JP2005012049A - 放射線検出器およびそれを備えた放射線撮像装置 - Google Patents

放射線検出器およびそれを備えた放射線撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005012049A
JP2005012049A JP2003176041A JP2003176041A JP2005012049A JP 2005012049 A JP2005012049 A JP 2005012049A JP 2003176041 A JP2003176041 A JP 2003176041A JP 2003176041 A JP2003176041 A JP 2003176041A JP 2005012049 A JP2005012049 A JP 2005012049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation detector
radiation
semiconductor film
sensitive semiconductor
support substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003176041A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Tokuda
敏 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2003176041A priority Critical patent/JP2005012049A/ja
Priority to US10/841,364 priority patent/US7420178B2/en
Publication of JP2005012049A publication Critical patent/JP2005012049A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14665Imagers using a photoconductor layer
    • H01L27/14676X-ray, gamma-ray or corpuscular radiation imagers

Abstract

【課題】製造効率および検出特性を向上させた放射線検出器およびそれを備えた放射線撮像装置を提供する。
【解決手段】導電性を有する支持基板4を用いることにより、支持基板に直接バイアス電圧を供給することができるので、共通電極を設ける必要がなくなる。その結果、製造工程を減らし、製造効率の向上を図ることができる。また、導電性を有する支持基板4は電気抵抗が十分に低いので、バイアス電圧の変動を抑制することができる。その結果、雑音を減らし、結果S/N比(信号対雑音比)が高いものとなり、さらに、優れた時間応答性を得ることができる。したがって、検出特性の向上を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、産業用または医療用の放射線検出器およびそれを備えた放射線撮像装置に係り、特に、放射線検出器の検出特性および製造効率の向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業用又は医療用の放射線検出器として高感度放射線検出器が開発されている。放射線検出器を構成する支持基板の材料としては、酸化アルミニウム、炭化ケイ素などの絶縁体を用いており、感応半導体膜としては、CdTe、CdZnTe(テルル化カドミウム亜鉛)の結晶が用いられている。また、検出対象の放射線の入射によって感応半導体膜で生成したキャリア(電子、正孔)を蓄積および読み出すための蓄積・読み出し用の素子が検出素子の二次元アレイ配列に対応する配列で設けられており、生成キャリアの素子別収集が行われる構成となっている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−242256号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、支持基板が絶縁体である場合においては、支持基板と感応半導体膜との間に共通電極およびその共通電極にバイアス電圧を供給するために微細加工などによる配線を行う必要がある。つまり、共通電極の膜厚は薄いので、側面からバイアス電圧を供給するための配線加工をすることは困難である。具体的な加工としては、支持基板の一部を切り取って共通電極に配線接続をしたり、スルーホールによって電気的接続をとったりしている。したがって、製造工程が煩雑になるといった不都合が生じている。また、この共通電極の膜厚は薄いので、電気抵抗が大きくなり、検出器のバイアス電圧の変動を生じさせ、放射線検出器の感度を低下させるという問題がある。
【0005】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、製造効率および検出特性の向上を図ることができる放射線検出器およびそれを備えた放射線撮像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、導電性を有する支持基板と、前記支持基板に積層形成されるとともに検出対象に感応してキャリア(電子、正孔)を生成する感応半導体膜と、前記感応半導体膜で生成されたキャリアをキャリア蓄積・読み出し用の素子を備えた読み出し手段とからなることを特徴とするものである。
【0007】
