JP2001037748A - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

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JP2001037748A
JP2001037748A JP11217178A JP21717899A JP2001037748A JP 2001037748 A JP2001037748 A JP 2001037748A JP 11217178 A JP11217178 A JP 11217178A JP 21717899 A JP21717899 A JP 21717899A JP 2001037748 A JP2001037748 A JP 2001037748A
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JP
Japan
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flat panel
ray
ray detector
imaging
photographing
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JP11217178A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Umeda
充 梅田
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 フラットパネルX線検出器を用いた場合でも
透視撮影及び通常撮影ともに良好な撮影画像を得る。 【解決手段】 透視撮影の場合、駆動制御器6aに対し
て透視用フラットパネルX線検出器71を退避させず撮
影用フラットパネルX線検出器72上の撮影領域に位置
する。通常撮影の場合、駆動制御器6aに対して透視用
フラットパネルX線検出器71を退避させ、撮影用フラ
ットパネルX線検出器72が撮影領域に位置する。透視
用フラットパネルX線検出器71は、予想される最大入
射X線による出力がA/D変換器のレンジの最大値程度
になるよう、アンプの出力比較的大きい倍率に設定され
る。撮影用フラットパネルX線検出器72は、予想され
る最大入射X線による出力がA/D変換器のレンジの最
大値程度になるよう、比較的小さい倍率に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体にX線を照
射することにより被検体のX線像を得るためのX線撮影
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線管とX線検出手段を被検体を挟んで
対向配置させ、X線を被検体に照射することにより、そ
の透過像を撮影するX線撮影装置が広く医療診断に用い
られている。
【0003】X線検出手段には、従来よりX線フィルム
が用いられているが、X線フィルムを用いた場合、体内
の撮像部位をおおまかに予想して、撮像を行う必要があ
り、適確に撮影部位を捕らえることが困難な場合もある
ことから、近年透視撮影及び通常撮影が可能なイメージ
インテンシファイヤとTVカメラを組み合わせたX線検
出器が広く用いられている。ここで、透視撮影とは、比
較的弱いX線を被検体に照射しリアルタイムで透視像を
得る手法であり、体内の撮像部位を特定するのに用いら
れるのに対し、通常撮影とは透視撮影で特定された部位
に対して比較的強いX線を照射し診断画像を得る手法を
いう。
【0004】イメージインテンシファイヤとTVカメラ
を組み合わせたX線検出器では、イメージインテンシフ
ァイヤに入射した強度に応じてX線が光に変換され、そ
れをTVカメラによって撮影することによりX線透視像
が得られるものであるが、サイズが大掛かりかつ複雑に
なることから、近年入射X線を直接電子データに変換す
ることでX線像を得るフラットパネルX線検出器が注目
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透視撮
影と通常撮影では、画像1フレーム当たりに入射するX
線量が100倍以上変化する場合があるが、フラットパ
ネルX線検出器では、イメージインテンシファイヤとT
Vカメラを組み合わせたX線検出器のように光学的絞り
に相当する手段が存在しないため、100倍以上のX線
変化量に対応するダイナミックレンジが必要となる。こ
のため一枚のフラットパネルX線検出器で透視撮影及び
通常撮影を行う場合、完全にそれらのダイナミックレン
ジに対応できないことから画質の劣化を伴う場合が生じ
る。
【0006】そこで、本発明は、フラットパネルX線検
出器を用いた場合でも透視撮影及び通常撮影ともに良好
