JP2004536942A - ガラス質および半結晶質ポリマーから形成される成形組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、装飾表面を製造するのに使用できる、押出し成形可能な高充填の熱可塑性組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明の組成物の好ましい用途は、例えばカウンタートップ、洗面台トップ、浴室およびシャワー表面、流し、壁面パネルおよび家具表面材の製造における装飾表面である。ホットタブ、浴槽、およびシャワーの製造のための部分的に架橋したアクリルの使用は、当業界で周知である。ガラス繊維強化ポリエステルがシャワーで使用されることも周知である。これらの製品は市場要求に応えているが、かき傷がついたり染みがついた場合に、容易に補修できない。
【0003】
人造大理石およびラミネートは、台所および浴室市場でカウンタートップ材料として長年使われている。これらの製品は市場要求に応えているが、かき傷がついたり染みがついた場合に、容易に補修できない。
【0004】
上記の欠点を克服するために、過去に充填材入りアクリルおよび充填材入りポリエステル架橋組成物が使用されている。ダギンズ(Duggins)に付与された米国特許公報(特許文献1)は、重合性成分に溶解したアクリルポリマーまたはポリマー混合物を含み、アルミナ三水和物で高充填された、模造大理石を製造するための注型適性組成物について言及している。次にこの組成物はベルト上であるいは型内でキャストされて次に硬化され、再現性の模造大理石模様を持つ、平坦なまたは成形された製品が得られる。これらのキャストシートは上面から下面まで均質であり、一般に固体表面として知られる。研磨または洗浄によって損なわれた表面を復活させる能力は、当業界で再生可能性として知られており、消費者にとって非常に好ましい。本願特許出願人によって販売されるコーリアン(CORIAN)(登録商標)固体表面は、アルミナ三水和物(ATH)およびその他の充填材で充填されたキャストアクリルマトリックスを含む、市販される固体表面材料である。キャスト固体表面シートは、概して厚さ1/4〜3/4インチであり、高価な特殊装置内で製造されるため、ラミネートまたは人造大理石よりも高価である。
【0005】
より薄いシートは、米国テキサス州テンプルのウィルソナート・インターナショナル(Wilsonart International(Temple,Texas,USA))によって製造される、SSVと称される薄い連続キャストATH充填材入りアクリル製品として市販される。コストはラミネートよりもなお高い。SSLと称されるウィルソナート(Wilsonart)によって開発された第2の製品は、押出し成形珪灰石充填材入りアクリル製品である。この製品は、連続キャストシートよりも安価に製造されるが、耐熱性と耐溶剤性において欠点がある。このシートから構築されるカウンタートップ上に熱い物体(約120℃)をのせると、シートが柔らかくなるのでカウンタートップに付着する。除光液などの家庭用化学品に対する改善された抵抗性が所望される。
【0006】
米国マサチューセッツ州ピッツフィールドのゼネラル・エレクトリック・プラスチックス(General Electric Plastics(Pittsfield,Mass,USA))は、半結晶質高密度ポリブチレンテレフタレート(PBT)工業材料である、エンデュラン(Enduran)TMと称される装飾表面市場向けシート組成物を販売する。米国ミズーリ州セントルイスのスパーテック・コーポレーション(Spartech Corporation(St.Louis,Missouri,USA))は組成物をシートに押し出して、商標エンドュレックス(Endurex)TMの下に販売する。この製品は押し出されたポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、およびポリカーボネートの硫酸バリウム充填配合物である。この製品は伝統的固体表面製品よりも安価に製造できる。しかし簡単にキズが付くので、増大したキズ抵抗性が所望される。表面に爪を立ててこすると異なる光沢の領域ができ、それは多くの顧客にとって好ましくない。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第3,847,865号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
