JP2002253540A - 医療用撮影システム及び撮影表示方法 - Google Patents

医療用撮影システム及び撮影表示方法

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JP2002253540A
JP2002253540A JP2001052937A JP2001052937A JP2002253540A JP 2002253540 A JP2002253540 A JP 2002253540A JP 2001052937 A JP2001052937 A JP 2001052937A JP 2001052937 A JP2001052937 A JP 2001052937A JP 2002253540 A JP2002253540 A JP 2002253540A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透視画像の解剖学的位置をより分かりやすく
視覚化し、透視画像の撮影位置をよりよく制御できるよ
うにすること。 【解決手段】 医療用撮影システムは、X線を放射する
X線管(20)と、透視画像を撮影する透視撮影デバイ
ス(26)と、X線画像を撮影するX線撮影デバイス
(42)と、前記透視撮影デバイスとX線撮影デバイス
を切り換える切り換え手段(38,33)と、前記透視
画像と前記X線画像の相対位置を決定するCPU(3
6)と、前記透視画像と前記X線画像を決定された相対
位置となるように重ねて表示する表示器(39)とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用撮影システ
ム及び撮影表示方法に関し、更に詳しくは、透視撮影及
びX線撮影を切り換えて実行可能な医療用撮影システム
及び医療用撮影システムにおける撮影表示方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】リアルタイム画像、すなわち動画である
透視画像を撮影する透視撮影と、静止画であるX線画像
を撮影するX線撮影とを素早く切り変えて撮影可能な現
在の医療システムは、一般に、被写体である受診者を支
える可動テーブルトップと、X線源と、透視撮影デバイ
スと、X線撮影デバイスとから成る。X線源は、テーブ
ルのテーブルの上方に設置される。透視撮影を行う場
合、X線管がX線を発生し、受診者を照射する。受診者
及びテーブルトップを通り抜けたX線は、通常、イメー
ジ増倍管であるX線画像受信器を用いて検知される。透
視モードでは比較的弱いX線管電流が用いられるため、
各画像フレームあたりの照射X線量は低い。ユーザーが
X線画像を指示した場合、X線撮影デバイスが機械的に
テーブルトップと透視撮影デバイスとの間に移動され、
そしてX線画像を撮影する。X線画像は通常は透視撮影
の際よりも高いチューブ電流を用いて撮影されるが、必
ずしもこれに限るものではない。X線管電圧を変更する
こともできる。
【0003】現在商品として流通しているこの種の機器
として典型的なX線撮影デバイスは、単フィルムスクリ
ーンカセッテ又はフィルムチェンジャーのいずれかであ
る。共に、各フィルムを2回又は4回使用できるよう
に、露光の際にフィルムの半分又は3/4をマスクする
のが一般的である。これにより、フィルムの使用数を減
らすことができ、フィルムスクリーンカセッテの場合に
は、ユーザーがカセッテを交換する回数を減らすことが
できる。しかし、このことは同時に、画像の大きさを半
分又は1/4に制限することになる。
【0004】現在、所謂コンピュータX線(CR)撮影
プレート及びデジタルX線(DR)フラットパネル検知
器を含むX線撮影デバイスとして用いられているフィル
ムスクリーンシステムに代わる、多くのシステムが存在
する。
【0005】CRプレートは、プレートに照射されたX
線から構造内のトラップにエネルギーを吸収する光誘導
可能な蛍光体から成り、所謂潜像を形成する。X線照射
の後、少ししてから撮影プレートの表面をレーザーでス
キャンして潜像を読み取る。レーザー光は、トラップさ
れたエネルギーが光として放出されるように蛍光体を誘
導し、放出された光は、適切な感光検知器を用いて集め
られ、デジタル化される。CRプレートを、現在使われ
ているフィルムスクリーンカセッテまたはフィルムチェ
ンジャーシステムの代わりに用いることも可能である。
フィルムスクリーンの代わりにCRプレートを用いるこ
とで、画像をデジタル形式で得ることができるという利
点がある。CRプレートは、最初のX線露光の後で画像
を処理しなければならないというフィルムと同じ欠点を
有するが、CRリーダーを透視テーブル内に組み込むこ
とで、露光後、数分でデジタル画像を提供することがで
きる。
【0006】DRフラットパネルセンサーには様々な技
術を用いたものがあるが、そのいくつかは、CR及びフ
ィルムスクリーン技術とは違い、X線画像撮影に限ら
ず、透視撮影装置として用いることも可能である。DR
フラットパネルセンサーは広域の画素化された構成を有
し、直接のものと、間接のものとに分類される。
【0007】典型的な間接DRセンサは、フィルムスク
リーンの組み合わせで用いられるスクリーンに似た蛍光