(作用・効果)請求項1に記載の発明によれば、支持基板が導電性を有するので、支持基板に直接バイアス電圧を供給することができる。つまり、共通電極を設ける必要がないので製造工程を減らし、製造効率の向上を図ることができる。
【0008】
また、導電性を有する支持基板は電気抵抗が十分に低いので、バイアス電圧の変動を抑制することができる。その結果、雑音を減らすことがきてS/N比(信号対雑音比)が高いものとなり、さらに、優れた時間応答性を得ることができる。したがって、検出特性の向上を図ることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の放射線検出器において、前記支持基板がグラファイトであることを特徴とするものである。
【0010】
(作用・効果)請求項2に記載の発明によれば、グラファイトは、放射線の透過率が高いので放射線が透過するときの吸収、散乱を少なくすることができる。したがって、感応半導体膜へ入射する放射線(信号)が増えてキャリア生成の効率が向上するので、S/N比が高く、良好な検出特性を得ることができる。
【0011】
また、グラファイトは、熱伝導率が高いので成膜時の膜厚・膜質が均一となる。また、感応半導体膜であるCdTe膜、ZnTe膜、または、これらの混合結晶膜との熱膨張係数に対するグラファイトの熱膨張係数を略一致とさせることができる。その結果、支持基板上に感応半導体膜を成膜すると、熱膨張係数の差異によって発生する基板の反り、クラック、および剥離を防ぐことができる。したがって、容易に大面積の放射線検出器を製造できる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の放射線検出器において、前記感応半導体膜がCdTe(テルル化カドミウム)、ZnTe(テルル化亜鉛)または、これらの混合結晶からなることを特徴とするものである。
【0013】
(作用・効果)請求項3に記載の発明によれば、感応半導体膜のイオン化エネルギーが小さく、膜厚を厚く形成することができるので、キャリア生成能力が高く高感度の放射線検出器が得られる。また、膜の反り、クラック、および剥離の発生を防ぐことができるので、容易に大面積の放射線検出器を製造できる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の放射線検出器において、前記支持基板と、前記感応半導体膜の間、または、前記感応半導体膜と前記読み出し手段の間の少なくともいずれか一方に、感応半導体膜へのキャリアの注入を阻止するためのキャリア阻止層を備えたことを特徴とするものである。
【0015】
(作用・効果)請求項4に記載の発明によれば、キャリア阻止層を備えることにより、感度に寄与しない漏れキャリアが感応半導体膜へ注入することを阻止し、リーク電流が抑制される。その結果、検出特性の向上を図ることができる。例えば、阻止層が正孔阻止層の場合では、感応半導体膜で生成される輸送特性に優れた電子を主キャリアとして動作させることができる、その結果、優れた時間応答性を得ることができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の放射線検出器を備えた放射線撮像装置において、前記放射線検出器から出力される信号を記憶する記憶手段と、前記記憶された信号に基づいて一次元または二次元の画像データを作成する演算処理手段と、前記演算処理手段によって作成された一次元または二次元画像を出力表示する表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0017】
(作用・効果)請求項5に記載の発明によれば、放射線を検出した放射線検出器から出力される信号が記憶手段に記憶される。この記憶された信号は演算処理手段によって適時に読み出され、種々の演算処理が施されて一次元または二次元の画像データに加工・作成される。この作成された一次元または二次元の画像データは、表示手段に二次元画像として出力表示される。つまり、上述の放射線検出器を用いることによって、空間分解能の高い一次元または二次元画像を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
<第1実施例>
図1は、第1実施例に係る放射線検出器の構成を示す断面図、図2は、第1実施例に係る放射線検出器の等価回路の概要を示す回路図、図3は、第1実施例に係る放射線検出器の検出素子1個当たりの構成を示す断面図である。
【0019】
第1実施例の放射線検出器1は、放射線を検出する検出側基板2と、生成キャリアの蓄積・読み出しを行う読み出し側基板(アクティブマトリックス基板)3とが接合されて構成されている。
【0020】
検出側基板2は入射した検出対象の放射線によってキャリア(電子、正孔)を生成し、その生成キャリアを素子別に収集した上で取り出すよう構成されている。以下、第1実施例に係る放射線検出器1の各部の構成を具体的に説明する。
【0021】
検出側基板2は、図1に示すように、検出対象の放射線入射側から順に、支持基板4と、キャリア阻止層である電子阻止層5と、検出対象の放射線に感応してキャリアを生成する感応半導体膜6と、キャリア阻止層である正孔阻止層7と、画素電極8とから構成されている。
【0022】
支持基板4は、本実施例では、導電性を有するカーボンからなるグラファイトにより形成されている。本実施例では、その厚みを2mmとしている。また、支持基板4の熱膨張係数は、その裏面(図1では下側)に積層形成されている部材の熱膨張係数と略一致することが好ましい。
【0023】
