JP2002135441A - 作業情報送受信方法 - Google Patents

作業情報送受信方法

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JP2002135441A
JP2002135441A JP2000318989A JP2000318989A JP2002135441A JP 2002135441 A JP2002135441 A JP 2002135441A JP 2000318989 A JP2000318989 A JP 2000318989A JP 2000318989 A JP2000318989 A JP 2000318989A JP 2002135441 A JP2002135441 A JP 2002135441A
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Japan
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worker
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JP2000318989A
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Hitoshi Nishiyama
均 西山
Atsuo Matsumoto
敦夫 松本
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業案件の送受信を行って作業の進捗状況を
管理する際に、作業者と作業指令所のオペレータに負担
をかけない作業情報送受信法を提供する。 【解決手段】 作業指令所と作業者との間で行われる作
業情報送受信方法において、作業者が所持する携帯通信
端末から、上記携帯通信端末に固有の識別子を送信する
識別子送信工程と、上記識別子に対応して割り当てられ
た記憶領域に格納されている、上記作業者の作業一覧情
報を受信して、上記携帯通信端末が備える表示手段に上
記作業一覧情報を一覧表示する作業情報受信工程とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業案件の進捗状
況を管理するために、作業指令所と作業者との間で行わ
れる作業情報送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作業情報の管理、或いは作業指令
所と作業者との間で作業情報の送受信を行う場合、携帯
電話または携帯用の小型コンピュータが用いられてい
た。両者の間で行われる作業情報の送受信は、具体的に
は、作業者が作業案件の内容を確認する場合または作業
案件の進捗状況を更新する場合、或いは緊急の作業案件
が発生したことを作業指令所から作業者へ伝達する場合
が考えられる。
【0003】作業者が小型コンピュータで作業者自身の
作業情報を管理していた場合、通常の作業案件の作業内
容は小型コンピュータで確認することができた。また、
作業へ出動、作業に着手、作業を完了などの進捗状況を
作業指令所に連絡する場合は、小型コンピュータを用い
て作業者が入力した進捗状況を携帯電話などの通信手段
を用いて伝達することで行われていた。さらに、緊急の
作業案件が発生した場合、作業指令所のオペレータから
作業者へ電話で緊急の案件が入った旨の連絡が入り、同
時に作業者の小型コンピュータへ作業内容、作業場所、
顧客名、顧客の電話番号などの情報が通信手段を介して
伝達される。顧客に連絡をする必要がある場合は、携帯
電話を用いて連絡をとることが行われる。
【0004】作業者が作業情報を管理するために小型コ
ンピュータを用いない場合、作業へ出動、作業に着手、
作業を完了などの進捗状況を作業指令所に連絡すること
は、作業者が携帯電話を用いて作業指令所のオペレータ
に「作業現場に着きました」、「作業に着手します」、
「作業が完了しました」等の連絡を音声によって行い、
作業指令所のオペレータがそれらの連絡内容をシステム
に手入力していた。また、作業指令所のオペレータに連
絡するのではなく、作業指令所の音声応答システムに連
絡する方法もある。この場合、作業案件を明確に指定す
るために、作業者は作業案件番号を携帯電話等で入力し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
が作業情報を管理するために小型コンピュータを用いた
