JP2002117214A - 顧客情報管理方法及び顧客情報管理システム - Google Patents

顧客情報管理方法及び顧客情報管理システム

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JP2002117214A
JP2002117214A JP2000316841A JP2000316841A JP2002117214A JP 2002117214 A JP2002117214 A JP 2002117214A JP 2000316841 A JP2000316841 A JP 2000316841A JP 2000316841 A JP2000316841 A JP 2000316841A JP 2002117214 A JP2002117214 A JP 2002117214A
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Mitsuhiro Sugiura
光洋 杉浦
Hirohisa Terabe
尋久 寺部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上記従来技術の問題点に鑑み、設備の小規模
化、リスクの分散化を可能にしつつ、通信費等のコスト
を低く抑えることができ、また、他店舗から顧客情報を
効率良く的確に得ることができるようにする。 【解決手段】 他店舗のデータベースにアクセスして顧
客情報を得る顧客情報管理方法において、登録されるデ
ータベースを特定するための情報を含むID番号を個々
の顧客に付与し新規顧客の情報をデータベースに新規登
録を行う過程と、自店舗のデータベースに新規登録され
ていない顧客についてはIDカードに付された顧客管理
用の識別情報を読み取り新規登録を行った店舗のデータ
ベースにアクセスしてその顧客情報を検索しその顧客情
報を得る過程と、顧客に対して新たなデータを追加した
ときには該追加データを付加して保存させる過程と、を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の店舗で通信
ネットワークを介して顧客情報を共有化する顧客情報管
理システム及び顧客情報管理方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、複数の店舗があるチェーン店等にお
いて、各店舗で得た顧客情報を共有化する場合、チェー
ン店の本部に大型のホストコンピュータを設置し、個々
の店舗はこのホストコンピュータに販売情報を通信ネッ
トワークを介して送信し、ホストコンピュータで全顧客
情報を一括管理する方法が取られていた。
【0003】また、各店舗に独立したデータベースを構
築し、定期的(例えば、月ごと)に本部のホストコンピ
ュータにデータを転送することで顧客情報を管理する方
法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来例においては、常に各店舗から本部のホストコンピ
ュータに常にアクセスするため、ホストコンピュータは
常に安定して動作している必要がある。また、ホストコ
ンピュータには、高度な信頼性と接続の確率性が必要に
なるため、設備費、人件費、電話回線等の通信使用料な
どコストの面で問題があった。
【0005】一方、後者の従来例においては、前者と比
較して通信使用料が少なくなるが、各店舗ではある顧客
が各店舗にまたがって購入した場合の販売履歴等をタイ
ムリーに確認できないといった問題があった。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
設備の小規模化、リスクの分散化を可能にしつつ、通信
費等のコストを低く抑えることができ、また、他店舗か
ら顧客情報を効率良く的確に得ることができる顧客情報
管理システム及び顧客情報管理方法を提供することを技
術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0008】(1) 顧客情報を蓄積するデータベース
と該データベースに接続される端末機とが複数の店舗に
それぞれ設置されており、通信ネットワークを介して自
店舗に設置された端末機から他店舗のデータベースにア
クセスして顧客情報を得る顧客情報管理方法において、
登録されるデータベースを特定するための情報を含む顧
客管理用の識別情報を個々の顧客に付与し新規顧客の情
報をデータベースに新規登録を行う過程と、前記顧客管
理用の識別情報を付与したIDカードを発行する過程
と、自店舗のデータベースに新規登録されていない顧客
については前記IDカードに付された顧客管理用の識別
情報を読み取り新規登録を行った店舗のデータベースに
アクセスしてその顧客情報を検索しその顧客情報を得る
過程と、顧客に対して新たなデータを追加したときには
