JP2005020723A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンタクトガラスの交換及びリサイクルの容易化を図るとともに、該ガラス取外し時におけるコンタクトガラスの破損を防止し、更に画像読取ユニット動作時に塵埃等の侵入を防止することを目的とする画像読取装置を提供する。
【解決手段】CCD及び光学系が組み込まれた画像読取ユニットが所定方向に往復動可能に本体フレーム内に配置され、本体フレーム上面に画像読取用の原稿を載置するコンタクトガラスを具えた画像読取装置であって、前記本体フレームが、画像読取ユニットが本体長手方向に往復動可能に収納され上側が開口する下フレームと、上面にコンタクトガラス取付空間を有する上フレームとを有し、両上下フレームに夫々設けた嵌合部を介して両者が分離可能に組み付けられるとともに、前記コンタクトガラスの下面に、下フレームより突設するガラス受部を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はCCD及び反射ミラーや集光レンズ等の光学系が組み込まれた画像読取ユニットが所定方向に往復動可能に本体フレーム内に配置された画像読取装置に係り、特に本体フレーム上面に画像読取用の原稿を載置するコンタクトガラスを具えた画像読取装置に関する。
産業界全般にわたって、産業部品のリサイクルは進められており、複写機やスキャナ等では一般にプラスチック材でフレーム等が構成され、又内装部品である画像読取ユニットに組み込まれた光学系は一般に調整機能を持つために、ネジ等で固定されており、従ってリサイクルや交換のための取り外しは容易である。又読取装置の本体フレーム上に原稿を載置するコンタクトガラスや該コンタクトガラスに連設される画像読取用のスリットガラスにおいても、これらのガラスが汚染された場合の交換及びリサイクルの容易化を図るために、例えば特許文献1に示すように、フレーム側に設けた係止部材等で固定して取外し可能に構成している。
例えば図7は前記先行技術に示す概略図で、コンタクトガラス102の2辺にサイズ指示板101の横板101aと縦板101bをそれぞれ沿わせて両面粘着テープ104等で接着した後,サイズ指示板101の突起部111を本体フレーム103の孔103aに嵌合させつつ,サイズ指示板101とコンタクトガラス102とを本体フレーム103上に載置する。最後に,上記サイズ指示板101のエッジ部近傍を覆うカバー105(固定部材の一例)を上記本体フレーム103に固定すれば,サイズ指示板101とコンタクトガラス102は本体フレーム103上に固定される。
特開2001−142157公報
しかしながらこのような構成では、コンタクトガラスの2辺にサイズ指示板101を固着した状態でのサイズ指示板に設けた突起部111を本体フレーム103の孔103aに嵌合させて固定する構造であり、更にサイズ指示板の上にはカバーを取り付けなければならず、組立工数が増大するのみならず、コンタクトガラス102と本体フレーム103間は粘着テープを用いない直接接触であるために、平面度のばらつきにより両者間に隙間ができやすく、本体フレーム内に収納した画像読取ユニットの移動により生成される空気流による外部よりの通流によりパーテイクルが入りやすい構造になっている。
又コンタクトガラスを装置本体よりの取り出しは、サイズ指示板101の横板101aと縦板101bを更に取り外さなければならず、薄いサイズ指示板101を両面テープ104で全面接着されたものを取り外すことはなかなか困難である。
特にサイズ指示板の裏面に両面テープを介して全面がコンタクトガラスに実質的に接着している構成では、サイズ指示板のはぎとりのためにマイナスドライバ等を使用するとサイズ指示板が薄肉であり、その剥ぎ取りが困難であるのみならず、コンタクトガラスの両面粘着テープの粘着力が強いために、マイナスドライバによるコンタクトガラスの傷付きや破損が生じ、リサイクルができなくなる、等の問題点を有している。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、コンタクトガラスの交換及びリサイクルの容易化を図るとともに、該ガラス取外し時におけるコンタクトガラスの破損を防止し、更に画像読取ユニット動作時に塵埃等の侵入を防止することを目的とする画像読取装置の提供にある。
