JP2005037141A - 端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報センタから取得した情報の絞り込みを使用者の嗜好情報に基づいて行うことにより、使用者の嗜好に応じた情報を使用者に一層分かり易く、的確に提供することができる端末装置を提供すること。
【解決手段】情報センタ30から配信される各種情報を取得する情報取得手段を備えた端末装置10において、使用者の嗜好情報を記憶するための嗜好情報記憶手段と、嗜好情報記憶手段に記憶されている嗜好情報に基づいて、各種情報の中から嗜好情報に該当する情報を抽出する情報抽出手段と、情報抽出手段により抽出された情報を出力する情報出力手段とを装備する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は端末装置に関し、より詳細にはセンタ端末から配信される各種情報を取得することのできる端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、端末装置をインターネットなどの通信ネットワークに接続し、該通信ネットワーク経由で種々の情報を手軽に取得することができるようになってきている。
【0003】
しかしながら、通信ネットワーク経由で取得することのできる情報量はあまりにも膨大になってきており、取得したい情報を精度よく探索するためには、端末装置を通じて適切なキーワードなどの情報を何度も入力したり、選択したりする必要があった。そのため、端末装置を通じての情報の絞り込み操作が意外と面倒であり、取得したい情報にたどりつくことは容易なことではなかった。
【0004】
そこで、センタ端末側での情報の絞り込み処理を容易にするため、使用者に嗜好する情報(ユーザ嗜好情報)を端末装置に入力させ、入力されたユーザ嗜好情報をセンタ端末へ送信し、センタ端末が、前記ユーザ嗜好情報に基づいてデータベースを探索し、探索した情報を端末装置へ送信する。一方、端末装置では、センタ端末側から送られてきた情報を表示画面に表示させることにより、ユーザ嗜好情報に関連する情報を簡単に閲覧させることができるシステムが知られている。
【0005】
このようなシステムの一例として下記の特許文献1には、利用者が利用者端末を使って事前に利用者自身のプロフィールデータを情報センタに登録しておき、該情報センタでは、予め登録されているサービスメニューデータと前記プロフィールデータとを比較して、利用者がどのサービスに関心があるのかを選別し、選別されたサービスメニューのデータを前記利用者端末へ送信し、該利用者端末では、選別されたサービスメニューの一覧を表示させて、関心のあるサービスの申し込み処理を簡単に行うことのできるシステムが開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特許第3192358号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1記載の利用者端末では、情報センタで選別されたサービスメニューのデータをそのまま一覧表示させている。すなわち、利用者端末側でデータの絞り込み等の編集処理を行うことなく表示させるようになっており、一覧表示の際に、いかにして使用者の好みの情報を分かり易いように表示させるのかという点に関しては考慮されていない。したがって、表示するデータ項目が多い場合には、利用しようとするサービスの選択に手間がかかってしまうという課題があった。
【0008】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、センタ端末から取得した各種情報の絞り込みを使用者の嗜好情報に基づいて行うことにより、使用者の嗜好に応じた情報を使用者に一層分かり易く、的確に提供することができ、また、センタ端末から取得した情報を使用者の好みに応じて編集して使用することのできる端末装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係る端末装置(1)は、センタ端末から配信される各種情報を取得する情報取得手段を備えた端末装置において、使用者の嗜好情報を記憶するための嗜好情報記憶手段と、該嗜好情報記憶手段に記憶されている前記嗜好情報に基づいて、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当する情報を抽出する情報抽出手段と、該情報抽出手段により抽出された情報を出力する情報出力手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】
上記端末装置(1)によれば、前記嗜好情報記憶手段に記憶されている前記嗜好情報に基づいて、前記各種情報の中から該嗜好情報に該当する情報を抽出し、抽出された情報を出力するので、種々の情報が含まれる前記各種情報の中から使用者の嗜好に応じた情報を的確に提供することができ、使用者に嗜好情報を簡単に把握させることができ、使用者の使い勝手を向上させることができる。
【0011】
また本発明に係る端末装置(2)は、上記端末装置(1)において、前記嗜好情報を設定するための嗜好情報設定手段を備えていることを特徴としている。
上記端末装置(2)によれば、使用者は、前記嗜好情報設定手段を通じて、自己の嗜好情報を設定することができる。
【0012】
また本発明に係る端末装置(3)は、上記端末装置(1)又は(2)において、前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当しない情報を削除することにより前記嗜好情報に該当する情報の抽出を行うものであることを特徴としている。
上記端末装置(3)によれば、前記嗜好情報に該当しない情報を削除していくことにより、必要性の低い情報の蓄積を防止できるとともに、記憶させるデータ量を少なくすることができ、記憶領域を有効に活用することができる。
【0013】
また本発明に係る端末装置(4)は、上記端末装置(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された情報を表示出力する表示出力手段を含むものであることを特徴としている。
上記端末装置(4)によれば、前記情報抽出手段により抽出された情報が表示出力されるので、使用者は目視により前記情報を容易に確認することができる。
【0014】
また本発明に係る端末装置(5)は、上記端末装置(4)において、前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された情報を音声出力する音声出力手段をさらに含むものであることを特徴としている。
上記端末装置(5)によれば、前記情報抽出手段により抽出された情報が音声出力されるので、特に車載用として採用された場合には、使用者が表示情報を注視することなく、前記情報を把握することができ、安全性が配慮されたものとすることができる。
【0015】
また本発明に係る端末装置(6)は、上記端末装置(1)〜(5)のいずれかにおいて、少なくとも移動地点情報とその日時情報とを含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、該履歴情報記憶手段により記憶された前記履歴情報に基づいて使用者の嗜好情報を作成する第1の嗜好情報作成手段と、該第1の嗜好情報作成手段により作成された前記嗜好情報を前記嗜好情報記憶手段に登録する第1の嗜好情報登録手段とを備え、前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当する情報を抽出するものであることを特徴としている。
【0016】
上記端末装置(6)によれば、前記履歴情報が反映された嗜好情報を自動的に登録することができ、使用者による登録の手間を省くことができ、使い勝手を良くすることができる。また、前記使用者の行動履歴が考慮された嗜好情報を前記各種情報の中から優先的に抽出することができる。
【0017】
また本発明に係る端末装置(7)は、上記端末装置(6)において、前記嗜好情報作成手段が、時間帯別、曜日別、及び/又は地図エリア別に前記嗜好情報を作成するものであることを特徴としている。
上記端末装置(7)によれば、前記時間帯別、曜日別、及び/又は地図エリア別に前記嗜好情報が作成されて自動的に登録されるので、使用者の日常の行動パターンに応じた嗜好情報を登録することができ、使用者の行動パターンが考慮された嗜好情報に該当する情報を的確に抽出することができ、有用度の高い情報提供を行うことができる。
【0018】
また本発明に係る端末装置(8)は、上記端末装置(6)において、前記第1の嗜好情報作成手段が、各移動地点における滞在時間の長さに基づいて前記嗜好情報を作成するものであり、前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から滞在時間の長い移動地点周辺の情報を、前記滞在時間の長い移動地点からの距離に応じてランク付けして抽出するものであることを特徴としている。
【0019】
上記端末装置(8)によれば、各移動地点における滞在時間の長さに基づく使用者の嗜好度合いが考慮された情報を前記嗜好情報として作成することができ、例えば、前記滞在時間が一定時間以上の地点の情報を前記嗜好情報として登録することができる。また、前記各種情報の中から滞在時間の長い移動地点周辺の情報が、前記滞在時間の長い移動地点からの距離に応じてランク付けされて抽出されるので、該ランクに基づいて使用者が長く滞在していた地点周辺の情報を重点的に提供することができる。
【0020】
また本発明に係る端末装置(9)は、上記端末装置(6)において、前記第1の嗜好情報作成手段が、各移動地点における滞在時間の長さに基づいて前記嗜好情報を作成するものであり、前記情報抽出手段が、滞在時間の長い移動地点での滞在時間帯に基づいて、前記各種情報の中から前記滞在時間の長い移動地点周辺の情報をランク付けして抽出するものであることを特徴としている。
【0021】
上記端末装置(9)によれば、各移動地点における滞在時間の長さに基づく使用者の嗜好度合いが考慮された情報を前記嗜好情報として作成することができるので、例えば、前記滞在時間が一定時間以上の地点の情報を前記嗜好情報として登録することができる。また、前記滞在時間の長い移動地点での滞在時間帯に基づいて、前記滞在時間の長い移動地点周辺の情報がランク付けされて抽出されるので、前記滞在時間帯が考慮された情報を前記ランク別に提供することができる。
【0022】
また本発明に係る端末装置(10)は、上記端末装置(4)又は(5)において、前記各種情報が表示される時間を単位情報毎に計時する表示時間計時手段と、該表示時間計時手段により計時された単位情報毎の表示時間に基づいて、該表示時間の長さに応じてランク付けされた使用者の嗜好情報を作成する第2の嗜好情報作成手段と、該第2の嗜好情報作成手段により作成された前記嗜好情報を前記嗜好情報記憶手段に登録する第2の嗜好情報登録手段とを備え、前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当する情報をランク順に抽出するものであることを特徴としている。
【0023】
上記端末装置(10)によれば、前記単位情報毎の表示時間の長さに基づいて使用者の嗜好性を判断し、前記表示時間が長い情報を使用者の嗜好度合いが高い情報としてランク付けして登録することができる。また、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当する情報がランク順に抽出されるので、前記表示時間が長かった情報やその関連情報を優先的に使用者に提供することができる。
【0024】
また本発明に係る端末装置(11)は、上記端末装置(1)〜(5)のいずれかにおいて、少なくとも目的地設定回数を含む目的地情報を記憶する目的地情報記憶手段と、該目的地情報記憶手段により記憶された目的地情報の目的地設定回数に基づいてランク付けされた使用者の嗜好情報を作成する第3の嗜好情報作成手段と、該第3の嗜好情報作成手段により作成された前記嗜好情報を前記嗜好情報記憶手段に登録する第3の嗜好情報登録手段とを備え、前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当する地点のランクに応じて設定された所定エリア内の情報を抽出するものであることを特徴としている。
【0025】
上記端末装置(11)によれば、前記目的地設定回数に基づいて目的地地点に関する使用者の嗜好性を判断し、前記目的地設定回数が多い目的地地点の情報を使用者の嗜好情報としてランク付けして登録することができる。また、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当する目的地地点のランクに応じて設定された所定エリア内の情報が抽出されるので、前記目的地設定回数が多い地点の情報やその周辺情報を重点的に使用者に提供することができる。
【0026】
また本発明に係る端末装置(12)は、上記端末装置(1)〜(5)のいずれかにおいて、地図上の任意の地点に対するコメント情報を入力するためのコメント情報入力手段と、該コメント情報入力手段を介して入力されたコメント情報を他の端末装置へ送信するコメント情報送信手段と、他の端末装置から送信されたコメント情報を受信するコメント情報受信手段と、前記コメント情報の構成語句とその地点情報とを関連付けて記憶するコメント情報記憶手段と、前記コメント情報入力手段を介して入力されたコメント情報の構成語句の使用頻度に応じてランク付けされた使用者の嗜好情報を作成する第4の嗜好情報作成手段と、該第4の嗜好情報作成手段により作成された前記嗜好情報を前記嗜好情報記憶手段に登録する第4の嗜好情報登録手段とを備え、前記情報抽出手段が、前記コメント情報受信手段で受信したコメント情報の中から使用頻度の高い語句を含むコメント情報、及び/又は前記語句と関連付けられた地点に関連する情報を抽出するものであることを特徴としている。
【0027】
上記端末装置(12)によれば、入力されたコメント情報の構成語句の使用頻度に基づいて前記構成語句と、該構成語句と関連付けられた地点情報とをランク付けして登録していくことができる。また、受信したコメント情報の中から使用頻度の高い語句を含むコメント情報、及び/又は前記語句と関連付けられた地点に関連する情報を優先的に使用者に提供することができる。
【0028】
また本発明に係る端末装置(13)は、上記端末装置(1)〜(5)のいずれかにおいて、少なくとも発着信回数を含む電話の発着信履歴情報を記憶する発着信履歴情報記憶手段と、該発着信履歴情報記憶手段により記憶された発着信相手の情報と、該発着信相手の発着信回数に応じてランク付けされた情報とを使用者の嗜好情報として前記嗜好情報記憶手段に登録する第5の嗜好情報登録手段とを備え、前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記発着信相手の登録情報に関連する情報をランク毎に抽出するものであることを特徴としている。
【0029】
上記端末装置(13)によれば、前記発着信履歴情報記憶手段により記憶された発着信相手の情報と、該発着信相手の発着信回数に応じてランク付けされた情報とを使用者の嗜好情報として前記嗜好情報記憶手段に登録することができる。また、前記各種情報の中から前記発着信相手の登録情報に関連する情報がランク毎に抽出されるので、ランクの高い着発信相手の登録情報に関連する情報から優先的に使用者に提供することができる。
【0030】
また本発明に係る端末装置(14)は、上記端末装置(2)において、前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含み、該施設情報が、前記センタ端末側で決められた所定の施設ジャンル順に配列されているものであり、前記嗜好情報設定手段が、使用者が嗜好する施設ジャンルの順位を設定するためのものであり、前記情報抽出手段が、前記施設情報の中から前記施設情報設定手段で設定された施設ジャンルの情報を抽出するものであり、前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された前記情報を使用者の嗜好施設ジャンル順に並び替えて出力するものであることを特徴としている。
【0031】
上記端末装置(14)によれば、前記センタ端末側で決められた所定の施設ジャンル順に配列された施設情報を前記嗜好施設ジャンル順に並び替えて出力させることができ、使用者の嗜好に応じた施設ジャンル順の施設情報の出力が可能となり、使用者の好みの施設情報を分かり易い形態で出力させることができる。
【0032】
また本発明に係る端末装置(15)は、上記端末装置(2)において、前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含み、該施設情報が、前記センタ端末側から施設ジャンル別に配信されてくるものであり、前記嗜好情報設定手段が、使用者が嗜好する施設ジャンルを設定するためのものであり、前記情報抽出手段が、前記施設情報の施設ジャンルと前記嗜好情報設定手段で設定された前記施設ジャンルとが一致した場合にこれら情報を抽出して記憶させるものであり、前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出して記憶された前記情報を出力するものであることを特徴としている。
【0033】
上記端末装置(15)によれば、前記施設情報の施設ジャンルと前記嗜好情報設定手段で設定された前記施設ジャンルとが一致した場合にこれら情報を抽出して記憶させるので、使用者の嗜好に応じた施設ジャンルの情報が順次記憶され、使用者の好みの施設ジャンルの情報を分かり易い形態で出力させることができる。
【0034】
また本発明に係る端末装置(16)は、上記端末装置(2)において、前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含み、該施設情報が、施設に関する付加情報を含むものであり、前記嗜好情報設定手段が、使用者が不要とする情報を設定するためのものであり、前記情報抽出手段が、前記付加情報の中に使用者が不要とする前記情報が含まれる施設情報を抽出して破棄させるものであり、前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により破棄されなかった施設情報を出力するものであることを特徴としている。
【0035】
上記端末装置(16)によれば、前記付加情報の中に使用者が不要とする前記情報が含まれる施設情報を抽出して破棄させることができ、前記付加情報を利用した前記施設情報の絞り込みを行うことができ、使用者が不要とする情報を含まない施設情報を出力することができる。
【0036】