素材により覆われた、アモルファスシリコン画素構成を
有する。スクリーンに入射したX線から吸収されたエネ
ルギーは光に変換され、フラットパネルセンサーにより
検知されて、空間的にデジタル化された画像が得られ
る。そして、この画像は電気的に読み出され、デジタル
化されて、完全なデジタル画像が得られる。
【0008】直接DRセンサーでは、X線はセレンなど
の素材でできた平面層で吸収される。吸収されたエネル
ギーは電荷を作り出し、この電荷は画素構造で蓄積さ
れ、上述と同様にして読み出される。透視撮影には向か
ないこのタイプのセンサーは、フィルムスクリーンカセ
ッテシステムと同じ方法で用いることができ、X線画像
が必要なときにX線ビームの光路上に機械的に移動され
る。イメージ増倍管の代わりに、透視撮影及びX線撮影
に適したセンサーを用いることもできるため、その場
合、2つの別体の撮像システムにしておく必要性が無く
なり、X線撮影デバイスをX線フィールド内に出し入れ
するための機械構成も不要となる。
【0009】X線撮影デバイスがフィルムなどのアナロ
グデバイスであるシステムでは、X線画像は透視処理の
後、少ししてから処理される。しかし、デジタルアナロ
グデバイスを使ってX線画像を撮影したならば、そのX
線画像は、透視処理の進行中に利用可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】イメージ増倍管は、X
線撮影デバイスよりも狭い撮像領域を有する。たとえ透
視画像撮影のためにDRセンサーやその他のデジタルセ
ンサーを用いたとしても、受診者への照射量を最小限す
る必要性と、センサーの読み出し最大速度とから、用い
られる視野は現在のイメージ増倍管と共に用いられるも
のと同様となる。このように視野が限られることでX線
画像の理解が妨げられ、更に、イメージ増倍管の位置制
御を難しくすることもある。
【0011】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
であり、透視画像の解剖学的位置をより分かりやすく視
覚化し、透視画像の撮影位置をよりよく制御できるよう
にすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の医療用撮影システムは、X線を放射するX
線管と、透視画像を撮影する第1の撮影手段と、X線画
像を撮影する第2の撮影手段と、前記第1の撮影手段と
前記第2の撮影手段を切り換える切り換え手段と、前記
透視画像と前記X線画像の相対位置を決定する相対位置
決定手段と、前記透視画像と前記X線画像を、前記相対
位置決定手段により決定された相対位置となるように重
ねて表示する表示手段とを有する。
【0013】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記透視画像と前記X線画像の少なくともいずれか一方の
画像のサイズ及び画素値を、当該透視画像及びX線画像
の対応画像領域のサイズ、画素値のレベル、コントラス
トの内の少なくともいずれかが略一致するように調整す
る調整手段を更に有し、前記表示手段は、前記調整手段
により調整された透視画像及びX線画像を表示する。
【0014】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記第2の撮影手段の位置を移動する駆動手段を更に有
し、前記第2の撮影手段は前記X線管の照射領域外の所
定位置を基準位置とし、前記選択手段により前記第2の
撮影手段が選択された場合に、前記駆動手段は、前記X
線管の照射領域内に前記第2の撮影手段を移動する。
【0015】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記第1の撮影手段及び第2の撮影手段前記は同一
のセンサーにより構成され、X線画像を撮影する場合
と、透視画像を撮影する場合とで、前記センサーの読み
出し領域が異なるように制御する。
【0016】更に、本発明の好適な一様態によれば、前
記表示手段は、少なくともX線画像全体を表示可能な表
示領域を有する。
【0017】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記相対位置決定手段は、前記X線管と、前記第2の撮影
手段と、前記第1の撮影手段との相対位置に基づいて、
前記透視画像と前記X線画像の相対位置を決定する。
【0018】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記X線管を移動する手段と、前記第1の撮影手段を移動
する手段とを更に有する。
【0019】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記X線管及び前記第1の撮影手段は機械的に一体
化されており、一括して位置を移動させる手段を更に有
する。
【0020】更に、本発明の好適な一様態によれば、被
写体を支持する支持手段と、前記支持手段を移動させる
手段を更に有する。
【0021】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記表示手段は、前記透視画像の下に前記X線画像が見え
