JP2728228B2 - 密閉試料容器の搬送装置 - Google Patents
密閉試料容器の搬送装置Info
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- hands
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料容器保持具に配列
された、密閉試料容器を抽出して、任意の位置に搬送す
る密閉試料容器の搬送装置に関する。
された、密閉試料容器を抽出して、任意の位置に搬送す
る密閉試料容器の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】試料容器保持具に配列された、複数個の
密閉試料容器を抽出して、転倒混合攪拌した後に、密閉
試料容器を試料容器保持具の所定の位置に収容する密閉
試料容器の搬送装置がある。
密閉試料容器を抽出して、転倒混合攪拌した後に、密閉
試料容器を試料容器保持具の所定の位置に収容する密閉
試料容器の搬送装置がある。
【0003】図5及び図6は、上記搬送装置の動作説明
図である。
図である。
【0004】図5において、密閉栓3により内部に試料
が密閉された試料容器2が複数本、サンプルラック(試
料容器保持具)1に等間隔に着脱可能に保持されてい
る。そして、試料容器2は、図示していない駆動機構に
より、矢印A方向に1ピツチづつ移送される。図示した
状態では取出位置上死点にある、チャック機構36に保
持された開閉自在のハンド32,33が開放すると、上
下回転動作可能な上下回転搬送機構39が下降し、下死
点で停止する。
が密閉された試料容器2が複数本、サンプルラック(試
料容器保持具)1に等間隔に着脱可能に保持されてい
る。そして、試料容器2は、図示していない駆動機構に
より、矢印A方向に1ピツチづつ移送される。図示した
状態では取出位置上死点にある、チャック機構36に保
持された開閉自在のハンド32,33が開放すると、上
下回転動作可能な上下回転搬送機構39が下降し、下死
点で停止する。
【0005】すると、ハンド32,33が閉じ、試料容
器2を挾み込み、保持した状態で、上下回転搬送機構3
9が上昇し、上死点で回転動作に入り、ノズル駆動機構
40と直角位置(矢印Bの時計方向死点)まで回転す
る。回転途中、チャック機構36の下方に垂直に固定さ
れた反転軸34の下部が、ノズル駆動機構40に固定さ
れた軸41と回転自在のロ−ラ42に接する。このた
め、駆動部37と支点軸5を中心に回転可能となってい
るチャック機構36は、図6に示した二点鎖線の位置で
傾斜して停止する。したがって、試料容器2も同じく傾
斜し停止する。
器2を挾み込み、保持した状態で、上下回転搬送機構3
9が上昇し、上死点で回転動作に入り、ノズル駆動機構
40と直角位置(矢印Bの時計方向死点)まで回転す
る。回転途中、チャック機構36の下方に垂直に固定さ
れた反転軸34の下部が、ノズル駆動機構40に固定さ
れた軸41と回転自在のロ−ラ42に接する。このた
め、駆動部37と支点軸5を中心に回転可能となってい
るチャック機構36は、図6に示した二点鎖線の位置で
傾斜して停止する。したがって、試料容器2も同じく傾
斜し停止する。
【0006】次に、図6に示すように、上下回転搬送機
構39がストロ−クLだけ下降すると、反転軸34はロ
−ラ42に接したままスライドする。これにより、チャ
ック機構36はさらに回転し、試料容器2は密閉栓3を
下方にして傾斜し停止する。以上の動作をストロ−クを
Lとして、繰り返すことにより、試料容器2を揺動し内
部の試料を混合攪拌することができる。
構39がストロ−クLだけ下降すると、反転軸34はロ
−ラ42に接したままスライドする。これにより、チャ
ック機構36はさらに回転し、試料容器2は密閉栓3を
下方にして傾斜し停止する。以上の動作をストロ−クを
Lとして、繰り返すことにより、試料容器2を揺動し内
部の試料を混合攪拌することができる。
【0007】所定時間混合攪拌すると、試料容器2は下
方(図6実線位置)で停止し、ノズル43が移動してゴ
ム製の密閉栓3の中央部を突き刺して内部試料を吸引す
る。そして、吸引された内部試料は、図示していない分
析装置等に供給される。
方(図6実線位置)で停止し、ノズル43が移動してゴ
ム製の密閉栓3の中央部を突き刺して内部試料を吸引す
る。そして、吸引された内部試料は、図示していない分
析装置等に供給される。
【0008】吸引完了後、ノズル43は遠心塗抹機構4
4側に移動し、スライドガラス45上に試料を吐出す
