JP5528518B2 - 放射線画像生成装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに異なる複数の撮影方向からの被写体へ放射線の照射により取得した複数の放射線画像に基づいて、被写体の複数の断層画像を生成し、その複数の断層画像に基づいてMinIP画像やMIP画像を生成する放射線画像生成装置および方法に関するものである。
近年、放射線撮影装置において、患部をより詳しく観察するために、放射線源を移動させて互いに異なる撮影方向から被写体に放射線を照射して撮影を行い、その撮影によって取得した複数の放射線画像を加算して所望の断層面を強調した画像を得ることができるトモシンセシス撮影が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
トモシンセシス撮影では、撮影装置の特性や必要な断層画像に応じて、放射線源を放射線画像検出器と平行に移動させたり、円や楕円の弧を描くように移動させて、異なる照射角で被写体を撮影した複数の放射線画像を取得し、これらの複数の放射線画像を再構成して断層画像を生成する。
特開2008−253555号公報 特開平06−189952号公報
ここで、上述したようなトモシンセシス撮影は、マンモグラフィへの展開も提案されているが、トモシンセシス撮影では、患者の被曝量の低減のため、1枚の放射線画像を撮影する際に用いられる放射線の線量を下げており、これにより濃度コントラストで観察される腫瘤が見難くなるという問題がある。また、乳房を圧迫して撮影しているために、奥行き方向の分解能が得られ難く、そのままの断層画像を用いてボリュームレンダリング表示しただけでは必ずしも診断確度は上がらず3次元画像として表示する際には工夫が必要である。
より具体的には、マンモグラフィにトモシンセシス撮影を用いた場合、医者が観察すべき対象は主に、小さな孤立点からなる石灰化領域と、乳腺の巻き込みを形成する腫瘍領域とがあるが、腫瘤領域の立体構造を把握しやすくするため、断層画像の厚さを大きくし、これにより濃度コントラストを高くして表示することが考えられるが、その場合、上述した孤立点からなる石灰化領域は、立体的な広がりをもって多数存在するので、断層画像の厚さを大きくすると消えてしまったり、見難くなる可能性が高い。
なお、特許文献2には、MIP画像とMinIP画像を足し合わせて表示することが開示されているが、上述したような石灰化領域や腫瘤領域との両方を明瞭に表示するための方法については何の開示もされていない。
本発明は、上記の事情に鑑み、上述したような石灰化領域と腫瘤領域との両方の奥行き分解能を上げて表示することができ、診断確度を向上させることができる放射線画像生成装置および方法を提供することを目的とする。
本発明の放射線画像生成装置は、互いに異なる複数の撮影方向からの被写体への放射線の照射によって撮影された撮影方向毎の放射線画像を取得する放射線画像取得部と、放射線画像取得部によって取得された複数の放射線画像に基づいて、第1のスライス厚を有する複数の第1の断層画像を生成し、かつ複数の放射線画像に基づいて、第1のスライス厚よりも大きい第2のスライス厚を有する複数の第2の断層画像を生成する断層画像生成部と、複数の第1の断層画像に対してMinIP処理を施してMinIP画像を生成するMinIP処理部と、複数の第2の断層画像に対してMIP処理を施してMIP画像を生成するMIP処理部と、MinIP画像とMIP画像とを用いて合成処理を行って合成画像を生成する合成画像生成部とを備えたことを特徴とする。
また、上記本発明の放射線画像生成装置においては、MinIP画像に対して、高周波成分を抽出する処理を施す高周波抽出処理部を設け、合成画像生成部を、高周波抽出処理後のMinIP画像を用いて合成画像を生成するものとできる。
また、MIP画像に対して、高周波成分を抑制する高周波抑制処理を施す高周波抑制処理部を設け、合成画像生成部を、高周波抑制処理後のMIP画像を用いて合成画像を生成するものとできる。
また、断層画像生成部を、第1および第2の断層画像を生成する際に用いられる放射線画像の撮影方向の範囲、放射線を照射する放射線源の種類、被写体の厚み、および被写体の患者情報の少なくとも1つに基づいて、第1のスライス厚または第2のスライス厚を設定するものとできる。
また、合成画像を表示させる表示制御部を設けることができる。
また、表示制御部を、合成画像におけるMinIP画像とMIP画像とを異なる色で表示させるものとできる。
また、表示制御部を、放射線画像、第1の断層画像または第2の断層画像と、合成画像とを並べて表示させるものとできる。
また、複数の放射線画像に基づいて生成された複数の断層画像を用いてボリュームレンダリング画像を生成するボリュームレンダリング画像生成部を設け、表示制御部を、ボリュームレンダリング画像と合成画像とを並べて表示するものとできる。
また、複数の放射線画像に基づいて生成された複数の断層画像を用いてボリュームレンダリング画像を生成するボリュームレンダリング画像生成部と、放射線画像、第1の断層画像、第2の断層画像およびボリュームレンダリング画像の中から表示対象の画像の選択を受け付ける画像選択受付部とを設け、表示制御部を、画像選択受付部によって受け付けられた表示対象の画像を表示させるものとできる。
また、高周波成分を抽出する処理としてハイパスフィルタ処理を用いることができる。
また、高周波成分を抑制する高周波抑制処理としてローパスフィルタ処理を用いることができる。
本発明の放射線画像生成方法は、互いに異なる複数の撮影方向からの被写体への放射線の照射によって撮影された撮影方向毎の放射線画像を取得し、その取得した複数の放射線画像に基づいて、第1のスライス厚を有する複数の第1の断層画像を生成し、かつ複数の放射線画像に基づいて、第1のスライス厚よりも大きい第2のスライス厚を有する複数の第2の断層画像を生成し、複数の第1の断層画像に対してMinIP処理を施してMinIP画像を生成し、複数の第2の断層画像に対してMIP処理を施してMIP画像を生成し、MinIP画像とMIP画像とを用いて合成処理を行って合成画像を生成することを特徴とする。
