JP2002163393A - 保守方法 - Google Patents

保守方法

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JP2002163393A
JP2002163393A JP2000363407A JP2000363407A JP2002163393A JP 2002163393 A JP2002163393 A JP 2002163393A JP 2000363407 A JP2000363407 A JP 2000363407A JP 2000363407 A JP2000363407 A JP 2000363407A JP 2002163393 A JP2002163393 A JP 2002163393A
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Takehide Yonemoto
武秀 米元
Naoto Matsuoka
直人 松岡
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守作業を効率的に行うことができるように
する。 【解決手段】 カスタマエンジニア(CE員)は、モバ
イルPC11を操作し、携帯電話機12を介してサーバ
13にアクセスして、当日、保守点検の必要がある訪問
先の情報を入手し、所望の訪問先を選択して保守作業を
実施する。訪問先の情報はCE員によって未選択か選択
済みかを区別できるように画面に表示し、未選択の訪問
先を容易に認識し、選択できるようにする。サーバ13
は、1つの訪問先が2以上のCE員によって重複して選
択されないように制御する。顧客情報、保守履歴情報、
設置先情報等は適宜モバイルPC11と携帯電話機12
を用いてサーバ13から入手する。保守作業終了後、C
E員がモバイルPC11を操作して作成した保守報告書
のデータは携帯電話機12を介してサーバ13に送信さ
れ、サーバ13において保守履歴情報として記憶され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保守方法に関し、
特に、携帯端末を用いてサービスセンタのサーバにアク
セスし、訪問先の選択や保守を行うための各種情報の取
得および保守報告を行うことができる保守方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ等の保守サービスを行う
CE員(カスタマエンジニア)は、図11に示すよう
に、毎朝、サービスセンタ(SC)1に電話等により連
絡して、その日、保守作業を行うべき訪問先を確認する
とともに、ユーザ及びプリンタの情報を確認する。或い
は、サービスセンタ1に出社して、保守作業を行うべき
訪問先を確認し、ユーザ及びプリンタの情報を確認す
る。その後、各訪問先での保守作業が終了すると、その
都度、CE員は随時保守報告書を作成し、全ての保守作
業が終了すると、サービスセンタ1に戻って保守報告書
を提出する。
【0003】その後、サービスセンタ1の事務担当者
は、各CE員から提出された保守報告書の内容をFAX
−OCR(optical character re
ader)2に読み込ませ、デジタルデータに変換した
後、公衆網回線や専用回線等の通信回線を介してサーバ
4に送信する。或いは、保守報告書の内容をパーソナル
コンピュータ(以下ではパソコンと略記する)3を用い
て入力し、サーバ4に送信する。サーバ4は、FAX−
OCR(optical characterread
er)2又はパソコン3から送信されてきた保守報告書
のデータを受信し、記憶する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
保守サービスでは、その日の訪問先を自分で決めること
ができない。また、保守報告書を提出するために、一旦
会社に戻らなければならない。さらに、保守サービスに
必要な情報、例えば、顧客情報や保守履歴情報等を会社
外で簡単に入手することができない。このため、作業効
率が悪いという課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、社外において携帯端末を用いて訪問先の選
択ができ、必要な保守履歴情報を迅速に入手可能とし、
保守報告も携帯端末を用いて社外から行うことができる
ようにして作業効率を上げることができるようにするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の保守方
法は、所定の設置先に設置されている保守対象物の保守
履歴を示す保守履歴情報および保守対象物の設置先に関
する設置先情報を提供するサーバと、サーバにネットワ
ークを介してアクセスし、保守履歴情報および設置先情
報の読み出し及び更新を行う複数の携帯端末からなる保
守システムにおける保守方法であって、サーバは、設置
先情報を記憶する第1の記憶ステップと、保守履歴情報
を記憶する第2の記憶ステップと、携帯端末からの要求
に応じて、保守履歴情報および設置先情報を携帯端末に
ネットワークを介して提供する提供ステップとを備え、
携帯端末は、サーバに対して保守履歴情報および設置先