る。ノズル43は、突き刺し時は水平、吐出時は垂直に
なるように自動反転構造となっている。
4側に移動し、スライドガラス45上に試料を吐出す
る。ノズル43は、突き刺し時は水平、吐出時は垂直に
なるように自動反転構造となっている。
【0009】この間にサンプルラック1は1ピッチ前進
する。したがって、取出(抽出)位置にあった空の保持
部分は戻し位置に移動し、変わって次の試料容器が取出
位置に移動することになる。
する。したがって、取出(抽出)位置にあった空の保持
部分は戻し位置に移動し、変わって次の試料容器が取出
位置に移動することになる。
【0010】吸引完了後、上下回転搬送機構39は上死
点まで上昇、回転して戻し位置で下死点まで下降し、保
持している試料容器2をサンプルラック1に装着する。
前述したようにサンプルラック1は1ピッチ前進した後
であるため、元の保持部に装着されることになる。装着
後、ハンド32,33は開放してから引っ込み、上下回
転搬送機構39が下死点位置のまま取出位置まで回転
し、次の試料容器2を挾み込み、順次上述の動作を繰返
すことになる。
点まで上昇、回転して戻し位置で下死点まで下降し、保
持している試料容器2をサンプルラック1に装着する。
前述したようにサンプルラック1は1ピッチ前進した後
であるため、元の保持部に装着されることになる。装着
後、ハンド32,33は開放してから引っ込み、上下回
転搬送機構39が下死点位置のまま取出位置まで回転
し、次の試料容器2を挾み込み、順次上述の動作を繰返
すことになる。
【0011】試料容器を保持する保持具としては、一列
に配列したサンプルラック、あるいは円盤上の同一円周
内に配列したタ−ンテ−ブル等がある。いずれも必要最
小限の小さな形状とするため試料容器の間隔は最小限に
おさえられている。
に配列したサンプルラック、あるいは円盤上の同一円周
内に配列したタ−ンテ−ブル等がある。いずれも必要最
小限の小さな形状とするため試料容器の間隔は最小限に
おさえられている。
【0012】さて、上述した、試料容器保持具から試料
容器を挾み込んで抽出し、搬送する密閉試料容器の搬送
装置としては、次の二つの装置がある。
容器を挾み込んで抽出し、搬送する密閉試料容器の搬送
装置としては、次の二つの装置がある。
【0013】(1)試料容器抽出時には、ハンドが開放
状態で試料容器まで下降し、試料容器の側面を両側から
挾み込み上昇する。また、試料容器収容時には、収容
後、ハンドが開放状態で試料容器から上昇するように構
成された装置。
状態で試料容器まで下降し、試料容器の側面を両側から
挾み込み上昇する。また、試料容器収容時には、収容
後、ハンドが開放状態で試料容器から上昇するように構
成された装置。
【0014】(2)例えば、特開昭63−187158
号公報に示されているように、試料容器抽出時には、ば
ね圧等で常時閉じているハンドを、試料容器の側面方向
から突き出し、試料容器側壁にそって強制的に試料容器
を挾み込む。また、試料容器収容時には、収容後、ばね
圧等で試料容器を挟み込んだハンドを試料容器の側面方
向に移動させ、強制的に取り外すように構成された装置
がある。
号公報に示されているように、試料容器抽出時には、ば
ね圧等で常時閉じているハンドを、試料容器の側面方向
から突き出し、試料容器側壁にそって強制的に試料容器
を挾み込む。また、試料容器収容時には、収容後、ばね
圧等で試料容器を挟み込んだハンドを試料容器の側面方
向に移動させ、強制的に取り外すように構成された装置
がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
搬送装置には、以下に述べるような問題点があった。
搬送装置には、以下に述べるような問題点があった。
【0016】上記(1)に述べた搬送装置においては、
ハンドを開放状態のまま両隣りの試料容器の狭い中間を
下降させるためハンドが両隣りの試料容器にぶつかって
しまう可能性がある。又、上昇する時も、密閉栓外径は
通常試料容器外径よりも大きいため、ハンドが引っかか
り密閉試料容器を持ち上げてしまう可能性がある。
ハンドを開放状態のまま両隣りの試料容器の狭い中間を
下降させるためハンドが両隣りの試料容器にぶつかって
しまう可能性がある。又、上昇する時も、密閉栓外径は
通常試料容器外径よりも大きいため、ハンドが引っかか
り密閉試料容器を持ち上げてしまう可能性がある。
【0017】上記(2)に述べた特開昭63−1871
58号公報記載の搬送装置においては、ハンドを強制的
