JP2005038948A - プロセス処理装置の試料設置・取出し方法及び装置 - Google Patents
プロセス処理装置の試料設置・取出し方法及び装置 Download PDFInfo
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- JP2005038948A JP2005038948A JP2003198147A JP2003198147A JP2005038948A JP 2005038948 A JP2005038948 A JP 2005038948A JP 2003198147 A JP2003198147 A JP 2003198147A JP 2003198147 A JP2003198147 A JP 2003198147A JP 2005038948 A JP2005038948 A JP 2005038948A
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Abstract
【課題】プロセス処理装置において、試料の設置、取出しが手動のものがある。試料を受ける台が装置内にあるため、試料の設置、取出し作業が困難である。試料を受ける台を装置外に出し、試料の設置、取出し作業を容易に行える方法、また試料搬送構成部品、例えばハンド(以下ハンドと記載する)までの試料受け渡し動作が一つの動作で行える方法を提供する。
【解決手段】試料6を搬入出する扉を開く動作で、ハンド5上の試料6を受け取り試料受け台2を容器1外に出し、扉3を閉じる動作で、試料受け台2を容器1内に納めハンド5上まで試料6の受け渡しを行うもの。
【選択図】図1
【解決手段】試料6を搬入出する扉を開く動作で、ハンド5上の試料6を受け取り試料受け台2を容器1外に出し、扉3を閉じる動作で、試料受け台2を容器1内に納めハンド5上まで試料6の受け渡しを行うもの。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロセス処理装置の試料設置、取出しする際の試料搬送方法及び試料搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
搬送部位との試料の受け渡しと扉の開閉が別々に構成していた。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】
扉3を開いた時、試料6の位置が容器1内であるため、試料6の設置、取出し作業が困難という問題があった。
【0004】
本発明は、試料を設置する位置を容器1外に出し、試料6の設置、取出し作業を容易にするもので、更に扉3の開閉という1つの動作で試料6の受け渡しを可能とする方法及び装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
扉3と試料受け台2をメンバー(1)4で接続し(リンク構造)、扉3を開くと試料受け台2が容器1外へ出てくる。扉3を閉じると試料受け台2が容器1内へ入ることを特徴とするものである。なお、試料受け台2の上昇の押上げ機構はばねを用いた場合について説明する。
【0006】
また、扉3閉じ時は試料受け台2をハンド5下方に位置させ、扉3開き時はハンド5上方に位置させることにより、試料6の受け渡しを可能にすることを特徴とするものである。
【0007】
また、請求項3の水平方向に移動する方式において試料受け台2の上昇にばね8を用い、試料受け台2の下降に両端にころの付いたL字のメンバー(2)7(L字でなくてもよいし、ころでなくてもよい)を用いる。
【0008】
【作用】
上記のように、扉3を開く動作でハンド5上の試料6を試料受け台2が受け取り容器1外へ移動させ、扉3を閉じる動作で試料受け台2上の試料6を容器内のハンド5上に受け渡すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【00010】
図1は本発明の試料設置、取出し装置の一例を示したもので、水平方向移動方式の平面図である。上下・回転移動可能な試料受け台2と開閉式の扉3を備え、これらをつなぐメンバー(1)4で構成されている。このメンバー(1)4の接続部はガタ(余裕)があるがなくてもよい。また、図1ではリンク構造部は容器1内としてあるが、容器1外でもよい。
【00011】
図2は図1の断面図であり、(a)は扉閉じ時(試料受け台下降時)、(b)は扉開き時(試料受け台上昇時)を示す。試料受け台2を上昇させるばね8と、試料受け台2を下降させるメンバー(2)7を備える。試料受け台2上昇時の回転を円滑にするためのトラックボール10を備えているがなくてもよい。試料受け台2にはガイド9を備える。また、図2ではリンク構造部は容器1内としてあるが、容器1外でもよい。
【00012】
図3は図1の扉開き時を示す。扉3を開くことにより試料受け台2が容器1外へ移動した状態を示す。
【00013】
図4は上下方向移動方式の断面図である。上下移動可能な試料受け台2と開閉式の扉3を備え、これらをつなぐメンバー(1)4で構成されている。試料受け台2にはガイド9を備える。
【00014】
また、図1は試料受け台の位置決め例を示している。試料受け台2側に取り付けられた磁石11と容器側に取り付けられた鉄製部品12で固定し、位置決めを行う。磁石の組み合わせはこの逆、またはどちらも磁石の場合も含む。
【00015】
【発明の効果】
扉を開く動作で試料受け台を容器外へ出すことにより、試料の設置、取出し作業を容易に行え、また扉の開閉動作で試料受け台とハンドとの試料受け渡しを行え、操作の煩わしさを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す概略図で、水平方向移動方式の平面図である。
【図2】図1の断面図であり、(a)は扉閉じ時(試料受け台下降時)、(b)は扉開き時(試料受け台上昇時)を示す。
【図3】図1の扉開き時を示す。
【図4】上下方向移動方式の断面図である。