情報の提供を要求する要求ステップと、サーバから提供
された保守履歴情報および設置先情報を表示する表示ス
テップとを備えることを特徴とする。また、サーバは、
提供ステップにおいて、保守点検をすべき訪問先を示す
データを提供し、携帯端末によって保守点検すべき訪問
先を示すデータに基づいて選択された訪問先の所定のも
のに対応するデータを受信する第1の受信ステップと、
第1の受信ステップにおいて受信された訪問先の所定の
ものが他の携帯端末によって選択されないように制御す
る制御ステップと、携帯端末から送信されてきた訪問先
での保守作業に関する保守作業情報を受信する第2の受
信ステップと、第2の受信ステップにおいて受信された
保守作業情報を保守履歴情報として記憶させる保守作業
情報記憶ステップと、所定の緊急呼び出しを携帯端末の
所定のものに対して行う緊急呼び出しステップとをさら
に備え、携帯端末は、保守作業情報を入力する入力ステ
ップと、入力ステップにおいて入力された保守作業情報
をサーバに送信する送信ステップとをさらに備えるよう
にすることができる。また、設置先情報は、少なくとも
設置先名と、設置先住所と、設置先に設置されている保
守対象物の識別番号とから構成され、携帯端末は、入力
ステップにおいて保守作業情報を保守対象物の識別番号
に対応付けて入力し、送信ステップにおいて保守作業情
報と識別番号とがサーバに送信され、サーバは、保守作
業情報記憶ステップにおいて、第2の受信ステップにお
いて受信された保守作業情報を識別番号と対応付けて保
守履歴情報として記憶させ、保守対象物の保守作業情報
と設置先情報とは、識別番号に基づいて互いに関連付け
られるようにすることができる。本発明に係る保守方法
においては、サーバは、設置先情報を記憶し、保守履歴
情報を記憶し、携帯端末からの要求に応じて、保守履歴
情報および設置先情報を携帯端末にネットワークを介し
て提供し、携帯端末は、サーバに対して保守履歴情報お
よび設置先情報の提供を要求し、サーバから提供された
保守履歴情報および設置先情報を表示する。また、サー
バが、保守点検をすべき訪問先を示すデータを提供し、
携帯端末によって保守点検すべき訪問先を示すデータに
基づいて選択された訪問先の所定のものに対応するデー
タを受信し、受信された訪問先の所定のものが他の携帯
端末によって選択されないように制御し、携帯端末から
送信されてきた訪問先での保守作業に関する保守作業情
報を受信し、受信された保守作業情報を保守履歴情報と
して記憶させ、所定の緊急呼び出しを携帯端末の所定の
ものに対して行い、携帯端末が、保守作業情報を入力
し、入力された保守作業情報をサーバに送信する。さら
に、設置先情報を、少なくとも設置先名と、設置先住所
と、設置先に設置されている保守対象物の識別番号とか
ら構成し、携帯端末が、保守作業情報を保守対象物の識
別番号に対応付けて入力し、保守作業情報と識別番号と
をサーバに送信し、サーバが、保守作業情報を識別番号
と対応付けて保守履歴情報として記憶させ、保守対象物
の保守作業情報と設置先情報とを、識別番号に基づいて
互いに関連付ける。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される保守
システムの一実施の形態の構成例を示している。同図に
示すように、CE員(カスタマエンジニア)は、モバイ
ルPC(携帯型のパーソナルコンピュータ(以下では適
宜、携帯パソコンと記載する))11と携帯電話機12
を用いて、例えば、インターネットを介してサービスセ
ンタ(SC)1がサーバ13を介してインターネット上
に開設する会社の保守作業に関する情報を提供するWe
bサイト(ホームページ)にアクセスし、各種情報を取
得することができるようになっている。
【0008】図2は、サーバ13の構成例を示すブロッ
ク図である。同図に示すように、サーバ13は、オペレ
ーティングシステム(OS:operating sy
stem)、各種アプリケーションソフトウェア、及び
各種データを記憶するハードディスク等の記憶装置24
と、記憶装置24に記憶されているオペレーティングシ
ステム及び所定のアプリケーションソフトウェアをメモ
リに展開して実行し、各部を制御するメモリとCPU
(central processing unit)
等からなる制御部21と、顧客情報からなる顧客情報デ
ータベース(DB)が構築された記憶装置25と、保守
点検の訪問先のスケジュール、および保守履歴情報等の
各種情報からなる保守履歴情報データベース(DB)が
構築された記憶装置26と、保守対象となる機器の設置
先に関する各種情報からなる設置先情報データベース
(DB)が構築された記憶装置27と、インターネット
等のネットワークに接続し、データの入力を制御する入
力制御部22と、インターネット等のネットワークに接
続し、データの出力を制御する出力制御部23等から構
成され、インターネット上にWebサイトを開設し、モ
バイルPC11に対して各種情報を提供することができ
るようになっている。
【0009】保守履歴情報DBは、例えば、各顧客毎
に、顧客を識別するための顧客識別番号を示すデータ
と、選択済みであるか否かを示す選択済みフラグデータ
と、作業要望日時を示すデータと、受付時間を示すデー
