JP2000013518A - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JP2000013518A
JP2000013518A JP10177666A JP17766698A JP2000013518A JP 2000013518 A JP2000013518 A JP 2000013518A JP 10177666 A JP10177666 A JP 10177666A JP 17766698 A JP17766698 A JP 17766698A JP 2000013518 A JP2000013518 A JP 2000013518A
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JP10177666A
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Okifumi Suzuki
興文 鈴木
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスマンによる各顧客先の画像形成装置
に対する作業を経済的且つ効率的に行なえるようにす
る。 【解決手段】 CE携帯端末装置17上のキー操作によ
り、サービスマンの複写機13の設置場所への到着,作
業開始,又は作業終了等の作業に関する情報を入力し、
それを有線I/F16b,通信アダプタ11,公衆通信
回線網5を介してセンタシステム(中央管理装置)1へ
通報することができる。また、CE携帯端末装置27上
のキー操作により、サービスマンのプリンタ24の設置
場所への到着,作業開始,又は作業終了等の作業に関す
る情報を入力し、それを無線I/F26,通信アダプタ
21,公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ通
報することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータを
備えた中央管理装置と複数の画像形成装置とを公衆通信
回線網,通信アダプタ,有線又は無線インタフェースを
介して接続し、中央管理装置が、公衆通信回線網,通信
アダプタ,有線又は無線インタフェースを介して各画像
形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】このような画像形成装置管理システムと
しては、公衆通信回線網を利用し、更に通信アダプタ,
有線又は無線インタフェースを使用して、複写機等の画
像形成装置(OA機器)をサービスセンタに設置された
中央管理装置(センタシステム)と接続可能にしたもの
が知られている。
【0003】このような画像形成装置管理システムは、
遠隔地に設置されている複数の画像形成装置を中央管理
装置によって遠隔管理することにより、その各画像形成
装置の使用状況を集計したり、その管理情報を画像形成
装置の保守(メンテナンス)等に利用したりしている。
使用状況の内容としてはコピー枚数等があり、保守の内
容としては画像形成装置の自己診断による中央管理装置
への自動発呼や、中央制御装置側からのアクセスによる
画像形成装置の各部調整等がある。
【0004】また、従来は、作業者であるサービスマン
(サービスエンジニア)の訪問や顧客先への電話によっ
て確認していた画像形成装置の保守契約の料金請求のた
めのカウンタ値(一般的にはコピー枚数等の画像形成枚
数)を、このシステムを利用して遠隔操作で読み出すこ
とも行なわれている。さらに、サービスマンが顧客先に
訪問して画像形成装置の障害修復(修理)や調整・点検
等の保守作業を行なうこともあり、そのような場合には
作業を開始する前や終了した後、その旨をサービスセン
タへ連絡するようにしている。
【0005】ところが、顧客先でサービスマンが画像形
成装置に対して作業を開始する前や終了した後にその旨
をサービスセンタへ連絡する際、顧客先の電話を借りる
ことができず、外部の公衆電話機を利用したり、たとえ
顧客先の電話を借りられてもサービスセンタの管理者
(センタオペレータ)がたまたま席を離れていたりする
ことがあり、上記連絡をスムーズに行なえるとは限らな
かった。
【0006】そこで、その問題を解消するため、例えば
特開平8−331355号公報に見られるように、画像
形成装置に、作業開始を指示する手段と、該手段によっ
て作業開始が指示された時に作業開始情報を管理装置
(中央管理装置)へ送信する手段と、作業終了を指示す
る手段と、該手段によって作業終了が指示された時に作
業終了情報を管理装置へ送信する手段とを設けた画像形
成装置管理システムが提案されている。
【0007】このような画像形成装置管理システムによ
れば、顧客先でのサービスマンによる画像形成装置に対
する作業の開始前と終了後のサービスセンタへの連絡
を、顧客先の電話機や外部の公衆電話機を利用しなくて
も、画像形成装置上での簡単な操作によって直ちに行な
うことができ、非常に便利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置管理システムでは、画像形成装
置の使用中(画像形成動作中)は、その画像形成装置上
で操作を行なうことができないため、顧客先でのサービ
スマンによる画像形成装置に対する作業の開始前や終了
後のサービスセンタへの連絡を直ちに行なうことができ
ないという問題があった。また、各画像形成装置1台1
台にそのような連絡を行なうための手段を設ける必要が
あるため、コストアップにつながるという問題もあっ
た。
【0009】また、このような画像形成装置管理システ
ムでは、以下の(1)〜(5)に示すような問題もあっ
た。 (1)サービスマンは、顧客先への訪問に先立って、そ
の顧客先の画像形成装置に関する障害修復や調整・点検
等の保守作業に必要とする履歴情報を入手するなどの事
前準備を必要とし、またその履歴情報を持参するなどの
手間が発生し、必要時に必要な履歴情報の入手が困難な
場合もある。
【0010】(2)サービスマンは、顧客先への訪問に
先立って、その顧客先の画像形成装置に対する作業用の
サービスマニュアル(関連資料)を携帯する必要がある
が、そのサービスマニュアルの準備作業及び携帯に伴う
負担が大きい。また、機種の異なる複数の画像形成装置
に対して作業を行なう場合には、その各画像形成装置毎
にサービスマニュアルを用意する必要があるが、その全
てのサービスマニュアルの携帯は困難である。
【0011】(3)それぞれ機種の異なる多数の画像形
成装置に対して作業を行なうような場合には、各顧客先
で作業を行なう前に、サービスセンタ(又はサービスス
テーション等)の該当部署に電話依頼し、再寄りのファ
クシミリ装置にサービスマニュアルを送信してもらい、
それを参照するといった方法もあるが、サービスマニュ
アルを要求する側のサービスマンは勿論、センタオペレ
ータも負担が極めて大きい。
【0012】(4)サービスマンは、顧客先の画像形成
装置に対する作業が終了し、自分の会社に戻った後、処
置結果,交換ユニット,部品等を含む作業結果を所定の
用紙に記入して報告書を作成し、その内容をセンタオペ
レータに依頼して所定のコンピュータに入力してもらう
ことにより、交換ユニット,部品等の在庫管理が行なわ
れるが、報告書の作成はサービスマンの負担増を招き、
報告書の内容の入力作業はセンタオペレータの負担増を
招く。また、報告書の内容を入力するためのコンピュー
タも必要となるため、その分だけ設備費が大きくなる。
【0013】(5)サービスマンは、現在作業中の画像
形成装置に対する作業が終了した後の次の訪問先に関す
る行動スケジュールの問い合わせをサービスセンタに対
して電話機にて行なっているが、その方法によれば、訪
問先(顧客先),部署,顧客先担当者等の関連詳細情報
の伝達の複雑さや手間が発生する。
【0014】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、画像形成装置管理システムにおいて、サー
ビスマンによる各顧客先の画像形成装置に対する作業を
経済的且つ効率的に行なえるようにすることを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、コンピュータを備えた中央管理装置