場合、コンピュータは多機能であるが故に操作が複雑で
あり、操作に時間がかかっていた。さらに、作業指令所
と通信をする場合、または顧客に連絡を行う場合には携
帯電話などの通信手段が別途必要であった。他にも、小
型のコンピュータであっても消費電力は大きく、特に表
示装置で消費される電力はバッテリーの持続時間に大き
く影響を与えていた。
【0006】また、作業者が作業情報を管理するために
小型コンピュータを用いない場合であっても、作業指令
所のオペレータに作業の進捗状況などを連絡して情報の
更新をするためには、作業指令所のオペレータが連絡さ
れた内容をシステムに入力することになるため、オペレ
ータの負担が大きいという問題がある。オペレータの負
担を軽減するためにオペレータではなく、作業者が作業
指令所の音声応答システムに連絡する方法もある。しか
し、作業案件を明確に特定するためには作業者が作業案
件番号などを携帯電話で入力しなければならないという
手間が必要であった。さらに、緊急性の高い作業案件が
発生した場合は、作業指令所のオペレータから作業者へ
電話で作業内容、作業場所、顧客名、顧客の電話番号な
どの情報が伝達されるが、情報を受け取った作業者はそ
れらの情報を電話で聞きながらメモをとる必要があり、
その際に情報の聞き漏らし、または聞き間違いなどが起
こる可能性もある。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、作業案件の送受信を行って作業
の進捗状況を管理する際に、作業者と作業指令所のオペ
レータに負担をかけない作業情報送受信法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る作業情報送受信方法の第一の特徴構成
は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載の如く、作業
指令所と作業者との間で行われる作業情報送受信方法に
おいて、作業者が所持する携帯通信端末から、前記携帯
通信端末に固有の識別子を送信する識別子送信工程と、
前記識別子に対応して割り当てられた記憶領域に格納さ
れている、前記作業者の作業一覧情報を受信して、前記
携帯通信端末が備える表示手段に前記作業一覧情報を一
覧表示する作業情報受信工程とを含む点にある。識別子
は、携帯通信端末に固有のものである場合、または携帯
通信端末に随時割り当てられたものである場合がある。
【0009】上記目的を達成するための本発明に係る作
業情報送受信方法の第二の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項2に記載の如く、作業指令所と作業者との
間で行われる作業情報送受信方法において、作業者が所
持する携帯通信端末から、前記携帯通信端末に固有の識
別子を受信する識別子受信工程と、前記識別子を識別す
る識別工程と、前記識別された識別子に対応して割り当
てられた記憶領域に格納されている、前記作業者の作業
一覧情報を前記携帯通信端末に送信して、前記携帯通信
端末が備える表示手段に前記作業一覧情報を一覧表示さ
せる作業情報送信工程とを含む点にある。
【0010】上記目的を達成するための本発明に係る作
業情報送受信方法の第三の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項3に記載の如く、上記第一または第二の特
徴構成に加えて、前記作業一覧情報の一覧表示が、前記
作業一覧情報の内の緊急性の高い案件の作業情報から順
に実施される点にある。
【0011】上記目的を達成するための本発明に係る作
業情報送受信方法の第四の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項4に記載の如く、上記第一から第三の何れ
かの特徴構成に加えて、前記作業一覧情報の一覧表示
が、前記作業一覧情報の内の作業情報のそれぞれを簡略
化して、前記作業情報のそれぞれの表示文字数を前記携
帯通信端末の表示画面の一行分に収まるように実施され
る点にある。
【0012】上記目的を達成するための本発明に係る作
業情報送受信方法の第五の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項5に記載の如く、上記第一から第四の特徴
構成に加えて、前記作業一覧情報の内の1つの作業情報
を選択した場合、前記作業情報の進捗状況を示す表示画