本発明の放射線画像生成装置および方法によれば、互いに異なる複数の撮影方向からの被写体への放射線の照射によって撮影された撮影方向毎の放射線画像を取得し、その取得した複数の放射線画像に基づいて、第1のスライス厚を有する複数の第1の断層画像を生成し、かつ複数の放射線画像に基づいて、第1のスライス厚よりも大きい第2のスライス厚を有する複数の第2の断層画像を生成し、複数の第1の断層画像に対してMinIP処理を施してMinIP画像を生成し、複数の第2の断層画像に対してMIP処理を施してMIP画像を生成し、MinIP画像とMIP画像とを用いて合成処理を行って合成画像を生成するようにしたので、相対的に小さいスライス厚の断層画像に基づくMinIP画像によって石灰化領域を明瞭にすることができるとともに、相対的に大きいスライス厚の断層画像に基づくMIP画像によって濃度コントラストを大きくして腫瘤領域の立体構造を明確にすることができるので、石灰化領域と腫瘤領域との両方の奥行き分解能を上げて表示することができ、診断確度を向上させることができる。
また、上記本発明の放射線画像生成装置において、MinIP画像に対して高周波成分を抽出する処理を施すことによって石灰化領域をより明瞭にすることができ、また、MIP画像に対して高周波成分を抑制する高周波抑制処理を施すことによって腫瘤領域の立体的構造をより明確にすることができる。
また、第1および第2の断層画像を生成する際に用いられる放射線画像の撮影方向の範囲、放射線を照射する放射線源の種類、被写体の厚み、および被写体の患者情報の少なくとも1つに基づいて、第1のスライス厚または第2のスライス厚を設定するようにした場合には、石灰化領域や腫瘤領域の大きさや形状だけでなく、その他の種々の条件も考慮したスライス厚を設定することができるので、より画像診断に適した第1および第2の断層画像を生成することができる。
また、合成画像におけるMinIP画像とMIP画像とを異なる色で表示させるようにした場合には、石灰化領域と腫瘤領域とをより明確に区別することができる。
また、放射線画像、第1および第2の断層画像、合成画像、およびボリュームレンダリング画像から任意に表示対象の画像を選択して並べて表示させるようにした場合には、所望の画像を適宜並べて表示して比較することができるので、より画像診断の向上および効率化を図ることができる。
本発明の放射線画像生成装置の一実施形態を用いた乳房画像撮影表示システムの概略構成図 図1に示す乳房画像撮影表示システムのアーム部を図1の右方向から見た図 図1に示す乳房画像撮影表示システムのコンピュータ内部の概略構成を示すブロック図 放射線源の特性を示す図 本発明の放射線画像生成装置の一実施形態を用いた乳房画像撮影表示システムの作用を説明するためのフローチャート 図1に示す乳房画像撮影表示システムにおける撮影開始から終了までの放射線源の位置の変移と、放射線の照射ポイントQを示す図 複数の放射線画像に基づく断層画像の生成方法を説明するための図 第1または第2の断層画像と合成画像とを並べて表示する一例を示す図 本発明の放射線画像生成装置のその他の実施形態を用いた乳房画像撮影表示システムの概略構成図 ボリュームレンダリング画像と合成画像とを並べて表示する一例を示す図 第1または第2の断層画像とボリュームレンダリング画像とを並べて表示する一例を示す図 合成画像とともに、合成画像を生成する際に用いられる前処理条件を表示する一例を示す図 合成画像をシネ表示する場合における各合成画像を構成するMIP画像とMinIP画像の組み合わせを示す図
以下、図面を参照して本発明の放射線画像生成装置および方法の一実施形態を用いた乳房画像撮影表示システムについて説明する。本実施形態の乳房画像撮影表示システムはトモシンセシス撮影機能を備えたものであり、乳房の断層画像を撮影可能に構成されたものである。図1は、本実施形態の乳房画像撮影表示システム全体の概略構成を示す図である。
本実施形態の乳房画像撮影表示システム1は、図1に示すように、被写体である乳房に対して互いに異なる撮影方向から放射線を照射することによって、その撮影方向毎の乳房の放射線画像を取得する乳房画像撮影装置10と、乳房画像撮影装置10によって取得された複数の放射線画像を再構成して乳房の断層画像を複数生成し、その複数の断層画像に基づいてMIP画像やMinIP画像を生成するコンピュータ2と、コンピュータ2において生成された画像を表示するモニタ3と、ユーザによる種々の設定入力を受け付ける入力部4とを備えている。
乳房画像撮影装置10は、図1に示すように、基台11と、基台11に対して上下方向(Z方向)に移動可能かつ回転可能な回転軸12と、回転軸12により基台11と連結されたアーム部13を備えている。なお、図2には、図1の右方向から見たアーム部13を示している。
アーム部13はアルファベットのCの形をしており、その一端には撮影台14が、その他端には撮影台14と対向するように放射線照射部16が取り付けられている。アーム部13の回転および上下方向の移動は、基台11に組み込まれたアームコントローラ31により制御される。
撮影台14の内部には、フラットパネルディテクタ等の放射線画像検出器15と、放射線画像検出器15からの電荷信号の読み出しなどを制御する検出器コントローラ33が備えられている。
また、撮影台14の内部には、放射線画像検出器15から読み出された電荷信号を電圧信号に変換するチャージアンプや、チャージアンプから出力された電圧信号をサンプリングする相関2重サンプリング回路や、電圧信号をデジタル信号に変換するAD変換部などが設けられた回路基板なども設置されている。
