JP4230134B2

JP4230134B2 - 通信型ナビゲーションシステム

Info

Publication number: JP4230134B2
Application number: JP2001237286A
Authority: JP
Inventors: 正俊江尻
Original assignee: Alpine Electronics Inc
Current assignee: Alpine Electronics Inc
Priority date: 2001-08-06
Filing date: 2001-08-06
Publication date: 2009-02-25
Anticipated expiration: 2021-08-06
Also published as: JP2003050135A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信型ナビゲーションシステムに係り、特に、情報センタとの通信を行い、情報センタで車載ナビゲーション装置からの目的地設定情報に応じて目的地までの経路を探索し、探索された誘導経路情報を車載ナビゲーション装置へ送信するナビゲーションシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、通信型ナビゲーションシステムとしては、車両に搭載されるナビゲーション装置と、基地局（情報センタ）に設置される地図情報装置とに無線通信装置を接続しておき、車両のナビゲーション装置から車両位置と目的地位置をセンタへ送信し、センタにおいて目的地までの誘導経路を探索して誘導経路情報を車両のナビゲーション装置へ送信し、車両のナビゲーション装置では、受信した誘導経路情報に基づいて目的地までの経路案内を行うものが知られている。
【０００３】
また、車両のナビゲーション装置から情報センタへ施設検索要求を送り、センタでは、車載ナビゲーション装置からの施設検索要求に応じて、対象となる施設をデータベースから検索し、検索結果を車両側に送信することも考えられている。車両側では、受信した施設検索結果の中から所望の施設を選択して目的地に設定したりする。車両側で、目的地として施設が選択されると、センタへ目的地設定情報を送信し、センタでは目的地までの誘導経路を探索し、探索した誘導経路情報を車両側に送信する。車両側では、受信した誘導経路情報に基づいて、目的地までの経路案内を行うようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の通信型ナビゲーションシステムでは、目的地を設定する場合に、情報センタへ施設検索等の検索要求信号を送り、情報センタから送られてくる検索結果のリストの中から目的地を選択して設定していた。明確に目的地が決まっている場合には、住所や施設名、電話番号等により検索を行って目的地を設定すればよいが、目的地が明確に決まっていない場合には、例えば、ジャンルを指定してセンタに検索要求を行い、センタで指定されたジャンルに属する施設を検索し、検索された結果を車両側に送り、検索された複数の施設の中から一つを選択して目的地に設定していた。この場合、検索された施設は、例えば、施設名の五十音順や、車両位置から近い順に検索結果が示されるようになっている。
【０００５】
この場合、利用者はジャンル検索で検索された施設の中から一つを選択する際に、車両位置からの距離やその他の施設情報を参照して、目的地に設定する施設を決定していた。検索された施設での目的地設定頻度が高い施設（複数の利用者が目的地として設定した施設）、つまり、人気のある施設が検索結果の上位にあった方が、利用者にとって便利である。
【０００６】
目的の施設等が明確に決まっていない場合、例えば、ある地域のレジャー施設を検索する場合、従来であると、車両側から情報センタへ車両位置とジャンルを「レジャー施設」として検索要求を送信する。情報センタでは、車両位置の地域において、レジャー施設を検索し、検索結果を車両側に送信する。この際、検索された複数の施設は、施設名の五十音順や、車両位置からの距離順とされるのが一般的である。検索された施設が多数ある場合は、その中から目的施設を選択することは容易なことではなかった。多数の人が利用する施設を優先して検索結果を提供するようにすれば、利用者は、多くの人が利用している施設を知ることができ、目的地を決定する際に便利である。
【０００７】