な撮影画像が得られるX線撮影装置の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のX線撮影装置
は、X線発生手段と、被検体を挟んで前記X線発生手段
に対向配置され、X線検出感度がそれぞれ異なる2つの
フラットパネルX線検出器と、前記フラットパネルX線
検出器の一方を選択的に前記被検体の撮像領域に設定す
る設定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】前記フラットパネルX線検出器は、透過X
線を電荷として蓄積する平面状のX線検出部と、蓄積さ
れた電荷を読み出して電気信号に変換する信号変換部
と、前記信号変換部から出力される信号を増幅するアン
プと、増幅された電気信号をデジタル信号に変換するA
/D変換部を有し、ぞれぞれのフラットパネルX線検出
器は前記アンプの増幅度が異なることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかるX線撮影装
置の一実施形態を示す概略図である。図1において、被
検体Bを載置する撮影台1の上方にはX線管2が配設さ
れており、X線管2は、X線制御器4によって制御され
る高圧発生器3によって高電圧電流が供給され、X線を
発生する。被検体Bを挟んでX線管2と対向する撮影台
1の下方内部には透視用フラットパネルX線検出器7
1、及び撮影用フラットパネルX線検出器72が配設さ
れており、透視用フラットパネルX線検出器71は撮影
用フラットパネルX線検出器72の上方に配設され、駆
動制御器6aによって駆動制御される駆動手段6bによ
って透視用フラットパネルX線検出器71は撮影領域か
ら退避可能に構成されている。これにより被検体Bの撮
影を透視用フラットパネルX線検出器71と撮影用フラ
ットパネルX線検出器72を選択して行うことが可能と
なる。
【0010】また、透視用フラットパネルX線検出器7
1及び撮影用フラットパネルX線検出器72はデータ収
集制御器73によって撮像データの取り込みなどの制御
がされ、撮影されたデータは画像メモリ8に一旦記憶さ
れ、CRT9に撮影画像として表示される。制御手段5
は、上述したX線制御器4、駆動制御器6a、データ収
集制御器73及び画像メモリ8を統一的に制御すること
で、被検体BのX線撮影を行う。
【0011】図2は、透視用フラットパネルX線検出器
71及び撮影用フラットパネルX線検出器72の概略構
成を示しており、双方とも2次元の平面形状をしてお
り、図2(a)に示されるように、光導電体膜7e(例
えばアモルファス・セレン膜、Cd(Zn)Te膜)が
X線入射側に形成された表面電極7aとそれに対向して
各画素を形成するよう複数形成された電荷収集電極7b
によって挟まれている。各画素には電荷収集電極7bと
共に検出された電荷を蓄積するコンデンサ7d及びコン
デンサ7dに蓄積された電荷を出力するTFTトランジ
スタ7cが配設されており、図2(b)に示されるよう
に、各TFTトランジスタ7cはドライブコントローラ
7fによって制御され、 TFTトランジスタ7cを介
して出力された電荷は、マルチプレクサ7g、アンプ7
h、及びA/D変換器7iを介して画像メモリ8に出力
される。
【0012】図2(a)において、X線がこの光導電体
膜7eに入射するとそのエネルギーを放出し、電子と正孔
のペアーに変換され、これによって生じた電荷は外部印
加電圧の作用で両電極7a、7bに移動する。そして図2
(b)に示されるように電荷収集電極7bを介してコンデ
ンサ7dに蓄積され、ドライブコントローラ7fによって制
御されたTFTトランジスタ7c及びマルチプレクサ7g
を介して逐一デジタル・ビデオ信号として出力される。
出力されたデジタル・ビデオ信号はアンプ7hにおいて
増幅された後、A/D変換器7iによってディジタルデ
ータに変換され、図1に示される画像メモリ8に記憶さ
れる。
【0013】透視用フラットパネルX線検出器71及び
撮影用フラットパネルX線検出器72の基本的構成は図
2に示すとおりであるが、透視用フラットパネルX線検
出器71のアンプ7hの倍率と撮影用フラットパネルX
線検出器72のアンプ7hの倍率はそれぞれ異なる。す
なわち、透視用フラットパネルX線検出器71では、透
視撮影時に用いられるため、比較的弱いX線を正確に検
知できるよう、予想される最大入射X線による出力がア
ンプ7hのレンジの最大値程度になるよう比較的大きい
倍率に設定されている。また、撮影用フラットパネルX
線検出器72では、通常撮影時に用いられるため、強い
X線を正確に検知できるよう、予想される最大入射X線
による出力がA/D変換器7iのレンジの最大値程度に
なるよう比較的小さい倍率に設定されている。