すなわち、両部材の熱膨張係数が近似することにより、支持基板4とその裏面に積層形成された部材の熱膨張係数の大きな差異により発生する支持基板4の反りを防ぐことができ、ひいては、画素電極8の剥離などを防ぐことができる。例えば、後述する感応半導体膜6の材料がCdTeである場合は、支持基板4の熱膨張係数を5ppm/degに、ZnTeでは8ppm/degに、CdZnTeではZn濃度に応じて5〜8ppm/degの範囲で調節し、それぞれの場合において両部材の熱膨張係数を略一致させている。
【0024】
電子阻止層5は、ZnTe、Sb(硫化アンチモン)などのP型半導体を昇華法、蒸着もしくはスパッタ法、化学析出法、電析法などによって形成される。
【0025】
感応半導体膜6は、MOCVD法(Metal Organic Chemical Vapor Deposit system)や近接昇華法あるいは粉末焼成法等で形成されたテルル化カドミウム(CdTe)、テルル化亜鉛(ZeTe)のいずれか、もしくはこれらの混合結晶により形成された膜である。本実施例では、数十〜数百keVのエネルギーの放射線検出器として使用するために、厚みが数百μmのZn(亜鉛)を数〜数十mol%含んだCdZnTe膜を近接昇華法で形成される。
【0026】
正孔阻止層7は、CdS(硫化カドミウム)、ZnS(硫化亜鉛)、ZnO、(酸化亜鉛)、Sbなどの高抵抗N型半導体を昇華法、蒸着もしくはスパッタ法、化学析出法、電析法などによって形成される。
【0027】
次に、読み出し側基板3は、図2に示すように、検出素子10の各々に対して電荷蓄積容量素子としてのコンデンサ11と、読み出し用の素子としての薄膜トランジスタ(TFT)12とが各1個ずつ設けられている。
【0028】
なお、図2は、説明の便宜上、縦3×横3の(画素)マトリックス構成で合計9個分のマトリックス構成が示されているだけであるが、本実施例の場合、検出側基板2においては、必要画素数に応じて縦1000〜3000×横1000〜3000のマトリックス構成で検出素子10が2次元アレイ配列されている。読み出し側基板3においては、画素数と同数のコンデンサ11および薄膜トランジスタ12が同様のマトリックス構成で2次元アレイ配列されている。
【0029】
図1に示す読み出し側基板3における一点鎖線で囲んだ1a部分のコンデンサ11および薄膜トランジスタ12の具体的構成は、図3に示す通りである。すなわち、絶縁基板(回路基板)18の表面に形成されたコンデンサ11の接地側電極11aと薄膜トランジスタ12のゲート電極12aの上に絶縁膜19を介してコンデンサ11の接続側電極11bと薄膜トランジスタ12のソース電極12bおよびドレイン電極12cが積層形成されている。また、最表面側が接続側電極11bを除いて絶縁膜19で覆われた状態となっている。また接続側電極11bとソース電極12bはひとつに繋がっており同時形成されている。さらに、コンデンサ11の容量絶縁膜および薄膜トランジスタ12のゲート絶縁膜の両方を構成している絶縁膜19には、例えばプラズマSiN膜が用いられる。
【0030】
なお、この読み出し側基板3は液晶表示用アクティブマトリックス基板の作製に用いられるような薄膜形成技術や微細加工技術を用いて製造されている。
【0031】
さらに、図2示すように、読み出し側基板3は、フレキシブルプリント基板(FPC)を用いて、読み出し駆動用回路としてのプリアンプ(電荷−電圧変換器)群13およびマルチプレクサ14とゲートドライバ15に接続されている。これら読み出し駆動用回路はシリコン半導体等のIC(集積回路)が用いられる。
プリアンプ群13は、列が同一の薄膜トランジスタ12のドレイン電極を結ぶ横(Y)方向の読出し配線(読み出しアドレス線)16に接続されており、ゲートドライバ15は行が同一の薄膜トランジスタ12のゲート電極を結ぶ横(X)方向の読出し配線(ゲートアドレス線)17に接続されている。なお、プリアンプ群13の内では、1本の読出し配線16に対してプリアンプが1個それぞれ接続されている。また、各読み出し駆動用回路は異方導電性フィルム(ACF)等を介して読出し配線16,17に接続されている。
【0032】
このように読み出し側基板3にあっては、読み出し駆動用回路を外部に設置し、電気的に接続される構成となっている。しかし、ポリシリコンTFT作製技術を用いて、読み出し駆動用回路の全部または一部を読み出し側基板3に一体的に設置し、さらに高集積化、高機能化を図ることも可能である。
【0033】
続いて、上述の構成を有する第1実施例の放射線検出器1による放射線の検出動作について説明する。
【0034】
検出対象の放射線が支持基板4の上側から感応半導体膜6に入射するのに伴って感応半導体膜6ではキャリアを生成する。感応半導体膜6には、グラファイト支持基板1より、放射線照射によって発生したキャリアを効率よく画素電極8に収集するためのバイアス電圧(本実施例では、−0.1〜1V/μmの負バイアス)が印加される。次の読み出しタイミングが来るまでは薄膜トランジスタ12がオフ(遮断)となっているので、生成キャリアはコンデンサ11に電荷として蓄積され続ける。
【0035】
また、読み出し側基板3のマルチプレクサ14およびゲートドライバ15へは信号読み出し用の走査信号が送り込まれることになる。各検出素子10の特定は、X方向・Y方向の配列に沿って各検出素子10に順番に割り付けられているアドレス(例えば0〜1023)に基づいて行われるので、取り出し用の走査信号は、それぞれX方向アドレスまたはY方向アドレスを指定する信号となる。
【0036】
Y方向の走査信号に従ってゲートドライバ15からX方向の読出し配線17に読み出し用の電圧が印加されるのに伴い、各検出素子10が行単位で選択される。そして、X方向の走査信号に従ってマルチプレクサ14が切替えられることにより、選択された行・列に合致する検出素子(画素)10に対応する薄膜トランジスタ12がオン(導通)となると同時にコンデンサ11に蓄積された電荷が、プリアンプ群13およびマルチプレクサ14を順に経由して検出信号(画素信号)として読み出される。