また、撮影台14は、図2に示すように、放射線画像検出器15の中心が回転軸12の延長線上にくるような位置関係でアーム部13に取り付けられている。撮影台14は、アーム部13に対して回転可能に取り付けられており、基台11に対してアーム部13が回転したときでも、撮影台14の向きは基台11に対して固定された向きとすることができる。
放射線画像検出器15は、放射線画像の記録と読出しを繰り返して行うことができるものであり、放射線の照射を直接受けて電荷を発生する、いわゆる直接型の放射線画像検出器を用いてもよいし、放射線を一旦可視光に変換し、その可視光を電荷信号に変換する、いわゆる間接型の放射線画像検出器を用いるようにしてもよい。また、放射線画像信号の読出方式としては、TFT(thin film transistor)スイッチをオン・オフされることによって放射線画像信号が読みだされる、いわゆるTFT読出方式のものや、読取光を照射することによって放射線画像信号が読み出される、いわゆる光読出方式のものを用いることができる。また、間接型の放射線画像検出器としては、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサを用いたものや、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)を用いたものを利用するようにしてもよい。
放射線照射部16の中には放射線源17と、放射線源コントローラ32が収納されている。放射線源17としては、たとえばMoをターゲットおよびフィルタの素材として用いたものや、Rhをターゲットおよびフィルタの素材として用いたものを使用することができる。また、これらを交換可能な構成としてもよい。
放射線源コントローラ32は、放射線源17から放射線を照射するタイミングと、放射線源17における放射線発生条件(管電流、時間、管電圧など)を制御するものである。
また、アーム部13の中央部には、撮影台14の上方に配置されて乳房を押さえつけて圧迫する圧迫板18と、その圧迫板18を支持する支持部20と、支持部20を上下方向(Z方向)に移動させる移動機構19が設けられている。圧迫板18の位置、圧迫圧は、圧迫板コントローラ34により制御される。
コンピュータ2は、中央処理装置(CPU)および半導体メモリやハードディスク等のストレージデバイスを備えており、これらのハードウェアによって、図3に示すような制御部40、放射線画像記憶部41、画像処理部42および表示制御部43が構成されている。
制御部40は、各種のコントローラ31〜34に対して所定の制御信号を出力し、システム全体の制御を行うものである。具体的な制御方法については後で詳述する。
放射線画像記憶部41は、互いに異なる撮影方向からの乳房Mの撮影によって放射線画像検出器15によって検出された複数の放射線画像を取得して記憶するものである。なお、本実施形態においては、この放射線画像記憶部41が請求項における放射線画像取得部に相当するものである。
画像処理部42は、断層画像生成部50と、MinIP処理部51と、MIP処理部52と、フィルタ処理部53と、合成画像生成部54とを備えている。
断層画像生成部50は、放射線画像記憶部41に記憶された複数の放射線画像を読み出し、その複数の放射線画像を用いて第1のスライス厚を有する複数の第1の断層画像を生成し、かつ上記複数の放射線画像を用いて第1のスライス厚よりも大きい第2のスライス厚を有する複数の第2の断層画像を生成するものである。
ここで、本実施形態においては、上述した第1の断層画像の第1のスライス厚および第2の断層画像の第2のスライス厚は、断層画像を生成する際に用いられる複数の放射線画像の撮影方向の範囲(放射線源17の振り角)、放射線源17の種類、圧迫後の乳房Mの厚み、および患者情報に基づいて設定されるものである。以下、これらの条件に基づいてスライス厚を設定する理由について説明する。
まず、断層画像を生成する際に用いられる複数の放射線画像の撮影方向の範囲(放射線源17の振り角)に応じてスライス厚を決定する理由は、この撮影方向の範囲が大きくなるほど乳房内における石灰化と腫瘤とが重なることなく放射線画像に投影させることができるので、スライス厚を小さく設定してもこれらを明確に観察することができる。また、撮影方向の範囲が大きくなるほど放射線画像における鮮鋭度や分解能は低下することになるので、そのような意味でも撮影方向の範囲が大きくなるほどスライス厚は小さく設定することが望ましい。
よって、本実施形態においては、撮影方向の範囲が大きくなるほど第1および第2のスライス厚を小さくするようにしている。
なお、撮影方向の範囲が大きくなるほど放射線画像における鮮鋭度や分解能は低下する理由は、撮影方向の範囲が大きくなるほど、すなわち放射線画像検出器15に垂直な方向から撮影方向が傾くほど乳房内の所定の点を通過した放射線が放射線画像検出器15の検出面に対して斜め方向から入射することになり、このような斜め方向からの放射線の入射によって発生した電荷信号は1つの画素(検出素子)だけでなく、複数の画素(検出素子)に跨って検出されることになるからである。
次に、放射線源17の種類に応じてスライス厚を設定する理由について説明する。放射線源17の種類としては、マンモグラフィにおいては、たとえばMoをターゲットおよびフィルタの素材として用いたもの(以下、Mo/Mo放射線源という)と、Rhをターゲットおよびフィルタの素材として用いたもの(以下、Rh/Rh放射線源という)とが使用される。
ここで、図4に示すように、Mo/Mo放射線源は、17KeVと20KeVとに特性X線を有し、20KeVにK吸収端を有するものであり、Rh/Rh放射線源は、20KeVと23KeVとに特性X線を有し、23KeVにK吸収端を有するものである。
これに対し、一般的に20KeVを超えるX線エネルギーは画像形成に使われるというよりは画質低下(コントラストの低下)の要因となると言われている。
すなわち、たとえば乳房Mの厚さが同じ条件である場合には、Rh/Rh放射線源を用いた場合の方がMo/Mo放射線源を用いた場合よりもコントラストが低下することになる。