また本発明に係る端末装置(17)は、上記端末装置(2)において、前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含み、該施設情報が、通信ネットワーク上のアドレス情報を含むものであり、前記嗜好情報設定手段が、使用者が嗜好する施設ジャンルを設定するためのものであり、前記情報抽出手段が、前記施設情報の中から前記嗜好情報設定手段で設定された前記施設ジャンルと一致する施設のアドレス情報を抽出して記憶させるものであり、前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出して記憶された前記アドレス情報を出力するものであることを特徴としている。
【0037】
上記端末装置(17)によれば、前記施設情報の中から前記嗜好情報設定手段で設定された前記施設ジャンルと一致する施設のアドレス情報を抽出して記憶させて、出力させることにより、使用者に嗜好施設のアドレス情報を簡単に知らせることができる。
【0038】
また本発明に係る端末装置(18)は、上記端末装置(2)において、前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含むものであり、前記嗜好情報設定手段が、使用者が嗜好する施設ジャンルを設定するためのものであり、前記情報抽出手段が、前記施設情報の中から表示エリア内の前記嗜好情報設定手段で設定された前記施設ジャンルの情報を抽出するものであり、前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された前記表示エリア内の前記情報を出力するものであることを特徴としている。
【0039】
上記端末装置(18)によれば、広範囲のエリアの施設情報を取得した場合、前記表示エリア内における使用者の嗜好に応じた施設情報が抽出され、出力されるので、前記表示エリアが考慮された前記嗜好施設ジャンルの情報の絞り込みを行うことができる。
【0040】
また本発明に係る端末装置(19)は、上記端末装置(18)において、前記嗜好情報設定手段が、施設情報を抽出する地点を設定するための情報抽出地点設定手段を備え、前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記情報抽出地点設定手段を介して設定された地点近辺の表示エリア内の前記情報を抽出するものであることを特徴としている。
【0041】
上記端末装置(19)によれば、登録された地点を含む広範囲のエリアの施設情報を取得した場合、前記設定地点近辺の表示エリア内における使用者の嗜好に応じた施設情報が抽出され、出力されるので、前記設定地点近辺の表示エリアが考慮された前記嗜好施設ジャンルの情報の絞り込みを行うことができる。
【0042】
また本発明に係る端末装置(20)は、上記端末装置(2)において、前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含み、該施設情報が、前記センタ端末側で決められた施設ジャンルコードで管理されているものであり、前記嗜好情報設定手段が、使用者が嗜好する施設ジャンルを設定するためのものであり、前記情報抽出手段が、前記施設ジャンルコードを判別するコード判別手段を備え、該コード判別手段により前記施設情報に含まれる施設ジャンルを判別し、判別された施設ジャンルの中から前記嗜好情報設定手段で設定された前記施設ジャンルの情報を抽出するものであり、前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された前記情報を出力するものであることを特徴としている。
【0043】
上記端末装置(20)によれば、前記施設情報に含まれる施設ジャンルコードを判別し、判別された施設ジャンルの中から前記嗜好情報設定手段で設定された施設ジャンルの情報が抽出され、出力されるので、前記センタ端末側で決められた施設ジャンルコードの施設情報をそのまま出力するのではなく、使用者が嗜好する施設ジャンルに基づいて抽出された施設情報の出力を行うことができる。
【0044】
また本発明に係る端末装置(21)は、上記端末装置(20)において、前記施設ジャンルコードの施設ジャンル名を登録するための施設ジャンル名登録手段を備え、前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された前記情報を前記施設ジャンル名登録手段を介して登録された施設ジャンル名で出力するものであることを特徴としている。
【0045】
上記端末装置(21)によれば、前記施設ジャンルコードの施設ジャンル名を前記使用者の好みの施設ジャンル名として登録することができ、登録されたオリジナルな施設ジャンル名で前記情報を出力することができ、使用者にとって分かりやすい出力形態をとることができる。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る端末装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係る端末装置が採用された情報取得システムを概略的に示したブロック図である。
【0047】
情報取得システム1は、車両2に搭載された端末装置10及び情報受信装置20と、情報センタ30と、情報センタ30と通信回線を介して接続されている情報送信装置40a、40b、40cとを含んで構成されている。
【0048】
情報センタ30は、サーバ31と地図データベース32と施設情報データベース33とを含んで構成されており、サーバ31は、道路・交通情報や施設情報などの情報を外部から収集する機能、収集した情報を利用形態に応じて編集する処理などを行う機能、これらの情報を情報送信装置40a、…を介して端末装置10へ提供する機能などを備えている。
【0049】
地図データベース32には、道路、鉄道、水域、県境などを示すベクトル情報、地名、施設名などを示す文字情報など、地図を表示するために必要な電子地図データが登録されるようになっており、最新の地図データが逐次更新記憶されるようになっている。
【0050】
施設情報データベース33には、施設情報が登録されるようになっており、そのデータ構造の一例を図2に示している。施設情報データベース33は、地図座標、エリアコード、施設ジャンル、施設名称、付加情報などの項目を含んで構成されている。
【0051】
地図座標には、施設の地図座標データが格納され、エリアコードには、地図座標が含まれている地図エリアを識別するための情報が格納されている。施設ジャンルには、施設の大分類を示す情報(例えば、銀行、コンビニエンスストア、レストラン、駐車場、公園、スーパーマーケット、デパート、ガソリンスタンドなど)が格納され、施設名称には、その施設の名称(例えば、○○銀行××支店など)が格納されている。また、付加情報には、各施設が提供している情報(例えば、広告やサービスに関する情報など)が格納されるようになっている。
【0052】
情報送信装置40a、40b、40cは道路に設置される、例えばビーコン方式の通信装置であり、車両2が情報送信装置40a、40b、40cの下を通過したときに、端末装置10へ各種情報の送信を行うものである。情報送信装置40a、40b、40cは、道路上に所定間隔で設置されており、その設置間隔に対応したエリアの情報を端末装置10へ送信することができるようになっている。
【0053】
図3は、実施の形態(1)に係る端末装置10の要部を概略的に示したブロック図である。
端末装置10は、目的地までの経路を案内する車載用ナビゲーション装置としての機能を備えており、車速から演算して走行距離を取得するための車速センサ12と、進行方向を検出するためのジャイロセンサ13とがマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)11に接続されており、さらにアンテナ14aを介して衛星からのGPS信号を受信するGPS受信機14がマイコン11に接続されている。
【0054】
マイコン11は、車速センサ12及びジャイロセンサ13から取り込んだ信号に基づいて、走行距離及び進行方向を演算して自車位置を割り出すとともに、GPS受信機14から取り込んだGPS信号に基づいて自車位置を割り出す処理を行うようになっている。
【0055】
また、情報センタ30から配信される電子地図データや使用者の嗜好情報等を記憶するためのデータ記憶部15がマイコン11に接続されており、マイコン11は、割り出した自車位置と電子地図データとを合わせるマップマッチング処理を行い、自車位置が正確に示された地図をマイコン11に接続された表示部16の表示画面(図示せず)へ表示する処理を行うようになっている。なお、データ記憶部15には、例えば不揮発性の記憶手段、例えばハードディスクや半導体メモリなどを採用することができる。
【0056】
また、各種の操作設定等を行うための操作部17がマイコン11に接続されている。操作部17には、リモコン(図示せず)や表示部16に設けられた各種のボタンスイッチ(図示せず)や、表示部16を構成する表示画面(図示せず)上に設けられるタッチパネル(図示せず)などが採用される。
また、スピーカ18がアンプ19を介してマイコン11に接続されており、マイコン11は、経路案内などの音声を出力する処理を行うようになっている。
【0057】
また、情報送信装置40a、…から送信される情報を受信する情報受信装置20がマイコン11に接続されている。情報受信装置20は、例えばビーコン受信機(VICSユニット)で構成されており、アンテナ20aや受光部(図示せず)を介して情報の受信ができるようになっている。
【0058】
マイコン11は、情報送信装置40a、…から送信される各種情報(以下、センタ情報と記す)を情報受信装置20を介して取得する処理や、後ほど説明する取得したセンタ情報に含まれる施設情報の中から予め設定された使用者の嗜好情報に該当する情報を抽出する処理や、抽出された使用者の嗜好施設情報を表示出力する処理などを行うようになっている。
【0059】
また端末装置10では、使用者の嗜好情報として好みの施設ジャンル(使用者が良く利用する施設のジャンルや利用したい施設のジャンルなど)を予め登録することができるようになっている。例えば、メニュー画面に設定されている嗜好施設情報登録ボタン(図示せず)が入力されると、図4に示した嗜好施設情報登録画面が表示部16に表示される。
【0060】
図4に示した嗜好施設情報登録画面では、使用者の好みの施設ジャンルをスクロールキーを用いて選択できるようになっており、施設ジャンル名がタッチ入力されると、選択された施設ジャンル名が画面右側の嗜好施設欄に表示され、登録ボタンの入力により、使用者の嗜好施設の情報が登録でき、登録データがデータ記憶部15に記憶されるようになっている。なお、実施の形態(1)では、使用者の嗜好施設として「駐車場」が登録されているものとして以下の説明を行う。
【0061】
次に、実施の形態(1)に係る端末装置10の利用形態を説明する。
端末装置10の表示部16に自車位置を示す地図画面が表示されている状態(例えば、目的地への経路案内を行っている状態や、単に自車位置周辺の地図を表示させている状態など)で、車両2が情報送信装置40aの下を通過するときに、端末装置10は情報受信装置20を介してセンタ情報を受信する。
【0062】
端末装置10は、受信したセンタ情報の中から表示エリア内における使用者の嗜好施設として登録された「駐車場」に該当する施設情報を抽出し、抽出した施設情報(この場合、駐車場情報)を地図上に重ねて表示するようになっている。
【0063】
図5(a)、(b)は、センタ情報取得後における嗜好施設情報の表示部16への表示例を示す図である。図5(a)は、センタ情報から抽出された駐車場情報に含まれる各駐車場の位置がPマークにより地図上に表示されている状態を示しており、使用者は嗜好施設として登録された駐車場の位置を簡単に把握することができるようになっている。
【0064】
さらに、Pマークがタッチ入力されると、図5(b)に示した付加情報参照画面に一定時間切り換えられる。図5(b)では、画面右側の所定領域に選択された駐車場の付加情報、例えば、駐車場名、営業時間、料金、割引情報などの施設に付随した情報が表示されるようになっており、使用者は、駐車場に関する詳細情報を参照することができるようになっている。
【0065】
そして、車両2が次のエリアに設けられた情報送信装置40bの下を通過すると、端末装置10は情報受信装置40bを介してセンタ情報を受信し、上記した処理を繰り返すようになっている。
【0066】
次に実施の形態(1)に係る端末装置10におけるマイコン11の行う嗜好施設登録処理動作を図6に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
まず、ステップS1では、嗜好施設情報登録ボタンの入力があったか否かを判断し、嗜好施設情報登録ボタンの入力がなかったと判断すれば処理を終了する一方、嗜好施設情報登録ボタンの入力があったと判断すればステップS2に進む。
【0067】
ステップS2では、嗜好施設情報登録画面を表示する処理を行い、その後ステップS3に進み、ステップS3では、使用者の嗜好施設の設定処理、すなわち嗜好施設情報登録画面に表示された施設ジャンルの中から選択された施設ジャンル名を嗜好施設欄に表示する処理を行い、その後ステップS4に進む。
【0068】
ステップS4では、登録ボタンの入力があったか否かを判断し、登録ボタンの入力がなかったと判断すればステップS3に戻る一方、登録ボタンの入力があったと判断すればステップS5に進む。ステップS5では、選択された施設ジャンルを使用者の嗜好施設ジャンルとして登録する処理を行い、その後処理を終了する。
【0069】
次に実施の形態(1)に係る端末装置10におけるマイコン10の行う施設情報表示処理動作を図7に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
まず、ステップS11において、情報送信装置40aからセンタ情報を受信したか否かを判断し、センタ情報を受信していないと判断すれば処理を終了する一方、センタ情報を受信したと判断すればステップS12に進む。
【0070】
ステップS12では、図4に示した嗜好施設情報登録画面を介して登録された使用者の嗜好施設ジャンルに基づいて、センタ情報に含まれる施設情報の中から前記嗜好施設ジャンルの情報を抽出する処理を行い、その後ステップS13に進む。
【0071】
ステップS13では、嗜好施設の位置マーク(嗜好施設マーク)を地図上に表示する処理(図5(a))を行い、その後ステップS14に進む。ステップS14では、嗜好施設マークのタッチ入力があったか否かを判断し、タッチ入力がなかったと判断すればステップS16に進む一方、タッチ入力があったと判断すればステップS15に進む。ステップS15では、図5(b)に示した付加情報参照画面に一定時間切り換える処理を行い、その後ステップS16に進む。
【0072】
ステップS16では、別の情報送信装置40b、…からセンタ情報を受信したか否かを判断し、センタ情報を受信していないと判断すれば処理を終了する一方、センタ情報を受信したと判断すればステップS17に進む。ステップS17では、センタ情報の更新処理を行い、その後ステップS12に戻り、上記処理を繰り返す。
【0073】
上記実施の形態(1)に係る端末装置10によれば、嗜好施設情報登録画面を介して登録された使用者の嗜好施設ジャンルに基づいて、センタ情報の施設情報の中から表示エリア内の使用者が嗜好する施設ジャンルに該当する情報を抽出し、抽出された情報を表示出力するので、種々の情報が含まれるセンタ情報の中から使用者の嗜好に応じた施設情報を的確に提供することができ、使用者に嗜好情報を簡単に把握させることができ、使用者の使い勝手を向上させることができる。
【0074】
なお、上記実施の形態(1)に係る端末装置10では、使用者の嗜好施設ジャンルが1つだけ登録されている場合について説明したが、複数の嗜好施設ジャンルの登録も可能であり、この場合、複数の嗜好施設ジャンルの情報をすべて同一画面上に表示させてもよいし、嗜好施設ジャンル毎に切り換えて表示させるようにしてもよい。
【0075】
また、上記実施の形態(1)に係る端末装置10では、図4に示した嗜好施設情報登録画面を介して使用者の嗜好施設ジャンルを予め登録するようになっているが、別の実施の形態では、使用者の嗜好施設ジャンルを予め登録するのではなく、図8に示したように施設情報の取得時に、該施設情報に含まれる各施設ジャンルの選択ボタンを表示させるようにして、選択ボタンを入力することにより、希望する施設情報のみを表示させるようにしてもよい(図8では、「駐車場」が選択されている場合を示している)。
【0076】
また、上記実施の形態(1)に係る端末装置10では、地図上の嗜好施設マークがタッチ入力されると、図5(b)に示した付加情報参照画面を通じて使用者に付加情報を参照させることができるようになっているが、別の実施の形態では、嗜好施設マークがタッチ入力されると、付加情報を音声に変換して出力する構成としてもよく、かかる構成によれば、車載用の場合、使用者が画面を注視することなく、付加情報を把握することができ、安全性が配慮されたものとすることができる。
【0077】
図9は、実施の形態(2)に係る端末装置が採用された情報取得システムを概略的に示したブロック図である。但し図1に示した情報取得システム1と同一機能を有する構成部品には同一符号を付して、その説明を省略することとする。
【0078】
情報取得システム1Aは、車両2に搭載された端末装置10A及び通信手段21と、通信手段21との間で無線通信を行う基地局3と、基地局3と通信ネットワーク4を介して接続された情報センタ30Aとを含んで構成されている。
【0079】
実施の形態(2)に係る端末装置10Aと実施の形態(1)に係る端末装置10とが相違するのは、実施の形態(1)に係る端末装置10では、所定間隔で設置された情報送信装置40a、…の下を通過する毎に情報センタ30から配信されるセンタ情報を情報受信装置20で自動的に受信するようになっているが、実施の形態(2)に係る端末装置10Aでは、インターネットに接続可能な通信手段21を使用して、使用者からの情報要求指示があったときに通信手段21を制御して通信ネットワーク4上の情報センタ30Aに接続し、前記情報要求に応じて情報センタ30Aから配信されるセンタ情報を通信手段21を介して取得するようになっている点である。
【0080】
情報センタ30Aは、端末装置10Aからの情報要求に応じて情報配信する処理や地図データや施設情報等の管理を行うサーバ31Aと、サーバ31Aに接続された地図データベース32と施設情報データベース33とを含んで構成されており、最新の地図データや施設情報を外部から収集することにより逐次更新されるようになっている。また、施設情報データベース33は、図2に示したものと同様のデータ構造を備えている。