【0037】
このようにして読み出された検出信号は、適当な画像処理が施された後、CRTや液晶あるいはPDP等の表示装置(モニタ)に送られて二次元画像として表示させることができる。
【0038】
次に、上述の放射線検出器1は、次のようにして製造される。
検出側基板2は、その放射線の入射方向とは反対側の支持基板4の表面から電子阻止層5、感応半導体膜6、正孔阻止層7の順に、昇華法、蒸着法あるいはスパッタリング法による成膜形成により作製される。
【0039】
作製された検出側基板2は、読み出し側基板3との位置合せを行った後に、両基板2,3を異方導電性フィルム(ACF)や異方導電性ペースト(ACP)あるいはドライフィルムレジスト(DFR)などを用いて貼り合わせることで両基板2、3が機械的に一体構成とされている。このように貼り合わされた両基板2、3は、正孔阻止層7と接続側電極11bとが、図3に示すように、介在する画素電極8、導体部20で電気的に接続される。
【0040】
以上のように構成された、放射線検出器1によれば、共通電極を設ける必要がないので、製造効率が向上する。また、支持基板4と感応半導体膜6の熱膨張係数が略一致されるので、膜のそり、クラック、剥離の発生を防ぎ、容易に大画面の放射線検出器を製造できる。
【0041】
また、グラファイトの支持基板4により、放射線が透過するときの吸収、散乱を少なくすることができるので、S/N比が高く、良好な検出特性を得ることができる。
【0042】
また、電子阻止層5、および正孔阻止層7により、感度に寄与しない漏れキャリアが感応半導体膜6へ注入することを阻止し、リーク電流が抑制される。その結果、検出特性の向上を図ることができる。また、正孔阻止層7では、感応半導体膜で生成される輸送特性に優れた電子をキャリアとして動作させることができる、その結果、優れた時間応答性をえることができる。
【0043】
<第2実施例>
本実施例では、上述の第1実施例の放射線検出器を用いた放射線像撮像装置について説明する。
【0044】
図4は、第2実施例の放射線撮像装置の概略を示した全体構成のブロック図である。以下、図4に基づいて具体的な構成について説明する。なお、放射線を検出する放射線検出器1の構成等については上述しているので、ここでの具体的な説明は省略する。
【0045】
本実施例の放射線撮像装置は、被検体Mに放射線としてのX線を照射するX線管21と、被検体Mを透過したX線を検出する放射線検出器1とが、天板Bの上に載置された被検体Mを挟んで対向配置されているとともに、放射線検出器1の後段の制御系側において、被検体MへのX線照射に伴って放射線検出器1から出力されるX線検出信号にしたがって被検体Mの二次元画像が得られるように構成されている。
【0046】
X線照射用のX線管21は、照射制御部22のコントロールにより管電圧・管電流などの設定照射条件にしたがってX線を被検体Mに照射されるように構成されている。
【0047】
放射線検出器1は、被検体Mからの透過X線を検出してX線検出信号を出力する。
【0048】
この放射線検出器1から出力されるX線検出信号は、被検体MによるX線の減衰度に対応した信号強度を有しており、一旦、データ収集部23に記憶されて、A/D変換器24を介してデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された検出信号は、演算処理部26の検出信号メモリ27に記憶されるようになっている。なお、検出信号メモリ27は、本発明の記憶手段に相当する。
【0049】
被検体移動用の天板Bは、天板駆動部25のコントロールにより、例えば、被検体Mを載せた状態で天板の長手方向に対して前後左右に移動させられるように構成されている。
【0050】
本実施例装置の制御系側には、X線照射に伴って放射線検出器1から出力されるデジタル信号に基づいて必要な各種信号処理を実行する演算処理部26と、必要な信号処理により得られた二次元のX線画像を表示するためのモニタ32などを備えている。なお、演算処理部26は本発明の演算処理手段に、モニタ32は本発明の表示手段に相当する。
【0051】
演算処理部26は、さらに、A/D変換されたデジタル信号を記憶する検出信号メモリ27と、検出信号メモリ27に記憶されているデータを逐次に読み出して種々の信号処理を実行して鮮明な二次元画像のデータを作成する画像補正処理部28と、その画像補正処理部28で処理された出力用の画像データを記憶する画像メモリ29とを備えている。
【0052】
画像補正処理部28で実行される処理としては、例えば、エッジ強調やフィルタリングあるいはデジタルサブトラクション(DSA)などの二次元のX線画像作成処理を実行するとともに、X線検出信号の信号強度のバラツキを解消する補正演算処理などを実行するように構成されている。
【0053】
なお、撮影制御部30は、操作部31による指示・数値データ等の入力操作や撮影の進行状況に応じて必要な命令やデータを各部へ適時に送出する制御を実行するように構成されており、撮影制御部30の制御によって実施例装置全体が正常に作動する。
【0054】
すなわち、上述の構成を有する放射線撮像装置は、以下のように動作する。
先ず、X線管21から照射されて被検体Mを透過した透過X線を放射線検出器1が検出するとともに、放射線検出器1から出力されるX線検出信号が逐次にデータ収集部22に記憶される。この記憶されたX線検出信号は、A/D変換器24でデジタル信号に変換された後に、演算処理部26の検出信号メモリ27に記憶されてゆく。
【0055】