そして、腫瘤は濃度コントラストによって観察されるので画像のコントラストが低いと腫瘤を観察し難いことになる。
そこで、後述するように主に腫瘤を観察するためのMIP画像を構成する第2の断層画像の第2のスライス厚については、Rh/Rh放射線源を用いた場合の方がMo/Mo放射線源を用いた場合よりもスライス厚が大きくなるように設定される。これによりRh/Rh放射線源を用いた場合でも十分な画像のコントラストを得ることができる。
次に、圧迫後の乳房Mの厚みに応じてスライス厚を決定する理由について説明する。圧迫後の乳房Mの厚みが大きくなるほど乳房MでのX線吸収が増大することになり、また、深さ方向についてのX線の吸収差の影響も大きくなるのでスライス厚を大きくし過ぎると診断確度が低下することになる。
よって、本実施形態においては圧迫後の乳房Mの厚みが大きくなるほど第1および第2のスライス厚が小さくなるように設定する。
次に、患者情報に基づいてスライス厚を決定する理由について説明する。患者情報の1つとして乳腺症の有無がある。そして、たとえば患者が乳腺症である場合には、腫瘤と乳腺のX線吸収係数はほとんど同じであるので、腫瘤をいかに抽出できるかが重要となる。したがって、患者が乳腺症である場合には、腫瘤を観察するためのMIP画像を構成する第2の断層画像の第2のスライス厚については、患者が乳腺症でない場合よりもスライス厚が大きくなるように設定する。なお、石灰化を観察するためのMinIP画像を構成する第1の断層画像の第1のスライス厚については、乳腺症の有無に応じて変化させなくても良いが、ドット状の石灰化を観察し易くするために、患者が乳腺症である場合には、乳腺症でない場合よりもスライス厚を小さくすることが望ましい。
また、患者情報の1つのとして患者の年齢の情報がある。患者の年齢が若い場合には、一般的に乳腺が発達している。したがって、上述した乳腺症の場合と同様に、腫瘤を観察するためのMIP画像を構成する第2の断層画像の第2のスライス厚については、スライス厚が大きくなるように設定する。一方、患者が高齢者である場合には乳腺の発達が少ない。したがって、上述した第2のスライス厚については、患者の年齢が若いときよりもスライス厚が小さくなるように設定する。なお、第2のスライス厚を小さくした場合、その分だけ第2の断層画像の枚数が多くなり、その読影時間に長時間を要することになる。したがって、たとえば高齢者の患者であっても、患者情報に含まれる過去の診断結果履歴から、今までに再検査等の問題がなかった場合には、第2のスライス厚は典型的なスライス厚から変化させないようにしてもよい。
上述したような理由から、断層画像生成部50は、撮影方向の範囲(放射線源17の振り角)、放射線源17の種類、圧迫後の乳房Mの厚み、および患者情報に基づいて第1のスライス厚および第2のスライス厚を設定する。断層画像生成部50には、上述した種々の条件に対応する第1および第2のスライス厚がテーブルとして予め設定されており、断層画像生成部50は、入力された種々の条件に基づいて第1および第2のスライス厚を設定する。なお、撮影方向の範囲、放射線源17の種類、患者情報については、たとえば入力部4を用いてユーザによって入力されるものである。また、圧迫後の乳房Mの厚みについては、圧迫板コントローラ34において圧迫板18の位置情報に基づいて算出されるものであり、その算出された乳房Mの厚みが断層画像生成部50に入力される。
次に、上述した種々の条件に基づいて設定される第1および第2のスライス厚の例について説明する。
まず、石灰化は相対的に小さく5mm程度であり、腫瘤は相対的に大きく10mm程度であるという形状の条件に基づいて、典型的な第1のスライス厚を5mm、典型的な第2のスライス厚10mmとし、この厚さを上述した種々の条件に基づいて変化させることによってその条件に応じた第1および第2のスライス厚が設定される。
具体的には、たとえば、撮影方向の範囲が10°(±5°)、放射線源17の種類がMo/Mo放射線源、乳房Mの厚みが40mmの場合の第1および第2のスライス厚を典型的なスライス厚とし、第1のスライス厚は5mm、第2のスライス厚は10mmに設定される。
これに対し、撮影方向の範囲が20°(±10°)に変化し、放射線源17の種類と乳房Mの厚さが同じである場合には、第1および第2のスライス厚は典型的な第1および第2のスライス厚よりも小さく設定され、たとえば第1のスライス厚は4mm、第2のスライス厚は8mmに設定される。なお、撮影方向の範囲が20°(±10°)である場合、上述したように第2のスライス厚を8mmとすると画像劣化することも考えられるので、たとえば第2のスライス厚を6mmとし、後述するMIP処理における閾値Thmaxの値を典型的な条件における値よりも小さくするようにしてもよい。
また、上述した典型的な第1および第2のスライス厚の場合の条件に対して、乳房Mの厚みが80mmに変化し、放射線源17の種類と撮影方向の範囲が同じである場合には、第1および第2のスライス厚は典型的な第1および第2のスライス厚よりも小さく設定され、たとえば第1のスライス厚は3mm、第2のスライス厚は6mmに設定される。
また、上述した典型的な第1および第2のスライス厚の場合の条件に対して、放射線源17の種類がRh/Rh放射線源に変化し、撮影方向の範囲と乳房Mの厚みが同じである場合には、第2のスライス厚のみが典型的な第2のスライス厚よりも大きく設定され、たとえば第1のスライス厚は5mm、第2のスライス厚は12mmに設定される。
また、上述した典型的な第1および第2のスライス厚の場合の条件に対して、患者情報として乳腺症の情報が追加され、放射線源17の種類、撮影方向の範囲および乳房Mの厚みは同じである場合には、第2のスライス厚のみが典型的な第2のスライス厚よりも大きく設定され、たとえば第1のスライス厚は5mm、第2のスライス厚は12mmに設定される。ただし、上述したようにドット状の石灰化の抽出という観点からは、第1のスライス厚は4mmとすることが望ましい。
