JP2010213085A - 安否確認システム、サーバ及び携帯端末 - Google Patents

安否確認システム、サーバ及び携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】被災者に安否情報を確実に入力させ、正確な情報を収集することができる。
【解決手段】位置情報収集サーバ12は、災害の内容・発生地域の情報を含む災害情報を受信し(ステップS21、S22)、災害の発生地域の情報と、社員携帯端末情報テーブルの位置情報を比較し、携帯端末が被災地域内に位置しているか否かを各携帯端末毎に判定し、被災地域内に位置する全ての携帯端末を特定し、その情報が安否情報収集サーバ13へ送信され(ステップS23〜S25)、安否情報収集サーバ13は、被災地域内にある携帯電話へ安否確認アプリケーションの起動指示を配信する(ステップS26、S27)。携帯端末21等は安否確認アプリケーションを起動し、安否確認アプリケーションにより安否情報入力画面以外への入力以外の機能を制限される(ステップS28〜S33)。これにより、安否情報の入力が確実となる。
【選択図】 図8

Description

本発明は安否確認システム、サーバ及び携帯端末に係り、特に携帯端末を利用した安否確認システム、サーバ及び携帯端末に関する。
携帯端末を利用して安否を確認するシステムとして、以下のようなシステムが提案されている。
特許文献1には、携帯電話機の位置情報を収集し、安否確認が必要なエリアにいる携帯電話機へ安否確認通知を送信し、携帯電話機からの安否確認情報を受信するシステムが記載されている。
特許文献2には、携帯電話の位置情報と災害情報から安否確認対象者を抽出し、安否を連絡するようにとのメッセージとHPアドレスが記載された電子メールを安否対象者に対して自動送信するシステムが記載されている。
特開2005−258638号公報 特開2004−253951号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載の発明においては、災害発生時にシステムが安否情報入力画面や電子メールを送信しても、被災者側が応答せずに安否情報入力画面や電子メールを閉じることができる。したがって、被災者側が安否情報入力画面や電子メールに応答しなかった場合に、本当に応答できない状態にあるのか、ただ応答していないのかが判別できず、正確な安否情報が収集できないという問題点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、被災者に安否情報を確実に入力させ、正確な情報を収集することができる安否確認システム、サーバ及び携帯端末を提供することを目的とする。
請求項1に記載の安否確認システムは、サーバと、前記サーバと公衆回線を介して接続された携帯端末とで構成された安否確認システムであって、前記サーバは、携帯端末に関する情報が記憶された第1の記憶手段と、災害の被災地域の情報を含む災害情報を取得する災害情報取得手段と、前記第1の記憶手段に記憶された携帯端末に関する情報に基づいて前記携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記災害情報取得手段により取得された被災地域の情報と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報とに基づいて、前記携帯端末が前記被災地域内にあるか否かを特定する被災特定手段と、前記被災特定手段により被災地域にあると特定された携帯端末に対して安否確認要求を送信する安否情報収集手段と、を備え、前記携帯端末は、表示手段と、前記安否確認配信手段により配信された安否確認要求を受信する第1の受信手段と、安否確認要求に基づいて安否確認画面を前記表示手段に表示させるためのアプリケーションが格納された第2の記憶手段と、前記受信手段により安否確認要求が受信されると、前記アプリケーションを起動させて前記安否確認画面を前記表示手段に表示させる制御手段と、前記表示手段に表示された安否確認画面への入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段により入力を受け付けると、前記受付手段により受け付けられた安否確認画面への入力結果である安否情報を前記サーバへ送信する第1の送信手段と、を備え、前記アプリケーションは、前記受付手段により前記安否確認画面への入力が受け付けられるまで他の操作ができないように前記携帯機器の機能を制限することを特徴とする。
請求項1に記載の安否確認システムによれば、被災特定手段により被災地域にあると特定された携帯端末に対してサーバから安否確認要求が送信されると、携帯端末は、安否確認要求に基づいてアプリケーションを起動させ、安否確認画面を表示手段に表示させるとともに、受付手段により安否確認画面への入力が受け付けられるまで他の操作ができないように携帯機器の機能を制限する。これにより、携帯端末からの安否情報の入力を確実にすることができる。したがって、携帯端末から何も入力がない場合は、携帯端末の所有者が危険な状態にあると推測可能となる。