又本発明の他の目的は、本体フレームとコンタクトガラスの組み付けと取外しの容易化を図った画像読取装置の提供にある。
更に本発明の他の目的は、下フレームに対するコンタクトガラスの位置決めが確実になるとともに、上フレームに両面粘着テープの接着力の低下があってもコンタクトガラスを確実に保持できる画像読取装置の提供にある。
本発明はかかる目的を達成するために、CCD及び光学系が組み込まれた画像読取ユニットが所定方向に往復動可能に本体フレーム内に配置され、本体フレーム上面に画像読取用の原稿を載置するコンタクトガラスを具えた画像読取装置であって、
前記本体フレームが、画像読取ユニットが本体長手方向に往復動可能に収納され上側が開口する下フレームと、上面にコンタクトガラス取付空間を有する上フレームとを有し、両上下フレームに夫々設けた嵌合部を介して両者が分離可能に組み付けられるとともに、前記コンタクトガラスの下面に、下フレームより突設するガラス受部を設けたことを特徴とする。
かかる発明によれば、下フレームより突設するガラス受部を設けたために、下フレームに対するコンタクトガラスの位置決めが確実になるとともに、上フレームに両面粘着テープの接着力の低下があってもコンタクトガラスを確実に保持できる。
そして特に本発明は、前記上フレームのコンタクトガラス取付空間の下面外周に沿って貼着された帯状の粘着材を介してコンタクトガラスが配設されるとともに、該帯状の粘着材は、部分的に接続が途切れた途切れ部を有する断続形態にて前記下面外周に引きはがし可能に実質的に接着されているとともに、前記途切れ部と対向する前記コンタクトガラスの下面に、下フレームより突設する前記ガラス受部を設けたことを特徴とする。
ここで前記粘着材とは、引きはがし可能な程度に接着されているものも含み、又帯状粘着材はテープ状基材の両面に粘着材が塗布された両面粘着テープのみに限定されることなく片面側がフレームに固着された片面テープも含む。
かかる発明によれば、組み付け時は、上フレームのコンタクトガラス取付空間の下面外周が連続した粘着材によるシール状態ではなく、部分的に接続が途切れた途切れ部を有する断続形態にて上フレームに帯状粘着材を貼着した後、該上フレームにコンタクトガラスを位置決め粘着する。
次にコンタクトガラスが位置決め粘着されている上フレームを下フレームに嵌合部を介して組み付けるだけでよく、組み付けが極めて簡易化する。
又上フレームのコンタクトガラス取付空間の下面外周に帯状の粘着材を介してコンタクトガラスが配設されるが、上フレームの上面はコンタクトガラスが存在しないためにその部分にサイズ指示板を印刷若しくは貼着でき、コンタクトガラスとサイズ指示板を直接接合させる必要がない。
又取外し時は、前記嵌合部の嵌合を解除して上下フレームを分解した後、コンタクトガラスの外周部を本体上フレームの取り付け空間下面外周に実質的に引きはがし可能に接着している帯状粘着材(好ましくは両面粘着テープ)の途切れ部にマイナスドライバ状の剥ぎ取り用具を挿入して、該コンタクトガラスを両面粘着テープから剥ぎ取ることにより、コンタクトガラスを本体上フレームから容易に取り外すことができる。
また、前記途切れ部は剥ぎ取り用具を挿入できる幅の開口が必要であり、これにより途切れ部に剥ぎ取り要具を挿入でき、コンタクトガラスの両面粘着テープからの剥ぎ取り時に該コンタクトガラスに傷を付けたり破損させる恐れがなく、画像読取装置から取り外したコンタクトガラスをそのままの状態で再使用することも可能であり、コンタクトガラスのリサイクル率が向上する。
さてコンタクトガラス取付空間の下面外周が連続した粘着材によるシール状態ではなく、部分的に接続が途切れた途切れ部を有する断続形態にて帯状粘着材が貼着されているために、その部分よりゴミが侵入し、本体フレーム内に収納した画像読取ユニットの光学系を汚染する恐れも考えられる。
そこで本発明は前記途切れ部と対向する前記コンタクトガラスの下面に、下フレームより突設するガラス受部を設けて途切れ部両側に位置する粘着材を押圧して途切れ部の隙間を実質的に微少にしている。
