JPH08196528A - 放射線写真映像装置および方法 - Google Patents

放射線写真映像装置および方法

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JPH08196528A
JPH08196528A JP6268371A JP26837194A JPH08196528A JP H08196528 A JPH08196528 A JP H08196528A JP 6268371 A JP6268371 A JP 6268371A JP 26837194 A JP26837194 A JP 26837194A JP H08196528 A JPH08196528 A JP H08196528A
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fluoroscopic
control
video
ray tube
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JP6268371A
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Robert E Shroy Jr
イー.シュロイ,ジュニア ロバート
Guy F Hylton
エフ.ヒルトン ガイ
William H Amor
エイチ.エイマー ウィリアム
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Philips Nuclear Medicine Inc
Original Assignee
Picker International Inc
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4476Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to motor-assisted motion of the source unit
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
    • H05G1/32Supply voltage of the X-ray apparatus or tube
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
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    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、透視モードで操作可能な放射線写真
映像装置および方法を提供する。 【構成】オペレータはセレクター(44、70、72、
74、76)の使用を含むシステムの操作を制御するコ
マンドを入力することができる。透視モードにおいて、
選択された検査に基づいて特定の透視制御手法60〜6
2n が透視制御手法保存手段60の内から選択され、X
線管(A)に適用されるkV、mAおよびパルス幅(も
し、パルス透視が用いられるとき)が制御され、所望の
放射線ビームが得られる。このような手法により像がビ
デオカメラ(22)により受理され、各検査のために最
適化された像がモニターに写し出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線写真映像装置お
よび放射線写真映像方法に係わり、特に透視モードで操
作可能な放射線写真映像装置および放射線写真映像方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】X線透視モード/放射線写真映像システ
ムにおいて、X線管などの放射線源は、X線を被検者を
透過し像増倍管の入力表面に衝突させるようになってい
る。この像増倍管はX線の比較的大きい区域のものを比
較的小さく明るい可視像に変換させる。なお、この可視
像は被検者からのX線パターンに相当するものである。
この像増倍管からの像はビデオカメラによりビデオ信号
に変換される。
【0003】X線透視モード/放射線写真映像システム
において、ビデオカメラからのビデオ信号は種々の方法
で利用することができる。第1に、ビデオ信号は直接、
テレビモニターに送られ、ここで像が形成される。他の
方法としては、ビデオ信号を直接、デジタル取得システ
ム、ビデオテープレコーダー、ビデオディスクレコーダ
ーなどの種々のディスプレー処理装置に送られる。これ
らの装置はビデオ信号をデジタル化し、増幅し、保存
し、これにより後日にモニター上にプレーバックさせる
ことができる。
【0004】X線管は、キロボルト(kV)でX線管の
陽極と陰極との間に電圧を与えるとともに、フィラメン
ト電流を与えるX線発生電力供給部を含む。このフィラ
メント電流は陰極フィラメントを加熱し、電子を発生さ
せ、この電子は陽極と陰極との間の電圧により陽極側に
引かれる。この電子流は一般にミリアンペアのオーダー
であり、陽極電流またはmAとして知られている。この
陽極電流(mA)はフィラメント電流を調整することに