以上から本発明の目的は、施設検索を行う際に、利用頻度の高い施設順に検索結果を取得することのできる通信型ナビゲーションシステムを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明によれば、車載ナビゲーション装置からの施設検索要求や誘導経路情報要求に応じて、情報センタで施設検索や経路探索を行い、施設検索結果や誘導経路情報を車載ナビゲーション装置へ送信する通信型ナビゲーションシステムにおいて、前記情報センタには、施設毎の目的地設定頻度を記憶する施設データベースと、前記施設の位置情報を含む地図情報を記憶する地図データベースと、前記車載ナビゲーション装置との通信を行う通信部と、前記車載ナビゲーション装置からの施設検索要求に応じて、前記施設データベースから目的地設定頻度の高い順に施設を検索する施設検索部と、前記車載ナビゲーション装置からの誘導経路情報要求に応じて、目的地までの誘導経路を探索する経路探索部と、前記車載ナビゲーション装置からの誘導経路情報要求により前記施設データベースに記憶された施設が目的地とされたときに、目的地に設定された施設の目的地設定頻度を更新する施設データベース更新部とを備え、車載ナビゲーション装置には、前記情報センタとの通信を行う通信部と、目的地を設定する目的地設定部と、該目的地設定部により設定された目的地までの誘導経路情報を前記情報センタへ要求する誘導経路情報要求部と、施設検索するジャンルを設定する検索ジャンル設定部と、該検索ジャンル設定部により設定されたジャンルに属する施設情報を前記情報センタへ要求する施設検索要求部と、前記情報センタからの検索施設結果を表示する表示部と、前記情報センタからの誘導経路情報に基づいて目的地までの案内を行う経路案内部とを備えた通信型ナビゲーションシステムにより達成される。
【０００９】
すなわち、以上のように構成すれば、車両から情報センタへ施設検索要求を行うと、情報センタでは、検索要求に応じて施設データベースを検索して利用頻度の高い施設順に検索結果を車両に送ると共に、施設データベースの目的地に設定された施設の利用頻度を更新することができ、車載ナビゲーション装置では、利用頻度の高い施設を容易に知ることができる。
【００１０】
また、上記課題は本発明によれば、車載ナビゲーション装置との通信を行う通信手段と、施設情報を含む地図データを記憶する地図データベースと、施設毎に目的地設定頻度を記憶する施設データベースと、車載ナビゲーション装置からの施設検索要求に応じて、前記地図データベースと前記施設データベースを参照して車両位置周辺の目的地設定頻度の高い施設の順に検索する施設検索手段と、車載ナビゲーション装置からの目的地設定要求に応じて、前記施設データベースの施設の目的地設定頻度を更新するデータベース更新手段とを備え、前記施設検索手段により検索された施設情報を、前記通信手段により車載ナビゲーション装置へ送信するとともに、前記データベース更新手段により施設の目的地設定頻度を更新する情報センタにより達成される。
【００１１】
すなわち、以上のように構成すれば、情報センタでは、車載ナビゲーション装置からの誘導経路要求に応じて、施設毎の目的地設定頻度を更新することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の通信型ナビゲーションシステムの概略構成を示す図である。１は情報センタ、２は車両、３は電話回線網である。情報センタ１には、車両２との通信を行う通信部１１、地図データベース１２、施設データベース１３、情報センタ1全体の制御を行う情報センタ制御部１４を備えている。情報センタ制御部１４には、車両２からの施設検索要求や誘導経路探索要求に応じて地図データベース１２、施設データベース１３を参照して誘導経路の探索を行う経路探索部１５と施設の検索を行う施設検索部１６を備えている。
【００１３】
車両２には、情報センタ１との通信を行う通信部２１、ナビゲーション装置２２を備えている。利用者が車両２のナビゲーション装置２２を操作して目的地設定を行うと、車載ナビゲーション装置２２は、車両位置と目的地位置を含む誘導経路情報要求信号を通信部２１から電話回線網３を介して情報センタ１へ送信する。
【００１４】
情報センタ１に備えられた施設データベース１３には、ジャンル毎に施設の情報を記憶するものであり、また、各施設毎に目的地として設定された頻度を記憶している。また、施設データベース１３に記憶されている施設の位置情報は地図データベース１２に対応づけられて記憶されている。車両２から送信された誘導経路情報要求信号に応じて、情報センタ制御部１４の経路探索部１５は、地図データベース１２を参照して、車両位置から目的地までの経路を探索し、探索した誘導経路情報を通信部１１、電話回線網３を介して車両２へ送信する。また、目的地設定された施設が施設データベース１３に記憶されている施設である場合には、施設データベース１３のその施設の目的地設定頻度を増加するように更新する。また、施設毎の目的地設定頻度は所定期間内（例えば、過去１ヶ月）に目的地として設定された回数を記憶するようにしてもよい。
