JP2007151724A - X線診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】透視モードから撮影モードに速やかに切り換えることができるX線診断装置を提供する。
【解決手段】X線診断装置を構成するFPDは、導電性を有する支持基板と、CdTe(テルル化カドミウム)、ZnTe(テルル化亜鉛)、および、これらの混合結晶のいずれかからなる感応半導体膜とを備えている。これにより、撮影モードにおいても、透視モードにおけるX線の線量と略同じ線量で足りるほど、FPDの感度は高い。したがって、高電圧装置は、撮影モードの際、フィラメントに供給する加熱電流を、透視モードに応じたフィラメントの加熱電流と同じとする。このように構成することで、透視モードから撮影モードに移行する際(時刻t1)に、従来必要であったフィラメントの温度制御のためのインターロック期間を不要とすることができ、時刻t1後に最初にビデオ同期信号が出力された時から撮影モードに移行できる。
【選択図】図5

Description

この発明は、X線診断装置に係り、特に、透視及び撮影を行う技術に関する。
近年、心臓の環状動脈の閉塞に対する治療法として、手首などから血管内にカテーテルを挿入し、閉塞箇所まで誘導して拡張術などの治療を行うIVR(Interventional Radiology)手技が普及している。このIVR手技に対応して、X線診断装置は、X線画像をリアルタイムに表示する透視モード、または、X線画像を記録する撮影モードで動作する。たとえば、カテーテルを血管内に誘導する際に透視モードが選択され、閉塞部位に到達した時点等においては撮影モードが選択される(例えば、特許文献1参照)。
このIVR手技に対応する従来のX線診断装置として、図6に示すものが挙げられる。X線診断装置の撮像系は、対向配置されるX線管103とフラットパネル型X線検出器(以下、単に「FPD」という)105とを備え、これらX線管103とFPD105とがC型アーム107に支持されている。高電圧装置111は、指示部113から透視、撮影モードの指示を受けて、X線管103に所定の管電圧、管電流を与えてX線の照射を制御する。画像処理部117は、FPD105から検出信号を収集し、この検出信号に基づいてX線画像を作成して、モニタ119に出力する。なお、FPD105としては、製造効率および検出特性を向上させたものが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
高電圧装置111は、X線管103に付設されている図示省略のターゲットとフィラメントとの間に、管電流・管電圧を与える高電圧発生回路125と、フィラメントに加熱電流を供給してフィラメントを加熱するフィラメント加熱回路123と、指示部113からの指示に基づいて高電圧発生回路125とフィラメント加熱回路123とを制御するX線制御回路121と、所定の期間(インターロック期間)、X線管103へ管電流・管電圧を与えることを規制するインターロック回路127とを備えている。X線制御回路121は、さらにX線の照射を、画像処理部117のビデオ同期信号と同期させる。
ここで、撮影モードにおけるX線の線量は、単位X線画像あたりで透視モードの5倍程度が必要である。このため、撮影モードでは、フィラメントから放出される熱電子の量を増加させるため、フィラメントに供給する加熱電流を増大させて、フィラメントの温度を透視モードより高温にする。通常、透視モードから撮影モードに切り換える場合、フィラメントが所定の温度に達するまでに、フィラメント固有の熱慣性により1秒程度を要する。上述するインターロック期間は、フィラメントが透視モードに応じた温度から撮影モードに応じた温度に達するまでの加熱期間に対応して設定されている。これにより、撮影モードにおいて高線量のX線を照射可能となる。
図7は、従来のX線診断装置における、X線照射のタイミングチャートである。操作スイッチによって、時刻t1において透視モードから撮影モードに切り換えられている。この場合、時刻t1まではX線がビデオ同期信号に同期して照射される(透視モード)。そして、時刻t1において、インターロック回路によるX線照射の規制が開始され、時刻t2においてその規制が解除される(インターロック期間は、時刻t1から時刻t2までの時間である)。したがって、時刻t1から時刻t2までの期間にX線は照射されない。そして、時刻t2以降にX線がビデオ同期信号と同期して照射される(撮影モード)。