タと、保守対象の装置のモデル名を示すデータと、設置
先名を示すデータと、住所を示すデータと、保守形態を
示すデータと、対応状況を示すデータと、設置台数を示
すデータと、点検の有無等を示すデータ等からなるレコ
ードにより構成されている。
【0010】図3は、モバイルPC11の構成例を示す
ブロック図である。同図に示すように、モバイルPC1
1は、LCD(liquid crystal dis
play)等の表示装置36と、キーボード、ポインテ
ィングデバイス等の入力装置35と、後述する顧客情報
や保守履歴情報等の各種情報を記憶するとともに、携帯
電話機12のデータ通信機能を用いてインターネットに
接続し、サーバ13との間で各種データの送受信を行う
ための通信ソフトウェアや、保守報告書等を作成した
り、上記各種情報を表示するための所定のアプリケーシ
ョンソフトウェア等を記憶する記憶装置34と、通信ソ
フトウェアや所定のアプリケーションソフトウェア等を
メモリに展開して実行し、各部を制御するメモリとCP
U等を含む制御部31と、インターネット等のネットワ
ークに接続し、データの入力を制御する入力制御部32
と、インターネット等のネットワークに接続し、データ
の出力を制御する出力制御部33等から構成されてい
る。
【0011】CE員は、モバイルPC11と携帯電話機
12を使用し、インターネットを介して会社のホームペ
ージにアクセスすることにより、その日の保守作業の訪
問先の情報や、ユーザ・プリンタ情報(顧客情報や保守
履歴情報)等を閲覧することができるようになってい
る。
【0012】そして、CE員は、モバイルPC11の画
面に表示されたその日の保守作業の訪問先の中から、自
分が保守作業を行いたい訪問先を選択することができる
ようになっている。
【0013】即ち、保守作業の訪問先を表示装置36の
画面に表示するとき、未だ選択されていない訪問先と、
既に選択済みの訪問先とが区別できるように表示され
る。例えば、選択済みの訪問先の表示色を赤、未選択の
訪問先を黒で表示すれば、選択済みであるか否かを直ち
に判別することができる。このような表示は、サーバ1
3から送信されてきた保守履歴情報に含まれる選択済み
フラグデータに基づいて、モバイルPC11の制御部3
1が選択済みの訪問先と、未だ選択されていない訪問先
とを識別し、選択済みの訪問先のデータを表示装置36
に赤で表示し、未だ選択されていない訪問先のデータを
黒で表示することによって実現することができる。
【0014】CE員は、画面に黒で表示された訪問先の
データの中から、自分の都合の良い1又は複数の訪問先
のデータをマウス等のポインティングデバイスを含む入
力装置35を操作して選択する。選択した訪問先のデー
タは赤で表示される。従って、CE員は、未だCE員に
よって選択されていない訪問先と、既に他のCE員によ
って選択された選択済みの訪問先とを簡単かつ迅速に区
別することができる。
【0015】選択された訪問先の情報は、サーバ13に
送信される。サーバ13は、CE員から送信されてきた
訪問先の情報を受信すると、その訪問先が選択済みであ
ることを示す情報を記憶し、以降、他のCE員によりそ
の訪問先の選択ができないようにする。例えば、図2の
保守履歴情報の各レコードの選択済みフラグデータの値
を1にセットし、選択済みであることを示すようにす
る。各レコードの選択済みフラグデータの値に初期値0
を予めセットしておけば、選択済みフラグデータの値が
0であるか1であるかによって、所定の訪問先がCE員
によって選択済みであるか否かを判定することができ
る。
【0016】CE員は、保守サービスが終了すると、モ
バイルPC11を用いて保守報告書を作成し、次に、モ
バイルPC11及び携帯電話機12を用いてサーバ13
にアクセスし、保守報告書のデータを送信する。サーバ
13は、モバイルPC11から送信されてきた保守報告
書のデータを受信し、記憶する。
【0017】次に、図4に示したフローチャートを参照
して、図1に示した実施の形態における保守作業の手順
について説明する。図4は、図1に示した実施の形態の
動作を説明するためのフローチャートである。
【0018】まず最初に、ステップS1において、CE
員は、モバイルPC11を操作して、携帯電話機12を
介してインターネット経由でサーバ13にアクセスし、
その日に保守点検作業をしなければならない訪問先のデ
ータを取得し、モバイルPC11の表示装置36の画面
に訪問先の一覧を表示させる。未だ選択されていない訪
問先のデータは黒で表示され、既に他のCE員によって
選択された訪問先のデータは赤で表示される。
【0019】この画面には、CE員によって未だ選択さ
れていない各訪問先について、例えば、次のような項目
のデータが黒で表示される。即ち、作業要望日時、受付
時間、モデル名、設置先名、住所、保守形態、対応状
況、台数、及び点検の有無を示す各データが表示され
る。一方、CE員によって既に選択された各訪問先につ
いて、次のような項目のデータが赤で表示される。即
ち、状態(選択済みであり訪問予定であることを示す
「予定」、又は訪問先を訪問中であることを示す「確
定」のいずれか)、作業要望日時、受付時間、モデル
