)を試みることになる。
以上のような処理において、初期位置設定の実行後にて、パルス信号検知回路220を介して入力されるA相、B相のパルス信号に基づいて、エアミックスドア1の開度が目標位置(目標回転角)となるように直流モータ110を制御することになる。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
すなわち、本実施形態では、直流モータ110と、直流モータ110の回転に応じてパルス信号を発生するパルス発生器158と、を備え、CPU240Aは、パルス発生器158から発生されるパルス信号をパルス信号検知回路220を介して検出するとともに、この検出されるパルス信号に基づき回転軸127の回転角度を検出し、かつ、この検出回転角度に基づき、回転軸の回転角度を制御する。
ここで、パルス発生器158が、直流モータ110の回転に応じて、回転角度の原点位置を示すイニシャライズパターンのパルス信号を発生するようになっており、直流モータ110を一方向に回転させたときに、CPU240Aが、イニシャライズパターンのパルス信号が検出不能であると判定した場合には、直流モータ110を他方向に回転させる。
これにより、直流モータ110を他方向に回転させれば、直流モータ110の停止位置に関わらず、イニシャライズパターンのパルス信号を確実に検出することができる。これに伴い、直流モータ110の停止位置に関わらず、原点位置を確実に検出して、初期位置設定を確実に完了することが可能になる。
また、本実施形態では、ストッパ5a、5bを用いて、作動範囲以外の位置にてその範囲の両側で直流モータ110を停止させている。そして、第1作動方向に直流モータ110を回転させても、イニシャライズパターンのパルス信号を検出できないときには、第2作動方向に直流モータ110を回転させているものの、それでも、イニシャライズパターンのパルス信号を検出できないときには、第1作動方向に直流モータ110を回転させて、イニシャライズパターンのパルス信号の検出を試みることになる。
このように、第2作動方向に直流モータ110を回転させているときに、異物の混入などの何らかの原因で、イニシャライズパターンのパルス信号が発生せずそのパルス信号を検出できないときでも、第1作動方向に直流モータ110を回転させて、イニシャライズパターンのパルス信号の検出を試みる。このため、原点位置設定、ひいては、初期位置設定をより確実に行うことができる。
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、ストッパ5a、5bの一方にレバー160が衝突したか否かを判定することにより、イニシャライズパターンのパルス信号が検出不能であるか否かを判定する例について説明したが、本第2実施形態では、これに代えて、ストッパ5a、5bを用いずに、イニシャライズパターンのパルス信号が検出不能であるか否かを判定する。
この場合、CPU240Aは、次のように、初期位置設定処理を実行する。そして、CPU240Aは、図8に代わる図10にしたがって、コンピュータプログラムの実行を開始する。
すなわち、モータ駆動回路210により第1作動方向に直流モータ110を回転させて(S90)、予め決められる所定時間に亘り、イニシャライズパターンのパルス信号をパルス信号検知回路220を介して検出できなかったとき、イニシャライズパターンのパルス信号を検出不能と判定する(S210)。
これに伴い、モータ駆動回路210によって第2作動方向に直流モータ110を回転させる(S120)。その後、予め決められる所定時間内にて、イニシャライズパターンのパルス信号をパルス信号検知回路220を介して検出したとき、S130の判定にてYESと判定して初期位置設定を行う。
また、第2作動方向に直流モータ110を回転後、所定時間内にて、異物の混入等の何らかの原因でイニシャライズパターンのパルス信号が発生せず、イニシャライズパターンのパルス信号を検出できなかったとき、第1作動方向回転処理(S90)に戻るため、上述の第1実施形態と同様に、再度、第1作動方向に直流モータ110を回転させて、イニシャライズパターンのパルス信号の検出(原点位置の検出)を試みることになる。なお、図10において、図8と同一符号は、同一処理を示す。
以上説明したように本実施形態によれば、ストッパ5a、5bを用いずに、イニシャライズパターンのパルス信号が検出不能であるか否かを判定して、原点位置設定、ひいては、初期位置設定を行うことができる。
この場合、ストッパ5a、5bを設ける必要が無くなるので、電動アクチュエータ100およびエアミックスドア1をリンクするためのリンク機構の自由度が増す。
(第3実施形態)
本実施形態は、図11に示すように、複数個の電動アクチュエータ100及び制御装置をデータ通信によるネットワークで繋ぎ、電気配線の本数を減少させた電動アクチュエータシステムに本発明を適用したものである。
なお、通信ラインには、所定のプロトコルで定められた手順に従って複数の電動アクチュエータ100を制御するためのデータ信号及びパルス数に関するデータ信号がCPUと各電動アクチュエータ100との間で授受されており、複数の電動アクチュエータ100は通信ラインを介して送信されるデータ信号に基づいて作動する。
(第4実施形態)
上述の第1実施形態では、ストッパ5a、5bとしては空調ケーシング5に設ける例について説明したが、これに限らず、本第4実施形態では、電動アクチュエータ100のケーシング140に2つの突起部をストッパ5a、5bとして設けるようにしてもよい。
また、これに代えて、電動アクチュエータ100内の出力ギアに突起部をストッパ5a、5bとして設けるようにしてもよい。或いは、リンクレバー160に連結される従動リンク、や、エアミックスドア1で、直流モータ110を停止させるストッパ5a、5bを設けるようにしてもよい。
(その他の実施形態)
上述の第1実施形態では、CPU240が、バッテリを接続後にて初めてイグニッションスイッチが投入されたと判定したとき、初期位置設定処理を実行する例について説明したが、これに限らず、A相、B相のパルス信号の一方に、パルス飛びなどのパルス異常が生じたとき、初期位置設定処理を実行するようにしてもよい。
