JP2005018704A - 情報管理システム及び情報管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】管理者が作業指示の閲覧権限がある場合に、その管理者以外の人が指示した作業者宛の作業指示をその管理者が参照することである。
【解決手段】本部端末20及び店舗端末70からの作業指示入力により、携帯端末61,62から作業指示を表示させ、その作業指示を店舗400内の作業者に参照させる情報管理システム100を設ける。店舗端末70から、作業指示の閲覧権限のある所定の管理者の作業指示情報の閲覧が入力された場合、店舗サーバ40は、その管理者からとその管理者以外の人からとの作業指示情報を店舗端末70に送信して表示させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報管理システム及び情報管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯端末とサーバとを備えるシステムにおいて、災害対策活動の作業指示をサーバから携帯端末へと送信し、その携帯端末を携帯する作業者に作業指示を一括して行うことができる災害対策活動支援システムがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、スーパーマーケットなどの店舗において、作業者(販売員)に携帯機器としてのハンディターミナルを持たせ、その作業者に商品に関する情報を入力させて、そのハンディターミナルから情報をサーバに送信させて、サーバ側で受信した情報に基づいて商品管理を行わせるシステムがあった。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−15099号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記店舗内の作業者の作業の効率化を図るため、携帯端末を用いて作業者の作業指示を行う要請がある。具体的には、特許文献1のように、サーバから携帯端末に作業指示を送信してその携帯端末に表示させ、その携帯端末を携帯する作業員に作業指示を視認させる。チェーン店などの店舗の場合、各作業者への作業指示としては、店長などの店舗内管理者からの作業指示と、複数の店舗を管理するチェーン店の本部からの作業指示とがある。
【0006】
しかし、例えば、電子メールなどを用いて作業指示させる場合、本部から作業者に作業指示をメール送信する場合に、店舗内管理者は、そのメール内容を読むことができないため、本部から作業者への作業内容を把握することができず、作業者に対してそのメール内容を考慮した作業指示を行うことができなかった。また、同様に、店舗内管理者である副店長から作業者に出した作業指示のメールは、同じ店舗の店舗内管理者である店長は見ることができなかった。
【0007】
この問題を解決するためには、店舗内管理者が作業者から前記電子メール内容を聞き出すか、あるいは本部又は店舗内管理者から作業者へ作業指示の電子メールを送信する場合に、いちいち同じ内容の電子メールを他の店舗内管理者にも送信する必要があった。このため、いずれも煩わしい作業となるおそれがあった。
また、特許文献1に記載の発明では、作業指示元が一つであるので、上記の作業元が複数ある場合には対応できなかった。
【0008】
本発明の課題は、管理者が作業指示の閲覧権限がある場合に、その管理者以外の人が指示した作業者宛の作業指示をその管理者が参照できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、端末と、その端末に通信接続されたサーバと、を備える情報管理システムにおいて、
前記サーバは、
担当者発又は担当者宛に登録された作業指示及び連絡のうちの少なくとも一つを含む通信情報を記憶する通信情報記憶手段と、
管理者の要求に応じて、その管理者の閲覧権限のある担当者発又は担当者宛の通信情報を前記通信情報記憶手段から抽出して通信抽出情報を作成する通信抽出情報作成手段と、
前記作成された通信抽出情報を前記端末に送信する送信手段と、を備え、
前記端末は、
前記通信抽出情報を前記サーバから受信する受信手段と、
前記受信された前記通信抽出情報を出力する出力手段を備えることを特徴とする。
【0010】
本明細書において、「作業」とは、完了すべき期日が決められた処理を意味するものとし、「連絡」とは、完了すべき期日が決められていない通知を意味するものとする。
【0011】
本発明によれば、管理者が閲覧権限のある担当者発又は担当者宛の通信情報を出力して、管理者に参照させるので、管理者が担当者の通信情報状況を把握でき、その状況に基づいて業務の効率化を図ることができる。
【0012】
また、例えば、前記サーバは、
前記管理者ごとに属性を記憶する属性記憶手段を備え、
