JP2005031976A - メンテナンス支援システム、デバイス、デバイス管理端末、デバイス用プログラム及び端末用プログラム、並びにメンテナンス支援方法 - Google Patents

メンテナンス支援システム、デバイス、デバイス管理端末、デバイス用プログラム及び端末用プログラム、並びにメンテナンス支援方法 Download PDF

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成秀 北田
Akito Fukao
明人 深尾
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Abstract

【課題】メンテナンスサービスを向上するのに好適なメンテナンス支援システムを提供する。
【解決手段】プリンタ200は、メンテナンスを希望する希望日時を入力し、入力した希望日時を示す希望日時情報をプリンタ管理サーバ100に送信する一方、予定日時情報を受信したときは、受信した予定日時情報に基づいてメンテナンスを行う予定日時を表示する。プリンタ管理サーバ100は、障害情報に基づいてメンテナンスが必要な障害がプリンタ200に発生したと判定したときは、希望日時情報を受信し、受信した希望日時情報により特定される希望日時に合致する日時を予定日時として設定し、設定した予定日時を示す予定日時情報をプリンタ200に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デバイスのメンテナンスを支援するシステム、デバイス、端末およびプログラム、並びに方法に係り、特に、メンテナンスサービスを向上するのに好適なメンテナンス支援システム、デバイス、デバイス管理端末、デバイス用プログラムおよび端末用プログラム、並びにメンテナンス支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワークを利用したメンテナンスサービスといえば、例えば、企業内に設置されたデバイスと、サービスセンタに設置されたデバイス管理サーバとを通信可能に接続し、デバイス管理サーバがデバイスからの障害通知に応じてメンテナンス作業員にメンテナンス要求を通知し、メンテナンス作業員が企業まで訪問してデバイスの復旧作業を行うという方式が広く知られている。しかし、この方式では、デバイスのユーザは、メンテナンス作業員がいつやってくるのかを知ることが難しかった。
【0003】
そこで、この問題を解決するために、特許文献1記載の機器管理メンテナンスシステムが提案されている。
特許文献1記載の発明は、デバイスから通信サーバを介して管理サーバに故障が伝えられると、管理サーバが故障内容および修理に必要な部品名をメンテナンス作業員の情報端末に通知する。また、管理サーバがメンテナンス作業員の到着予定時刻をデバイスに通知し、デバイスの操作パネルに表示する。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−41691号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1記載の発明にあっては、メンテナンス作業員または管理サーバが一方的に設定した到着予定時刻が表示される構成であるため、ユーザは、到着予定時刻にその場所に居合わせなければならない。そのため、到着予定時刻に別の予定がある場合などは、ユーザに与える負担が大きい。
【0006】
また、単に到着予定時刻が表示されるだけの構成であるため、ユーザは、どういったメンテナンス作業員がやってくるのかを知ることができない。そのため、復旧作業時間がどれぐらいかかるのかとか復旧作業が円滑にかつ確実に行われるのかといった不安を抱きやすい。
したがって、特許文献1記載の発明にあっては、十分なメンテナンスサービスを提供することができないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、メンテナンスサービスを向上するのに好適なメンテナンス支援システム、デバイス、デバイス管理端末、デバイス用プログラムおよび端末用プログラム、並びにメンテナンス支援方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
〔発明1〕
上記目的を達成するために、発明1のメンテナンス支援システムは、
デバイスのメンテナンスを支援するシステムであって、
前記メンテナンスを希望する希望日時を入力する希望日時入力手段と、前記希望日時に基づいてメンテナンスを行う予定日時を設定する予定日時設定手段と、前記予定日時を通知する予定日時通知手段とを備え、
前記メンテナンスが必要と判定したときは、前記予定日時設定手段は、前記希望日時入力手段で入力した希望日時に適合するように前記予定日時を設定するようになっていることを特徴とする。
【0009】
このような構成であれば、ユーザは、メンテナンスを希望する希望日時を希望日時入力手段に入力する。そして、メンテナンスが必要と判定されると、予定日時設定手段により、希望日時に適合するように予定日時が設定され、予定日時通知手段により、予定日時が通知される。ユーザは、通知された予定日時によりメンテナンスが行われる日時を知ることができる。
【0010】
これにより、ユーザの希望に添った日時に予定日時が設定されるので、ユーザは、その予定日時に居合わせるのが容易であり、ユーザに与える負担が少ない。したがって、従来に比して、メンテナンスサービスを向上することができるという効果が得られる。
ここで、希望日時は、メンテナンスを希望する日時のほか、時刻、時間帯、年月日、日程その他の時間を特定するあらゆる要素が含まれる。このことは、予定日時についても同じである。以下、発明2のメンテナンス支援システム、発明12のデバイス、発明14のデバイス管理端末、発明16のデバイス用プログラム、発明18の端末用プログラム、および発明20のメンテナンス支援方法において同じである。
【0011】
また、予定日時設定手段は、希望日時に適合するように予定日時を設定するようになっていればどのような構成であってもよく、例えば、希望日時に合致する日時を予定日時として設定するようになっていてもよいし、希望日時に近い日時を予定日時として設定するようになっていてもよい。以下、発明2のメンテナンス支援システム、発明14のデバイス管理端末、および発明18の端末用プログラムにおいて同じである。
【0012】
また、予定日時通知手段は、予定日時を通知するようになっていればどのような構成であってもよく、具体的には、例えば、表示、印刷または音声出力により予定日時を通知するようになっていればよい。以下、発明2のメンテナンス支援システム、発明12のデバイス、および発明16のデバイス用プログラムにおいて同じである。
【0013】
また、本システムは、単一の装置として実現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属していてもよい。以下、発明10のメンテナンス支援システムにおいて同じである。
【0014】
また、「メンテナンスが必要と判定する」ことは、より具体的には、例えば、メンテナンスが必要な障害がデバイスに発生したと判定することである。以下、発明10のメンテナンス支援システムにおいて同じである。
また、予定日時通知手段は、予定日時を通知するようになっていればどうような構成であってもよいが、より具体的には、予定日時設定手段で設定した予定日時を通知するように構成することができる。
【0015】
また、デバイスとは、特定の機能を果たす機器であって入力機能および表示機能のいずれか一方または両方を利用できるものをいう。以下、発明2、10および11のメンテナンス支援システム、発明12および13のデバイス、発明14および15のデバイス管理端末、発明16および17のデバイス用プログラム、発明18および19の端末用プログラム、並びに発明20および21のメンテナンス支援方法において同じである。
〔発明2〕
さらに、発明2のメンテナンス支援システムは、
メンテナンスの対象となるデバイスと、前記デバイスを管理するデバイス管理端末とを通信可能に接続し、前記デバイスのメンテナンスを支援するシステムであって、
前記デバイスは、当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段と、メンテナンスを希望する希望日時を入力する希望日時入力手段と、前記希望日時入力手段で入力した希望日時を示す希望日時情報を前記デバイス管理端末に送信する希望日時情報送信手段と、メンテナンスを行う予定日時を示す予定日時情報を受信する予定日時情報受信手段と、前記予定日時情報受信手段で受信した予定日時情報に基づいて前記予定日時を通知する予定日時通知手段とを有し、
前記デバイス管理端末は、前記障害通知を受信する障害通知受信手段と、前記希望日時情報を受信する希望日時情報受信手段と、前記予定日時を設定する予定日時設定手段と、前記予定日時設定手段で設定した予定日時を示す予定日時情報を前記デバイスに送信する予定日時情報送信手段とを有し、
前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記予定日時設定手段は、前記希望日時情報受信手段で受信した希望日時情報により特定される希望日時に適合するように前記予定日時を設定するようになっていることを特徴とする。
【0016】
このような構成であれば、デバイスでは、障害が発生すると、障害通知送信手段により、その障害に関する障害通知がデバイス管理端末に送信される。また、ユーザは、デバイスにおいて、メンテナンスを希望する希望日時を希望日時入力手段に入力する。デバイスでは、希望日時が入力されると、希望日時情報送信手段により、入力された希望日時を示す希望日時情報がデバイス管理端末に送信される。
【0017】
デバイス管理端末では、障害通知受信手段により障害通知を受信し、希望日時情報受信手段により希望日時情報を受信する。そして、受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定されると、予定日時設定手段により、受信した希望日時情報により特定される希望日時に適合するように予定日時が設定され、予定日時情報送信手段により、設定された予定日時を示す予定日時情報がデバイスに送信される。
【0018】
デバイスでは、予定日時情報受信手段により予定日時情報を受信すると、予定日時通知手段により、受信した予定日時情報に基づいて予定日時が通知される。ユーザは、通知された予定日時によりメンテナンスが行われる日時を知ることができる。
これにより、ユーザの希望に添った日時に予定日時が設定されるので、ユーザは、その予定日時に居合わせるのが容易であり、ユーザに与える負担が少ない。したがって、従来に比して、メンテナンスサービスを向上することができるという効果が得られる。
【0019】
ここで、障害通知は、デバイスの障害に関する通知をいい、これには、例えば、障害の名称、種別、内容、発生日時若しくはメンテナンスの必要の有無を示す情報、障害が発生した場合に送信される通知(情報を含まない通知を含む。)、またはデバイス管理端末その他の端末から障害通知要求を受信した場合に送信される応答(情報を含まない応答を含む。)が含まれる。以下、発明11のメンテナンス支援システム、発明12および13のデバイス、発明14および15のデバイス管理端末、発明16および17のデバイス用プログラム、発明18および19の端末用プログラム、並びに発明20および21のメンテナンス支援方法において同じである。
【0020】
また、「障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定する」ことは、より具体的には、例えば、障害通知に基づいてメンテナンスが必要な障害がデバイスに発生したと判定することである。以下、発明4および11のメンテナンス支援システム、発明14および15のデバイス管理端末、発明18および19の端末用プログラム、並びに発明20および21のメンテナンス支援方法において同じである。
〔発明3〕
さらに、発明3のメンテナンス支援システムは、発明2のメンテナンス支援システムにおいて、
前記デバイス管理端末は、各メンテナンス作業員ごとに当該メンテナンス作業員の所在地を示す位置情報を記憶する位置情報記憶手段を有し、
前記予定日時設定手段は、前記位置情報記憶手段の位置情報に基づいて、前記メンテナンス作業員が前記デバイスの設置場所までの到着予定時間を算出し、前記到着予定時間および前記希望日時に基づいて前記予定日時を設定するようになっていることを特徴とする。
【0021】
このような構成であれば、デバイス管理端末では、予定日時設定手段により、位置情報記憶手段の位置情報に基づいて、メンテナンス作業員がデバイスの設置場所までの到着予定時間が算出され、算出された到着予定時間および希望日時に基づいて予定日時が設定される。
これにより、ユーザの希望日時のほか、メンテナンス作業員がデバイスの設置場所までの到着予定時間を考慮して予定日時が設定されるので、メンテナンス作業員を効率的に現場に派遣することができる。したがって、メンテナンスを効率的に行うことができるという効果も得られる。
【0022】
ここで、到着時間情報記憶手段は、到着時間情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、到着時間情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、到着時間情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって到着時間情報を記憶するようになっていてもよい。
〔発明4〕
さらに、発明4のメンテナンス支援システムは、発明3のメンテナンス支援システムにおいて、