に差し込むため、試料容器、あるいはサンプルラック自
体が動かない構造にしなければならず、構成が複雑にな
ってしまう。又、例えば、試料容器にバ−コ−ドラベル
が貼付されている場合には、ラベルがはがれたりバ−コ
−ドに傷が付いて識別不良となってしまうため、特別な
試料容器を使用しなければならなかった。
58号公報記載の搬送装置においては、ハンドを強制的
に差し込むため、試料容器、あるいはサンプルラック自
体が動かない構造にしなければならず、構成が複雑にな
ってしまう。又、例えば、試料容器にバ−コ−ドラベル
が貼付されている場合には、ラベルがはがれたりバ−コ
−ドに傷が付いて識別不良となってしまうため、特別な
試料容器を使用しなければならなかった。
【0018】本発明の目的は、試料容器を傷つけること
なく、確実に試料容器を搬送できる密閉試料容器の搬送
装置を安価に実現することである。
なく、確実に試料容器を搬送できる密閉試料容器の搬送
装置を安価に実現することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる密閉試料
容器の搬送装置は、上記目的を達成するため、次のよう
に構成される。
容器の搬送装置は、上記目的を達成するため、次のよう
に構成される。
【0020】直線状の押圧部材を往復移動させる往復駆
動手段と、前記押圧部材の一方向への移動に伴って、二
つのハンドを互いに開放状態に維持したまま所定の距離
だけ前進させた後、前記二つのハンドを閉鎖状態とする
とともに、前記押圧部材の他方向への移動に伴って、二
つのハンドを互いに開放状態にし、開放状態に維持した
まま所定の距離だけ後進させるハンド開閉及び前後進駆
動手段とを備え、前記ハンド開閉及び前後進駆動手段
は、ハンドの後進方向の端部が前記押圧部材に固定さ
れ、ハンドの前進方向端側の幅がハンドの後進方向端側
の幅よりも小となった開口部を有する開閉板と、前記二
つのハンドを回動自在に支持する支点軸と、前記支点軸
を軸方向移動可能に支持するベース部材と、前記ベース
部材に固定され,ハンドの前進方向端側の幅がハンドの
後進方向端側の幅よりも大となった開口部を有する案内
板と、前記二つのハンドのそれぞれに支持され、前記開
閉板の開口部と案内板の開口部とに沿って移動可能なハ
ンド開閉部材と、前記支点軸と前記開閉板のハンドの後
進方向の端部との間に取り付けられたばね部材と、を有
する。
動手段と、前記押圧部材の一方向への移動に伴って、二
つのハンドを互いに開放状態に維持したまま所定の距離
だけ前進させた後、前記二つのハンドを閉鎖状態とする
とともに、前記押圧部材の他方向への移動に伴って、二
つのハンドを互いに開放状態にし、開放状態に維持した
まま所定の距離だけ後進させるハンド開閉及び前後進駆
動手段とを備え、前記ハンド開閉及び前後進駆動手段
は、ハンドの後進方向の端部が前記押圧部材に固定さ
れ、ハンドの前進方向端側の幅がハンドの後進方向端側
の幅よりも小となった開口部を有する開閉板と、前記二
つのハンドを回動自在に支持する支点軸と、前記支点軸
を軸方向移動可能に支持するベース部材と、前記ベース
部材に固定され,ハンドの前進方向端側の幅がハンドの
後進方向端側の幅よりも大となった開口部を有する案内
板と、前記二つのハンドのそれぞれに支持され、前記開
閉板の開口部と案内板の開口部とに沿って移動可能なハ
ンド開閉部材と、前記支点軸と前記開閉板のハンドの後
進方向の端部との間に取り付けられたばね部材と、を有
する。
【0021】
【作用】本発明による密閉試料容器の搬送装置では、ハ
ンド開閉及び前後進駆動手段により、密閉試料容器の抽
出時には、二つのハンドが互いに開放状態に維持された
まま所定の距離だけ前進され、前記二つのハンドが閉鎖
状態とされ、密閉試料容器が挟み込まれる。密閉試料容
器の収容時には、ハンド開閉及び前後進駆動手段によ
り、二つのハンドが互いに開放状態にされ、密閉試料容
器がハンドから離される。そして、二つのハンドは、開
放状態に維持されたまま所定の距離だけ後進される。
ンド開閉及び前後進駆動手段により、密閉試料容器の抽
出時には、二つのハンドが互いに開放状態に維持された
まま所定の距離だけ前進され、前記二つのハンドが閉鎖
状態とされ、密閉試料容器が挟み込まれる。密閉試料容
器の収容時には、ハンド開閉及び前後進駆動手段によ
り、二つのハンドが互いに開放状態にされ、密閉試料容
器がハンドから離される。そして、二つのハンドは、開