検出信号メモリ27に記憶された信号群は、適時に画像補正処理部28によって読み出されて各種補正処理を施されて二次元の出力用の画像データになる。作成された画像データは、画像メモリ29に記憶される。この記憶された画像データは、オペレータによって操作された操作部31からの指令に基づいて二次元のX線画像としてモニタ32に表示される。なお、二次元のX線画像の出力としては、モニタ32と併用して、例えば、フィルムに焼き付けて画像写真として出力する画像焼付け器などを別途備えてもよい。
【0056】
上述のように、第1実施例に記載の放射線検出器1を用いて放射線撮像装置を構成することによって、空間分解能が高い良好な二次元のX線画像を得ることができる。
【0057】
なお、この発明は上述した実施例に限定されるものではなく、以下のように変形実施が可能である。
【0058】
(1)上記各実施例では、読み出し側基板3はアクティブマトリックス基板であったが、この発明の装置の場合、スイッチング素子を1個備えた構成の放射線検出器であってもよいし、一次元アレイ配列のスイッチングマトリックス基板の構成であってもよい。
【0059】
(2)上記各実施例では、支持基板4と感応半導体膜6の間に電子阻止層5を、感応半導体膜6と画素電極8の間に正孔阻止層7を備えた構成であったが、この発明の装置の場合、電子阻止層5また正孔阻止層7のいずれか一方を含む構成であってもよい。
【0060】
(3)上記実施例では、正孔阻止層7が感応半導体膜6を略全面を覆うように積層形成されているが、この発明の装置の場合、画素電極8に対応して正孔阻止層7が分割された状態で二次元アレイ配列された構成のものであってもよい。
【0061】
(4)上記第2実施例では、二次元の画像を出力表示する構成のものであったが、1次元の画像を出力表示する構成のものであってもよい。
【0062】
(5)この発明の検出対象の放射線としてX線が例示されていたが、この発明が検出対象とする放射線は、X線に限らず例えばガンマー線であってもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、支持基板が導電性を有するので、支持基板に直接バイアス電圧を供給することができ、共通電極を設ける必要がなく構成を簡素化することができる、結果、製造効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る放射線検出器の一実施例の構成を示す断面図である。
【図2】放射線検出器の等価回路の概要を示す回路図である。
【図3】放射線検出器の検出素子1個当たりの構成を示す断面図である。
【図4】第2実施例に係る放射線撮像装置の一実施例の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 …放射線検出器
2 …検出側基板
3 …読み出し側基板
4 …支持基板
5 …電子阻止層
6 …感応半導体膜
7 …正孔阻止層
8 …画素電極
10 …検出素子
11 …コンデンサ
12 …薄膜トランジスタ
21 …X線管
26 …演算処理部

Claims (5)

  1. 導電性を有する支持基板と、前記支持基板に積層形成されるとともに検出対象に感応してキャリア(電子、正孔)を生成する感応半導体膜と、前記感応半導体膜で生成されたキャリアをキャリア蓄積・読み出し用の素子を備えた読み出し手段とからなることを特徴とする放射線検出器。
  2. 請求項1に記載の放射線検出器において、前記支持基板がグラファイトであることを特徴とする放射線検出器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の放射線検出器において、前記感応半導体膜がCdTe(テルル化カドミウム)、ZnTe(テルル化亜鉛)または、これらの混合結晶からなることを特徴とする放射線検出器。
  4. 請求項3に記載の放射線検出器において、前記支持基板と、前記感応半導体膜の間、または、前記感応半導体膜と前記読み出し手段の間の少なくともいずれか一方に、感応半導体膜へのキャリアの注入を阻止するためのキャリア阻止層を備えたことを特徴とする放射線検出器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の放射線検出器を備えた放射線撮像装置において、前記放射線検出器から出力される信号を記憶する記憶手段と、前記記憶された信号に基づいて一次元または二次元の画像データを作成する演算処理手段と、前記演算処理手段によって作成された一次元または二次元画像を出力表示する表示手段とを備えたことを特徴とする放射線撮像装置。
JP2003176041A 2003-06-20 2003-06-20 放射線検出器およびそれを備えた放射線撮像装置 Pending JP2005012049A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003176041A JP2005012049A (ja) 2003-06-20 2003-06-20 放射線検出器およびそれを備えた放射線撮像装置
US10/841,364 US7420178B2 (en) 2003-06-20 2004-05-07 Radiation detector and radiation imaging device equipped with the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003176041A JP2005012049A (ja) 2003-06-20 2003-06-20 放射線検出器およびそれを備えた放射線撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005012049A true JP2005012049A (ja) 2005-01-13