特に両面粘着テープの場合はその基体となる部分は薄層スポンジ体であるために、下フレームより突設するガラス受部とこれを下方より付勢する上下フレームの嵌合部材の嵌合力の、2つの押圧(付勢)力により薄層スポンジ体が実質的につぶれて隙間が微少(ゼロに近い状態)になり、装置の作動時に画像読取ユニットの往復動等によって外部から該隙間を通って侵入しようとするごみ、埃等の微小片の通過を遮断することができる。
この場合に前記ガラス受部が、途切れ部両岸の粘着材部を押圧する面接触形状であれば、前記ガラス受部幅が、途切れ部幅より小さくてもよいが、好ましくは前記ガラス受部幅が、途切れ部幅と同等か大であるのがよく、これにより薄層スポンジ体が実質的につぶれて隙間が更にゼロに近い状態になる。これにより、前記帯状粘着材に途切れ部を形成したことによる装置内部へのごみ、埃等の微小片の侵入が回避され、装置を安定的に作動させることができる。
また、かかる発明において、前記コンタクトガラス取付空間の対向する二辺に位置している途切れ部、特に前記画像読取ユニットの往復動方向と直交するコンタクトガラス取付空間の両短手辺に位置している途切れ部において夫々の短手辺に設けた途切れ部が、他側短手辺に設けた途切れ部に対し、短手方向に位置をずらして配置されているのがよい。
このように構成すれば前記画像読取ユニットの往復動によって生じる空気流の方向にたとえ微少隙間の前記途切れ部を有していてもその空気流の上流側と下流側とで該空気流吹き抜け方向に対して短手辺方向に位置をずらして配置されるので、空気流の上流側に位置する前記途切れ部の隙間を通った空気流が下流側に位置する途切れ部の隙間に吹き抜け難くなり、かかる空気の吹き抜けに伴う装置内部へのごみ、埃等の微小片の侵入一層抑制される。
もちろんこの場合も前記途切れ部とともにガラス受部も、読取手段の往復動方向と直交するコンタクトガラス取付空間の対面する短手辺二辺に位置し、夫々の短手辺に設けた途切れ部に対応させてガラス受部も短手方向に位置をずらして配置されているのがよい。
又前記途切れ部及びガラス受部は、短手辺中心線に対し対称で且つ個数を異ならせて配置されていることによりコンタクトガラス押圧面の押圧荷重が均等に分散でき、好ましい。
もちろん両長手辺側に設けた前記途切れ部及びガラス受部も同様に構成するのがよい。
以上記載の如く本発明によれば、コンタクトガラスの交換及びリサイクルの容易化を図るとともに、該ガラス取外し時におけるコンタクトガラスの破損を防止し、更に画像読取ユニット動作時に塵埃等の侵入を防止できる画像読取装置が提供できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の実施例に係るオートフィーダ型原稿自動読取機構を有せずコンタクトガラスのみの画像読取装置の本体フレーム部分の分解斜視図、図2は図1のA―A線断面図、図3は両面粘着テープとガラス受部の位置関係を示す図1対応の作用説明図である。図4は本発明の実施例に係るオートフィーダ型原稿自動読取機構が搭載可能でコンタクトガラスとともにスリットガラスを有する画像読取装置の本体フレーム部分の分解斜視図、図5は図4の実施例に係る画像読取装置の全体構造を示す斜視図であるが、原稿自動読取機構は搭載せずに原稿押さえ板として機能するカバーを取り付けている。図6は、図4における、両面粘着テープとガラス受部の位置関係を示す説明図である。
本発明の実施例に係る画像読取装置はいずれも、図5に示すように、扁平長方体形状の本体フレーム20と、該本体フレーム20の上面に画像読取用の原稿を載置するコンタクトガラス3と、本体フレーム20長手方向に沿って往復動可能に収納されたCCD及び光学系が組み込まれた画像読取ユニット11と、コンタクトガラス3上に載置した原稿をおさえるために、その裏面にスポンジを介して白色反射面10aが貼着されたカバー体を具えている。そして前記本体フレーム20は、画像読取ユニット11が本体長手方向に往復動可能に収納され上側が開口する下フレーム2と、上面にコンタクトガラス取付空間3Aを有する上フレーム1とを有し、両上下フレーム1、2に夫々設けた嵌合部6、7を介して両者が分離可能に組み付けられるように構成している。
下フレーム2は図4の実施例においては、長手方向側面に、又図1の実施例においては、短手方向側面に夫々操作盤取り付け部21を具え、該下フレームは上面開口の周囲の4偶等に上フレーム1と嵌合させる嵌合凹部7、凸部6をフレームの4隅を含む収納空間周縁側に設けるとともに、後記する両面粘着テープの途切れ部と対向する前記コンタクトガラス3の下面に当接するように、下フレーム2より直方体で頂面が平面なガラス受部5をブロック状に突設している。