前記デバイス管理端末は、前記各メンテナンス作業員ごとに当該メンテナンス作業員の作業員情報を記憶する作業員情報記憶手段と、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択手段と、前記作業員情報を前記デバイスに送信する作業員情報送信手段とを有し、
前記デバイスは、前記作業員情報を受信する作業員情報受信手段と、前記作業員情報受信手段で受信した作業員情報を通知する作業員情報通知手段とを有し、
前記作業員選択手段は、前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいて前記メンテナンスが必要と判定したときは、前記メンテナンス作業員を選択するようになっており、
前記作業員情報送信手段は、前記作業員情報記憶手段の作業員情報のうち前記作業員選択手段で選択したメンテナンス作業員に対応する作業員情報を前記デバイスに送信するようになっていることを特徴とする。
【0023】
このような構成であれば、デバイス管理端末では、受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定されると、作業員選択手段により、メンテナンス作業員が選択され、作業員情報送信手段により、作業員情報記憶手段の作業員情報のうち選択されたメンテナンス作業員に対応する作業員情報がデバイスに送信される。
【0024】
デバイスでは、作業員情報受信手段により作業員情報を受信すると、作業員情報通知手段により、受信した作業員情報が通知される。
これにより、ユーザは、メンテナンス作業員に関する情報を事前に知ることができるので、復旧作業時間がどれぐらいかかるのかとか復旧作業が円滑にかつ確実に行われるのかといった不安を抱きにくくなる。したがって、メンテナンスサービスをさらに向上することができるという効果も得られる。
【0025】
ここで、作業員情報通知手段は、作業員情報を通知するようになっていればどのような構成であってもよく、具体的には、例えば、表示、印刷または音声出力により作業員情報を通知するようになっていればよい。以下、発明10および11のメンテナンス支援システム、発明13のデバイス、並びに発明17のデバイス用プログラムにおいて同じである。
【0026】
また、作業員選択手段は、メンテナンス作業員を選択するようになっているが、情報処理としては、例えば、メンテナンス作業員に一意に割り当てられた作業員ID、メンテナンス作業員の氏名、その他メンテナンス作業員の識別情報を選択することにより行うことができる。以下、発明10および11のメンテナンス支援システム、発明15のデバイス管理端末、並びに発明19の端末用プログラムにおいて同じである。
【0027】
また、作業員情報記憶手段は、作業員情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、作業員情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、作業員情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって作業員情報を記憶するようになっていてもよい。以下、発明10および11のメンテナンス支援システム、並びに発明15のデバイス管理端末において同じである。
〔発明5〕
さらに、発明5のメンテナンス支援システムは、発明4のメンテナンス支援システムにおいて、
前記デバイスは、前記メンテナンス作業員の変更要求を入力する変更要求入力手段と、前記変更要求を前記デバイス管理端末に送信する変更要求送信手段とを有し、
前記作業員選択手段は、前記変更要求を受信したときは、前記メンテナンス作業員を再選択するようになっていることを特徴とする。
【0028】
このような構成であれば、ユーザは、作業員情報の通知を受けてその内容に不満等がある場合は、デバイスにおいて、メンテナンス作業員の変更要求を変更要求入力手段に入力する。デバイスでは、変更要求が入力されると、変更要求送信手段により、変更要求がデバイス管理端末に送信される。
デバイス管理端末では、変更要求を受信すると、作業員選択手段により、メンテナンス作業員が再選択され、作業員情報送信手段により、作業員情報記憶手段の作業員情報のうち選択されたメンテナンス作業員に対応する作業員情報がデバイスに送信される。
【0029】
これにより、ユーザは、通知された作業員情報の内容によってはメンテナンス作業員を変更することができるので、ユーザの希望に添ったメンテナンス作業員を派遣することができる。したがって、メンテナンスサービスをさらに向上することができるという効果も得られる。
ここで、変更要求送信手段は、変更要求をデバイス管理端末に送信するようになっていればどのような構成であってもよいが、より具体的には、変更要求入力手段で入力した変更要求をデバイス管理端末に送信するように構成することができる。
〔発明6〕
さらに、発明6のメンテナンス支援システムは、発明4および5のいずれかのメンテナンス支援システムにおいて、
前記デバイス管理端末は、前記メンテナンス作業員の選択履歴を示す選択履歴情報を記憶する選択履歴情報記憶手段を有し、
前記作業員選択手段は、前記選択履歴情報に基づいて前記メンテナンス作業員を選択するようになっていることを特徴とする。
【0030】
このような構成であれば、デバイス管理端末では、作業員選択手段により、選択履歴情報に基づいてメンテナンス作業員が選択される。
これにより、ユーザに対して以前派遣したことのあるメンテナンス作業員が選択されたりするなど、メンテナンス作業員の選択履歴に基づいてメンテナンス作業員が選択されるので、ユーザの希望に添ったメンテナンス作業員を派遣することができる。したがって、メンテナンスサービスをさらに向上することができるという効果も得られる。
【0031】
ここで、選択履歴情報記憶手段は、選択履歴情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、選択履歴情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、選択履歴情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって選択履歴情報を記憶するようになっていてもよい。
【0032】
また、作業員選択手段は、選択履歴情報に基づいてメンテナンス作業員を選択するようになっていればどのような構成であってもよいが、より具体的には、選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいてメンテナンス作業員を選択するように構成することができる。
〔発明7〕
さらに、発明7のメンテナンス支援システムは、発明4ないし6のいずれかのメンテナンス支援システムにおいて、
前記デバイスは、前記メンテナンス作業員の評価を入力する評価入力手段と、前記評価入力手段で入力した評価を示す評価情報を前記デバイス管理端末に送信する評価情報送信手段とを有し、
前記デバイス管理端末は、前記評価情報を受信する評価情報受信手段と、前記評価情報受信手段で受信した評価情報を記憶する評価情報記憶手段とを有し、
前記作業員選択手段は、前記評価情報記憶手段の評価情報に基づいて前記メンテナンス作業員を選択するようになっていることを特徴とする。
【0033】
このような構成であれば、ユーザは、デバイスにおいて、メンテナンスが完了した後に作業内容に対するメンテナンス作業員の評価を評価入力手段に入力する。デバイスでは、メンテナンス作業員の評価が入力されると、評価情報送信手段により、入力された評価を示す評価情報がデバイス管理端末に送信される。
デバイス管理端末では、評価情報受信手段により評価情報を受信すると、受信した評価情報が評価情報記憶手段に記憶される。そして、作業員選択手段により、評価情報記憶手段の評価情報に基づいてメンテナンス作業員が選択される。
【0034】
これにより、ユーザからみて評価の良いメンテナンス作業員が選択されたりするなど、メンテナンス作業員の評価に基づいてメンテナンス作業員が選択されるので、ユーザの希望に添ったメンテナンス作業員を派遣することができる。したがって、メンテナンスサービスをさらに向上することができるという効果も得られる。
【0035】
ここで、評価情報記憶手段は、評価情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、評価情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、評価情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって評価情報を記憶するようになっていてもよい。
〔発明8〕
さらに、発明8のメンテナンス支援システムは、発明4ないし7のいずれかのメンテナンス支援システムにおいて、
前記作業員情報は、前記メンテナンス作業員の技術レベル、メンテナンス完了予定時間またはメンテナンス実績の少なくとも1つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0036】
このような構成であれば、デバイスでは、作業員情報受信手段により作業員情報を受信すると、作業員情報通知手段により、メンテナンス作業員の技術レベル、メンテナンス完了予定時間またはメンテナンス実績の少なくとも1つに関する情報が通知される。
これにより、ユーザは、メンテナンス作業員の技術レベル、メンテナンス完了予定時間またはメンテナンス実績の少なくとも1つに関する情報を事前に知ることができるので、復旧作業時間がどれぐらいかかるのかとか復旧作業が円滑にかつ確実に行われるのかといった不安をさらに抱きにくくなる。したがって、メンテナンスサービスをさらに向上することができるという効果も得られる。
〔発明9〕
さらに、発明9のメンテナンス支援システムは、発明3ないし8のいずれかのメンテナンス支援システムにおいて、
前記メンテナンス作業員の利用に供する作業員用携帯端末と通信可能に接続し、
前記予定日時情報送信手段は、前記予定日時設定手段で設定した予定日時を示す予定日時情報を前記作業員用携帯端末および前記デバイスに送信するようになっていることを特徴とする。
【0037】
このような構成であれば、デバイス管理端末では、予定日時情報送信手段により、設定された予定日時を示す予定日時情報が作業員用携帯端末およびデバイスに送信される。
これにより、メンテナンス作業員は、作業員用携帯端末において、予定日時情報を参照することによりメンテナンスを行うべき予定日時を知ることができる。したがって、メンテナンスを効率的に行うことができるという効果も得られる。〔発明10〕
さらに、発明10のメンテナンス支援システムは、
デバイスのメンテナンスを支援するシステムであって、
各メンテナンス作業員ごとに前記作業員情報を記憶する作業員情報記憶手段と、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択手段と、前記作業員選択手段で選択したメンテナンス作業員の作業員情報を通知する作業員情報通知手段と備え、
メンテナンスが必要と判定したときは、前記作業員選択手段は、前記メンテナンス作業員を選択するようになっていることを特徴とする。
【0038】
このような構成であれば、メンテナンスが必要と判定されると、作業員選択手段により、メンテナンス作業員が選択され、作業員情報通知手段により、選択されたメンテナンス作業員の作業員情報が通知される。
これにより、ユーザは、メンテナンス作業員に関する情報を事前に知ることができるので、復旧作業時間がどれぐらいかかるのかとか復旧作業が円滑にかつ確実に行われるのかといった不安を抱きにくくなる。したがって、従来に比して、メンテナンスサービスを向上することができるという効果が得られる。
〔発明11〕
さらに、発明11のメンテナンス支援システムは、
メンテナンスの対象となるデバイスと、前記デバイスを管理するデバイス管理端末とを通信可能に接続し、前記デバイスのメンテナンスを支援するシステムであって、
前記デバイスは、当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段と、メンテナンス作業員の作業員情報を受信する作業員情報受信手段と、前記作業員情報受信手段で受信した作業員情報を通知する作業員情報通知手段とを有し、
前記デバイス管理端末は、前記障害通知を受信する障害通知受信手段と、前記各メンテナンス作業員ごとに前記作業員情報を記憶する作業員情報記憶手段と、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択手段と、前記作業員情報を前記デバイスに送信する作業員情報送信手段とを有し、
前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記作業員選択手段は、前記メンテナンス作業員を選択するようになっており、
前記作業員情報送信手段は、前記作業員情報記憶手段の作業員情報のうち前記作業員選択手段で選択したメンテナンス作業員に対応する作業員情報を前記デバイスに送信するようになっていることを特徴とする。
【0039】
このような構成であれば、デバイスは、障害が発生すると、障害通知送信手段により、その障害に関する障害通知がデバイス管理端末に送信される。
デバイス管理端末では、障害通知受信手段により障害通知を受信する。そして、受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定されると、作業員選択手段により、メンテナンス作業員が選択され、作業員情報送信手段により、作業員情報記憶手段の作業員情報のうち選択されたメンテナンス作業員に対応する作業員情報がデバイスに送信される。
【0040】