請求項2に記載の安否確認システムは、請求項1に記載の安否確認システムにおいて、前記安否情報収集手段は、前記第1の送信手段により送信された安否情報を受信し、前記第1の記憶手段は、前記安否情報収集手段により安否情報が受信された場合には、当該安否情報と、前記携帯端末に関する情報とを関連付けて記憶し、前記安否情報収集手段により安否情報が受信されない場合には、前記安否確認要求への応答が無いことを示す情報と、前記携帯端末に関する情報とを関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項2に記載の安否確認システムによれば、安否情報が受信された場合には、当該安否情報と、携帯端末に関する情報とを関連付けて記憶し、安否情報が受信されない場合には、安否確認要求への応答が無いことを示す情報と、携帯端末に関する情報とを関連付けて記憶する。これにより、ユーザ毎に安否情報を管理することができる。
請求項3に記載の安否確認システムは、請求項2に記載の安否確認システムにおいて、前記サーバは、前記第1の記憶手段に記憶された携帯端末に関する情報と、当該携帯端末に関する情報に関連付けられた安否情報又は安否確認要求への応答が無いことを示す情報とを関連付けて出力する出力手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の安否確認システムによれば、携帯端末に関する情報と、当該携帯端末に関する情報に関連付けられた安否情報又は安否確認要求への応答が無いことを示す情報とを関連付けて出力する。これにより、安否確認システムの契約者に、当該契約者の社員等の安否情報を提供することができる。
請求項4に記載のサーバは、請求項2又は3に記載の安否確認システムを構成する。
請求項5に記載の携帯端末は、請求項1から3のいずれかに記載の安否確認システムを構成する。
本発明によれば、被災者に安否情報を確実に入力させ、正確な情報を収集することができる。
本発明の第1の実施の形態の安否確認システム1の概略図である。 社員情報テーブルの一例である。 社員携帯端末情報テーブルの一例である。 被災社員情報テーブルの一例である。 社員安否情報テーブルの一例である。 携帯端末21の概略図である。 安否確認システム1の災害非発生時の処理の流れを示すフローチャートである。 安否確認システム1の災害発生時の処理の流れを示すフローチャートである。 安否情報入力画面の一例であり、(a)は生存確認画面であり、(b)はケガの有無を確認する画面であり、(c)はメッセージ入力画面であり、(d)は終了画面である。 社員安否情報表示画面の一例である。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態に係る安否確認システム1の全体構造の概略図である。安否確認システム1は、主として、社員安否情報管理サーバ11と、位置情報収集サーバ12と、安否情報収集サーバ13と、気象庁サーバ14と、ネットワーク15と、管理者(社員)端末16と、携帯端末21、22、23、24、25とで構成される。図1では、携帯端末を5台用いた例を示すが、携帯端末の数は5台に限られない。
社員安否情報管理サーバ11は、安否情報収集サービスの提供を受けることを携帯キャリア(電気通信事業者)と契約した企業内に設けられ、携帯端末キャリアのネットワーク15を介して位置情報収集サーバ12、安否情報収集サーバ13等と接続される。
社員安否情報管理サーバ11の内部の記憶手段(図示せず)には、図2に示すように、各社員の携帯端末情報、携帯端末番号(シリアル番号等の携帯機器に固有の番号)、氏名
などの社員情報が社員IDと共に登録されている(社員情報テーブル)。社員情報の登録は、企業側の管理者(社員)端末16により行われる。この社員情報テーブルは、安否情報収集サーバ13を介して社員安否情報管理サーバ11から位置情報収集サーバ12に送信される。
また、社員安否情報管理サーバ11の内部の記憶手段には、受信した社員安否情報テーブル(後に詳述)に基づいて社員安否情報表示画面を生成するプログラムが保存されており、社員安否情報管理サーバ11はこのプログラムに従い社員安否情報表示画面を生成する。
位置情報収集サーバ12は、携帯端末キャリア内に設けられ、携帯端末21、22、23、24、25と通信された基地局の位置から特定される範囲を携帯端末21、22、23、24、25の位置情報として取得する。
また、位置情報収集サーバ12は、内部の記憶手段に記録されたプログラムに従い、携帯端末21〜25の位置情報を対応する位置情報を社員情報テーブルに追加して、図3に示すような社員携帯端末情報テーブルを生成し、内部の記録手段(図示せず)に登録する。