【0081】
図10は、実施の形態(2)に係る端末装置10Aの要部を概略的に示したブロック図である。但し、実施の形態(2)に係る端末装置10Aは、マイコン11Aと通信手段21とを除いて図3に示した端末装置10と略同様の構成であるので、ここではこれら異なる機能を有するマイコン11Aと通信手段21とには異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。
【0082】
端末装置10Aは、上記端末装置10と同様に目的地までの経路を案内する車載用ナビゲーション装置としての機能を備えており、基地局3と通信ネットワーク4とを介して情報センタ30Aとの間でデータ通信を行うための通信手段21がマイコン11Aに接続されている。通信手段21は、データ通信が行える機能を有するものであればよく、例えば、携帯電話や内蔵型の無線モジュールが採用される。
【0083】
マイコン11Aは、通信手段21を制御して、基地局3と通信ネットワーク4とを介して情報センタ30Aへ情報配信を要求したり、該情報要求に応じて情報センタ30Aから配信されるセンタ情報を通信手段21を介して取得する処理を行うようになっている。
【0084】
また、マイコン11Aは、取得したセンタ情報に含まれる施設情報の中から予め設定された使用者の嗜好施設ジャンルの情報を抽出する処理や、抽出された嗜好施設ジャンルの情報を表示出力する処理などを行うようになっている。
【0085】
また端末装置10Aでは、図4と同様な嗜好施設情報登録画面を通じて、使用者の嗜好情報として好みの施設ジャンル(使用者が良く利用する施設のジャンルや利用したい施設のジャンルなど)を予め登録し、登録データをデータ記憶部15に記憶させることができるようになっている。なお、実施の形態(2)においても、使用者の嗜好施設ジャンルとして「駐車場」が設定登録されているものとして以下の説明を行う。
【0086】
次に、実施の形態(2)に係る端末装置10Aの利用形態を図11(a)、(b)に示す画面表示例に基づいて説明する。
図11(a)は、現在の自車位置が示された地図表示画面を示しており、画面下方には、現在地点近辺の施設情報の配信を要求するための「現在地周辺施設」ボタンが設けられている。
【0087】
「現在地周辺施設」ボタンがタッチ入力されると、マイコン11Aが、通信手段21を制御して、情報センタ30Aとの間の通信状態を確立し、現在位置データを含む情報要求信号を情報センタ30Aへ送信する。
【0088】
情報センタ30Aでは、端末装置10Aからの情報要求信号を受信すると、その中の現在位置データに基づいて、該地点近辺(該地点を含むエリアコード)の施設情報を施設情報データベース33から抽出し、前記施設情報を含むセンタ情報を情報センタ30Aへ送信する。
【0089】
マイコン11Aでは、情報センタ30Aからの前記センタ情報を受信すると、該センタ情報に含まれる施設情報の中から、表示エリア内における使用者の嗜好施設ジャンル(この場合、駐車場)の情報を抽出し、抽出された使用者の嗜好施設ジャンル(駐車場)の情報を、例えば図11(b)に示した形態(現在の自車位置が示された地図上に駐車場マークを重ねた形態)で表示する処理を行う。そして、駐車場マークがタッチ入力されると、図5(b)に示したような付加情報を表示させることができるようになっている。
【0090】
また、嗜好施設ジャンルの情報は、現在地点近辺以外にも目的地点近辺や経由地点近辺においても取得できるようになっており、例えば、目的地を設定する場合に、目的地設定画面に目的地点近辺の施設情報の配信を要求するための「目的地周辺施設」ボタンを設けておき、該目的地周辺施設ボタンが入力されると、上記同様の処理により目的地周辺の使用者の嗜好施設に該当する情報を表示出力させることもできる。また、同様に経由地点設定画面に経由地点近辺の施設情報の配信を要求するための「経由地点周辺施設」ボタンを設けておき、該経由地周辺施設ボタンが入力されると、上記同様の処理により経由地点周辺の使用者の嗜好施設に該当する情報を表示出力させることもできる。なお表示形態としては、地図上に嗜好施設マークを表示させる他に、嗜好施設ジャンルの情報を文字表示させるようにしてもよい。
【0091】
次に実施の形態(2)に係る情報取得システム1Aにおける端末装置10Aと情報センタ30Aとの行う処理動作を図12に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【0092】
端末装置10Aでは、まずステップS21において、施設情報要求指示(すなわち、ある地点(現在地点、目的地点、または経由地点)の周辺施設ボタンの入力)があったか否かを判断し、施設情報要求指示がなかったと判断すればステップS21に戻る一方、施設情報要求指示があったと判断すれば、ステップS22に進む。ステップS22では、ある地点(現在地点、目的地点、または経由地点)の位置情報を含む情報要求信号を情報センタ30Aへ送信する。
【0093】
情報センタ30Aでは、ステップS23において、端末装置10Aからの情報要求信号を受信したか否かを判断し、該情報要求信号を受信していないと判断すればステップS23に戻る一方、前記情報要求信号を受信した判断すればステップS24に進む。
【0094】
ステップS24では、地図データベース32を利用して前記ある地点を含む地図データエリアを判別する処理を行い、その後ステップS25に進む。ステップS25では、施設情報データベース33から前記判別された地図データエリアの施設情報を全て抽出する処理を行い、その後ステップS26に進む。ステップS26では、施設情報データベース33から抽出された施設情報を含むセンタ情報を端末装置10Aへ送信する処理を行う。
【0095】
端末装置10Aでは、ステップS27において、情報センタ30Aからセンタ情報を受信したか否かを判断し、センタ情報を受信していないと判断すればステップS27に戻る一方、センタ情報を受信したと判断すればステップS28に進む。
【0096】
ステップS28では、予め登録された使用者の嗜好施設ジャンルに基づいて、前記センタ情報の施設情報の中から地図表示エリア内における前記嗜好施設ジャンルの情報を抽出する処理を行い、その後ステップS29に進む。ステップS29では、図11(b)に示したような形態で地図画面上に嗜好施設ジャンルの情報を表示出力する処理を行い、その後処理を終了する。
【0097】
上記実施の形態(2)に係る端末装置10Aによれば、情報要求に応じて配信されてきたセンタ情報に対しても、使用者の嗜好施設ジャンルに基づいて、センタ情報の施設情報の中から前記嗜好施設ジャンルの情報を抽出し、該情報を出力するので、上記端末装置(1)と略同様の効果を得ることができる。
【0098】
なお、実施の形態(2)に係る端末装置10Aでは、図12のステップS28において、嗜好情報登録画面を介して登録された嗜好施設ジャンルに基づいて、センタ情報の施設情報の中から前記嗜好施設ジャンルの情報を抽出するようになっているが、別の実施の形態では、センタ情報の施設情報の中から前記嗜好施設ジャンルに該当しない施設ジャンルの情報を削除し、削除されなかった情報を画面に表示するようにしてもよい。
【0099】
なお上記実施の形態(2)に係る端末装置10Aでは、車載用ナビゲーション装置に適用された場合について説明したが、通信ネットワーク4を介して地図データと施設情報とを受信可能な携帯電話や携帯情報端末にも適用することができる。
【0100】
次に実施の形態(3)に係る端末装置が採用された情報取得システムについて説明する。但し、実施の形態(3)に係る端末装置10Bは、図9、10に示した端末装置10Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するマイコン11B、データ記憶部15Aにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。また、情報センタ30Bは、図9に示した情報センタ30Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するサーバ31Bにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。
【0101】
実施の形態(3)に係る端末装置10Bが、実施の形態(2)に係る端末装置10Aと相違するのは、マイコン11Bが行う使用者の嗜好施設ジャンルの登録処理、センタ情報の施設情報の中から嗜好施設ジャンルの情報を抽出する処理及び該情報を表示する処理の3点である。
【0102】
実施の形態(2)に係る端末装置10Aでは、図4と同様な嗜好施設情報登録画面を介して使用者の嗜好施設ジャンルを登録するようになっているが、実施の形態(3)に係る端末装置10Bでは、嗜好施設ジャンルの順位まで登録することができるようになっており、また、過去に立ち寄った場所とその日時とを含む履歴情報に基づいて、使用者の嗜好施設ジャンルの順位を自動的に登録していくこともできるようになっている。
【0103】
また、実施の形態(2)に係る情報センタ30Aでは、端末装置10Aへ配信するセンタ情報の施設情報の中の施設ジャンルの配列順に特に取り決めがなされておらず、サーバ31Aは、施設情報データベース33から抽出した施設ジャンル順に配列したデータ形式で端末装置10Aへ配信するようになっているが、実施の形態(3)に係る情報センタ30Bでは、サーバ31Bが、施設情報データベース33から抽出した施設情報を予め決められた所定の施設ジャンル順(例えば、1.銀行、2.コンビエンスストア、3.レストラン、4.駐車場などの順)に配列し、決められた配列順のデータ形式で端末装置10Bへ配信するようになっている。
【0104】
また、実施の形態(3)に係る端末装置10Bでは、情報センタ30Bから配信されてくるセンタ情報内の施設情報を、使用者の嗜好する施設ジャンル順位に並び替えて抽出し、嗜好施設ジャンル順位で表示出力するようになっている。
【0105】
次に、実施の形態(3)に係る端末装置10Bの利用形態を説明する。まず、表示施設情報の設定方法について説明する。
メニュー画面(図示せず)に表示された表示施設情報設定ボタンが入力されると、図13に示した表示施設情報設定画面が表示される。表示施設情報設定画面には、使用者により登録された嗜好施設ジャンルの順位を優先させるユーザ登録優先ボタンと、前記履歴情報を解析して自動登録された嗜好施設ジャンル順位を優先させる自動登録優先ボタンとが設けられている。
【0106】
図13においてユーザ登録優先ボタンが入力されると、図14に示したユーザ嗜好施設順位登録画面が表示される。使用者は、この画面を通じて嗜好する施設ジャンルの順位を任意に登録することができるようになっている。
【0107】
一方、図13において自動登録優先ボタンが入力されると、図15に示した嗜好施設分類条件設定画面が表示される。使用者は、この画面を通じて前記履歴情報から嗜好施設ジャンルの順位を割り出すための分類条件を任意に設定することができるようになっている。
【0108】
本実施の形態(3)では、「エリア分類」ボタンが設定されると、エリアコード別に嗜好施設ジャンルの順位を割り出す処理を行わせる設定とすることができ、「日付・曜日分類」ボタンが設定されると、平日(月曜〜金曜)と、土日祝日とに分けて嗜好施設ジャンルの順位を割り出す処理を行わせる設定とすることができる。さらに、「時間帯分類」ボタンが設定されると、朝(4時〜11時)と昼(11時〜18時)と晩(18時〜4時)とに分けて嗜好施設ジャンルの順位を割り出す処理を行わせる設定とすることができるようになっている。なお、これらの分類ボタンは、組み合わせて選択することができ、初期設定では、これらすべての分類ボタンが入力設定されるようになっている。
【0109】
次に、端末装置10Bにおける履歴情報の登録処理について説明する。端末装置10Bのマイコン11Bは、イグニッションスイッチ(IGSW)(図示せず)からのON/OFF信号を取り込むことができるようになっており、IGSWがOFFからONへ切り換えられたことを検知すると、現在地の各種情報と日時データとを取り込んでデータ記憶部15Aに設けられる履歴情報テーブルに格納する処理を行うようになっている。
【0110】
図16は、履歴情報テーブルのデータ構造の一例を示しており、履歴情報テーブルは、日付(曜日含む)、時刻、地図座標、エリアコード、施設名称、施設ジャンルを含むデータ項目から構成され、日付順に登録されるようになっている。
【0111】
次に、端末装置10Bにおける嗜好施設ジャンル順位の自動登録処理について説明する。マイコン11Bは、上記説明した嗜好施設分類条件に基づいて、履歴情報テーブルに格納されたデータを解析して、使用者の嗜好施設ジャンルの順位を求めて嗜好施設情報としてデータ記憶部15Aに設けられた嗜好施設順位テーブルに登録する処理を行うようになっている。
【0112】
図17は、図15に示した嗜好施設分類条件設定画面において「日付・曜日分類」と「時間帯分類」とが設定された場合に登録された嗜好施設順位テーブルA(以下、順位テーブルAと記す)の一例を示している。順位テーブルAには、平日の朝、昼、晩、及び土日祝日の朝、昼、晩ごとに嗜好施設ジャンルの順位が登録されるようになっている。
【0113】
また図18は、図15に示した嗜好施設分類条件設定画面において「日付・曜日分類」と「時間帯分類」と「エリア分類」とが設定された場合に登録された嗜好施設順位テーブルB(以下順位テーブルBと記す)の一例を示している。順位テーブルBには、各エリアコード別に平日の朝、昼、晩、及び土日祝日の朝、昼、晩ごとの施設ジャンルの順位が登録されるようになっている。なお、「日付・曜日分類」と「時間帯分類」と「エリア分類」とが設定された場合には、順位テーブルAも自動的に作成されるようになっている。これら履歴情報テーブル、及び順位テーブルA、Bの各情報は、データ記憶部15Aに記憶されるようになっている。
【0114】
次に、実施の形態(3)に係る端末装置10Bにおける嗜好施設情報の表示形態について、図19(a)、(b)に示した画面表示例に基づいて説明する。
図19(a)は、現在の自車位置が示された地図表示画面を示しており、画面下方には、現在地点近辺の施設情報の配信を要求するための「現在地周辺施設」ボタンが設けられている。
【0115】
「現在地周辺施設」ボタンがタッチ入力されると、マイコン11Bが、通信手段21を制御して、情報センタ30Bとの間の通信状態を確立し、現在位置データを含む情報要求信号を情報センタ30Bへ送信する。
【0116】
情報センタ30Bでは、端末装置からの前記情報要求信号を受信すると、現在位置データに基づいて、その地点近辺(その地点を含むエリアコード)の施設情報を施設情報データベース33から抽出し、所定の決められた施設ジャンル順に施設情報を配列し、該施設情報を含むセンタ情報を情報センタ30Bへ送信する。
【0117】
マイコン11Bは、情報センタ30Bからの前記センタ情報を受信すると、施設情報の表示設定(ユーザ登録優先か自動登録優先か)に基づく使用者の嗜好施設ジャンル順位データを読み出す(ユーザ登録優先設定の場合はユーザ登録された施設ジャンル順位から読み出し、一方、自動登録優先設定の場合は順位テーブルA、Bから読み出す)。そして、読み出された該嗜好施設ジャンル順位(この場合、1位にレストラン、2位にコンビニが設定されているものとする)の施設情報をセンタ情報の中から抽出し、抽出された情報を、例えば、図19(b)に示したような形態(すなわち、画面右側に嗜好施設ジャンル順位1位の駐車場、2位のレストランの各施設ジャンルに含まれている情報がテキスト表示され、画面左側に施設位置マークを示した地図が表示された形態)で表示する処理を行う。そして、地図上の該当施設マークがタッチ入力されると、選択された施設の付加情報が画面右側に表示されるようになっている。
【0118】
次に実施の形態(3)に係る端末装置10Bにおけるマイコン11Bの行う嗜好施設情報登録処理動作を図20に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、嗜好施設分類条件として、エリア、日時・曜日、及び時間帯分類が全て設定されているものとして説明する。
【0119】
まずステップS31では、IGSWがONされたか否かを判断し、IGSWがONされていないと判断すればステップS31に戻る一方、IGSWがONされたと判断すればステップS32に進む。
【0120】
ステップS32では、現在位置データと日時データとを取り込む処理を行い、その後ステップS33に進む。ステップS33では、現在位置データと地図データとから現在地の施設を割り出す処理を行い、その後ステップS34に進む。ステップS34では、現在地の施設が割り出せたか否かを判断し、現在地の施設が割り出せたと判断すればステップS35に進み、ステップS35では、履歴情報テーブルに各項目のデータを登録する処理を行い、その後ステップS37に進む。
【0121】
一方ステップS34において、現在地の施設が割り出せなかった、すなわち該当する施設情報がなかったと判断すれば、ステップS36に進み、ステップS36では、取り込んだ現在位置・日時データを破棄する処理を行い、その後ステップS37に進む。
【0122】
ステップS37では、嗜好施設情報の作成タイミングになったか否か(例えば、登録データ数がn個に達したか否か、または前回の作成時から所定期間n日が経過したか否かなど)を判断し、嗜好施設情報の作成タイミングになっていないと判断すれば処理を終了する一方、嗜好施設情報の作成タイミングになったと判断すればステップS38に進む。
【0123】
ステップS38では、履歴情報テーブルのデータを日付別(すなわち、平日と土日祝日別)に分類する処理を行い、その後ステップS39に進む。ステップS39では、日付別に分類されたテーブルデータ(平日データと土日祝日データ)を、さらに時間帯別(朝、昼、晩)にそれぞれ分類する処理を行い、その後ステップS40に進む。
【0124】
ステップS40では、日付別及び時間帯別に分類されたテーブルデータの施設ジャンルの検出頻度の解析を行い、日付別及び時間帯別の嗜好施設順位を割り出す処理を行い、その後ステップS41に進む。ステップS41では、日付別及び時間帯別の嗜好施設順位を順位テーブルAへ登録する処理を行い、その後、ステップS42に進む。
【0125】
ステップS42では、日付別及び時間帯別に分類されたテーブルデータをさらにエリアコード別にそれぞれ分類する処理を行い、その後ステップS43に進む。ステップS43では、日付別、時間帯別、及びエリアコード別に分類されたデータの施設ジャンルの検出頻度の解析を行い、日付別、時間帯別、及びエリアコード別の嗜好施設順位を割り出す処理を行い、その後ステップS44に進む。ステップS44では、日付別及び時間帯別の嗜好施設順位を順位テーブルBに登録する処理を行い、その後処理を終了する。