該追加データを付加して保存させる過程と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0009】(2) 顧客情報を蓄積するデータベース
と該データベースに接続される端末機とが複数の店舗に
それぞれ設置されており、通信ネットワークを介して自
店舗に設置された端末機から他店舗のデータベースにア
クセスして顧客情報を得る顧客情報管理方法において、
各店舗において新規顧客の情報を自店舗に設置されたデ
ータベースに登録する過程と、自店舗のデータベースに
新規登録されていない顧客については他店舗のデータベ
ースにアクセスすることによりその顧客情報を得る過程
と、他店舗のデータベースに登録されている顧客に対し
て新たなデータを追加したときには該追加データを新規
登録先のデータベースに転送して保存させる過程と、を
備えることを特徴とする。
【0010】(3) (2)の顧客情報管理方法におい
て、さらに各店舗において自店舗を特定する店舗情報を
顧客情報に付与して自店舗のデータベースに保存する過
程を備えることを特徴とする。
【0011】(4) (2)の顧客情報管理方法におい
て、さらに各店舗において自店舗での販売データがある
ときには自店舗を特定する店舗情報をその販売データに
付与して自店舗のデータベースに保存する過程と、販売
データに付与された前記店舗情報を基に自店舗における
販売データをデータベースから抽出する過程と、を備え
ることを特徴とする。
【0012】(5) 顧客情報を蓄積するデータベース
と該データベースに接続される端末機とが複数の店舗に
それぞれ設置されており、通信ネットワークを介して自
店舗に設置された端末機から他店舗のデータベースにア
クセスして顧客情報を得る顧客情報管理方法において、
登録されるデータベースを特定するための情報を含む顧
客管理用の識別情報を個々の顧客に付与し新規顧客の情
報を自店舗のデータベースに新規登録を行う過程と、自
店舗のデータベースに新規登録されていない顧客につい
ては前記顧客管理用の識別情報を持つIDカードを読み
取り新規登録を行った店舗のデータベースにアクセスし
てその顧客情報を検索しその顧客情報を得る過程と、得
られた顧客情報に対して新たな識別情報を付与したID
カードを発行して顧客情報のデータベースを移動させる
過程と、顧客管理用の識別情報を変えたときは旧データ
ベースにその変更データを送付する過程と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0013】(6) 顧客情報を蓄積するデータベース
と該データベースに接続される端末機とが複数の店舗に
それぞれ設置されており、通信ネットワークを介して自
店舗に設置された端末機から他店舗のデータベースにア
クセスして顧客情報を得る顧客情報管理システムにおい
て、(1)〜(5)の何れかの顧客情報管理方法を用い
ることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本実施形態におけるシステ
ム全体の構成を示す図であり、チェーン展開している眼
鏡店A,B,Cの3店舗で顧客情報を共有化するものと
して説明する。
【0015】A店舗に設置されているシステム100a
は、顧客情報を蓄積するためのデータベース3aを備え
るサーバ2aと、サーバ2aと接続されるコンピュータ
6aと、これらサーバ2a及びコンピュータ6aと他店
舗(B店舗、C店舗)のシステム100b,100cと
を、通信ネットワークとしての通信回線(ISDN回
線)15を介して接続するためのルータ5aを備える。
コンピュータ6aはタッチパネル式のモニタ7aとキー
ボード8aを持ち、モニタ7aはタッチペン9を使用す
ることにより入力装置としても使用される。また、コン
ピュータ6aの内部には顧客情報を閲覧、検索するため
の顧客情報管理プログラムが格納されている。10はコ
ンピュータ6aに接続されたバーコードリーダであり、
顧客に発行されるIDカード11に付けられたバーコー
ドを読み取る。
【0016】B店舗及びC店舗に設置されるシステム1
00b,100cも、同様に、それぞれサーバ2b,2
c、データベース3b,3c、ルータ5b、5c、コン
ピュータ6b,6c、モニタ7b,7c、キーボード8
b,8c、バーコードリーダ10を備える。
【0017】なお、各店舗のサーバ2a,2b,2cに
接続される情報端末のコンピュータ6a,6b,6c
は、使用される店舗の規模により複数台を接続する構成
でも良い。また、IDカード11は磁気タイプ等の種々
のものが使用でき、この場合にはバーコードリーダ10
もIDカード11に合わせた読取り器とする。
【0018】本システムにおける動作について説明す
る。まず、A店舗に新規の顧客X1が来店し、X1の顧
客情報を新規登録する場合を説明する。
【0019】コンピュータ6aの顧客情報管理プログラ