放状態に維持されたまま所定の距離だけ後進される。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である搬送装置の
要部概略上面図、図2は図1の例の概略側面図である。
要部概略上面図、図2は図1の例の概略側面図である。
【0023】図1及び図2において、ベ−ス部材4の両
側(図の左右側)には軸受6,7が固定されており、こ
れら軸受6、7に支点軸5が回転自在に支持されてい
る。そして、支点軸5の一端は、ベ−ス部材15(上下
回転搬送機構39に固定)に形成された支点軸支えに水
平に保持されている。
側(図の左右側)には軸受6,7が固定されており、こ
れら軸受6、7に支点軸5が回転自在に支持されてい
る。そして、支点軸5の一端は、ベ−ス部材15(上下
回転搬送機構39に固定)に形成された支点軸支えに水
平に保持されている。
【0024】支点軸5の他端には、ばねホルダ9が固定
されており、このばねホルダ9にはねじりばね8の一端
が固定されている。又、ねじりばね8の他端はベ−ス4
に固定されている。そして、ねじりばね8はサンプルラ
ック1に収容された試料容器2側から見て常に支点軸5
を中心に時計方向の回転力をチャック機構36に加えて
いる。従って、チャック機構36を水平な定位置でとめ
るため、反転ストッパ38が設けられている。スライダ
10の内部には、摩擦係数の小さい樹脂製の軸受11が
挿入されていて、スライダ10は支点軸5に対して回転
及び摺動自在となっている。ア−ム19,20は、各々
軸26を支点に開閉自在に保持されていて、常に引きば
ね31により閉じる方向、すなわち試料容器2を挾み込
む方向に力が働いている。ばねかけ21は引きばね31
を引っかけるためのものである。ハンド32,33は試
料容器2を垂直に保持できる構造になっている。
されており、このばねホルダ9にはねじりばね8の一端
が固定されている。又、ねじりばね8の他端はベ−ス4
に固定されている。そして、ねじりばね8はサンプルラ
ック1に収容された試料容器2側から見て常に支点軸5
を中心に時計方向の回転力をチャック機構36に加えて
いる。従って、チャック機構36を水平な定位置でとめ
るため、反転ストッパ38が設けられている。スライダ
10の内部には、摩擦係数の小さい樹脂製の軸受11が
挿入されていて、スライダ10は支点軸5に対して回転
及び摺動自在となっている。ア−ム19,20は、各々
軸26を支点に開閉自在に保持されていて、常に引きば
ね31により閉じる方向、すなわち試料容器2を挾み込
む方向に力が働いている。ばねかけ21は引きばね31
を引っかけるためのものである。ハンド32,33は試
料容器2を垂直に保持できる構造になっている。
【0025】一方、ア−ム19,20には、各々軸23
が垂直に固定され、これら軸23に回転自在にロ−ラ2
4とロ−ラ25とが保持されている。そして、ロ−ラ2
4はベ−ス4に固定された案内板27の窓部(開口部)
に沿って回転可能となっており、ロ−ラ25は開閉板3
5の窓部(開口部)に沿って回転可能となっている。案
内板27の窓部の図1の左端上下方向両側には、ロ−ラ
24の外径と同形状でローラ24の半径よりも浅い溝部
27gがある。開閉板35の窓部は、図1の左端の窓幅
は案内板27の窓幅Cとほぼ等しい窓幅Dであり、右方
向に進むにつれ傾斜部35cに沿って徐々に広くなって
いく。そして、広幅平坦部35fとなると、案内板27
の左端幅とほぼ等しい窓幅となっている。開閉板35の
図1の上下方向両側には、各々コロ29が回転自在に保
持されている。コロ29は案内板27の両側面(図1の
上下方向側)の対称位置に水平に設けられた同形状の長
円穴に沿って回転可能となっている。
が垂直に固定され、これら軸23に回転自在にロ−ラ2
4とロ−ラ25とが保持されている。そして、ロ−ラ2
4はベ−ス4に固定された案内板27の窓部(開口部)
に沿って回転可能となっており、ロ−ラ25は開閉板3
5の窓部(開口部)に沿って回転可能となっている。案
内板27の窓部の図1の左端上下方向両側には、ロ−ラ
24の外径と同形状でローラ24の半径よりも浅い溝部
27gがある。開閉板35の窓部は、図1の左端の窓幅
は案内板27の窓幅Cとほぼ等しい窓幅Dであり、右方
向に進むにつれ傾斜部35cに沿って徐々に広くなって
いく。そして、広幅平坦部35fとなると、案内板27
の左端幅とほぼ等しい窓幅となっている。開閉板35の
図1の上下方向両側には、各々コロ29が回転自在に保
持されている。コロ29は案内板27の両側面(図1の
上下方向側)の対称位置に水平に設けられた同形状の長
円穴に沿って回転可能となっている。