るように表示する。
【0022】また、本発明の好適な一様態によれば、X
線画像は、透視画像よりも撮像範囲が広い。
【0023】また、上記目的を達成するために、X線を
放射するX線管と、透視画像を撮影する第1の撮影手段
と、X線画像を撮影する第2の撮影手段とを有する医療
用撮影システムにおける本発明の撮影表示方法は、前記
第1の撮影手段を用いて透視画像を撮影する第1の撮影
工程と、前記第2の撮影手段を用いてX線画像を撮影す
る第2の撮影工程と、前記透視画像と前記X線画像の相
対位置を決定する相対位置決定工程と、前記透視画像と
前記X線画像を、前記相対位置決定手段により決定され
た相対位置となるように重ねて表示する表示工程とを有
する。
【0024】本発明の好適な一様態によれば、前記工程
を繰り返す反復工程を更に有する。
【0025】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記第1の撮影手段と前記第2の撮影手段を切り換える切
り換え工程を更に有し、前記反復工程では、前記切り換
え工程により選択されない前記第1の撮影手段又は前記
第2の撮影手段を用いる前記第1の撮影工程又は前記第
2の撮影工程をスキップする。
【0026】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記第2の撮影工程後に前記第1の撮影工程を行った場合
に、前記相対位置決定工程では、X線画像に対する透視
画像の相対位置を決定する。
【0027】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記第1の撮影工程後に前記第2の撮影工程を行った場合
に、前記相対位置決定工程では、透視画像に対するX線
画像の相対位置を決定する。
【0028】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記透視画像と前記X線画像の少なくともいずれか一方の
画像のサイズ及び画素値を、当該透視画像及びX線画像
の対応画像領域のサイズ、画素値のレベル、コントラス
トの内の少なくともいずれかが略一致するように調整す
る調整工程を更に有し、前記表示工程では、前記調整工
程で調整された透視画像及びX線画像を表示する。
【0029】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記第2の撮影手段は前記X線管の照射領域外の所定位置
を基準位置とし、前記第2の撮影工程は、前記第2の撮
影手段の位置を基準位置から前記X線管の照射領域内に
移動する工程と、移動後の位置で撮影処理を行う工程と
を有する。
【0030】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記第1の撮影手段及び第2の撮影手段前記は同一
のセンサーにより構成され、前記第1の撮影工程と、前
記第2の撮影工程では、前記センサーの読み出し領域が
異なるように制御する。
【0031】更に、本発明の好適な一様態によれば、前
記相対位置決定工程では、前記X線管と、前記第2の撮
影手段と、前記第1の撮影手段との相対位置に基づい
て、前記透視画像と前記X線画像の相対位置を決定す
る。
【0032】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記第1の撮影工程は、前記X線管を移動する工程と、前
記第1の撮影手段を移動する工程と、移動後の位置で撮
影を行う工程とを有する。
【0033】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記X線管及び前記第1の撮影手段は機械的に一体
化されており、前記第1の撮影工程は、前記X線管及び
前記第1の撮影手段を移動する工程と、移動後の位置で
撮影を行う工程とを有する。
【0034】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記医療用撮影システムは、被写体を支持する支持手段を
更に有し、前記第1の撮影工程及び前記第2の撮影工程
に先立って、前記支持手段を移動させる工程を更に有す
る。
【0035】更に、本発明の好適な一様態によれば、前
記表示工程では、前記透視画像の下に前記X線画像が見
えるように表示する。
【0036】また、本発明の好適な一様態によれば、X
線画像は、透視画像よりも撮像範囲が広い。
【0037】上記構成によれば、比較的視野の狭い透視
画像を、より広い視野を有するX線画像上に重ねて表示
することにより、透視画像の解剖学的位置をより分かり
やすく視覚化することができ、透視画像の撮影位置をよ
りよく制御することができるようになる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0039】図1は、本発明の実施の形態における医療
用撮影システムのハードウエア構成及び接続を示すブロ
ック図、図2はX線画像と透視画像を重ねて表示した場
合を示す模式図である。
【0040】図1において、19,29,32,33は
駆動ユニット、20はX線管、21はX線フィールド、