ムを起動すると、図2に示すメニュー画面が表示され
る。このメニュー画面上部の新規登録ボタン41をタッ
チペン9で選択すると、顧客を個々に管理するためのI
D番号がコンピュータ6aによって自動的に付与された
後、顧客の個人データ、眼鏡データ等を入力できる画面
に切換わる(図3参照)。ここで、自動的に付与される
ID番号には新規登録を行った店舗、すなわち登録先の
データベース3aを特定するための識別情報が含まれ
る。例えば、ID番号は12桁の数字で付与され、その
先頭3桁が登録店舗(登録するデータベース)を特定す
る識別情報とされる。A店舗では先頭3桁に「001」
が付けられるものとし、B店舗では先頭3桁に「00
2」が、C店舗では先頭3桁に「003」が付けられる
ものとする。
【0020】A店舗側では、図3に示す「個人データ」
タブ61aをタッチペン9でクリックすると、個人デー
タ画面(図示せず)が一番前に表示されるので、所定の
入力項目に従って、その顧客の氏名、年齢、電話番号、
趣味等の個人情報を入力する。検眼データの入力は、
「眼鏡データ」タブ61bの選択で表示される図3の眼
鏡データ画面において、「検眼」タブ62aを選択する
ことにより、検眼データ入力画面(図示せず)が手前に
表示されるので、これにより検眼したデータを入力す
る。また、眼鏡販売データの入力は、「販売」タブ62
bで表示される図3のような入力画面で販売したフレー
ム、レンズ等の情報を入力する。なお、これらの入力時
には、「店名」項目欄63aに自分の店名(A店舗)と
「販売日」項目欄63bに販売日を同時に入力してお
く。販売日はコンピュータ6aが持つカレンダー機能に
より、その日の日付が自動的に入力される。こうして入
力した顧客X1の個人情報、販売データ、その時の検眼
データ及び販売店舗データ等はID番号に関連付けら
れ、データベース3aに登録される。
【0021】A店舗で眼鏡を購入した顧客X1に対し
て、新規登録を行ったときのID番号のバーコードが付
けられたIDカード11が発行される。そして、次にA
店舗及びそのチェーン店舗であるB店舗、C店舗に訪れ
た際には、そのIDカード11を提示する旨が伝えられ
る。
【0022】A店舗で新規登録を行った顧客X1が、B
店舗に訪れた場合について説明する。B店舗のコンピュ
ータ6bで図2のメニュー画面を開いた後、顧客X1か
らIDカード11が提示された場合には、バーコードリ
ーダ10でそのIDカード11に付けられているバーコ
ードを読み取る。
【0023】これによりID番号がID番号入力欄52
入力され、B店舗のデータベース3bでの再来検索が自
動的に実行される。バーコードリーダ10を設けない場
合は、IDカードに付されたID番号を読み取り、ID
番号入力欄52にキーボード8bでID番号を直接入力
し、ENTERキーを押すことで検索が実行される。こ
こではデータベース内に顧客X1のデータが無いので、
その旨のメッセージがモニタ7bに表示される。自店舗
データベース3bにデータが無い場合は、「他店舗検
索」ボタン45をクリックする。モニタ7bには図4に
示す他店舗検索画面が表示され、ID番号入力欄52に
は再来検索で入力したID番号がコピーされて入力され
る。次に、「検索」ボタン51をクリックすると他店舗
データベースへの検索が実行される。ID番号の先頭3
桁の数字により店舗Aのデータベースが顧客X1の新規
登録先であると決定されるので、B店舗のコンピュータ
6bは決定した店舗情報の信号をルータ5bに送る。
【0024】ルータ5bには各店舗情報の信号に対応さ
せて各店舗(A店舗、C店舗)の電話番号が予め記憶さ
れており、ルータ5bはコンピュータ6bからの信号に
基づきA店舗にダイヤルアップし、通信回線15を介し
てA店舗のサーバ2aに接続する。この接続により、顧
客のID番号に従ってデータベース3aに蓄積されてい
る顧客Xの情報が検索されて呼び出され、通信回線15
を介してB店舗側のデータベース2Bに転送される。そ
して、B店舗のコンピュータ6bではこの転送されたデ
ータをモニタ7bで表示させて見ることが可能となる。
【0025】図5は転送されたてきた顧客X1のデータ
履歴画面の表示例であり、この画面は先に示した図3と
同じ画面表示における「データ履歴」タブ61cを選択
することにより、画面手前に表示されるようになる。画
面上には販売履歴及びそのときの処方データが販売した
店舗名と共に、上から新しい順に表示される。図5の例
では、その顧客が新しい順にA店舗、C店舗、A店舗…
に訪れて、眼鏡を購入した履歴が分かる。こうした最新
の販売履歴や検眼履歴の情報をA店舗のデータベース3
aから得ることにより、B店舗では顧客X1に対する眼
鏡の処方、販売に役立てることが可能となる。
【0026】B店舗で顧客X1に対して新たなデータを
追加するときには、図3に示した画面を開いた後に「眼
鏡データ追加」ボタン65をクリックすることにより、