面上で、前記作業情報が複数の選択可能な項目として表
示され、作業者が前記項目を選択することで前記作業情
報の更新が実施される点にある。
【0013】上記目的を達成するための本発明に係る作
業情報送受信方法の第六の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項6に記載の如く、上記第五の特徴構成に加
えて、前記項目として表示された作業情報が選択された
場合、作業案件の未完理由の一覧が、選択可能な項目と
して表示される点にある。
【0014】上記目的を達成するための本発明に係る作
業情報送受信方法の第七の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項7に記載の如く、上記第五または第六の特
徴構成に加えて、前記項目に番号を割り当て、作業者が
番号を入力することで前記項目の選択が実施される点に
ある。
【0015】上記目的を達成するための本発明に係る作
業情報送受信方法の第八の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項8に記載の如く作業指令所と作業者との間
で行われる作業情報送受信方法において、作業指令所か
ら、作業者が所持し、固有の識別子を備えた携帯通信端
末へ、顧客の電話番号を含む作業情報を伝達して、前記
携帯通信端末が備える表示手段に前記作業情報と前記電
話番号を表示させることにより、前記作業者は、前記電
話番号を選択するだけで前記顧客に電話をかけることが
できる点にある。
【0016】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係る作業情報送受信方法の第一の特徴構成によれば、
作業者が所持する携帯通信端末から、上記携帯通信端末
に固有の識別子を送信し、その識別子に対応して割り当
てられている記憶領域に格納された、自身の作業一覧情
報を受信して、表示手段で表示することができる。ここ
で、送信した識別子が携帯通信端末を識別するもの、即
ち作業者自身を識別するものであることから、携帯通信
端末によって受信し、携帯通信端末の表示手段が表示す
る作業一覧情報は作業者自身が担当する全ての案件の作
業情報に関するものとすることができる。従って、作業
者自身は、作業指令所への一回のアクセスで作業者自身
が担当するすべての作業案件の作業情報を確認すること
ができる。
【0017】同第二の特徴構成によれば、作業者が所有
する携帯通信端末から、上記携帯通信端末に固有の識別
子を受信して識別することで、その識別子が正当な識別
子であるか否かが判定され、正当な識別子である場合
は、その識別子に対応して割り当てられた記憶領域に格
納された、上記作業者の作業一覧情報を送信し、携帯通
信端末に表示させることができる。ここで、受信された
識別子が携帯通信端末を識別するもの、即ち作業者を識
別するものであることから、携帯通信端末に対して送信
され、携帯通信端末の表示手段に表示される作業一覧情
報は作業者が担当する全ての案件の作業情報に関するも
のとすることができる。従って、作業者に対して、作業
指令所への一回のアクセスで作業者自身が担当するすべ
ての作業案件の作業情報を確認させることができる。
尚、識別子が正当でないと判定された場合には、不正識
別子に対応して割り当てられた記憶領域に格納されたエ
ラーメッセージ等の情報が携帯通信端末に送信されて表
示される。
【0018】同第三の特徴構成によれば、複数の作業情
報を作業者の表示手段に表示させる場合、緊急性の高い
作業情報から順に表示させることで、緊急性の高い作業
情報を作業者が見落とすことがないようにすることがで
きると共に、作業者にその作業案件の緊急度を認識させ
ることができる。また、作業情報を作業者の携帯通信端
末の表示画面上で修正・更新する場合は作業一覧情報の
中から目的とする案件の作業情報を探して選択する必要
があるが、表示画面の上位に緊急性の高い案件の作業情
報が表示されているならば、手間をかけて目的とする案
件の作業情報を探す必要はない。
【0019】同第四の特徴構成によれば、携帯通信端末
の表示手段に表示される作業情報が簡略化されているこ
とで、表示手段の表示領域が狭い場合であっても、表示
すべき作業情報のすべての内容を一覧表示させることが
できる。
【0020】同第五の特徴構成によれば、作業者による
作業情報の更新が、表示画面上に提示された項目を選択
することで行われるので、作業者が携帯通信端末を使用