と、該中央管理装置と公衆通信回線網を介して接続する
通信アダプタと、複写機,ファクシミリ装置,プリン
タ,印刷機等の複数の画像形成装置と、通信アダプタと
各画像形成装置とを接続する有線又は無線インタフェー
スとによって構成され、中央管理装置が、公衆通信回線
網,通信アダプタ,有線又は無線インタフェースを介し
て各画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理シス
テムにおいて、次のようにしたことを特徴とする。
【0016】請求項1の発明は、有線又は無線インタフ
ェースに接続可能なラップトップコンピュータ等の携帯
端末装置を設け、該携帯端末装置に、サービスマンの画
像形成装置設置場所への到着,作業開始,又は作業終了
等の作業に関する情報を入力する作業情報入力手段と、
該手段によって入力された作業に関する情報を前記有線
又は無線インタフェース,前記通信アダプタ,前記公衆
通信回線網を介して前記中央管理装置へ通報する作業情
報通報手段とを備えたものである。
【0017】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置管理システムにおいて、携帯端末装置に、指定した画
像形成装置の作業に関する履歴情報を要求する履歴情報
要求手段と、該手段による要求データを有線又は無線イ
ンタフェース,通信アダプタ,公衆通信回線網を介して
中央管理装置へ通報する要求データ通報手段と、上記要
求データに対して履歴情報を受信したとき、該履歴情報
を表示する履歴情報表示手段とを備え、中央管理装置
に、上記作業に関する情報を受信したとき、該情報を履
歴情報として記憶する履歴情報記憶手段と、上記要求デ
ータを受信したとき、対応する履歴情報を履歴情報記憶
手段から読み出し、公衆通信回線網,通信アダプタ,有
線又は無線インタフェースを介して携帯端末装置へ返送
する履歴情報返送手段とを備えたものである。
【0018】請求項3の発明は、有線又は無線インタフ
ェースに接続可能なラップトップコンピュータ等の携帯
端末装置を設け、該携帯端末装置に、指定した画像形成
装置の所要個所の分解及び再組み立て方法を記載した図
面を含む関連資料を要求する関連資料要求手段と、該手
段による要求データを有線又は無線インタフェース,通
信アダプタ,公衆通信回線網を介して中央管理装置へ通
報する要求データ通報手段と、上記要求データに対して
関連資料を受信したとき、該関連資料を表示する関連資
料表示手段とを備え、中央管理装置に、各画像形成装置
別の各個所の分解及び再組み立て方法が記載された図面
を含む関連資料を記憶した関連資料記憶手段と、上記要
求データを受信したとき、対応する関連資料を関連資料
記憶手段から読み出し、公衆通信回線網,通信アダプ
タ,有線又は無線インタフェースを介して携帯端末装置
へ返送する関連資料返送手段とを備えたものである。
【0019】請求項4の発明は、請求項3の画像形成装
置管理システムにおいて、携帯端末装置に、関連資料要
求手段によって要求された関連資料の印刷先を指定する
印刷先指定手段と、該手段による指定データを有線又は
無線インタフェース,通信アダプタ,公衆通信回線網を
介して中央管理装置へ通報する指定データ通報手段を備
え、中央管理装置が、上記要求データと共に上記指定デ
ータを受信したとき、対応する関連資料を関連資料記憶
手段から読み出し、公衆通信回線網,通信アダプタ,有
線又は無線インタフェースを介して上記指定データに対
応する画像形成装置へ送信する関連資料送信手段とを備
えたものである。
【0020】請求項5の発明は、有線又は無線インタフ
ェースに接続可能なラップトップコンピュータ等の携帯
端末装置を設け、該携帯端末装置に、指定した画像形成
装置に対する作業結果を入力する作業結果入力手段と、
該手段によって入力された作業結果を有線又は無線イン
タフェース,通信アダプタ,公衆通信回線網を介して中
央管理装置へ通報する作業結果通報手段とを備えたもの
である。
【0021】請求項6の発明は、有線又は無線インタフ
ェースに接続可能なラップトップコンピュータ等の携帯
端末装置を設け、該携帯端末装置に、サービスマンが現
在作業中の画像形成装置に対する作業終了後の次の訪問
先に関する行動スケジュールを問い合わせる行動スケジ
ュール問合手段と、該手段による問い合わせデータを有
線又は無線インタフェース,通信アダプタ,公衆通信回
線網を介して中央管理装置へ通報する問い合わせデータ
通報手段とを備え、中央管理装置に、各サービスマン別
の行動スケジュールを記憶した行動スケジュール記憶手
段と、上記問い合わせデータを受信したとき、対応する
行動スケジュールを行動スケジュール記憶手段から読み
出し、公衆通信回線網,通信アダプタ,有線又は無線イ
ンタフェースを介して携帯端末装置へ返送する行動スケ
ジュール返送手段とを備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一実
施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示す
ブロック図である。
【0023】この画像形成装置管理システムは、サービ
スセンタSに設置されている中央管理装置であるセンタ
システム1と、各顧客先A,Bにそれぞれ設置されてい
る電子機器とによって構成されている。なお、各顧客先
A,Bにおける交換機の図示は省略している。
【0024】一方の顧客先Aには、サービスセンタSの
センタシステム1と公衆通信回線網5を介して接続する
通信アダプタ11と、ファクシミリ(FAX)装置1
2,複写機13,プリンタ14,印刷機15等の複数の
異なる種類の画像形成装置と、その各画像形成装置と通
信アダプタ11とを接続する有線インタフェース(以下
「インタフェース」を「I/F」という)16a,16
bとが設置されている。
【0025】17はサービスマン(CE)が画像形成装
置に対して作業(障害修復又は点検・調整作業等の保安
作業)を行なう際に使用するラップトップコンピュータ
等の携帯端末装置(以下「CE携帯端末装置」という)
であり、ここでは複写機13に対して作業を行なうため
にその複写機13を介して有線I/F16bに接続され
ている。
【0026】他方の顧客先Bには、サービスセンタSの
センタシステム1と公衆通信回線網5を介して接続する
通信アダプタ21と、ファクシミリ装置22,複写機2
3,プリンタ24等の複数の異なる種類の画像形成装置
と、ファクシミリ装置22と通信アダプタ21とを接続
する有線I/F25と、複写機23,プリンタ24と通
信アダプタ21とを接続する無線I/F26とによって
構成されている。
【0027】なお、無線I/F26は通信アダプタ2
1,複写機23,プリンタ24にそれぞれ接続されてい
る無線装置26a,26b,26cからなる。27はC
E携帯端末装置17と同等の機能を有するCE携帯端末
装置であり、ここではプリンタ24に対して作業を行な
うためにそのプリンタ24を介して無線I/F26に接
続されている。
【0028】図2は、センタシステム1の構成例を示す
ブロック図である。このセンタシステム1は、複数のク
ライアントコンピュータ(以下単に「クライアント」と
いう)2a,2b,……と、サーバ3と、それらを相互
に接続するLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)
等のネットワーク4とによって構成されている。
【0029】図3は、クライアント2a,2b,……,
サーバ3の構成例を示すブロック図である。クライアン
ト2aは、CPU31,リアルタイムクロック回路3
2,ROM33,RAM34,通信制御ユニット35
a,35b,……,外部メモリ制御ユニット36,表示
制御ユニット37,キーボードI/F回路部38,ネッ
トワークI/Fユニット39,ハードディスク装置4
0,CRTディスプレイ41,キーボード42等によっ
て構成されている。
【0030】なお、クライアント2bも図3と同様の構
成なので、ネットワークI/Fユニット39以外の各部
の図示及び説明は省略する。さらに、センタシステム1
内の他のクライアントも図2と同様の構成なので、図示
及び説明は省略する。