デバイスでは、作業員情報受信手段により作業員情報を受信すると、作業員情報通知手段により、受信した作業員情報が通知される。
これにより、ユーザは、メンテナンス作業員に関する情報を事前に知ることができるので、復旧作業時間がどれぐらいかかるのかとか復旧作業が円滑にかつ確実に行われるのかといった不安を抱きにくくなる。したがって、従来に比して、メンテナンスサービスを向上することができるという効果が得られる。
〔発明12〕
一方、上記目的を達成するために、発明12のデバイスは、
メンテナンス支援システムにおけるデバイス管理端末と通信可能に接続するデバイスであって、
当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段と、メンテナンスを希望する希望日時を入力する希望日時入力手段と、前記希望日時入力手段で入力した希望日時を示す希望日時情報を前記デバイス管理端末に送信する希望日時情報送信手段と、メンテナンスを行う予定日時を示す予定日時情報を受信する予定日時情報受信手段と、前記予定日時情報受信手段で受信した予定日時情報に基づいて前記予定日時を通知する予定日時通知手段とを備えることを特徴とする。
【0041】
このような構成であれば、発明2のメンテナンス支援システムにおけるデバイスと同等の作用が得られる。したがって、発明2のメンテナンス支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明13〕
さらに、発明13のデバイスは、
メンテナンス支援システムにおけるデバイス管理端末と通信可能に接続するデバイスであって、
当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段と、メンテナンス作業員の作業員情報を受信する作業員情報受信手段と、前記作業員情報受信手段で受信した作業員情報を通知する作業員情報通知手段とを備えることを特徴とする。
【0042】
このような構成であれば、発明11のメンテナンス支援システムにおけるデバイスと同等の作用が得られる。したがって、発明11のメンテナンス支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明14〕
一方、上記目的を達成するために、発明14のデバイス管理端末は、
メンテナンス支援システムにおけるデバイスと通信可能に接続する端末であって、
前記デバイスの障害に関する障害通知を受信する障害通知受信手段と、メンテナンスを希望する希望日時を示す希望日時情報を受信する希望日時情報受信手段と、メンテナンスを行う予定日時を設定する予定日時設定手段と、前記予定日時設定手段で設定した予定日時を示す予定日時情報を前記デバイスに送信する予定日時情報送信手段とを備え、
前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記予定日時設定手段は、前記希望日時情報受信手段で受信した希望日時情報により特定される希望日時に適合するように前記予定日時を設定するようになっていることを特徴とする。
【0043】
このような構成であれば、発明2のメンテナンス支援システムにおけるデバイス管理端末と同等の作用が得られる。したがって、発明2のメンテナンス支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明15〕
さらに、発明15のデバイス管理端末は、
メンテナンス支援システムにおけるデバイスと通信可能に接続する端末であって、
前記デバイスの障害に関する障害通知を受信する障害通知受信手段と、各メンテナンス作業員ごとに当該メンテナンス作業員の作業員情報を記憶する作業員情報記憶手段と、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択手段と、前記作業員情報を前記デバイスに送信する作業員情報送信手段とを備え、
前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記作業員選択手段は、前記メンテナンス作業員を選択するようになっており、
前記作業員情報送信手段は、前記作業員情報記憶手段の作業員情報のうち前記作業員選択手段で選択したメンテナンス作業員に対応する作業員情報を前記デバイスに送信するようになっていることを特徴とする。
【0044】
このような構成であれば、発明11のメンテナンス支援システムにおけるデバイス管理端末と同等の作用が得られる。したがって、発明11のメンテナンス支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明16〕
一方、上記目的を達成するために、発明16のデバイス用プログラムは、
コンピュータからなるデバイスに実行させるためのプログラムであって、
当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段、メンテナンスを希望する希望日時を入力する希望日時入力手段、前記希望日時入力手段で入力した希望日時を示す希望日時情報を前記デバイス管理端末に送信する希望日時情報送信手段、メンテナンスを行う予定日時を示す予定日時情報を受信する予定日時情報受信手段、および前記予定日時情報受信手段で受信した予定日時情報に基づいて前記予定日時を通知する予定日時通知手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
【0045】
このような構成であれば、デバイスによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってデバイスが処理を実行すると、発明12のデバイスと同等の作用および効果が得られる。
〔発明17〕
さらに、発明17のデバイス用プログラムは、
コンピュータからなるデバイスに実行させるためのプログラムであって、
当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段、メンテナンス作業員の作業員情報を受信する作業員情報受信手段、および前記作業員情報受信手段で受信した作業員情報を通知する作業員情報通知手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
【0046】
このような構成であれば、デバイスによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってデバイスが処理を実行すると、発明13のデバイスと同等の作用および効果が得られる。
〔発明18〕
一方、上記目的を達成するために、発明18の端末用プログラムは、
コンピュータからなるデバイス管理端末に実行させるためのプログラムであって、
前記デバイスの障害に関する障害通知を受信する障害通知受信手段、メンテナンスを希望する希望日時を示す希望日時情報を受信する希望日時情報受信手段、メンテナンスを行う予定日時を設定する予定日時設定手段、および前記予定日時設定手段で設定した予定日時を示す予定日時情報を前記デバイスに送信する予定日時情報送信手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであり、前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記予定日時設定手段は、前記希望日時情報受信手段で受信した希望日時情報により特定される希望日時に適合するように前記予定日時を設定するようになっていることを特徴とする。
【0047】
このような構成であれば、デバイス管理端末によってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってデバイス管理端末が処理を実行すると、発明14のデバイス管理端末と同等の作用および効果が得られる。
〔発明19〕
さらに、発明19の端末用プログラムは、
コンピュータからなるデバイス管理端末に実行させるためのプログラムであって、
前記デバイスの障害に関する障害通知を受信する障害通知受信手段、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択手段、およびメンテナンス作業員の作業員情報を前記デバイスに送信する作業員情報送信手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであり、
前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記作業員選択手段は、前記メンテナンス作業員を選択するようになっており、
前記作業員情報送信手段は、前記作業員情報記憶手段の作業員情報のうち前記作業員選択手段で選択したメンテナンス作業員に対応する作業員情報を前記デバイスに送信するようになっていることを特徴とする。
【0048】
このような構成であれば、デバイス管理端末によってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってデバイス管理端末が処理を実行すると、発明15のデバイス管理端末と同等の作用および効果が得られる。
〔発明20〕
一方、上記目的を達成するために、発明20のメンテナンス支援方法は、
メンテナンスの対象となるデバイスと、前記デバイスを管理するデバイス管理端末とを通信可能に接続し、前記デバイスのメンテナンスを支援する方法であって、
前記デバイスに対しては、
前記デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信ステップと、
メンテナンスを希望する希望日時を入力する希望日時入力ステップと、
前記希望日時入力ステップで入力した希望日時を示す希望日時情報を前記デバイス管理端末に送信する希望日時情報送信ステップとを含み、
前記デバイス管理端末に対しては、
前記障害通知を受信する障害通知受信ステップと、
前記希望日時情報を受信する希望日時情報受信ステップと、
前記障害通知受信ステップで受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記希望日時情報受信ステップで受信した希望日時情報により特定される希望日時に適合するようにメンテナンスを行う予定日時を設定する予定日時設定ステップと、
前記予定日時設定ステップで設定した予定日時を示す予定日時情報を前記デバイスに送信する予定日時情報送信ステップとを含み、
前記デバイスに対しては、
前記予定日時情報を受信する予定日時情報受信ステップと、
前記予定日時情報受信ステップで受信した予定日時情報に基づいて前記予定日時を通知する予定日時通知ステップとを含むことを特徴とする。
【0049】
これにより、発明2のメンテナンス支援システムと同等の効果が得られる。
ここで、予定日時設定ステップは、希望日時に適合するように予定日時を設定すればどのような方法であってもよく、例えば、希望日時に合致する日時を予定日時として設定してもよいし、希望日時に近い日時を予定日時として設定してもよい。
【0050】
また、予定日時通知ステップは、予定日時情報に基づいて予定日時を通知すればどのような方法であってもよく、具体的には、例えば、表示、印刷または音声出力により予定日時を通知すればよい。
〔発明21〕
さらに、発明21のメンテナンス支援方法は、
メンテナンスの対象となるデバイスと、前記デバイスを管理するデバイス管理端末とを通信可能に接続し、前記デバイスのメンテナンスを支援する方法であって、
前記デバイスに対しては、
前記デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信ステップを含み、
前記デバイス管理端末に対しては、
前記障害通知を受信する障害通知受信ステップと、
前記障害通知受信ステップで受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択ステップと、前記作業員選択ステップで選択したメンテナンス作業員の作業員情報を作業員情報記憶手段から読み出して前記デバイスに送信する作業員情報送信ステップとを含み、
前記デバイスに対しては、
前記作業員情報を受信する作業員情報受信ステップと、
前記作業員情報受信ステップで受信した作業員情報を通知する作業員情報通知ステップとを含むことを特徴とする。
【0051】
これにより、発明11のメンテナンス支援システムと同等の効果が得られる。
ここで、作業員情報通知ステップは、作業員情報を通知すればどのような方法であってもよく、具体的には、例えば、表示、印刷または音声出力により作業員情報を通知すればよい。
また、作業員選択ステップは、メンテナンス作業員を選択するが、情報処理としては、例えば、メンテナンス作業員に一意に割り当てられた作業員ID、メンテナンス作業員の氏名、その他メンテナンス作業員の識別情報を選択することにより行うことができる。
【0052】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図22は、本発明に係るメンテナンス支援システム、デバイス、デバイス管理端末、デバイス用プログラムおよび端末用プログラム、並びにメンテナンス支援方法の実施の形態を示す図である。
【0053】
本実施の形態は、本発明に係るメンテナンス支援システム、デバイス、デバイス管理端末、デバイス用プログラムおよび端末用プログラム、並びにメンテナンス支援方法を、図1に示すように、各地に点在する複数の企業202にそれぞれ設置されたプリンタ200をメンテナンスする場合について適用したものである。
【0054】
まず、本発明を適用するネットワークシステムの構成を図1を参照しながら説明する。
図1は、本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