して文章作成などのキー入力を行う必要が無くすことが
できる。
【0021】同第六の特徴構成によれば、作業者が作業
案件の未完理由を入力することで、作業指令所は作業が
未完に終わった原因を知ることができ、適切、且つ早急
な対策を実施することができる。
【0022】同第七の特徴構成によれば、上記項目に番
号が割り当てられているので、作業者は携帯通信端末の
表示画面上でカーソルを動かして所望の項目を選択する
必要はなく、番号のキーを押すだけで選択を行うことが
できる。作業者が項目に付記された番号を予め記憶して
いるならば、時間をかけて表示画面を確認する必要がな
いため、項目を選択するのにかかる時間を短縮すること
ができる。
【0023】同第八の特徴構成によれば、予定になかっ
た作業案件が発生した場合には、作業指令所から作業者
の携帯通信端末へ顧客の電話番号を含む作業情報が伝達
されることから、作業者が作業情報に関するメモ等をと
る必要はなく、作業指令所からの情報が確実に伝達され
る。さらに、顧客と連絡をとる場合には、作業情報が含
まれた顧客の電話番号を表示画面上で選択するだけで、
その電話番号へ電話をかけることができるため、作業者
がキー操作を行って電話をかけるなどの手間を省くこと
ができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明に係る作業
情報送受信方法において作業者に使用される携帯通信端
末の機能構成を説明する。携帯通信端末1は、固有の識
別子を記憶手段4に格納した携帯通信端末であって、送
受信手段2によって上記識別子および入力手段6によっ
て入力された信号を作業指令所に送信し、作業指令所か
ら受信した情報を信号処理手段3によって適切に処理し
て表示手段5に表示すると共に、その情報を記憶手段4
に格納することが可能である。後述するような、表示画
面上の文字、数字などの項目の選択は入力手段6を使用
して行われる。
【0025】図2は、本発明に係る作業情報送受信方法
が実施されるシステム構成を示す図である。作業者が有
する携帯通信端末1と作業指令所に設置されている作業
指令所サーバ11とはインターネット7を経由して接続
されている。インターネットサーバ9と、アプリケーシ
ョンサーバ10および作業指令所サーバ11とはファイ
アウォール8を介して接続されており、それによってア
プリケーションサーバ10および作業指令所サーバ11
への外部からのアクセスが制限されている。具体的に
は、携帯通信端末1から送信された識別子は、インター
ネット7を経由して作業指令所に設置されているインタ
ーネットサーバ9に伝達される。インターネットサーバ
9では受信した識別子の識別が行われ、それが正当な識
別子であればアプリケーションサーバ10および作業指
令所サーバ11へのアクセスが許可される。作業指令所
サーバ11が正当な識別子を受信すると、その識別子に
対応して割り当てられた記憶領域に格納されている、作
業者の作業一覧情報を携帯通信端末1に伝達する。この
作業一覧情報は携帯通信端末1を所有する作業者が担当
する全ての作業案件に関する内容を含み、それらは作業
内容、予定作業時刻、作業場所、顧客名等が作業案件毎
に整理されている。
【0026】以下に、携帯通信端末1を用いて入力した
識別子がインターネットサーバ9で受信され(識別子受
信工程)、その識別子が識別を受け(識別工程)、識別
された識別子に対応して割り当てられたURLに格納さ
れている作業一覧情報を携帯通信端末1に送信して、携
帯通信端末1が備える表示手段5に作業一覧情報を表示
させる(作業情報送信工程)過程を図面を参照して説明
する。
【0027】携帯通信端末1においてインターネットサ
ーバ9の所定のURLにアクセスする。アクセスすると
図3(a)に例示した画面が携帯通信端末1に表示さ
れ、ユーザID(ID)とパスワード(PW)との入力
を求められる。カーソルを入力したい場所に移動させ
て、選択することで入力可能になる。正当な携帯通信端
末1および作業者であると判定された場合、インターネ
ットサーバ9は携帯通信端末1による作業指令所サーバ
11の情報へのアクセスを許可し、図3(b)に例示す
るような携帯通信端末1に対応する、即ち作業者に対応
する作業案件の一覧が表示される。ユーザIDとパスワ
ードとが間違っている場合は図3(c)に示すように、
それらの再入力を要求する。ただし、携帯通信端末1か
らインターネットサーバ9へユーザIDとパスワードと