前記通信抽出情報作成手段は、前記属性記憶手段の記憶内容に基づいて前記管理者の閲覧権限を判別して、前記管理者の閲覧権限のある担当者発又は担当者宛の通信情報を前記通信情報記憶手段から抽出するとして構成してもよい。
【0013】
また、例えば、前記サーバは、
前記通信情報ごとの閲覧可否情報を記憶する閲覧可否情報記憶手段を備え、
前記通信抽出情報作成手段は、前記閲覧可否情報が閲覧可能を示し、かつ前記管理者の閲覧権限のある担当者発又は担当者宛の通信情報を、前記通信情報記憶手段から抽出するとして構成してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を説明する。
【0015】
図1〜図3を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1に、本実施の形態の情報管理システム100の構成を示す。図2に、店舗サーバ40の内部構成を示す。図3に、店舗端末70の内部構成を示す。
【0016】
本実施の形態では、あるスーパーマーケットの2つのチェーン店舗400,500を本部200が管理する構成を一例として説明する。各店舗には、店舗内で商品検品、検索、棚卸しなどの作業を行う作業者と、その店舗を管理し、作業者に作業指示する店長、副店長、チーフなどの店舗内管理者とが所属する。また、本部200には、各店舗を管理し各店舗の作業者に直接作業指示する本部管理者が所属するものとする。
【0017】
なお、上記の構成に限られるものではない。店舗の種類としては、スーパーマーケットに限られるものではなく、量販店、ホームセンターなどでもよい。また、店舗の数も、1つ又は3以上でもよい。
【0018】
本実施の形態は、携帯端末を作業者に持たせ、その携帯端末を介して店舗内の作業指示を行うための情報管理システム100を備える。図1に示すように、情報管理システム100は、本部200内の機器と、店舗400内の機器と、店舗500内の機器と、を備えて構成され、各機器はLANを介して通信ネットワーク300により通信接続されている。
【0019】
通信ネットワーク300は、イントラネットとするが、WAN(Wide Area Network)を含めてもよく、電話回線網、ISDN回線網、広帯域通信回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線、光通信回線、無線通信回線と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダなどを含む構成でもよい。
【0020】
本部200内においては、本部サーバ10と、本部端末20と備えて構成され、本部サーバ10及び本部端末20がLAN30により通信接続されている。店舗400内においては、店舗サーバ40と、アクセスポイント50と、アクセスポイント50と無線通信する携帯端末61,62と、店舗端末70と、を備えて構成され、店舗サーバ40、アクセスポイント50及び店舗端末70がLAN80により通信接続されている。また、LAN30,80は、それぞれ通信ネットワーク300に接続されている。また、店舗500内の機器は、店舗400内の機器と同様である。なお、アクセスポイント50は、実際には店舗内の各所に複数個設置される。
【0021】
本部サーバ10は、全店舗の作業者への作業指示に関する作業指示データベースを記憶し、その作業指示データベースを管理する装置である。本部端末20は、本部管理者などの操作入力により、本部サーバ10内の作業指示データベースを変更する装置である。
【0022】
店舗サーバ40は、本部サーバ10と同様の作業指示データベースを記憶し、通信ネットワーク300を介した本部サーバ10との通信により、本部サーバ10に記憶されている作業指示データベースと、自機に記憶する作業指示データベースとの整合性をとる。店舗端末70は、店舗内管理者などの入力により、店舗サーバ40に記憶された作業指示データベースを変更する。つまり、本部サーバ10内の作業指示データベースに変更があった場合に、その変更に応じて、店舗サーバ40内の作業指示データベースが変更され、店舗サーバ40内の作業指示データベースが変更された場合に、その変更に応じて、本部サーバ10内の作業指示データベースが変更される。
なお、店舗端末70は、店長、チーフ、フロアマネージャー等の複数の作業指示者が使用するために、複数個設置してもよい。また、携帯端末も2つに限られるものではなく、その他の台数を設ける構成でもよい。
【0023】
また、店舗サーバ40は、記憶された作業指示データベースに基づいて、店舗内の作業者への作業指示情報をアクセスポイント50を介して携帯端末61,62に無線送信する。携帯端末61,62は、アクセスポイント50を介して店舗サーバ40から作業指示情報を受信し、その作業指示情報に基づいて作業指示を画面表示する。作業者は、画面表示された作業指示に基づいて、各種作業を行うことができる。