名、設置先名、住所、保守形態、対応状況、台数、及び
点検の有無を示す各データが表示される。
【0020】そして、CE員は、入力装置35を操作し
て、画面に表示された訪問先の一覧の中から、自分が保
守点検作業を行いたい1又は複数の訪問先を選択する。
CE員が選択した訪問先を示す情報は、サーバ13に送
信される。
【0021】いま、CE員が入力装置35を操作して、
表示装置36の画面に表示されている訪問先のうち、所
望の訪問先を選択すると、選択した訪問先のデータが赤
で表示される。このとき、項目「状態」には、「予定」
と表示される。そして、実際にその訪問先を訪問した時
点で、CE員が、その訪問先を入力装置35を用いて再
度選択すると、項目「状態」の表示が「予定」から「確
定」に変化する。これにより、その訪問先にCE員が訪
問中であることが示される。また、その訪問先に関する
保守報告書をCE員が作成し、作成した保守報告書のデ
ータをサーバ13に送信すると、その訪問先のデータが
画面から削除される。
【0022】次に、ステップS2において、サーバ13
は、モバイルPC11から送信されてきた、CE員が選
択した訪問先のデータに基づいて、記憶装置26に記憶
されているデータを更新し、選択済みの訪問先を他のC
E員が選択できないようにする。例えば、各訪問先が選
択済みであるか否かを示す選択済みフラグデータを各訪
問先のデータに対応付けて記憶するようにしておき、最
初は、各訪問先に対応する選択済みフラグデータに値0
をセットする。そして、所定の訪問先がCE員によって
選択されると、選択されたその訪問先に対応する選択済
みフラグデータに値1をセットする。これにより、選択
済みフラグデータの値から訪問先が既に選択済みである
か否かを容易に判断することができ、選択済みフラグデ
ータに値1がセットされている訪問先は既に選択済みで
あると判断し、重複して選択することができないように
する。
【0023】次に、ステップS3において、CE員は、
必要に応じて、訪問先で、又は訪問先を訪問する前に予
め、モバイルPC11を操作してサーバ13にアクセス
し、訪問先の顧客情報、保守履歴情報、設置先情報等を
閲覧することができる。即ち、CE員は、モバイルPC
11を操作して、訪問先の情報、例えば、ユーザ情報、
設置されている保守対象物としての機械(例えば、プリ
ンタ等)の情報、保守履歴情報等を取得する。具体的に
は、いつ、どのような保守を行ったか、また、どの部品
を交換したか、また部品を交換した時期等の情報を取得
する。これらの情報に基づいて、CE員は、機械の現在
の状況を把握することができ、そろそろ交換すべき時期
に来ていると思われる部品について、その交換用の新し
い部品を持参することができる。従って、CE員は、迅
速かつ効率的に保守点検作業を行うことができる。
【0024】次に、ステップS4において、CE員は、
選択した訪問先を順に訪問し、保守点検作業を行う。次
に、ステップS5において、CE員は、保守点検作業が
終了した後、モバイルPC11を用いて保守報告書を作
成する。そして、ステップS6において、作成した保守
報告書のデータをサーバ13に送信する。即ち、保守報
告書のデータを、サーバ13の保守履歴情報DBに登録
又は仮登録する。仮登録については、図5のフローチャ
ートを参照して後述する。
【0025】ステップS7においては、その日にCE員
が自ら選択した全ての訪問先の保守点検作業が終了した
か否かが判定される。その結果、その日にCE員が自ら
選択した全ての訪問先の保守点検作業が終了していない
と判定された場合、ステップS8に進む。
【0026】ステップS8においては、緊急呼び出しが
あったか否かが判定される。例えば、緊急呼び出しを行
うCE員に対して、電子メールを送信したり、CE員が
保守報告書の作成時等に、モバイルPC11を使用して
サーバ13にアクセスし、その日の訪問先の一覧を表示
したとき、緊急呼び出しがあったことを示すデータが表
示されるようにすることにより、CE員に緊急呼び出し
の有無を知らせるようにすることができる。従って、C
E員はモバイルPC11を使用して電子メールを受信し
たり、サーバ13にアクセスすることにより、緊急呼び
出しがあったか否かを判定することができる。
【0027】その結果、緊急呼び出しがなかったと判定
された場合、ステップS3に戻り、ステップS3以降の
処理が実行され、次の訪問先について上述した場合と同
様の処理が実行される。一方、緊急呼び出しがあったと
判定された場合、ステップS9に進む。
【0028】ステップS9においては、CE員は緊急呼
び出しによって指示された訪問先において保守点検作業
を行う。保守点検作業が終了すると、ステップS10に
おいて、保守報告書の作成を行う。そして、ステップS
11において、作成した保守報告書のデータをサーバ1
3に送信する。即ち、保守報告書のデータを、サーバ1
3の保守履歴情報DBに登録又は仮登録する。その後、
ステップS3に戻り、ステップS3以降の処理が繰り返
し実行される。
【0029】また、ステップS7において、その日にC
E員が自ら選択した全ての訪問先の保守点検作業が終了
したと判定された場合、ステップS12に進む。
【0030】ステップS12においては、緊急呼び出し