【００１５】
図２は、本発明の車載ナビゲーション装置の構成を示す図である。２１はセンタとの通信を行うための通信部、２３は地図情報を記憶する地図情報メモリ、２４はセンタから受信した目的地までの誘導経路情報を記憶する誘導経路メモリ、２５は車両位置を検出する位置検出部であり、ジャイロセンサ、距離センサ、ＧＰＳ受信機等を備えている。２６はナビゲーション装置全体を制御する制御部、２７は地図画像を表示したり、各種メニューを表示するための表示部、２８は目的地設定操作、施設検索指示操作等を行う操作部、２９は誘導経路メモリ２４に記憶された誘導経路情報に基づいて経路案内を行う経路案内部である。
【００１６】
利用者が目的地を設定する場合、操作部２８を操作して、表示部２７に目的地設定メニューを表示させて、例えば、目的地の電話番号を入力する。目的地の電話番号が入力されると、制御部２６は入力された電話番号と、位置検出部２５で検出した車両位置と共に目的地までの誘導経路情報の要求信号を送る。情報センタ１では、車両２からの目的地設定要求と、車両２の現在位置、目的施設の電話番号情報に基づいて、地図データベース１２、施設データベース１３を参照して、目的地施設を特定し、車両位置から目的施設までの誘導経路を探索する。目的地までの誘導経路が探索されたら、要求信号を送ってきた車両２に対して、探索した誘導経路情報を送信する。車両２では、制御部２６は情報センタ１から送信されてきた目的地までの誘導経路情報を誘導経路メモリ２４に記憶し、経路案内部２９はこの誘導経路情報に基づいて目的地までの案内を行う。また、目的地を設定するには、電話番号ばかりでなく、目的地の住所を入力したり、目的施設の名称を入力したり、目的地の経度緯度を直接入力することにより目的地設定を行うこともできる。
【００１７】
さらに、目的地が明確に決まっていないような場合には、施設検索を行い、検索結果の中から目的地を選択することができる。利用者が操作部２８を操作して、情報センタ１に対してジャンル要求を行い、情報センタ１からジャンルのリストを取得する。ナビゲーション装置２２では、受信したジャンルリストを表示部２７に表示し、利用者はこのジャンルリストの中から検索したいジャンルを指定して、検索要求を情報センタ１へ送信する。
【００１８】
情報センタ１では、車両２からの施設検索要求に応じて、施設検索部１６が施設データベース１３、および、地図データベース１２を参照して、車両から送られてくる車両位置から所定距離内に位置する施設を検索する。施設データベース１３には、各施設毎に目的地設定頻度が対応づけられて記憶されている。この目的地設定頻度の高い順に、検索結果を並べ替えて車両側に送信する。車両２では、検索結果を受信すると、制御部２６が表示部２７に検索結果を目的地設定頻度の高い施設の順に表示し、利用者はこの検索結果の中から目的地を選択することができる。
【００１９】
図３は、情報センタ１に備えられた施設データベース１３の説明図である。同図に示すように、ジャンル毎に施設に関する情報が記憶されており、各施設に対して、施設の位置情報である緯度、経度、目的地設定頻度が対応づけられて記憶されている。目的地設定頻度は、各車両からの目的地設定（誘導経路情報要求）がされる度に更新される。
【００２０】
図４は、ジャンルを指定して施設検索を行う際の表示例を示すものである。利用者が操作部２８を操作することで、ジャンル検索を情報センタ１へ要求すると、情報センタ１からジャンル検索のリストが送られてくる。車載ナビゲーション装置２２の制御部２６は、図４（ａ）に示すように受信したジャンルリストを表示部２７に表示する。図４（ａ）において、ＤＳＰは表示画面、ＪＬＳＴはジャンルリスト、ＣＲはカーソル、ＵＫ、ＤＫはリストのページ切り替えを行うためのキー表示である。利用者が図４（ａ）に示されるジャンルリストの中から、検索対象とするジャンルにカーソルを合わせ決定キーを押すことで、ジャンル検索要求を行う。このとき、検索地域を指定するようにしてもよい。地域の指定のない場合には、車両位置から所定距離以内（例えば３０ｋｍ以内）を検索対象にする。
【００２１】
情報センタ１において、車両２から送信されるジャンル検索要求信号を受信すると、施設検索部１６が施設データベース１３を参照して指定された地域において指定されたジャンルに属する施設を検索し、目的地設定頻度の高い施設順に並び替えて検索結果を車両へ送信する。車両２では、受信した検索結果を図４（ｂ）に示すように、目的地設定頻度の高い施設順に表示部２７にリスト表示する。