位置情報収集サーバ12は、位置情報の取得、記録等を定期的に行う。なお、携帯端末21、22、23、24、25の位置情報を取得する方法はすでに公知であるため、詳細な説明を省略する。
また、位置情報収集サーバ12は、内部の記憶手段に記録されたプログラムに従い、社員携帯端末情報テーブルに記憶された携帯端末21、22、23、24、25の位置情報と、気象庁サーバ14から入力された被災地域の情報とに基づいて被災地域内にある携帯端末を特定し、図4に示すような被災社員情報テーブルを生成する。位置情報収集サーバ12は、被災社員情報テーブルを安否情報収集サーバ13に出力する。
安否情報収集サーバ13は、携帯端末キャリア内に設けられ、内部の記憶手段(図示せず)に記録されたプログラムに従い、被災社員情報テーブルに登録された携帯端末(被災地域内にある携帯端末)へ安否確認アプリケーションの起動指示を配信する。
安否情報収集サーバ13は、内部の記憶手段に記録されたプログラムに従い、生存、ケガ、メッセージの欄は「不明」、最終応答時間、ステータスの欄は「応答なし」という情報を被災社員情報テーブル(図4参照)に追加して社員安否情報テーブルを生成する。これが社員安否情報テーブルの初期状態である。
また、安否情報収集サーバ13は、安否情報が受信されると、内部の記憶手段に記録されたプログラムに従い、受信された安否情報を社員安否情報テーブルに追加し、図5に示すように、社員安否情報テーブルを更新する。
気象庁サーバ14は、災害が発生すると、災害の発生時刻、程度、被災地域等の情報を位置情報収集サーバ12へ送信する。
携帯端末21、22、23、24、25は、安否情報収集サービスの提供を受ける企業の社員が所有する携帯機器であり、例えば携帯電話を用いることができる。携帯端末21、22、23、24、25の構成は同一であるため、携帯端末21を例に説明する。
携帯端末21は、図6に示すように、主として記憶部21aと、制御部21bと、入力受付部21cと、表示部21dと、通信部21eとで構成される。
記憶部21aは、制御プログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されている。また、記憶部21aには安否確認アプリケーション専用の記憶領域があり、その中にはあらかじめ安否確認アプリケーションが記憶されている。安否確認アプリケーションは、主として、安否情報入力画面を表示させるプログラムと、安否情報入力画面への入力を受け付けるプログラムと、安否情報入力画面への入力以外の機能を制限するプログラムとで構成される。
制御部21bは、所定の制御プログラムに従って携帯端末21の全体を統括制御する。また、制御部21bは、制御部21bの演算作業用領域として利用するメモリ領域を有する。制御部21bは、安否確認アプリケーションの起動指示が通信部21eから入力されると、記憶部21aに記憶された安否確認アプリケーションを起動する。
入力受付部21cは、携帯端末21のテンキー等の各種ボタンへの入力が行われると、これを検出し、どのボタンへの入力が行われたかを判断し、判断結果を制御部21bへ出力する。
表示部21dは、例えばカラー表示が可能な液晶ディスプレイで構成されている。表示部21dは、安否情報入力画面が表示されると共に、各種設定操作を行なう際のユーザインターフェース(GUI)表示パネルとして利用される。
通信部21eは、安否情報収集サーバ13から配信された安否確認アプリケーションの起動指示を受信し、制御部21bへ出力する。また、通信部21eは、安否情報を安否情報収集サーバ13へ送信する。
このように構成された安否確認システム1の作用について説明する。図7、8は、安否確認システム1の処理の流れを示すフローチャートであり、図7は災害非発生時の処理の流れを示し、図8は災害発生時の処理の流れを示す。
まず、図7に基づいて災害非発生時の処理の流れについて説明する。
企業側の管理者は、管理者(社員)端末16から各社員の携帯端末情報、携帯端末番号、名前などの社員情報を社員安否情報管理サーバ11に入力する(ステップS11)。社員安否情報管理サーバ11は、各社員毎の社員IDと、社員の名前と、社員の所有する携帯端末情報、電話番号を関連付けた社員情報テーブル(図2参照)を社員安否情報管理サーバ11内部の記憶手段(図示せず)に記録すると共に、安否情報収集サーバ13に送信する(ステップS12)。
安否情報収集サーバ13は、送信された社員情報テーブルを受信し、安否情報収集サーバ13内部の記憶手段(図示せず)に登録すると共に、社員情報テーブルを位置情報収集サーバ12に送信する(ステップS13)。
携帯端末21〜25は位置情報を送信し(ステップS14)、位置情報収集サーバ12は、ステップS14で送信された位置情報を受信し(ステップS15)、携帯端末21〜25の位置情報を社員情報テーブルに追加して、社員携帯端末情報テーブル(図3参照)を生成し、内部の記録手段に登録する(ステップS16)。