図1において、各企業202には、プリンタ200が設置されており、サービスセンタ102には、プリンタ200を管理するプリンタ管理サーバ100が設置されている。また、インターネット199には、複数のプリンタ200と、プリンタ管理サーバ100と、携帯端末300とインターネット199との通信を中継する中継局320とが接続されている。携帯端末300は、プリンタ200のメンテナンスを行うメンテナンス作業員が携帯する端末である。
【0055】
中継局320には、携帯端末300と無線通信を行う複数の基地局310が接続されており、中継局320は、携帯端末300がインターネット199に接続するときは、携帯端末300に代わってインターネット199上での一端末となって、基地局310を介して受信した携帯端末300からのデータをインターネット199を介して目的の端末に送信するとともに、インターネット199上にある目的の端末のデータを基地局310を介して携帯端末300に送信するようになっている。
【0056】
次に、プリンタ管理サーバ100の構成を図2を参照しながら詳細に説明する。
図2は、プリンタ管理サーバ100の構成を示すブロック図である。
プリンタ管理サーバ100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御プログラム等を格納しているROM32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
【0057】
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
【0058】
記憶装置42には、図3ないし図8に示すように、ユーザ情報管理テーブル400、作業員情報管理テーブル420、予約状況管理テーブル440、履歴情報管理テーブル460、代替プリンタ情報管理テーブル480および代替品情報管理テーブル500が格納されている。
図3は、ユーザ情報管理テーブル400のデータ構造を示す図である。
【0059】
ユーザ情報管理テーブル400は、プリンタ200のユーザに関するユーザ情報を登録・管理するデータベース(以下、データベースのことを単にDBと略記する。)である。ユーザ情報管理テーブル400には、図3に示すように、各ユーザごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、ユーザの名称を登録するフィールド402と、個人か法人の別を登録するフィールド404と、ユーザの住所を登録するフィールド406と、メンテナンス作業員が訪問したときの窓口を登録するフィールド408と、ユーザの年齢を登録するフィールド410と、ユーザの性別を登録するフィールド412とを含んで構成されている。
【0060】
図3の例では、第1段目のレコードには、名称として「セイ山コー男」が、種別として「個人」が、住所として「xxxx」が、訪問時窓口として「本人」が、年齢として「39」が、性別として「男性」がそれぞれ登録されている。これは、「セイ山コー男」という名前のユーザについて、種別、住所、年齢および性別が登録されており、訪問時は本人を訪ねるべきことが示されている。
【0061】
図4は、作業員情報管理テーブル420のデータ構造を示す図である。
作業員情報管理テーブル420は、メンテナンス作業員の作業員情報を登録・管理するDBである。作業員情報管理テーブル420には、図4に示すように、各メンテナンス作業員ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、メンテナンス作業員の氏名を登録するフィールド422と、メンテナンス作業員の現在の状況を登録するフィールド424と、メンテナンス作業員の所在地を示す位置情報を登録するフィールド426と、メンテナンス作業員の技術レベルを登録するフィールド428と、メンテナンス作業員の所属を登録するフィールド430とを含んで構成されている。
【0062】
図4の例では、第1段目のレコードには、氏名として「エプ山ソン男」が、状況として「客先」が、位置情報として「みなとみらい」が、技術レベルとして「中級」が、所属として「横浜営業所」がそれぞれ登録されている。これは、「エプ山ソン男」という名前のメンテナンス作業員は、現在みなとみらいの客先におり、中級の技術レベルを有し、横浜営業所に所属していることを示している。
【0063】
図5は、予約状況管理テーブル440のデータ構造を示す図である。
予約状況管理テーブル440は、メンテナンスの予約状況を登録・管理するDBである。予約状況管理テーブル440には、図5に示すように、各メンテナンスタスク(予約)ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、予約番号を登録するフィールド442と、メンテナンス作業員の氏名を登録するフィールド444と、ユーザの名称を登録するフィールド446と、ユーザがメンテナンスを希望する希望日時を登録するフィールド448と、プリンタ200の機種を登録するフィールド450と、障害が発生した部位を登録するフィールド452とを含んで構成されている。
【0064】
図5の例では、第1段目のレコードには、予約番号として「No.1」が、メンテナンス作業員の氏名として「エプ山ソン男」が、ユーザの名称として「セイ山コー男」が、希望日時として「2003/5/27 10:00」が、機種として「LP−xxxxx」が、障害部位として「xxxxx」がそれぞれ登録されている。これは、「セイ山コー男」という名前のユーザが利用するプリンタ200に障害が発生し、そのプリンタ200の機種が「LP−xxxxx」であり、その障害部位が「xxxxx」であることを示している。さらに、「エプ山ソン男」という名前のメンテナンス作業員がそのメンテナンスを行うこととなり、メンテナンスを行う希望日時としてユーザが「2003/5/27 10:00」を提示していることを示している。
【0065】
図6は、履歴情報管理テーブル460のデータ構造を示す図である。
履歴情報管理テーブル460は、メンテナンスの履歴を示す履歴情報を登録・管理するDBである。履歴情報管理テーブル460には、図6に示すように、各メンテナンスタスクごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、メンテナンス作業番号を登録するフィールド461と、メンテナンス作業員の氏名を登録するフィールド462と、プリンタ200の機種を登録するフィールド464と、障害が発生した部位を登録するフィールド466と、プリンタ200の修理に要した修理所要時間を登録するフィールド468と、ユーザの名称を登録するフィールド470と、ユーザの評価を登録するフィールド472と、修理代金を登録するフィールド474とを含んで構成されている。
【0066】
図6の例では、第1段目のレコードには、メンテナンス作業員の氏名として「エプ山ソン男」が、機種として「LP−xxxxx」が、障害部位として「xxxxx」が、修理所要時間として「0:15:00」が、ユーザの名称として「セイ山コー男」が、評価として「良好」が、修理代金として「1000」がそれぞれ登録されている。これは、「セイ山コー男」という名前のユーザが利用するプリンタ200に障害が発生し、そのプリンタ200の機種が「LP−xxxxx」であり、その障害部位が「xxxxx」であったことを示している。さらに、「エプ山ソン男」という名前のメンテナンス作業員がそのメンテナンスを行った結果、修理に15分要し、ユーザからの評価が良好であり、修理代金として1000円かかったことを示している。
【0067】
図7は、代替プリンタ情報管理テーブル480のデータ構造を示す図である。
代替プリンタ情報管理テーブル480は、代替プリンタ200に関する代替プリンタ情報を登録・管理するDBである。代替プリンタ情報管理テーブル480には、図7に示すように、各代替プリンタ200ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、代替プリンタ200に一意に割り当てられる代替品管理IDを登録するフィールド482と、代替プリンタ200の型番を登録するフィールド484と、代替プリンタ200が保管されている所在地を登録するフィールド486と、代替プリンタ200の利用スケジュールを登録するフィールド488と、持ち出しまたは予約状況を登録するフィールド490とを含んで構成されている。
【0068】
図7の例では、第1段目のレコードには、代替品管理IDとして「1」が、型番として「LP−xxxxx」が、所在地として「横浜営業所」が、代替品スケジュールとして「5/30−5/31利用不可」が、持ち出しまたは予約状況として「エプ山ソン男(予約5/30,31)」がそれぞれ登録されている。これは、代替品管理ID「1」の代替プリンタ200は、型番が「LP−xxxxx」であり、横浜営業所に保管されており、5/30,5/31の間は利用することができないことを示している。また、5/30,5/31の間はエプ山ソン男が予約していることを示している。
【0069】
図8は、代替品情報管理テーブル500のデータ構造を示す図である。
代替品情報管理テーブル500は、プリンタ200の代替部品に関する代替品情報を登録・管理するDBである。代替品情報管理テーブル500には、図8に示すように、各代替品ごとに1または複数のレコードが登録されている。各レコードは、部品IDを登録するフィールド501と、代替品の部品番号を登録するフィールド502と、代替品が保管されている所在地を登録するフィールド504と、代替品の在庫数を登録するフィールド506と、代替品の価格を登録するフィールド508と、持ち出し状況を登録するフィールド510とを含んで構成されている。
【0070】
図8の例では、第1段目のレコードには、部品番号として「LP−xxxxカバー」が、所在地として「横浜営業所」が、在庫数として「2」が、価格として「1000」が、持ち出し状況として「エプ山ソン男−1個」がそれぞれ登録されている。これは、部品番号「LP−xxxxカバー」の代替品は、横浜営業所に保管されており、在庫数が2つで1つあたり1000円であることを示している。また、現在はエプ山ソン男が1個持ち出していることを示している。
【0071】
CPU30は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図9ないし図11のフローチャートに示す位置情報取得処理、通知受付処理およびメンテナンススケジュール調整処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
【0072】
初めに、位置情報取得処理を図9を参照しながら詳細に説明する。
図9は、位置情報取得処理を示すフローチャートである。
位置情報取得処理は、各携帯端末300の位置情報を取得する処理であって、CPU30において実行されると、図9に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
【0073】
ステップS100では、所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過したと判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、所定時間が経過するまでステップS100で待機する。
ステップS102では、携帯端末300の位置情報を中継局320から取得し、ステップS104に移行して、取得した位置情報に基づいて、作業員情報管理テーブル420の登録内容のうち位置情報を更新し、ステップS106に移行する。
【0074】
ステップS106では、すべての携帯端末300について位置情報の取得が完了したか否かを判定し、位置情報の取得が完了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させるが、そうでないと判定したとき(No)は、ステップS102に移行する。
次に、通知受付処理を図10を参照しながら詳細に説明する。
【0075】
図10は、通知受付処理を示すフローチャートである。
通知受付処理は、プリンタ200からの通知を受け付ける処理であって、CPU30において実行されると、図10に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS200では、代替プリンタ200についての確認を要求する代替プリンタ確認要求を受信したか否かを判定し、代替プリンタ確認要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS202に移行して、代替プリンタ情報管理テーブル480から代替プリンタ情報を読み出し、ステップS204に移行して、読み出した代替プリンタ情報を、代替プリンタ確認要求の送信元のプリンタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0076】
一方、ステップS200で、代替プリンタ確認要求を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS206に移行して、代替品情報を受信したか否かを判定し、代替品情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS208に移行して、受信した代替品情報に基づいて、代替品情報管理テーブル500の登録内容を更新し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0077】
一方、ステップS206で、代替品情報を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS210に移行して、完了したメンテナンスについての報告情報を受信したか否かを判定し、報告情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS212に移行する。