【0031】CPU31は、ROM33内の制御プログ
ラムによってクライアント2a全体を統括的に制御する
中央処理装置である。リアルタイムクロック回路32
は、時刻情報を発生するものであり、CPU31がそれ
を読み込むことによって現在の時刻を知ることができ
る。ROM33は、CPU31が使用する制御プログラ
ムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メ
モリである。
【0032】RAM34は、CPU31がデータ処理を
行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み
書き可能なメモリである。通信制御ユニット35a,3
5bは、それぞれ公衆通信回線網5を介して外部機器と
の通信を制御する。外部メモリ制御ユニット36は、ハ
ードディスク装置(以下「HDD」と略称する)40と
のインタフェース制御を行なう。
【0033】表示制御ユニット37は、CRTディスプ
レイ41とのインタフェース制御を行なう。キーボード
I/F回路部38は、キーボード42とのインタフェー
ス制御を行なう。ネットワークI/Fユニット39は、
ネットワーク4に接続されているクライアント2b等の
他のクライアントやサーバ3とのインタフェース制御を
行なう。
【0034】サーバ3は、CPU51,リアルタイムク
ロック回路52,ROM53,RAM54,外部メモリ
制御ユニット55,表示制御ユニット56,キーボード
I/F回路部57,ネットワークI/Fユニット58,
HDD59,CRTディスプレイ60,キーボード61
等によって構成されている。
【0035】CPU51は、ROM53内の制御プログ
ラムによってサーバ3全体を統括的に制御する中央処理
装置である。リアルタイムクロック回路52は、時刻情
報を発生するものであり、CPU51がそれを読み込む
ことによって現在の時刻を知ることができる。ROM5
3は、CPU51が使用する制御プログラムを含む各種
固定データを格納している読み出し専用メモリである。
【0036】RAM54は、CPU51がデータ処理を
行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み
書き可能なメモリである。外部メモリ制御ユニット55
は、HDD59とのインタフェース制御を行なう。な
お、HDD59には、例えば図2に示すような履歴デー
タベース(以下「データベース」を「DB」と略称す
る)59a,保守マニュアルDB59b,事例DB59
c,CEスケジュールDB59d,及び障害情報ファイ
ル59eが格納されている。
【0037】表示制御ユニット56は、CRTディスプ
レイ60とのインタフェース制御を行なう。キーボード
I/F回路部57は、キーボード61とのインタフェー
ス制御を行なう。ネットワークI/Fユニット58は、
ネットワーク4に接続されているクライアント2a,2
b,……とのインタフェース制御を行なう。
【0038】図4は、CE携帯端末装置17,27の構
成例を示すブロック図である。このCE携帯端末装置1
7,27はそれぞれ、CPU71,リアルタイムクロッ
ク回路72,ROM73,RAM74,通信I/F7
5,外部メモリ制御ユニット76,表示制御ユニット7
7,キーボードI/F回路部78,HDD79,LCD
ディスプレイ80,キーボード81等によって構成され
ている。
【0039】CPU71は、ROM73内の制御プログ
ラムによってCE携帯端末装置17又は27全体を統括
的に制御する中央処理装置である。リアルタイムクロッ
ク回路72は、時刻情報を発生するものであり、CPU
71がそれを読み込むことによって現在の時刻を知るこ
とができる。ROM73は、CPU71が使用する制御
プログラムを含む各種固定データを格納している読み出
し専用メモリである。
【0040】RAM74は、CPU71がデータ処理を
行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み
書き可能なメモリである。通信I/F75は、外部機器
との通信を制御する。外部メモリ制御ユニット76は、
HDD79とのインタフェース制御を行なう。
【0041】表示制御ユニット77は、LCDディスプ
レイ80とのインタフェース制御を行なう。キーボード
I/F回路部78は、キーボード80とのインタフェー
ス制御を行なう。
【0042】ここで、複写機13,プリンタ24等の各
画像形成装置はそれぞれ、内部で何らかの障害が発生し
たとき(前回の障害修復又は点検・調整作業等の保安作
業の終了時からの積算画像形成枚数又は経過時間が次回
の保安作業を必要とする所定枚数又は所定時間に達した
ときも含む)、その障害に関する情報を専用I/F(有
線I/F16a,16b,25,又は無線I/F2
6),通信アダプタ(11又は21),公衆通信回線網
5を介してセンタシステム1へ通報する。
【0043】センタシステム1では、サーバ3のHDD
59に障害情報ファイル59eを格納しており、クライ
アント2a,2b,……はそれぞれ、障害に関する情報
を受信すると、その情報を障害情報ファイル59e(図
5参照)に記憶すると共に、CRTディスプレイ41に
表示する(図6参照)。
【0044】このとき、障害に関する情報の受信時刻
(障害着信時刻)及びその時刻からの経過時間も障害情
報ファイル59eに記憶し、CRTディスプレイ41に
表示する。また、その経過時間を計数する処理をサービ
スマンによる作業終了を知らせる情報を受信するまで継
続して行なう。
【0045】なお、通信アダプタ11,21はそれぞ
れ、自機に接続されている各画像形成装置及びCE携帯
端末装置(17又は27)に対して、絶えず周期的に、
且つこれらに付与されたデバイスアドレス順にポーリン
グ動作を行なう。以下、この画像形成装置管理システム
におけるこの発明に係わる処理動作について、図7以降
の各図面も参照して具体的に説明する。
【0046】なお、説明の都合上、CE携帯端末装置1
7の操作による処理動作についてのみ説明するが、CE
携帯端末装置27の操作による処理動作も同様である。
まず、この画像形成装置管理システムにおける請求項1
の発明に係わる処理動作について説明する。この場合、
CE携帯端末装置17,27はそれぞれ、請求項1の作
業情報入力手段,作業情報通報手段としての機能を果た
す。
【0047】担当CEは、CE携帯端末装置17のキー
ボード81又は図示しないマウスにより、LCDディス
プレイ80に表示されている「到着」「作業開始」「作
業終了」のボタンをその状況に応じて選択的に指定(ク
リック)し、更に自分に割り当てられたCEコードを入
力する。なお、CEコードは、この画像形成装置管理シ
ステムのセキュリティとして機能する。
【0048】ここで、「到着」のボタンが指定される
と、サービスマンの画像形成装置設置場所への到着を知
らせる情報が入力される。「作業開始」のボタンが指定
されると、画像形成装置に対する作業(障害修復や調整
・点検作業等の保安作業)が開始されたことを知らせる
情報が入力される。「作業終了」のボタンが指定される
と、画像形成装置に対する作業が終了したことを知らせ
る情報が入力される。それらの情報は、いずれも作業に
関する情報である。
【0049】CE携帯端末装置17は、通信アダプタ1
1によるポーリングを受信すると、入力されたCEコー
ド及び作業に関する情報を含むデータ(通報データ)を
図7に示すデータフォーマットで複写機13及び有線I
/F16bを介して通信アダプタ11へ送信する(図8
参照)。
【0050】なお、図7では、通信に必要なヘッダ,通
信制御コード等が省略されている。メッセージ識別コー
ドは、選択的に指定されたボタンに対応して予め定めら
れたコードである。月日時分データは、CE携帯端末装
置17の内蔵カレンダにより生成され、通信アダプタ1
1への対応するデータ送信時に自動付加される。コメン
トフィールドは、担当CEのその他連絡事項等が必要に
応じてキー入力された時に付加される。
【0051】通信アダプタ11は、通報データを受信す
ると、それを蓄積し、更にセンタシステム1に対して公
衆通信回線網5を介して自動発呼シーケンスを行ない、
そのセンタシステム1から公衆通信回線網5を介してA
CK応答を受信した時に、先に蓄積した通報データを公
衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信(通
報)する。
【0052】センタシステム1のクライアント(2a,
2b,……のいずれか)は、通報データ(CEコード及
び作業に関する情報を含む)を受信すると、そのCEコ
ードが有効(既に登録されている)か無効かのチェック
を行ない、無効であれば再確認用の督促メッセージを公
衆通信回線網5,通信アダプタ11,有線I/F16
b,複写機13を介してCE携帯端末装置17へ返送す
る。
【0053】また、上記CEコードが有効の場合には、
サーバ3のHDD59に格納されている障害情報ファイ
ル59e(図5参照)のCE状況コードフィールドの対
応するコードを書き換える。なお、CE状況コードフィ
ールドの「01」は到着、「02」は作業開始、「0
0」は通報未着をそれぞれ示す。
【0054】その後、対応する障害着信時刻からの経過
時間が所定時間を超えると、CRTディスプレイ41に
表示している対応する障害項目(図6参照)をブリンク
表示等の異なる表示に変更することにより、センタオペ
レータ等の管理者に注意を喚起し、予め決められた行動
に入るなどの処置を行なわせる。なお、作業終了を知ら
せる情報を受信した時には、対応する情報を障害情報フ
ァイル59eから消去し、対応する個所の表示も消去す
る。
【0055】このように、CE携帯端末装置17上のキ
ー操作により、CEの複写機13の設置場所への到着,
作業開始,又は作業終了等の作業に関する情報を入力
し、それを有線I/F16b,通信アダプタ11,公衆
通信回線網5を介してセンタシステム(中央管理装置)
1へ通報することができる。
【0056】したがって、複写機13の使用中でも、顧
客先AでのCEによる複写機13に対する作業の開始前
や終了後等のサービスセンタSへの連絡を直ちに行なえ
ることになり、CEによる作業効率が向上する。また、
センタシステム1では、CE携帯端末装置17からの通
報により、担当CEの行動状況把握が可能となり、顧客
に対してきめこまかなサービスを維持することができ
る。
【0057】次に、この画像形成装置管理システムにお
ける請求項2の発明に係わる処理動作について説明す
る。この場合、CE携帯端末装置17,27はそれぞ
れ、請求項2の履歴情報要求手段,要求データ通報手段
としての機能を果たす。また、センタシステム1は、請
求項2の履歴情報記憶手段,履歴情報返送手段としての
機能を果たす。
【0058】担当CEは、複写機13に対する作業を開
始する前に、CE携帯端末装置17のキーボード81又
はマウスにより、LCDディスプレイ80に表示されて
いる「履歴情報要求」のボタンを指定し、更に自分に割
り当てられたCEコード,対応する機種・機番及び期間
(例えば何ヵ月前)又は件数(例えば現時点より過去1
0件)の指定を入力する。
【0059】ここで、「履歴情報要求」のボタンが指定
されると、複写機13に対する作業に関する履歴情報を
要求するデータ(要求データ)が入力される。また、期
間又は件数の指定がなければ、例えばそのデフォルト値
を1ヵ月前又は10件と定めてもよい。
【0060】CE携帯端末装置17は、通信アダプタ1
1によるポーリングを受信すると、入力されたCEコー
ド及び要求データを含むデータ(要求識別データ)を図
9の(1)に示すデータフォーマットで複写機13及び
有線I/F16bを介して通信アダプタ11へ送信する
(図10参照)。なお、図9では、通信に必要なヘッ
ダ,通信制御コード等が省略されている。メッセージ識
別コードは、指定されたボタンに対応して予め定められ
たコードである。
【0061】通信アダプタ11は、要求識別データを受
信すると、それを蓄積し、更にセンタシステム1に対し
て公衆通信回線網5を介して自動発呼シーケンスを行な
い、そのセンタシステム1から公衆通信回線網5を介し
てACK応答を受信した時に、先に蓄積した要求識別デ
ータを公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送
信(通報)する。
【0062】センタシステム1のクライアント(2a,
2b,……のいずれか)は、要求識別データ(CEコー
ド及び要求データを含む)を受信すると、そのCEコー
ドが有効か無効かのチェックを行ない、無効であれば再
確認用の督促メッセージを公衆通信回線網5,通信アダ
プタ11,有線I/F16b,複写機13を介してCE
携帯端末装置17へ返送する。
【0063】また、上記CEコードが有効の場合には、
サーバ3のHDD59に格納されている履歴DB59a
内の障害・調整履歴ファイルに対して、上記要求識別デ
ータの機種・機番及び期間(又は件数)指定に基づいて
検索動作を行なって対応する履歴情報(履歴データ)を
読み出し、それを図9の(2)に示すデータフォーマッ
トで公衆通信回線網5,通信アダプタ11,有線I/F
16b,複写機13を介してCE携帯端末装置17へ返
送する(図10参照)。
【0064】なお、障害・調整履歴ファイルには、前述
した障害情報ファイル59eと同様の情報を履歴情報と
して記憶する。但し、作業終了を知らせる情報を受信し
た場合でも、対応する履歴情報を障害・調整履歴ファイ
ルから消去することはない。CE携帯端末装置17は、
履歴情報を受信すると、それをHDD79に蓄積し、L
CDディスプレイ80に表示する。
【0065】このように、CE携帯端末装置17上のキ
ー操作により、指定した複写機13の作業に関する(障
害修復や調整・点検等の保守作業に必要な)履歴情報を
要求し、その要求データを有線I/F16b,通信アダ
プタ11,公衆通信回線網5を介してセンタシステム1
へ通報することにより、そのセンタシステム1から要求
した履歴情報を送ってもらい、それをLCDディスプレ
イ80に表示できるため、顧客先に訪問する前に煩わし
い準備作業を行なう必要がなくなり、その分の時間も削
減でき、迅速な対応が可能になる。
【0066】次に、この画像形成装置管理システムにお
ける請求項3の発明に係わる処理動作について説明す
る。この場合、CE携帯端末装置17,27はそれぞ
れ、請求項3の関連資料要求手段,要求データ通報手
段,関連資料表示手段としての機能を果たす。また、セ
ンタシステム1は、請求項3の関連資料記憶手段,関連
資料返送手段としての機能を果たす。
【0067】担当CEは、複写機13に対する作業を開
始する前に、CE携帯端末装置17のキーボード81又
はマウスにより、複写機13の機種名を入力し、LCD
ディスプレイ80に表示されている「個所選択」のボタ
ンを指定する。それによって、CE携帯端末装置17
は、LCDディスプレイ80に該当機種の機構構成一覧
リスト(図11参照)を表示する。
【0068】なお、その機構構成一覧リストをLCDデ
ィスプレイ80の1画面に全て表示できない場合には、
複数画面構成とし、次ページ又はスクロール操作により
選択対象(個所指定)を選定することもできる。次い
で、担当CEがCE携帯端末装置17のキーボード81
又はマウスにより、LCDディスプレイ80上の機構構
成一覧リスト中の所要の個所コードを指定し、更に自分
に割り当てられたCEコードを入力する。
【0069】ここで、個所コードとは、複写機13の所
要個所の分解及び再組み立て方法を記載した図面を含む
関連リスト(関連資料)を要求するデータをさす。CE
携帯端末装置17は、通信アダプタ11によるポーリン
グを受信すると、入力されたCEコード,機種名,個所
コードを含むデータ(要求識別データ)を図12の
(1)に示すデータフォーマットで複写機13及び有線
I/F16bを介して通信アダプタ11へ送信する(図
13参照)。
【0070】なお、図12では、通信に必要なヘッダ,
通信制御コード等が省略されている。メッセージ識別コ
ードは、指定されたボタンに対応して予め定められたコ
ードである。出力先デバイスアドレスは、関連リストの
出力先がCE携帯端末装置17であれば入力が不要であ
るが、画像形成装置であればそのデバイスアドレスを入
力する必要がある。
【0071】通信アダプタ11は、要求識別データを受
信すると、それを蓄積し、更にセンタシステム1に対し
て公衆通信回線網5を介して自動発呼シーケンスを行な