【0126】
次に実施の形態(3)に係る情報取得システム1Bにおける端末装置10Bと情報センタ30Bとの行う処理動作を図21に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。但し、図12に示した処理動作と同一内容の処理動作(ステップS21〜S25、S27)には、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0127】
情報センタ30Bでは、ステップS25において、施設情報データベース33から前記判別された地図データエリアの施設情報を全て抽出する処理を行い、その後ステップS51に進む。ステップS51では、抽出された施設情報を決められた所定の施設ジャンル順に配列する処理を行い、その後ステップS52に進む。ステップS52では、所定の施設ジャンル順に配列された施設情報を含むセンタ情報を端末装置10Bへ送信する処理を行う。
【0128】
端末装置10Bでは、ステップS27において、情報センタ30Bからのセンタ情報を受信したか否かを判断し、センタ情報を受信していないと判断すればステップS27に戻る一方、センタ情報を受信したと判断すればステップS53に進む。
【0129】
ステップS53では、表示施設情報の設定がユーザ登録優先に設定されているか否かを判断し、ユーザ登録優先に設定されていると判断すればステップS54に進む。
【0130】
ステップS54では、図14に示したユーザ嗜好施設順位登録画面を介して予め登録された嗜好施設ジャンルの順位情報に基づいて、センタ情報の施設情報の中から嗜好施設ジャンルの情報を抽出する処理を行い、その後ステップS55に進む。
【0131】
ステップS55では、嗜好施設情報を表示する処理、すなわち図19(b)に示したように画面右側に嗜好施設ジャンル順位に基づいた施設情報をテキスト表示するともに、画面左側の地図上に嗜好施設の位置を示すマークを表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0132】
一方、ステップS53において、表示施設情報の設定がユーザ登録優先に設定されていない、すなわち自動登録優先に設定されていると判断すればステップS56に進む。ステップS56では、受信した施設情報のエリアコードを読み出す処理を行い、その後ステップS57に進む。ステップS57では、順位テーブルBに読み出したエリアコードが登録されているか否かを判断し、順位テーブルBに読み出したエリアコードが登録されていると判断すればステップS58に進み、ステップS58では、順位テーブルBの該当エリアコード欄から日付別・時間帯別に当てはまる嗜好施設順位データを読み出す処理を行い、その後ステップS60に進む。
【0133】
一方、ステップS57において、順位テーブルBに読み出したエリアコードが登録されていないと判断すればステップS59に進む。ステップS59では、順位テーブルAから日付別・時間帯別に当てはまる嗜好施設順位データを読み出す処理を行い、その後ステップS60に進む。
【0134】
ステップS60では、読み出した嗜好施設順位情報に基づいて、センタ情報の施設情報の中から嗜好施設ジャンルの情報を抽出する処理を行い、その後ステップS61に進む。ステップS61では、嗜好施設情報を表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0135】
上記実施の形態(3)に係る端末装置10Bによれば、情報センタ30B側で決められた所定の施設ジャンル順に配列された施設情報を使用者の嗜好施設ジャンル順に並び替えて出力させることができ、使用者の嗜好に応じた施設ジャンル順の施設情報の出力が可能となり、使用者の好みの施設情報を分かり易い形態で提供することができる。
【0136】
また、履歴情報に基づいて作成された使用者の嗜好施設ジャンルが登録されるので、使用者の日常の行動パターンが反映された嗜好施設ジャンルを自動的に登録することができ、使用者の行動パターンが考慮された嗜好施設ジャンルの情報を的確に抽出することができ、有用度の高い情報提供を行うことができる。
【0137】
次に実施の形態(4)に係る端末装置が採用された情報取得システムについて説明する。但し、実施の形態(4)に係る端末装置10Cは、図9、10に示した端末装置10Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するマイコン11Cにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。
【0138】
また、情報センタ30Cは、図9に示した情報センタ30Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するサーバ31Cにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略し、以下相違点のみ説明することとする。
【0139】
実施の形態(2)に係る情報センタ30Aでは、サーバ31Aが、端末装置10Aからの情報要求に応じて施設情報データベース33から抽出した施設情報を端末装置10Aへ一度に配信するようになっているが、実施の形態(4)に係る情報センタ30Cでは、サーバ31Cが、端末装置10Cからの情報要求に応じて施設情報データベース33から抽出した施設情報を施設ジャンル別に端末装置10Cへ順次配信するようになっている。
【0140】
また、実施の形態(4)に係る端末装置10Cでは、施設情報の施設ジャンルと使用者の嗜好施設ジャンルとが一致した場合にこれら情報を抽出して記憶させるようになっている。そして、すべての情報を受信した後、記憶した情報を、例えば、図22に示した形態(すなわち、画面右側に嗜好施設ジャンル(レストランが登録されている)の情報(施設名称)がテキスト表示され、画面左側に施設位置を示した地図が表示された形態)で表示する処理を行うようになっている。
【0141】
次に実施の形態(4)に係る情報取得システム1Cにおける端末装置10Cと情報センタ30Cとの行う処理動作を図23に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。但し、図12に示した端末装置10A及び情報センタ30Aの行う処理動作と同様な処理動作(ステップS21〜S24)については同一符号を付してその説明を省略する。
【0142】
情報センタ30Cでは、ステップS24において、地図データベース32を利用して、ある地点を含む地図データエリアを判別する処理を行い、その後ステップS71に進む。ステップS71では、施設情報データベース33から判別された地図データエリアの施設情報を抽出し、抽出した施設情報を施設ジャンル別に分類する処理を行い、その後ステップS72に進む。ステップS72では、施設ジャンル毎(例えば、銀行、レストラン、駐車場、コンビニエンスストアなど)に分類されたセンタ情報を端末装置10Cへ順次送信する処理を行う。
【0143】
端末装置10Cでは、ステップS73において、情報センタ30Cからのセンタ情報(施設ジャンル毎の情報)を受信したか否かを判断し、センタ情報を受信していないと判断すればステップS73に戻る一方、センタ情報を受信したと判断すればステップS74に進む。
【0144】
ステップS74では、予め登録された使用者の嗜好施設ジャンルに基づいて、受信したセンタ情報の施設ジャンルと使用者の嗜好施設ジャンルとが一致するか否かを判断し、センタ情報の施設ジャンルと使用者の嗜好施設ジャンルとが一致したと判断すれば、ステップS75に進み、ステップS75では、受信情報を記憶する処理を行いその後、ステップS77に進む。
【0145】
一方、センタ情報の施設ジャンルと使用者の嗜好施設ジャンルとが一致しないと判断すれば、ステップS76に進み、ステップS76では、受信情報を破棄する処理を行いその後ステップS77に進む。
【0146】
ステップS77では、情報センタ30Cからのセンタ情報(施設ジャンル毎の情報)をすべて受信したか否かを判断し、すべて受信していないと判断すればステップS73に戻り、処理を繰り返す一方、すべて受信したと判断すればステップS78に進む。ステップS78では、嗜好施設情報を表示する処理、すなわち記憶した嗜好施設ジャンルの情報を図22に示した形態で表示出力する処理を行い、その後処理を終了する。
【0147】
上記実施の形態(4)に係る端末装置10Cによれば、情報センタ30Cからの施設ジャンル毎に分類されたセンタ情報を順次受信して、該センタ情報の施設ジャンルと使用者の嗜好施設ジャンルとが一致した情報のみを抽出して記憶させるので、使用者の嗜好に応じた施設ジャンルの情報を順次記憶することができ、使用者の好みの施設ジャンルの情報を分かり易い形態で出力させることができる。
【0148】
次に実施の形態(5)に係る端末装置が採用された情報取得システムについて説明する。但し、実施の形態(5)に係る端末装置10Dは、図9、10に示した端末装置10Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するマイコン11Dにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。
【0149】
また、情報センタ30Dは、図9に示した情報センタ30Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するサーバ31Dにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略し、以下相違点のみ説明することとする。
【0150】
実施の形態(5)に係る情報センタ30Dでは、施設情報データベース33の付加情報(図2参照)にアドレス情報(施設のホームページのURL、メールアドレスなど)がさらに登録されるようになっている。サーバ31Dは、端末装置10Dからの情報要求に応じて施設情報データベース33から抽出したアドレス情報を含む施設情報を施設ジャンル別に端末装置10Dへ配信するようになっている。
【0151】
また、実施の形態(5)に係る端末装置10Dでは、情報センタ30Dから配信されてくる施設ジャンル別のセンタ情報を受信すると、マイコン11Dは、予め設定された使用者が不要とするアドレス情報(不要アドレス情報)に基づいて、施設ジャンル別のセンタ情報に不要アドレスが含まれているか否かを判断して、不要アドレスが含まれていると判断すれば該情報を破棄する処理を行い、一方不要アドレスが含まれていないと判断すれば該情報を記憶する処理を行う。そして、情報センタ30Dからすべての情報を受信した後、記憶したセンタ情報を、例えば、図24に示した形態(すなわち、画面右側に嗜好施設の名称がテキスト表示され(この場合、○○レストラン、△△食堂、××駐車場の施設情報が破棄されずに記憶されている)、画面左側に施設位置を示した地図が表示された形態)で表示する処理を行うようになっている。
【0152】
また、図25は、表示部16に表示された不要アドレス情報の登録画面を示している。使用者は、この画面を通じて不要アドレス情報の登録を行うことができるようになっている。この不要アドレス情報登録画面には、不要とするアドレスを使用者が直接入力するための直接入力ボタンと、過去のホームページの閲覧または、URL等のアドレス情報の受信履歴の中から不要とするアドレスを選択するための履歴参照ボタンとが設けられている。
【0153】
直接入力ボタンを入力すると、右側の入力欄に例えば、リモコンのテンキーを操作してアドレス情報を直接入力することができるようになっている。また、履歴参照ボタンが入力されると図示しない履歴参照画面が表示されるようになっており、このアドレス情報の履歴一覧が表示される画面を通じて使用は、不要とするアドレスを選択することができ、選択されたアドレスが、図25の履歴参照ボタン右側の表示欄に表示されるようになっている。そして、登録ボタンを入力することにより不要アドレスの登録が行えるようになっている。
【0154】
次に実施の形態(5)に係る情報取得システム1Dにおける端末装置10Dと情報センタ30Dとの行う処理動作を図26に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。但し、図12に示した端末装置10A及び情報センタ30Aの行う処理動作と同様な処理動作(ステップS21〜S24)については同一符号を付してその説明を省略する。
【0155】
情報センタ30Dでは、ステップS24において、地図データベース32を利用して、ある地点を含む地図データエリアを判別する処理を行い、その後ステップS81に進む。ステップS81では、施設情報データベース33から判別された地図データエリアのアドレス情報を含む施設情報を抽出し、抽出した施設情報を施設ジャンル別に分類する処理を行い、その後ステップS82に進む。ステップS82では、施設ジャンル毎に分類されたセンタ情報を端末装置10Dへ順次送信する処理を行う。
【0156】
端末装置10Dでは、ステップS83において、情報センタ30Dからのセンタ情報(アドレス情報を含む施設ジャンル毎の情報)を受信したか否かを判断し、センタ情報を受信していないと判断すればステップS83に戻る一方、センタ情報を受信したと判断すればステップS84に進む。
【0157】
ステップS84では、予め登録された使用者の不要とするアドレス情報に基づいて、受信したセンタ情報に不要とするアドレス情報が含まれているか否かを判断し、不要とするアドレス情報が含まれていないと判断すれば、ステップS85に進み、ステップS85では、受信した施設ジャンルの情報を記憶する処理を行いその後、ステップS87に進む。
【0158】
一方、ステップS84において、不要とするアドレス情報が含まれていると判断すればステップS86に進み、ステップS86では、受信した施設ジャンルの情報を破棄する処理を行い、その後ステップS87に進む。
【0159】
ステップS87では、情報センタ30Dからのセンタ情報(施設ジャンル毎の情報)をすべて受信したか否かを判断し、すべて受信していないと判断すればステップS83に戻る一方、すべて受信したと判断すればステップS88に進む。ステップS88では、嗜好施設情報を表示する処理、すなわち記憶した嗜好施設ジャンルの情報を図24に示した形態で表示出力する処理を行い、その後処理を終了する。
【0160】
上記実施の形態(5)に係る端末装置10Dによれば、情報センタ30Dから配信されてくるセンタ情報の付加情報の中に使用者が不要とするアドレス情報が含まれる施設情報を抽出して破棄させることができ、前記付加情報を利用した施設情報の絞り込みを行うことができ、使用者が不要とする情報を含まない施設情報を出力することができる。
【0161】
なお、実施の形態(5)に係る端末装置では、使用者が不要とする情報として、アドレス情報を適用した場合について説明したが、使用者が不要とする情報としては付加情報に含まれる他の情報であってもよい。
【0162】
次に実施の形態(6)に係る端末装置が採用された情報取得システムについて説明する。但し、実施の形態(6)に係る端末装置10Eは、図9、10に示した端末装置10Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するマイコン11Eにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。
【0163】
また、センタ端末30Eは、図9に示したセンタ端末30Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するサーバ31Eにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略し、以下相違点のみ説明することとする。
【0164】
実施の形態(6)に係る情報センタ30Eでは、施設情報データベース33の付加情報(図2参照)にアドレス情報(施設のホームページのURL、メールアドレスなど)がさらに登録されるようになっている。サーバ31Eは、端末装置10Eからの情報要求に応じて施設情報データベース33から抽出したアドレス情報を含む施設情報を端末装置10Eへ一度に配信するようになっている。
【0165】
また、実施の形態(6)に係る端末装置10Eでは、情報センタ30Eから配信されてくるセンタ情報を受信すると、マイコン11Eは、予め設定された使用者の嗜好施設ジャンルに基づいて、センタ情報の施設情報の中から嗜好施設ジャンルと一致する施設のアドレス情報を抽出して記憶させる処理を行い、記憶したアドレス情報を、例えば図27に示した形態で表示させるようになっている。
【0166】
図27では、使用者の嗜好施設ジャンルとしてレストランが設定されていた場合を示しており、画面左側には、抽出された施設の位置が地図上に示されるとともに、画面右側には、抽出された施設名とそのURL情報とが表示されるようになっている。そして表示部16に設けられたタッチパネルを介してURL情報をタッチ入力すると、ブラウザが起動されて、そのURLの示すホームページを閲覧することができるようになっている。
【0167】
次に実施の形態(6)に係る情報取得システム1Eにおける端末装置10Eと情報センタ30Eとの行う処理動作を図28に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。但し、図12に示した端末装置10A及び情報センタ30Aの行う処理動作と同様な処理動作(ステップS21〜S24)については同一符号を付してその説明を省略する。
【0168】
情報センタ30Eでは、ステップS24において、地図データベース32を利用して、ある地点を含む地図データエリアを判別する処理を行い、その後ステップS91に進む。ステップS91では、施設情報データベース33から判別された地図データエリアのアドレス情報を含む施設情報を抽出する処理を行い、その後ステップS92に進む。ステップS92では、抽出した施設情報をセンタ情報として端末装置10Eへ送信する処理を行う。
【0169】
端末装置10Eでは、ステップS93において、情報センタ30Eからのセンタ情報(アドレス情報を含む施設情報)を受信したか否かを判断し、センタ情報を受信していないと判断すればステップS93に戻る一方、センタ情報を受信したと判断すればステップS94に進む。
【0170】
ステップS94では、設定された使用者の嗜好施設ジャンルに基づいて、受信した施設情報の中から嗜好施設ジャンルと一致する施設のアドレス情報を抽出して記憶する処理を行い、その後ステップS95に進む。ステップS95では、記憶されたアドレス情報と、嗜好施設ジャンルの情報とを図27に示した形態で表示出力する処理を行い、その後処理を終了する。
【0171】