ステップS212では、受信した報告情報に基づいて、履歴情報管理テーブル460の登録内容のうち、プリンタ200の機種、障害部位、修理所要時間、ユーザの名称および修理代金を更新し、ステップS214に移行して、メンテナンス作業員の評価を行うための質問事項、修理所要時間その他評価に必要な情報を含む評価要求情報を、報告情報の送信元のプリンタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0078】
一方、ステップS210で、報告情報を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS216に移行して、メンテナンス作業員の評価を示す評価情報を受信したか否かを判定し、評価情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS218に移行して、受信した評価情報に基づいて、履歴情報管理テーブル460の登録内容のうちメンテナンス作業員の評価を更新し、ステップS220に移行して、修理代金等を示す明細情報を、評価情報の送信元のプリンタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0079】
一方、ステップS216で、評価情報を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS200に移行する。
次に、メンテナンススケジュール調整処理を図11を参照しながら詳細に説明する。
図11は、メンテナンススケジュール調整処理を示すフローチャートである。
【0080】
メンテナンススケジュール調整処理は、ユーザとの対話によりメンテナンスのケジュールを調整する処理であって、CPU30において実行されると、図11に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、プリンタ200の障害に関する障害情報を受信したか否かを判定し、障害情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS302に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、障害情報を受信するまでステップS300で待機する。
【0081】
ステップS302では、受信した障害情報に基づいてメンテナンスが必要な障害がプリンタ200に発生したか否かを判定し、メンテナンスが必要な障害がプリンタ200に発生したと判定したとき(Yes)は、ステップS304に移行して、履歴情報管理テーブル460に基づいて、作業員情報管理テーブル420のメンテナンス作業員のなかから、ユーザに対して以前派遣したことがありかつユーザからみて評価の良いメンテナンス作業員を選択し、ステップS306に移行する。
【0082】
ステップS306では、選択したメンテナンス作業員(以下、選択メンテナンス作業員という。)の作業員情報を作業員情報管理テーブル420から読み出し、ステップS308に移行して、読み出した作業員情報を、障害情報の送信元のプリンタ200(以下、図11のメンテナンススケジュール調整処理において送信元プリンタ200という。)に送信し、ステップS310に移行する。
【0083】
ステップS310では、メンテナンス作業員を変更すべき変更要求を受信したか否かを判定し、変更要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS304に移行する。
一方、ステップS310で、メンテナンス作業員の変更要求を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS312に移行して、ユーザがメンテナンス作業員を承認したことを示す承認通知を受信したか否かを判定し、承認通知を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS314に移行して、ユーザがメンテナンスを希望する希望日時を示す希望日時情報を受信し、ステップS316に移行する。
【0084】
ステップS316では、作業員情報管理テーブル420の位置情報に基づいて、選択メンテナンス作業員が送信元プリンタ200の設置場所までの到着予定時間を算出する。そして、現在時刻に到着予定時間を加算して得られる到着時刻よりも希望日時の方が遅いときは、希望日時を予定日時として設定する。逆に、到着時刻よりも希望日時の方が早いときは、到着時刻を予定日時として設定するか、ユーザに希望日時の再設定を促す。
【0085】
次いで、ステップS318に移行して、設定した予定日時を示す予定日時情報を、送信元プリンタ200および選択メンテナンス作業員の携帯端末300に送信し、ステップS320に移行する。
ステップS320では、ステップS304の選択結果、受信した希望日時情報およびステップS316の設定結果に基づいて予約状況管理テーブル440の内容を更新し、ステップS322に移行して、履歴情報管理テーブル460に新たなレコードを生成し、選択メンテナンス作業員を新たなレコードに登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0086】
一方、ステップS312で、承認通知を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS310に移行する。
一方、ステップS302で、メンテナンスが必要な障害がプリンタ200に発生していないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0087】
次に、プリンタ200の構成を図12を参照しながら詳細に説明する。
図12は、プリンタ200の構成を示すブロック図である。
プリンタ200は、図12に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU50と、所定領域にあらかじめCPU50の制御プログラム等を格納しているROM52と、ROM52等から読み出したデータやCPU50の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM54と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F58とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス59で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
【0088】
I/F58には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能な操作パネル60と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置62と、印刷データに基づいて印刷を行う印刷装置64と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
CPU50は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図13ないし図16のフローチャートに示す障害情報通知処理、メンテナンススケジュール調整処理、復旧作業支援処理および評価情報通知処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
【0089】
初めに、障害情報通知処理を図13を参照しながら詳細に説明する。
図13は、障害情報通知処理を示すフローチャートである。
障害情報通知処理は、プリンタ管理サーバ100に障害情報を通知する処理であって、CPU50において実行されると、図13に示すように、まず、ステップS400に移行するようになっている。
【0090】
ステップS400では、プリンタ200に障害が発生したか否かを判定し、障害が発生したと判定したとき(Yes)は、ステップS402に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、障害が発生するまでステップS400で待機する。
ステップS402では、プリンタ200に発生した障害に関する障害情報を生成し、ステップS404に移行して、生成した障害情報をプリンタ管理サーバ100に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0091】
次に、メンテナンススケジュール調整処理を図14を参照しながら詳細に説明する。
図14は、メンテナンススケジュール調整処理を示すフローチャートである。
メンテナンススケジュール調整処理は、プリンタ管理サーバ100との対話によりメンテナンスのケジュールを調整する処理であって、CPU50において実行されると、図14に示すように、まず、ステップS500に移行するようになっている。
【0092】
ステップS500では、作業員情報を受信したか否かを判定し、作業員情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS502に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、作業員情報を受信するまでステップS500で待機する。
ステップS502では、受信した作業員情報を表示装置62に表示し、ステップS504に移行して、メンテナンス作業員の変更要求を操作パネル60から入力したか否かを判定し、変更要求を入力しないと判定したとき(No)は、ステップS506に移行して、メンテナンス作業員の承認を操作パネル60から入力したか否かを判定し、メンテナンス作業員の承認を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS508に移行する。
【0093】
ステップS508では、プリンタ管理サーバ100に承認通知を送信し、ステップS510に移行して、メンテナンスを希望する希望日時を入力するための希望日時入力画面を表示装置62に表示し、ステップS512に移行して、希望日時を操作パネル60から入力し、ステップS514に移行する。
ステップS514では、入力した希望日時を示す希望日時情報をプリンタ管理サーバ100に送信し、ステップS516に移行して、予定日時情報を受信し、ステップS518に移行して、受信した予定日時情報により特定される予定日時を表示装置62に表示し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0094】
一方、ステップS506で、メンテナンス作業員の承認を入力しない判定したとき(No)は、ステップS504に移行する。
一方、ステップS504で、変更要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS520に移行して、プリンタ管理サーバ100に変更要求を送信し、ステップS500に移行する。
【0095】
次に、復旧作業支援処理を図15を参照しながら詳細に説明する。
図15は、復旧作業支援処理を示すフローチャートである。
復旧作業支援処理は、メンテナンス作業員が行う復旧作業を支援する処理であって、CPU50において実行されると、図15に示すように、まず、ステップS600に移行するようになっている。
【0096】
ステップS600では、メンテナンスが開始されたか否かを判定し、メンテナンスが開始されたと判定したとき(Yes)は、ステップS602に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、メンテナンスが開始されるまでステップS600に移行する。
ステップS602では、代替プリンタ確認要求を操作パネル60から入力したか否かを判定し、代替プリンタ確認要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS604に移行して、プリンタ管理サーバ100に代替プリンタ確認要求を送信し、ステップS606に移行する。
【0097】
ステップS606では、代替プリンタ情報を受信し、ステップS608に移行して、受信した代替プリンタ情報を表示装置62に表示し、ステップS610に移行する。
ステップS610では、プリンタ200の代替部品に関する代替品情報を操作パネル60から入力したか否かを判定し、代替品情報を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS612に移行して、入力した代替品情報をプリンタ管理サーバ100に送信し、ステップS614に移行する。
【0098】
ステップS614では、メンテナンスが終了したか否かを判定し、メンテナンスが終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS616に移行して、プリンタ200の機種、障害部位、修理所要時間、ユーザの名称および修理代金を含む報告情報をプリンタ管理サーバ100に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0099】
一方、ステップS614で、メンテナンスが終了していないと判定したとき(No)は、ステップS602に移行する。
一方、ステップS610で、代替品情報を入力しないと判定したとき(No)は、ステップS614に移行する。
一方、ステップS602で、代替プリンタ確認要求を入力しないと判定したとき(No)は、ステップS610に移行する。
【0100】
次に、評価情報通知処理を図16を参照しながら詳細に説明する。
図16は、評価情報通知処理を示すフローチャートである。
評価情報通知処理は、メンテナンス作業員の評価を示す評価情報をプリンタ管理サーバ100に通知する処理であって、CPU50において実行されると、図16に示すように、まず、ステップS700に移行するようになっている。