い、そのセンタシステム1から公衆通信回線網5を介し
てACK応答を受信した時に、先に蓄積した要求識別デ
ータを公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送
信(通報)する。
【0072】センタシステム1のクライアント(2a,
2b,……のいずれか)は、要求識別データ(CEコー
ド,機種名,個所コードを含む)を受信すると、そのC
Eコードが有効か無効かのチェックを行ない、無効であ
れば再確認用の督促メッセージを公衆通信回線網5,通
信アダプタ11,有線I/F16b,複写機13を介し
てCE携帯端末装置17へ返送する。
【0073】また、上記CEコードが有効の場合には、
サーバ3のHDD59に格納されている保守マニュアル
(保守資料)DB59bから上記個所コードに該当する
所要個所(ユニット等)の分解(取り外し)及び再組み
立て方法を記載した図面及びそれに関連する構成一覧リ
スト(図14参照)からなる保守関連リストを示すデー
タ(保守関連データ)を検索・抽出する(読み出す)。
【0074】ここで、保守マニュアルDB59bには、
各画像形成装置別の各個所の分解及び再組み立て方法を
記載した図面及びそれに関連する構成一覧リストが記憶
されている。
【0075】そして、その抽出した保守関連データを図
12の(2)に示すデータフォーマットで公衆通信回線
網5,通信アダプタ11,有線I/F16b,複写機1
3を介してCE携帯端末装置17へ返送する(図13参
照)。このとき、そのデータにCE携帯端末装置17の
デバイスアドレスを自動付与する。CE携帯端末装置1
7は、保守関連データを受信すると、それをHDD79
に蓄積し、LCDディスプレイ80に表示する。
【0076】このように、CE携帯端末装置17上のキ
ー操作により、指定した複写機13の所要(障害修復や
調整・点検等の保守作業に必要な)個所の分解及び再組
み立て方法を記載した図面を含む保守関連リスト(サー
ビスマニュアル)を要求し、その要求データを有線I/
F16b,通信アダプタ11,公衆通信回線網5を介し
てセンタシステム1へ通報することにより、そのセンタ
システム1から要求した保守関連リストを送ってもら
い、それをLCDディスプレイ80に表示できるため、
顧客先に訪問する前に煩わしい準備作業を行なう必要が
なくなり、その分の時間も削減でき、迅速な対応が可能
になる。
【0077】次に、この画像形成装置管理システムにお
ける請求項4の発明に係わる処理動作について説明す
る。この場合、CE携帯端末装置17,27はそれぞ
れ、請求項3の関連資料要求手段,要求データ通報手
段,関連資料表示手段,請求項4の印刷指定手段,指定
データ通報手段としての機能を果たす。また、センタシ
ステム1は、請求項3の関連資料記憶手段,関連資料返
送手段,請求項4の関連資料送信手段としての機能を果
たす。
【0078】ここで、要求する保守関連リストが複雑且
つ多くの情報量を有する場合、その保守関連リストをセ
ンタシステム1からCE携帯端末装置17へ送信するこ
とが不適当な場合が考えられる。そこで、担当CEは次
のような操作を行なう。すなわち、担当CEは、CE携
帯端末装置17のキーボード81又はマウスにより、上
述と同様な操作に加え、複写機13と同一の有線I/F
16b上の他の画像形成装置(例えばプリンタ14)の
デバイスアドレスを出力先デバイスアドレスとして入力
する。
【0079】CE携帯端末装置17は、通信アダプタ1
1によるポーリングを受信すると、入力されたCEコー
ド,機種名,個所コード,出力先デバイスアドレスを含
むデータ(要求識別データ)を図12の(1)に示した
データフォーマットで複写機13及び有線I/F16b
を介して通信アダプタ11へ送信する(図13参照)。
【0080】通信アダプタ11は、要求識別データを受
信すると、それを蓄積し、更にセンタシステム1に対し
て公衆通信回線網5を介して自動発呼シーケンスを行な
い、そのセンタシステム1から公衆通信回線網5を介し
てACK応答を受信した時に、先に蓄積した要求識別デ
ータを公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送
信(通報)する。
【0081】センタシステム1のクライアント(2a,
2b,……のいずれか)は、要求識別データ(CEコー
ド,機種名,個所コード,出力先デバイスアドレスを含
む)を受信すると、そのCEコードが有効か無効かのチ
ェックを行ない、無効であれば再確認用の督促メッセー
ジを公衆通信回線網5,通信アダプタ11,有線I/F
16b,複写機13を介してCE携帯端末装置17へ返
送する。
【0082】また、上記CEコードが有効の場合には、
サーバ3のHDD59に格納されている保守マニュアル
DB59bから上記個所コードに該当する所要個所の分
解及び再組み立て方法を記載した図面及びそれに関連す
る構成一覧リスト(図14参照)からなる保守関連リス
トを示すデータ(保守関連データ)を検索・抽出する。
【0083】そして、その抽出した保守関連データを図
12の(2)に示したデータフォーマットで公衆通信回
線網5,通信アダプタ11,有線I/F16bを介して
出力先デバイスアドレスにより指定された画像形成装置
へ送信し(図13参照)、その保守関連データを用紙に
印刷させる。なお、図13の(注1)D−ADR X に
おいて、Xは指定された画像形成装置のデバイスアドレ
スを示す。
【0084】また、出力先デバイスアドレスにより指定
された画像形成装置が動作中(ポーリングに対してその
画像形成装置がビジー応答)であれば、通信アダプタ1
1は周期的なセレクティング動作により、非動作状態で
あることが判った時点で、蓄積した保守関連データを上
記指定された画像形成装置へ送信し、その保守関連デー
タを用紙に印刷させる。
【0085】また、センタシステム1のクライアント
は、保守関連データをどの画像形成装置に送信したかを
知らせるメッセージをCE携帯端末装置17へ送信し、
それをLCDディスプレイ80に表示させることもでき
る。
【0086】このように、CE携帯端末装置17上のキ
ー操作により、指定した複写機13の所要(障害修復や
調整・点検等の保守作業に必要な)個所の分解及び再組
み立て方法を記載した図面を含む保守関連リスト(サー
ビスマニュアル)を要求し、その要求データを有線I/
F16b,通信アダプタ11,公衆通信回線網5を介し
てセンタシステム1へ通報することにより、そのセンタ
システム1から要求した保守関連リストを指定した画像
形成装置に送信させ、用紙に印刷させることができる。
【0087】したがって、保守関連リストが複雑且つ詳
細な図面等であれば、それを用紙に印刷することによ
り、見やすさ,扱いやすさ等の点で利便性が向上する。
また、CE携帯端末装置17からの保守関連リストの要
求に対して、センタシステム1のクライアントは自動応
答及び該当処理を行なうため、センタオペレータの本サ
ービスに対する負担を皆無にすることができる。
【0088】次に、この画像形成装置管理システムにお
ける請求項5の発明に係わる処理動作について説明す
る。この場合、CE携帯端末装置17,27はそれぞ
れ、請求項5の作業結果入力手段,作業結果通報手段と
しての機能を果たす。
【0089】担当CEは、複写機13に対する作業が終
了すると、CE携帯端末装置17のキーボード81又は
マウスにより、自分に割り当てられたCEコード,該当
機種・機番(複写機13の機種・機番)の入力に続い
て、作業結果を入力する。つまり、障害修復が終了した
場合にはSC(サービスマンコール)コード,原因コー
ド,処置コードを、調整(点検も含む)作業が終了した
場合には調整作業を示すコード,個所コード,及び数値
化が可能な部分はその調整値をそれぞれ選択的に入力す
る。
【0090】ここで、CE携帯端末装置17のHDD7
9(図4参照)には、SCコードテーブル(図15参
照),原因コードテーブル(図16参照),処置コード
テーブル(図17参照)が格納されており、LCDディ
スプレイ80に表示されている「SCコード検索」「原
因コード検索」「処置コード検索」の各ボタンが選択的
に指定されると、CE携帯端末装置17はその指定され
たボタンに対応するコードテーブルの内容をLCDディ
