JP2020199802A - 車載機器及び車載機器の取り付け構造 - Google Patents

車載機器及び車載機器の取り付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】両面テープの貼着面の気泡残りを抑制して高い取り付け強度が得られる車載機器を提供する。【解決手段】本体部(1)と、本体部(1)から突出し、車両に備えられた内面(81a)が凹面となる湾曲形状のガラス部材(81)の内面(81a)に取り付けるベース(3)を有する支持部(2)と、ベース(3)に貼着された両面テープ(5)と、を備える。両面テープ(5)は、ベース(3)を内面(81a)に取り付けた際の上方となる上縁(5a)縁に開口して下方に切り込まれた第1切込み部(52)及び下方となる下縁(5b)に開口し上方に向け切り込まれた第2切込み部(51)を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、車載機器及び車載機器の取り付け構造に関する。
車両のフロントガラスの内面に両面テープを用いて取り付ける車載機器が知られている。特許文献1には、この車載機器の例となるドライブレコーダが記載されている。
特許文献1に記載されたドライブレコーダは、フロントガラスに対し、そのフロントガラスの内面と、ドライブレコーダの本体部から突出した凸部の貼着面とを両面テープにより貼着して取り付けるようになっている。
特許第5646924号公報
車載機器側の貼着面は平面である一方、車両のフロントガラスの内面は、通常、内面が凹となる曲面となっている。そのため、従来、両面テープには、厚さが例えば2〜3mmの厚手のものを用い、フロントガラスの内面の湾曲で生じる車載機器側の貼着面との間の距離差を、厚手の両面テープの圧縮量の違いで吸収するようにしている。
また、特許文献1の段落0067には、凸部の貼着面積を小さくすることでフロントガラスの湾曲の影響を受けることなくドライブレコーダを貼着できる旨が記載されている。
このようにして両面テープはフロントガラスの内面に密着して貼着されるが、車載機器の付け替えなどに伴う取り外しのため、一度フロントガラスの内面に貼着した両面テープを剥がす場合がある。
両面テープをフロントガラスから剥がす場合、従来一般に、貼着部分に細身のマイナスドライバなどをこじ入れ、その後、持ち上げて引き剥がすことが行われている。しかしながら、両面テープはフロントガラスに隙間なく強固に密着しているため、マイナスドライバをこじ入れることが困難で、車載機器の取り外しは大変難しい。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、取り外しが容易な車載機器及び車載機器の取り付け構造を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
1) 本体部と、
本体部から突出し、車両に備えられた内面が凹面となる湾曲形状のガラス部材の前記内面に取り付けるベースを有する支持部と、
前記ベースに貼着された両面テープと、を備え、
前記両面テープは、前記ベースを前記内面に取り付けた際の上方となる上縁に開口して下方に切り込まれた第1切込み部及び下方となる下縁に開口し上方に向け切り込まれた第2切込み部を有すると共に、前記第1切込み部及び前記第2切込み部それぞれの前記上縁及び前記下縁の開口部に、前記第1切込み部及び前記第2切込み部それぞれの幅よりも広い幅で切り込まれたガイド部を有する車載機器である。
本発明によれば、車載機器の取り外しが容易となる。