【0101】
ステップS700では、評価要求情報を受信したか否かを判定し、評価要求情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS702に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、評価要求情報を受信するまでステップS700で待機する。
ステップS702では、受信した評価要求情報に基づいて、メンテナンス作業員の評価を入力するための評価入力画面を表示装置62に表示し、ステップS704に移行して、メンテナンス作業員の評価を操作パネル60から入力し、ステップS706に移行して、入力した評価を示す評価情報をプリンタ管理サーバ100に送信し、ステップS708に移行する。
【0102】
ステップS708では、明細情報を受信し、ステップS710に移行して、受信した明細情報を表示装置62に表示し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、メンテナンススケジュールを調整する場合を説明する。
【0103】
プリンタ管理サーバ100では、ステップS100〜S106を経て、所定周期ごとに、各メンテナンス作業員の携帯端末300の位置情報が中継局320から取得され、取得された位置情報に基づいて作業員情報管理テーブル420が更新される。これにより、プリンタ管理サーバ100では、各メンテナンス作業員の所在地を把握することができる。
【0104】
一方、プリンタ200では、障害が発生すると、ステップS402,S404を経て、その発生した障害に関する障害情報が生成され、生成された障害情報がプリンタ管理サーバ100に送信される。
プリンタ管理サーバ100では、障害情報を受信すると、ステップS302を経て、受信した障害情報に基づいてメンテナンスが必要な障害がプリンタ200に発生したか否かが判定される。その結果、メンテナンスが必要な障害が発生したと判定されると、ステップS304を経て、履歴情報管理テーブル460に基づいて、ユーザに対して以前派遣したことがありかつユーザからみて評価の良いメンテナンス作業員が選択される。そして、ステップS306,S308を経て、選択メンテナンス作業員の作業員情報が作業員情報管理テーブル420から読み出され、読み出された作業員情報がプリンタ200に送信される。
【0105】
図17および図18は、作業員情報の表示画面を示す図である。
プリンタ200では、作業員情報を受信すると、ステップS502を経て、図17(a)に示すように、受信した作業員情報が表示される。図17の表示画面では、メンテナンス作業員の氏名、現在時刻からの推定修理完了時間、修理時間、技術レベル、メンテナンス作業員の現在の残りサポート先、メンテナンス作業員の所在地、メンテナンス作業員の連絡先、メンテナンス作業員の実績および修理代金の見積が表示されている。また、現在のメンテナンス作業員を選択するボタン600と、他のメンテナンス作業員に変更するボタン602とが表示されている。これにより、ユーザは、メンテナンス作業員に関する情報を事前に知ることができる。
【0106】
ここで、ユーザは、作業員情報の通知を受けてその内容に不満等がある場合は、ボタン602を押下することによりメンテナンス作業員の変更要求を入力する。プリンタ200では、メンテナンス作業員の変更要求が入力されると、ステップS520を経て、プリンタ管理サーバ100に変更要求が送信される。
プリンタ管理サーバ100では、変更要求を受信すると、メンテナンス作業員が再選択され、選択メンテナンス作業員の作業員情報がプリンタ200に送信される。
【0107】
プリンタ200では、作業員情報を受信すると、図17(b)または図17(c)に示すように、受信した作業員情報が表示される。また、現在の障害に対処した経験の多いメンテナンス作業員が存在する場合は、優先的に選択され、図18に示すように、そのメンテナンス作業員の作業員情報が表示される。
ここで、ユーザは、作業員情報の通知を受けてその内容に了承する場合は、ボタン600を押下することによりメンテナンス作業員の承認を入力する。
【0108】
図19は、希望日時入力画面を示す図である。
プリンタ200では、メンテナンス作業員の承認が入力されると、ステップS510を経て、図19に示すように、希望日時を入力するための希望日時入力画面が表示される。図19の希望日時入力画面では、希望日を選択するドロップダウンリスト610と、希望時刻を選択するドロップダウンリスト612と、選択内容を承認するボタン614と、選択内容を否認するボタン616と、メンテナンス作業員の選択画面に戻るボタン618とが表示されている。
【0109】
ここで、ユーザは、希望日および希望時刻を選択し、ボタン614を押下することにより希望日時を入力する。プリンタ200では、希望日時が入力されると、ステップS514を経て、入力された希望日時を示す希望日時情報がプリンタ管理サーバ100に送信される。
プリンタ管理サーバ100では、希望日時情報を受信すると、ステップS316を経て、作業員情報管理テーブル420の位置情報に基づいて、選択メンテナンス作業員が送信元プリンタ200の設置場所までの到着予定時間が算出され、算出された到着予定時間および希望日時に基づいて予定日時が設定される。そして、ステップS318を経て、設定された予定日時を示す予定日時情報がプリンタ200および携帯端末300に送信される。また、ステップS320,S322を経て、予約状況管理テーブル440および履歴情報管理テーブル460の内容が更新される。
【0110】
プリンタ200では、予定日時情報を受信すると、ステップS518を経て、受信した予定日時情報により特定される予定日時が表示される。これにより、ユーザは、通知された予定日時によりメンテナンスが行われる日時を知ることができる。
一方、携帯端末300でも、予定日時情報を受信すると、同様に予定日時が表示される。これにより、選択メンテナンス作業員は、通知された予定日時によりメンテナンスを行うべき日時を知ることができる。
【0111】
次に、メンテナンス作業員がメンテナンスを行う場合を説明する。
図20は、復旧作業支援画面を示す図である。
メンテナンス作業員がプリンタ200においてメンテナンスを開始しようとしてプリンタ200を操作すると、図20に示すように、復旧作業支援画面が表示される。図20の復旧作業支援画面では、メンテナンス作業員が現場に到着したことを入力するボタン620と、部品交換が必要であることを入力するボタン622と、部品交換が不要であることを入力するボタン624と、代替プリンタ200が必要であることを入力するボタン626と、代替プリンタ200が不要であることを入力するボタン628とが表示されている。
【0112】
ここで、メンテナンス作業員は、ボタン620を押下することによりメンテナンスを開始する。
また、メンテナンス作業員は、部品交換が必要なときは、ボタン622を押下し、必要な代替品情報を入力する。プリンタ200では、代替品情報が入力されると、ステップS612を経て、入力された代替品情報がプリンタ管理サーバ100に送信される。プリンタ管理サーバ100では、代替品情報を受信すると、ステップS208を経て、受信した代替品情報に基づいて、代替品情報管理テーブル500の登録内容が更新される。
【0113】
また、メンテナンス作業員は、代替プリンタ200が必要なときは、ボタン626を押下することにより代替プリンタ200の確認を要求する。プリンタ200では、代替プリンタ確認要求が入力されると、ステップS604を経て、プリンタ管理サーバ100に代替プリンタ確認要求が送信される。プリンタ管理サーバ100では、代替プリンタ確認要求を受信すると、ステップS202,S204を経て、代替プリンタ情報管理テーブル480から代替プリンタ情報が読み出され、読み出された代替プリンタ情報がプリンタ200に送信される。プリンタ200では、代替プリンタ情報を受信すると、ステップS608を経て、受信した代替プリンタ情報が表示される。これにより、メンテナンス作業員は、代替プリンタ200が利用できるかどうかを確認することができる。
【0114】
次に、メンテナンス終了後にユーザが評価を行う場合を説明する。
プリンタ200では、メンテナンスが終了すると、ステップS616を経て、完了したメンテナンスについての報告情報がプリンタ管理サーバ100に送信される。
プリンタ管理サーバ100では、報告情報を受信すると、ステップS212,S214を経て、受信した報告情報に基づいて、履歴情報管理テーブル460の登録内容が更新され、評価要求情報がプリンタ200に送信される。
【0115】
図21は、評価入力画面を示す図である。
プリンタ200では、評価要求情報を受信すると、ステップS702を経て、受信した評価要求情報に基づいて、図21に示すように、メンテナンス作業員の評価を入力するための評価入力画面が表示される。図21の評価入力画面では、修理時間が早かったことを評価するボタン630と、修理時間が遅かったことを評価するボタン632と、メンテナンス作業員の説明が分かりやすかったことを評価するボタン634と、メンテナンス作業員の説明が分かりにくかったことを評価するボタン636と、メンテナンス作業員の対応が良かったことを評価するボタン638と、メンテナンス作業員の対応が悪かったことを評価するボタン640とが表示されている。
【0116】
ここで、ユーザは、ボタン630〜640を押下することによりメンテナンス作業員の評価を入力する。プリンタ200では、評価が入力されると、ステップS706を経て、入力された評価を示す評価情報がプリンタ管理サーバ100に送信される。
プリンタ管理サーバ100では、評価情報を受信すると、ステップS218,S220を経て、受信した評価情報に基づいて、履歴情報管理テーブル460の登録内容が更新され、明細情報がプリンタ200に送信される。
【0117】
図22は、明細情報の表示画面を示す図である。
プリンタ200では、明細情報を受信すると、ステップS710を経て、図22に示すように、受信した明細情報が表示される。図22の表示画面では、修理代金および請求宛先のほか、表示内容を承認するボタン650と、請求書の宛先を変更するボタン652とが表示されている。
【0118】
このようにして、本実施の形態では、プリンタ200は、メンテナンスを希望する希望日時を入力し、入力した希望日時を示す希望日時情報をプリンタ管理サーバ100に送信する一方、予定日時情報を受信したときは、受信した予定日時情報に基づいてメンテナンスを行う予定日時を表示するようになっており、プリンタ管理サーバ100は、障害情報に基づいてメンテナンスが必要な障害がプリンタ200に発生したと判定したときは、希望日時情報を受信し、受信した希望日時情報により特定される希望日時に合致する日時を予定日時として設定し、設定した予定日時を示す予定日時情報をプリンタ200に送信するようになっている。
【0119】
これにより、ユーザの希望に添った日時に予定日時が設定されるので、ユーザは、その予定日時に居合わせるのが容易であり、ユーザに与える負担が少ない。したがって、従来に比して、メンテナンスサービスを向上することができる。
さらに、本実施の形態では、プリンタ管理サーバ100は、作業員情報管理テーブル420の位置情報に基づいて、メンテナンス作業員がプリンタ200の設置場所までの到着予定時間を算出し、算出した到着予定時間および希望日時に基づいて予定日時を設定するようになっている。
【0120】
これにより、ユーザの希望日時のほか、メンテナンス作業員がプリンタ200の設置場所までの到着予定時間を考慮して予定日時が設定されるので、メンテナンス作業員を効率的に現場に派遣することができる。したがって、メンテナンスを効率的に行うことができる。
さらに、本実施の形態では、プリンタ管理サーバ100は、障害情報に基づいてメンテナンスが必要な障害がプリンタ200に発生したと判定したときは、作業員情報管理テーブル420のメンテナンス作業員のなかからメンテナンス作業員を選択し、選択メンテナンス作業員の作業員情報を作業員情報管理テーブル420から読み出し、読み出した作業員情報をプリンタ200に送信するようになっている。
【0121】
これにより、ユーザは、メンテナンス作業員に関する情報を事前に知ることができるので、復旧作業時間がどれぐらいかかるのかとか復旧作業が円滑にかつ確実に行われるのかといった不安を抱きにくくなる。したがって、メンテナンスサービスをさらに向上することができる。
さらに、本実施の形態では、プリンタ200は、メンテナンス作業員の変更要求を入力し、入力した変更要求をプリンタ管理サーバ100に送信するようになっており、プリンタ管理サーバ100は、変更要求を受信したときは、メンテナンス作業員を再選択するようになっている。
【0122】
これにより、ユーザは、通知された作業員情報の内容によってはメンテナンス作業員を変更することができるので、ユーザの希望に添ったメンテナンス作業員を派遣することができる。したがって、メンテナンスサービスをさらに向上することができる。
さらに、本実施の形態では、プリンタ管理サーバ100は、履歴情報管理テーブル460に基づいて、作業員情報管理テーブル420のメンテナンス作業員のなかから、ユーザに対して以前派遣したことがあるメンテナンス作業員を選択するようになっている。
【0123】
これにより、ユーザの希望に添ったメンテナンス作業員を派遣することができる。したがって、メンテナンスサービスをさらに向上することができる。
さらに、本実施の形態では、プリンタ200は、メンテナンス作業員の評価を入力し、入力した評価を示す評価情報をプリンタ管理サーバ100に送信するようになっており、プリンタ管理サーバ100は、履歴情報管理テーブル460に基づいて、作業員情報管理テーブル420のメンテナンス作業員のなかから、ユーザからみて評価の良いメンテナンス作業員を選択するようになっている。