22はコリメータ、23は受診者、24はテーブルトッ
プ、25及び31は散乱線除去グリッド、26は透視セ
ンサー(透視撮影デバイス)、27は2次元デジタルカ
メラ、28及び30は画像キャプチャ回路、34及び3
5は前処理回路、36はCPU、37はメインメモリ、
38は操作パネル、39及び40は表示器、41はCP
Uバス、42はX線撮影デバイスである。
【0041】上記構成を有する撮影システムは、X線撮
影と透視撮影の両方を行うことが可能である。
【0042】まず、透視撮影動作について説明する。X
線管20はX線フィールド21を作り出し、その領域は
コリメータ22により制限される。受診者23、テーブ
ルトップ24、散乱線除去グリッド25を通過したX線
は、本実施の形態におけるイメージ増倍管であって、2
次元デジタルカメラ27に係合する透視撮影デバイス2
6によって検知される。カメラ27からのデータは、C
PUバス41に直接接続される画像キャプチャ回路28
により集められる。更に、画像は画像キャプチャ回路2
8から前処理回路35に渡される。システム設計により
異なるが、データをメインメモリ37へCPUバス41
を介して渡す前に、前処理回路35でゲイン補正及び/
又はオフセット補正などの前処理を行う。一方、補正さ
れた画像は表示器39にも直接渡され、これによりビデ
オ画像が表示されることになる。
【0043】透視画像に用いられる表示器39は、透視
画像よりも大きく、透視画像の細部を充分に表示でき、
透視画像よりも大きいX線画像を透視画像と同じ縮尺で
完全に表示できる程度の大きさを有する。図2は、表示
された画像の例を示す。X線画像43のサイズは予め決
められており、透視画像44よりも大きく、その最大サ
イズはX線撮影デバイス42の大きさにより決まる。
【0044】透視画像44の表示器39における表示位
置は、駆動ユニット19,29,32,33からのフィ
ードバックから得られる、X線管20と、コリメータ2
2と、透視撮影デバイス26と、X線画像を撮影中のX
線撮影デバイス42との相対位置に基づいて幾何学的計
算により判断される。なお、適切な基準化を行った後で
表示器39のスクリーンの外周座標を取り込み、取り込
んだ座標を、X線画像43の外周座標又は、X線撮影時
のコリメータ22の露出又はX線画像43の外周座標の
いずれか小さい方の外周によって決まる、X線撮影デバ
イスの外周座標とする。
【0045】透視撮影デバイス26の位置は、CPU3
6によって制御される駆動ユニット32により制御され
る。X線管20の位置は、やはりCPU36により制御
される駆動ユニット29により制御される。別の形態で
は、X線管と透視センサーを機械的に接続して、駆動ユ
ニット1つのみを用いてもよい。別の形態では、X線管
と透視センサーを定位置に機械的に固定し、駆動ユニッ
トをテーブル24に接続しても良い。また、これらの形
態の組み合わせを用いることもできる。X線管は、X線
を連続的に生成しても、パルス状に生成しても良い。
【0046】次に、X線撮影動作について説明する。本
実施の形態においては、透視撮影が連続的に行われてお
り、X線画像を取り込むとの決定は、表示器39上の透
視画像44の情報に基づいてユーザーが操作パネル38
を介して行い、X線画像撮影の指示が為されたときに、
透視撮影に割り込む形で実行される。
【0047】X線撮影動作の開始後、駆動ユニット33
の動作が始まり、X線撮影デバイス42をX線管20と
透視撮影デバイス26間の適切な位置へ移動する。全て
の動作を制御するCPU36は同時に駆動ユニット19
を制御し、X線撮影時の視野にコリメータ22を開閉す
る。駆動ユニット33がX線撮影デバイス42を所定位
置に動かし終えると、CPU36は、X線画像を生成す
るのに適切なレベルまでX線管電流を上げる処理を含
む、X線撮影処理を開始する。
【0048】X線撮影処理の間、X線管20により生成
され、受診者23、テーブルトップ24、散乱線除去グ
リッド31を通過したX線は、X線撮影デバイス42に
より検出される。X線撮影デバイス42からのデータ
は、画像キャプチャ回路30により集められ、前処理回
路34に渡される。そして、画像をメインメモリ37へ
渡す前に、前処理回路34でゲイン補正やオフセット補
正等の必要な前処理を行う。前処理後、図2に示すよう
に、得られたX線画像43は透視画像44が表示されて
いる同じモニター39に表示される。なお、X線画像4
3を表示器39とは別の表示器40に表示しても良い。
前処理されたX線画像はメインメモリ37に記憶され、
後で適する記憶デバイスに記憶される。
【0049】次に、上記構成を有する撮影システムの本
実施の形態における撮影手順を図3のフローチャートを
参照して説明する。
【0050】まず、ステップS1で撮影処理が開始され
ると、ステップS2において、透視画像とX線画像との
相対位置を、X線管20、透視画像撮影時とX線画像撮
影時それぞれおけるコリメータ22の露出、撮像位置に
ある時のX線撮影デバイス42、及び透視撮影デバイス
26の相対位置に基づいて予測する。その後、ユーザー
による撮影処理停止のリクエストがあるまで、ステップ
S3以降の処理を継続的に繰り返す。