図1は、本発明の実施の形態に係る車載機器の実施例であるドライブレコーダ91をフロントガラス81に取り付けた状態を示す側面図である。 図2は、ドライブレコーダ91のベース3を示す図1における矢視Ya図である。 図3の(a)は、図2におけるS3−S3位置での断面図であり、(b)は、(a)の寸法を誇張した図である。 図4は、ベース3をフロントガラス81に取り付けるための両面テープ5を示す平面図である。 図5は、ベース3をフロントガラス81に取り付ける作業を説明するための第1の作業図である。 図6は、ドライブレコーダ91をフロントガラス81に取り付ける第1の取り付け方向を説明するための第2の作業図である。 図7は、第1の取り付け方向におけるエア排出態様を示す平面図である。 図8は、ドライブレコーダ91をフロントガラス81に取り付ける第2の取り付け方向を説明するための第3の作業図である。 図9は、第2の取り付け方向におけるエア排出態様を示す平面図である。 図10は、変形例のドライブレコーダ91Aのベース3Aを示す部分断面図である。 図11は、実施例の両面テープ5Aを示す平面図である。 図12は、実施例の両面テープ5Aの剥がし作業を説明するための図11におけるS12−S12位置での断面図である。
本発明の実施の形態に係る車載機器を、実施例のドライブレコーダ91により説明する。
(実施例)
図1は、ドライブレコーダ91を車両の例えばガラス部材であるフロントガラス81の内面81aに取り付けた取り付け状態を示す側面図である。上下前後の各方向を、車両の姿勢に基づき矢印で示してある。また、左右方向は紙面表裏方向である。フロントガラス81は、内面81aが凹面となる湾曲形状を呈する。
ドライブレコーダ91は、左右方向にやや長い直方体形状の本体部1と、本体部1の上前部から斜め前上方に突出する支持部2とを有する。
本体部1は、前面にカメラ部13を有し、後面に画像表示部14を有する。
カメラ部13は、ガラス部材を通した映像を撮影し、画像表示部14は、カメラ部13で撮影した映像を表示する。
支持部2は、腕部21,柱部23,ベース3,及び貼着材としての両面テープ5を有する。
腕部21は、本体部1から突出して形成され、柱部23は、腕部21に対し左右に延びる軸線まわりに回動可能に係合すると共にナット22の締め付けにより腕部21に対し任意の回動角度でロックされる。これにより、フロントガラス81に対する本体部1の上下方向の首振り姿勢を好みの姿勢にできる。
図2は、ベース3の図1における矢視Ya図である。図2において柱部23は、根本の外形のみが示されている。
図2に示されるように、ベース3は、本体部1に連結する柱部23に一体化した略矩形形状の板状部材であり、本体部1と外部の機器とを接続するケーブル(不図示)を係止するケーブルフック24を有する。
図3(a)は、図2におけるS3−S3位置での断面図である。すなわち、ベース3を柱部23の中央で左右方向に切断した図である。また、図3(b)は、(a)に示された形状を誇張して示した図である。
ベース3は、取り付け面3aと取り付け面3aとは反対側の柱部23が形成された柱部形成面である傾斜面3bとを有して板状に樹脂により形成されている。
ベース3は、平面視で例えば矩形に樹脂により形成されている。
取り付け面3aは、フロントガラス81に対向する面であり、両面テープ5が貼り付けられる。
図3(a),(b)に示されるように、取り付け面3aは、第1の方向である左右方向の中央が最も突出するように湾曲した曲面となっている。この曲面は、上下方向には曲率が0(ゼロ)で左右方向に半径Raを有する円筒の周面である。取り付け面3aは、上下方向及び左右方向の両方向に曲率を有する曲面であってもよい。
半径Raは、一般的なフロントガラス81における車載機器を取り付ける左右中央上部付近の左右方向の曲率に近い値とする。例えば、半径Ra=961である。
取り付け面3aにおける、左右端に対する中央部位の突出量である距離d1は、例えば約0.4mmである。
図3(a)に示されるように、柱部23は、傾斜面3bにおける左右方向のおおむね中央部に立設されている。傾斜面3bの柱部23に対し左側の面を傾斜面3bLと称し、右側の面を傾斜面3bRと称する。
傾斜面3bL及び傾斜面3bRは、柱部23の軸線CL23に直交する平面に対し傾斜している。具体的には、柱部23からそれぞれ左方向及び右方向に離れるに従って、取り付け面3aに近づく方向に傾斜している。
すなわち、図3(b)における柱部23の軸線CL23となす角度Θaが、90°よりも大きくなっている。角度Θaは、例えば94°である。
この例では、傾斜面3bL及び傾斜面3bRは平面であるが、曲面であってもよい。