【0124】
これにより、ユーザの希望に添ったメンテナンス作業員を派遣することができる。したがって、メンテナンスサービスをさらに向上することができる。
さらに、本実施の形態では、作業員情報は、メンテナンス作業員の技術レベル、メンテナンス完了予定時間およびメンテナンス実績に関する情報を含む。
これにより、ユーザは、メンテナンス作業員の技術レベル、メンテナンス完了予定時間およびメンテナンス実績に関する情報を事前に知ることができるので、復旧作業時間がどれぐらいかかるのかとか復旧作業が円滑にかつ確実に行われるのかといった不安をさらに抱きにくくなる。したがって、メンテナンスサービスをさらに向上することができる。
【0125】
さらに、本実施の形態では、プリンタ管理サーバ100は、設定した予定日時を示す予定日時情報を携帯端末300およびプリンタ200に送信するようになっている。
これにより、メンテナンス作業員は、携帯端末300において、予定日時情報を参照することによりメンテナンスを行うべき予定日時を知ることができる。したがって、メンテナンスを効率的に行うことができる。
【0126】
上記実施の形態において、プリンタ管理サーバ100は、発明2ないし7、11ないし21のデバイス管理端末に対応し、障害情報は、発明2、4、11ないし21の障害通知に対応し、作業員情報管理テーブル420は、発明3の位置情報記憶手段、または発明4、10、11、15、19若しくは21の作業員情報記憶手段に対応している。また、履歴情報管理テーブル460は、発明6の選択履歴情報記憶手段、または発明7の評価情報記憶手段に対応し、ステップS300は、発明2、4、11、14、15、18若しくは19の障害通知受信手段、または発明20若しくは21の障害通知受信ステップに対応している。
【0127】
また、上記実施の形態において、ステップS314は、発明2、14若しくは18の希望日時情報受信手段、または発明20の希望日時情報受信ステップに対応し、ステップS316は、発明1ないし3、9、14若しくは18の予定日時設定手段、または発明20の予定日時設定ステップに対応している。また、ステップS318は、発明2、9、14若しくは18の予定日時情報送信手段、または発明20の予定日時情報送信ステップに対応し、ステップS304は、発明4ないし7、10、11、15若しくは19の作業員選択手段、または発明21の作業員選択ステップに対応している。
【0128】
また、上記実施の形態において、ステップS306,S308は、発明4、11、15若しくは19の作業員情報送信手段、または発明21の作業員情報送信ステップに対応し、プリンタ200は、発明1ないし5、7、9ないし21のデバイスに対応し、ステップS404は、発明2、11ないし13、16若しくは17の障害通知送信手段、または発明20若しくは21の障害通知送信ステップに対応している。また、ステップS500は、発明4、11、13若しくは17の作業員情報受信手段、または発明21の作業員情報受信ステップに対応し、ステップS502は、発明4、10、11、13若しくは17の作業員情報通知手段、または発明21の作業員情報通知ステップに対応している。
【0129】
また、上記実施の形態において、ステップS504は、発明5の変更要求入力手段に対応し、ステップS512は、発明1、2、12若しくは16の希望日時入力手段、または発明20の希望日時入力ステップに対応し、ステップS514は、発明2、12若しくは16の希望日時情報送信手段、または発明20の希望日時情報送信ステップに対応している。また、ステップS516は、発明2、12若しくは16の予定日時情報受信手段、または発明20の予定日時情報受信ステップに対応し、ステップS518は、発明1、2、12若しくは16の予定日時通知手段、または発明20の予定日時通知ステップに対応している。
【0130】
また、上記実施の形態において、ステップS520は、発明5の変更要求送信手段に対応し、ステップS704は、発明7の評価入力手段に対応し、ステップS706は、発明7の評価情報送信手段に対応し、ステップS216は、発明7の評価情報受信手段に対応している。また、携帯端末300は、発明9の作業員用携帯端末に対応している。
【0131】
なお、上記実施の形態においては、プリンタ200のメンテナンスを支援するように構成したが、これに限らず、プリンタ200以外の他のデバイスのメンテナンスを支援するように構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、プリンタ200の操作パネル60で希望日時等を入力するように構成したが、これに限らず、PCその他の端末において希望日時等を入力するように構成することもできる。
【0132】
また、上記実施の形態においては、プリンタ200の表示装置62で作業員情報等を表示するように構成したが、これに限らず、PCその他の端末において作業員情報等を表示するように構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、プリンタ管理サーバ100とプリンタ200とをそれぞれ別体に構成したが、これに限らず、それらを一体として構成することもできる。
【0133】
また、上記実施の形態においては、ステップS302の判定をプリンタ200で行うように構成したが、これに限らず、ステップS302の判定をプリンタ管理サーバ100で行うように構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、メンテナンス作業員の所在地を示す位置情報を中継局320から取得して作業員情報管理テーブル420に登録し、作業員情報管理テーブル420の位置情報に基づいて到着予定時間を算出するように構成したが、これに限らず、あるメンテナンス作業員について予約を希望する時間帯の前に訪問先が既に予定されていた場合など、予約済みのユーザの位置情報、およびユーザのところで新たに故障したプリンタ200の設置場所を示す位置情報に基づいて到着予定時間を算出するように構成することもできる。
【0134】
また、上記実施の形態においては、デバイスとしてプリンタ200を例示したが、これに限らず、例えば、ネットワークスキャナ、ホームゲートウェイ、ネットワーク対応のプロジェクタ、ディジタルカメラ、ディジタルビデオカメラ、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ネットワークストレージ、オーディオ機器、携帯電話、PHS(登録商標)(Personal Handyphone System)、ウォッチ型PDA、POS(Point Of Sale)端末、コピー機、FAX機、電話(IP電話等も含む。)、交換機、NCU(Network Control Unit)、その他ネットワーク対応の機器を利用することができる。
【0135】
また、上記実施の形態において、図9および図11のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0136】
また、上記実施の形態において、図13および図16のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM52にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM54に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0137】
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0138】
また、上記実施の形態においては、本発明に係るメンテナンス支援システム、デバイス、デバイス管理端末、デバイス用プログラムおよび端末用プログラム、並びにメンテナンス支援方法を、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、通常のネットワークに適用することもできる。
【0139】
また、上記実施の形態においては、本発明に係るメンテナンス支援システム、デバイス、デバイス管理端末、デバイス用プログラムおよび端末用プログラム、並びにメンテナンス支援方法を、図1に示すように、各地に点在する複数の企業202にそれぞれ設置されたプリンタ200をメンテナンスする場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】プリンタ管理サーバ100の構成を示すブロック図である。
【図3】ユーザ情報管理テーブル400のデータ構造を示す図である。
【図4】作業員情報管理テーブル420のデータ構造を示す図である。
【図5】予約状況管理テーブル440のデータ構造を示す図である。
【図6】履歴情報管理テーブル460のデータ構造を示す図である。
【図7】代替プリンタ情報管理テーブル480のデータ構造を示す図である。
【図8】代替品情報管理テーブル500のデータ構造を示す図である。
【図9】位置情報取得処理を示すフローチャートである。
【図10】通知受付処理を示すフローチャートである。
【図11】メンテナンススケジュール調整処理を示すフローチャートである。
【図12】プリンタ200の構成を示すブロック図である。
【図13】障害情報通知処理を示すフローチャートである。
【図14】メンテナンススケジュール調整処理を示すフローチャートである。
【図15】復旧作業支援処理を示すフローチャートである。
【図16】評価情報通知処理を示すフローチャートである。
【図17】作業員情報の表示画面を示す図である。
【図18】作業員情報の表示画面を示す図である。
【図19】希望日時入力画面を示す図である。
【図20】復旧作業支援画面を示す図である。
【図21】評価入力画面を示す図である。
【図22】明細情報の表示画面を示す図である。
【符号の説明】
100…プリンタ管理サーバ,102…サービスセンタ,30…CPU,32…ROM,34…RAM,38…I/F,40…入力装置,42…記憶装置,44…表示装置,400…ユーザ情報管理テーブル,420…作業員情報管理テーブル,440…予約状況管理テーブル,460…履歴情報管理テーブル,480…代替プリンタ情報管理テーブル,500…代替品情報管理テーブル,200…プリンタ,202…企業,50…CPU,52…ROM,54…RAM,58…I/F,60…操作パネル,62…表示装置,64…印刷装置,300…携帯端末,310…基地局,320…中継局,199…インターネット,600,602,614〜652…ボタン,610,612…ドロップダウンリスト

Claims (21)

  1. デバイスのメンテナンスを支援するシステムであって、
    前記メンテナンスを希望する希望日時を入力する希望日時入力手段と、前記希望日時に基づいてメンテナンスを行う予定日時を設定する予定日時設定手段と、前記予定日時を通知する予定日時通知手段とを備え、
    前記メンテナンスが必要と判定したときは、前記予定日時設定手段は、前記希望日時入力手段で入力した希望日時に適合するように前記予定日時を設定するようになっていることを特徴とするメンテナンス支援システム。
  2. メンテナンスの対象となるデバイスと、前記デバイスを管理するデバイス管理端末とを通信可能に接続し、前記デバイスのメンテナンスを支援するシステムであって、
    前記デバイスは、当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段と、メンテナンスを希望する希望日時を入力する希望日時入力手段と、前記希望日時入力手段で入力した希望日時を示す希望日時情報を前記デバイス管理端末に送信する希望日時情報送信手段と、メンテナンスを行う予定日時を示す予定日時情報を受信する予定日時情報受信手段と、前記予定日時情報受信手段で受信した予定日時情報に基づいて前記予定日時を通知する予定日時通知手段とを有し、
    前記デバイス管理端末は、前記障害通知を受信する障害通知受信手段と、前記希望日時情報を受信する希望日時情報受信手段と、前記予定日時を設定する予定日時設定手段と、前記予定日時設定手段で設定した予定日時を示す予定日時情報を前記デバイスに送信する予定日時情報送信手段とを有し、
    前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記予定日時設定手段は、前記希望日時情報受信手段で受信した希望日時情報により特定される希望日時に適合するように前記予定日時を設定するようになっていることを特徴とするメンテナンス支援システム。
  3. 請求項2において、
    前記デバイス管理端末は、各メンテナンス作業員ごとに当該メンテナンス作業員の所在地を示す位置情報を記憶する位置情報記憶手段を有し、
    前記予定日時設定手段は、前記位置情報記憶手段の位置情報に基づいて、前記メンテナンス作業員が前記デバイスの設置場所までの到着予定時間を算出し、前記到着予定時間及び前記希望日時に基づいて前記予定日時を設定するようになっていることを特徴とするメンテナンス支援システム。
  4. 請求項3において、
    前記デバイス管理端末は、前記各メンテナンス作業員ごとに当該メンテナンス作業員の作業員情報を記憶する作業員情報記憶手段と、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択手段と、前記作業員情報を前記デバイスに送信する作業員情報送信手段とを有し、
    前記デバイスは、前記作業員情報を受信する作業員情報受信手段と、前記作業員情報受信手段で受信した作業員情報を通知する作業員情報通知手段とを有し、