【0024】
図2に示すように、店舗サーバ40は、各部を中央制御するCPU(Central Processing Unit)41と、操作者からの入力を受付ける入力部42と、情報を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)43と、情報を表示する表示部44と、情報を読み書き可能に記憶する記憶部45と、LAN80に接続され外部機器との通信を制御する通信制御部46と、を備えて構成され、各部はバス47により接続されている。
【0025】
CPU41は、記憶部45に記憶されている各種プログラムの中から指定されたプログラムをRAM43のワークエリアに展開し、RAM43上のプログラムとの協働により各種制御を実行する。この構成における各種制御の主体を制御部411とする。
【0026】
入力部42は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キーなどを備えたキーボードを含み、マウスなどのポインティングデバイスを含む構成とする。入力部42は、操作者によりキーボードで押下された押下信号やポインティングデバイスの位置信号をCPU41に出力する。表示部44は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、CPU41からの表示信号に従って、画面表示を行う。
【0027】
記憶部45は、各種プログラム、各種データなどが予め記憶され又は書込み可能な記録媒体(図示せず)を有し、当該記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体若しくは半導体などの不揮発性メモリなどのCPU41読取り可能な記録媒体で構成されている。当該記録媒体としては、固定ハードディスク、フラッシュROMなどの固定的に設けたものや、CD+RW、DVD−RAM、メモリカード、携帯ハードディスク、青色レーザを用いる大容量情報記録媒体などの着脱自在に装着する可搬型のものが用いられる。また、記憶部45は、プログラムなどを読み出し可能に記憶するROMなどを含む構成でもよい。また、記憶部45には、作業指示データベースと、作業指示データベース変更プログラムと、作業指示情報送信プログラムと、が記憶される。
【0028】
通信制御部46は、LAN80を介して、外部機器との通信を行うためのネットワークカードなどにより構成される。
【0029】
また、図3に示すように、店舗端末70は、CPU71と、入力部72と、RAM73と、表示部74と、記憶部75と、通信制御部76と、を備えて構成され、各部はバス77により接続されている。店舗端末70の各部は、店舗サーバ40の同名の各部と同様の構成であり、異なる部分について説明する。
【0030】
CPU71は、記憶部75に記憶されている各種プログラムの中から指定されたプログラムをRAM73のワークエリアに展開し、RAM73上のプログラムとの協働により各種制御を実行する。この構成における各種制御の主体を制御部711とする。また、記憶部75には、作業指示データベース入力プログラムと、作業指示情報表示プログラムと、が記憶される。
【0031】
また、店舗端末、本部端末、携帯端末の各台数は、図示例の台数に限られるものではない。また、図示しないが、本部サーバ10は、店舗サーバ40と同様の構成である。本部端末20は、店舗端末70と同様の構成である。
また、本部サーバ10及び店舗サーバ40などは、それぞれ1台で表現しているが、LAN30又は80などを介した複数の情報処理装置を設置して、各種処理を各情報処理装置で分散して実行する構成でもよい。この場合、各種処理を実行する負荷が分散される。
【0032】
次に、図4を参照して、店舗サーバ40の記憶部45に記憶される作業指示データベースを説明する。なお、本部サーバ10の記憶部15にも同じ作業指示データベースが記憶される。図4に、作業指示データベースの構成を示し、(a)に作業指示データベース中の作業情報テーブル91の構成を示し、(b)に同じく作業項目テーブル92の構成を示し、(c)に同じくユーザ管理テーブル93の構成を示す。
【0033】
図4に示すように、作業指示データベースは、作業内容に関する情報を有する作業情報テーブル91と、作業の時間管理に関する情報を有する作業項目テーブル92と、ユーザ管理に関する情報を有するユーザ管理テーブル93と、を含む。作業情報テーブル91は、店舗を識別するための店舗コードと、作業の種類を識別するための作業IDと、作業指示元の管理者を識別するための発信者IDと、作業指示を発信した発信日時と、作業の重要度と、作業内容と、を含む。
【0034】