【0026】直線ソレノイド16はベ−ス15に取付け
られており、この直線ソレノイド16の直線ソレノイド
軸17は、支点軸5と一直線上にある。そして、この直
線ソレノイド16は開閉板35の一端を支持している。
従って、直線ソレノイド軸17の直線運動に応じて両側
のコロ29は、上記長円穴に沿って回転することにな
る。おしばね18は直線ソレノイド軸17を通常状態に
復帰させるためのものである。スライダ10に一端を固
定された回りどめ30は、案内板27の片側面に水平に
設けられた長円穴に挿入されている。従って、ベ−ス4
の回転による傾斜は、回りどめ30を介してスライダ1
0に伝達されるため、試料容器2も同じく傾斜する。引
きばね14の一端はスライダ10に固定されたばねかけ
12に取り付けられ、他端は開閉板35に取り付けられ
ている。
られており、この直線ソレノイド16の直線ソレノイド
軸17は、支点軸5と一直線上にある。そして、この直
線ソレノイド16は開閉板35の一端を支持している。
従って、直線ソレノイド軸17の直線運動に応じて両側
のコロ29は、上記長円穴に沿って回転することにな
る。おしばね18は直線ソレノイド軸17を通常状態に
復帰させるためのものである。スライダ10に一端を固
定された回りどめ30は、案内板27の片側面に水平に
設けられた長円穴に挿入されている。従って、ベ−ス4
の回転による傾斜は、回りどめ30を介してスライダ1
0に伝達されるため、試料容器2も同じく傾斜する。引
きばね14の一端はスライダ10に固定されたばねかけ
12に取り付けられ、他端は開閉板35に取り付けられ
ている。
【0027】次に、試料容器2の抽出及び収容動作を説
明する。
明する。
【0028】直線ソレノイド16に通電されると、直線
ソレノイド軸17はおしばね18を押しちじめながら図
2の矢印Bの方向に吸引される。それに伴い、一端を保
持された開閉板35も移動される。ア−ム19,20に
は引きばね31の力が働いているため、各々のロ−ラ2
4,25はそれぞれ開く方向、つまりそれぞれが離れる
方向に力が加わっている。案内板27には、前述したよ
うにロ−ラ24が回動するための窓部が設けられてい
て、その左端両側には、ロ−ラ24の外径と同形状で半
径よりも浅い溝がある。図1及び図2の状態において
は、その溝にロ−ラ24が入っているため、開閉板35
が移動を開始しても開閉板35の傾斜部35cがロ−ラ
25に接するまでは広幅平坦部35fをロ−ラ25が回
転するだけで、ローラ25の位置は移動しない。従っ
て、引きばね14はのびるだけでスライダ10は移動し
ない。さらに開閉板35の移動が進むと、両傾斜部35
cにより各々のロ−ラ25は互いに接近される。これに
より、ハンド32,33は開放されていく。
ソレノイド軸17はおしばね18を押しちじめながら図
2の矢印Bの方向に吸引される。それに伴い、一端を保
持された開閉板35も移動される。ア−ム19,20に
は引きばね31の力が働いているため、各々のロ−ラ2
4,25はそれぞれ開く方向、つまりそれぞれが離れる
方向に力が加わっている。案内板27には、前述したよ
うにロ−ラ24が回動するための窓部が設けられてい
て、その左端両側には、ロ−ラ24の外径と同形状で半
径よりも浅い溝がある。図1及び図2の状態において
は、その溝にロ−ラ24が入っているため、開閉板35
が移動を開始しても開閉板35の傾斜部35cがロ−ラ
25に接するまでは広幅平坦部35fをロ−ラ25が回
転するだけで、ローラ25の位置は移動しない。従っ
て、引きばね14はのびるだけでスライダ10は移動し
ない。さらに開閉板35の移動が進むと、両傾斜部35
cにより各々のロ−ラ25は互いに接近される。これに
より、ハンド32,33は開放されていく。
【0029】案内板27の窓幅Cと開閉板35の窓幅D
は同幅であるためロ−ラ25と25との間隔が小さくな
ると、引きばね14の力によりロ−ラ24が点線位置2
4’に到達するまでスライダ10は引き戻される。すな
わち、ハンド32,33は開放した状態(試料容器2を
離した状態)で引っ込むわけである。
は同幅であるためロ−ラ25と25との間隔が小さくな
ると、引きばね14の力によりロ−ラ24が点線位置2
4’に到達するまでスライダ10は引き戻される。すな
わち、ハンド32,33は開放した状態(試料容器2を
離した状態)で引っ込むわけである。
【0030】密閉栓3により密閉された試料容器2をサ
ンプルラック1に収容した後には、以上の説明のように
して、ハンド32、33が試料容器2から開放される。