実施の形態(6)に係る端末装置10Eによれば、施設情報の中から使用者の嗜好施設ジャンルと一致する施設のアドレス情報を抽出し、該アドレス情報を出力させることができ、使用者は、アドレス情報に基づき嗜好施設のホームページなどを簡単に閲覧することが可能になる。
【0172】
次に実施の形態(7)に係る端末装置が採用された情報取得システムについて説明する。但し、実施の形態(7)に係る端末装置10Fは、図9、10に示した端末装置10Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するマイコン11Fにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。
【0173】
また、情報センタ30Fは、図9に示した情報センタ30Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するサーバ31Fと、施設情報データベース33Aとにのみ異なる符号を付し、その他の構成部品の説明を省略して、以下相違点のみ説明することとする。
【0174】
実施の形態(7)に係る情報センタ30Fでは、施設情報データベース33A内のデータが施設ジャンルコードで管理されている。図29は、施設情報データベース33Aのデータ構造の一部を説明するための図である。各施設ジャンル毎にコードが割り振られており(図29では、銀行は01、コンビニエンスストアは02、レストランは03、駐車場は04、ガソリンスタンドは05など)、各施設ジャンルは、さらに中分類、小分類の項目に細分化されたデータ構造となっている。
【0175】
サーバ31Fは、端末装置10Fからの情報要求に応じて施設情報データベース33Aから抽出した施設ジャンルコードで管理された施設情報を端末装置10Fへ配信するようになっている。
【0176】
また、実施の形態(7)に係る端末装置10Fでは、情報センタ30Fから配信されてくる施設情報を受信すると、マイコン11Fは、予め情報センタ30Fから取得して登録されている施設ジャンルコード情報を読み出し、該施設ジャンルコードと、受信した施設情報に含まれる施設ジャンルコードとを照合して、施設情報に含まれる施設ジャンルを判別する処理を行うようになっている。
【0177】
マイコン11Fは、判別された施設ジャンルの中に使用者の嗜好施設ジャンルが含まれているか否かを判断して、嗜好施設ジャンルが含まれていると判断すれば、該嗜好施設ジャンルの情報を抽出する処理を行い、抽出された施設情報を、例えば、図30に示した形態で表示させるようになっている。
【0178】
図30に示した画面表示例では、使用者の嗜好施設ジャンルにコンビニエンスストアとレストランとが設定されている場合を示しており、画面左側には、抽出された施設の位置が地図上に示されるとともに、画面右側には、抽出された施設ジャンル名が表示されるようになっており、施設ジャンルコードで管理されていることを使用者に意識させない表示形態とすることができる。また、表示部16に設けられたタッチパネルを介して地図上の施設がタッチ入力されると、該施設の付加情報が表示されるようになっている。
【0179】
また、図30の画面右側に表示される施設ジャンル名を使用者が予め設定したオリジナルの施設ジャンル名で表示させることができるようになっており、図31は、表示部16に表示される施設ジャンル名登録画面の表示例を示している。
【0180】
施設ジャンル名登録画面には、登録されている施設ジャンルコードとその施設ジャンル名(センタ端末側で決められたもの)との一覧表が表示され、施設ジャンル名を登録(編集)するジャンルコードを選択することができるようになっている。表示部16に設けられたタッチパネルを介して登録する施設ジャンルコードがタッチ入力されると、図32に示したオリジナル施設ジャンル名入力画面が表示されるようになっている。
【0181】
オリジナル施設ジャンル名入力画面には、50音表などの文字入力表が表示されており、タッチ入力により文字入力や変換などを行うことができるようになっている。所定のジャンル名を入力した後、登録ボタンを入力することによりオリジナル施設ジャンル名が登録されるようになっている。
【0182】
また、元々の施設ジャンル名とオリジナル施設ジャンル名とは施設ジャンルコードと関連付けられたテーブルデータとして記憶されるようになっており、ジャンルコードの判別処理時や、施設ジャンル名の表示処理時に読み出して使用されるようになっている。
【0183】
次に実施の形態(7)に係る端末装置10Fにおけるマイコン11Fの行う施設ジャンル名登録処理動作を図33に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS101では、メニュー画面に設けられた施設ジャンル名登録ボタン(図示せず)の入力があったか否かを判断し、施設ジャンル名登録ボタンの入力がなかったと判断すれば終了する一方、施設ジャンル名登録ボタンの入力があったと判断すればステップS102に進む。ステップS102では、図31に示した施設ジャンル名登録画面を表示する処理を行い、その後ステップS103に進む。ステップS103では、ジャンル名を登録する施設ジャンルコードが選択されたか否かを判断し、施設ジャンルコードが選択されなかったと判断すればステップS103に戻る一方、施設ジャンルコードが選択されたと判断すればステップS104に進む。
【0184】
ステップS104では、図32に示したオリジナル施設ジャンル名入力画面を表示する処理を行い、その後ステップ105に進む。ステップS105では、入力される文字の表示処理を行い、その後ステップ106に進む。ステップS106では登録ボタンの入力があったか否かを判断し、登録ボタンの入力がなかったと判断すればステップS105に戻る一方、登録ボタンの入力があったと判断すればステップS107に進む。ステップS107では、入力されたオリジナル施設ジャンル名を施設ジャンルコードテーブルに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0185】
次に実施の形態(7)に係る情報取得システム1Fにおける端末装置10Fと情報センタ30Fとの行う処理動作を図34に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。但し、図12に示した端末装置10A及び情報センタ30Aの行う処理動作と同様な処理動作(ステップS21〜S24)については同一符号を付してその説明を省略する。
【0186】
情報センタ30Fでは、ステップS24において、地図データベース32を利用して、ある地点を含む地図データエリアを判別する処理を行い、その後ステップS111に進む。ステップS111では、施設情報データベース33Aから判別された地図データエリア内の施設ジャンルコードで管理された施設情報を全て抽出する処理を行い、その後ステップS112に進む。ステップS112では、抽出された施設ジャンルコードで管理された施設情報をセンタ情報として端末装置10Fへ送信する処理を行う。
【0187】
端末装置10Fでは、ステップS113において、情報センタ30Fからのセンタ情報(施設ジャンルコードで管理された施設情報)を受信したか否かを判断し、センタ情報を受信していないと判断すればステップS113に戻る一方、センタ情報を受信したと判断すればステップS114に進む。
【0188】
ステップS114では、施設ジャンルコードのテーブルデータと、受信した施設情報に含まれる施設ジャンルコードとを照合して、施設情報に含まれる施設ジャンルを判別する処理を行い、その後ステップS115に進む。
【0189】
ステップS115では、判別された施設ジャンルの中に嗜好施設ジャンルが含まれているか否かを判断し、嗜好施設ジャンルが含まれていると判断すればステップS116に進む。ステップS116では、施設ジャンルコードのテーブルデータに基づき、嗜好施設ジャンルにオリジナル施設ジャンル名が登録されているか否かを判断し、オリジナル施設ジャンル名が登録されていないと判断すれば、ステップS117に進み、ステップS117では、センタ端末設定の施設ジャンル名により嗜好施設ジャンルの情報を図30に示した形態で表示出力する処理を行い、その後処理を終了する。
【0190】
一方、ステップS116において、オリジナル施設ジャンル名が登録されていると判断すればステップS118に進み、ステップS118では、オリジナル施設ジャンル名により嗜好施設ジャンルの情報を図30と同様の形態で表示出力する処理を行い、その後処理を終了する。
【0191】
一方、ステップS115において、嗜好施設ジャンルが含まれていないと判断すれば、ステップS119に進み、ステップS119では、周辺に使用者が嗜好する施設がない旨の表示をする処理を行い、その後処理を終了する。
【0192】
上記実施の形態(7)に係る端末装置10Fによれば、施設情報に含まれる施設ジャンルコードを判別し、判別された施設ジャンルの中から嗜好施設ジャンルの情報を抽出して出力するので、情報センタ30F側で決められた施設ジャンルコードの施設情報をそのまま出力するのではなく、嗜好施設ジャンルに基づいて抽出された施設情報の出力を行うことができ、使用者の嗜好に応じた施設情報の出力を行うことができる。
【0193】
また、施設ジャンルコードの元の施設ジャンル名の代わりとなるオリジナルな施設ジャンル名を登録することができ、また登録されたオリジナル施設ジャンル名で嗜好施設情報を出力することができ、使用者に分かりやすい施設ジャンル名での出力を行うことができる。
【0194】
次に実施の形態(8)に係る端末装置が採用された情報取得システム1Gについて説明する。ただし、実施の形態(8)に係る端末装置10Gは、図9、10に示した端末装置10Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するマイコン11Gと、データ記憶部15Bとにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。また、センタ端末は、図9に示した実施の形態(2)に係るセンタ端末30Aと略同様な構成であるので、同一符号を付してその説明を省略する。
【0195】
実施の形態(2)に係る端末装置10Aでは、嗜好施設情報登録画面を介して使用者が嗜好施設ジャンル(使用者の嗜好情報)を登録するようになっており、また、センタ情報を表示する際には、受信したセンタ情報の中から登録された嗜好施設ジャンルに該当する情報を抽出して、地図上に施設位置を表示するようになっている。一方、実施の形態(8)に係る端末装置10Gでは、移動地点情報とその日時情報とを含む履歴情報を記憶していき、各移動地点における滞在時間が所定時間以上である地点の施設を使用者の嗜好施設としてデータ記憶部15Bに設けられた嗜好施設データベースAに自動的に登録していくようになっている。また、センタ情報を表示する際には、該センタ情報の中から前記嗜好施設として登録された滞在時間の長い地点の周辺施設を、前記滞在時間の長い地点からの距離に応じてランク付けして抽出し、ランクの高い(すなわち、前記滞在時間の長い地点との距離が短い)施設の情報から優先的に表示していくようになっている。
【0196】
次に、実施の形態(8)に係る端末装置10Gの利用形態を説明する。まず、端末装置10Gにおける嗜好情報の登録処理について説明する。
端末装置10Gのマイコン11Gは、シフトレバーポジションスイッチ(図示せず)からのシフトレバー設定信号を取り込むことができるようになっており、シフトレバ−ポジションスイッチがパーキング(P)からドライブ(D)に設定されるまでの時間をその地点における滞在時間として算出し、所定時間以上の滞在時間であれば、位置情報などとともに嗜好情報データベースAに登録されるようになっている。
【0197】
図35は、嗜好情報データベースAのデータ構造の一例を示しており、嗜好情報データベースAは、日付、滞在時間、地図座標、エリアコード、施設名称を含むデータ項目から構成されており、滞在時間が所定時間以上であった地点の情報が使用者の嗜好情報として登録されるようになっている。
【0198】
次に、実施の形態(8)に係る端末装置10Gにおける嗜好施設情報の表示形態について、図36(a)、(b)に示した説明図に基づいて説明する。
図36(a)は、現在の自車位置が地図上に表示されている画面を示しており、該画面下方には、表示エリア内の施設情報を表示させるための「施設情報」ボタンが設けられている。
【0199】
「施設情報」ボタンがタッチ入力されると、マイコン11Gが、嗜好情報データベースAから表示エリア内に位置する嗜好施設(滞在時間の長い地点の施設)を抽出し、該当する嗜好施設があれば、該嗜好施設を中心とした異なる半径の複数のランクエリアを地図上に設定し、該各ランクエリア内に位置する施設をセンタ情報の中から抽出する。そして、抽出された各ランクエリア内の施設数を考慮して、ランクの高い(すなわち、半径が最も小さい)エリアの情報から優先的に表示していくようになっている。
【0200】
図36(b)は、表示エリア内に位置する嗜好施設としてA店、B店が抽出された場合における施設情報の表示例を示している。
ランクが最も高いランクエリアX内に所定数以上の施設が抽出された場合は、ランクエリアX内のみの施設が地図上に表示され、ランクエリアX内に抽出された施設が所定数未満であれば、エリアを広げてランクエリアX、Y内の施設が地図上に表示されるようになっている。またランクエリアZ内の施設は、画面下方に設けられた「リスト」ボタンを入力することにより、画面上に一覧形式で表示させることができるようになっている。なお、隣接する嗜好施設のランクエリアが交差しているエリア(図36(b)における斜線部分)の施設情報は、高いランクのエリアの情報として抽出されるようになっている。なお、ランクエリアの境界線は説明上記載したものであって、画面上には表示されないようになっている。
【0201】
次に実施の形態(8)に係る端末装置10Gにおけるマイコン11Gの行う嗜好施設情報登録処理動作を図37に示したフローチャートに基づいて説明する。まず、ステップS121では、シフトレバーがパーキングに設定されたか否かを判断し、パーキングに設定されていないと判断すれば処理を終了する一方、パーキングに設定されたと判断すればステップS122に進む。
【0202】
ステップS122では、現在位置データ(座標データ、エリアコード、施設名など)と日時データとを取り込む処理を行い、その後ステップS123に進む。ステップS123では、シフトレバーがドライブに設定されたか否かを判断し、ドライブに設定されていないと判断すればステップS123に戻る一方、ドライブに設定されたと判断すればステップS124に進む。
【0203】
ステップS124では、日時データを取り込む処理を行い、その後ステップS125に進み、日時データに基づいて滞在時間の算出処理を行い、その後ステップS126に進む。ステップS126では、滞在時間が所定時間以上であるか否かを判断し、所定時間以上であると判断すればステップS127に進む。
【0204】
ステップS127では、取得・算出データ(位置データ、日時データ、滞在時間など)をデータ記憶部15B内に設けられた嗜好施設データベースAに登録する処理を行い、その後処理を終了する。一方、ステップS126において、滞在時間が所定時間未満であると判断すれば処理を終了する。
【0205】
次に実施の形態(8)に係る端末装置10Gにおけるマイコン11Gの行う施設情報表示処理動作について図38に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、ここでは情報センタ30Aからセンタ情報をすでに受信しているものとして説明する。
【0206】
まず、ステップS131では、画面上に設けられた「施設情報」ボタンの入力があったか否かを判断し、「施設情報」ボタンの入力がなかったと判断すれば処理を終了する一方、「施設情報」ボタンの入力があったと判断すればステップS132に進む。
【0207】
ステップS132では、地図座標データに基づいて嗜好情報データベースAから表示エリア内に位置する嗜好施設のデータを抽出する処理を行い、その後ステップS133に進む。ステップS133では、嗜好施設のデータがあったか否かを判断し、嗜好施設のデータがなかったと判断すれば処理を終了する一方、嗜好施設のデータがあったと判断すればステップS134に進む。
【0208】
ステップS134では、抽出された嗜好施設を中心とした異なる半径の複数のランクエリア(図36(b)におけるX、Y、Z)を設定し、受信したセンタ情報の中から各ランクエリア内に位置する施設データを抽出する処理を行い、その後ステップS135に進む。
【0209】
ステップS135では、ランクエリアX内の施設が所定数以上あるか否かを判断し、ランクエリアX内の施設が所定数以上あると判断すればステップS136に進む。ステップS136では、ランクエリアX内の施設データを地図上に表示する処理を行い、その後ステップS138に進む。
【0210】
一方、ステップS135において、ランクエリアX内の施設が所定数以上ではないと判断すれば、ステップS137に進む。ステップS137では、ランクエリアX、Y内にある施設データを地図上に表示する処理を行い、その後ステップS138へ進む。
【0211】
ステップS138では、図36(b)に示した「その他リスト」ボタンの入力があったか否かを判断し、「その他リスト」ボタンの入力がなかったと判断すれば処理を終了する一方、「その他リスト」ボタンの入力があったと判断すれば、ステップS139に進む。ステップS139では、ランクエリアZ内の施設データをリスト表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0212】
上記実施の形態(8)に係る端末装置10Gによれば、滞在時間が一定時間以上の地点の情報を使用者の嗜好情報として嗜好情報データベースAに登録することができる。また、センタ情報の中から滞在時間の長い施設(嗜好情報データベースAに登録されたもの)の周辺情報が、複数のランクエリアに基づいてランク付けされて抽出されるので、該ランクに基づいて使用者が長く滞在していた施設周辺の情報を重点的に提供することができる。
【0213】
なお実施の形態(8)に係る端末装置10Gでは、センタ情報を表示する際、該センタ情報の中から滞在時間の長い施設の周辺施設を、複数のランクエリアに基づいてランク付けして抽出し、ランクの高い施設の情報から優先的に表示していくようになっているが、別の実施の形態では、嗜好情報データベースAに登録された滞在時間の長い移動地点の滞在時間帯に基づいて、センタ情報の中から滞在時間の長い移動地点周辺の情報をランク付けして抽出し、ランクの高い施設の情報から優先的に表示していく構成とすることもできる。
【0214】