作業項目管理テーブル92は、店舗コードと、作業IDと、作業指示先の作業者を識別する作業者ユーザIDと、その作業者ユーザIDのユーザが作業完了に必要であると推測される予定時間と、その作業者ユーザIDのユーザが実際に作業した実績時間と、を含む。
【0035】
ユーザ管理テーブル93は、店舗コードと、作業IDと、ユーザIDと、そのユーザIDのユーザの氏名と、そのユーザIDの属性と、などを含む。属性は、ユーザIDのユーザが、店舗内管理者、本部管理者及び作業者のいずれに属するかを示す。
【0036】
次に、図5〜図9を参照して、情報管理システム100の動作を説明する。図5に、店舗端末70において実行される作業指示データベース入力処理を示す。図6に、店舗サーバ40において実行される作業指示データベース変更処理を示す。図7に、店舗端末70において実行される作業指示情報表示処理を示す。図8に、店舗サーバ40において実行される作業指示情報送信処理を示す。図9に、作業指示情報表示画面A1を示す。
【0037】
先ず、図5を参照して、店舗端末70において実行される作業指示データベース入力処理を説明する。作業指示データベース入力処理は、店舗サーバ40に記憶されるデータベースに追加する新たな作業指示を入力する処理である。
【0038】
CPU71により、記憶部75に格納された作業指示データベース入力プログラムが読み出されRAM73に展開される。店舗内管理者から作業指示データベース入力処理の実行指示が入力部72から入力されたことをトリガとして、RAM73内の作業指示データベース入力プログラムとCPU71との協働により作業指示データベース入力処理が実行される。作業指示データベース入力処理において、特に言及しない場合、各ステップの処理の主体は制御部711であるとする。
【0039】
図5に示すように、店舗内管理者により、新たに実行する作業指示のデータが入力部72から入力される(ステップS11)。具体的には、新たな作業指示に関する、店舗コード、作業ID、発信者ユーザID、重要度、期日、作業内容、作業者ユーザID、予定時間などの作業指示データベースに追加するデータが入力される。また、発信日時は、入力時点の発信日時とされ、入力データに含められる。また、作業指示データベースのデータの追加に限るものではなく、作業指示データベースのデータ削除、データ変更のための入力データとしてもよい。
【0040】
そして、ステップS11において入力されたデータが、通信制御部76及びLAN80を介して店舗サーバ40に送信され(ステップS12)、作業指示データベース入力処理が終了される。
【0041】
次に、図6を参照して、店舗サーバ40において実行される作業指示データベース変更処理を説明する。作業指示データベース変更処理は、作業指示データベース入力処理において入力された入力データを、記憶部45内の作業指示データベースに反映させる処理である。
【0042】
CPU41により、記憶部45に格納された作業指示データベース変更プログラムが読み出されRAM43に展開される。店舗端末70から入力データが通信制御部46を介して受信開始されたことをトリガとして、RAM43内の作業指示データベース変更プログラムとCPU41との協働により作業指示データベース変更処理が実行される。作業指示データベース変更処理において、特に言及しない場合、各ステップの処理の主体は制御部411であるとする。
【0043】
先ず、店舗端末40から入力データがLAN80及び通信制御部46を介して受信される(ステップS21)。そして、ステップS21において受信された入力データに基づいて、記憶部45に記憶された作業指示データベースが変更され(ステップS22)、作業指示データベース変更処理が終了される。
【0044】
具体的には、入力データ内の店舗コードと、作業IDと、発信者ユーザIDと、発信日時と、重要度と、期日と、作業内容とから、記憶部45内の作業情報テーブル91に新しいレコードが追加され、入力データ内の店舗コードと、作業者ユーザIDと、予定時間とから、記憶部45内の作業項目テーブル92に新しいレコードが追加される。また、受信された入力データに基づいて作業指示データベースのデータ削除、データ変更のための変更を行うとしてもよい。
【0045】
作業指示データベース変更処理の実行後、店舗サーバ40において、作業指示データベースの変更情報が、通信ネットワーク300を介して本部サーバ10に送信され、本部サーバ10内の作業指示データベースも更新される。また、店舗サーバ40において、変更後の作業指示データベースに基づいて、アクセスポイント50を介して、作業指示情報が携帯端末61,62に送信される。
【0046】
また、本部管理者から各店舗の作業者に直接作業指示を行うにあたり、本部端末20からの本部管理者による入力により、本部サーバ10に記憶された作業指示データベースが変更される場合にも、上記作業指示データベース入力処理と同様の処理が本部端末20において実行され、上記作業指示データベース変更処理と同様の処理が本部サーバ10において実行される。