ンプルラック1に収容した後には、以上の説明のように
して、ハンド32、33が試料容器2から開放される。
【0031】試料容器2をサンプルラック1から抽出す
る場合については、上述した試料容器2からハンド3
2、33を開放する場合の逆の動作となる。つまり、直
線ソレノイド16の通電を停止すると、おしばね18の
力により直線ソレノイド軸17は押し戻され、通常の状
態に復帰しようとする。従って、開閉板35も押し戻さ
れ、それにロ−ラ25も追従し、ハンド32、33は開
放した状態で試料容器2の側方から接近する。そして,
ロ−ラ24が溝部27gに入ることにより、ハンド3
2、33が閉じられ、試料容器2が挟み込まれる。
る場合については、上述した試料容器2からハンド3
2、33を開放する場合の逆の動作となる。つまり、直
線ソレノイド16の通電を停止すると、おしばね18の
力により直線ソレノイド軸17は押し戻され、通常の状
態に復帰しようとする。従って、開閉板35も押し戻さ
れ、それにロ−ラ25も追従し、ハンド32、33は開
放した状態で試料容器2の側方から接近する。そして,
ロ−ラ24が溝部27gに入ることにより、ハンド3
2、33が閉じられ、試料容器2が挟み込まれる。
【0032】以上により、ハンド32,33の一連の動
作は開放完了後に引っ込み、又、反対に突出が完了して
から閉じるわけである。
作は開放完了後に引っ込み、又、反対に突出が完了して
から閉じるわけである。
【0033】なお、チャック機構36及び駆動部37
は、図5及び図6の例と同様にして上下回転搬送機構3
9により、下降、上昇及び回転が行われる。
は、図5及び図6の例と同様にして上下回転搬送機構3
9により、下降、上昇及び回転が行われる。
【0034】次に、図3,4を用いて、ソレノイド16
とその負荷との関係を説明する。ただし、以下の説明に
おいては、摩擦抵抗は考慮していない。
とその負荷との関係を説明する。ただし、以下の説明に
おいては、摩擦抵抗は考慮していない。
【0035】一般市販の直線ソレノイドは、ストロ−ク
が小さいほど吸引力が大であり、さらにストロ−クが数
mm(本発明に採用品は3mm)の位置が最大吸引力である
のが普通である。本発明においては、直線ソレノイドの
有効ストロ−ク(19mm)よりも小さいストロ−クL0
〜L14(14mm)間を往復運動するようになっている。
引きばね14及びおしばね18はばね定数が一定のた
め、図4に示す直線となる。
が小さいほど吸引力が大であり、さらにストロ−クが数
mm(本発明に採用品は3mm)の位置が最大吸引力である
のが普通である。本発明においては、直線ソレノイドの
有効ストロ−ク(19mm)よりも小さいストロ−クL0
〜L14(14mm)間を往復運動するようになっている。
引きばね14及びおしばね18はばね定数が一定のた
め、図4に示す直線となる。
【0036】引きばね31の力と開閉板35の移動時の
負荷fとの関係は、開閉板35の傾斜部がロ−ラ25に
接するまでのストロ−クL0 〜L7 (7mm)間は、引き
ばね31の分力は働いていない。接触直後から引きばね
の分力が傾斜部に直角に働いている、ストロ−クL7 〜
L11(4mm)間の負荷f7 からf11は一定に増加する。
さらに、ストロ−クL11〜L14(3mm)間は分力は小さ
くなり減少する。
負荷fとの関係は、開閉板35の傾斜部がロ−ラ25に
接するまでのストロ−クL0 〜L7 (7mm)間は、引き
ばね31の分力は働いていない。接触直後から引きばね
の分力が傾斜部に直角に働いている、ストロ−クL7 〜
L11(4mm)間の負荷f7 からf11は一定に増加する。
さらに、ストロ−クL11〜L14(3mm)間は分力は小さ
くなり減少する。
【0037】尚、図中F8 −F10,F12,F13は明示し
ていない。
ていない。
【0038】図4内のト−タル負荷は、引きばね14の
負荷と、おしばね18の負荷、及び各fnを合計したも
のである。
負荷と、おしばね18の負荷、及び各fnを合計したも
のである。
【0039】本発明のように構成せず、直線ソレノイド
16の吸引動作開始と同時に引きばね31の力が加わる
ように構成すると、図4の点線の状態となるため、始動
せず大形の直線ソレノイドを使用しなければならない。
これに対して、本発明によれば、小型の直線ソレノイド
で充分動作可能である。
16の吸引動作開始と同時に引きばね31の力が加わる
ように構成すると、図4の点線の状態となるため、始動
せず大形の直線ソレノイドを使用しなければならない。