次に、図8に基づいて災害発生時の処理について説明する。
地震等の災害が発生すると、気象庁サーバ14は、災害の内容・発生地域の情報を含む災害情報を位置情報収集サーバ12へ送信する(ステップS21)。
位置情報収集サーバ12は、災害の内容・発生地域の情報を含む災害情報を受信する(ステップS22)。そして、位置情報収集サーバ12は、受信した災害の発生地域の情報と、社員携帯端末情報テーブルの位置情報を比較し、携帯端末が被災地域内に位置しているか否かを各携帯端末毎に判定する(ステップS23)。
位置情報収集サーバ12は、被災地域内に位置する携帯端末を特定し、被災地域内に位置する携帯端末を所有する社員が被災したと判断し、被災した社員を社員携帯端末情報テーブルから抜き出し、被災社員情報テーブル(図4参照)を生成し、内部の記憶手段に登録する(ステップS24)。なお、本実施の形態では、災害情報を受信した位置情報収集サーバ12は、社員携帯端末情報テーブルに記憶された位置情報に基づいて被災した社員を特定したが、現在登録されている全ての社員の携帯端末の位置情報を新たに取得し、新たに取得した位置情報に基づいて被災した社員を特定するようにしてもよい。
位置情報収集サーバ12は、被災社員情報テーブルを安否情報収集サーバ13へ送信する(ステップS25)。安否情報収集サーバ13は、被災社員情報テーブルを受信し、初期状態の社員安否情報テーブルを生成し、内部の記憶手段に登録すると共に、初期状態の社員安否情報テーブルを社員安否情報サーバへ送信する(ステップS26)。社員安否情報管理サーバ11は、ステップS26で位置情報収集サーバ12から送信された初期状態の社員安否情報テーブルを受信し、内部の記憶手段に記憶する(ステップS34)。
また、安否情報収集サーバ13は、ステップS26で被災社員情報テーブルを受信すると、被災社員情報テーブルに登録された携帯端末(被災地域内にある携帯端末)へ安否確認アプリケーションの起動指示を配信する(ステップS27)。本実施の形態では、携帯端末21、22、23が被災地域内にあるため、携帯端末21、22、23に対して安否確認アプリケーションの起動指示を配信する。携帯端末21、22、23で行う処理は同じであるため、携帯端末21を例に説明する。
携帯端末21の通信部21eは、安否確認アプリケーションの起動指示を受信し、制御部21bに出力する。制御部21bは、記憶部21aに記憶された安否確認アプリケーションを起動し(ステップS28)、安否情報入力画面を表示させるプログラムにしたがって、表示部21dに安否情報入力画面のうちの最初の画面である生存確認画面(図9(a)参照)を表示する(ステップS29)。
それと共に、制御部21bは、安否情報入力画面への入力以外の機能を制限するプログラムに従い、安否情報入力画面以外への入力以外の機能を制限する。これにより、携帯端末21は、安否情報入力画面への入力がない限り、画面の切り替えができないように制限され、他の携帯端末の機能が使用できないようになる。これにより、安否情報の入力を確実にし、何も入力がない場合は本人が危険な状態にあると推測可能となる。
制御部21bは、表示部21dに生存確認画面が表示されている状態で、安否情報入力画面への入力を受け付けるプログラムに従い、入力受付部21cを介して「0」ボタンへの入力を受け付ける(ステップS30)と、生存確認画面に対して「0」ボタンが入力されたことを示す情報、すなわち生存情報を通信部21eを介して安否情報収集サーバ13へ出力する(ステップS31)。
制御部21bは、安否情報入力画面を表示させるプログラムによる全ての安否確認画面の表示が終了したか否かを判断する(ステップS32)。生存確認画面は最終画面ではない(ステップS32でNO)ためステップS29に戻り、制御部21bは、次の安否確認画面であるケガの有無を確認する画面(図9(b)参照)を表示部21dに表示する(ステップS29)。
制御部21bは、表示部21dにケガの有無を確認する画面が表示されている状態で、安否情報入力画面への入力を受け付けるプログラムに従い、入力受付部21cを介して「0」、「1」、「2」のいずれかのボタンへの入力を受け付ける(ステップS30)。
ケガの有無を確認する画面に対して「0」ボタンが入力された場合には、制御部21bは、ケガが無いことを示す情報を通信部21eを介して安否情報収集サーバ13へ出力し、ケガの有無を確認する画面に対して「1」ボタンが入力された場合には、制御部21bは、軽傷であることを示す情報を通信部21eを介して安否情報収集サーバ13へ出力し、ケガの有無を確認する画面に対して「2」ボタンが入力された場合には、制御部21bは、重傷であることを示す情報を通信部21eを介して安否情報収集サーバ13へ出力する(ステップS31)。