また、上述した典型的な第1および第2のスライス厚の場合の条件に対して、患者情報として患者の年齢が20才台であることが追加され、放射線源17の種類、撮影方向の範囲および乳房Mの厚みは同じである場合には、第2のスライス厚のみが典型的な第2のスライス厚よりも大きく設定され、たとえば第1のスライス厚は5mm、第2のスライス厚は12mmに設定される。
また、上述した典型的な第1および第2のスライス厚の場合の条件に対して、患者情報として患者の年齢が70才台であることが追加され、放射線源17の種類、撮影方向の範囲および乳房Mの厚みは同じである場合には、第2のスライス厚のみが典型的な第2のスライス厚よりも小さく設定され、第1のスライス厚は5mm、第2のスライス厚は8mmに設定される。
以上が、断層画像生成部50において生成される第1および第2の断層画像の第1および第2のスライス厚に関する説明である。
次に、MinIP処理部51は、断層画像生成部50において生成された複数の第1の断層画像に対してMinIP(Minimum Intensity Projection)処理を施してMinIP画像を生成するものである。MinIP処理とは、視線上の最小信号値をその視線の信号値とする処理である。MinIP処理部51において生成されるMinIP画像は、主に乳房の石灰化を観察するのに適した画像となる。
MinIP処理部51には、第1の断層画像の第1のスライス厚に基づく閾値Thminが設定されている。そして、MinIP処理部51は、MinIP処理を行う際、上記閾値Thmin以下の信号については表示対象外とし、閾値Thminよりも大きい信号を表示対象の信号としてその中の最小信号値を取得するものである。なお、閾値Thminは、第1のスライス厚が厚いほど大きな値に設定される。また、MinIP処理については既に公知な手法であるのでその詳細な説明は省略する。
MIP処理部52は、断層画像生成部50において生成された複数の第2の断層画像に対してMIP(Maximum Intensity Projection)処理を施してMIP画像を生成するものである。MIP処理とは、視線上の最大信号値をその視線の信号値とする処理である。MIP処理部52において生成されるMIP画像は、主に乳房の腫瘤を観察するのに適した画像となる。
MIP処理部52には、第2の断層画像の第2のスライス厚に基づく閾値Thmaxが設定されている。そして、MIP処理部52は、MIP処理を行う際、上記閾値Thmaxよりも大きい信号については表示対象外とし、閾値Thmax以下の信号を表示対象の信号としてその中の最大信号値を取得するものである。なお、閾値Thmaxも、第2のスライス厚が厚いほど大きな値に設定される。また、MIP処理についても既に公知な手法であるのでその詳細な説明は省略する。
フィルタ処理部53は、MinIP処理部51において生成されたMinIP画像とMIP処理部52において生成されたMIP画像とに対して、それぞれ異なるフィルタ処理を施すものである。なお、本実施形態においては、このフィルタ処理部53が請求項における高周波抽出処理部および高周波抑制処理部に相当するものである。
本実施形態におけるフィルタ処理部53は、具体的には、MinIP画像に対しては高周波成分を抽出する処理を施すものである。このようなフィルタ処理としては、たとえばハイパスフィルタ処理があるが、その他の公知なフィルタ処理を用いるようにしてもよい。
一方、本実施形態のフィルタ処理部53は、MIP画像に対しては高周波成分が抑制される処理を施すものである。このようなフィルタ処理としては、たとえばローパスフィルタ処理があるが、その他の公知なフィルタ処理を用いるようにしてもよい。
合成画像生成部54は、フィルタ処理部53においてフィルタ処理の施されたMinIP画像とMIP画像とを合成することによって合成画像を生成するものである。
表示制御部43は、放射線画像記憶部41に記憶された放射線画像や、断層画像生成部50において生成された第1または第2の断層画像や、合成画像生成部54において生成された合成画像に対して所定の処理を施した後、モニタ3に表示させるものである。
なお、モニタ3に合成画像を生成する際には、合成画像におけるMinIP画像とMIP画像とを異なる色で表示させることが望ましい。MinIP画像とMIP画像の色については、ユーザが入力部4を用いて任意に設定できるようにしてもよい。このときMinIP画像やMIP画像の色を設定するためのカラーテンプレートをモニタ3に表示させるようにしてもよい。
入力部4は、たとえば、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスから構成されるものであり、上述した第1および第2のスライス厚や、MinIP処理において用いられる閾値ThminとMIP処理において用いられる閾値Thmaxや、MinIP画像やMIP画像に対して施されるフィルタ処理の条件など、種々の設定入力を受け付けるものである。なお、フィルタ処理の条件としては、たとえばハイパスフィルタ処理やローパスフィルタ処理のカットオフ周波数などがある。
次に、本実施形態の乳房画像撮影表示システム1の作用について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、撮影台14の上に患者の乳房Mが設置され、圧迫板18により乳房Mが所定の圧力によって圧迫される(S10)。
次に、入力部4おいて、ユーザによって種々の撮影条件が入力された後、撮影開始の指示が入力される。そして、撮影開始指示が入力されると、アームコントローラ31がアーム部13を回転させる。図6は、撮影開始から終了までの、放射線源17の位置の変移と、放射線の照射ポイントQを示す図である。
具体的には、まず、アームコントローラ31は、放射線源17が位置P1に配置されるようにアーム部13を回転させる。位置P1は、本実施形態においては撮影方向+25°の位置とする。