特開2004−81569号公報 特開2005−12049号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、透視モードから撮影モードに移行する際、少なくともインターロック期間はX線が照射されず、X線画像を取得することができない。このため、術者は、スムーズにIVR手技を行うことができない。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、透視モードから撮影モードに速やかに切り換えることができるX線診断装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、X線画像をリアルタイムで表示する透視モードと、X線画像を記録する撮影モードとを行うX線診断装置において、被検体にX線を照射するX線管と、透視および撮影モードに応じて、前記X線管に付設されるフィラメントに加熱電流を供給しつつ、前記X線管に所定の管電流・管電圧を与えることによって、X線の照射を制御する高電圧装置と、被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、前記X線検出手段から得られた検出信号に基づいてX線画像を作成する画像処理手段と、を備え、前記X線検出手段は、導電性を有する支持基板と、前記支持基板に積層形成されるとともにX線に感応してキャリア(電子、正孔)を生成する感応半導体膜であって、CdTe(テルル化カドミウム)、ZnTe(テルル化亜鉛)、および、これらの混合結晶のいずれかからなるものと、前記感応半導体膜から得られたキャリアを検出信号として読み出す素子を含む読み出し手段とを備え、前記撮影モードの場合には、フィラメントの加熱電流を、透視モードに応じたフィラメントの加熱電流と略同じとすることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、X線検出手段は、支持基板が導電性を有するので、支持基板に直接バイアス電圧を供給することができる。また、感応半導体膜のイオン化エネルギーが小さく、膜厚を厚く形成することができるので、キャリア生成能力が高く高感度である。このようなX線検出手段によれば、撮影モードにおいて照射するX線の線量は、透視モードにおけるX線の線量と略同じであれば十分である。このため、撮影モードの場合には、フィラメントの加熱電流を、透視モードに応じたフィラメントの加熱電流と略同じとするように構成することで、従来、必須であったインターロック回路を省略することができ、X線の照射が規制されることなく透視モードから撮影モードに速やかに切り換えることができる。
各発明において、さらに、透視および撮影モードを指示する指示手段と、ビデオ同期信号を出力する同期信号出力手段を備え、前記高電圧装置は指示された透視および撮影モードに応じたX線を、前記同期信号に同期して照射させ、かつ、透視モードから撮影モードに移行するときは、透視モードの指示から撮影モードの指示に切り換えられた時点を基準として、その後最初に出力されるビデオ同期信号に同期して、撮影モードに応じたX線を照射させることが好ましい(請求項2)。これによれば、透視モードから撮影モードに切り換える際にも、ストレスなくX線画像を作成することができる。
なお、本明細書は、次のようなX線診断装置に係る発明も開示している。
(1)請求項1に記載のX線診断装置において、さらに、透視および撮影モードを指示する指示手段と、ビデオ同期信号を出力する同期信号出力手段とを備え、前記高電圧装置は指示された透視および撮影モードに応じたX線を、前記ビデオ同期信号に同期して照射させ、かつ、撮影モードを開始する場合は、撮影モードが指示された時点を基準として、その後に最初に出力されるビデオ同期信号に同期して、撮影モードに応じたX線を照射させることを特徴とするX線診断装置。
前記(1)に記載の発明によれば、透視モードから撮影モードに移行する場合に限らず、透視モードを終了した後に撮影モードを開始する場合等であっても、瞬時に撮影モードを開始することができる。