スプレイ80に表示する。
【0091】次いで、LCDディスプレイ80に表示さ
れたコードテーブルの内容のうち、該当個所が選択的に
指定されると、CE携帯端末装置17はその指定された
個所に対応するコード(作業結果コード)を入力する。
CE携帯端末装置17は、通信アダプタ11によるポー
リングを受信すると、入力されたCEコード,機種・機
番,作業結果コードを含むデータ(結果通報データ)を
図18に示すデータフォーマットで複写機13及び有線
I/F16bを介して通信アダプタ11へ送信する(図
19参照)。
【0092】なお、図18では、通信に必要なヘッダ,
通信制御コード等が省略されている。メッセージ識別コ
ードは、指定されたボタンに対応して予め定められたコ
ードである。年月日データは、CE携帯端末装置17の
内蔵カレンダにより生成され、通信アダプタ11への対
応する通報データ送信時に自動付加される。コメントフ
ィールドは、担当CEのその他連絡事項等が必要に応じ
てキー入力された時に付加される。
【0093】通信アダプタ11は、結果通報データを受
信すると、それを蓄積し、更にセンタシステム1に対し
て公衆通信回線網5を介して自動発呼シーケンスを行な
い、そのセンタシステム1から公衆通信回線網5を介し
てACK応答を受信した時に、先に蓄積した結果通報デ
ータを公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送
信(通報)する。
【0094】センタシステム1のクライアント(2a,
2b,……のいずれか)は、結果通報データ(CEコー
ド,機種・機番,作業結果コード等を含む)を受信する
と、そのCEコードが有効か無効かのチェックを行な
い、無効であれば再確認用の督促メッセージを公衆通信
回線網5,通信アダプタ11,有線I/F16b,複写
機13を介してCE携帯端末装置17へ返送する。
【0095】また、上記CEコードが有効の場合には、
受信した結果通報データ中の作業結果コードに対応する
情報をCRTディスプレイ41に表示する。このとき、
例えば、障害修復作業を終了した場合には該当表示項目
を消去したり、ユニット・部品交換を行なった場合には
それに対応するコードを図示しないユニット・部品在庫
管理システムに転送し、ユニット・部品の発注を行なわ
せる等の処理を行なうこともできる。
【0096】このように、CE携帯端末装置17上のキ
ー操作により、指定した複写機13に対する作業結果
(障害修復や調整・点検等の保守作業の結果)を有線I
/F16b,通信アダプタ11,公衆通信回線網5を介
してセンタシステム1へ通報することにより、CEは、
複写機13に対する作業が終了し、自分の会社に戻った
後、処置結果,交換ユニット,部品等を含む作業結果を
所定の用紙に記入して報告書を作成する作業を行なう必
要がなくなり、また報告書の内容をセンタオペレータに
依頼して所定のコンピュータに入力してもらう必要もな
くなるため、CE及びセンタオペレータの負担が軽くな
り、しかも報告書の内容を入力するためのコンピュータ
も必要としないため、その分だけ設備費が小さくなり、
効率的運用を計ることができる。
【0097】次に、この画像形成装置管理システムにお
ける請求項6の発明に係わる処理動作について説明す
る。この場合、CE携帯端末装置17,27はそれぞ
れ、請求項6の行動スケジュール問合手段,問い合わせ
データ通報手段としての機能を果たす。センタシステム
1は、行動スケジュール記憶手段,行動スケジュール返
送手段としての機能を果たす。
【0098】担当CEは、複写機13に対する作業を終
了すると、CE携帯端末装置17のキーボード81又は
マウスにより、LCDディスプレイ80に表示されてい
る「次行動情報要求」のボタンを指定し、更に自分に割
り当てられたCEコードを入力する。ここで、「次行動
情報要求」のボタンが指定されると、複写機13に対す
る作業終了後の次の訪問先に関する行動スケジュールを
問い合わせるデータ(問い合わせデータ)が入力され
る。
【0099】CE携帯端末装置17は、通信アダプタ1
1によるポーリングを受信すると、入力されたCEコー
ド及び問い合わせデータを含むデータ(要求識別デー
タ)を図20の(1)に示すデータフォーマットで複写
機13及び有線I/F16bを介して通信アダプタ11
へ送信する(図21参照)。なお、図20では、通信に
必要なヘッダ,通信制御コード等が省略されている。メ
ッセージ識別コードは、指定されたボタンに対応して予
め定められたコードである。
【0100】通信アダプタ11は、要求識別データを受
信すると、それを蓄積し、更にセンタシステム1に対し
て公衆通信回線網5を介して自動発呼シーケンスを行な
い、そのセンタシステム1から公衆通信回線網5を介し
てACK応答を受信した時に、先に蓄積した要求識別デ
ータを公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送
信(通報)する。
【0101】センタシステム1のクライアント(2a,
2b,……のいずれか)は、要求識別データ(CEコー
ド,問い合わせコードを含む)を受信すると、そのCE
コードが有効か無効かのチェックを行ない、無効であれ
ば再確認用の督促メッセージを公衆通信回線網5,通信
アダプタ11,有線I/F16b,複写機13を介して
CE携帯端末装置17へ返送する。
【0102】また、上記CEコードが有効の場合には、
そのCEコードに基づいてサーバ3のHDD59に格納
されているCEスケジュールDB59dに対して検索動
作を行ない、対応する行動スケジュール(緊急度,顧客
名,アドレス,部署名,顧客担当者,電話番号,複写機
13の設置場所,機種・機番,障害又は調整コード,予
測原因又は個所コード,及び予測処置コード)を示すデ
ータ(次行動指示関連データ)を抽出する。ここで、C
EスケジュールDB59dには、各CE別の次行動指示
関連データが記憶されている。
【0103】そして、その抽出した次行動指示関連デー
タを図20の(2)に示すデータフォーマットで公衆通
信回線網5,通信アダプタ11,有線I/F16b,複
写機13を介してCE携帯端末装置17へ返送する(図
21参照)。CE携帯端末装置17は、次行動指示関連
データを受信すると、それをHDD79に蓄積し、LC
Dディスプレイ80に表示する。
【0104】一方、センタシステム1のクライアント
は、CEスケジュールDB59dに対応する次行動指示
関連データが記憶されていない場合には、例えば図20
の(2)に示す顧客名を自社名とし、以降のフィールド
を省略するとか、帰社督促メッセージを公衆通信回線網
5,通信アダプタ11,有線I/F16b,複写機13
を介してCE携帯端末装置17へ返送するなどの方法を
とることもできる。
【0105】さらに、CEからの要求に応じて、次の訪
問先への道順案内,地図等を公衆通信回線網5,通信ア
ダプタ11,有線I/F16b,複写機13を介してC
E携帯端末装置17へ返送したり、複写機13と同一の
有線I/F16b上の他の画像形成装置へ送信して用紙
に印刷させることも可能である。
【0106】このように、CE携帯端末装置17上のキ
ー操作により、サービスマンが現在作業中の複写機13
に対する作業終了後の次の訪問先に関する行動スケジュ
ールを問い合わせ、その問い合わせデータを有線I/F
16b,通信アダプタ11,公衆通信回線網5を介して
センタシステム1へ通報することにより、そのセンタシ
ステム1から対応する行動スケジュールを送ってもら
い、それをLCDディスプレイ80に表示することがで
きる。
【0107】したがって、現在作業中の画像形成装置に
対する作業が終了した後の次の訪問先に関する行動スケ
ジュールの問い合わせをサービスセンタSに対して電話
機にて行なう必要がなくなり、帰社後の確認等の手間も
削減できる。また、次の訪問先(顧客先)への道順案
内,地図等の入手も可能となるため、極めて効率的な業
務運用が期待できる。
【0108】なお、この実施形態では、CE携帯端末装
置17を複写機13を介して有線I/F16bに接続し
たが、ファクシミリ装置12を介して有線I/F16a
に接続したり、プリンタ14又は印刷機15を介して有
線I/F16bに接続したり、あるいは有線I/F16