そして、放射線源コントローラ32は、位置P1において発する放射線の発生条件に基づいて、放射線が照射ポイントQに向かって照射されるように放射線源17を制御する。照射ポイントQは、撮影台14の上面に乳房Mを置いたときに乳房Mの中心となる位置より2cm程度上の点とすることが好ましい。これにより、乳房Mの放射線画像が放射線画像検出器15に電荷潜像として記録される。
続いて、検出器コントローラ33の制御の下、電荷潜像として放射線画像検出器15に記録された放射線画像が読み出される。そして、読み出された放射線画像は、コンピュータ2に入力され、放射線画像記憶部41に記憶される。
そして、以降、各コントローラの制御により、放射線源17は被写体の胸壁付近の面上を円弧を描くように移動し、移動線上の各位置Pn(図6ではnは1〜5)において、乳房の放射線画像が取得され、放射線画像記憶部41に記憶される(S12)。
なお、説明の便宜上、図6ではP1〜P5の5つの位置しか示していないが、実際の撮影では、上述したように、撮影台14の被写体配置面(放射線画像検出器15の検出面)に垂直な方向を基準として±25°程度の範囲において、10枚〜20枚程度の放射線画像が取得される。位置Pnは、本実施形態においては撮影方向−25°の位置である。
次に、断層画像生成部50において第1の断層画像を生成する際の第1のスライス厚と、第2の断層画像を生成する際の第2のスライス厚が設定される(S14)。具体的には、ユーザによって入力部4を用いて、上述した撮影方向の範囲、放射線源17の種類、患者情報が入力され、その入力された条件が断層画像生成部50に入力される。また、圧迫板コントローラ34において算出された乳房Mの厚みの情報も断層画像生成部50に入力される。そして、断層画像生成部50においては、入力された条件に基づいて第1のスライス厚と第2のスライス厚とが設定される。なお、このときユーザによって入力される撮影方向の範囲の情報は、±25°の範囲内の情報であり、たとえば±10°や±20°が設定入力される。そして、断層画像生成部50において断層画像を生成する際には、このとき設定入力された撮影方向の範囲内で撮影された放射線画像が用いられることになる。
次いで、ユーザによって入力部4を用いて、MinIP処理における閾値ThminおよびMIP処理における閾値Thmaxと、フィルタ処理部53におけるフィルタ処理の条件とが設定入力される。
そして、断層画像生成部50において、第1のスライス厚を有する第1の断層画像が複数生成され、かつ第2のスライス厚を有する第2の断層画像が複数生成される(S18,S20)。
具体的には、断層画像生成部50は、第1および第2のスライス厚を設定するために入力された撮影方向の範囲に基づいて、放射線画像記憶部41からその撮影方向の範囲内の複数の放射線画像を読み出し、その複数の放射線画像に基づいて断層画像を生成する。
ここで、たとえば撮影方向の範囲として、最大範囲である±25°(50°)が入力された場合における断層画像の生成方法について説明する。
まず、図7に示すように、放射線源17をP1、P2、・・・、Pnの各位置に移動させ、その各位置から乳房Mに放射線を照射して撮影した各放射線画像を放射線画像G1、G2、・・・、Gnとする。
ここで、たとえば、位置P1から、異なる深さに存在する対象物(O1、O2)を投影した場合には、放射線画像G1上にはP11、P12の位置にその投影像が現れ、位置P2から、対象物(O1、O2)を投影した場合には、放射線画像G2上にはP21、P22の位置にその投影像が現れる。このように、繰り返し異なる線源位置P1、P2、・・・、Pnから投影を行うと、各線源位置に対応して対象物O1は、P11、P21、・・・、Pn1の位置に投影され、対象物O2は、P12、P22、・・・、Pn2の位置に投影される。
そして、対象物O1の存在する断面を強調したい場合には、放射線画像G2を(P21−P11)分移動させ、放射線画像G3を(P31−P11)分移動させ、その他の放射線画像も同様にして、撮影画像Gnを(Pn1−P11)分移動させた画像を加算することにより、対象物O1の深さにある断面上の構造物を強調した断層画像が作成される。
また、対象物O2の存在する断面を強調したい場合には、放射線画像G2を(P22−P12)分移動させ、放射線画像G3を(P32−P12)分移動させ、・・・、放射線画像Gnを(Pn2−P12)分移動させて加算する。このようにして、必要とする断層の位置に応じて各放射線画像G1、G2、・・・、Gnを位置合わせして加算することにより、所望の断層面を強調した断層画像を取得することができる。
そして、本実施形態においては、上述したように第1のスライス厚を有する第1の断層画像が複数生成され、かつ第2のスライス厚を有する第2の断層画像が複数生成される。スライス厚の制御は、具体的には、たとえばスライス厚5mmの場合、スライス厚1mmを5枚加算する処理を行うことによって制御される。
断層画像生成部50において生成された複数の第1の断層画像は、MinIP処理部51に入力され、MinIP処理部51は、入力された複数の第1の断層画像に対してMinIP処理を施してMinIP画像を生成する(S22)。
また、断層画像生成部50において生成された複数の第2の断層画像は、MIP処理部52に入力され、MIP処理部52は、入力された複数の第2の断層画像に対してMIP処理を施してMIP画像を生成する(S24)。
そして、MinIP処理部51において生成されたMinIP画像と、MIP処理部52において生成されたMIP画像とがフィルタ処理部53に入力され、フィルタ処理部53は、入力されたMinIP画像とMIP画像とに対して上述したようなフィルタ処理を施す(S26)。
フィルタ処理部53においてフィルタ処理の施されたMinIP画像とMIP画像とは合成画像生成部54に入力され、合成画像生成部54は、入力されたフィルタ処理済のMinIP画像とMIP画像とを合成することによって合成画像を生成する(S28)。