(2)X線画像をリアルタイムで表示する透視モードと、X線画像を記録する撮影モードとを行うX線診断装置において、被検体にX線を照射するX線管と、透視および撮影モードに応じて、前記X線管に付設されるフィラメントを加熱しつつ、前記X線管に所定の管電流・管電圧を与えることによって、X線の照射を制御する高電圧装置と、被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、前記X線検出手段から得られた検出信号に基づいてX線画像を作成する画像処理手段と、を備え、前記X線検出手段は、導電性を有する支持基板と、前記支持基板に積層形成されるとともにX線に感応してキャリア(電子、正孔)を生成する感応半導体膜であって、CdTe(テルル化カドミウム)、ZnTe(テルル化亜鉛)、および、これらの混合結晶のいずれかからなるものと、前記感応半導体膜から得られたキャリアを検出信号として読み出す素子を含む読み出し手段とを備え、前記撮影モードの場合には、フィラメントの加熱温度を、透視モードに応じたフィラメントの加熱温度と略同じとすることを特徴とするX線診断装置。
前記(2)に記載の発明によれば、X線検出手段は、キャリア生成能力が高く高感度である。このようなX線検出手段によれば、撮影モードにおいて照射するX線の線量は、透視モードにおけるX線の線量と略同じであれば十分である。このため、撮影モードの場合には、フィラメントの加熱温度を透視モードに応じた加熱温度と略同じとするように構成でき、これにより、透視モードから撮影モードに速やかに切り換えることができる。
(3)X線画像をリアルタイムで表示する透視モードと、X線画像を記録する撮影モードとを行うX線診断装置において、被検体にX線を照射するX線管と、透視および撮影モードに応じて、前記X線管に所定の管電流・管電圧を与えることによって、X線の照射を制御する高電圧装置と、被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、前記X線検出手段から得られた検出信号に基づいてX線画像を作成する画像処理手段と、を備え、前記X線検出手段は、導電性を有する支持基板と、前記支持基板に積層形成されるとともにX線に感応してキャリア(電子、正孔)を生成する感応半導体膜であって、CdTe(テルル化カドミウム)、ZnTe(テルル化亜鉛)、および、これらの混合結晶のいずれかからなるものと、前記感応半導体膜から得られたキャリアを検出信号として読み出す素子を含む読み出し手段とを備え、前記撮影モードの場合には、前記管電流を、透視モードに応じた管電流と略同じとすることを特徴とするX線診断装置。
前記(3)に記載の発明によれば、X線検出手段は、キャリア生成能力が高く高感度である。このようなX線検出手段によれば、撮影モードにおいて照射するX線の線量は、透視モードにおけるX線の線量と略同じであれば十分である。このため、撮影モードの場合には、管電流を透視モードに応じた管電流と略同じとするように構成でき、これにより、透視モードから撮影モードに速やかに切り換えることができる。
この発明に係るX線診断装置によれば、X線検出手段は、支持基板が導電性を有するので、支持基板に直接バイアス電圧を供給することができる。また、感応半導体膜のイオン化エネルギーが小さく、膜厚を厚く形成することができるので、キャリア生成能力が高く高感度である。このようなX線検出手段によれば、撮影モードにおいて照射するX線の線量は、透視モードにおけるX線の線量と略同じであれば十分である。このため、撮影モードの場合には、フィラメントの加熱電流を、透視モードに応じたフィラメントの加熱電流と略同じとするように構成することで、従来、必須であったインターロック回路を省略することができ、X線の照射が規制されることなく透視モードから撮影モードに速やかに切り換えることができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
図1は、実施例に係るX線診断装置の概略構成を示すブロック図である。
実施例に係るX線診断装置は、撮像系として、被検体Mを載置する天板1と、被検体MにX線を照射するX線管3と、被検体Mを透過したX線を検出して、検出信号を出力するフラットパネル型X線検出器(以下、適宜「FPD」という)5とを備えている。これらX線管3とFPD5とは、C字状のアーム7(以下、「C型アーム7」という)の両端部にそれぞれ支持されている。このC型アーム7自体は、被検体Mの周りを回転可能に天井に懸垂支持されている。X線管3には、ターゲットとフィラメント(いずれも図示省略)が付設されている。FPD5は、この発明におけるX線検出手段に相当する。
また、上述する撮像系のほかに、X線管3によるX線の照射を制御する高電圧装置11と、透視および撮影モードを指示する指示部13と、FPD5から得られた検出信号を収集してX線画像を生成する画像処理部17と、X線画像を表示するモニタ19とを備えている。