Family

ID=33516248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003176041A Pending JP2005012049A (ja) 2003-06-20 2003-06-20 放射線検出器およびそれを備えた放射線撮像装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7420178B2 (ja)
JP (1) JP2005012049A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263452A (ja) * 2005-02-16 2006-10-05 Hologic Inc トモシンセシス及び静的イメージング用の非晶質セレンフラットパネルx線イメージャ
JP2007151724A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Shimadzu Corp X線診断装置
JP2007235039A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Shimadzu Corp 放射線検出器の製造方法
JP2009033701A (ja) * 2007-06-26 2009-02-12 Fujifilm Corp 画像検出装置および画像検出器の駆動方法
JP2009158509A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Fujifilm Corp 放射線画像検出器
JP2009186268A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Fujifilm Corp 画像検出装置
JP2011091175A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影装置
WO2013088625A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 株式会社島津製作所 放射線検出器の製造方法
JP5621919B2 (ja) * 2011-04-01 2014-11-12 株式会社島津製作所 放射線検出器の製造方法および放射線検出器

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7884438B2 (en) * 2005-07-29 2011-02-08 Varian Medical Systems, Inc. Megavoltage imaging with a photoconductor based sensor
KR101654140B1 (ko) 2010-03-30 2016-09-09 삼성전자주식회사 산화물 반도체 트랜지스터를 구비한 엑스선 검출기
KR101678671B1 (ko) 2010-04-01 2016-11-22 삼성전자주식회사 이중 포토컨덕터를 구비한 엑스선 검출기
KR101820843B1 (ko) * 2011-02-18 2018-01-22 삼성전자주식회사 확산방지막을 구비한 엑스선 검출기
US10050076B2 (en) * 2014-10-07 2018-08-14 Terapede Systems Inc. 3D high resolution X-ray sensor with integrated scintillator grid
US20160099281A1 (en) * 2014-10-07 2016-04-07 Terapede Systems Inc. 3d high resolution x-ray sensor with integrated scintillator grid
EP3232229A1 (en) * 2016-04-13 2017-10-18 Nokia Technologies Oy Apparatus for sensing radiation

Family Cites Families (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2433871A1 (fr) * 1978-08-18 1980-03-14 Hitachi Ltd Dispositif de formation d'image a semi-conducteur
US4243885A (en) * 1979-09-25 1981-01-06 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Cadmium telluride photovoltaic radiation detector
JPS5670673A (en) * 1979-11-14 1981-06-12 Hitachi Ltd Photoelectric converter
US5101255A (en) * 1987-01-14 1992-03-31 Sachio Ishioka Amorphous photoelectric conversion device with avalanche
DE3850157T2 (de) * 1987-03-23 1995-02-09 Hitachi Ltd Photoelektrische Umwandlungsanordnung.