「店名」欄63aに自店舗名が、「販売日」欄63bに
その日の日付が自動的に入力され、新規眼鏡データ画面
となる。その後、先に説明したA店舗の場合と同様に、
「検眼」タブ62aをクリックすることで検眼データ入
力画面にして検眼データを入力し、販売データも「販
売」タブ62bをクリックすることにより、図3に示す
販売データ入力画面を開いて入力する。新たに追加(編
集)するデータの入力が終了したら、図3における「保
存」ボタン64をクリックすることにより、B店舗のデ
ータベース3bに上書き保存される。このとき、B店舗
で新たに追加したデータは、「店名」欄63aの店名入
力による店舗データ、「販売日」欄63bの入力による
販売日データと共に、その顧客X1に付与したID番号
に関連付けられて保存される。
【0027】顧客管理プログラムを終了するときには、
図2示したメニュー画面における「終了」ボタン46を
クリックする。このとき、他店舗で新規登録されている
顧客X1のデータに変更が加えられていれば、顧客X1
のID番号に付けられた店舗情報に従い、ルータ5bに
よってA店舗側のサーバ3aと接続するためのダイヤル
アップが行われ、B店舗側で追加編集された顧客X1の
データがA店舗側のデータベース3aに送信されて上書
き保存される。これにより、顧客X1の新規登録先であ
るA店舗のデータベース3aには、常にその顧客X1の
最新情報が保存されて一元管理されるようになる。
【0028】このように顧客X1の新規登録先であるA
店舗のデータベース3aでは、他の店舗での追加(編
集)データも合わせてその顧客X1のデータが都度タイ
ムリーに一元管理されているので、顧客X1の最新デー
タを他のB店舗、C店舗で共有するときには、データベ
ース3aに接続して呼び出せば良い。先に示した図5の
画面例においてC店舗での販売データがあるのは、顧客
X1がC店舗に訪れたときにデータが追加され、同様に
C店舗からA店舗のデータベース3aにデータが送信さ
れているためである。
【0029】また、他店舗で新規登録された顧客の来店
時等にように、必要時にのみ、他店舗のデータベースと
接続するので、電話回線等の通信使用料が多く掛からな
い。すなわち、再来する多くの顧客は自店舗で新規登録
した顧客であるので、その場合には自店舗に設置したデ
ータベースへのアクセスのみで済む。
【0030】なお、上記の例において、顧客X1のデー
タに変更を加えた場合に、新規登録先のデータベース側
にそのデータを転送するか否かを選択できるようにして
も良い。「終了」ボタン46をクリックすると、図6の
他店舗データ送信の確認画面71が表示される。ここ
で、「はい」ボタン72をクリックした場合に、追加編
集したデータを含む顧客データがA店舗側のデータベー
ス3aに送信され、「いいえ」ボタン73をクリックし
た場合にはデータ未送信のまま管理される。これは、顧
客のデータが編集途中である場合等に使用する。例え
ば、顧客X1に渡す眼鏡が後日になるケースのような場
合、購入情報が未決定となるので、データ転送を保留と
する。後日、顧客X1が訪れたときには、IDカード1
1の提示で再来検索を掛ける。顧客X1のデータが未送
信のまま管理されている場合、コンピュータ6bは自店
舗のデータベース3bから顧客X1のデータを抽出す
る。ここで、顧客X1のデータが既にその新規登録先で
あるA店舗側に送信されていれば、A店舗のデータベー
スに検索を掛けてしまうことになる。このように未転送
データの有無を管理することにより、通信回線15を使
用した無用な他店舗検索を掛けることを少なくできる。
【0031】また、他店舗から顧客のデータを取り寄せ
た後に、自店舗の新規登録とすることも可能である。例
えば、顧客X1が主にB店舗を利用するようになった場
合や、店舗の移動等があった場合に有効である。前述と
同様にA店舗のデータベース3aから検索して得た顧客
X1のデータに必要な変更を加えてB店舗のデータベー
ス3bに保存する。この状態では顧客X1のデータは見
送信であり、未送信データリスト画面(図示せず)に顧
客X1の名前があるので、これを選択する。その後、未
送信データリスト画面の「自店に新規登録」ボタンをク
リックすると、顧客X1のID番号がB店舗用の新たな
ID番号に自動的に更新される。この場合も、ID番号
にはB店舗のデータベースを識別する情報が含まれる
(すなわち、新たなID番号の先頭3桁に「002」が
付けられたものとなる)。顧客X1には新たなID番号
が付されたIDカード11を再発行する。
【0032】また、こうして他店舗で登録した顧客X1
のデータを自店舗へ新規登録したときには、その変更デ
ータが旧データベースであるデータベース3aに送信さ
れ、データベース3a側では顧客X1の旧ID番号と新
たなID番号が関連付けられて保存管理される。こうし
て、顧客X1のデータはB店舗のデータベース3bで一