制御部21bは、安否情報入力画面を表示させるプログラムによる全ての安否確認画面の表示が終了したか否かを判断する(ステップS32)。ケガの有無を確認する画面は最終画面ではない(ステップS32でNO)ためステップS29に戻り、制御部21bは、次の安否確認画面であるメッセージ入力画面(図9(c)参照)を表示部21dに表示する(ステップS29)。
制御部21bは、表示部21dにメッセージ入力画面が表示されている状態で、安否情報入力画面への入力を受け付けるプログラムに従い、入力受付部21cを介してメッセージの入力を受け付ける(ステップS30)。
ユーザが携帯端末21の十字キーを操作すること等によりメッセージボックスが選択され、ユーザがテンキー等を操作することによりメッセージボックスにメッセージが入力された後で「0」ボタンが入力された場合は、制御部21bは、入力されたメッセージを通信部21eを介して安否情報収集サーバ13へ出力し、メッセージ入力画面に対して「1」ボタンが入力された場合には、制御部21bは、メッセージは無いことを示す情報を通信部21eを介して安否情報収集サーバ13へ出力し、メッセージ入力画面に対して「2」ボタンが入力された場合には、制御部21bは、メッセージが入力不可能な状態であることを示す情報を通信部21eを介して安否情報収集サーバ13へ出力する(ステップS31)。
制御部21bは、安否情報入力画面を表示させるプログラムによる全ての安否確認画面の表示が終了したか否かを判断する(ステップS32)。メッセージ入力画面は最終画面である(ステップS32でYES)ため、制御部21bは、安否情報入力画面を表示させるプログラムに従い、表示部21dに終了画面を10秒だけ表示させると共に、安否確認アプリケーションを終了する。これにより、携帯端末21の機能制限がはずれ、全ての機能が使用可能となる。
安否情報収集サーバ13は、ステップS31で携帯端末21から送信された安否情報を受信し、ステップS26で受信した社員安否情報テーブルの対応する社員の情報に関連付けて受信した安否情報を追加して、図5に示すような社員安否情報テーブルを生成し、社員安否情報管理サーバ11へ送信する(ステップS35)。ステップS35の処理は、携帯端末からの安否情報の送信(ステップS31)毎に行われる。
社員安否情報管理サーバ11は、ステップS35で送信された社員安否情報テーブルを受信し、内部の記憶手段に記憶する。また、社員安否情報管理サーバ11は、管理者(社員)端末16等から社員安否情報管理サーバ11へのアクセスに応じて、社員安否情報テーブルを含む表示画面である社員安否情報表示画面を管理者(社員)端末16に出力する(ステップS36)。
図10は、社員安否情報表示画面の一例である。社員安否情報表示画面には、被災した社員の情報(社員ID、氏名、携帯端末番号等)、安否情報(生存情報、重傷であることを示す情報、ケガの有無に関する情報(ケガが無いことを示す情報、軽傷であることを示す情報、重傷であることを示す情報)、メッセージの有無等)、被災した社員の携帯端末から安否情報が最後に入力された時間である最終応答時間、全ての安否確認画面の表示が終了したか否かに関する情報であるステータス等が一覧表の形式で表示される。
携帯端末からメッセージと「0」ボタンとの入力があった場合には、社員安否情報管理サーバ11は、社員安否情報表示画面の対応するメッセージ欄に表示ボタンを生成する。表示ボタンには携帯端末から受信したメッセージへのリンクが張られており、管理者(社員)端末16の入力手段等により表示ボタンが押されると、リンクされたメッセージの内容が社員安否情報表示画面とは別画面で表示される。
社員安否情報管理サーバ11は、現在位置の欄に表示ボタンが生成する。管理者(社員)端末16の入力手段等により表示ボタンが押されると、現在取得している携帯端末の位置情報が社員安否情報表示画面とは別画面で表示される。ステータスの項目は、その時点における安否情報の入力状況を示している。
社員安否情報管理サーバ11は、安否情報収集サーバ13から社員安否情報テーブルが送信される度に社員安否情報テーブルを更新するため、社員安否情報表示画面には、被災地域内にいる社員の携帯端末から送信された安否情報がリアルタイムで表示される。
これにより、管理者(社員)端末16等の表示手段に各社員の安否情報をリアルタイムで表示することができる。したがって、企業側の管理者(社員)は、各社員の安否を確認することができる。
本実施の形態によれば、携帯端末にアプリケーションが記憶されており、このアプリケーションにより携帯端末を制御するため、安否情報入力画面が表示されている場合には、安否入力画面への入力以外の機能を制限することができる。これにより、携帯端末からの安否情報の入力を確実にすることができる。したがって、携帯端末から何も入力がない場合は、本人が危険な状態にあると推測可能となる。