より制御される。これらチューブ電圧またはkVおよび
チューブ陽極電流(mA)の双方は選択的に調整可能で
ある。また、タイマーにより各露出時間(通常、秒単
位)が設定される。
【0005】X線像のコントラストはkVピークに可な
り依存する。X線線量または露光の強度は、任意のkV
において陽極電流mAと時間との積に比例する。操作に
おいて、オペレータは通常、mA値か、陽極電流および
露光時間をセットし、X線出力を発生させる。理論的に
は、この結果得られる出力は任意のkVにおいて、露光
時間をより長くしたり、陽極電流をより低くしたり、あ
るいは露光時間をより短くしたり、陽極電流をより高く
したりすることとは関係なく、選択されたmA値と同じ
であるべきである。
【0006】最近のX線透視/放射線写真映像システム
においては、放射線写真モードおよびX線透視モードが
オペレータにより利用されている。このようなシステム
において、種々の診断手法のための操作パラメータをセ
ットするための複数の押しボタンがオペレータのために
設けられている。放射線写真モード操作を行う前に、こ
のシステムは一般に患者、カテーテルなどの位置決めの
ためX線透視モードで使用される。X線透視モードは非
常に低い線量モードであり、これにより位置決め操作の
ための十分な画像を形成することができる。放射線写真
モードと同様に、X線透視モードにおいては、X線発生
電力供給部によりX線管にキロボルト(kV)が供給さ
れ、この電力供給部によりX線管へのチューブ電流(m
A)が制御される。このチューブ電流および電圧は、被
検者を通過するX線ビームを制御する。
【0007】この最近のX線透視/放射線写真映像シス
テムを用いてX線透視画像を形成する場合、電力供給部
が、X線管にX線を発生させるのに用いられるkVおよ
びmAを自動的に調整する。パルスX線透視の場合、電
力供給部がさらにパルス幅を自動的にセットする。この
kVおよびmA(さらに多分、パルス幅)は、像増倍管
からの定常的輝度が得られるように選ばれる。
【0008】電力供給部制御はこのkVおよびmAを異
なった方法で調整することもできる。例えば、100k
V、3.0mAで操作されているX線発生機で過剰の輝
度が形成されていることをそのフィードバックシステム
で感知したとき、kVを減少させたり、mAを減少させ
たり、あるいはこれらの適当な組合わせで輝度を減少さ
せることができる。また、mAを増大させ、kVを十分
に減少させ、輝度の総体的に減少させることもできる。
kVおよびmAをどのように変化させるかについての情
報は、電力供給制御回路に記憶されているX線透視制御
手法またはアルゴリズム(算法)に収納されている。
【0009】このX線透視制御手法は画像品質の規制に
大きい作用を及ぼす。しかし、最良の画像品質のために
用いられるkVおよびmAは検査項目により変化する。
すなわち、X線管の陰極と陽極との間の電圧は、検査さ
れる特定の分析部(または解剖部)が吸収性のより大き
い構造体において小さいが可なりの割合のX線フォトン
を通過させ、吸収性のより小さい構造体において可なり
大きい割合のフォトンを通過させるようなエネルギーの
X線フォトンを形成するように選ばなければならない。
一般に、より大きい吸収性の構造体は原子数が大きく、
密度が高い。ピーク電圧が余りにも低いものがX線管に
適用されると、いかなる組織によっても実質的に伝達さ
れない低いエネルギーのX線フォトンを作り出すに過ぎ
ない。吸収性の良好な組織については、フォトンエネル
ギーはより高くして、組織内に余りにも多くのフォトン
が吸収されることのないようにしなければならない。
【0010】目標としては、最適な割合のX線フォトン
を組織に通過させ、像増倍管およびビデオカメラピック
アップまたはフィルムに伝達させることである。従っ
て、この映像システムがX線透視モードにあるとき、最
良出力は大部分、検査される分析区域に依存する。さら
に、現在用いられているシステムにおいては、X線透視
制御手法はある種の映像パラメータを改善する代わりに
他の映像パラメータが犠牲となっている。例えば、より
低いkVで高い映像コントラストを達成し得るが、患者
への線量を少なくしようとすると、より高いkVが必要
となる。今日用いられているシステムはkVおよびmA
についてのX線透視制御手法に対し単純なアプローチが
採られている。第1のアプローチにおいて、mAは一定
に保たれ、輝度はkVの調整のみによって調整されてい
る。他のX線発生機においては、より高いkVにおいて
mAは一定に保たれて操作され、kVが約110kV未
満に低下したとき、mAを減少させる。特に、110k
未満に直線的に低下したとき、約80kVでmAは半分
にカットされる。
【0011】本願発明者は、従来の映像システムが照射
される被検者、すなわち分析区域に関係なく、単一のX
線透視制御手法を用いることにより必要な一定輝度を維
持していることを見出した。さらに、本願発明者は、単
一のX線透視制御手法の使用によってはX線透視検査の
異なる全てに対し、また、映像品質の異なる全ての点に
ついて最適化することはできないことを見出した。例え