【0051】ステップS3では、透視画像を取り込み、
ステップS4で画像を表示する。ステップS4における
画像の表示については、詳細に後述する。
【0052】ステップS5において、X線画像撮影又は
撮影システムの一部(例えば、X線管20等)の移動を
開始を指示するユーザー入力があるかどうかをチェック
する。ステップS5で、ユーザー入力が無い場合はステ
ップS3に戻り、透視画像の取り込みを繰り返す。ここ
でユーザー入力が撮影処理の終了を指示している場合、
撮影処理を終了する。また、撮影システムの一部を移動
する指示が入力された場合はステップS6に進み、一
方、X線画像撮影指示が入力された場合はステップS1
1に進む。
【0053】ステップS11では、X線撮影デバイス4
2をテーブルトップ24と透視撮影デバイス26との間
に挿入する。この後、ステップS12において、コリメ
ータ22の露出を広げるようにX線視野を調整し、X線
管20の電流及び電圧をX線画像撮影に適したレベルに
調整する。なお、ステップS11及びS12の順番は、
逆であっても、同時に行っても良い。また、ユーザーが
X線撮影及び透視撮影で用いられる露出を予め設定する
ようにしても良い。更に、X線管20の電圧及び電流
は、検査の前に設定しても、例えば、透視検査や何らか
のフィードバック機構を用いて自動的に決定するように
しても良い。
【0054】ステップS13で上述したようにしてX線
画像を取り込み、X線画像撮像処理が終了すると、ステ
ップS14でCPU36は自動的に透視撮影に戻る処理
を行う。すなわち、ステップS11で挿入したX線撮影
デバイス42を元の位置に戻し、ステップS12で変更
した、コリメータ22の露出を狭め、X線管20の電流
及び電圧を透視撮影に適したレベルに戻し、透視撮影デ
バイス26によるX線の受光を再開させる。
【0055】ステップS15において、透視画像に撮影
されている部分の大きさが、X線画像における同一部分
の大きさと同じになるように、X線画像を拡大/縮小す
る。このようにX線画像のサイズを調整することで、X
線画像を透視画像と同じ平面上で表現することが可能に
なる。なお、X線画像の拡大/縮小は、X線撮影デバイ
ス42の各画素の大きさを仮想的に拡大/縮小すること
により実現することができる。例えば、透視画像に撮影
されている部分に対応するX線画像の部分が、透視画像
の1/2である場合、X線撮像デバイス42の各画素の
サイズを仮想的に2倍にすることで、対応部分の大きさ
を揃えることができる。このX線撮影デバイス42の画
素サイズを仮想的に変換する計算は、透視撮影デバイス
26の平面上にX線画像を表現できるように行われる。
本実施の形態ではX線撮影デバイス42の移動は2次元
上に限られており、相対画素サイズが変動しないので、
透視撮影を開始する前にこの計算を実行することができ
る。ステップS15におけるこの拡大/縮小補正を行う
と、X線画像の画素サイズと、透視画像の画素サイズは
同じでは無くなる。
【0056】従って、ステップS16でX線画像の画素
サイズを変換し、透視画像の画素サイズと一致させる。
これによりX線画像は、透視画像と同じ画素サイズで同
じ表示器39上に表示することができるようになる。
【0057】更に、ステップS17では2つの画像を重
ね合わせた時に、似通った画像コントラストと画素値を
持って同時に観察できるように、これらの差を補正す
る。これは、平均画素値及びX線画像のコントラスト
が、多くの理由で透視画像の平均画素値及びコントラス
トとは異なるからであり、具体的には、平均画素値は、
X線露出値(X線管電流)の差とX線管電圧の差により
影響を受け、また、透視画像及びX線画像それぞれのコ
ントラストは、各画像を撮影したセンサーの内部ゲイン
差及びX線管電圧差により影響を受けるためである。補
正は、ルックアップテーブル、様々なパラメータの関係
を表現した式、又はこれらの組み合わせを用いて、画素
値、画素値の重み付け平均、又は同様な標準の処理によ
り達成することができる。
【0058】ステップS18において、補正したX線画
像を表示器39上に表示する。表示にあたり、透視撮影
デバイス26とX線撮影デバイス42の相対位置を判断
し、画像の表示位置を決定するが、相対位置はそれぞれ
駆動ユニット32及び33からのフィードバックに基づ
いて求めることができる。
【0059】上記のようにしてX線画像は表示器39上
に表示されるが、ステップS15乃至S17の処理を実
行するためにかかる時間によっては、透視画像撮影が再
開されて少ししてから、X線画像が表示されるようであ
っても良い。
【0060】その後、ステップS3に戻り、透視画像を
撮影し、ステップ4では、ステップS3で取り込んだ透
視画像を、ステップS11〜S18で取り込んで表示さ
れたX線画像上の適切な位置に重ねて表示する。透視画
像の表示位置は、駆動ユニット32及び33からそれぞ
れ得られる透視撮影デバイス26の位置及びX線撮影デ
バイス42の位置に基づいて判断することができる。
【0061】なお、透視画像はリアルタイムで撮影され
るため、透視画像はそのまま表示し、X線画像を透視画
像に合わせるように処理することが多いと考えられるた
め、上記説明では、拡大やコントラスト変更のような画