a又は16bに直接接続することによって、前述と同様
の処理動作を行なうようにすることもできる。
【0109】また、CE携帯端末装置27をプリンタ2
4を介して無線I/F26に接続したが、複写機23を
介して無線I/F26に接続したり、ファクシミリ装置
22を介して有線I/F25に接続したり、あるいは有
線I/F25又は無線I/F26に直接接続することに
よって、前述と同様の処理動作を行なうようにすること
もできる。
【0110】したがって、各画像形成装置1台1台に作
業の開始前や終了後等のサービスセンタSへの連絡を行
なうための手段を設ける必要がなくなため、低コストを
実現することもできる。
【0111】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置管理システムによれば、サービスマンによる
各顧客先の画像形成装置に対する作業を経済的且つ効率
的に行なうことができる。
【0112】請求項1の発明によれば、携帯端末装置上
のキー操作により、障害修復や調整・点検等の保安作業
が必要な画像形成装置が使用中でも、その画像形成装置
に対する作業の開始前や終了後等のサービスセンタの中
央管理装置への通報(連絡)を直ちに行なえるため、サ
ービスマンによる作業効率が向上する。また、中央管理
装置では、携帯端末装置からの通報により、担当サービ
スマンの行動状況把握が可能となり、顧客に対してきめ
こまかなサービスを維持することができる。
【0113】請求項2の発明によれば、携帯端末装置上
のキー操作により、指定した画像形成装置に対する作業
に関する(障害修復や調整・点検等の保守作業に必要
な)履歴情報を中央管理装置に対して要求し、その履歴
情報を直ちに入手して携帯端末装置上に表示できるた
め、顧客先に訪問する前に煩わしい準備作業を行なう必
要がなくなり、その分の時間も削減でき、迅速な対応が
可能になる。
【0114】請求項3の発明によれば、携帯端末装置上
のキー操作により、指定した画像形成装置の所要(障害
修復や調整・点検等の保守作業に必要な)個所の分解及
び再組み立て方法を記載した図面を含む関連資料を中央
管理装置に対して要求し、その関連資料を直ちに入手し
て携帯端末装置上に表示できるため、顧客先に訪問する
前に煩わしい準備作業を行なう必要がなくなり、その分
の時間も削減でき、迅速な対応が可能になる。
【0115】請求項4の発明によれば、携帯端末装置上
のキー操作により、指定した画像形成装置の所要(障害
修復や調整・点検等の保守作業に必要な)個所の分解及
び再組み立て方法を記載した図面を含む関連資料を中央
管理装置に対して要求し、その関連資料を指定した画像
形成装置に送信させ、用紙に印刷させることができるた
め、請求項5と同様の効果を得られる。
【0116】さらに、関連資料が複雑且つ詳細な図面等
であれば、それを用紙に印刷することにより、見やす
さ,扱いやすさ等の点で利便性が向上する。また、携帯
端末装置からの関連資料の要求に対して、中央管理装置
は自動応答及び該当処理を行なうため、センタオペレー
タの本サービスに対する負担を皆無にすることができ
る。
【0117】請求項5の発明によれば、携帯端末装置上
のキー操作により、指定した画像形成装置に対する作業
結果(障害修復や調整・点検等の保守作業の結果)を中
央管理装置へ通報することにより、サービスマンは、画
像形成装置に対する作業が終了し、自分の会社に戻った
後、処置結果,交換ユニット,部品等を含む作業結果を
所定の用紙に記入して報告書を作成する作業を行なう必
要がなくなる。
【0118】さらに、報告書の内容をセンタオペレータ
に依頼して所定のコンピュータに入力してもらう必要も
なくなるため、サービスマン及びセンタオペレータの負
担が軽くなる。また、報告書の内容を入力するためのコ
ンピュータも必要としないため、その分だけ設備費が小
さくなり、効率的運用を計ることができる。
【0119】請求項6の発明によれば、携帯端末装置上
のキー操作により、携帯端末装置上のキー操作により、
サービスマンが現在作業中の画像形成装置に対する作業
終了後の次の訪問先に関する行動スケジュールを中央管
理装置に対して問い合わせ、その行動スケジュールを入
手して携帯端末装置上に表示できるため、その行動スケ
ジュールの問い合わせをサービスセンタに対して電話機
にて行なう必要がなくなり、帰社後の確認等の手間も削
減できる。また、次の訪問先への道順案内,地図等の入
手も可能となるため、極めて効率的な業務運用が期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である画像形成装置管理
システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のセンタシステム1の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2のクライアント2a,2b,……,サーバ
3の構成例を示すブロック図ある。
【図4】図1のCE携帯端末装置17,27の構成例を
示すブロック図である。
【図5】図2の障害情報ファイル59eの一例を示す図
である。
【図6】図5に示した障害情報ファイル59e内の情報
の表示例を示す図である。
【図7】図1のCE携帯端末装置17からセンタシステ
ム1へ通報される請求項1の発明に係わるデータのフォ
ーマット例を示す図である。
【図8】図1のCE携帯端末装置17とセンタシステム
1との間の請求項1の発明に係わるデータ授受シーケン
スの概要例を示す図である。
【図9】図1のCE携帯端末装置17とセンタシステム
1との間で授受される請求項2の発明に係わるデータの
フォーマット例を示す図である。
【図10】図1のCE携帯端末装置17とセンタシステ
ム1との間の請求項2の発明に係わるデータ授受シーケ
ンスの概要例を示す図である。
【図11】図4のLCDディスプレイ80に表示される
請求項3,4の発明に係わる図1の複写機13の機構構
成一覧リストの一部を示す図である。
【図12】図1のCE携帯端末装置17とセンタシステ
ム1との間で授受される請求項3,4の発明に係わるデ
ータのフォーマット例を示す図である。
【図13】図1のCE携帯端末装置17とセンタシステ
ム1との間の請求項3,4の発明に係わる情報授受シー
ケンスの概要例を示す図である。
【図14】図2の保守マニュアル(保守資料)DB59
bに格納されている請求項3,4の発明に係わる複写機
13の構成一覧リストの一部を示す図である。
【図15】図4のHDD79に格納されている請求項5
の発明に係わるSCコードテーブルの一例を示す図であ
る。
【図16】同じく原因コードテーブルの一例を示す図で
ある。
【図17】同じく処置コードテーブルの一例を示す図で
ある。
【図18】図1のCE携帯端末装置17とセンタシステ
ム1との間で授受される請求項5の発明に係わるデータ
のフォーマット例を示す図である。
【図19】図1のCE携帯端末装置17とセンタシステ
ム1との間の請求項5の発明に係わる情報授受シーケン
スの概要例を示す図である。
【図20】図1のCE携帯端末装置17とセンタシステ
ム1との間で授受される請求項6の発明に係わるデータ
のフォーマット例を示す図である。
【図21】図1のCE携帯端末装置17とセンタシステ
ム1との間の請求項6の発明に係わる情報授受シーケン
スの概要例を示す図である。
【符号の説明】
1:センタシステム(中央管理装置) 2a,2b:クライアント 3:サーバ 4:ネットワーク 5:公衆通信回線網 11,21:通信アダプタ 12,22:ファクシミリ装置 13,23:複写機 14,24:プリンタ 15:印刷機 16a,16b,25:有線I/F 26:無線I/F 26a,26b,26c:無線装置 17,27:CE携帯端末装置 31,51,71:CPU(中央処理装置) 32,52,72:リアルタイムクロック回路 33,53,73:ROM 34,54,74RAM 35a,35b:通信制御ユニット 36,55,76:外部メモリ制御ユニット 37,56,77:表示制御ユニット 38,57,78:キーボードI/F回路部 39,58:ネットワークI/Fユニット 40,59,79:HDD 41,60:CRTディスプレイ 42,61,81:キーボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 BB10 BB11 HQ17 HV60 2H027 EJ06 EJ08 EJ11 EJ13 EJ15 5B021 AA02 AA05 AA19 BB00 BB01 NN00 5K101 KK02 KK13 LL01 LL14 MM06 MM07 NN03 NN18 NN21 RR12 TT06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを備えた中央管理装置と、