例えば、図36(b)に示したA店での滞在時間帯が、18時〜21時であったとすると、A店周辺(所定半径のエリア内)では、18時〜21時の時間帯に営業している施設の情報をランク1位の施設情報として抽出し、営業時間が18時〜21時の時間帯と一部重なっている施設の情報をランク2位の施設情報として抽出し、さらに営業時間が全く重ならない施設の情報をランク3位の施設情報として抽出する処理を行わせる。
【0215】
そして、抽出されたランク1位の施設情報が所定数以上ある場合には、ランク1位の施設情報のみ表示し、ランク1位の施設情報が所定数未満の場合には、ランク1位と2位の施設情報を合わせて表示するようして、またランク3位の施設情報は、表示画面に設けた「その他リスト」ボタンの入力があった場合に、リスト表示させるようにすることができる。
【0216】
係る構成とすることにより、滞在時間の長い移動地点での滞在時間帯に基づいて、滞在時間の長い移動地点周辺の情報がランク付けされて抽出されるので、滞在時間帯が考慮された情報を使用者に提供することができる。
【0217】
次に実施の形態(9)に係る端末装置が採用された情報取得システム1Hについて説明する。ただし、実施の形態(9)に係る端末装置10Hは、図9、10に示した端末装置10Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するマイコン11Hと、データ記憶部15Cとにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。また、センタ端末は、図9に示した実施の形態(2)に係るセンタ端末30Aと略同様な構成であるので、同一符号を付してその説明を省略する。
【0218】
実施の形態(2)に係る端末装置10Aでは、嗜好施設情報登録画面を介して使用者が嗜好施設ジャンル(使用者の嗜好情報)を登録するようになっており、また、センタ情報を表示する際には、受信したセンタ情報の中から登録された嗜好施設ジャンルに該当する情報を抽出して、地図上に施設位置を表示するようになっている。一方、実施の形態(9)に係る端末装置10Hでは、センタ端末30Aから受信したセンタ情報を単位情報毎に1つずつ情報を切り替えて表示させることができるようになっているとともに、単位情報毎の表示時間を計時し、該単位情報毎の表示時間に基づいて、表示時間の長さに応じてランク付けされた施設情報を使用者の嗜好情報としてデータ記憶部15Cに設けられた嗜好施設データベースBに自動的に登録していくようになっている。
【0219】
また、センタ情報を表示する際には、嗜好施設データベースBに登録されたランクの高い(すなわち、表示時間が長い)施設情報に該当する情報から順次表示していく構成となっている。
【0220】
図39は、嗜好情報データベースBのデータ構造の一例を示しており、嗜好情報データベースBは、施設名称、地図座標、表示時間、更新日、ランク情報を含むデータ項目から構成されている。ランク情報には、表示時間の長さに応じて、上からAランク、Bランク、Cランクにランク付けされた情報が登録されるようになっており、ランク付けは、例えば、嗜好情報データベースBに格納されたデータの表示時間の長さ順に上位約3割程度がAランク、次の4割程度がBランク、そして下位の3割程度がCランクに設定されるようになっている。
【0221】
次に、実施の形態(9)に係る端末装置10Hの利用形態を図40、図41(a)、(b)に示す画面表示例に基づいて説明する。
図40は、受信したセンタ情報の中から過去に表示時間の長かった情報から優先して表示させるか否かの設定を行う表示時間ランク別表示設定画面を示しており、使用者は、該表示時間ランク別表示設定画面を通じて、過去の表示時間に基づいてセンタ情報をランク別表示させるか否かの設定を行うことができるようになっている。
【0222】
図41(a)は、現在の自車位置が示された地図表示画面を示しており、画面下方には、受信しているセンタ情報を表示させるための「情報」ボタンが設けられている。
【0223】
「情報」ボタンがタッチ入力されると、マイコン11Hは、表示時間ランク別表示設定がONされているか否かを判断し、ONされていると判断すれば、受信しているセンタ情報の中から嗜好情報データベースBのAランクに登録されている施設情報を抽出し、図41(b)に示した施設情報参照画面を表示させる処理を行う。また、表示時間ランク別表示設定がOFFされていると判断すれば、受信したセンタ情報の1つめ(センタ端末30A側で予め決められた順(受信データ順))の情報を図41(b)に示した施設情報参照画面と同様に表示させる処理を行うようになっている。
【0224】
図41(b)に示した施設情報参照画面では、センタ情報に含まれる施設情報が表示されるようになっている。そして、画面下方に設けられた「前へ」ボタンがタッチ入力されると、1つ前の情報が表示され、「次へ」ボタンがタッチ入力されると、次の情報が表示されるようになっている。また、「終了」ボタンがタッチ入力されると、施設情報の表示を終了し、図41(a)の画面に戻るようになっている。
【0225】
また、マイコン11Hは、施設情報の表示時間を各施設情報毎にカウントしていくようになっており、カウントされた表示時間を、嗜好情報データベースBに他の情報とともに登録する処理を行い嗜好情報データベースBの更新を行うようになっている。
【0226】
次に実施の形態(9)に係る端末装置10Hにおけるマイコン11Hの行う嗜好施設情報登録・表示処理動作を図42に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0227】
まず、ステップS141では、情報センタ30Aからセンタ情報を受信したか否かを判断し、受信していないと判断すればステップS141に戻る一方、受信したと判断すればステップS142に進む。
【0228】
ステップS142では、施設情報を表示させるための「情報」ボタンの入力があったか否かを判断し、「情報」ボタンの入力がなかったと判断すればステップS142に戻る一方、「情報」ボタンの入力があったと判断すればステップS143に進む。
【0229】
ステップS143では、表示時間ランク別表示設定がONか否かを判断し、表示時間ランク別表示設定がONであると判断すれば、ステップS144に進む。ステップS144では、表示時間ランク別表示処理、すなわち、センタ情報の中から嗜好情報データベースBに登録されている上位ランク(Aランク)の施設情報を抽出し、表示時間が長かった順に施設情報を1つ表示する処理を行い、その後ステップS145に進む。ステップS145では、表示終了までの表示時間をカウントする処理を行い、その後ステップS146に進む。ステップS146では、表示終了したか否か、すなわち、「終了」、「前へ」、「次へ」のいずれかのボタン入力があったか否かを判断し、表示終了していないと判断すればステップS145に戻る一方、表示終了したと判断すればステップS147に進む。
【0230】
ステップS147では、表示された施設情報が嗜好情報データベースBに登録されているか否かを判断し、登録済であると判断すればステップS148に進み、カウントした表示時間や更新日データなどを更新する処理を行う一方、未登録であると判断すればステップS149に進み、嗜好情報データベースBに新規登録する処理を行い、その後ステップS150に進む。
【0231】
ステップS150では、表示終了が切替ボタン(「前へ」ボタン、又は「次へ」ボタン)によるものか否かを判断し、表示終了が切替ボタンによるものでない、すなわち「終了」ボタン入力であったと判断すれば処理を終了する一方、表示終了が切替ボタンによるものであったと判断すればステップS143に戻り、処理を繰り返す。
【0232】
一方、ステップS143において、表示時間ランク別表示設定がONではない、すなわちOFF設定であると判断すればステップS151に進む。ステップS151では、通常表示処理、すなわち、センタ情報をセンタ端末30A側で決められた順番で表示する処理を行い、その後ステップS145に進む。
【0233】
上記実施の形態(9)に係る端末装置10Hによれば、各施設情報(単位情報)毎の表示時間の長さに基づいて使用者の嗜好性を判断し、表示時間が長い情報を使用者の嗜好度合いが高い情報としてランク付けして嗜好情報データベースBに登録することができる。また、センタ情報の中から嗜好情報データベースBに登録された施設情報に該当する情報がランク順に抽出されるので、表示時間が長かった施設情報やその関連情報を優先的に使用者に提供することができる。
【0234】
次に実施の形態(10)に係る端末装置が採用された情報取得システム1Iについて説明する。ただし、実施の形態(10)に係る端末装置10Iは、図9、10に示した端末装置10Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するマイコン11Iと、データ記憶部15Dとにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。また、センタ端末は、図9に示した実施の形態(2)に係るセンタ端末30Aと略同様な構成であるので、同一符号を付してその説明を省略する。
【0235】
実施の形態(2)に係る端末装置10Aでは、嗜好施設情報登録画面を介して使用者が嗜好施設ジャンル(使用者の嗜好情報)を登録するようになっており、また、センタ情報を表示する際には、受信したセンタ情報の中から登録された嗜好施設ジャンルに該当する情報を抽出して、地図上に施設位置を表示するようになっている。一方、実施の形態(10)に係る端末装置10Iでは、目的地に設定された地点の情報と、目的地設定回数に基づいてランク付けされたランク情報とを使用者の嗜好情報としてデータ記憶部15Dに設けられた目的地情報データベースに自動的に登録していくようになっている。また、センタ情報を表示する際には、受信したセンタ情報の中から目的地情報データベースに登録された地点のランクに応じて設定された所定エリア(ランクが高いの目的地地点周辺ほど、施設情報を抽出するエリアが広く設定されるようになっている)から周辺施設情報が抽出されて表示されるようになっている。
【0236】
次に、実施の形態(10)に係る端末装置10Iの利用形態を説明する。まず、端末装置10Iにおける目的地情報の登録処理について説明する。
端末装置10Iでは、目的地設定画面(図示せず)を介して目的地を設定することができるようになっており、マイコン11Iは、目的地に設定された地点に関する情報をデータ記憶部15D内の目的地情報データベースに登録する処理を行うようになっている。
【0237】
図43は、目的地情報データベースのデータ構造の一例を示しており、目的地情報データベースは、目的地名称、地図座標、目的地設定回数、更新日、ランク情報を含むデータ項目から構成されている。ランク情報には、目的地設定回数に基づいて、上からAランク、Bランク、Cランクにランク付けされた情報が登録されるようになっている。なお、ランク付けは、例えば目的地情報データベースに格納された目的地の目的地設定回数が多い順に上位約3割がAランク、次の4割がBランク、そして下位の3割がCランクに設定されるようになっている。
【0238】
次に端末装置10Iにおけるセンタ情報の表示形態を図44、図45(a)、(b)に示す画面表示例に基づいて説明する。
メニュー画面(図示せず)に設定されている目的地ランク別表示設定ボタン(図示せず)が入力されると、図44に示した目的地ランク別表示設定画面が表示部16に表示される。使用者は、目的地ランク別表示設定画面を通じて、受信したセンタ情報の中から目的地情報データベースに登録された目的地地点のランクに応じて設定された所定エリア内の周辺情報を表示させるか否かの設定を行うことができるようになっている。
【0239】
また、図45(a)は、現在の自車位置が示された地図表示画面を示しており、画面下方には、受信したセンタ情報を表示させるための「情報」ボタンが設けられている。
【0240】
「情報」ボタンがタッチ入力されると、マイコン11Iは、目的地ランク別表示設定がONされているか否かを判断し、ONされていると判断すれば、まず、目的地情報データベースの中から画面上の地図表示エリア内の目的地情報を抽出し、抽出された目的地情報のランクに応じて施設情報の表示エリアを設定し、該表示エリア内に位置する施設の情報をセンタ情報の中から抽出し、例えば、図45(b)に示した施設情報画面が表示されるようになっている。
【0241】
図45(b)に示した施設情報画面では、目的地情報データベースの中からA店(Aランク)、B店(Bランク)、C店(Cランク)が抽出された場合の表示例を示している。
【0242】
AランクのA店周辺の施設情報表示エリアは、BランクのB店周辺の施設情報表示エリアよりも広くなるように設定されており、最下位のCランクのC店の場合は、C店のみ表示され、その周辺情報は表示されないようになっている。また、目的地ランク別表示設定がOFFされていると判断すれば、地図表示エリア内の受信したセンタ情報を全て表示させる処理を行うようになっている。
【0243】
次に実施の形態(10)に係る端末装置10Iにおけるマイコン11Iの行う目的地情報登録処理動作を図46に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS161では、所定の目的地設定画面(例えば、50検索、ジャンル検索、電話番号検索など)を通じて目的地が設定されたか否かを判断し、目的地が設定されたと判断すれば、ステップS162に進む。
【0244】
ステップS162では、設定された目的地の情報(名称、地図座標、目的地設定回数、更新日)を目的地情報データベースに登録する処理を行い、その後ステップS163に進む。ステップS163では、目的地情報データベースの目的地設定回数のデータに基づいて、登録されている目的地施設をランク付けする処理を行い、その後処理を終了する。
【0245】
一方、ステップS161において、目的地設定画面を通じて目的地が設定されていないと判断すればステップS164に進む。ステップS164では、センタ端末30Aからセンタ情報を受信したか否かを判断し、センタ情報を受信していないと判断すればステップS161に戻る一方、センタ情報を受信したと判断すればステップS165に進む。ステップS165では、受信したセンタ情報の一覧表示ボタンの入力があったか否かを判断し、一覧表示ボタンの入力がなかったと判断すれば処理を終了する一方、一覧表示ボタンの入力があったと判断すればステップS166に進む。
【0246】
ステップS166では、センタ情報の施設情報(施設名、施設ジャンル、住所、電話番号など)を一覧表示する処理を行い、その後ステップS167に進む。ステップS167では、施設情報の一覧表示画面を通じて目的地が設定されたか否かを判断し、目的地が設定されていないと判断すれば処理を終了する一方、目的地が設定されたと判断すればステップS162に進み、目的地設定された施設情報を目的地情報データベースに登録する処理を行う。
【0247】
次に実施の形態(10)に係る端末装置10Iにおけるマイコン11Iの行う施設情報表示処理動作について図47に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、この場合、情報センタ30Aからセンタ情報をすでに受信しているものとして説明する。
【0248】
まず、ステップS171では、図45(a)に示した「情報」ボタンの入力があったか否かを判断し、「情報」ボタンの入力がなかったと判断すれば処理を終了する一方、「情報」ボタンの入力があったと判断すればステップS172に進む。
【0249】
ステップS172では、目的地情報データベースの中から地図表示エリア内の目的地施設の情報を抽出する処理を行い、その後ステップS173に進む。ステップS173では、地図表示エリア内に目的地情報データベースに登録された目的地施設があったか否かを判断し、目的地施設がなかったと判断すれば処理を終了する一方、目的地施設があったと判断すればステップS174に進む。
【0250】
ステップS174では、抽出された目的地施設を中心として、該目的地施設のランク情報に応じた周辺施設情報の表示エリア(目的地ランク別表示エリア)を設定する処理を行い、その後ステップS175に進む。
【0251】
ステップS175では、センタ情報の中から設定された目的地ランク別表示エリア内の施設の情報を抽出する処理を行い、その後ステップS176に進む。ステップS176では、抽出された目的地施設と該目的地施設の周辺施設の情報(施設名称)を地図上に表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0252】
上記実施の形態(10)に係る端末装置10Iによれば、目的地設定回数に基づいて目的地地点に関する使用者の嗜好性を判断し、目的地設定回数が多い目的地地点の情報を使用者の嗜好情報としてランク付けして目的地情報データベースに登録することができる。また、センタ情報の中から目的地情報データベースに登録された目的地地点のランクに応じて設定された所定エリア内の情報が抽出されるので、目的地設定回数が多い地点の情報やその周辺情報を重点的に使用者に提供することができる。
【0253】
次に実施の形態(11)に係る端末装置が採用された情報取得システム1Jについて説明する。ただし、実施の形態(11)に係る端末装置10Jは、図9、10に示した端末装置10Aと略同様な構成であるので、ここでは異なる機能を有するマイコン11Jと、データ記憶部15Eとにのみ異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。また、センタ端末は、図9に示した実施の形態(2)に係るセンタ端末30Aと略同様な構成であるので、同一符号を付してその説明を省略する。
【0254】
実施の形態(11)に係る端末装置10Jでは、表示部16に表示された地図上の任意の地点に対してコメント情報(文字情報)を入力することができるようになっており、入力されたコメント情報(指定された地点の位置情報も含む)を通信手段21を介して他の端末装置へ送信することができるようになっている。
【0255】
また、データ記憶部15Eには、語句(例えば、おいしい等)と、該語句と関連付けられた施設ジャンル(例えば、「おいしい」に対して「飲食店」)とが関連付けて登録されている辞書データベースと、使用者が入力したコメント情報の構成語句が使用頻度に応じてランク付けされて登録されている嗜好語句データベースとが設けられている。
【0256】
図48は、嗜好語句データベースのデータ構造の一例を示しており、嗜好語句データベースには、使用者が入力したコメント情報の構成語句(嗜好語句)と、各嗜好語句と関連付けられた施設ジャンル(辞書データベースから抽出されたもの)と、各嗜好語句のコメント入力回数とが、該コメント入力回数が多い順にランク付されて登録されるようになっている。