又本体下フレーム2は、その内部には露光ランプ、ミラー、レンズ、結像素子(CCD)等(いずれも不図示)からなる公知の画像読取ユニット11が長手方向に往復動自在に収納されている。
前記本体下フレームと嵌合する上フレームは、下面開口の周囲の4偶等に下フレーム2と嵌合させる嵌合凹7、凸部6をフレームの4隅を含む収納空間周縁側に設けるとともに、図1〜3の実施例も図4〜図6の実施例のいずれも方形状のコンタクトガラス取付空間3Aを有し、又図4〜図6の実施例においてはコンタクトガラス3長手方向端側の位置の短手辺と隣接して帯状のスリットガラス取り付け空間03Aを有し、図5においては該スリットガラス取り付け空間03Aにスリットガラス03が取り付けられているが、スリットガラス03は帯状で小幅であるために、公知の方法で取り付けてよい。
又上フレームの上面のコンタクトガラス取り付け空間外側面には、不図示のサイズ指示板が貼着若しくは印刷されている。
尚、図4〜図6の実施例ではカバー体を開閉させる上フレームのヒンジ取り付け部8は操作盤取り付け部21の反対側の長手辺に設けているが、図1乃至図3の実施例では操作盤取り付け部21が短手辺側に位置するために、カバー体を開閉させる上フレームのヒンジ取り付け部8は操作盤取り付け部21の反対側の短手辺に設けている。
そしていずれの実施例もコンタクトガラス取付空間3Aの下面外周に沿って貼着された両面粘着テープ4を介して方形のコンタクトガラス3が配設固定されているが、該両面粘着テープ4は、下フレーム2より突設するガラス受部5と対応する位置に、接続が途切れた途切れ部4aを有する断続形態にて前記下面外周に貼着されている。又途切れ部に対応する上フレーム側部に、マイナスドライバ状の剥ぎ取り用具(不図示)を挿入するスリット開口50が設けられている。
本発明は、以上のように構成された画像読取装置におけるコンタクトガラス3の取付構造に係るものであり、以下各実施例について詳述する。
本発明の第1実施例を示す図1〜3はスリットガラスを設けない原稿載置型の読取装置で、上フレーム1のほぼ全面にコンタクトガラス3が位置している。前記コンタクトガラス3は、図1〜2に示すように、前記本体上フレーム1の外面板1aの下面外周に沿って両面粘着テープ(帯状粘着材)4により固定されて、前記本体下フレーム2の上側開口部2aを覆うようになっている。
前記両面粘着テープ4には、図3に示されるように、前記外面板1aの下面外周に沿った全周において部分的に接続が途切れた途切れ部4aが形成されている。該両面粘着テープ4における途切れ部4aの形成部位は、後述するように、ガラス受部5の設置位置に合わせ、ガラス受部5の幅より僅かに小にしている。
即ち、図3において、5は前記本体下フレーム2から上方に突設されたガラス受部である。該ガラス受部5は、図3に示されるように、前記両面粘着テープ4における途切れ部4aの下方に対向するように該途切れ部4a毎に設けられ、その扁平な上面が前記コンタクトガラス3の下面に当接して、前記途切れ部4aの形成によって、コンタクトガラス3の前記途切れ部4aに対向する部位に形成される隙間を覆うようになっている。そして前記ガラス受部の頂面幅が、図3に示すように途切れ部幅と同等か大に設定してある。
また、前記ガラス受部5及び途切れ部4aは、前記装置内部の前記画像読取ユニットの往復動等によって形成される空気流の上流側と下流側とで該空気流に直交する方向、即ち前記途切れ部4aとともにガラス受部5も、読取ユニット11の往復動方向と直交するコンタクトガラス取付空間3Aの両短手辺に位置し、夫々の短手辺に設けた途切れ部4Aに対応させてガラス受部5も短手方向に位置をずらして配置されている。
又前記途切れ部4a及びガラス受部5は、コンタクトガラス取付空間の両短手辺中心に対し対称で且つ個数を異ならせて、具体的には図3に示すように、右側短手辺には、軸中心線を挟んで対称位置に2つ、左側短手辺では軸中心に1つその両側に2つ計3つ配置されている。
かかる実施例によれば、組み付け時は、上フレーム1のコンタクトガラス取付空間3Aの下面外周が連続した両面粘着テープ4によるシール状態ではなく、部分的に接続が途切れた途切れ部4Aを有する断続形態にて上フレーム1に帯状粘着材を貼着した後、該上フレーム1にコンタクトガラス3を位置決め粘着する。