    前記作業員選択手段は、前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいて前記メンテナンスが必要と判定したときは、前記メンテナンス作業員を選択するようになっており、
    前記作業員情報送信手段は、前記作業員情報記憶手段の作業員情報のうち前記作業員選択手段で選択したメンテナンス作業員に対応する作業員情報を前記デバイスに送信するようになっていることを特徴とするメンテナンス支援システム。
  5. 請求項4において、
    前記デバイスは、前記メンテナンス作業員の変更要求を入力する変更要求入力手段と、前記変更要求を前記デバイス管理端末に送信する変更要求送信手段とを有し、
    前記作業員選択手段は、前記変更要求を受信したときは、前記メンテナンス作業員を再選択するようになっていることを特徴とするメンテナンス支援システム。
  6. 請求項4及び5のいずれかにおいて、
    前記デバイス管理端末は、前記メンテナンス作業員の選択履歴を示す選択履歴情報を記憶する選択履歴情報記憶手段を有し、
    前記作業員選択手段は、前記選択履歴情報に基づいて前記メンテナンス作業員を選択するようになっていることを特徴とするメンテナンス支援システム。
  7. 請求項4乃至6のいずれかにおいて、
    前記デバイスは、前記メンテナンス作業員の評価を入力する評価入力手段と、前記評価入力手段で入力した評価を示す評価情報を前記デバイス管理端末に送信する評価情報送信手段とを有し、
    前記デバイス管理端末は、前記評価情報を受信する評価情報受信手段と、前記評価情報受信手段で受信した評価情報を記憶する評価情報記憶手段とを有し、
    前記作業員選択手段は、前記評価情報記憶手段の評価情報に基づいて前記メンテナンス作業員を選択するようになっていることを特徴とするメンテナンス支援システム。
  8. 請求項4乃至7のいずれかにおいて、
    前記作業員情報は、前記メンテナンス作業員の技術レベル、メンテナンス完了予定時間又はメンテナンス実績の少なくとも1つに関する情報を含むことを特徴とするメンテナンス支援システム。
  9. 請求項3乃至8のいずれかにおいて、
    前記メンテナンス作業員の利用に供する作業員用携帯端末と通信可能に接続し、
    前記予定日時情報送信手段は、前記予定日時設定手段で設定した予定日時を示す予定日時情報を前記作業員用携帯端末及び前記デバイスに送信するようになっていることを特徴とするメンテナンス支援システム。
  10. デバイスのメンテナンスを支援するシステムであって、
    各メンテナンス作業員ごとに前記作業員情報を記憶する作業員情報記憶手段と、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択手段と、前記作業員選択手段で選択したメンテナンス作業員の作業員情報を通知する作業員情報通知手段と備え、
    メンテナンスが必要と判定したときは、前記作業員選択手段は、前記メンテナンス作業員を選択するようになっていることを特徴とするメンテナンス支援システム。
  11. メンテナンスの対象となるデバイスと、前記デバイスを管理するデバイス管理端末とを通信可能に接続し、前記デバイスのメンテナンスを支援するシステムであって、
    前記デバイスは、当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段と、メンテナンス作業員の作業員情報を受信する作業員情報受信手段と、前記作業員情報受信手段で受信した作業員情報を通知する作業員情報通知手段とを有し、
    前記デバイス管理端末は、前記障害通知を受信する障害通知受信手段と、前記各メンテナンス作業員ごとに前記作業員情報を記憶する作業員情報記憶手段と、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択手段と、前記作業員情報を前記デバイスに送信する作業員情報送信手段とを有し、
    前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記作業員選択手段は、前記メンテナンス作業員を選択するようになっており、
    前記作業員情報送信手段は、前記作業員情報記憶手段の作業員情報のうち前記作業員選択手段で選択したメンテナンス作業員に対応する作業員情報を前記デバイスに送信するようになっていることを特徴とするメンテナンス支援システム。
  12. メンテナンス支援システムにおけるデバイス管理端末と通信可能に接続するデバイスであって、
    当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段と、メンテナンスを希望する希望日時を入力する希望日時入力手段と、前記希望日時入力手段で入力した希望日時を示す希望日時情報を前記デバイス管理端末に送信する希望日時情報送信手段と、メンテナンスを行う予定日時を示す予定日時情報を受信する予定日時情報受信手段と、前記予定日時情報受信手段で受信した予定日時情報に基づいて前記予定日時を通知する予定日時通知手段とを備えることを特徴とするデバイス。
  13. メンテナンス支援システムにおけるデバイス管理端末と通信可能に接続するデバイスであって、
    当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段と、メンテナンス作業員の作業員情報を受信する作業員情報受信手段と、前記作業員情報受信手段で受信した作業員情報を通知する作業員情報通知手段とを備えることを特徴とするデバイス。
  14. メンテナンス支援システムにおけるデバイスと通信可能に接続する端末であって、
    前記デバイスの障害に関する障害通知を受信する障害通知受信手段と、メンテナンスを希望する希望日時を示す希望日時情報を受信する希望日時情報受信手段と、メンテナンスを行う予定日時を設定する予定日時設定手段と、前記予定日時設定手段で設定した予定日時を示す予定日時情報を前記デバイスに送信する予定日時情報送信手段とを備え、
    前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記予定日時設定手段は、前記希望日時情報受信手段で受信した希望日時情報により特定される希望日時に適合するように前記予定日時を設定するようになっていることを特徴とするデバイス管理端末。
  15. メンテナンス支援システムにおけるデバイスと通信可能に接続する端末であって、
    前記デバイスの障害に関する障害通知を受信する障害通知受信手段と、各メンテナンス作業員ごとに当該メンテナンス作業員の作業員情報を記憶する作業員情報記憶手段と、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択手段と、前記作業員情報を前記デバイスに送信する作業員情報送信手段とを備え、
    前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記作業員選択手段は、前記メンテナンス作業員を選択するようになっており、
    前記作業員情報送信手段は、前記作業員情報記憶手段の作業員情報のうち前記作業員選択手段で選択したメンテナンス作業員に対応する作業員情報を前記デバイスに送信するようになっていることを特徴とするデバイス管理端末。
  16. コンピュータからなるデバイスに実行させるためのプログラムであって、
    当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段、メンテナンスを希望する希望日時を入力する希望日時入力手段、前記希望日時入力手段で入力した希望日時を示す希望日時情報を前記デバイス管理端末に送信する希望日時情報送信手段、メンテナンスを行う予定日時を示す予定日時情報を受信する予定日時情報受信手段、及び前記予定日時情報受信手段で受信した予定日時情報に基づいて前記予定日時を通知する予定日時通知手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであることを特徴とするデバイス用プログラム。
  17. コンピュータからなるデバイスに実行させるためのプログラムであって、
    当該デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信手段、メンテナンス作業員の作業員情報を受信する作業員情報受信手段、及び前記作業員情報受信手段で受信した作業員情報を通知する作業員情報通知手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであることを特徴とするデバイス用プログラム。
  18. コンピュータからなるデバイス管理端末に実行させるためのプログラムであって、
    前記デバイスの障害に関する障害通知を受信する障害通知受信手段、メンテナンスを希望する希望日時を示す希望日時情報を受信する希望日時情報受信手段、メンテナンスを行う予定日時を設定する予定日時設定手段、及び前記予定日時設定手段で設定した予定日時を示す予定日時情報を前記デバイスに送信する予定日時情報送信手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであり、
    前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記予定日時設定手段は、前記希望日時情報受信手段で受信した希望日時情報により特定される希望日時に適合するように前記予定日時を設定するようになっていることを特徴とする端末用プログラム。
  19. コンピュータからなるデバイス管理端末に実行させるためのプログラムであって、
    前記デバイスの障害に関する障害通知を受信する障害通知受信手段、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択手段、及びメンテナンス作業員の作業員情報を前記デバイスに送信する作業員情報送信手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであり、
    前記障害通知受信手段で受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記作業員選択手段は、前記メンテナンス作業員を選択するようになっており、
    前記作業員情報送信手段は、前記作業員情報記憶手段の作業員情報のうち前記作業員選択手段で選択したメンテナンス作業員に対応する作業員情報を前記デバイスに送信するようになっていることを特徴とする端末用プログラム。
  20. メンテナンスの対象となるデバイスと、前記デバイスを管理するデバイス管理端末とを通信可能に接続し、前記デバイスのメンテナンスを支援する方法であって、
    前記デバイスに対しては、
    前記デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信ステップと、
    メンテナンスを希望する希望日時を入力する希望日時入力ステップと、
    前記希望日時入力ステップで入力した希望日時を示す希望日時情報を前記デバイス管理端末に送信する希望日時情報送信ステップとを含み、
    前記デバイス管理端末に対しては、
    前記障害通知を受信する障害通知受信ステップと、
    前記希望日時情報を受信する希望日時情報受信ステップと、
    前記障害通知受信ステップで受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記希望日時情報受信ステップで受信した希望日時情報により特定される希望日時に適合するようにメンテナンスを行う予定日時を設定する予定日時設定ステップと、
    前記予定日時設定ステップで設定した予定日時を示す予定日時情報を前記デバイスに送信する予定日時情報送信ステップとを含み、
    前記デバイスに対しては、
    前記予定日時情報を受信する予定日時情報受信ステップと、
    前記予定日時情報受信ステップで受信した予定日時情報に基づいて前記予定日時を通知する予定日時通知ステップとを含むことを特徴とするメンテナンス支援方法。
  21. メンテナンスの対象となるデバイスと、前記デバイスを管理するデバイス管理端末とを通信可能に接続し、前記デバイスのメンテナンスを支援する方法であって、
    前記デバイスに対しては、
    前記デバイスの障害に関する障害通知を前記デバイス管理端末に送信する障害通知送信ステップを含み、
    前記デバイス管理端末に対しては、
    前記障害通知を受信する障害通知受信ステップと、
    前記障害通知受信ステップで受信した障害通知に基づいてメンテナンスが必要と判定したときは、前記メンテナンス作業員を選択する作業員選択ステップと、
    前記作業員選択ステップで選択したメンテナンス作業員の作業員情報を作業員情報記憶手段から読み出して前記デバイスに送信する作業員情報送信ステップとを含み、
    前記デバイスに対しては、
    前記作業員情報を受信する作業員情報受信ステップと、
    前記作業員情報受信ステップで受信した作業員情報を通知する作業員情報通知ステップとを含むことを特徴とするメンテナンス支援方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016001402A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 富士通株式会社 候補日程出力装置、候補日程出力方法、プログラム、及びシステム
JP2018072646A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成システム

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