【符号の説明】
1.容器
2.試料受け台
3.扉
4.メンバー(1)
5.ハンド
6.試料
7.メンバー(2)
8.ばね
9.ガイド
10.トラックボール
11.磁石
12.鉄製部品
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロセス処理装置の試料設置、取出しする際の試料搬送方法及び試料搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
搬送部位との試料の受け渡しと扉の開閉が別々に構成していた。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】
扉3を開いた時、試料6の位置が容器1内であるため、試料6の設置、取出し作業が困難という問題があった。
【0004】
本発明は、試料を設置する位置を容器1外に出し、試料6の設置、取出し作業を容易にするもので、更に扉3の開閉という1つの動作で試料6の受け渡しを可能とする方法及び装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
扉3と試料受け台2をメンバー(1)4で接続し(リンク構造)、扉3を開くと試料受け台2が容器1外へ出てくる。扉3を閉じると試料受け台2が容器1内へ入ることを特徴とするものである。なお、試料受け台2の上昇の押上げ機構はばねを用いた場合について説明する。
【0006】
また、扉3閉じ時は試料受け台2をハンド5下方に位置させ、扉3開き時はハンド5上方に位置させることにより、試料6の受け渡しを可能にすることを特徴とするものである。
【0007】
また、請求項3の水平方向に移動する方式において試料受け台2の上昇にばね8を用い、試料受け台2の下降に両端にころの付いたL字のメンバー(2)7(L字でなくてもよいし、ころでなくてもよい)を用いる。
【0008】
【作用】
上記のように、扉3を開く動作でハンド5上の試料6を試料受け台2が受け取り容器1外へ移動させ、扉3を閉じる動作で試料受け台2上の試料6を容器内のハンド5上に受け渡すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【00010】
図1は本発明の試料設置、取出し装置の一例を示したもので、水平方向移動方式の平面図である。上下・回転移動可能な試料受け台2と開閉式の扉3を備え、これらをつなぐメンバー(1)4で構成されている。このメンバー(1)4の接続部はガタ(余裕)があるがなくてもよい。また、図1ではリンク構造部は容器1内としてあるが、容器1外でもよい。
【00011】
図2は図1の断面図であり、(a)は扉閉じ時(試料受け台下降時)、(b)は扉開き時(試料受け台上昇時)を示す。試料受け台2を上昇させるばね8と、試料受け台2を下降させるメンバー(2)7を備える。試料受け台2上昇時の回転を円滑にするためのトラックボール10を備えているがなくてもよい。試料受け台2にはガイド9を備える。また、図2ではリンク構造部は容器1内としてあるが、容器1外でもよい。
【00012】
図3は図1の扉開き時を示す。扉3を開くことにより試料受け台2が容器1外へ移動した状態を示す。
【00013】
図4は上下方向移動方式の断面図である。上下移動可能な試料受け台2と開閉式の扉3を備え、これらをつなぐメンバー(1)4で構成されている。試料受け台2にはガイド9を備える。
【00014】
また、図1は試料受け台の位置決め例を示している。試料受け台2側に取り付けられた磁石11と容器側に取り付けられた鉄製部品12で固定し、位置決めを行う。磁石の組み合わせはこの逆、またはどちらも磁石の場合も含む。
【00015】
【発明の効果】
扉を開く動作で試料受け台を容器外へ出すことにより、試料の設置、取出し作業を容易に行え、また扉の開閉動作で試料受け台とハンドとの試料受け渡しを行え、操作の煩わしさを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す概略図で、水平方向移動方式の平面図である。
【図2】図1の断面図であり、(a)は扉閉じ時(試料受け台下降時)、(b)は扉開き時(試料受け台上昇時)を示す。
【図3】図1の扉開き時を示す。
【図4】上下方向移動方式の断面図である。
【符号の説明】
1.容器
2.試料受け台
3.扉
4.メンバー(1)
5.ハンド
6.試料
7.メンバー(2)
8.ばね
9.ガイド
10.トラックボール
11.磁石
12.鉄製部品
Claims (14)
- 試料6を受け渡すハンド5と、このハンド5を内蔵する容器1と、容器1に設けた試料出し入れの為の開口部を塞ぐ扉3より成る試料設置・取り出し装置において、この扉3の開閉動作に連動して容器1内に出入りする試料受け台2を設け、この試料受け台2が、
前記扉3の開閉動作に連動して容器1内に出入りすると同時に、試料6を容器1内のハンド5と受け渡しするような機構を付与した事を特徴とする、試料設置・取出し方法及び装置。 - 試料6受け渡しの手段として、扉3が上下方向に開閉移動する方式において、試料受け台2を前記扉3の上下方開閉向動作に連動し、上下方向移動させる事で、ハンド5との試料6の受け渡しを行う事を特徴とした、請求項1に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 試料6受け渡しの手段として、扉3が水平方向に開閉移動する方式において、試料受け台2を前記扉3の水平方向開閉動作に連動し、水平方向移動させる事で、ハンド5との試料6の受け渡しを行う事を特徴とした、請求項1に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 試料6受け渡しの手段として、扉3が水平方向に開閉移動する請求項3の方式において、試料6渡し動作では、扉3開き位置にて、容器1から引き出された試料受け台2上に、試料6を設置し、扉3の水平方向移動動作に連動し、試料受け台2を水平方向に移動させ、更に扉3を閉め終わる直前に、試料受け台2の水平方向移動動作を停止し、残りの扉3の閉め方向移動動作で、試料受け台2を下降させる事で、ハンド5への試料6渡し動作を行う。