次にコンタクトガラス3が位置決め粘着されている上フレーム1を下フレーム2に嵌合部6、7を介して組み付けるだけでよく、組み付けが極めて簡易化する。
この場合に途切れ部4aのテープ厚みに対応する隙間よりゴミが侵入し、本体フレーム20内に収納した画像読取ユニット11の光学系の汚染も考えられるが、本実施例は前記途切れ部4aと対向する前記コンタクトガラス3の下面に、下フレーム2より突設するガラス受部5を設けて途切れ部4a両側に位置する両面粘着テープを押圧して途切れ部4aの隙間を実質的に微少にしている。
特に両面粘着テープ4の場合はその基体となる部分は薄層スポンジ体であるために、下フレームより突設するガラス受部5とこれを下方より付勢する上下フレームの嵌合部材6、7の嵌合力の、2つの押圧(付勢)力により薄層スポンジ体が実質的につぶれて隙間が微少(ゼロに近い状態)になり、装置の作動時に画像読取ユニットの往復動等によって外部から該隙間を通って侵入しようとするごみ、埃等の微小片の通過を遮断することができる
この場合に前記ガラス受部が頂面が平面の面接触形状であるので、更に前記ガラス受部5の幅が、途切れ部4a幅より大であるので、これにより薄層スポンジ体が実質的につぶれて隙間が更にゼロに近い状態になる。これにより、前記帯状粘着材に途切れ部を形成したことによる装置内部へのごみ、埃等の微小片の侵入が回避される。
又取外し時は
前記嵌合部の嵌合を解除して上下フレーム1.2を分解した後、コンタクトガラス3の外周部を本体上フレームの1取り付け空間3A下面外周に実質的に引きはがし可能に接着している両面粘着テープ4の途切れ部にマイナスドライバ状の剥ぎ取り用具(不図示)を挿入して、該コンタクトガラス4を両面粘着テープ4から剥ぎ取ることにより、コンタクトガラス3を本体上フレーム1から容易に取り外すことができる。
また、前記途切れ部と対応する上フレーム1の側部には剥ぎ取り用具を挿入できる幅の開口50が必要であることも当然であり、これにより途切れ部に剥ぎ取り要具を挿入でき、コンタクトガラスの両面粘着テープからの剥ぎ取り時に該コンタクトガラスに傷を付けたり破損させる恐れがなく、画像読取装置から取り外したコンタクトガラスをそのままの状態で再使用することも可能であり、コンタクトガラスのリサイクル率が向上する。
また、かかる実施例において、前記画像読取ユニットの往復動方向と直交するコンタクトガラス取付空間の短手辺に位置している途切れ部において、夫々の短手辺に設けた途切れ部が、他側短手辺に設けた途切れ部に対し、短手方向に位置をずらして配置されているために、前記画像読取ユニットの往復動によって生じる空気流の上流側に位置する前記途切れ部の隙間を通った空気流が下流側に位置する途切れ部の隙間に吹き抜け難くなり、かかる空気の吹き抜けに伴う装置内部へのごみ、埃等の微小片の侵入一層抑制される。
又前記途切れ部及びガラス受部は、コンタクトガラス取付空間の短手辺軸中心に対し対称で且つ個数を異ならせて配置されていることによりコンタクトガラス押圧面の押圧荷重が均等に分散できる。
図4に示される実施例は、原稿搬送装置を用いたシートスルー用読取窓としてのスリットガラス03が、コンタクトガラス3の一の短手辺に隣接して設けたために、ガラス受部5をスリットガラス03側の短手辺に設けることはできない。そこで操作盤とカバーヒンジ取り付け部が位置する両長手辺側にガラス受部5を設けて、前記両面粘着テープ4は、図6に示されるように、前記外面板1aの下面外周に沿った全周において長手辺側のガラス受部5と対応する位置に途切れ部4aが形成されている。この場合も途切れ部4aの形成部位は、ガラス受部5の設置位置に合わせ、ガラス受部5の幅より小にしている。
即ち図6に示すように、前記ガラス受5及び途切れ部4aは、前記装置内部の前記画像読取ユニット11の往復動等によって形成される空気流と平行する方向、即ち前記途切れ部4aとともにガラス受部5も、両長手辺に位置し、又前記途切れ部4a及びガラス受部5は、図6に示すように、カバー10のヒンジが位置する奥前側長手辺には、軸中心線を挟んで対称位置に2つ、操作盤21の位置する手前側長手辺では軸中心に1つその両側に2つ計3つ配置されている。