ば、上部胃腸のX線透視検査はほとんどの患者において
高いkVで、すなわち約100kVで行われるべきであ
る。この高いkVはこのような検査でバリウムを透過す
るのに必要である。なぜならば、バリウムは低いkVで
形成されたX線に対し高い吸収性を示すからである。他
方、血管検査においてカテーテルを位置決めするのに用
いられるX線透視映像は比較的低いkV、すなわち10
0kVより十分に低いものが用いられるべきである。こ
の低いkVは映像中でのコントラストを高めるために必
要である。カテーテルは多くのX線を吸収せず、したが
って、高いコントラストなしでは映像中で可視化するこ
とが困難である。単一のX線透視制御手法を用いること
による他の欠点は、より高いkVを用いる手法は検出に
必要な患者への線量を低くすることができるが、より低
いkVを用いる手法の方が映像コントラストを高くする
ことができることである。従って、単一のX線透視制御
手法を用い、低い線量で高いコントラストを得ることは
潜在的に相反するものとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、上記課題を解決し得る放射線写真映像装置およ
び方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、透視モードで操作可能な放射線写真映像装
置であって、装置使用時において被検者を透過し放射線
検出手段に衝突する放射線ビームを発生させるためのX
線管と;X線管、従って上記映像装置の操作を制御する
コマンドを入力するためのオペレータ入力手段と;少な
くとも2つの異なる透視制御手法を保存するための透視
制御手法保存手段と;上記装置が透視モードで操作され
ているとき保存されている透視制御手法の内から特定の
透視制御手法を選択するための透視制御手法選択手段と
からなり;該選択手段が該オペレータ入力手段に対する
コマンド入力に応じて特定の透視制御手法を選ぶように
したことを特徴とする映像装置を提供するものである。
【0014】なお、上記オペレータ入力手段は、X線管
の操作を制御するコマンドを入力するための複数のセレ
クターを有することが好ましい。さらに、上記セレクタ
ーは通常、検査される被検者の分析区域;必要とする検
査項目、得ようとする被検者の画像の所望とする品質;
被検者に適用される放射線量;のうちの少なくとも1つ
に応じてX線管の操作の制御を可能とするものであるこ
とが好ましい。
【0015】さらに本発明は、透視モードで操作可能な
放射線写真映像方法であって、メモリー位置にて少なく
とも2つの異なる透視制御手法を保存し;この保存され
ている透視制御手法の内から特定の透視制御手法を選択
し;透視操作モードにおいてX線管から選ばれた特定の
透視制御手法に従って放射線ビームを発生させ、このビ
ームを被検者を透過し放射線検出手段に衝突させる;工
程を含み;透視制御手法の選択を、放射線ビームにより
照射される被検者の部位、検査の項目、画像品質を最良
にするための手法、線量を制御する手法の少なくとも1
つに応じて行うことを特徴とする映像方法を提供するも
のである。
【0016】
【作用】本発明の利点の1つは、X線装置が透視モード
のときに用いることができる1以上の透視制御手法が与
えられていることである。本発明の他の利点は、選ばれ
た検査のため、透視モードの改良されたX線出力が提供
されることである。
【0017】本発明の他の利点は、満足な映像ととも
に、患者への照射線量を減少することができる透視制御
手法を選択できることである。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例を図示の装置を参照し
て説明する。図1に示すように、本発明の装置は、通路
12に沿って向けられた浸透放射線源10を含む。この
通路12は放射線を患者(被検者)14に通過させ、像
増倍管18の入力面16上に衝突させる。患者(被検
者)14に通過したこの放射線源10からのX線は、特
異な放射線パターンを以て像増倍管18の入力面16上
に衝突する。この映像管18はX線の比較的小さい面積
のものを、その出力面20にて患者からのX線パターン
に相当する比較的小さな明るい可視映像に変換させる。
【0019】ビデオカメラ22は像増倍管18の出力面
20からの光出力を受理する。このビデオカメラ22は
同調化情報を含み、可視映像を表わすアナログビデオ信
号を形成する。低いレベルの信号であるビデオ信号は増
幅器または回路24で処理される。なお、この増幅器ま
たは回路24はビデオカメラ22の一部であってもよ
い。増幅器24は低レベルのビデオ信号を直ちに使用可
能な値まで増幅させ、増幅された信号を選択的にフィル
タリングし、使用しない帯域幅を除去する。ビデオおよ
び同調信号はついでディスプレイのためモニター26に
直接、伝達される。その他、ビデオ信号処理サブシステ
ム(図示しない)を用いて信号をモニター26に送る前
に高揚させまたは処理するようにしてもよい。
【0020】図1のX線透視/放射線写真映像システム
において、浸透放射線源10は電力供給システム30を
含み、これはキロ電圧(kV)32をX線管Aに供給