【0047】
次に、図7を参照して、店舗端末70において実行される作業指示情報表示処理を説明する。作業指示情報表示処理は、店舗端末70において、作業者又は店舗内管理者に作業指示情報を参照させるために、作業指示情報を表示する処理である。
【0048】
CPU71により、記憶部75に格納された作業指示情報表示プログラムが読み出されRAM73に展開される。店舗内管理者又は作業者の店舗端末40へのログイン後、作業指示情報表示処理の実行指示が入力部72から入力されたことをトリガとして、RAM73内の作業指示情報表示プログラムとCPU71との協働により作業指示情報表示処理が実行される。作業指示情報表示処理において、特に言及しない場合、各ステップの処理の主体は制御部711であるとする。また、ログイン時に、店舗内管理者又は作業者のユーザIDが、店舗サーバ10に送信されているものとする。
【0049】
先ず、店舗内管理者又は作業者から、表示させたい作業指示情報の表示条件が入力部72を介して入力される(ステップS31)。店舗内管理者には、全ての作業者への作業指示情報を参照する権限があるものとする。一方、作業者には、その権限がなく、自分への作業指示情報のみを参照することができるものとする。
【0050】
ステップS31において、例えば、店舗内管理者が店舗400内の全ての作業者の作業指示を参照したい場合には、表示条件として店舗コードが入力される。また、店舗内管理者が店舗400内の特定の作業者の作業指示を参照したい場合には、表示条件として店舗コードと参照対象の作業者ユーザIDと、が入力される。また、作業者が自分の作業指示を参照したい場合には、表示条件として、店舗コードが入力される。また、表示条件として、作業指示の発信日時、期日、作業内容などの他の条件を入力してもよい。
【0051】
そして、ステップS31において入力された表示条件を含む作業指示情報要求が、通信制御部76及びLAN80を介して店舗サーバ10に送信される(ステップS32)。そして、後述する作業指示情報送信処理において店舗サーバ40から送信された作業指示情報が、LAN80及び通信制御部76を介して受信される(ステップS33)。そして、ステップS33において受信された作業指示情報が表示部74に表示され(ステップS34)、作業指示情報表示処理が終了される。
【0052】
次いで、図8を参照して、店舗サーバ40において実行される作業指示情報送信処理を説明する。作業指示情報送信処理は、作業指示情報表示処理に対応して、表示条件に応じた作業指示情報を店舗端末70に送信する処理である。
【0053】
CPU41により、記憶部45に格納された作業指示情報送信プログラムが読み出されRAM43に展開される。店舗端末40から作業指示情報要求が通信制御部46を介して受信開始されたことをトリガとして、RAM43内の作業指示情報送信プログラムとCPU41との協働により作業指示情報送信処理が実行される。作業指示情報送信処理において、特に言及しない場合、各ステップの処理の主体は制御部411であるとする。
【0054】
先ず、作業指示情報表示処理のステップS32に対応して、作業指示情報要求がLAN80及び通信制御部46を介して店舗端末40から受信される(ステップS41)。そして、ログイン時のユーザIDと、記憶部45に記憶されたユーザ管理テーブル93内の属性とが参照され、ログインユーザの属性が店舗内管理者などの管理者であるか否かが判別される(ステップS42)。
【0055】
ログインユーザが管理者である場合(ステップS42;YES)、受信した作業指示情報要求中の表示条件に基づいて、閲覧権限のある全ての作業者のうちの参照対象の作業者ユーザIDの作業者に関するデータが、記憶部45内の作業指示データベースから読み出され、その読み出されたデータから作業指示情報が作成される(ステップS43)。
【0056】
ログインユーザが管理者でない場合(ステップS42;NO)、ログインユーザが作業者であり、受信した作業指示情報要求中の表示条件に基づいて、ログインユーザの作業者に関するデータが、記憶部45内の作業指示データベースから読み出され、その読み出されたデータから作業指示情報が作成される(ステップS44)。
【0057】
そして、ステップS43又はS44において作成された作業指示情報が、通信制御部46及びLAN80を介して店舗端末70へ送信され(ステップS45)、作業指示情報送信処理が終了される。
【0058】
ここで、図9を参照して、作業指示情報表示処理において表示部74に表示される作業指示情報表示画面の一例としての作業指示情報表示画面A1を説明する。所定のスーパーマーケットの店舗の一つとしてのSS店に、店舗内管理者として、店長aaaaと、副店長bbbbとが所属し、本部管理者としてccccが本部に所属するものとする。また、SS店には、作業者dddd,eeee,ffff,ggggが所属するものとする。