があったか否かが判定される。その結果、緊急呼び出し
がなかったと判定された場合、その日の仕事は全て終了
し、CE員は帰宅する。一方、緊急呼び出しがあったと
判定された場合、ステップS13に進む。
【0031】ステップS13においては、CE員は緊急
呼び出しによって指示された訪問先において保守点検作
業を行う。保守点検作業が終了すると、ステップS14
において、保守報告書の作成を行う。そして、ステップ
S15において、作成した保守報告書のデータをサーバ
13に送信する。即ち、保守報告書のデータを、サーバ
13の保守履歴情報DBに登録又は仮登録する。その
後、ステップS12に戻り、ステップS12以降の処理
が繰り返し実行される。
【0032】次に、図5のフローチャートを参照して、
図4のステップS5及びステップS6において保守報告
書を作成し、仮登録するときの手順について説明する。
まず最初に、ステップS21において、CE員は、モバ
イルPC11を操作して、インターネットを介してサー
バ13にアクセスし、図6に示すような保守作業区分確
定画面を表示装置36に表示させる。保守作業区分確定
画面には、モデル名、製造番号、社内区分、作業区分、
その他の各項目を入力するための入力項目が表示され、
入力装置35を操作することによりこれらのデータを入
力できるようになっている。また、「次画面」ボタン、
「戻る」ボタン等のボタンが表示され、「次画面」ボタ
ンは、次の画面に進むときに操作され、「戻る」ボタン
は1つ前の画面に戻るとき操作される。
【0033】次に、ステップS22において、CE員
は、入力装置35を操作して、モデル名、製造番号、社
内区分(保守作業を行った場所)、作業区分(保守作業
の内容)等の情報を入力する。そして、これらの情報の
入力が終了した後、ステップS23において、CE員に
より、入力装置35が操作され、ボタンの選択が行われ
たか否かが判定される。ボタンが選択されていないと判
定された場合、ステップS23の処理が繰り返し実行さ
れる。また、「次画面」ボタン以外の他のボタンが選択
された場合、ステップS29に進み、選択されたボタン
に応じた処理が実行される。一方、「次画面」ボタンが
選択されたと判定された場合、入力されたモデル名、製
造番号、社内区分、作業区分等の情報がインターネット
を介してサーバ13に送信され、ステップS24に進
む。
【0034】ステップS24においては、サーバ13の
制御部21により、モバイルPC11より送信されてき
たモデル名、製造番号に基づいて、記憶装置25に記憶
されている顧客情報DB、記憶装置26に記憶されてい
る保守履歴情報DB、記憶装置27に記憶されている設
置先情報DB等の各種データベースを参照し、図7に示
すような保守報告入力画面を表示するための表示データ
を作成し、インターネットを介してモバイルPC11に
送信する。この表示データを受信したモバイルPC11
は、制御部31の制御下、図7に示すような保守報告入
力画面を表示装置36の画面に表示する。
【0035】保守報告入力画面は、例えば、「戻る」、
「仮登録」、「登録」等のボタンと、保守日付、モデル
名、製造番号、保守作業を行ったプリンタ等の機械の故
障による現象、故障箇所、それに対して行った処置等の
保守作業情報を入力するための入力欄と、技術料、出張
料等の請求内容を入力するための入力欄と、CE連絡事
項を入力するための入力欄と、設置先情報が存在する場
合には、設置先コード、設置先名、設置先住所、電話番
号等からなる設置先情報を表示するための表示欄等によ
り構成されている。「戻る」ボタンは、1つ前の画面に
戻るとき操作され、「仮登録」ボタンは、仮登録を行う
ときに操作され、「登録」ボタンは、登録を行うときに
操作される。
【0036】後述するように、「仮登録」とは、保守作
業を行った設置先に関する情報(設置先情報)が、設置
先情報DBに存在していない場合に行われるもので、保
守作業を行った機械のモデル名と、製造番号とを含む保
守作業情報を、一旦保守履歴情報DBに仮登録し、その
後、設置先情報を登録し、保守履歴情報DBにも反映さ
せることである。
【0037】次に、ステップS25において、CE員
は、入力装置35を操作して保守報告入力画面におい
て、保守作業情報、請求内容、CE連絡事項を入力す
る。次に、ステップS26において、CE員は、保守作
業情報として入力したモデル名、製造番号に対応する機
械の設置先情報が保守報告入力画面に表示されている
(サーバ13の設置先情報DBに保守作業情報として入
力したモデル名、製造番号に対応する機械の設置先情報
が存在する)場合、ステップS28に進み、CE員は
「登録」ボタンを選択し、ステップS25において入力
した保守作業情報、請求内容、CE連絡事項のデータを
インターネットを介してサーバ13に送信し、保守履歴
情報DBに登録する。
【0038】一方、保守作業情報として入力したモデル
名、製造番号に対応する機械の設置先情報が保守報告入
力画面に表示されていない(保守作業情報として入力し
たモデル名、製造番号に対応する機械の設置先情報がサ
ーバ13の設置先情報DBに存在しない)場合、ステッ
プS27に進み、CE員は、「仮登録」ボタンを選択