X線管3に接続される高電圧装置11は、X線制御回路21と、フィラメント加熱回路23と、高電圧発生回路25とを備えている。フィラメント加熱回路23は、X線管3に付設されているフィラメントに加熱電流を供給する。高電圧発生回路25は、X線管3に付設されているターゲットおよびフィラメントの間に、所定の管電流・管電流を与える。X線制御回路21は、撮影モードと透視モードに応じて、フィラメント加熱回路23を操作してフィラメントの温度を制御しつつ、高電圧発生回路25を操作してX線の照射のタイミングおよびX線の線量を制御する。
ここで、透視モードはX線画像をリアルタイムで表示することをいい、撮影モードはX線画像を記録することをいう。通常、透視モードで表示されるX線画像は、少なくとも血管内に挿入されるカテーテルが投影されており、このX線画像は記録されない。また、撮影モードで表示されるX線画像は血管が投影されており、このX線画像はリアルタイムに表示してもよいし、術者の指示により適宜に表示してもよい。
本実施例では、各モードにおいて次のように制御する。X線制御回路21は、撮影モードにおいても、透視モードの場合と同じ線量のX線が照射させるように制御する。具体的には、透視モードと撮影モードとで、フィラメントの加熱電流およびX線管3に与える管電流を同じとする。また、X線の照射タイミングについては、各モードにおいて、後述するビデオ同期信号に同期させる。
指示部13は、術者から透視および撮影モードを行う、または、終了する旨の指示を受け付けて、このX線制御回路21に出力する。指示部13としては、術者の操作負担が少ないフットスイッチや、押しボタン等が例示される。
画像処理部17は、短時間周期(本明細書では、1周期の期間を1フレームという)でビデオ同期信号を出力する同期信号発生器31を備えており、このビデオ同期信号に同期してFPD5から検出信号を収集して演算処理を行い、X線画像を生成する。さらに、透視モードの場合においては、生成したX線画像をモニタ19にそのまま出力し、撮影モードの場合にはX線画像を記憶するとともに、適宜モニタ19に出力する。画像処理部17は、各種処理、操作を実行する中央演算処理装置(CPU)や、演算処理の作業領域となるRAM(Random-Access Memory)や、各種情報を記憶する固定ディスク等の記憶媒体等によって実現されている。同期信号発生器31は、この発明における同期信号出力手段に相当する。
ここで、FPD5について詳しく説明する。図2は、FPD5の構成を示す断面図、図3は、FPD5の等価回路の概要を示す回路図、図4は、FPD5の検出素子1個当たりの構成を示す断面図である。
FPD5は、X線を検出する検出側基板42と、生成キャリアの蓄積・読み出しを行う読み出し側基板(アクティブマトリックス基板)43とが接合されて構成されている。
検出側基板42は入射した検出対象のX線によってキャリア(電子、正孔)を生成し、その生成キャリアを素子別に収集した上で取り出すよう構成されている。FPD5の各部の構成を具体的に説明する。
検出側基板42は、図2に示すように、検出対象のX線入射側から順に、支持基板44と、キャリア阻止層である電子阻止層45と、検出対象のX線に感応してキャリアを生成する感応半導体膜46と、キャリア阻止層である正孔阻止層47と、画素電極48とから構成されている。
支持基板44は、本実施例では、導電性を有するカーボンからなるグラファイトにより形成されている。本実施例では、その厚みを2mmとしている。また、支持基板44の熱膨張係数は、その裏面(図2では下側)に積層形成されている部材の熱膨張係数と略一致することが好ましい。
すなわち、両部材の熱膨張係数が近似することにより、支持基板44とその裏面に積層形成された部材の熱膨張係数の大きな差異により発生する支持基板44の反りを防ぐことができ、ひいては、画素電極48の剥離などを防ぐことができる。例えば、後述する感応半導体膜46の材料がCdTeである場合は、支持基板44の熱膨張係数を5ppm/degに、ZnTeでは8ppm/degに、CdZnTeではZn濃度に応じて5〜8ppm/degの範囲で調節し、それぞれの場合において両部材の熱膨張係数を略一致させている。
電子阻止層45は、ZnTe、Sb23(硫化アンチモン)などのP型半導体を昇華法、蒸着もしくはスパッタ法、化学析出法、電析法などによって形成される。