またハンド5からの試料6受け取り動作では、前記渡し動作の逆の動き即ち、扉3の開き始めでは、まず最初に試料受け台2が上昇動作のみを行い、ハンド5から試料6を受け取り、その後さらに扉3を開く動作で、試料受け台2が扉3と共に水平方向移動する事で、ハンド5との試料6の受け渡しを行う機構を付与した事を特徴とした、請求項1に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 試料受け台2が上昇、下降及び水平移動する請求項4の方式において、試料受け台2を上昇する為の扉3の開き始め、下降するための扉3の閉じ終わり部位の動作と、次いで試料受け台2を容器1外へ移動あるいは容器1内へ挿入するための、水平方向移動動作の間に、試料受け台2が上下左右及び回転等の移動をしない動作範囲を設ける事を特徴とした、請求項1に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 請求項2の方式において、試料6渡し動作の試料受け台2の下降は、扉3閉め始めの動作位置を検出後、別の駆動力(例えばエアシリンダ)を用い行う。また、ハンド5からの試料6受け取り動作時の試料受け台2の上昇、容器1外への取り出し位置までの移動は扉3を開き終わる位置を検出後、別の駆動力(例えばエアシリンダ)を用い行う。並びに、請求項3の方式において、試料6渡し動作時の試料受け台2の下降は、扉3を閉め終わる動作位置を検出後、別の駆動力(例えばエアシリンダ)を用い行う。また、ハンド5からの試料6受け取り動作時の試料受け台2の上昇は、扉3を開け始める動作位置を検出後、別の駆動力(例えばエアシリンダ)を用い行う事を特徴とした、請求項1に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 請求項2の方式において、試料6渡し動作の試料受け台2の下降、試料6受け取り動作の試料受け台2の上昇、容器1外への取り出し。並びに、請求項3の方式において、試料6渡し動作時の試料受け台2の下降、試料6受け取り動作時の試料受け台2の上昇及び試料6受け渡し後の水平方向移動を含むすべての動作の駆動源は、扉3を開閉する動作にて付与される駆動力で賄う事を特徴とした、請求項1に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 試料受け台2の上昇、下降にリンク機構を用いる事を特徴とした請求項4、5、7に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 試料受け台2の上昇に押上げ機構(例えばばね)を用いる事を特徴とした請求項4、5、7に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 試料受け台2の上昇、下降にころ機構を用いる事を特徴とした請求項4、5、7、9に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 試料受け台2の回転にリンク機構、ころ機構を用いる事を特徴とした請求項3、4、5に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 試料6をハンド5から試料受け台2へ、試料受け台2からハンド5へ確実に受け渡すため、ガイド9を設ける事を特徴とした請求項1に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 試料6受け渡しの手段として、扉3が水平方向に開閉移動する請求項3の方式において、試料受け台2の上昇にばねを用いる場合、試料受け台2が円滑に移動するようトラックボール10もしくはころ機構を用いる事を特徴とした請求項3、4、5、7、9に示す試料設置・取出し方法及び装置。
- 試料6受け渡しの手段として、扉3が水平方向に開閉移動する請求項3の方式において、
試料受け台2の容器1内での水平方向移動終端の位置決めに磁石11、12を用いる事を特徴とした請求項3、4、5、7に示す試料設置・取出し方法及び装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003198147A JP2005038948A (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | プロセス処理装置の試料設置・取出し方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003198147A JP2005038948A (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | プロセス処理装置の試料設置・取出し方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005038948A true JP2005038948A (ja) | 2005-02-10 |
Family
ID=34208015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003198147A Pending JP2005038948A (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | プロセス処理装置の試料設置・取出し方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005038948A (ja) |
-
2003
- 2003-07-17 JP JP2003198147A patent/JP2005038948A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060207 |