像処理のほとんどをX線画像に対して行う例を説明した
が、本発明はこれに限るものではなく、透視画像のみに
処理を施すことも可能であり、また、X線画像と、透視
画像との両方に処理を施すことも可能である。
【0062】一方、ステップS5において撮影システム
の一部構成の移動がユーザーにより操作パネル38を用
いて指示された場合、ステップS6に進む。ステップS
6では、例えばX線管20や透視撮影デバイス26など
撮影システムの一部を、対応する駆動ユニットを用いて
ユーザーによってリクエストされたように動かす。な
お、透視撮影デバイス26と、X線撮影デバイス42
と、X線管29との相対位置は、対応する駆動ユニット
から得られるフィードバックデータにより継続して更新
される。
【0063】次にステップS7で、X線画像に対する透
視画像の新しい位置を計算し、ステップS8で、表示器
における透視画像の位置を計算し、ステップS9で必要
に応じて変更する。又は、透視画像の位置が表示器39
の中心に保たれるように、X線画像の表示位置を変更す
るようにしても良い。
【0064】表示後はステップS3に戻り、上記処理を
繰り返す。
【0065】なお、本実施の形態では、X線管20、透
視撮影デバイス26、X線撮影デバイス42は、テーブ
ルトップ24に平行な平面上に限られているが、本発明
はこれに限られるものではなく、例えば別の形態とし
て、X線管と透視撮影デバイスをより自由度の高い動き
ができるようにしても良い。
【0066】撮影システムの各部の位置変化に起因する
X線画像の画像拡大/縮小処理におけるばらつきによ
り、X線画像と透視画像との相対画素サイズが変わるこ
ととなり、リアルタイムで補正されることはない。図2
に示すようなX線画像43は透視画像44の解剖学的位
置の指標として用いられ、2つの画像間の完璧な相関が
必ずしも必要なわけではない。
【0067】また、同じ撮影デバイス(センサー)を、
X線撮影デバイス及び透視撮影デバイスの両方として用
いることにより、複雑な処理を簡素化することができ
る。この場合、X線撮影デバイスを機械的に動かさなく
ても良くなる。このようなセンサーの有効撮像面領域
は、X線画像を撮影できるように、上記の蛍光像倍管間
接撮影デバイスの有効撮像面領域よりも広いため、撮影
位置を変更する場合に、透視撮影デバイス及びX線管の
位置をユーザーが制御する代わりに、X線管の位置を動
かし、その位置に係合する撮像デバイスの読み出し領域
を制御をすることで撮影位置を変更することができる。
つまり、透視画像撮影中は撮像デバイスの撮像領域全体
を使うわけではないので、画像キャプチャ回路は撮像デ
バイスの全撮像領域中、選択された領域からのみ画像を
キャプチャすればよい。
【0068】
【他の実施形態】本発明の目的は、透視撮影及びX線撮
影を両方行うことのできるシステムに対して、前述した
実施の形態の制御を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に
格納されたプログラムコードを読み出し実行することに
よっても、達成されることは言うまでもない。この場
合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が
前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
ことになる。また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーテ
ィングシステム(OS)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。こ
こでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例
えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディス
ク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカ
ード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、
光磁気ディスク、MOなどが考えられる。
【0069】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図3に示すフローチャー
トに対応するプログラムコードが格納されることにな
る。
【0071】
【発明の効果】本発明の効果は、比較的視野の狭い透視
画像を、より広い視野を有するX線画像上に重ねて表示
することにより、透視画像の解剖学的位置をより分かり
やすく視覚化することができ、透視画像の撮影位置をよ
りよく制御することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における医療用撮影システ
ムのハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における透視画像とX線画
像を重ねて表示した場合を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態における医療用撮影システ