【0257】
また、端末装置10Jでは、他の端末装置から送信されたコメント情報を通信手段21を介して受信し、受信したコメント情報を地図上に表示させることができるようになっており、後述する嗜好コメント情報表示設定とすることにより嗜好語句データベースに登録されている所定回数以上入力された嗜好語句を含むコメント情報、及び/又は所定回数以上入力された嗜好語句の施設ジャンルと同じジャンルの施設に関するコメント情報を表示させることができるようになっている。
【0258】
次に、実施の形態(11)に係る端末装置10Jの利用形態を説明する。まず、コメント情報の入力・送信・登録方法について図49(a)〜(c)に示す画面表示例に基づいて説明する。
【0259】
図49(a)は、コメント情報入力地点設定画面を示しており、この画面を通じてコメント情報を入力したい施設が表示された地図画面を表示させることができるようになっており、コメント情報を入力したい施設をタッチ入力すると、図49(b)に示したコメント情報入力画面が表示される。
【0260】
コメント情報入力画面では、操作部17を構成するリモコンのテンキ−などを使用して、コメント(施設に対する文字情報)を入力することができるようになっており、コメント入力後、画面下方の「送信」ボタンをタッチ入力すると、入力されたコメントと入力地点の情報(位置情報や施設情報など)とを含むコメント情報が所定の送信先の端末装置(図示していないコメント情報送信先設定画面で設定されている)へ送信されるようになっている。
【0261】
また画面下方の「辞書登録」ボタンをタッチ入力すると、図49(c)に示した辞書データベース登録設定画面が表示される。登録語句指定欄には、入力されたコメントが表示され、登録する語句を指定するための枠(破線で表示)が表示され、画面下方に設けられた矢印キーにより枠を移動させて、登録する語句を指定することができるようになっている。また、施設ジャンル指定欄には、登録語句と関連付ける施設ジャンルが表示され、左右に設けられた上下キーにより選択することができるようになっている。
【0262】
そして「登録」ボタンがタッチ入力されると、登録語句指定欄において枠で指定された語句と、施設ジャンル指定欄で指定された施設ジャンルとが、辞書データベースに新規登録されるようになっている。
【0263】
次に、コメント情報の表示方法について図50、51に示した画面表示例に基づいて説明する。
メニュー画面(図示せず)に設けられている嗜好コメント情報表示設定ボタン(図示せず)が入力されると、図50に示した嗜好コメント情報表示設定画面が表示部16に表示される。使用者は、該嗜好コメント情報設定画面を通じて、嗜好語句データベースに登録されている所定回数以上入力された語句を含むコメント情報、及び/又は所定回数以上入力された嗜好語句の施設ジャンルと同じジャンルの施設に関するコメント情報のみを表示させるか否かの設定を行うことができるようになっている。
【0264】
そして、他の端末装置からのコメント情報を受信すると画面上にコメント情報を受信したことを示すコメント情報受信アイコン(図示せず)が表示され、該コメント情報受信アイコンがタッチ入力されると、マイコン11Jは、嗜好コメント情報表示設定がONか否かを判断し、ONと判断すれば、嗜好語句データベースに登録されている所定回数以上入力された語句を含むコメント情報、及び/又は所定回数以上入力された語句の施設ジャンルと同じジャンルの施設に関するコメント情報を表示させる処理を行い、例えば、図51に示したコメント情報表示画面が表示される。図51では、「楽しい」、「おいしい」という語句が所定回数以上入力されている場合のコメント情報の表示例である。一方、嗜好コメント情報表示設定がOFFと判断すれば、受信したコメント情報をすべて表示させる処理を行うようになっている。
【0265】
次に実施の形態(11)に係る端末装置10Jにおけるマイコン11Jの行う嗜好語句情報登録処理動作を図52に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS181では、コメント情報入力指示(すなわち、図49(a)に示したコメント情報入力地点設定画面でのコメント入力地点の指定操作)があったか否かを判断し、コメント情報入力指示がなかったと判断すればステップS181に戻る一方、コメント情報入力指示があったと判断すればステップS182に進む。ステップS182では、図49(b)に示したコメント情報入力画面を表示する処理を行い、その後ステップS183に進む。
【0266】
ステップS183では、コメントが入力されたか否かを判断し、コメントが入力されていないと判断すればステップS183に戻る一方、コメントが入力されたと判断すればステップS184に進む。
【0267】
ステップS184では、入力されたコメント中の語句が辞書データベースに登録されているか否かを判断し、辞書データベースに登録されていないと判断すればステップS186に進む一方、辞書データベースに登録されていると判断すればステップS185に進む。ステップS185では、辞書データベースに登録されているコメント中の語句を嗜好語句データベースに登録する処理を行い、その後ステップS186に進む。なお、この場合、嗜好語句データベースに既に登録されている語句は、入力回数の更新を行い、未登録の語句は、新規登録されるようになっている。
【0268】
ステップS186では、コメント情報入力画面の登録ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、登録ボタンのタッチ入力がなかったと判断すればステップS189に進む一方、登録ボタンのタッチ入力があったと判断すればステップS187に進む。ステップS187では、辞書データベース登録設定画面を表示する処理を行い、その後ステップS188に進む。ステップS188では、辞書データベース登録設定画面を通じて、コメント中の語句を辞書データベースに新規登録する処理を行い、その後ステップS189に進む。
【0269】
ステップS189では、コメント情報入力画面の送信ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、送信ボタンのタッチ入力がなかったと判断すれば処理を終了する一方、送信ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS190に進み、ステップS190では、送信先として指定された端末装置へ入力されたコメント情報を送信する処理を行い、その後処理を終了する。
【0270】
次に実施の形態(11)に係る端末装置10Jにおけるマイコン11Jの行うコメント情報表示処理動作について図53に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS191では、他の端末装置からコメント情報を受信したか否かを判断し、コメント情報を受信していないと判断すればステップS191に戻る一方、コメント情報を受信したと判断すればステップS192に進む。ステップS192では、嗜好コメント情報表示設定がONか否かを判断し、嗜好コメント情報表示設定がONであると判断すればステップS193に進む。
【0271】
ステップS193では、受信したコメント情報の中から嗜好語句データベースに登録されている入力回数NがN回(Nは整数)以上の嗜好語句が含まれているコメント情報と、前記嗜好語句の施設ジャンルと同じジャンルの施設に関するコメント情報とを抽出する処理を行い、その後ステップS194に進む。
【0272】
ステップS194では、受信したコメント情報の中から嗜好語句データベースに登録されている入力回数NがN以上N未満(N>N)の嗜好語句が含まれているコメント情報と、前記嗜好語句の施設ジャンルと同じジャンルの施設に関するコメント情報とを抽出する処理を行い、その後ステップS195に進む。
【0273】
ステップS195では、入力回数NがN回以上の嗜好語句を含むコメント情報と、前記嗜好語句の施設ジャンルと同じジャンルの施設に関するコメント情報とを表示する処理(コメントの色を目立つ色にしたり、文字サイズを大きくしたりして強調表示する処理)を行い、その後ステップS196に進む。
【0274】
ステップS196では、入力回数がN以上N未満の嗜好語句を含むコメント情報と、前記嗜好語句の施設ジャンルと同じジャンルの施設に関するコメント情報とを表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0275】
一方ステップS192において、嗜好コメント情報表示設定がONではないと判断すればステップS197に進む。ステップS197では、通常のコメント表示処理(すなわち、受信したコメント情報を全て表示する処理)を行い、その後処理を終了する。
【0276】
上記実施の形態(11)に係る端末装置10Jによれば、入力されたコメント情報の構成語句の使用頻度に基づいて嗜好語句と、該嗜好語句と関連付けられた地点情報(施設ジャンル)とをランク付けして嗜好語句データベースに登録することができる。また、通信手段21を介して受信したコメント情報の中から嗜好語句データベースに登録された所定回数以上使用された使用頻度の高い嗜好語句を含むコメント情報、及び/又は前記嗜好語句の施設ジャンルと同じジャンルの施設に関するコメント情報を優先的に使用者に提供することができる。
【0277】
次に実施の形態(12)に係る端末装置が採用された情報取得システム1Kについて説明する。但し、センタ端末は、図9に示した実施の形態(2)に係るセンタ端末30Aと同様な構成であるので、同一符号を付してその説明を省略する。
【0278】
図54は、実施の形態(12)に係る端末装置10Kの要部を概略的に示したブロック図である。但し、実施の形態(12)に係る端末装置10Kは、マイコン11K、データ記憶部15F、及び音声認識マイク22を除いて図10に示した端末装置10Aと略同様の構成であるので、その他の構成部品の説明はここでは省略することとする。
【0279】
実施の形態(12)に係る端末装置10Kは、通信手段21(この場合、携帯電話)を使用したハンズフリー通話機能を備えており、音声によるダイヤルアップや通話時の音声を取り込むための音声認識マイク22がマイコン11Kに接続されており、マイコン11Kは、ハンズフリー通話に関する各種制御処理を行うようになっている。
【0280】
データ記憶部15Fには、通信手段21による電話の発着信の履歴情報を記憶するための発着信履歴情報データベースが設けられており、通信手段21を使用した電話の発着信情報が自動的に登録されるようになっている。
【0281】
図55は、発着信履歴情報データベースのデータ構造の一例を示しており、発着信履歴情報データベースは、名前、電話番号、メモ情報、発着信回数、ランク情報を含むデータ項目から構成されている。
【0282】
名前、電話番号、及びメモ情報は、通信手段21(携帯電話)の電話帳メニューにおける個人登録情報を通信手段21から読み込んで登録されるようになっており、発着信回数は、発信又は着信毎に更新された回数が登録されるようになっている。また、ランク情報は、発着信回数に基づいて、上からAランク、Bランク、Cランクにランク付けされた情報が登録されるようになっている。なお、ランク付けは、発着信回数が多い方から上位約3割の登録者がAランク、次の約4割の登録者がBランク、そして下位の約3割の登録者がCランクに設定されるようになっている。
【0283】
マイコン11Kは、発着信履歴情報データベースに登録された発着信回数に基づいて登録相手をランク付けし、ランク別に登録相手の登録情報に関連する情報をセンタ情報の中から抽出し、表示させる処理を行うようになっている。
【0284】
次に、実施の形態(12)に係る端末装置10Kの利用形態を図56、図57(a)、(b)に示した画面表示例に基づいて説明する。
メニュー画面(図示せず)に設けられている発着信履歴ランク別表示設定ボタン(図示せず)が入力されると、図56に示した発着信履歴ランク別表示設定画面が表示部16に表示される。使用者は、該発着信履歴ランク別表示設定画面を通じて、発着信履歴情報データベースに登録された登録者の発着信回数に基づいて設定されたランク別にセンタ情報を表示させるか否かの設定を行うことができるようになっている。
【0285】
図57(a)、(b)は、発着信履歴ランク別嗜好情報の表示部16への表示例を示す図である。
マイコン11Kは、受信したセンタ情報の表示要求を検出し、発着信履歴ランク別表示設定に設定されていると判断すると、受信したセンタ情報の中から発着信履歴情報データベース中のランク情報に基づいて、登録者の情報(名前、電話番号、メモ情報)に関連する情報を抽出し、抽出された情報を表示させる処理を行うようになっており、まず、図57(a)に示したように、抽出されたセンタ情報の見出し一覧表が表示されるようになっている。
【0286】
見出し項目数が画面に納まらない数以上あれば、画面下方に「前へ」、「次へ」ボタンが表示され、一覧表の表示を切り換えることができるようになっている。さらに、一覧表中の各項目の詳細内容が見たい場合には、見たい項目をタッチ入力すると、図57(b)に示した詳細表示画面が表示されるようになっており、この画面を通じて、使用者は詳細内容を参照することができるようになっている。
【0287】
次に実施の形態(12)に係る端末装置10Kにおけるマイコン11Kの行う発着信履歴情報登録処理動作について図58に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS201では、通信手段21(携帯電話)の発信又は着信があったか否かを判断し、携帯電話の発信又は着信がなかったと判断すればステップS201に戻る一方、携帯電話の発信又は着信があったと判断すればステップS202に進む。
【0288】
ステップS202では、発着信情報を発着信履歴情報データベースに登録する処理、すなわち、通信手段21(携帯電話)から電話帳メニュ−の登録情報を読み込んで、名前、電話番号、メモ情報などを登録するとともに、新規の登録相手であれば発着信回数を1にして登録し、すでに登録されている相手であれば発着信回数を更新する処理を行い、その後ステップS203に進む。
【0289】
ステップS203では、発着信履歴情報データベースの発着信回数に基づいて、発着信履歴情報データベース内の登録相手のランク付けを更新登録する処理を行い、その後処理を終了する。
【0290】
次に実施の形態(12)に係る端末装置10Kにおけるマイコン11Kの行う嗜好情報表示処理動作について図59に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、ここでは情報センタ30Aからセンタ情報をすでに受信しているものとして説明する。
【0291】
ステップS211では、センタ情報の表示要求があったか否か(すなわち、センタ情報受信時に画面に表示される情報表示ボタンの入力があったか否か)を判断し、表示要求がなかったと判断すればステップS211に戻る一方、表示要求があったと判断すればステップS212に進む。ステップS212では、発着信履歴ランク別表示設定がONか否かを判断し、発着信履歴ランク別表示設定がONであると判断すればステップS213に進む。
【0292】
ステップS213では、Aランク(最も高いランク)の登録相手の登録情報(名前、電話番号、メモ情報の語句など)に関連する情報(Aランク情報)をセンタ情報の中から抽出する処理を行い、その後ステップS214に進む。ステップS214では、抽出されたAランク情報の数が所定数以上か否かを判断し、所定数以上であると判断すればステップS215に進む。ステップS215では、抽出されたAランク情報を図59(a)、(b)に示した形態で表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0293】
一方、ステップS214において、Aランク情報が所定数以上ではないと判断すればステップS216に進む。ステップS216では、Bランクの登録相手の登録情報に関連する情報(Bランク情報)をセンタ情報の中から抽出する処理を行い、その後ステップS217に進む。ステップS217では、抽出されたA、Bランク情報(Aランク及びBランクの登録相手の登録情報に関連する情報)の数が所定数以上であるか否かを判断し、所定数以上であると判断すればステップS218に進む。ステップS218では、抽出されたA、Bランク情報を図59(a)、(b)と同様な形態で表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0294】
一方、ステップS217において、A、Bランク情報が所定数以上ではないと判断すればステップS219に進む。ステップS219では、Cランクの登録相手の登録情報に関連する情報(Cランク情報)をセンタ情報の中から抽出する処理を行い、その後ステップS220に進む。ステップS220では、抽出されたA、B、Cランク情報(A、B、及びCランクの登録相手の登録情報に関連する情報)を図59(a)、(b)と同様な形態で表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0295】
一方、ステップS212において、発着信履歴ランク別表示設定がONではないと判断すればステップS221に進む。ステップS221では、センタ情報の通常表示処理を行い、その後処理を終了する。
【0296】
上記実施の形態(12)に係る端末装置10Kによれば、通信手段21から読み取った発着信相手の情報と、該発着信相手の発着信回数に応じてランク付けされた情報とを使用者の嗜好情報として発着信履歴情報データベースに登録することができる。また、センタ情報の中から発着信相手の登録情報に関連する情報がランク毎に抽出されるので、ランクの高い着発信相手の登録情報に関連する情報から優先的に使用者に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る端末装置が採用された情報取得システムを概略的に示したブロック図である。
【図2】情報センタの施設情報データベースのデータ構造を説明するための図である。
【図3】実施の形態(1)に係る端末装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図4】表示部に表示される嗜好施設情報登録画面の表示例を示す図である。
【図5】(a)、(b)は、表示部に表示される使用者の嗜好施設情報の表示例を示す図である。
【図6】実施の形態(1)に係る端末装置におけるマイコンの行う嗜好施設登録処理動作を示したフロ−チャ−トである。
【図7】実施の形態(1)に係る端末装置におけるマイコンの行う表示処理動作を示したフロ−チャ−トである。