の送信が行われるのと同時に、自動的に携帯通信端末1
に固有の識別子が送信されているものとする。これによ
りユーザの認証と携帯通信端末の認証とが同時に行われ
る。携帯通信端末1に固有の識別子を自動的に送信する
ことができない携帯通信端末を使用している場合は、以
下に説明する工程が行われる必要がある。
【0028】携帯通信端末1から自動的に識別子が送信
されない場合、ユーザIDとパスワードとによってユー
ザの認証を実施することができても、携帯通信端末の認
証を実施することはできない。従って、インターネット
サーバ9は作業指令所サーバ11の情報へのアクセスを
許可しない。これは、携帯通信端末の認証が行われてい
ない以上は、正当な人物のユーザIDとパスワードとを
何らかの行為により不正に入手した人物が正当な人物に
成りすましてアクセスしている可能性があるからであ
る。
【0029】携帯通信端末1から自動的に識別子が送信
されなかった場合、図3(d)に例示するように、イン
ターネットサーバ9は図3(a)で入力されたユーザI
Dと1対1に対応する電子メールアドレスに独自のUR
Lが記載された電子メールを送付する。従って、上記電
子メールは携帯通信端末1に送信されることから、他人
のユーザIDとパスワードとを不正に使用していた場合
には電子メールの伝達を受けることができず、この時点
で不正なアクセスを排除することができる。図4(e)
に例示するような反転表示された電子メールを画面上で
選択すると、図4(f)に例示するような独自のURL
が記載された電子メールを読むことができる。インター
ネットサーバ9から送信されてきた上記URLには、ユ
ーザIDおよび乱数が付記されており、この乱数は携帯
通信端末1のためだけに作成されたものであることか
ら、このURL自体が携帯通信端末1にとって固有の識
別子となる。画面上でこのURLを選択することで、携
帯通信端末1からインターネットサーバ9へ識別子の送
信が行われ、その識別子の有効期限が終了していなけれ
ば作業者に対応する作業一覧情報が格納されたURLへ
のアクセスが許可される。上記URLには有効期限が設
定されているのだが、一旦URLの伝達を受けると、有
効期限内では何度でも使用することができる。例えば、
URLの有効期限が1日間である場合、朝にURLの伝
達を受けると、その日は更にURLの伝達を受ける必要
はない。その後、図3(b)に例示したような作業一覧
情報が表示手段5に表示される。
【0030】一方、正しくない識別子が送信されてきた
場合は、正しくない識別子が送信されてきた場合に対応
するメッセージを表示させるためのURLを設けてお
き、携帯通信端末1に対してそのURLに格納された情
報を送信し、携帯通信端末の表示手段にその表示を行わ
せる。
【0031】図3(b)に例示した作業一覧情報では、
現在の日付と未作業案件の件数と作業案件の一覧が表示
される。各作業案件の作業情報は、案件状態フラグ(表
1に示す)と、業務名(表2に示す)と、訪問時間帯
(表3に示す)と、住所と、顧客名とがそれぞれ簡略化
して表示される。更に、前日または翌日の作業一覧情報
の表示画面にジャンプすることもできる。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】作業者が担当するすべての作業案件が表示
された後、いずれかの作業案件の作業情報をカーソルで
選択し、作業案件についての詳細な作業情報を見て、そ
の作業情報を更新することもできる。図4(g)は、作
業者が1つの作業情報を選択し、作業案件の進捗状況を
更新するための表示画面である。図4(g)では図3
(b)において簡略化されていた表示内容が詳細に示さ
れる。例えば、案件状態は緊急(図3(b)では
「!」)であり、業務名は機器サービス(同じく
「機」)であり、訪問時間帯は午後の2番目(午後3時
〜午後5時)を表すPM2(同じく「P2」)であり、
住所および顧客名も詳細に表示される。ここで作業者
は、出動中であるのか(「出動」)、作業を開始したの
か(「開始」)、作業を完了したのか(「完了」)、ま
たは作業が未だ完了していないのか(「未完」)をカー
ソルで選択することで入力する。また、「案件情報参
照」を選択することで詳細な作業案件に関する情報を表
示させることができ、「案件一覧」を選択することで図
3(b)にジャンプすることができ、「戻る」を選択す
ることで前の表示画面にジャンプすることができる。
【0036】図3(b)において、緊急度の高い作業情