ムの動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
19,29,32,33 駆動ユニット 20 X線管 21 X線フィールド 22 コリメータ 23 受診者 24 テーブルトップ 25、31 散乱線除去グリッド 26 透視センサー(透視撮影デバイス) 27 2次元デジタルカメラ 28、30 画像キャプチャ回路 34、35 前処理回路 36 CPU 37 メインメモリ 38 操作パネル 39、40 表示器 41 CPUバス 42 X線撮影デバイス

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を放射するX線管と、 透視画像を撮影する第1の撮影手段と、 X線画像を撮影する第2の撮影手段と、 前記第1の撮影手段と前記第2の撮影手段を切り換える
    切り換え手段と、 前記透視画像と前記X線画像の相対位置を決定する相対
    位置決定手段と、 前記透視画像と前記X線画像を、前記相対位置決定手段
    により決定された相対位置となるように重ねて表示する
    表示手段とを有することを特徴とする医療用撮影システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記透視画像と前記X線画像の少なくと
    もいずれか一方の画像のサイズ及び画素値を、当該透視
    画像及びX線画像の対応画像領域のサイズ、画素値のレ
    ベル、コントラストの内の少なくともいずれかが略一致
    するように調整する調整手段を更に有し、 前記表示手段は、前記調整手段により調整された透視画
    像及びX線画像を表示することを特徴とする請求項1に
    記載の医療用撮影システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の撮影手段の位置を移動する駆
    動手段を更に有し、 前記第2の撮影手段は前記X線管の照射領域外の所定位
    置を基準位置とし、前記選択手段により前記第2の撮影
    手段が選択された場合に、前記駆動手段は、前記X線管
    の照射領域内に前記第2の撮影手段を移動することを特
    徴とする請求項1または2に記載の医療用撮影システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記第1の撮影手段及び第2の撮影手段
    前記は同一のセンサーにより構成され、X線画像を撮影
    する場合と、透視画像を撮影する場合とで、前記センサ
    ーの読み出し領域が異なるように制御することを特徴と
    する請求項1または2に記載の医療用撮影システム。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、少なくともX線画像全
    体を表示可能な表示領域を有することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の医療用撮影システム。
  6. 【請求項6】 前記相対位置決定手段は、前記X線管
    と、前記第2の撮影手段と、前記第1の撮影手段との相
    対位置に基づいて、前記透視画像と前記X線画像の相対
    位置を決定することを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載の医療用撮影システム。
  7. 【請求項7】 前記X線管を移動する手段と、 前記第1の撮影手段を移動する手段とを更に有すること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の医療用
    撮影システム。
  8. 【請求項8】 前記X線管及び前記第1の撮影手段は機
    械的に一体化されており、一括して位置を移動させる手
    段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載の医療用撮影システム。
  9. 【請求項9】 被写体を支持する支持手段と、 前記支持手段を移動させる手段を更に有することを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれかに記載の医療用撮影シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記表示手段は、前記透視画像の下に
    前記X線画像が見えるように表示することを特徴とする
    請求項1乃至9のいずれかに記載の医療用撮影システ
    ム。
  11. 【請求項11】 X線画像は、透視画像よりも撮像範囲
    が広いことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに
    記載の医療用撮影システム。
  12. 【請求項12】 X線を放射するX線管と、透視画像を
    撮影する第1の撮影手段と、X線画像を撮影する第2の
    撮影手段とを有する医療用撮影システムにおける撮影表
    示方法であって、 前記第1の撮影手段を用いて透視画像を撮影する第1の