元管理できるようになる。
【0033】顧客分析について説明する。顧客情報の分
析を行う場合は、図2における「分析」ボタン48をク
リックすることで、目的別の販売分析が可能になる。販
売分析の項目としては、地域別分析、フレーム販売分
析、レンズ販売分析、年齢別分析、等が用意されてい
る。「分析」ボタン48をクリック後に表示される分析
項目選択画面(図示せず)から目的とする分析項目を選
択し、その後各項目で必要な条件を入力することにより
分析が実行される。各項目の分析実行後は、その分析結
果の画面がモニタ7bに表示される。
【0034】ここで、この販売分析においては、他店舗
で新規登録された顧客であっても、自店舗で販売したデ
ータの分析が行われる。B店舗での販売分析で説明する
と、上記のように新規登録先がA店舗の顧客X1であっ
ても、B店舗での販売データを追加したときには、図3
の「店名」欄63aに自分の店舗名を入力することによ
り、データベース3bには販売店舗データが関連付けら
れた顧客のID番号と販売商品データが保存される。従
って、分析時にはこの販売店舗データが付けられた販売
商品データを抽出することにより、B店舗での販売分析
が可能となる。なお、これはA店舗、C店舗においても
同様であり、自店舗に設置されているデータベース3
a,3Cに記憶されている自店舗の販売店舗データから
抽出される。
【0035】以上の実施形態ではIDカード11の提示
があった場合について説明したが、顧客X1からのID
カード11の提示がない場合は、次のように検索する。
顧客X1に自宅電話番号又は名前を尋ね、図2に示すメ
ニュー画面における再来のお客様入力欄で、自宅電話番
号欄43又は名前(カナ)欄44を入力する。その後、
キーボード8bのENTERキーを押すことでB店舗の
データベース3bに検索が掛けられる。前述と同様に、
顧客X1がB店舗で新規登録されていれば、その顧客デ
ータが表示されるが、顧客X1はA店舗での新規登録で
あるので、モニタ7bにはデータが無い旨のメッセージ
が表示される。
【0036】他店舗検索を行うには、上記と同様に、図
2における「他店舗検索」ボタン45をクリックして、
図4に示す他店舗検索画面を表示させる。この画面で自
宅電話番号欄53又は名前欄54を入力し、店舗名欄5
5には顧客X1が新規登録で訪れた店舗名を選択して入
力する。この画面例ではA店舗を選択した後、「検索」
ボタン51をクリックすることにより、A店舗のサーバ
2aに接続され、そのサーバ2aが備えるデータベース
3aに検索が掛けられる。顧客X1から新規登録の店舗
名の情報が得られないときは、チェーン店の店舗名を順
に入力することにより、各店舗のデータベースで検索が
掛けられ、検索がヒットすれば前述のように顧客情報が
転送さてくる。また、店舗名欄55に全店舗を選択する
ことにより、ヒットするまで自動的に順に検索を掛ける
こともできる。
【0037】以上はA店舗で新規登録された顧客を例に
とって説明したが、新規登録をB店舗又はC店舗におい
て行った顧客については、新規登録店舗先であるデータ
ベース3b又は3cによってその顧客の全データが一元
管理されるようになる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
設備の小規模化、リスクの分散化が可能にしつつ、通信
費等のコストを低く抑えることができる。また、顧客情
報を他店舗から効率良く的確に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】顧客情報管理システムの構成を示した該略ブロ
ック図である。
【図2】顧客情報管理システムのメニュー画面を示した
図である。
【図3】顧客情報管理システムのデータ入力画面を示し
た図である。
【図4】顧客情報管理システムの他店舗検索画面を示し
た図である。
【図5】顧客情報管理システムの眼鏡データ販売履歴画
面を示した図である。
【図6】顧客情報管理システムのデータ送信画面を示し
た図である。
【符号の説明】
2a,2b,2c サーバ 3a,3b,3c データベース 5a,5b,5c ルータ 6a,6b,6c コンピュータ 10 バーコードリーダ 11 IDカード 15 通信回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客情報を蓄積するデータベースと該デ
    ータベースに接続される端末機とが複数の店舗にそれぞ
    れ設置されており、通信ネットワークを介して自店舗に
    設置された端末機から他店舗のデータベースにアクセス
    して顧客情報を得る顧客情報管理方法において、登録さ
    れるデータベースを特定するための情報を含む顧客管理
    用の識別情報を個々の顧客に付与し新規顧客の情報をデ
    ータベースに新規登録を行う過程と、前記顧客管理用の