感応半導体膜46は、MOCVD法(Metal Organic Chemical Vapor Deposit system)や近接昇華法あるいは粉末焼成法等で形成されたテルル化カドミウム(CdTe)、テルル化亜鉛(ZeTe)のいずれか、もしくはこれらの混合結晶により形成された膜である。本実施例では、数十〜数百keVのエネルギーのX線検出器として使用するために、厚みが数百μmのZn(亜鉛)を数〜数十mol%含んだCdZnTe膜を近接昇華法で形成される。
正孔阻止層47は、CdS(硫化カドミウム)、ZnS(硫化亜鉛)、ZnO、(酸化亜鉛)、Sb23などの高抵抗N型半導体を昇華法、蒸着もしくはスパッタ法、化学析出法、電析法などによって形成される。
次に、読み出し側基板43は、図3に示すように、検出素子50の各々に対して電荷蓄積容量素子としてのコンデンサ51と、読み出し用の素子としての薄膜トランジスタ(TFT)52とが各1個ずつ設けられている。
なお、図3は、説明の便宜上、縦3×横3の(画素)マトリックス構成で合計9個分のマトリックス構成が示されているだけであるが、本実施例の場合、検出側基板42においては、必要画素数に応じて縦1000〜3000×横1000〜3000のマトリックス構成で検出素子50が2次元アレイ配列されている。読み出し側基板43においては、画素数と同数のコンデンサ51および薄膜トランジスタ52が同様のマトリックス構成で2次元アレイ配列されている。
図2に示す読み出し側基板43における一点鎖線で囲んだ41a部分のコンデンサ51および薄膜トランジスタ52の具体的構成は、図4に示す通りである。すなわち、絶縁基板(回路基板)58の表面に形成されたコンデンサ51の接地側電極51aと薄膜トランジスタ52のゲート電極52aの上に絶縁膜59を介してコンデンサ51の接続側電極51bと薄膜トランジスタ52のソース電極52bおよびドレイン電極52cが積層形成されている。また、最表面側が接続側電極51bを除いて絶縁膜59で覆われた状態となっている。また接続側電極51bとソース電極52bはひとつに繋がっており同時形成されている。さらに、コンデンサ51の容量絶縁膜および薄膜トランジスタ52のゲート絶縁膜の両方を構成している絶縁膜59には、例えばプラズマSiN膜が用いられる。
さらに、図3に示すように、読み出し側基板43は、フレキシブルプリント基板(FPC)を用いて、読み出し駆動用回路としてのプリアンプ(電荷−電圧変換器)群53およびマルチプレクサ54とゲートドライバ55に接続されている。これら読み出し駆動用回路はシリコン半導体等のIC(集積回路)が用いられる。プリアンプ群53は、列が同一の薄膜トランジスタ52のドレイン電極を結ぶ横(Y)方向の読出し配線(読み出しアドレス線)56に接続されており、ゲートドライバ55は行が同一の薄膜トランジスタ52のゲート電極を結ぶ横(X)方向の読出し配線(ゲートアドレス線)57に接続されている。なお、プリアンプ群53の内では、1本の読出し配線56に対してプリアンプが1個それぞれ接続されている。また、各読み出し駆動用回路は異方導電性フィルム(ACF)等を介して読出し配線56,57に接続されている。
上述した検出側基板42は、読み出し側基板43との位置合せを行った後に、両基板42,43を異方導電性フィルム(ACF)や異方導電性ペースト(ACP)あるいはドライフィルムレジスト(DFR)などを用いて貼り合わせることで両基板42、43が機械的に一体構成とされている。このように貼り合わされた両基板42、43は、正孔阻止層47と接続側電極51bとが、図4に示すように、介在する画素電極48、導体部60で電気的に接続される。
続いて、FPD5の動作について説明する。
検出対象のX線が支持基板44の上側から感応半導体膜46に入射するのに伴って感応半導体膜46はキャリアを生成する。感応半導体膜46には、グラファイトで形成された支持基板44より、放射線照射によって発生したキャリアを効率よく画素電極48に収集するためのバイアス電圧(本実施例では、−0.1〜1V/μmの負バイアス)が印加される。次の読み出しタイミングが来るまでは薄膜トランジスタ52がオフ(遮断)となっているので、生成キャリアはコンデンサ51に電荷情報として蓄積され続ける。
また、読み出し側基板43のマルチプレクサ54およびゲートドライバ55へは信号読み出し用の走査信号が送り込まれることになる。各検出素子50の特定は、X方向・Y方向の配列に沿って各検出素子50に順番に割り付けられているアドレス(例えば0〜1023)に基づいて行われるので、取り出し用の走査信号は、それぞれX方向アドレスまたはY方向アドレスを指定する信号となる。