し、ステップS25において入力した保守作業情報、請
求内容、CE連絡事項のデータをインターネットを介し
てサーバ13に送信し、保守履歴情報DBに仮登録す
る。その後、処理を終了する。
【0039】次に、図8のフローチャートを参照して、
保守報告入力画面で、保守作業を行った機械のうち、そ
の機械に対応する設置先情報が設置先情報DBに登録さ
れておらず、保守報告入力画面に設置先情報が表示され
なかったものについて、改めて設置先情報を登録する手
順について説明する。
【0040】まず最初に、ステップS31において、C
E員は、モバイルPC11を操作して、インターネット
を介してサーバ13にアクセスし、図9に示すような設
置先情報登録画面を表示装置36に表示させる。設置先
情報登録画面は、「戻る」、「登録」等のボタンと、モ
デル名、製造番号、設置先コード、設置先名、設置先住
所、電話番号をそれぞれ入力するための各入力欄により
構成されている。「戻る」ボタンは、1つ前の画面に戻
るとき操作され、「登録」ボタンは、入力された設置先
情報を設置先情報DBに登録するよう指示するときに操
作される。
【0041】次に、ステップS32において、CE員
は、入力装置35を操作して、設置先情報登録画面にお
いて、設置先情報が登録されていない設置先に設置され
ている機械のモデル名及び製造番号を入力する。次に、
その機械が設置されている設置先の設置先コードを採番
して入力し、設置先名、設置先住所、電話番号を入力す
る。
【0042】次に、ステップS33において、CE員
は、入力装置35を操作して「登録」ボタンを選択する
ことにより、入力した設置先情報をサーバ13に送信
し、設置先情報DBに登録する。
【0043】次に、ステップS34において、サーバ1
3は、モバイルPC11よりインターネットを介して送
信されてきた設置先情報に含まれるモデル名及び製造番
号を検索キーとして、保守履歴情報DBから保守履歴情
報を検索する。保守履歴情報は、保守報告入力画面にお
いてCE員によって入力された情報の履歴である。いま
の場合、仮登録された保守履歴情報が検索される。
【0044】ステップS35においては、検索キーに一
致する保守履歴情報が検索されたか否かが判定される。
即ち、受信した設置先情報に含まれるモデル名及び製造
番号を含む保守履歴情報が保守履歴情報DBに存在する
か否かが判定される。検索キーに一致する保守履歴情報
が検索されていないと判定された場合、ステップS32
に戻り、ステップS32以降の処理が繰り返し実行され
る。一方、検索キーに一致する保守履歴情報が検索され
たと判定された場合、ステップS36に進む。
【0045】ステップS36においては、検索された保
守履歴情報に設置先情報を追加し、保守履歴情報DBを
更新する。その後、処理を終了する。
【0046】以上のようにして、仮登録された保守作業
情報等の保守報告書のデータと設置先情報とが、モデル
名及び製造番号によって対応付けられる。従って、保守
報告入力画面において保守作業情報を入力する段階で
は、保守作業を行った機械が設置されている設置先に関
する設置先情報が設置先情報DBに登録されていない場
合でも、とりあえず、入力した保守作業情報を保守履歴
情報DBに仮登録しておき、後日、改めて設置先情報を
保守履歴情報に対応付けて設置先情報DB及び保守履歴
情報DBにそれぞれ登録することができる。
【0047】このため、例えば、機械を製造した製造会
社が代理店に機械を納入し、代理店がその機械を顧客に
販売し、顧客から製造会社に修理依頼があったような場
合、修理に出向いたCE員は、保守作業を行った後、保
守報告入力画面において保守作業情報等を入力し、仮登
録することができる。これにより、保守作業を効率的に
行うようにすることができる。
【0048】図10は、図1に示した実施の形態を利用
して保守作業を行う具体例を示している。同図に示すよ
うに、まず、CE員は、サービスセンタ1に出社し、保
守点検や定期点検を行う訪問先を確認する。或いは、上
述したように、自宅等からモバイルPC11を用いて、
携帯電話機12を介してサーバ13にアクセスし、その
日に保守点検作業が必要な訪問先に関する情報を入手
し、その中から都合の良い訪問先を自分で選択するよう
にすることも可能である。その場合、サーバ13は、C
E員によって一旦訪問先が選択されると、他のCE員に
よって同一の訪問先が選択されないようにする処理を実
行する。
【0049】これにより、CE員は、その日の都合の良
い訪問先を自分の意志で選択することができ、仕事の自
由度が大きくなるとともに、その日の体調に合わせて、
仕事量を調整したりすることが可能となる。また、緊急
呼び出しを行うことができるので、保守点検作業の効率
を上げることができる。
【0050】次に、CE員は、1件目の訪問先(A社)
に出向き、保守作業を行う。保守作業が終了すると、C
E員は、モバイルPC11を操作してA社での保守作業
に関する保守報告書を作成し、携帯電話機12を介して
サーバ13にアクセスし、保守報告書のデータを送信す
る。
【0051】1件目の保守作業及び保守報告が終了する
と、CE員は、2件目の訪問先(B社)に出向き、保守
作業を行う。保守作業が終了すると、CE員は、モバイ