【図8】表示部に表示される嗜好施設情報表示画面の別の表示例を示す図である。
【図9】実施の形態(2)に係る端末装置が採用された情報取得システムを概略的に示したブロック図である。
【図10】実施の形態(2)に係る端末装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図11】(a)、(b)は、実施の形態(2)に係る端末装置における嗜好施設情報の表示形態を説明するための画面表示例を示す図である。
【図12】実施の形態(2)に係る情報取得システムにおける端末装置と情報センタとの行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。
【図13】表示部に表示される嗜好施設情報設定画面の表示例を示す図である。
【図14】表示部に表示されるユーザ嗜好施設順位登録画面の表示例を示す図である。
【図15】表示部に表示される嗜好施設分類条件設定画面の表示例を示す図である。
【図16】データ記憶部に記憶される履歴情報テーブルのデータ構造を説明するための図である。
【図17】データ記憶部に記憶される嗜好施設順位テーブルAのデータ構造を説明するための図である。
【図18】データ記憶部に記憶される嗜好施設順位テーブルBのデータ構造を説明するための図である。
【図19】(a)、(b)は、実施の形態(3)に係る端末装置における嗜好施設情報の表示形態を説明するための画面表示例を示す図である。
【図20】実施の形態(3)に係る端末装置におけるマイコンの行う施設情報登録処理動作を示したフロ−チャ−トである。
【図21】実施の形態(3)に係る情報取得システムにおける端末装置と情報センタとの行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。
【図22】表示部に表示される嗜好施設情報表示画面の表示例を示す図である。
【図23】実施の形態(4)に係る情報取得システムにおける端末装置と情報センタとの行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。
【図24】表示部に表示される嗜好施設情報表示画面の表示例を示す図である。
【図25】表示部に表示される不要アドレス情報登録画面の表示例を示す図である。
【図26】実施の形態(5)に係る情報取得システムにおける端末装置と情報センタとの行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。
【図27】表示部に表示される嗜好施設情報表示画面の表示例を示す図である。
【図28】実施の形態(6)に係る情報取得システムにおける端末装置と情報センタとの行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。
【図29】情報センタの施設情報データベースのデータ構造の一部を説明するための図である。
【図30】表示部に表示される嗜好施設情報表示画面の表示例を示す図である。
【図31】表示部に表示される施設ジャンル名登録画面の表示例を示す図である。
【図32】表示部に表示されるオリジナル施設ジャンル名入力画面の表示例を示す図である。
【図33】実施の形態(7)に係る端末装置におけるマイコンの行う施設ジャンル名登録処理動作を示したフロ−チャ−トである。
【図34】実施の形態(7)に係る情報取得システムにおける端末装置と情報センタとの行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。
【図35】データ記憶部に記憶される嗜好情報データベースAのデータ構造の一例を説明するための図である。
【図36】(a)、(b)は、実施の形態(8)に係る端末装置における嗜好施設情報の表示形態を説明するための画面表示例を示す図である。
【図37】実施の形態(8)に係る端末装置におけるマイコンの行う嗜好施設情報登録処理動作を示したフローチャートである。
【図38】実施の形態(8)に係る端末装置におけるマイコンの行う施設情報表示処理動作を示したフローチャートである。
【図39】データ記憶部に記憶される嗜好情報データベースBのデータ構造の一例を説明するための図である。
【図40】表示部に表示される表示時間ランク別表示設定画面の表示例を示す図である。
【図41】(a)、(b)は、実施の形態(9)に係る端末装置における嗜好施設情報の表示形態を説明するための画面表示例を示す図である。
【図42】実施の形態(9)に係る端末装置におけるマイコンの行う嗜好施設情報登録・表示処理動作を示したフローチャートである。
【図43】データ記憶部に記憶される目的地情報データベースのデータ構造の一例を説明するための図である。
【図44】表示部に表示される目的地ランク別表示設定画面の表示例を示す図である。
【図45】(a)、(b)は、実施の形態(10)に係る端末装置における嗜好施設情報の表示形態を説明するための画面表示例を示す図である。
【図46】実施の形態(10)に係る端末装置におけるマイコンの行う目的地情報登処理動作を示したフローチャートである。
【図47】実施の形態(10)に係る端末装置におけるマイコンの行う施設情報表示処理動作を示したフローチャートである。
【図48】データ記憶部に記憶される嗜好語句データベースのデータ構造の一例を説明するための図である。
【図49】表示部に表示される設定・入力画面の表示例を示す図であり、(a)はコメント情報入力地点設定画面、(b)はコメント情報入力画面、(c)は辞書データベース登録設定画面を示している。
【図50】表示部に表示される嗜好コメント情報表示設定画面の表示例を示す図である。
【図51】実施の形態(11)に係る端末装置における嗜好コメント情報の表示形態を説明するための画面表示例を示す図である。
【図52】実施の形態(11)に係る端末装置におけるマイコンの行うコメント情報の入力・登録・送信処理動作を示したフローチャートである。
【図53】実施の形態(11)に係る端末装置におけるマイコンの行うコメント情報表示処理動作を示したフローチャートである。
【図54】実施の形態(12)に係る端末装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図55】データ記憶部に記憶される発着信履歴情報データベースのデータ構造の一例を説明するための図である。
【図56】表示部に表示される発着信履歴ランク別表示設定画面の表示例を示す図である。
【図57】(a)、(b)は、実施の形態(12)に係る端末装置における嗜好情報の表示形態を説明するための画面表示例を示す図である。
【図58】実施の形態(12)に係る端末装置におけるマイコンの行う発着信履歴情報登録処理動作を示したフローチャートである。
【図59】実施の形態(12)に係る端末装置におけるマイコンの行う嗜好情報表示処理動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10、10A〜10K 端末装置
11、11A〜11K マイコン
15、15A〜15F データ記憶部
20 情報受信装置
21 通信手段
30、30A〜30F 情報センタ

Claims (21)

  1. センタ端末から配信される各種情報を取得する情報取得手段を備えた端末装置において、
    使用者の嗜好情報を記憶するための嗜好情報記憶手段と、
    該嗜好情報記憶手段に記憶されている前記嗜好情報に基づいて、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当する情報を抽出する情報抽出手段と、
    該情報抽出手段により抽出された情報を出力する情報出力手段とを備えていることを特徴とする端末装置。
  2. 前記嗜好情報を設定するための嗜好情報設定手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当しない情報を削除することにより前記嗜好情報に該当する情報の抽出を行うものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の端末装置。
  4. 前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された情報を表示出力する表示出力手段を含むものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の端末装置。
  5. 前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された情報を音声出力する音声出力手段をさらに含むものであることを特徴とする請求項4記載の端末装置。
  6. 少なくとも移動地点情報とその日時情報とを含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    該履歴情報記憶手段により記憶された前記履歴情報に基づいて使用者の嗜好情報を作成する第1の嗜好情報作成手段と、
    該第1の嗜好情報作成手段により作成された前記嗜好情報を前記嗜好情報記憶手段に登録する第1の嗜好情報登録手段とを備え、
    前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当する情報を抽出するものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の端末装置。
  7. 前記第1の嗜好情報作成手段が、時間帯別、曜日別、及び/又は地図エリア別に前記嗜好情報を作成するものであることを特徴とする請求項6記載の端末装置。
  8. 前記第1の嗜好情報作成手段が、各移動地点における滞在時間の長さに基づいて前記嗜好情報を作成するものであり、
    前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から滞在時間の長い移動地点周辺の情報を、該滞在時間の長い移動地点からの距離に応じてランク付けして抽出するものであることを特徴とする請求項6記載の端末装置。
  9. 前記第1の嗜好情報作成手段が、各移動地点における滞在時間の長さに基づいて前記嗜好情報を作成するものであり、
    前記情報抽出手段が、滞在時間の長い移動地点での滞在時間帯に基づいて、前記各種情報の中から前記滞在時間の長い移動地点周辺の情報をランク付けして抽出するものであることを特徴とする請求項6記載の端末装置。
  10. 前記各種情報が表示される時間を単位情報毎に計時する表示時間計時手段と、
    該表示時間計時手段により計時された単位情報毎の表示時間に基づいて、該表示時間の長さに応じてランク付けされた使用者の嗜好情報を作成する第2の嗜好情報作成手段と、
    該第2の嗜好情報作成手段により作成された前記嗜好情報を前記嗜好情報記憶手段に登録する第2の嗜好情報登録手段とを備え、
    前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当する情報をランク順に抽出するものであることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の端末装置。
  11. 少なくとも目的地設定回数を含む目的地情報を記憶する目的地情報記憶手段と、
    該目的地情報記憶手段により記憶された目的地情報の目的地設定回数に基づいてランク付けされた使用者の嗜好情報を作成する第3の嗜好情報作成手段と、
    該第3の嗜好情報作成手段により作成された前記嗜好情報を前記嗜好情報記憶手段に登録する第3の嗜好情報登録手段とを備え、
    前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記嗜好情報に該当する地点のランクに応じて設定された所定エリア内の情報を抽出するものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の端末装置。
  12. 地図上の任意の地点に対するコメント情報を入力するためのコメント情報入力手段と、
    該コメント情報入力手段を介して入力されたコメント情報を他の端末装置へ送信するコメント情報送信手段と、
    他の端末装置から送信されたコメント情報を受信するコメント情報受信手段と、
    前記コメント情報の構成語句とその地点情報とを関連付けて記憶するコメント情報記憶手段と、
    前記コメント情報入力手段を介して入力されたコメント情報の構成語句の使用頻度に応じてランク付けされた使用者の嗜好情報を作成する第4の嗜好情報作成手段と、
    該第4の嗜好情報作成手段により作成された前記嗜好情報を前記嗜好情報記憶手段に登録する第4の嗜好情報登録手段とを備え、
    前記情報抽出手段が、前記コメント情報受信手段で受信したコメント情報の中から使用頻度の高い語句を含むコメント情報、及び/又は前記語句と関連付けられた地点に関連する情報を抽出するものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の端末装置。
  13. 少なくとも発着信回数を含む電話の発着信履歴情報を記憶する発着信履歴情報記憶手段と、
    該発着信履歴情報記憶手段により記憶された発着信相手の情報と、該発着信相手の発着信回数に応じてランク付けされた情報とを使用者の嗜好情報として前記嗜好情報記憶手段に登録する第5の嗜好情報登録手段とを備え、
    前記情報抽出手段が、前記各種情報の中から前記発着信相手の登録情報に関連する情報をランク毎に抽出するものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の端末装置。
  14. 前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含み、該施設情報が、前記センタ端末側で決められた所定の施設ジャンル順に配列されているものであり、
    前記嗜好情報設定手段が、使用者が嗜好する施設ジャンルの順位を設定するためのものであり、
    前記情報抽出手段が、前記施設情報の中から前記嗜好情報設定手段で設定された施設ジャンルの情報を抽出するものであり、
    前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された前記情報を使用者の嗜好施設ジャンル順に並び替えて出力するものであることを特徴とする請求項2記載の端末装置。
  15. 前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含み、該施設情報が、前記センタ端末側から施設ジャンル別に配信されてくるものであり、
    前記嗜好情報設定手段が、使用者が嗜好する施設ジャンルを設定するためのものであり、
    前記情報抽出手段が、前記施設情報の施設ジャンルと前記嗜好情報設定手段で設定された前記施設ジャンルとが一致した場合にこれら情報を抽出して記憶させるものであり、
    前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出して記憶された前記情報を出力するものであることを特徴とする請求項2記載の端末装置。
  16. 前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含み、該施設情報が、施設に関する付加情報を含むものであり、
    前記嗜好情報設定手段が、使用者が不要とする情報を設定するためのものであり、
    前記情報抽出手段が、前記付加情報の中に使用者が不要とする前記情報が含まれる施設情報を抽出して破棄させるものであり、
    前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により破棄されなかった施設情報を出力するものであることを特徴とする請求項2記載の端末装置。
  17. 前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含み、該施設情報が、通信ネットワーク上のアドレス情報を含むものであり、
    前記嗜好情報設定手段が、使用者が嗜好する施設ジャンルを設定するためのものであり、
    前記情報抽出手段が、前記施設情報の中から前記嗜好情報設定手段で設定された前記施設ジャンルと一致する施設のアドレス情報を抽出して記憶させるものであり、
    前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出して記憶された前記アドレス情報を出力するものであることを特徴とする請求項2記載の端末装置。
  18. 前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含むものであり、
    前記嗜好情報設定手段が、使用者が嗜好する施設ジャンルを設定するためのものであり、
    前記情報抽出手段が、前記施設情報の中から表示エリア内の前記嗜好情報設定手段で設定された前記施設ジャンルの情報を抽出するものであり、
    前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された前記表示エリア内の前記情報を出力するものであることを特徴とする請求項2記載の端末装置。
  19. 前記嗜好情報設定手段が、施設情報を抽出する地点を設定するための情報抽出地点設定手段を備え、
    前記情報抽出手段が、前記施設情報の中から前記情報抽出地点設定手段を介して設定された地点近辺の表示エリア内の前記情報を抽出するものであることを特徴とする請求項19記載の端末装置。
  20. 前記各種情報が、少なくともある地点近辺の施設情報を含み、該施設情報が、前記センタ端末側で決められた施設ジャンルコードで管理されているものであり、
    前記嗜好情報設定手段が、使用者が嗜好する施設ジャンルを設定するためのものであり、
    前記情報抽出手段が、前記施設ジャンルコードを判別するコード判別手段を備え、該コード判別手段により前記施設情報に含まれる施設ジャンルを判別し、判別された施設ジャンルの中から前記嗜好情報設定手段で設定された前記施設ジャンルの情報を抽出するものであり、
    前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された前記情報を出力するものであることを特徴とする請求項2記載の端末装置。
  21. 前記施設ジャンルコードの施設ジャンル名を登録するための施設ジャンル名登録手段を備え、
    前記情報出力手段が、前記情報抽出手段により抽出された前記情報を前記施設ジャンル名登録手段を介して登録された施設ジャンル名で出力するものであることを特徴とする請求項20記載の端末装置。
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