合成画像生成部54において生成された合成画像は表示制御部43に出力され、表示制御部43は、合成画像をモニタ3に表示させる(S30)。
そして、モニタ3に表示された合成画像を観察したユーザが、第1のスライス厚や第2のスライス厚、閾値Thminや閾値Thmax、もしくはフィルタ処理の条件などの前処理条件を変更したいと考えた場合には、ユーザによって入力部4を用いて変更後の条件が設定入力され(S32,YES)、その設定入力された条件に基づいてS14〜S30までの処理が再度実行される。ユーザが前処理条件を変更しない場合には処理を終了する(S32,NO)。
上記実施形態の乳房画像撮影表示システムによれば、複数の放射線画像に基づいて第1のスライス厚を有する複数の第1の断層画像を生成し、かつ複数の放射線画像に基づいて第1のスライス厚よりも大きい第2のスライス厚を有する複数の第2の断層画像を生成し、複数の第1の断層画像に対してMinIP処理を施してMinIP画像を生成し、複数の第2の断層画像に対してMIP処理を施してMIP画像を生成し、MinIP画像とMIP画像とを用いて合成処理を行って合成画像を生成するようにしたので、相対的に小さいスライス厚の断層画像に基づくMinIP画像によって石灰化領域を明瞭にすることができるとともに、相対的に大きいスライス厚の断層画像に基づくMIP画像によって濃度コントラストを大きくして腫瘤領域の立体構造を明確にすることができるので、石灰化領域と腫瘤領域との両方の奥行き分解能を上げて表示することができ、診断確度を向上させることができる。
また、上記実施形態の乳房画像撮影表示システム1においては、モニタ3に合成画像を表示するようにしたが、図8に示すように、合成画像とともに、第1の断層画像または第2の断層画像を並べて表示するようにしてもよい。または、放射線画像記憶部41に記憶された複数の放射線画像のいずれかと合成画像とを並べて表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態の乳房画像撮影表示システム1に対して、図9に示すように、ボリュームレンダリング画像生成部56を設けるようにしてもよい。そして、ボリュームレンダリング画像生成部56において、放射線画像記憶部41に記憶された放射線画像に基づいて生成された断層画像を用いてボリュームレンダリング画像を生成するようにしてもよい。
そして、表示制御部43が、図10に示すように、合成画像とともに、ボリュームレンダリング画像を並べてモニタ3に表示するようにしてもよい。なお、ボリュームレンダリング画像を生成する際に用いられる断層画像は、第1のスライス厚を有する第1の断層画像としてもよいし、第2のスライス厚を有する第2の断層画像としてもよい。また、第1のスライス厚や第2のスライス厚とは異なるスライス厚(たとえば1mm)を有する断層画像を生成し、その断層画像を用いてボリュームレンダリング画像を生成するようにしてもよい。
また、上述したようにボリュームレンダリング画像を生成する場合には、図11に示すように、ボリュームレンダリング画像とともに、第1または第2の断層画像を並べてモニタ3に表示するようにしてもよい。または、放射線画像記憶部41に記憶された複数の放射線画像のいずれかとボリュームレンダリング画像とを並べて表示するようにしてもよい。
また、放射線画像、第1の断層画像、第2の断層画像およびボリュームレンダリング画像の中から、ユーザが入力部4を用いて表示対象の画像を選択し、表示制御部43が、ユーザによって選択された表示対象の画像をモニタ3に表示させるようにしてもよい。なお、このとき、たとえば放射線画像、第1の断層画像、第2の断層画像およびボリュームレンダリング画像のサムネイル画像をモニタ3に一覧表示するなどして、表示対象の画像を選択するための選択画面をモニタ3に表示させるようにしてもよい。また、本実施形態においては、入力部4が請求項における画像選択受付部に相当するものである。
また、モニタ3に合成画像を表示させる場合には、図12に示すように、その合成画像を生成する際に用いた第1の断層画像の第1のスライス厚および第2の断層画像の第2のスライス厚や、MinIP処理の際に用いられた閾値ThminおよびMIP処理の際に用いられた閾値Thmaxや、MinIP画像に対して施されるフィルタ処理のフィルタ処理条件およびMIP画像に対して施されるフィルタ処理のフィルタ処理条件などの前処理条件を合成画像とともにモニタ3に表示してもよい。
また、合成画像をシネ表示(断層の位置を次々に切り替えて表示)する際には、加算されるMIP画像とMinIP画像とのスライス厚が異なると、MIP画像の部分とMinIP画像の部分とで段差が生じて見難い画像となる。
そこで、図13に示すように、MinIP画像を構成する第1の断層画像の第1のスライス厚が3mmであり、MIP画像を構成する第2の断層画像の第2のスライス厚が、第1のスライス厚の3倍の9mmである場合には、図13に示す合成画像1〜3を生成する際、MinIP画像を構成する第1の断層画像については、断層位置が3mmずつ異なる第1の断層画像a〜cが順次使用され、MIP画像を構成する第2の断層画像については、同じ断層位置0−9mmの第2の断層画像Aが3回繰り返して使用される。
次に、合成画像4を生成する際には、MinIP画像を構成する第1の断層画像については、断層位置9−12mmの第1の断層画像dが使用され、MIP画像を構成する第2の断層画像については、次の断層位置9−19mmの第2の断層画像Bが使用されることになる。
なお、図13に示す例は、MIP画像を構成する第2の断層画像の第2のスライス厚が、MinIP画像を構成する第1の断層画像の第1のスライス厚の整数倍である場合の例であるが、たとえばMIP画像を構成する第2の断層画像の第2のスライス厚が5mm、MinIP画像を構成する第1の断層画像の第1のスライス厚が2mmであり、第2のスライス厚が第1のスライス厚の整数倍でない場合には、下表1に示すような断層位置の組み合わせとすることによって違和感のない合成画像をシネ表示することができる。