この場合に画像読取ユニット11の往復動方向と対面する短手側には途切れ部4aは存在しない。
本発明の実施例に係るオートフィーダ型原稿自動読取機構を有せずコンタクトガラスガラスのみの画像読取装置の本体フレーム部分の分解斜視図である。 図1のA―A線断面図である。 両面粘着テープとガラス受部の位置関係を示す作用説明図である。 本発明の実施例に係るオートフィーダ型原稿自動読取機構が搭載可能でコンタクトガラスガラスとともにスリットガラスを有する画像読取装置の本体フレーム部分の分解斜視図である。 図4の画像読取装置の全体構造を示す斜視図である。 図4における、両面粘着テープとガラス受部の位置関係を示す説明図である。 従来技術を示す概略図である。
符号の説明
1 上フレーム
1a 外面板
2 下フレーム
2a 上側開口部
3 コンタクトガラス
3A コンタクトガラス取付空間
4 両面粘着テープ
6、7 嵌合部
8 ヒンジ取り付け部
20 本体フレーム
21 操作盤取り付け部
50 開口

Claims (10)

  1. CCD及び光学系が組み込まれた画像読取ユニットが所定方向に往復動可能に本体フレーム内に配置され、本体フレーム上面に画像読取用の原稿を載置するコンタクトガラスを具えた画像読取装置であって、
    前記本体フレームが、画像読取ユニットが本体長手方向に往復動可能に収納され上側が開口する下フレームと、上面にコンタクトガラス取付空間を有する上フレームとを有し、両上下フレームに夫々設けた嵌合部を介して両者が分離可能に組み付けられるとともに、前記コンタクトガラスの下面に、下フレームより突設するガラス受部を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記上フレームのコンタクトガラス取付空間の下面外周に沿って貼り着された帯状の粘着材を介してコンタクトガラスが配設されるとともに、該帯状の粘着材は、部分的に接続が途切れた途切れ部を有する断続形態にて前記下面外周に接着され、前記途切れ部と対向する前記コンタクトガラスの下面に、下フレームより突設する請求項1記載のガラス受部を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記ガラス受部が、途切れ部両岸の粘着材部を押圧する形状である請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記ガラス受部幅が、途切れ部幅と同等か大でである請求項2若しくは3記載の画像読取装置。
  5. 前記コンタクトガラス取付空間の対向する二辺に位置している途切れ部において、夫々の対向する辺に設けた途切れ部が、他側辺に設けた途切れ部に対し、対応する辺方向に位置をずらして配置されていることを特徴とする請求項2、3若しくは4記載の画像読取装置。
  6. 前記途切れ部とともにガラス受部も、コンタクトガラス取付空間の対向する二辺に位置し、夫々の辺に設けた途切れ部に対応させてガラス受部も前記辺方向に位置をずらして配置されていることを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  7. 前記前記途切れ部及びガラス受部は、コンタクトガラス取付空間の対応する辺中心線に対し対称で且つ個数を異ならせて配置されていることを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  8. 前記画像読取ユニットの往復動方向と直交するコンタクトガラス取付空間の両短手辺に位置している途切れ部において、夫々の短手辺に設けた途切れ部が、他側短手辺に設けた途切れ部に対し、短手方向に位置をずらして配置されていることを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  9. 前記粘着材がテープ状基材の両面に粘着材が塗布された両面粘着テープであることを特徴とする請求項2乃至8いずれか1記載の画像読取装置。
  10. 前記途切れ部に対応する上フレーム側部に、マイナスドライバ状の剥ぎ取り用具(不図示)を挿入するスリット開口が設けられている請求項2乃至9いずれか1記載の記載の画像読取装置。
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