報から順に表示されれば、緊急性の高い作業情報を作業
者が見落とすことがないようにすることができ、手間を
かけて目的とする緊急案件の作業情報を探す必要がない
点で好ましい。
【0037】図4(g)において「出動」、「開始」、
「完了」のいずれかを選択した場合、図4(h)におい
て、関連する時刻をカーソルで選択することによって入
力する。時刻は24時間表記を4桁の数で表したもので
あり、例えば、15時30分であれば、「1530」と
表記する。尚、手入力で時刻を入力することも可能であ
り、その場合は「手入力」をカーソルで選択し、図5
(i)にジャンプする。
【0038】図5(i)では、入力用ボックスが表示さ
れ、カーソルでそのボックスを選択し、携帯通信端末1
の入力手段6を用いて時刻の入力を行うことができる。
【0039】図4(h)または図5(i)において時刻
の入力を行った後、図5(j)にジャンプする。図5
(j)は、図4(g)の表示画面を出発し、「出動」と
時刻「1440」とを入力した後の表示画面である。
【0040】図4(g)で「未完」を選択した場合、図
5(k)にジャンプして作業が未完了である理由をカー
ソルで選択することで入力する。未完理由には番号が付
記されているが、発生頻度の高い未完理由を表示画面の
上位にもってくることで、未完理由の選択に必要とする
時間を短縮させることができる。未完理由1を入力後、
未完理由2の入力を行う図5(l)にジャンプする。未
完理由が複数ある場合は、未完理由2の入力を行う。未
完理由が1つだけ(未完理由1)である場合は、図5
(l)において「理由なし」を選択すればよい。図5
(l)において入力を行った後、図6(m)にジャンプ
する。
【0041】図6(m)は、図4(g)の表示画面を出
発して、「未完」、「メーカー廻し」、「仮手当済」を
順に入力した後の画面である。図6(m)において再
度、「未完」を選択した場合は、再び、図5(k)にジ
ャンプするため、入力間違いがあった場合などは、その
ような操作を行えばよい。
【0042】図4(g)において、上述のように「出
動」、「開始」、「完了」、または「未完」を選択し
て、各種入力を行ったとしても、携帯通信端末1と作業
指令所サーバ11との間の通信状況の良否によって、作
業案件情報の更新が行われない場合がある。その場合、
携帯通信端末1の表示手段5には図6(n)で例示され
るようなエラーメッセージが表示される。
【0043】図3(b)において、「きのう」または
「あした」を選択した場合、図3(b)と同様の画面を
備えた、前日または翌日の表示画面が表示される。その
画面から特定の作業案件を選択すると、図4(g)また
は図5(j)で示したのと同様の作業案件の詳細な表示
画面が表示される。ここで、「案件情報参照」を選択す
ると、更に詳細な表示画面にジャンプする。その表示画
面の一例を図6(o)に示す。
【0044】図6(o)には、案件状態(表1)と、顧
客名(フリガナ付き)と、訪問時間帯(表3)と、指定
された訪問時刻があればその時刻(時刻を4桁表示)
と、業務名(表2)と、番地、マンションの号数、店舗
名まで記載された住所と、駐車場所の有無と、顧客の電
話番号(例えば、TEL0612345678)と、顧
客から作業を受け付けた際に聞いた、連絡先の電話番号
であるハロー番号(例えば、ハロー067654321
1)と、メータ番号と、サービス開始日と、サービス停
止日と、ガスの種類と、ガスを使用中であるか否か等が
表示される。さらに、「案件一覧」を選択することで図
3(b)に示したような表示画面が表示され、「進捗報
告」を選択することで図4(g)に示したような表示画
面が表示される。
【0045】ここで、携帯通信端末1は、顧客の電話番
号とハロー番号とに携帯通信端末1から電話をかける場
合、その番号をカーソルで選択するだけで電話をかける
ことができる機能(フォン・トゥー・リンク(Phon
e to Link)機能)を備えているものとする。
【0046】尚、作業指令所においても、携帯通信端末
1に表示される表示画面と同じ画面を見ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯通信端末の構成を示す図である。
【図2】作業情報送受信方法が実施されるシステム構成
を示す図である。
【図3】携帯通信端末における表示画面を示す図であ
り、(a)〜(d)は表示画面の一例を示した図であ
る。
【図4】携帯通信端末における表示画面を示す図であ