Y方向の走査信号に従ってゲートドライバ55からX方向の読出し配線57に読み出し用の電圧が印加されるのに伴い、各検出素子50が行単位で選択される。そして、X方向の走査信号に従ってマルチプレクサ54が切替えられることにより、選択された行・列に合致する検出素子(画素)50に対応する薄膜トランジスタ52がオン(導通)となると同時にコンデンサ51に蓄積された電荷情報が読み出され、プリアンプ群53およびマルチプレクサ54を順に経由して検出信号(画素信号)として出力される。
次に、実施例に係るX線診断装置の動作について説明する。
たとえば、IVR手技においては術者の指示により透視モードと撮影モードが繰り返される。以下では、透視モードから撮影モードに移行する際の動作を例にとって説明する。なお、この動作において、天板1とX線管3とFPD5とC型アーム7とは静止しているものとし、被検体Mは同じ姿勢を保っているものとする。
図5は、X線診断装置の動作の一例を示すタイムチャートである。(a)は、ビデオ同期信号の出力タイミングであり、(b)は、透視モードと撮影モードとの指示タイミングであり、(c)は、X線の照射タイミングである。
<時刻t1までの期間>
時刻t1までの期間は、透視指示が「on」で、撮影指示が「off」となっており、透視モードを行うことが指示されており、指示部13はこのような指示をX線制御回路21に出力している。X線制御回路21は、フィラメント加熱回路23を操作して、X線管3のフィラメントに所定の加熱電流を供給させている。これにより、フィラメントは、透視モードに応じた温度に加熱されている。また、X線制御回路21は、高電圧発生回路25を操作して、所定の管電流・管電圧をビデオ同期信号と同期して出力する。これにより、X線管3は、図5に示すように、ビデオ同期信号と同期して、透視モードに応じた線量のX線を被検体Mに照射する。
FPD5は被検体Mを透過したX線を検出して、検出信号を画像処理部17に出力する。画像処理部17は、検出信号に基づいてX線画像を作成し、そのままモニタ19に出力する。このように、時刻t1までは、X線診断装置のは透視モードで動作する。
<時刻t1以降>
時刻t1において、透視指示が「off」に切り換わり、撮影指示が「on」に切り換わっており、透視モードから撮影モードへ切り換えることが指示部13に指示されている。指示部13は、このような指示をX線制御回路21に出力する。X線制御回路21は、フィラメント加熱回路23を操作して、X線管3のフィラメントに透視モードにおいて供給していた加熱電流を増減せずにそのまま継続して供給させる。これにより、フィラメントは、撮影モードに応じた温度(すなわち透視モードに応じた温度と同じ)に維持される。
また、X線制御回路21は、高電圧発生回路25を操作して、所定の(透視モードの場合と同じ)管電流および所定の管電圧をビデオ同期信号と同期して出力させる。このとき、時刻t1以後、最初に管電流・管電圧を出力させるタイミングは、透視モードから撮影モードに切り換える指示がされた時刻t1後、最初にビデオ同期信号が出力されるときである。
これにより、X線管3は、図5に示すように、時刻t1後、最初にビデオ同期信号が出力される時点からビデオ同期信号と同期して、X線を被検体Mに照射する。FPD5は被検体Mを透過したX線を検出して、検出信号を画像処理部17に出力する。画像処理部17は、検出信号に基づいてX線画像を作成し、作成したX線画像を記憶するとともに、モニタ19に出力する。このように、時刻t1後に最初にビデオ同期信号が出力された時から、X線診断装置は撮影モードに移行することができる。
このように、実施例に係るX線診断装置によれば、導電性を有する支持基板44と、イオン化エネルギーが小さく、膜厚を厚く形成できる感応半導体膜46とを備えた高感度なFPD5を採用しているので、撮影モードにおいて照射するX線の線量は、透視モードにおけるX線の線量と同じで十分である。このため、高電圧装置11は、撮影モードに際に、透視モードに応じたフィラメントの加熱電流と同じ加熱電流をフィラメントに供給するように構成している。これにより、透視モードから撮影モードに移行する際にフィラメントの温度制御に要する期間を不要とし、従来必要であったインターロック期間を省略することで、透視モードから撮影モードに速やかに切り換え可能である。また、撮影モードにおいて、被検体Mの被爆量をより低減することができる。