    該中央管理装置と公衆通信回線網を介して接続する通信
    アダプタと、複写機,ファクシミリ装置,プリンタ,印
    刷機等の複数の画像形成装置と、前記通信アダプタと前
    記各画像形成装置とを接続する有線又は無線インタフェ
    ースとによって構成され、前記中央管理装置が、前記公
    衆通信回線網,前記通信アダプタ,前記有線又は無線イ
    ンタフェースを介して前記各画像形成装置を遠隔管理す
    る画像形成装置管理システムにおいて、 前記有線又は無線インタフェースに接続可能なラップト
    ップコンピュータ等の携帯端末装置を設け、 該携帯端末装置が、サービスマンの画像形成装置設置場
    所への到着,作業開始,又は作業終了等の作業に関する
    情報を入力する作業情報入力手段と、該手段によって入
    力された作業に関する情報を前記有線又は無線インタフ
    ェース,前記通信アダプタ,前記公衆通信回線網を介し
    て前記中央管理装置へ通報する作業情報通報手段とを有
    することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 前記携帯端末装置が、指定した画像形成装置の作業に関
    する履歴情報を要求する履歴情報要求手段と、該手段に
    よる要求データを前記有線又は無線インタフェース,前
    記通信アダプタ,前記公衆通信回線網を介して前記中央
    管理装置へ通報する要求データ通報手段と、前記要求デ
    ータに対して履歴情報を受信したとき、該履歴情報を表
    示する履歴情報表示手段とを有し、 前記中央管理装置が、前記作業に関する情報を受信した
    とき、該情報を履歴情報として記憶する履歴情報記憶手
    段と、前記要求データを受信したとき、対応する履歴情
    報を前記履歴情報記憶手段から読み出し、前記公衆通信
    回線網,前記通信アダプタ,前記有線又は無線インタフ
    ェースを介して前記携帯端末装置へ返送する履歴情報返
    送手段とを有することを特徴とする画像形成装置管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 コンピュータを備えた中央管理装置と、
    該中央管理装置と公衆通信回線網を介して接続する通信
    アダプタと、複写機,ファクシミリ装置,プリンタ,印
    刷機等の複数の画像形成装置と、前記通信アダプタと前
    記各画像形成装置とを接続する有線又は無線インタフェ
    ースとによって構成され、前記中央管理装置が、前記公
    衆通信回線網,前記通信アダプタ,前記有線又は無線イ
    ンタフェースを介して前記各画像形成装置を遠隔管理す
    る画像形成装置管理システムにおいて、 前記有線又は無線インタフェースに接続可能なラップト
    ップコンピュータ等の携帯端末装置を設け、 該携帯端末装置が、指定した画像形成装置の所要個所の
    分解及び再組み立て方法を記載した図面を含む関連資料
    を要求する関連資料要求手段と、該手段による要求デー
    タを前記有線又は無線インタフェース,前記通信アダプ
    タ,前記公衆通信回線網を介して前記中央管理装置へ通
    報する要求データ通報手段と、前記要求データに対して
    関連資料を受信したとき、該関連資料を表示する関連資
    料表示手段とを有し、 前記中央管理装置が、各画像形成装置別の各個所の分解
    及び再組み立て方法が記載された図面を含む関連資料を
    記憶した関連資料記憶手段と、前記要求データを受信し
    たとき、対応する関連資料を前記関連資料記憶手段から
    読み出し、前記公衆通信回線網,前記通信アダプタ,前
    記有線又は無線インタフェースを介して前記携帯端末装
    置へ返送する関連資料返送手段とを有することを特徴と
    する画像形成装置管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 前記携帯端末装置が、前記関連資料要求手段によって要
    求された関連資料の印刷先を指定する印刷先指定手段
    と、該手段による指定データを前記有線又は無線インタ
    フェース,前記通信アダプタ,前記公衆通信回線網を介
    して前記中央管理装置へ通報する指定データ通報手段を
    有し、 前記中央管理装置が、前記要求データと共に前記指定デ
    ータを受信したとき、対応する関連資料を前記関連資料
    記憶手段から読み出し、前記公衆通信回線網,前記通信
    アダプタ,前記有線又は無線インタフェースを介して前
    記指定データに対応する画像形成装置へ送信する関連資
    料送信手段とを有することを特徴とする画像形成装置管
    理システム。
  5. 【請求項5】 コンピュータを備えた中央管理装置と、
    該中央管理装置と公衆通信回線網を介して接続する通信
    アダプタと、複写機,ファクシミリ装置,プリンタ,印
    刷機等の複数の画像形成装置と、前記通信アダプタと前
    記各画像形成装置とを接続する有線又は無線インタフェ
    ースとによって構成され、前記中央管理装置が、前記公
    衆通信回線網,前記通信アダプタ,前記有線又は無線イ
    ンタフェースを介して前記各画像形成装置を遠隔管理す
    る画像形成装置管理システムにおいて、 前記有線又は無線インタフェースに接続可能なラップト
    ップコンピュータ等の携帯端末装置を設け、 該携帯端末装置が、指定した画像形成装置に対する作業
    結果を入力する作業結果入力手段と、該手段によって入
    力された作業結果を前記有線又は無線インタフェース,
    前記通信アダプタ,前記公衆通信回線網を介して前記中
    央管理装置へ通報する作業結果通報手段とを有すること
    を特徴とする画像形成装置管理システム。
  6. 【請求項6】 コンピュータを備えた中央管理装置と、
    該中央管理装置と公衆通信回線網を介して接続する通信
    アダプタと、複写機,ファクシミリ装置,プリンタ,印
    刷機等の複数の画像形成装置と、前記通信アダプタと前
    記各画像形成装置とを接続する有線又は無線インタフェ
    ースとによって構成され、前記中央管理装置が、前記公
    衆通信回線網,前記通信アダプタ,前記有線又は無線イ
    ンタフェースを介して前記各画像形成装置を遠隔管理す
    る画像形成装置管理システムにおいて、 前記有線又は無線インタフェースに接続可能なラップト
    ップコンピュータ等の携帯端末装置を設け、 該携帯端末装置が、サービスマンが現在作業中の画像形
    成装置に対する作業終了後の次の訪問先に関する行動ス
    ケジュールを問い合わせる行動スケジュール問合手段
    と、該手段による問い合わせデータを前記有線又は無線
    インタフェース,前記通信アダプタ,前記公衆通信回線
    網を介して前記中央管理装置へ通報する問い合わせデー
    タ通報手段とを有し、 前記中央管理装置が、各サービスマン別の行動スケジュ
    ールを記憶した行動スケジュール記憶手段と、前記問い
    合わせデータを受信したとき、対応する行動スケジュー
    ルを前記行動スケジュール記憶手段から読み出し、前記
    公衆通信回線網,前記通信アダプタ,前記有線又は無線
    インタフェースを介して前記携帯端末装置へ返送する行
    動スケジュール返送手段とを有することを特徴とする画
    像形成装置管理システム。
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