例えば、A相、B相のパルス信号が規則正しく発生しているか否かを判定し、A相、B相のパルス信号のうち一方のパルス信号が規則正しく発生していないと判定したとき、パルス異常が生じたとして、その後、イグニッションスイッチが投入されたと判定したときに、初期位置設定処理を実行する。
上述の第1実施形態では、直流モータ110の回転を電気的に規制して停止させた位置を原点位置として記憶し、その後は、原点位置からずれた位置を作動基準として直流モータ110を制御したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば原点位置を作動基準としてもよい。
上述の第1実施形態では、摺動接点方式の位置検出装置を例に本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、光学式のエンコーダ等のその
他の位置検出装置にも適用することができる。
上述の第1実施形態では、出力軸127にパルス発生器158を設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばパルス発生器158(パルスプレート153)用にさらに減速した回転部を設けパルス信号を発生させてもよい。
上述の第1実施形態では、両パルスパターン151、152より内周側に設けられたコモンパターン(共通導電部パターン)154を設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、両パルスパターン151、152より外周側にコモンパターン154を設ける、又は両パルスパターン151、152間にコモンパターン154を設ける等してもよい。
上述の実施形態では、二つのストッパ5a、5bを設けるようにした例について説明したが、これに代えて、ストッパを1つだけ設けるようにしてもよい。
上述の実施形態では、車両用空調装置に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。
車両用空調装置の模式図である。 本発明の第1実施形態に係る電動アクチュエータの外観図である。 本発明の第1実施形態に係る電動アクチュエータの模式図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係るパルスプレートの正面図であり、(b)は(a)の側面図である。 図3のA−A断面図である。 本発明の第1実施形態に係る電動アクチュエータの制御回路を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る電動アクチュエータのパルス信号を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電動アクチュエータの制御フローチャートである。 第1実施形態に係るパルスパターンプレートの拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る電動アクチュエータの制御フローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る電動アクチュエータシステムの模式図である。 パルスパターンプレートを示す図である。 パルスパターンプレートの部分拡大図である。 電動アクチュエータの制御回路を示す模式図である。
符号の説明
100…電動アクチュエータ、110…直流モータ、120…減速機、
127…出力軸、151…第1パルスパターン、
152…第2パルスパターン、153…パルスパターンプレート、
154…コモンパターン、155…第1ブラシ、156…第2ブラシ、
157…第3ブラシ、220…パルス信号検知回路、240A…CPU。

Claims (5)

  1. 電動モータ(110)と、
    前記電動モータの回転に応じて、パルス信号を発生するパルス発生部(158)と、を備え、
    前記パルス発生部から発生されるパルス信号に基づき、回転軸の回転角度を検出するとともに、この検出される回転角度に基づき、前記回転軸の回転角度を制御する電動アクチュエータシステムであって、
    前記パルス発生部が、前記電動モータの回転に応じて、前記回転角度の原点位置を示す初期化パターンのパルス信号を発生するようになっており、
    前記電動モータを一方向に回転させたときに、前記初期化パターンのパルス信号が検出不能であるか否かを判定する判定手段(S110)と、
    前記初期化パターンのパルス信号が検出不能であると前記判定手段が判定したとき、前記電動モータを他方向に回転させる逆転手段(S120)と、を備えることを特徴とする電動アクチュエータシステム。
  2. 前記電動モータを機械的に停止させるストッパ部(5a、5b)を備えており、
    前記判定手段は、前記パルス発生部から発生されるパルス信号に基づき、前記電動モータが前記ストッパ部により停止されたか否かを判定することにより、前記初期化パターンのパルス信号が検出不能であるか否かを判定すること特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータシステム。
  3. 前記ストッパ部は、前記回転角度の制御範囲以外の位置で前記電動モータを停止させるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電動アクチュエータシステム。
  4. 前記ストッパ部は、前記回転角度の制御範囲の両側の位置で前記電動モータを停止させるように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の電動アクチュエータシステム。
  5. 前記判定手段は、前記電動モータを一方向に一定期間、回転させても、前記初期化パターンのパルス信号を検出できなかったとき、前記初期化パターンのパルス信号が検出不能であると判定すること特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータシステム。
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