【0059】
先ず、店舗端末70に店長aaaaがログインし、作業指示情報表示処理が実行されるものとする。そして、図7のステップS31に対応して、表示条件として、SS店の店舗コードと、作業が未実行であることと、が入力される。
【0060】
図8のステップS43に対応して、表示条件を満たすように、SS店の店舗コードをキーとして、記憶部45内の作業項目テーブル92から店舗内の作業者dddd,eeee,ffff,ggggの作業者ユーザIDと、この作業者ユーザIDに対応する作業ID、予定時間及び実績時間とが抽出される。また、SS店の店舗コードをキーとして、作業情報テーブル91から、発信者ユーザID、発信日時、重要度、期日及び作業内容が抽出される。さらに、ユーザ管理テーブル93から、発信者ユーザID及び作業者ユーザIDに対応する氏名が抽出される。そして、抽出された作業者ユーザID、作業ID、予定時間、実績時間、発信者ユーザID、発信日時、重要度、期日、作業内容及び氏名とを含む作業指示情報が作成され、店舗端末70に送信される。
【0061】
そして、図7のステップS34に対応して、受信した作業指示情報に基づいて、図9に示す作業指示情報表示画面A1が表示部74に表示される。作業指示情報内の、期限、作業者ユーザIDの氏名、重要度、予想時間、実績時間、作業内容、発信日時、発信者ユーザIDの氏名は、それぞれ順に、「期限」、「担当者」、「重要度」、「予想」、「実績」、「内容」、「登録日」、「登録者」として表示される。
【0062】
ログイン者が店長aaaaであり、店長aaaa以外の管理者である副店長bbbbと本部管理者ccccとがそれぞれ作業者に指示した作業内容を、店長aaaaが確認することができ、店舗内の作業指示状況を把握することができる。
【0063】
以上、本実施の形態によれば、店舗内管理者が、店舗内の作業者への全ての作業指示情報を閲覧することができるので、店舗内管理者が店舗内の作業指示状況を把握できる。このため、店舗内管理者は、作業指示が特定の作業者に偏ったり、同じ作業指示の繰り返しなどの無駄な作業指示の発生をチェック及び抑止でき、また、作業指示状況を店舗内業務に生かすことができる。以上により、店舗内の業務効率の向上を図ることができる。
【0064】
また、本実施の形態によれば、作業指示情報送信処理において、店舗端末70のログインユーザが管理者か否かを判別する際に、記憶部45内のユーザ管理テーブル93の属性を用いて、容易に判別できる。
【0065】
なお、上記実施の形態で説明した詳細な部分は上記内容に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
【0066】
例えば、本実施の形態では、店舗端末40において、受信した作業指示情報を表示出力させる構成であったが、プリント出力や、音声出力などの他の出力構成としてもよい。
【0067】
また、作業指示データベースの作業IDに対応して、閲覧可否情報としての閲覧不可フラグを設け、例えば、ある管理者が他の管理者に見られたくない作業指示をある作業者に対して行った場合に、その作業指示に対応する作業指示データベースの閲覧不可フラグをオンすれば、その閲覧不可フラグに関するデータが作業指示元の管理者のみしか閲覧できない構成にしてもよい。この場合、他の管理者に見られた場合に混乱されるなど、かえって業務効率を下げるような作業指示も確実に行うことができる。
【0068】
また、本部が存在せずに、各店舗間で店舗サーバが通信接続され、全店舗内の作業者の作業指示を管理する情報管理システムにおいて、管理者が、他の管理者の指示した作業指示を閲覧可能な構成としてもよい。同じく、本部が存在せずに、各店舗サーバが他の店舗サーバと通信接続されずに、各店舗内の作業者の作業指示を管理する情報管理システムにおいて、管理者が、同じ店舗内の他の管理者の指示した作業指示を閲覧可能な構成としてもよい。
【0069】
また、本実施の形態においては、店舗内管理者と作業者とが店舗端末70を共用していたが、別々の端末としてもよいし、ユーザごとに別々の端末としてもよい。本部端末20についても同様である。
さらに、本実施の形態においては、管理者が全ての作業者の作業指示情報を閲覧できる構成としたが、これに限るものではなく、各管理者の作業指示情報の閲覧権限を有する作業者を自在に設定できる構成としてもよい。
【0070】