これに対して、本発明によれば、小型の直線ソレノイド
で充分動作可能である。
【0040】又、直線ソレノイドの瞬時(約100ms
以下)の吸引、脱出動作の中でハンドの開閉,入出がで
きるため、高効率のシステムとすることができる。
以下)の吸引、脱出動作の中でハンドの開閉,入出がで
きるため、高効率のシステムとすることができる。
【0041】なお、上述した実施例においては、試料容
器を搬送するようにしたが、本発明は、試料容器だけで
なく、棒状の物体搬送にも適用できる。
器を搬送するようにしたが、本発明は、試料容器だけで
なく、棒状の物体搬送にも適用できる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、密閉試
料容器の搬送装置において、ハンド開閉及び前後進駆動
手段により、密閉試料容器の抽出時には、二つのハンド
が互いに開放状態に維持されたまま所定の距離だけ前進
され、前記二つのハンドが閉鎖状態とされ、密閉試料容
器が側面から挟み込まれる。又、密閉試料容器の収容時
には、ハンド開閉及び前後進駆動手段により、二つのハ
ンドが互いに開放状態にされ、密閉試料容器がハンドか
ら離される。そして、二つのハンドは、開放状態に維持
されたまま所定の距離だけ後進される。従って、試料容
器の抽出及び収容時にサンプルラツクが微動せず固定不
要であり、バ−コ−ドラベルのはがれ,こすれもなく、
入出時の引っかかり等のトラブルがなく信頼性が高い搬
送装置を安価に実現することができる。
料容器の搬送装置において、ハンド開閉及び前後進駆動
手段により、密閉試料容器の抽出時には、二つのハンド
が互いに開放状態に維持されたまま所定の距離だけ前進
され、前記二つのハンドが閉鎖状態とされ、密閉試料容
器が側面から挟み込まれる。又、密閉試料容器の収容時
には、ハンド開閉及び前後進駆動手段により、二つのハ
ンドが互いに開放状態にされ、密閉試料容器がハンドか
ら離される。そして、二つのハンドは、開放状態に維持
されたまま所定の距離だけ後進される。従って、試料容
器の抽出及び収容時にサンプルラツクが微動せず固定不
要であり、バ−コ−ドラベルのはがれ,こすれもなく、
入出時の引っかかり等のトラブルがなく信頼性が高い搬
送装置を安価に実現することができる。
【図1】本発明の一実施例の要部概略上面図である。
【図2】図1に示した例の概略側面図である。
【図3】本発明に適用される直線ソレノイドの負荷の変
動説明図である。
動説明図である。
【図4】本発明に適用される直線ソレノイドのストロー
クと負荷との関係を示した図である。
クと負荷との関係を示した図である。
【図5】試料容器搬送装置の全体概略の構成図である。
【図6】試料容器搬送装置の動作説明図である。
1…サンプルラック 2…試料容器 3…密閉栓 5…支点軸 10…スライダ 11…軸受 12…ばねかけ 14、31…引きばね 16…直線ソレノイド 18…おしばね 19、20…ア−ム 24、25…ロ−ラ 26…軸 27…案内板 29…コロ 32、33…ハンド 35…開閉板
Claims (1)
- 【請求項1】 一直線上に等間隔に複数個配列された密
閉試料容器を、二つのハンドで両側から挾み込み任意位
置に搬送して、前記密閉試料容器の試料を転倒混合攪拌
する密閉試料容器の搬送装置において、 直線状の押圧部材を往復移動させる往復駆動手段と、 前記押圧部材の一方向への移動に伴って、二つのハンド
を互いに開放状態に維持したまま所定の距離だけ前進さ
せた後、前記二つのハンドを閉鎖状態とするとともに、
前記押圧部材の他方向への移動に伴って、二つのハンド
を互いに開放状態にし、開放状態に維持したまま所定の
距離だけ後進させるハンド開閉及び前後進駆動手段とを
備え、 前記ハンド開閉及び前後進駆動手段は、 ハンドの後進方向の端部が前記押圧部材に固定され、ハ
ンドの前進方向端側の幅がハンドの後進方向端側の幅よ
りも小となった開口部を有する開閉板と、 前記二つのハンドを回動自在に支持する支点軸と、 前記支点軸を軸方向移動可能に支持するベース部材と、 前記ベース部材に固定され,ハンドの前進方向端側の幅
がハンドの後進方向端側の幅よりも大となった開口部を
有する案内板と、 前記二つのハンドのそれぞれに支持され、前記開閉板の
開口部と案内板の開口部とに沿って移動可能なハンド開
閉部材と、 前記支点軸と前記開閉板のハンドの後進方向の端部との
間に取り付けられたばね部材と、 を有する ことを特徴とする密閉試料容器の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4012302A JP2728228B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 密閉試料容器の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4012302A JP2728228B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 密閉試料容器の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05200688A JPH05200688A (ja) | 1993-08-10 |
JP2728228B2 true JP2728228B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=11801531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4012302A Expired - Fee Related JP2728228B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 密閉試料容器の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2728228B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6897606B2 (en) | 2002-07-01 | 2005-05-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fluorescent-substance light emitting element and method of fabrication thereof, and image rendering device |
US7710013B2 (en) | 2003-09-30 | 2010-05-04 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Electron emitting device with projection comprising base portion and electron emission portion |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4890070B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2012-03-07 | シスメックス株式会社 | 分析装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5546467Y2 (ja) * | 1976-04-26 | 1980-10-30 |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP4012302A patent/JP2728228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6897606B2 (en) | 2002-07-01 | 2005-05-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fluorescent-substance light emitting element and method of fabrication thereof, and image rendering device |
US7710013B2 (en) | 2003-09-30 | 2010-05-04 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Electron emitting device with projection comprising base portion and electron emission portion |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05200688A (ja) | 1993-08-10 |
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