    撮影工程と、 前記第2の撮影手段を用いてX線画像を撮影する第2の
    撮影工程と、 前記透視画像と前記X線画像の相対位置を決定する相対
    位置決定工程と、 前記透視画像と前記X線画像を、前記相対位置決定手段
    により決定された相対位置となるように重ねて表示する
    表示工程とを有することを特徴とする撮影表示方法。
  13. 【請求項13】 前記工程を繰り返す反復工程を更に有
    することを特徴とする請求項12に記載の撮影表示方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第1の撮影手段と前記第2の撮影
    手段を切り換える切り換え工程を更に有し、 前記反復工程では、前記切り換え工程により選択されな
    い前記第1の撮影手段又は前記第2の撮影手段を用いる
    前記第1の撮影工程又は前記第2の撮影工程をスキップ
    することを特徴とする請求項13に記載の撮影表示方
    法。
  15. 【請求項15】 前記第2の撮影工程後に前記第1の撮
    影工程を行った場合に、前記相対位置決定工程では、X
    線画像に対する透視画像の相対位置を決定することを特
    徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載の撮影表
    示方法。
  16. 【請求項16】 前記第1の撮影工程後に前記第2の撮
    影工程を行った場合に、前記相対位置決定工程では、透
    視画像に対するX線画像の相対位置を決定することを特
    徴とする請求項12乃至15のいずれかに記載の撮影表
    示方法。
  17. 【請求項17】 前記透視画像と前記X線画像の少なく
    ともいずれか一方の画像のサイズ及び画素値を、当該透
    視画像及びX線画像の対応画像領域のサイズ、画素値の
    レベル、コントラストの内の少なくともいずれかが略一
    致するように調整する調整工程を更に有し、 前記表示工程では、前記調整工程で調整された透視画像
    及びX線画像を表示することを特徴とする請求項12乃
    至16のいずれかに記載の撮影表示方法。
  18. 【請求項18】 前記第2の撮影手段は前記X線管の照
    射領域外の所定位置を基準位置とし、前記第2の撮影工
    程は、 前記第2の撮影手段の位置を基準位置から前記X線管の
    照射領域内に移動する工程と、 移動後の位置で撮影処理を行う工程とを有することを特
    徴とする請求項12乃至17のいずれかに記載の撮影表
    示方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の撮影手段及び第2の撮影手
    段前記は同一のセンサーにより構成され、前記第1の撮
    影工程と、前記第2の撮影工程では、前記センサーの読
    み出し領域が異なるように制御することを特徴とする請
    求項12乃至17のいずれかに記載の撮影表示方法。
  20. 【請求項20】 前記相対位置決定工程では、前記X線
    管と、前記第2の撮影手段と、前記第1の撮影手段との
    相対位置に基づいて、前記透視画像と前記X線画像の相
    対位置を決定することを特徴とする請求項12乃至19
    のいずれかに記載の撮影表示方法。
  21. 【請求項21】 前記第1の撮影工程は、 前記X線管を移動する工程と、 前記第1の撮影手段を移動する工程と、 移動後の位置で撮影を行う工程とを有することを特徴と
    する請求項12乃至20のいずれかに記載の撮影表示方
    法。
  22. 【請求項22】 前記X線管及び前記第1の撮影手段は
    機械的に一体化されており、前記第1の撮影工程は、 前記X線管及び前記第1の撮影手段を移動する工程と、 移動後の位置で撮影を行う工程とを有することを特徴と
    する請求項12乃至20のいずれかに記載の撮影表示方
    法。
  23. 【請求項23】 前記医療用撮影システムは、被写体を
    支持する支持手段を更に有し、 前記第1の撮影工程及び前記第2の撮影工程に先立っ
    て、前記支持手段を移動させる工程を更に有することを
    特徴とする請求項12乃至20のいずれかに記載の撮影
    表示方法。
  24. 【請求項24】 前記表示工程では、前記透視画像の下
    に前記X線画像が見えるように表示することを特徴とす
    る請求項12乃至23のいずれかに記載の撮影表示方
    法。
  25. 【請求項25】 X線画像は、透視画像よりも撮像範囲
    が広いことを特徴とする請求項12乃至24のいずれか
    に記載の撮影表示方法。
  26. 【請求項26】 請求項12乃至25のいずれかに記載
    の撮影表示方法を実現するためのプログラムコードを有
    する情報処理装置が実行可能なプログラム。
  27. 【請求項27】 請求項12乃至25のいずれかに記載
    の撮影表示方法を実現するための情報処理装置が実行可
    能なプログラムコードを記憶した記憶媒体。
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