なお、本実施の形態では、気象庁サーバ14からの災害情報の入力をトリガーとして災害発生時の処理(図8参照)を行ったが、トリガーとなる災害情報の入力は気象庁サーバ14に限定されない。また、トリガーは、気象庁サーバ14からの災害情報の入力に限らず、管理者(社員)端末16から社員安否情報管理サーバ11を介して入力される指示等をトリガーとすることもできる。
本発明は、社員安否情報管理サーバ11、位置情報収集サーバ12、安否情報収集サーバ13、気象庁サーバ14、携帯端末21、22、23、24、25等の装置を備えた安否確認システムに限らず、社員安否情報管理サーバ11等の装置単独での提供も可能である。また、装置やシステムに限らず、装置やシステムに適用するプログラムとして提供することもできる。
1、2、3:安否確認システム、11:社員安否情報管理サーバ、12:位置情報収集サーバ、13:安否情報収集サーバ、14:気象庁サーバ、15:ネットワーク、16:管理者(社員)端末、20、21、22、23、24、25:携帯端末

Claims (5)

  1. サーバと、前記サーバと公衆回線を介して接続された携帯端末とで構成された安否確認システムであって、
    前記サーバは、
    携帯端末に関する情報が記憶された第1の記憶手段と、
    災害の被災地域の情報を含む災害情報を取得する災害情報取得手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された携帯端末に関する情報に基づいて前記携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記災害情報取得手段により取得された被災地域の情報と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報とに基づいて、前記携帯端末が前記被災地域内にあるか否かを特定する被災特定手段と、
    前記被災特定手段により被災地域にあると特定された携帯端末に対して安否確認要求を送信する安否情報収集手段と、を備え、
    前記携帯端末は、
    表示手段と、
    前記安否確認配信手段により配信された安否確認要求を受信する第1の受信手段と、
    安否確認要求に基づいて安否確認画面を前記表示手段に表示させるためのアプリケーションが格納された第2の記憶手段と、
    前記受信手段により安否確認要求が受信されると、前記アプリケーションを起動させて前記安否確認画面を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    前記表示手段に表示された安否確認画面への入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により入力を受け付けると、前記受付手段により受け付けられた安否確認画面への入力結果である安否情報を前記サーバへ送信する第1の送信手段と、を備え、
    前記アプリケーションは、前記受付手段により前記安否確認画面への入力が受け付けられるまで他の操作ができないように前記携帯機器の機能を制限することを特徴とする安否確認システム。
  2. 前記安否情報収集手段は、前記第1の送信手段により送信された安否情報を受信し、
    前記第1の記憶手段は、前記安否情報収集手段により安否情報が受信された場合には、当該安否情報と、前記携帯端末に関する情報とを関連付けて記憶し、前記安否情報収集手段により安否情報が受信されない場合には、前記安否確認要求への応答が無いことを示す情報と、前記携帯端末に関する情報とを関連付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載の安否確認システム。
  3. 前記サーバは、前記第1の記憶手段に記憶された携帯端末に関する情報と、当該携帯端末に関する情報に関連付けられた安否情報又は安否確認要求への応答が無いことを示す情報とを関連付けて出力する出力手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の安否確認システム。
  4. 請求項2又は3に記載の安否確認システムを構成するサーバ。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の安否確認システムを構成する携帯端末。
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JP2013015998A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 緊急災害通知連動型安否確認装置、緊急災害通知連動型安否確認方法及び緊急災害通知連動型安否確認プログラム
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