上述の取り付け面3a及び傾斜面3bの態様により、ベース3は、柱部23から左右方向に離れるに従って、厚さが小さく(薄く)なるように形成されている。
その厚さの程度は、指による厚さ方向への押圧力により、図3(a)に示される矢印DRaのように、厚さ方向に撓んで変形可能となっている。
取り付け面3aには、貼着材として両面テープ5が貼り付けられる。両面テープ5は、ドライブレコーダ91の製造時に一方の面が取り付け面3aに貼り付けられて出荷される。もちろん、出荷時において両面テープ5は製品同梱としておき、ドライブレコーダ91の購入者或いはディーラなどが、ドライブレコーダ91をフロントガラス81に取り付ける際にベース3に貼付してもよい。
図4に示されるように、両面テープ5は、ベース3の外形に対応した外形形状で形成されている。すなわち、この例では矩形である。両面テープ5の厚さは厚手ではなく、例えば約1mmである。
また、両面テープ5は、一面をベース3に張り付けた状態において、ドライブレコーダ91の取り付け状態で、上縁となる辺5aから切り込まれた切込み部52と、下縁となる辺5bから切り込まれた切込み部51とを有する。
また、この例では、切込み部51は、切込み部52よりも多く、切込み部51a及び切込み部51bの2つが形成されている。
両面テープ5は、自然状態のベース3の取り付け面3aはもとより、取り付け面3aの左右先端側が厚さ方向に撓んで変形した状態でも取り付け面3aに密着して貼付され得る貼着力を有する。
図5(a)〜(c)は、ドライブレコーダ91のベース3を、フロントガラス81に取り付ける作業の一部を示す第1の作業図である。
この例では、ベース3の取り付け面3aの半径Raが、フロントガラス81の内面81aにおいてドライブレコーダ91を取り付ける部分の左右方向の曲率半径に対して異なり、わずかに小さい場合を説明する。
ドライブレコーダ91をフロントガラス81に取り付ける場合は、まず、図5(a)に示されるように、両面テープ5の一面が取り付け面3aに貼付されたベース3の左右中央部をフロントガラス81に押し付けて、両面テープ5の他面をフロントガラス81に貼り付ける。
次に、図5(b)に示されるように、傾斜面3bL,3bRを指82でフロントガラス81に向け押し付ける。
図2に示されるように、ベース3において指を押し付ける領域は、鎖線で示される押し付け領域82Aとして確保され、ドライブレコーダ91の形状も、押し付け領域82Aに指の先端が到達できるようになっている。
指による押し付け領域82Aの押し付けにより、可撓性を有する傾斜面3bL,3bRがフロントガラス81の内面81aの曲率に合致するように両面テープ5と共に変形する。
その結果、図5(c)に示されるように、両面テープ5を介してベース3とフロントガラス81が、取り付け面3aの中央部から周囲の縁部にわたって密着する。
取り付け面3aの半径Raが、フロントガラス81の内面81aの曲率半径より大きい場合は、まず、ベース3の左右両縁部をフロントガラス81に貼着してから、柱部23が形成されている中央部をフロントガラス81に向け押し付ける。
これにより、可撓性を有する傾斜面3bL,3bRがフロントガラス81の内面81aの曲率に合致するように両面テープ5と共に変形する。この場合も、図5(c)に示されるように、両面テープ5を介してベース3とフロントガラス81が、取り付け面3aの中央部から周囲の縁部にわたって良好に密着する。
このように、ベース3は、柱部23から左右に延びる部分が厚さ方向に可撓性を有する。これにより、ベース3は、その中央部から縁部にわたるほぼ全面を、フロントガラス81の内面81aの曲率に沿うように変形できる。これにより、ベース3の取り付け面3aのほぼ全面を、両面テープ5を介してフロントガラス81に貼着することができる。
また、ベース3の取り付け面3aは、中央部が突出するようにフロントガラス81の内面81aにおおむね対応した半径Raで湾曲している。
そのため、ベース3が両面テープ5を介してフロントガラス81に取り付ける際のベース3の変形量は少なく、ベース3が取り付けられた後にベース3をはがす方向へ働く力が小さい。