し、X線管Aにおける放出電流(mA)34を制御す
る。この電流(mV)と電圧(kV)は検査される患者
14を通過するX線ビーム12の出力を制御する。高電
圧発生器31は選択された所定のチューブ電圧を発生さ
せ、そのkV32をX線管の陰極と陽極との間に供給す
る。同様に、電流供給部33は放出電流(mA)34を
制御する。
【0021】浸透放射線源10について再び言及する
と、放射線写真制御手法貯蔵部50は複数の異なる放射
線写真制御手法52〜52n を保存する。操作が放射線
写真モードで、オペレータがコントロールパネル36に
配置されている複数のセレクター44から特定の分析セ
レクターを選択したとき、保存されている放射線写真制
御手法52〜52n の内の1つが選択され、映像システ
ムの操作が制御される。このようにして、被検者14の
適当な検査が適当な強度の照射により行われる。なお、
セレクター44は被検者14の所望の分析区域、研究の
特定の項目、映像品質の種々の点を最適化するための手
法、患者の線量を制御する手法またはこれらの組合わせ
を選択するのに使用することもできる。
【0022】透視制御手法保存部60は少なくとも2つ
の異なる透視制御手法60〜62nを保存する。分析セ
レクター44の1つがオペレータにより選択され、さら
にオペレータが透視モードを選択したとき、保存されて
いる透視制御手法60〜62n の1つで、最良の映像を
形成するものが選ばれ、浸透放射線源10からの出力を
制御するために用いられる。この透視制御手法保存部6
0は別の保存区域として、浸透放射線源10の一部とし
て、あるいは情報制御パネルの一部として配置させるこ
とができる。
【0023】像増倍管18は形成された像の強度、輝度
を感知するセンサー64を含むものであってもよい。こ
のセンサー64はフィードバック信号65をエラー修正
手段66に提供する。このエラー修正手段は予測される
輝度または強度を実際に受理した値と比較し、透視制御
手法60〜62n の1つによる利用のためのエラー調整
信号67を供給する。ここにおいて、これらの手法はエ
ラー信号を制御操作に一体化することもできる。さもな
くば、このエラー信号を電力供給システム30へ直接、
通過させ、高電圧発生器もしくは電流供給部により使用
させ、これによりX線出力を調整するようにしてもよ
い。
【0024】本発明の重要な概念は、1つの制御手法が
検査の全ての型について最良の映像品質を作り出せない
という認識に基づいていることである。同様に、1つの
制御手法が映像品質の全ての点について最良化する事が
できない。したがって、本発明は種々の異なる制御手法
またはアルゴリズム(算法)を備えたX線発生器を提供
しようとするものである。ここで用いられる各手法は検
査される特定の区域での使用のため最適化される。この
ようにして、透視制御手法は分析区域の選択など、所望
の検査の要望にマッチしたものが選択される。
【0025】オペレータに特定の透視制御手法を選択さ
せるという余分な雑用で負担をかけるのを回避するた
め、これらの手法はオペレータにより選択される分析学
的制御手法のそれぞれに応答し得るようにプログラム化
されている。したがって、例えば上部胃腸セレクター4
4aが押されたとき、そのような検査のための放射線写
真ファクターの一般的なセットが自動的に装填されX線
管Aの出力を制御し得るようになっている。この実施例
において、このシステムが透視モードのときで、上部胃
腸セレクター44aが選択されたとき、保存部60で保
存されている透視制御手法であって、その検査に適した
ものが用いられ、kV、mAおよびパルス幅(もし、パ
ルス透視が用いられるとき)が制御され、これによりX
線管出力が制御される。特定の分析区域を表す信号を用
いた透視法において、適当な透視制御手法60〜62n
が回収され、電力供給部30を制御するのに用いられ
る。なお、このシステムは映像システムが放射線写真モ
ードのとき、適当な放射線写真制御手法52〜52n を
選択するようにもアレンジされている。
【0026】本発明の他の実施例では、異なる集積回路
でのソフトウエアに保存されている異なる透視制御手法
を備えており、選択された集積回路は異なる位置にてシ
ステム中に組込まれる。さらに他の実施例は図1に示す
ようにラベル付き機械的スイッチ70〜70n を用いて
透視制御手法を選択するようにしている。
【0027】本発明の他の特徴は、オペレータがオーバ
ーライドセレクター72を活動させスイッチ74、76
によりmAおよびkVを手動で制御し得るようにしたこ
とである。このモードにおいて透視制御手法はバイパス
され、mAおよびkV出力がオペレータにより直接制御
される。
【0028】図2は本発明に基づく特定の透視制御手法
の選択を示すフロー図である。オペレータは最初に所望
の分析区域と検査の項目80を選ぶ。公知の映像制御シ
ステム、例えばMTX340、MTX360、MTX3
80、MTX3100(ピッカー・インターナショナル
社)においては、人体の24の異なる分析区域が検査の
ため選択し得るようになっている。これらの選択に基づ
いてそれに適した放射線写真パラメータが公知の方法に
より発生器の放射線写真制御部82へ導入される。これ