ルPC11を操作してB社での保守作業に関する保守報
告書を作成し、携帯電話機12を介してサーバ13にア
クセスし、保守報告書のデータを送信する。
【0052】2件目の保守作業及び保守報告が終了する
と、CE員は、3件目の訪問先(C社)に出向き、保守
作業を行う。保守作業が終了すると、CE員は、モバイ
ルPC11を操作してC社での保守作業に関する保守報
告書を作成し、携帯電話機12を介してサーバ13にア
クセスし、保守報告書のデータを送信する。
【0053】3件目の保守作業及び保守報告が終了する
と、CE員は、4件目の訪問先(D社)に出向き、保守
作業を行う。保守作業が終了すると、CE員は、モバイ
ルPC11を操作してD社での保守作業に関する保守報
告書を作成し、携帯電話機12を介してサーバ13にア
クセスし、保守報告書のデータを送信する。
【0054】4件目の保守作業が終了し、保守報告を行
っているとき、サーバ13から、スポット呼び出し(緊
急呼び出し)があり、E社にて保守点検作業をするよう
指示する電子メールを受信すると、CE員は、直ちにE
社に出向き、保守作業を行う。また、その際、E社を含
む顧客情報、保守履歴情報、設置先情報をモバイルPC
11に予め保存しておくか、又は、サーバ13に保存し
ておき、モバイルPC11及び携帯電話機12を用い
て、必要に応じてサーバ13にアクセスし、E社の顧客
情報、保守履歴情報、設置先情報を適宜取り出すことが
できるようにしておけば、保守点検作業を効率的に行う
ことができる。
【0055】E社での保守点検作業が終了し、その日の
保守作業が全て終了した場合、CE員は自宅に直帰す
る。そして、自宅にて、或いは帰宅途中にモバイルPC
11を操作してE社に関する保守報告書を作成し、携帯
電話機12を介してサーバ13にアクセスし、保守報告
書のデータを送信する。
【0056】以上説明したように、本実施の形態により
次のような効果を得ることができる。第1の効果は、サ
ーバ13に各種詳細な顧客情報、保守履歴情報、設置先
情報等を保存しておき、携帯パソコン(モバイルPC)
11を用いてサーバ13にアクセスすることによって上
記各種詳細な顧客情報、保守履歴情報、設置先情報等を
簡単に取得することができるので、社内は勿論、会社外
のどこからでも保守作業等に必要な各種情報の入手が可
能となり、保守作業を効率化することができることであ
る。
【0057】第2の効果は、CE員が携帯パソコン11
を用いてサーバ13にアクセスし、自分の都合に合わせ
てその日の訪問先を簡単に選択することができるため、
CE員はその日の体調に合わせて効率的に仕事を行うこ
とが可能となり、自己管理のもとに保守作業を行うこと
ができることである。また、携帯パソコン11を用い
て、会社外で保守報告書等の作成を行い、作成した保守
報告書のデータをサーバ13に送信することができるた
め、会社に戻る必要がなくなることである。これによ
り、CE員の直行、直帰、或いは自宅勤務が可能とな
り、CE員の労働環境をも改善することができることで
ある。さらに、携帯パソコン11に対して緊急呼び出し
が行われるので、スポット等の緊急保守の要請に対して
迅速に対応することができることである。
【0058】第3の効果は、設置先情報が登録されてい
ない場合でも、保守作業情報を仮登録することができ、
設置先情報は保守作業情報を仮登録した後でも登録する
ことができることである。これにより、作業効率を向上
させることが可能となる。
【0059】なお、上記実施の形態の構成及び動作、並
びに画面構成、入力項目等は例であって、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言
うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る保守方法によ
れば、サーバは、設置先情報を記憶し、保守履歴情報を
記憶し、携帯端末からの要求に応じて、保守履歴情報お
よび設置先情報を携帯端末にネットワークを介して提供
し、携帯端末は、サーバに対して保守履歴情報および設
置先情報の提供を要求し、サーバから提供された保守履
歴情報および設置先情報を表示するようにしたので、携
帯端末を用いて必要な保守点検情報を迅速に入手するこ
とができる。また、サーバが、保守点検をすべき訪問先
を示すデータを提供し、携帯端末によって保守点検すべ
き訪問先を示すデータに基づいて選択された訪問先の所
定のものに対応するデータを受信し、受信された訪問先
の所定のものが他の携帯端末によって選択されないよう
に制御し、携帯端末から送信されてきた訪問先での保守
作業に関する保守作業情報を受信し、受信された保守作
業情報を保守履歴情報として記憶させ、所定の緊急呼び
出しを携帯端末の所定のものに対して行い、携帯端末
が、保守作業情報を入力し、入力された保守作業情報を
サーバに送信するようにすれば、保守報告も携帯端末を
用いて社外から行うことができ、スポット等の緊急保守
の要請に対して迅速に対応することができる。さらに、
設置先情報を、少なくとも設置先名と、設置先住所と、
設置先に設置されている保守対象物の識別番号とから構
成し、携帯端末が、保守作業情報を保守対象物の識別番