これにより、ドライブレコーダ91は、高い取り付け強度でフロントガラス81に取り付けられると共に、長期にわたってフロントガラス81に対し安定して取り付けが維持される。
ベース3を樹脂の射出成型で形成する場合、樹脂量が多い柱部23への樹脂流動の影響で、取り付け面3aにおける柱部23に対応した部位に射出成型で生じるいわゆる「ひけ」として凹みが生じる虞がある。
取り付け面3aの柱部23に対応した中央部を突出させて厚い形状とすることで、「ひけ」の凹みは生じた場合の取り付け面3aの曲面形状への影響は少なくてすみ、取り付け面3aの全体としての曲面形状は良好に維持される。
ドライブレコーダ91をフロントガラス81に取り付ける作業は、乗用車などの場合、図6及び図7を参照して説明する下側回動取り付け方法で行われる。
図6に示される下側回動取り付け方法は、ベース3の上端部を位置決めしてフロントガラス81に押し当て(矢印DRb)、押し当てたところを支点としてベース3の下方側を回動させる(矢印DRc)方法である。
この方法は、乗用車などの車両のように、フロントガラス81においてドライブレコーダ91を取り付ける位置が作業者から近く、取り付け位置の上端位置が確認しやすい場合に用いられる。
この方法では、図7に示されるように、両面テープ5の上縁である辺5a側の上端領域AR7(ハッチング付与)をまず貼着し、ベース3の回動に伴い、貼着範囲を矢印DRf1のように徐々に下方に拡張していく。
貼着範囲の拡張時には、両面テープ5とフロントガラス81との間に閉じ込められそうな気泡をうまく外部に逃がすことが望まれる。
そのため、ドライブレコーダ91に用いる両面テープ5は、図7に示されるように、下縁となる辺5bに開口する切込み部51を設けてある。
これにより、貼着範囲の下方側への拡張に伴い、両面テープ5とフロントガラス81との間に閉じ込められそうな気泡の多くは、全面貼着に至るまでの間に切込み部51を通って外部に逃げる(矢印DRf2)ことができ、貼着面積が気泡で減少することはなく、高い取り付け強度が確実に得られる。
図8に示される上側回動取り付け方法は、ベース3の下端部を位置決めしてフロントガラス81に押し当て(矢印DRd)、押し当てたところを支点としてベース3の上方側を回動させる(矢印DRe)方法である。
この方法は、トラックなどの商用車両に多くみられるように、運転席の屋根が高くてフロントガラス81の上端位置が作業者から遠く、取り付け位置の上端位置が確認しにくい場合に用いられる。
この方法では、図9に示されるように、両面テープ5の辺5a側の下端領域AR6(ハッチング付与)をまず貼着し、回動に伴い、貼着範囲を矢印DRg1のように徐々に上方に拡張していく。
この方法の場合も、貼着範囲の拡張時には、両面テープ5とフロントガラス81との間に閉じ込められそうな気泡をうまく外部に逃がすことが望まれる。
そのため、ドライブレコーダ91に用いる両面テープ5は、図9示されるように、上側の辺5aに開口する切込み部52を設けてある。
これにより、貼着範囲の上方側への拡張に伴い、両面テープ5とフロントガラス81との間に閉じ込められそうな気泡の多くは、全面貼着に至るまでの間に切込み部51を通って外部に逃げる(矢印DRg2)ことができ、貼着面積が気泡で減少することはなく、高い取り付け強度が確実に得られる。
ドライブレコーダ91が、運転席の天井が比較的低い乗用車向けに販売される場合は、図7及び図9に示されるように、下方に開口する切込み部51を上方に開口する切込み部52よりも数を多くするとよい。
これは、ドライブレコーダ91の乗用車への取り付け作業において、下側回動取り付け方法が用いられる頻度が多いことによる。
そのため、切込み部51,52を増やして貼着面積が必要以上に減少することを防止するとともに、ドライブレコーダ91の取り付け作業時の、両面テープ5とフロントガラス81との間に気泡が閉じ込められて貼着面積が減少することを良好に防止できる。
これにより、ドライブレコーダ91を、フロントガラス81に高い取り付け強度で取り付けることができる。