【００２２】
利用者は、図４（ｂ）に示す施設検索結果リストＲＬＳＴの中から所望の施設にカーソルＣＫを移動して決定キーを押すことで選択する。施設を選択すると、図４（ｃ）に示すように、その施設の詳細情報を表示させるか、目的地設定をするかを選択する表示を行う。詳細情報が選択された場合、情報センタ１へ詳細情報要求信号を送信して、施設データベース１３より施設の詳細情報を取得し表示させる。目的地設定が選択された場合には、情報センタ１へ目的地設定信号を送信し、車両位置から目的地までの誘導経路情報を取得し、誘導経路メモリ２４に記憶する。その後、経路案内部２９が誘導経路メモリ２４に記憶された誘導経路情報に基づいて目的地までの経路案内を行う。
【００２３】
図５は本発明の通信ナビゲーションシステムのジャンル検索を行う際の車載ナビゲーション装置側の動作フローを示す図である。
まず、利用者が操作部２８を操作することによりジャンル検索要求を行うと、制御部２６は、情報センタ１に対して検索ジャンルリストの要求信号を送信する（ステップＳ１０１）。情報センタ１からのジャンルリストの受信を待機し（ステップＳ１０２）、ジャンルリストを受信したら、表示部２７にジャンルリストを表示させる（ステップＳ１０３）。
【００２４】
次に、利用者が操作部２８を操作して、表示部２７に表示されたジャンルリストの中から検索対象とするジャンルを選択する。制御部２６は、検索ジャンルが選択されたか否かを判断し（ステップＳ１０４）、検索ジャンルが選択された場合には、情報センタ１に、車両位置および検索ジャンルと共に施設検索要求信号を送信する（ステップＳ１０５）。
【００２５】
次に、情報センタ１からの検索結果を受信するまで待機し（ステップＳ１０６）、検索結果を受信したら検索結果を表示部２７にリスト表示させる（ステップＳ１０７）。検索結果がリスト表示されたら、利用者は操作部２８を操作してリストの中から所望の施設を選択する。制御部２６は、リストから施設が選択されたか否かを判断し（ステップＳ１０８）、リストから所望の施設が選択されたら、制御部２６は選択された施設を目的地とした誘導経路情報要求信号を通信部２１を介して情報センタ１へ送信する（ステップＳ１０９）。
【００２６】
その後、情報センタ１からの目的地までの誘導経路情報を受信するのを待機し（ステップＳ１１０）、誘導経路情報を受信したら、誘導経路メモリ２４に誘導経路情報を記憶すると共に、該誘導経路情報に基づいて経路案内部２９は目的地までの経路案内を行う（ステップＳ１１１）。
【００２７】
図６は情報センタ側での動作を示すフロー図である。
情報センタ１では、情報センタ制御部１４が車両２からのジャンル検索要求信号を受信したか否かを判断し（ステップＳ２０１）、ジャンル検索要求信号が受信されない場合、誘導経路情報要求信号を受信したか否かを判断する（ステップＳ２０２）。ステップＳ２０２で、誘導経路要求信号が受信されない場合には、そのまま処理を終了する。
【００２８】
ステップＳ２０１でジャンル検索要求信号を受信した場合、施設検索部１５は施設データベース１３、地図データベース１２を参照して、車両位置から所定範囲内で指示されたジャンルに属する施設を目的地設定頻度の高い順に検索する（ステップＳ２０３）。施設データベース１３には、前述のように施設毎に過去所定期間内に目的地として設定された回数が対応付けられて記憶されている。施設検索部１５は、指定されたジャンルに属する施設の中で、目的地設定頻度の高い順に並べ替えて、ステップＳ２０３で検索した検索結果を車両２へ送信する（ステップＳ２０４）。
【００２９】
ステップＳ２０２で誘導経路要求信号を受信した場合、情報センタ制御部１４は施設データベース１３に記憶されている該当の施設の目的地設定頻度を増加し（ステップＳ２０５）、経路探索部１４は地図データベース１２を参照して車両位置から目的地までの誘導経路を探索する（ステップＳ２０６）。
【００３０】
そして、情報センタ制御部１４は、ステップＳ２０６で探索した車両位置から目的地までの誘導経路情報を車両２へ送信する（ステップＳ２０７）。
【００３１】
以上のようにすれば、車両から情報センタへ施設検索を要求したときに、利用頻度の高い施設順に検索結果を取得して表示することができる。また、センタでは、車両からの目的地設定（誘導経路要求）に応じて、施設データベースに記憶されている各施設の目的地設定頻度情報を変更することができる。
【００３２】