号に対応付けて入力し、保守作業情報と識別番号とをサ
ーバに送信し、サーバが、保守作業情報を識別番号と対
応付けて保守履歴情報として記憶させ、保守対象物の保
守作業情報と設置先情報とを、識別番号に基づいて互い
に関連付けるようにすれば、設置先情報が登録されてい
ない場合でも、保守作業情報を仮登録することができ、
設置先情報は保守作業情報を仮登録した後でも登録する
ことができるので、作業効率を向上させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用した保守システムの一実施の形態
の構成例を示す図である。
【図2】サーバの構成例を示すブロック図である。
【図3】モバイルPCの構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】図1の保守システムにおける保守業務の手順を
示すフローチャートである。
【図5】保守作業情報等からなる保守報告書のデータを
仮登録する手順を示すフローチャートである。
【図6】保守作業区分確定画面例を示す図である。
【図7】保守報告入力画面例を示す図である。
【図8】設置先情報を登録する手順を示すフローチャー
トである。
【図9】設置先情報登録画面例を示す図である。
【図10】図1の実施の形態を用いて保守作業を行う手
順を説明するための図である。
【図11】従来の保守システムの一例の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 サービスセンタ 2 FAX−OCR 3 パソコン 4 サーバ 11 モバイルPC 12 携帯電話機 13 サーバ 21,31 制御部 22,32 入力制御部 23,33 出力制御部 24,25,26,27,34 記憶装置 35 入力装置 36 表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の設置先に設置されている保守対象
    物の保守履歴を示す保守履歴情報および前記保守対象物
    の設置先に関する設置先情報を提供するサーバと、前記
    サーバにネットワークを介してアクセスし、前記保守履
    歴情報および前記設置先情報の読み出し及び更新を行う
    複数の携帯端末からなる保守システムにおける保守方法
    であって、 前記サーバは、 前記設置先情報を記憶する第1の記憶ステップと、 前記保守履歴情報を記憶する第2の記憶ステップと、 前記携帯端末からの要求に応じて、前記保守履歴情報お
    よび前記設置先情報を前記携帯端末に前記ネットワーク
    を介して提供する提供ステップとを備え、 前記携帯端末は、 前記サーバに対して前記保守履歴情報および前記設置先
    情報の提供を要求する要求ステップと、 前記サーバから提供された前記保守履歴情報および前記
    設置先情報を表示する表示ステップとを備えることを特
    徴とする保守方法。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、前記提供ステップにおい
    て、保守点検をすべき訪問先を示すデータを提供し、 前記携帯端末によって前記保守点検すべき訪問先を示す
    データに基づいて選択された前記訪問先の所定のものに
    対応するデータを受信する第1の受信ステップと、 前記第1の受信ステップにおいて受信された前記訪問先
    の所定のものが他の携帯端末によって選択されないよう
    に制御する制御ステップと、 前記携帯端末から送信されてきた前記訪問先での保守作
    業に関する保守作業情報を受信する第2の受信ステップ
    と、 前記第2の受信ステップにおいて受信された前記保守作
    業情報を前記保守履歴情報として記憶させる保守作業情
    報記憶ステップと、 所定の緊急呼び出しを前記携帯端末の所定のものに対し
    て行う緊急呼び出しステップとをさらに備え、 前記携帯端末は、前記保守作業情報を入力する入力ステ
    ップと、 前記入力ステップにおいて入力された前記保守作業情報
    を前記サーバに送信する送信ステップとをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の保守方法。
  3. 【請求項3】 前記設置先情報は、少なくとも設置先名
    と、設置先住所と、前記設置先に設置されている保守対
    象物の識別番号とから構成され、 前記携帯端末は、前記入力ステップにおいて前記保守作
    業情報を前記保守対象物の識別番号に対応付けて入力
    し、前記送信ステップにおいて前記保守作業情報と前記
    識別番号とが前記サーバに送信され、前記サーバは、前
    記保守作業情報記憶ステップにおいて、前記第2の受信
    ステップにおいて受信された前記保守作業情報を前記識
    別番号と対応付けて前記保守履歴情報として記憶させ、 前記保守対象物の前記保守作業情報と前記設置先情報と
    は、前記識別番号に基づいて互いに関連付けられること
    を特徴とする請求項1または2に記載の保守方法。
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