を本発明に特に適用させた場合、選ばれた検査に適した
透視制御手法が発生器の透視制御部86へ導入される。
【0029】制御パラメータおよび手法が発生器の制御
部へ導入されたのち、オペレータは通常、透視映像化8
8を開始し、映像化される分析部に対し映像化システム
を位置決めする。その後、検査は放射線写真映像化84
と、さらなる透視映像化とを伴った種々の操作が含まれ
る。透視映像化の場合、適当な透視制御手法が用いら
れ、所望のkV、mAおよびパルス幅(もし、パルス透
視が用いられるとき)が与えられ、X線管出力90の制
御がなされる。
【0030】図3ないし図6は透視制御手法により得ら
れた詳細な出力をkVとmAとの関係で示している。こ
れは本発明で連続的透視法として適用することができ
る。
【0031】なお、全ての検査について単一のkV/m
A曲線がもたらされるような単一の最適透視制御手法は
存在しないことを理解すべきである。なぜならば、最良
の手法は検査の項目(型)に依存するからである。さら
に最良の手法はどの映像パラメータが最適化されるかに
も依存している。したがって、以下に述べるものは幾つ
かの可能な適用例とそのkV/mA曲線を示しているに
過ぎない。
【0032】最初に、バリウムを用いた検査において、
連続的透視に一般に用いられているkV/mA曲線は、
他の発生器で用いられていたものである。これはバリウ
ム映像化用に作られ、図3に実線で示されている。この
曲線はkVが約110kV以下に減少したときmAが減
少し、kVをより高い値に保つようにしている。より高
いkVはバリウムの密な蓄積を透過するために必要なも
のである。もし、kVが低すぎると、映像は単に黒(バ
リウムの部分)と白(バリウムのないの部分)とを示す
に過ぎない。
【0033】他の透視制御手法は柔らかい組織において
高いコントラストを与えるものである。図4に示すよう
に、高いコントラストはより低いkVでもたらされる。
すなわち、高いコントラストはkVが低く止まるが80
kV以下にはならないkV/mA曲線でもたらされる。
図4はしたがって比較的高いコントラストが得られる曲
線の例である。
【0034】その他、低い線量での映像化を与える手法
がある。図5に示すように、低い線量での操作は一般に
より高いkVで達成される。しかし像増倍管の効率が減
少するため、非常に高いkVでは線量の減少はより小さ
くなる。これは高いコントラストに関する図4との関連
で述べた条件と反対のものである。さらに、高コントラ
ストまたは低線量の曲線が極端な場合の汎用的透視制御
手法もある。この場合、中間的手法が望まれる。この手
法の1つの曲線は図6に示すような直線である。小児科
の検査を含む他の多くの型の検査について制御手法を最
適化することもさらに可能である。上記の図3ないし6
は透視制御手法を特定の適用に合わせた例を示してい
る。これらの特定化された手法は検査の特定の区域、特
定の項目(型)に結び付けることができる。透視モード
で特定の分析区域が検査される場合、調整された透視制
御手法がその区域の最適化像を得るのに求められる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、満足な映像とともに、
患者への照射線量を減少することができる透視制御手法
を選択できる。なお、本願発明を医学分野について説明
したが、工業など非医学的分野についてもこの透視映像
化の手法が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる放射線写真映像のブロック図。
【図2】図1の装置に用いられるモード選択手法を示す
フロー図。
【図3】本発明に用いられる選択的透視制御手法につい
てのkVとmAとの関係を示す線図。
【図4】本発明に用いられる選択的透視制御手法につい
てのkVとmAとの関係を示す線図。
【図5】本発明に用いられる選択的透視制御手法につい
てのkVとmAとの関係を示す線図。
【図6】本発明に用いられる選択的透視制御手法につい
てのkVとmAとの関係を示す線図。
【符号の説明】
10…浸透放射線源 12…通路 14…患者(被検者) 16…入力面 18…像増倍管 20…出力面 22…ビデオカメラ 24…増幅器 26…モニター 30…電力供給システム 31…高電圧発生器 33…電流供給部 36…コントロールパネル 44…セレクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガイ エフ.ヒルトン アメリカ合衆国 オハイオ州 リッチモン ド ハイツ 108エイ,リッチモンド パ ーク イースト 446 (72)発明者 ウィリアム エイチ.エイマー アメリカ合衆国 オハイオ州 44023,シ ャグリン フォールズ,ウィスパーウッド サークル 9744

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透視モードで操作可能な放射線写真映像
    装置であって、装置使用時において被検者を透過し放射
    線検出手段(16)に衝突する放射線ビームを発生させ
    るためのX線管(A)と;X線管(A)、従って上記映