尚、上記実施例においては、施設検索の際にジャンルだけを指定して車両位置から所定範囲内を検索するようにしたが、ジャンルを指定すると共に検索する地域を指定するようにしてもよい。
【００３３】
また、上記実施例においては、施設検索時に検索ジャンルのリストを情報センタから車載ナビゲーション装置へ送信してジャンルのリストを表示するようにしたが、ジャンルリストは車載ナビゲーション装置に予め記憶しておくようにすることも可能である。
【００３４】
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【００３５】
【発明の効果】
以上本発明によれば、車載ナビゲーション装置からの誘導経路要求が情報センタへ送られると、情報センタでは車両位置から目的地までの誘導経路を探索すると共に目的地に設定された施設毎の目的地設定頻度を更新し、車載ナビゲーション装置から施設検索要求が送られると、情報センタでは利用頻度の高い施設順に検索結果を車載ナビゲーション装置へ送信するようにしたから、明確に目的地を決めていないような場合に、多数の人が利用しているであろう施設の順に検索結果を表示することができ、目的地を決定する際に便利である。
【００３６】
また、本発明によれば、車載ナビゲーション装置からの目的地設定信号に応じて、情報センタでは、施設データベースの施設の目的地設定頻度を更新するようにしたから、容易に施設データベースを更新することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の通信型ナビゲーションシステムの概略構成図である。
【図２】車載ナビゲーション装置の構成図である。
【図３】情報センタの施設データベースの説明図である。
【図４】施設検索時のナビゲーション装置の表示例を示す図である。
【図５】施設検索を行う際の車載ナビゲーション装置側の動作フローを示す図である。
【図６】情報センタ側の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
１・・・情報センタ
２・・・車両
１１、２１・・・通信部
１２・・・地図データベース
１３・・・施設データベース
１４・・・情報センタ制御部
１５・・・経路探索部
１６・・・施設検索部
２２・・・ナビゲーション装置

Claims

車載ナビゲーション装置からの施設検索要求や誘導経路情報要求に応じて、情報センタで施設検索や経路探索を行い、施設検索結果や誘導経路情報を車載ナビゲーション装置へ送信する通信型ナビゲーションシステムにおいて、
前記情報センタには、
施設毎の目的地設定頻度を記憶する施設データベースと、
前記施設の位置情報を含む地図情報を記憶する地図データベースと、
前記車載ナビゲーション装置との通信を行う通信部と、
前記車載ナビゲーション装置からの施設検索要求に応じて、前記施設データベースから目的地設定頻度の高い順に施設を検索する施設検索部と、
前記車載ナビゲーション装置からの誘導経路情報要求に応じて、目的地までの誘導経路を探索する経路探索部と、
前記車載ナビゲーション装置からの誘導経路情報要求により前記施設データベースに記憶された施設が目的地とされたときに、目的地に設定された施設の目的地設定頻度を更新する施設データベース更新部とを備え、
車載ナビゲーション装置には、
前記情報センタとの通信を行う通信部と、
目的地を設定する目的地設定部と、
該目的地設定部により設定された目的地までの誘導経路情報を前記情報センタへ要求する誘導経路情報要求部と、
施設検索するジャンルを設定する検索ジャンル設定部と、
該検索ジャンル設定部により設定されたジャンルに属する施設情報を前記情報センタへ要求する施設検索要求部と、
前記情報センタからの検索施設結果を表示する表示部と、
前記情報センタからの誘導経路情報に基づいて目的地までの案内を行う経路案内部とを備えたことを特徴とする通信型ナビゲーションシステム。
車載ナビゲーション装置との通信を行う通信手段と、
施設情報を含む地図データを記憶する地図データベースと、
施設毎に目的地設定頻度を記憶する施設データベースと、
車載ナビゲーション装置からの施設検索要求に応じて、前記地図データベースと前記施設データベースを参照して目的地設定頻度の高い施設の順に検索する施設検索手段と、
車載ナビゲーション装置からの目的地設定要求に応じて、前記施設データベースの施設の目的地設定頻度を更新するデータベース更新手段とを備え、
前記施設検索手段により検索された施設情報を前記通信手段により車載ナビゲーション装置へ送信するとともに、前記データベース更新手段により施設の目的地設定頻度を更新することを特徴とする情報センタ。