US5017989A (en) * 1989-12-06 1991-05-21 Xerox Corporation Solid state radiation sensor array panel
US5313066A (en) * 1992-05-20 1994-05-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Electronic method and apparatus for acquiring an X-ray image
DE4227096A1 (de) * 1992-08-17 1994-02-24 Philips Patentverwaltung Röntgenbilddetektor
US5319206A (en) * 1992-12-16 1994-06-07 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method and apparatus for acquiring an X-ray image using a solid state device
US5661309A (en) * 1992-12-23 1997-08-26 Sterling Diagnostic Imaging, Inc. Electronic cassette for recording X-ray images
JP3066944B2 (ja) * 1993-12-27 2000-07-17 キヤノン株式会社 光電変換装置、その駆動方法及びそれを有するシステム
JPH0998970A (ja) * 1995-10-06 1997-04-15 Canon Inc X線撮像装置
CA2184667C (en) * 1996-09-03 2000-06-20 Bradley Trent Polischuk Multilayer plate for x-ray imaging and method of producing same
JPH11183626A (ja) 1997-12-25 1999-07-09 Shimadzu Corp 放射線検出素子アレイ
KR100581102B1 (ko) * 1998-06-18 2006-05-16 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 신틸레이터 패널 및 방사선 이미지 센서
JP3789646B2 (ja) * 1998-06-19 2006-06-28 浜松ホトニクス株式会社 放射線イメージセンサ
CA2241779C (en) * 1998-06-26 2010-02-09 Ftni Inc. Indirect x-ray image detector for radiology
JP3597392B2 (ja) * 1998-08-07 2004-12-08 シャープ株式会社 二次元画像検出器
US6483099B1 (en) * 1998-08-14 2002-11-19 Dupont Displays, Inc. Organic diodes with switchable photosensitivity
IL126018A0 (en) * 1998-09-01 1999-05-09 Edge Medical Devices Ltd X-ray imaging system
JP3430040B2 (ja) * 1998-11-19 2003-07-28 シャープ株式会社 二次元画像検出器およびその製造方法
JP3436196B2 (ja) * 1999-09-06 2003-08-11 株式会社島津製作所 2次元アレイ型検出装置
JP3469143B2 (ja) * 1999-11-02 2003-11-25 シャープ株式会社 アクティブマトリクス基板及びそれを備えた二次元画像検出器
JP2001210855A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Sharp Corp 二次元画像検出器
JP4547760B2 (ja) * 2000-02-28 2010-09-22 株式会社島津製作所 放射線検出器および放射線撮像装置
JP2001242256A (ja) 2000-02-29 2001-09-07 Shimadzu Corp 放射線検出器およびアレイ型放射線検出器および二次元放射線撮像装置
US6590224B2 (en) * 2000-03-22 2003-07-08 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image storage medium and method of manufacturing the same
JP2002246582A (ja) * 2000-10-26 2002-08-30 Canon Inc 放射線検出装置、その製造方法及びシステム
JP2002162474A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Sharp Corp 電磁波検出器およびその製造方法
JP4004761B2 (ja) * 2001-01-18 2007-11-07 シャープ株式会社 フラットパネル型イメージセンサ
JP3588053B2 (ja) * 2001-02-07 2004-11-10 シャープ株式会社 電磁波検出器
US6791091B2 (en) * 2001-06-19 2004-09-14 Brian Rodricks Wide dynamic range digital imaging system and method
US6510195B1 (en) * 2001-07-18 2003-01-21 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Solid state x-radiation detector modules and mosaics thereof, and an imaging method and apparatus employing the same
CA2363663C (en) * 2001-11-22 2004-10-19 Ftni Inc. Direct conversion flat panel x-ray detector with automatic cancellation of ghost images
US6562127B1 (en) * 2002-01-16 2003-05-13 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Method of making mosaic array of thin semiconductor material of large substrates