両面テープは、図11に示される両面テープ5Aであるとよい。両面テープ5Aは、両面テープ5に対し、切込み部51,52の開口部に、切込み部51,52の幅よりも広い幅で概ね矩形に切り込まれたガイド部51cを有する。ガイド部51cの幅は、マイナスドライバ83(図12参照)が差し込める程度に設定される。また、ガイド部51cの奥行は、図12に示されるように、奥縁部51c1が両面テープ5Aをベース3に貼ったときに、ベース3の外周部3dの内側となるように設定される。
これにより、フロントガラス81の内面81aに貼付された両面テープ5Aに対し、図12に示されるように、そのガイド部51cにマイナスドライバ83の先端を差し込むことができる。ガイド部51cにマイナスドライバ83の先端を差し込むと、幅方向はガイド部51cによって規制され差し込み位置が安定すると共に、マイナスドライバ83を持ち上げることで、ベース3の外周部3dをフロントガラス81から離れる方向(矢印DRj)に直接引きはがすことができる。これにより、両面テープ5Aを用いれば、フロントガラス81に取り付けた車載機器91を容易に取り外すことができる。
ガイド部51cは、切込み部51,52の縁部への開口部分に形成してある。これにより、ガイド部51cを形成することで生じる両面テープ5Aの接着面積の減少、すなわち両面テープ51Aの貼着力の低下は、実質的に無視できる程度に抑制される。
以上詳述した実施例は、上述の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形した変形例としてもよい。
ベース3は、柱部23から遠くなるにしたがって厚さが小さく(薄く)なるように形成され、柱部23に対する左右に延びる部分(傾斜面3bL,3bRの部分)が、厚さ方向に撓ませることができる。
この特徴は柱部23が複数あっても同様に適用である。
すなわち、図10に示されるように、複数の柱部23Aa,23Abを有するベース3Aを備えたドライブレコーダ91Aにおいて、取り付け面3Aaは、取り付け面3aと同様の左右方向の中央部が最も突出した曲面となっている。一方、柱部23Aa,23Abが形成されている面である傾斜面3Abは、柱部23Aa,23Abの間の中央部が、取り付け面3Aaとの間の厚さが最も小さくなるように、緩やかなV字状に傾斜した面となっている。
車載機器の実施例としてドライブレコーダ91を説明したが、車載機器はドライブレコーダ91に限定されない。例えば、カーナビゲーション装置などであってもよい。
車載機器を取り付けるガラス部材として、車両のフロントガラスを説明したが、フロントガラスに限定されるものではない。フロントガラスを含み、リアガラス、サイドガラスなどのガラス部材であればよい。ガラス部材は無機ガラス及び樹脂ガラスを含む。
1 本体部
13 カメラ部
14 画像表示部
2 支持部
23,23Aa,23Ab 柱部
24 ケーブルフック
3,3A ベース
3a,3Aa 取り付け面
3b 傾斜面(柱部形成面)
3bL,3bR,3Ab 傾斜面
3d 外周部
5,5A 両面テープ
5a,5b 辺
51,51a,51b,52 切込み部
51c ガイド部
51c1 奥縁部
81 フロントガラス
82 指
82A 押し付け領域
83 マイナスドライバ
91,91A ドライブレコーダ
AR7 上端領域
CL23 軸線
d1 距離
Ra 半径
Θa 角度

Claims (2)

  1. 本体部と、
    本体部から突出し、車両に備えられた内面が凹面となる湾曲形状のガラス部材の前記内面に取り付けるベースを有する支持部と、
    前記ベースに貼着された両面テープと、を備え、
    前記両面テープは、前記ベースを前記内面に取り付けた際の上方となる上縁に開口して下方に切り込まれた第1切込み部及び下方となる下縁に開口し上方に向け切り込まれた第2切込み部を有すると共に、前記第1切込み部及び前記第2切込み部それぞれの前記上縁及び前記下縁の開口部に、前記第1切込み部及び前記第2切込み部それぞれの幅よりも広い幅で切り込まれたガイド部を有する車載機器。
  2. 前記ガイド部の奥縁部は、前記ベースの外周部よりも内側にあることを特徴とする請求項1記載の車載機器。
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