    像装置の操作を制御するコマンドを入力するためのオペ
    レータ入力手段(36)と;少なくとも2つの異なる透
    視制御手法(62)を保存するための透視制御手法保存
    手段(60)と;上記装置が透視モードで操作されてい
    るとき保存されている透視制御手法(62)の内から特
    定の透視制御手法(62)を選択するための透視制御手
    法選択手段とからなり;該選択手段が該オペレータ入力
    手段(36)に対するコマンド入力に応じて特定の透視
    制御手法(62)を選ぶようにしたことを特徴とする映
    像装置。
  2. 【請求項2】 該オペレータ入力手段(36)がX線管
    (A)の操作を制御するコマンドを入力するための複数
    のセレクター(44、70、72、74、76)を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の映像装置。
  3. 【請求項3】 該セレクターが、検査される被検者(1
    4)の分析区域;必要とする検査項目、得ようとする被
    検者(14)の画像の所望とする品質;被検者(14)
    に適用される放射線量;のうちの少なくとも1つに応じ
    てX線管(A)の操作の制御を可能とするセレクター
    (44)を含むことを特徴とする請求項2記載の映像装
    置。
  4. 【請求項4】 該透視制御手法選択手段が、X線管
    (A)に適用されるkVおよびmAを制御し得ることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の映像装
    置。
  5. 【請求項5】 該オペレータ入力手段(36)が、オペ
    レータによりkVおよびmAを直接制御するためのオー
    バーライド手段(72、74、76)し得ることを特徴
    とする請求項4記載の映像装置。
  6. 【請求項6】 該透視制御手法選択手段が、パルス透視
    モードを有する装置の場合、パルス幅を制御し得ること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の映像
    装置。
  7. 【請求項7】 該透視制御手法選択手段が、kVが選択
    された値より以下に減少したとき、X線管(A)に適用
    されるmAを減少させることを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれかに記載の映像装置。
  8. 【請求項8】 該透視制御手法選択手段が、柔らかい組
    織の高コントラスト画像を得るため、比較的低いkV放
    射線ビームの使用が可能であることを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれかに記載の映像装置。
  9. 【請求項9】 該透視制御手法選択手段が、kVを増大
    させ、mAを減少させることにより、被検者(14)へ
    低い線量を提供し得ることを特徴とする請求項1ないし
    8のいずれかに記載の映像装置。
  10. 【請求項10】 該透視制御手法選択手段が、透視制御
    手法を手動でセットするための手段(70)を有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の映
    像装置。
  11. 【請求項11】 透視モードで操作可能な放射線写真映
    像方法であって、メモリー位置(62)にて少なくとも
    2つの異なる透視制御手法を保存し;この保存されてい
    る透視制御手法(62)の内から特定の透視制御手法
    (62)を選択し;透視操作モードにおいてX線管
    (A)から選ばれた特定の透視制御手法(62)に従っ
    て放射線ビームを発生させ、このビームを被検者を透過
    し放射線検出手段(16)に衝突させる;工程を含み;
    透視制御手法(62)の選択を、放射線ビームにより照
    射される被検者(14)の部位、検査の項目、画像品質
    を最良にするための手法、線量を制御する手法の少なく
    とも1つに応じて行うことを特徴とする映像方法。
  12. 【請求項12】 該被検者(14)の部位が、分析区域
    であることを特徴とする請求項11記載の映像方法。
  13. 【請求項13】 該透視制御手法(62)により制御さ
    れる値が、X線管〓(A)に供給されるキロボルトおよ
    びミリアンペアを含むことを特徴とする請求項11また
    は12記載の映像方法。
  14. 【請求項14】 該透視制御手法(62)により制御さ
    れる値が、パルス透視操作モードで操作される場合、パ
    ルス幅を含むことを特徴とする請求項11、12または
    13記載の映像方法。
JP6268371A 1993-10-13 1994-10-06 放射線写真映像装置および方法 Pending JPH08196528A (ja)

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