また、本実施の形態においては、完了させる期限がある作業指示の閲覧について説明したが、その期限がない連絡についても同様にして、管理者が閲覧権限のある作業者の連絡を閲覧できる構成としてもよい。また、閲覧対象を、作業指示及び連絡のうちの少なくとも一つを有する通信情報としてもよい。また、連絡の場合には、作業者から管理者への連絡も、管理者の閲覧権限の対象として設定できることとしてよい。また、作業指示は、管理者への作業指示を含む構成としてもよい。作業者は、携帯端末61,62又は店舗端末70から連絡を入力及び発信できる。店舗内管理者は、他の店舗内又は本部管理者への連絡をチェックしたり、重複の連絡を避けたりすることができる。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、管理者が閲覧権限のある担当者発又は担当者宛の通信情報を出力して、管理者に参照させるので、管理者が担当者の通信情報状況を把握でき、その状況に基づいて業務の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の情報管理システム100の構成を示す図である。
【図2】店舗サーバ40の内部構成を示すブロック図である。
【図3】店舗端末70の内部構成を示すブロック図である。
【図4】作業指示データベースを示す図であり、(a)は作業指示データベース中の作業情報テーブル91の構成を示す図であり、(b)は同じく作業項目テーブル92の構成を示す図であり、(c)は同じくユーザ管理テーブル93の構成を示す図である。
【図5】店舗端末70において実行される作業指示データベース入力処理を示すフローチャートである。
【図6】店舗サーバ40において実行される作業指示データベース変更処理を示すフローチャートである。
【図7】店舗端末70において実行される作業指示情報表示処理を示すフローチャートである。
【図8】店舗サーバ40において実行される作業指示情報送信処理を示すフローチャートである。
【図9】作業指示情報表示画面A1を示す図である。
【符号の説明】
100…情報管理システム
200…本部
10…本部サーバ
20…本部端末
30,80…LAN
300…通信ネットワーク
400,500…店舗
40…店舗サーバ
50…アクセスポイント
61,62…携帯端末
70…店舗端末
41,71…CPU
411,711…制御部
42,72…入力部
43,73…RAM
44,74…表示部
45,75…記憶部
46,76…通信制御部
47,77…バス

Claims (4)

  1. 端末と、その端末に通信接続されたサーバと、を備える情報管理システムにおいて、
    前記サーバは、
    担当者発又は担当者宛に登録された作業指示及び連絡のうちの少なくとも一つを含む通信情報を記憶する通信情報記憶手段と、
    管理者の要求に応じて、その管理者の閲覧権限のある担当者発又は担当者宛の通信情報を前記通信情報記憶手段から抽出して通信抽出情報を作成する通信抽出情報作成手段と、
    前記作成された通信抽出情報を前記端末に送信する送信手段と、を備え、
    前記端末は、
    前記通信抽出情報を前記サーバから受信する受信手段と、
    前記受信された前記通信抽出情報を出力する出力手段を備えることを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記サーバは、
    前記管理者ごとに属性を記憶する属性記憶手段を備え、
    前記通信抽出情報作成手段は、前記属性記憶手段の記憶内容に基づいて前記管理者の閲覧権限を判別して、前記管理者の閲覧権限のある担当者発又は担当者宛の通信情報を前記通信情報記憶手段から抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記サーバは、
    前記通信情報ごとの閲覧可否情報を記憶する閲覧可否情報記憶手段を備え、
    前記通信抽出情報作成手段は、前記閲覧可否情報が閲覧可能を示し、かつ前記管理者の閲覧権限のある担当者発又は担当者宛の通信情報を、前記通信情報記憶手段から抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報管理システム。
  4. 端末と通信接続されたサーバのコンピュータに、
    担当者発又は担当者宛に登録された作業指示及び連絡のうちの少なくとも一つを含む通信情報を記憶する通信情報記憶手段から、管理者の要求に応じて、その管理者の閲覧権限のある担当者発又は担当者宛の通信情報を抽出して通信抽出情報を作成する機能と、
    前記作成された通信抽出情報を前記端末に送信する機能と、を実現させ、
    前記端末のコンピュータに、
    前記通信抽出情報を前記サーバから受信する機能と、
    前記受信された通信抽出情報を出力する機能と、を実現させるための情報管理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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