また、X線制御回路21は、透視モードから撮影モードに移行する際、最初にX線を照射させるタイミングを、切り換え指示の時点後、最初にビデオ同期信号が出力されるときとするので、モニタ19は透視モードにおけるX線画像から撮影モードにおけるX線画像を連続的に表示させることができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、X線制御回路21は、撮影モードにおいて、透視モードの場合と同じ温度にフィラメントを加熱するように制御していた。しかしながら、完全に各モードで同じ温度ではないけれども、フィラメントの熱慣性を考慮した加熱時間がビデオ同期信号の1フレームの期間に比べて短い場合には、「略同じ」温度として適宜に変更してもよい。
(2)上述した実施例では、各モードにおいてX線の照射は1フレーム間隔でおこなっていたが、これに限られない。ビデオ同期信号に同期しているかぎり、X線の照射間隔は任意に変更できる。
(3)上述した実施例では、読み出し側基板43はアクティブマトリックス基板であったが、この発明の装置の場合、スイッチング素子を1個備えた構成の放射線検出器であってもよいし、一次元アレイ配列のスイッチングマトリックス基板の構成であってもよい。
(4)上述した実施例では、支持基板44と感応半導体膜46の間に電子阻止層45を、感応半導体膜46と画素電極48の間に正孔阻止層47を備えた構成であったが、この発明の装置の場合、電子阻止層45また正孔阻止層47のいずれか一方を含む構成であってもよい。
(5)上述した実施例では、正孔阻止層47が感応半導体膜46を略全面を覆うように積層形成されているが、この発明の装置の場合、画素電極48に対応して正孔阻止層47が分割された状態で二次元アレイ配列された構成のものであってもよい。
実施例に係るX線診断装置の概略構成を示すブロック図である。 FPDの構成を示す断面図である。 FPDの等価回路の概要を示す回路図である。 FPDの検出素子1個当たりの構成を示す断面図である。 実施例に係るX線診断装置の動作の一例を示すタイムミングチャートである。 従来技術に係るX線診断装置の概略構成を示すブロック図である。 従来技術に係るX線診断装置の動作の一例を示すタイムミングチャートである。
符号の説明
3 …X線管
5 …フラットパネル型X線検出器(FPD)
11 …高電圧装置
13 …指示部
17 …画像処理部
21 …X線制御回路
23 …フィラメント加熱回路
25 …高電圧発生回路
31 …同期信号発生器
44 …支持基板
46 …感応半導体膜
47 …正孔阻止層
48 …画素電極
50 …検出素子
51 …コンデンサ
52 …薄膜トランジスタ
M …被検体

Claims (2)

  1. X線画像をリアルタイムで表示する透視モードと、X線画像を記録する撮影モードとを行うX線診断装置において、被検体にX線を照射するX線管と、透視および撮影モードに応じて、前記X線管に付設されるフィラメントに加熱電流を供給しつつ、前記X線管に所定の管電流・管電圧を与えることによって、X線の照射を制御する高電圧装置と、被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、前記X線検出手段から得られた検出信号に基づいてX線画像を作成する画像処理手段と、を備え、前記X線検出手段は、導電性を有する支持基板と、前記支持基板に積層形成されるとともにX線に感応してキャリア(電子、正孔)を生成する感応半導体膜であって、CdTe(テルル化カドミウム)、ZnTe(テルル化亜鉛)、および、これらの混合結晶のいずれかからなるものと、前記感応半導体膜から得られたキャリアを検出信号として読み出す素子を含む読み出し手段とを備え、前記撮影モードの場合には、フィラメントの加熱電流を、透視モードに応じたフィラメントの加熱電流と略同じとすることを特徴とするX線診断装置。
  2. 請求項1に記載のX線診断装置において、さらに、透視および撮影モードを指示する指示手段と、ビデオ同期信号を出力する同期信号出力手段を備え、前記高電圧装置は指示された透視および撮影モードに応じたX線を、前記同期信号に同期して照射させ、かつ、透視モードから撮影モードに移行するときは、透視モードの指示から撮影モードの指示に切り換えられた時点を基準として、その後最初に出力されるビデオ同期信号に同期して、撮影モードに応じたX線を照射させることを特徴とするX線診断装置。
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