    識別情報を付与したIDカードを発行する過程と、自店
    舗のデータベースに新規登録されていない顧客について
    は前記IDカードに付された顧客管理用の識別情報を読
    み取り新規登録を行った店舗のデータベースにアクセス
    してその顧客情報を検索しその顧客情報を得る過程と、
    顧客に対して新たなデータを追加したときには該追加デ
    ータを付加して保存させる過程と、を備えることを特徴
    とする顧客情報管理方法。
  2. 【請求項2】 顧客情報を蓄積するデータベースと該デ
    ータベースに接続される端末機とが複数の店舗にそれぞ
    れ設置されており、通信ネットワークを介して自店舗に
    設置された端末機から他店舗のデータベースにアクセス
    して顧客情報を得る顧客情報管理方法において、各店舗
    において新規顧客の情報を自店舗に設置されたデータベ
    ースに登録する過程と、自店舗のデータベースに新規登
    録されていない顧客については他店舗のデータベースに
    アクセスすることによりその顧客情報を得る過程と、他
    店舗のデータベースに登録されている顧客に対して新た
    なデータを追加したときには該追加データを新規登録先
    のデータベースに転送して保存させる過程と、を備える
    ことを特徴とする顧客情報管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の顧客情報管理方法において、
    さらに各店舗において自店舗を特定する店舗情報を顧客
    情報に付与して自店舗のデータベースに保存する過程を
    備えることを特徴とする顧客情報管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項2の顧客情報管理方法において、
    さらに各店舗において自店舗での販売データがあるとき
    には自店舗を特定する店舗情報をその販売データに付与
    して自店舗のデータベースに保存する過程と、販売デー
    タに付与された前記店舗情報を基に自店舗における販売
    データをデータベースから抽出する過程と、を備えるこ
    とを特徴とする顧客情報管理方法。
  5. 【請求項5】 顧客情報を蓄積するデータベースと該デ
    ータベースに接続される端末機とが複数の店舗にそれぞ
    れ設置されており、通信ネットワークを介して自店舗に
    設置された端末機から他店舗のデータベースにアクセス
    して顧客情報を得る顧客情報管理方法において、登録さ
    れるデータベースを特定するための情報を含む顧客管理
    用の識別情報を個々の顧客に付与し新規顧客の情報を自
    店舗のデータベースに新規登録を行う過程と、自店舗の
    データベースに新規登録されていない顧客については前
    記顧客管理用の識別情報を持つIDカードを読み取り新
    規登録を行った店舗のデータベースにアクセスしてその
    顧客情報を検索しその顧客情報を得る過程と、得られた
    顧客情報に対して新たな識別情報を付与したIDカード
    を発行して顧客情報のデータベースを移動させる過程
    と、顧客管理用の識別情報を変えたときは旧データベー
    スにその変更データを送付する過程と、を備えることを
    特徴とする顧客情報管理方法。
  6. 【請求項6】 顧客情報を蓄積するデータベースと該デ
    ータベースに接続される端末機とが複数の店舗にそれぞ
    れ設置されており、通信ネットワークを介して自店舗に
    設置された端末機から他店舗のデータベースにアクセス
    して顧客情報を得る顧客情報管理システムにおいて、請
    求項1〜5の何れかの顧客情報管理方法を用いることを
    特徴とする顧客情報管理システム。
JP2000316841A 2000-10-11 2000-10-11 顧客情報管理方法及び顧客情報管理システム Withdrawn JP2002117214A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004030139A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Aruze Corp ポイント処理システム
JP2005085230A (ja) * 2003-09-11 2005-03-31 Toshiba Corp 顧客情報管理システム、顧客情報管理方法、顧客情報管理プログラム
JP2005316775A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Msp:Kk サービスステーション等における顧客情報管理システム

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