り、(e)〜(h)は表示画面の一例を示した図であ
る。
【図5】携帯通信端末における表示画面を示す図であ
り、(i)〜(l)は表示画面の一例を示した図であ
る。
【図6】携帯通信端末における表示画面を示す図であ
り、(m)〜(o)は表示画面の一例を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯通信端末 2 送受信手段 3 信号処理手段 4 記憶手段 5 表示手段 6 入力手段 7 インターネット 8 ファイアウォール 9 インターネットサーバ 10 アプリケーションサーバ 11 作業指令所サーバ
フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AB01 AF06 AF09 5K067 AA44 BB04 BB21 DD17 FF02 FF07 FF23 FF31 GG01 GG11 HH23 5K101 KK16 LL12 MM07 NN18 PP04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業指令所と作業者との間で行われる作
    業情報送受信方法において、 作業者が所持する携帯通信端末から、前記携帯通信端末
    に固有の識別子を送信する識別子送信工程と、 前記識別子に対応して割り当てられた記憶領域に格納さ
    れている、前記作業者の作業一覧情報を受信して、前記
    携帯通信端末が備える表示手段に前記作業一覧情報を一
    覧表示する作業情報受信工程とを含む作業情報送受信方
    法。
  2. 【請求項2】 作業指令所と作業者との間で行われる作
    業情報送受信方法において、 作業者が所持する携帯通信端末から、前記携帯通信端末
    に固有の識別子を受信する識別子受信工程と、 前記識別子を識別する識別工程と、 前記識別された識別子に対応して割り当てられた記憶領
    域に格納されている、前記作業者の作業一覧情報を前記
    携帯通信端末に送信して、前記携帯通信端末が備える表
    示手段に前記作業一覧情報を一覧表示させる作業情報送
    信工程とを含む作業情報送受信方法。
  3. 【請求項3】 前記作業一覧情報の一覧表示が、前記作
    業一覧情報の内の緊急性の高い案件の作業情報から順に
    実施されることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の作業情報送受信方法。
  4. 【請求項4】 前記作業一覧情報の一覧表示が、前記作
    業一覧情報の内の作業情報のそれぞれを簡略化して、前
    記作業情報のそれぞれの表示文字数を前記携帯通信端末
    の表示画面の一行分に収まるように実施されることを特
    徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の作業情
    報送受信方法。
  5. 【請求項5】 前記作業一覧情報の内の1つの作業情報
    を選択した場合、前記作業情報の進捗状況を示す表示画
    面上で、前記作業情報が複数の選択可能な項目として表
    示され、作業者が前記項目を選択することで前記作業情
    報の更新が実施されることを特徴とする請求項1から請
    求項4の何れかに記載の作業情報送受信方法。
  6. 【請求項6】 前記項目として表示された作業情報が選
    択された場合、作業案件の未完理由の一覧が、選択可能
    な項目として表示されることを特徴とする請求項5に記
    載の作業情報送受信方法。
  7. 【請求項7】 前記項目に番号を割り当て、作業者が番
    号を入力することで前記項目の選択が実施されることを
    特徴とする請求項5または請求項6に記載の作業情報送
    受信方法。
  8. 【請求項8】 作業指令所と作業者との間で行われる作
    業情報送受信方法において、 作業指令所から、作業者が所持し、固有の識別子を備え
    た携帯通信端末へ、顧客の電話番号を含む作業情報を伝
    達して、前記携帯通信端末が備える表示手段に前記作業
    情報と前記電話番号を表示させることにより、前記作業
    者は、前記電話番号を選択するだけで前記顧客に電話を
    かけることができることを特徴とする作業情報送受信方
    法。
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