【0014】図3は、各画素から順次時系列にシリアル
データとして出力される信号を示したものであり、図3
(a)は透視撮影時、図3(b)は通常撮影時のものを
示しており、いずれの場合もアンプ出力がA/D変換器
7iのレンジの最大値程度になっていることが示されて
いる。これにより、透視撮影及び通常撮影の場合であっ
ても、それぞれA/D変換器7iの最大入力レンジを有
効に利用した出力が得られるため、精度の高い被検体B
の撮影を行うことが可能となる。
【0015】つぎに、本発明のX線撮像装置を用いて被
検体Bの撮像を行う場合の制御手段5の動作を図4に示
されるフローチャートに基づいて説明する。まず、不図
示の操作部等から撮影指示があると制御手段5はその撮
影形態が通常撮影か透視撮影であるかを判断する(S
1)。透視撮影である場合、図5(a)に示されるよう
に、図1の駆動制御器6aに対して透視用フラットパネ
ルX線検出器71を退避させず撮影用フラットパネルX
線検出器72上の撮影領域に位置するよう指示する(S
2)。また、通常撮影である場合、図5(b)に示され
るように、図1の駆動制御器6aに対して透視用フラッ
トパネルX線検出器71を退避させ、撮影用フラットパ
ネルX線検出器72が撮影領域に位置するよう指示する
(S3)。これにより、それぞれの撮影形態に応じたフ
ラットパネルX線検出器によりX線撮影がなされること
となる。
【0016】次に、制御手段5は、X線制御器4に対し
てX線照射指示を行うと共に(S4)、データ収集制御
器73及び画像メモリ8に対してデータ収集指示を行う
(S5)。これにより、被検体Bの撮像データは適宜デ
ータ処理がなされ画像メモリ8に保持され、CRT9に
そのX線撮影画像が表示される。
【0017】なお、上述した実施例では、透視用フラッ
トパネルX線検出器71を撮影用フラットパネルX線検
出器72の上部に配設した例を示したが、図6に示され
るように、撮影用フラットパネルX線検出器72を透視
用フラットパネルX線検出器71の上部に配設する構成
を用いることも可能である。かかる場合、透視撮影時に
撮影用フラットパネルX線検出器72を退避させ、通常
撮影時に撮影用フラットパネルX線検出器72を透視用
フラットパネルX線検出器71の上部に位置するよう制
御すればよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、フラットパネルX線検
出器を用いた場合において、透視撮影及び通常撮影に応
じて、それぞれに適した感度を有するフラットパネルX
線検出器によりそれぞれの撮影がなされるため、両撮影
ともに良好な撮影画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるX線撮影装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】フラットパネルX線検出器の構成を示す模式図
である。
【図3】フラットパネルX線検出器におけるアンプ出力
を示す図である。
【図4】制御手段の動作を示すフローチャートである。
【図5】透視撮影と通常撮影における2つのフラットパ
ネルX線検出器の位置関係を示す図である。
【図6】透視撮影と通常撮影における2つのフラットパ
ネルX線検出器の位置関係を示す図である。
【符号の説明】
B:被検体 1:撮影台 2:X線管 6a:駆動制御器 6b:駆動手段 71:透視用フラットパネルX線検出器 72:撮影用フラットパネルX線検出器 73:データ収集制御器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線発生手段と、被検体を挟んで前記X
    線発生手段に対向配置され、X線検出感度がそれぞれ異
    なる2つのフラットパネルX線検出器と、前記フラット
    パネルX線検出器の一方を選択的に前記被検体の撮像領
    域に設定する設定手段と、を備えたことを特徴とするX
    線撮影装置。 【0001】
JP11217178A 1999-07-30 1999-07-30 X線撮影装置 Pending JP2001037748A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002253540A (ja) * 2001-02-27 2002-09-10 Canon Inc 医療用撮影システム及び撮影表示方法
JP2007151724A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Shimadzu Corp X線診断装置

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