Figure 0005528518
また、上記実施形態は、本発明の放射線画像生成装置および方法を乳房画像撮影表示システムに適用したものであるが、本発明の被写体としては乳房に限らず、たとえば、胸部や頭部などを撮影する、いわゆる一般撮影のトモシンセシス撮影機能を備えた放射線画像撮影表示システムにも本発明を適用することができる。なお、本発明を一般撮影の放射線画像撮影表示システムに適用した場合には、被写体の厚さ情報については、たとえば光学的なセンサなどを用いて取得するようにしてもよいし、ユーザが手動で設定入力するようにしてもよい。
1 乳房画像撮影表示システム
2 コンピュータ
3 モニタ
4 入力部
10 乳房画像撮影装置
13 アーム部
14 撮影台
15 放射線画像検出器
16 放射線照射部
17 放射線源
18 圧迫板
41 放射線画像記憶部
42 画像処理部
43 表示制御部
50 断層画像生成部
51 MinIP処理部
52 MIP処理部
53 フィルタ処理部
54 合成画像生成部
55 閾値処理部
56 ボリュームレンダリング画像生成部

Claims (12)

  1. 互いに異なる複数の撮影方向からの被写体への放射線の照射によって撮影された前記撮影方向毎の放射線画像を取得する放射線画像取得部と、
    該放射線画像取得部によって取得された複数の放射線画像に基づいて、第1のスライス厚を有する複数の第1の断層画像を生成し、かつ前記複数の放射線画像に基づいて、前記第1のスライス厚よりも大きい第2のスライス厚を有する複数の第2の断層画像を生成する断層画像生成部と、
    前記複数の第1の断層画像に対してMinIP処理を施してMinIP画像を生成するMinIP処理部と、
    前記複数の第2の断層画像に対してMIP処理を施してMIP画像を生成するMIP処理部と、
    前記MinIP画像と前記MIP画像とを用いて合成処理を行って合成画像を生成する合成画像生成部とを備えたことを特徴とする放射線画像生成装置。
  2. 前記MinIP画像に対して、高周波成分を抽出する処理を施す高周波抽出処理部を備え、
    前記合成画像生成部が、前記高周波抽出処理後のMinIP画像を用いて前記合成画像を生成するものであることを特徴とする請求項1記載の放射線画像生成装置。
  3. 前記MIP画像に対して、高周波成分を抑制する高周波抑制処理を施す高周波抑制処理部を備え、
    前記合成画像生成部が、前記高周波抑制処理後のMIP画像を用いて前記合成画像を生成するものであることを特徴とする請求項1または2記載の放射線画像生成装置。
  4. 前記断層画像生成部が、前記第1および第2の断層画像を生成する際に用いられる前記放射線画像の前記撮影方向の範囲、前記放射線を照射する放射線源の種類、前記被写体の厚み、および前記被写体の患者情報の少なくとも1つに基づいて、前記第1のスライス厚または前記第2のスライス厚を設定するものであることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の放射線画像生成装置。
  5. 前記合成画像を表示させる表示制御部を備えたことを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の放射線画像生成装置。
  6. 前記表示制御部が、前記合成画像における前記MinIP画像と前記MIP画像とを異なる色で表示させるものであることを特徴とする請求項5記載の放射線画像生成装置。
  7. 前記表示制御部が、前記放射線画像、前記第1の断層画像または前記第2の断層画像と、前記合成画像とを並べて表示させるものであることを特徴とする請求項5または6記載の放射線画像生成装置。
  8. 前記複数の放射線画像に基づいて生成された複数の断層画像を用いてボリュームレンダリング画像を生成するボリュームレンダリング画像生成部を備え、
    前記表示制御部が、前記ボリュームレンダリング画像と前記合成画像とを並べて表示するものであることを特徴とする請求項5または6記載の放射線画像生成装置。
  9. 前記複数の放射線画像に基づいて生成された複数の断層画像を用いてボリュームレンダリング画像を生成するボリュームレンダリング画像生成部と、
    前記放射線画像、前記第1の断層画像、前記第2の断層画像および前記ボリュームレンダリング画像の中から表示対象の画像の選択を受け付ける画像選択受付部とを備え、
    前記表示制御部が、前記画像選択受付部によって受け付けられた表示対象の画像を表示させるものであることを特徴とする請求項5または6記載の放射線画像生成装置。
  10. 前記高周波成分を抽出する処理が、ハイパスフィルタ処理であることを特徴とする請求項2記載の放射線画像生成装置。
  11. 高周波成分を抑制する高周波抑制処理が、ローパスフィルタ処理であることを特徴とする請求項3記載の放射線画像生成装置。
  12. 互いに異なる複数の撮影方向からの被写体への放射線の照射によって撮影された前記撮影方向毎の放射線画像を取得し、
    該取得した複数の放射線画像に基づいて、第1のスライス厚を有する複数の第1の断層画像を生成し、かつ前記複数の放射線画像に基づいて、前記第1のスライス厚よりも大きい第2のスライス厚を有する複数の第2の断層画像を生成し、
    前記複数の第1の断層画像に対してMinIP処理を施してMinIP画像を生成し、
    前記複数の第2の断層画像に対してMIP処理を施してMIP画像を生成し、
    前記MinIP画像と前記MIP画像とを用いて合成処理を行って合成画像を生成することを特徴とする放射線画像生成方法。
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