US6933505B2 (en) * 2002-03-13 2005-08-23 Oy Ajat Ltd Low temperature, bump-bonded radiation imaging device
JP4269653B2 (ja) * 2002-11-20 2009-05-27 株式会社島津製作所 放射線検出器の製造方法
JP4269859B2 (ja) * 2003-09-10 2009-05-27 株式会社島津製作所 放射線検出器
US7129498B2 (en) * 2003-09-23 2006-10-31 General Electric Company Compact structural CT detector module
JP2005101193A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Shimadzu Corp 放射線検出器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263452A (ja) * 2005-02-16 2006-10-05 Hologic Inc トモシンセシス及び静的イメージング用の非晶質セレンフラットパネルx線イメージャ
JP2007151724A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Shimadzu Corp X線診断装置
JP4702018B2 (ja) * 2005-12-02 2011-06-15 株式会社島津製作所 X線診断装置
JP2007235039A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Shimadzu Corp 放射線検出器の製造方法
JP2009033701A (ja) * 2007-06-26 2009-02-12 Fujifilm Corp 画像検出装置および画像検出器の駆動方法
JP2009158509A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Fujifilm Corp 放射線画像検出器
JP2009186268A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Fujifilm Corp 画像検出装置
JP2011091175A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影装置
JP5621919B2 (ja) * 2011-04-01 2014-11-12 株式会社島津製作所 放射線検出器の製造方法および放射線検出器
KR101540527B1 (ko) * 2011-04-01 2015-07-29 가부시키가이샤 시마쓰세사쿠쇼 방사선 검출기의 제조 방법 및 방사선 검출기
WO2013088625A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 株式会社島津製作所 放射線検出器の製造方法
JPWO2013088625A1 (ja) * 2011-12-16 2015-04-27 株式会社島津製作所 放射線検出器の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7420178B2 (en) 2008-09-02
US20040256569A1 (en) 2004-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5280671B2 (ja) 画像検出器および放射線検出システム
JP4106397B2 (ja) 光または放射線検出器の製造方法
US8067743B2 (en) Imaging apparatus and radiation imaging apparatus
JP5043373B2 (ja) 変換装置、放射線検出装置、及び放射線検出システム
JP2005012049A (ja) 放射線検出器およびそれを備えた放射線撮像装置
US7429723B2 (en) Conversion apparatus, radiation detection apparatus, and radiation detection system
US6885005B2 (en) Radiation detector
US7468531B2 (en) Imaging apparatus and radiation imaging apparatus
US8288732B2 (en) Image signal readout method and apparatus, and image signal readout system
JP2001242255A (ja) 放射線検出器および放射線撮像装置
JP4208482B2 (ja) 撮像装置及び同撮像装置を用いたx線診断システム
JP2010056570A (ja) 放射線検出装置及びその駆動方法、並びに光電変換装置
JP2008098390A (ja) 放射線画像検出器およびその駆動方法
JP2009044587A (ja) 放射線画像検出器
US7488944B2 (en) Radiation image detector
US6407374B1 (en) Two-dimensional array type detecting device having a common and individual electrodes
US20080217713A1 (en) Two-dimensional semiconductor detector having mechanically and electrically joined substrates
US7054410B2 (en) Multi energy x-ray imager
US20080087834A1 (en) Radiation image detector
JP3978971B2 (ja) 2次元画像検出器およびその製造方法
US8274591B2 (en) Electromagnetic wave detection element
JP5235466B2 (ja) 放射線画像撮影装置
JP2000046951A (ja) 放射線検出素子
JP2002168958A (ja) 放射線検出器及び医用画像診断装置
JP4702018B2 (ja) X線診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090310