通常、従来の架橋した固体表面製品に見られるレベルに等しい、または少なくともそれに近いキズ抵抗性、耐熱性、および溶剤(またはシミ)抵抗性を有する、押し出された高充填の再生可能な製品に対する必要性がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の押出し成形可能な熱可塑性組成物は、重量で20〜65%のガラス質ポリマー、5〜35%の半結晶質ポリマー、ガラス質および半結晶質ポリマーのための0〜10%の相溶化剤、および10〜70%の粒子状無機充填材の組み合わせから形成され、ガラス質ポリマーが主要成分であり、半結晶質ポリマーとの比率は4/1〜3/2の範囲である。より好ましくは3/1〜3/2の範囲内である。
【0010】
提供される熱可塑性複合材シート成形組成物は、薄い固体表面材料の製造を可能にし、従来のより厚い固体表面材の優れた特性と共に、通常、高圧化粧ラミネートに結びついた取り扱い能力および安価な販売費の利点を提供する。したがって本発明の主な目的は、熱、シミ、およびキズに対して改善された抵抗性を有する高充填の熱可塑性配合ポリマー材料を提供することである。
【0011】
本発明の別の目的は、薄いシートに押し出せる高充填の押出し成形熱可塑性材料を提供することである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明は、ガラス質と半結晶質ポリマーの組み合わせを含む、高充填の熱可塑性シート組成物に関する。シートは熱、シミ、およびキズに対する改善された抵抗性を示す。
【0013】
「ガラス質」および「半結晶質」という用語は、ポリマーの結晶化度について示す。本願明細書で用いられる際、「ガラス質」という用語は、ガラス転移温度(Tg)を示すが、融解温度(Tm)を示さない非晶質ポリマーについて示す。好ましくはTgは少なくとも通常の室温、25℃である。これらのガラス質ポリマーは、プラスチック製造機械内で、反復して溶融加工できる。これらは普通ガラスの代用品と考えられることが多い。ガラス質ポリマーとしては、ポリアクリレート、ポリ(メタクリレート)、アタクチックポリスチレン、ポリカーボネート、スチレン−アクリロニトリル(SAN)、およびポリ塩化ビニル(PVC)が挙げられるが、これに限定されるものではない。具体例としては、20〜35%のポリ(メチルメタクリレート)、好ましくは30〜35%のポリ(メチルメタクリレート)が挙げられる。
【0014】
本願明細書で用いられる際、「半結晶質」という用語は、ガラス転移相および融解温度(Tm)の双方を示すポリマーについて示す。さらにTmは、意図される最大使用温度より高い。台所カウンタートップは、日常的に少なくとも65℃の使用温度に遭遇するが、瓶詰め製造やキャンディ製造などの高熱用途のために95℃が好ましい。したがってTmは好ましくは少なくとも65℃である。半結晶質ポリマーは、金属およびセラミックの代用品として意図される工業ポリマーと考えても良い。半結晶質ポリマーとしては、ポリエステル、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン6,6、およびナイロン6,12など)、ポリ(ブチルテレフタレート)、ポリエチルテレフタレート、熱可塑性ポリエステルエラストマー(例えばハイトレル(Hytrel)(登録商標))、ポリプロピレン、立体規則性ポリスチレン、アラミド、およびポリケトンが挙げられるがこれに限定されるものではない。具体例としては15〜20%のポリ(ブチルテレフタレート)、および10〜15%のナイロン6,12が挙げられる。
【0015】
成功するカウンタートップあるいは類似表面のためには、本発明の組成物中のガラス質と半結晶質との比率が重要であることが分かっている。比率は、台所または浴室でのストレスの多い用途に関する特性のバランスを与えるようなものでなくてはならない。半結晶質ポリマーはキズ抵抗性に劣るので、単に爪で引っ掻くことで容易に損なわれるが、非常に良好な耐熱性を有する。最初に押し出された時点では表面はキズ抵抗性であるが、消費者は染みがついたり、かき傷がついたり、あるいは損なわれた表面を再生する能力を望むので、顧客が表面に研磨スポンジまたは洗浄剤を使用してシミを除去すると、表面のポリマー層が除去されて、キズ性能が消費者にとって許容できないレベルにまで低下する。表面を再生する能力は、固体表面カウンタートップの人気を高める一助になっている。少量のガラス質ポリマーを添加すれば、半結晶質ポリマーのキズ抵抗性は改善されるが、損耗が激しい領域のキズを効果的に排除するには十分でない。樹脂を架橋させて、または硬軟コポリマーによってポリマー鎖を化学的に変性させて、結晶化度を乱すことでより良い性能が達成される。架橋したポリマーは押出し成形できないため、低価格製造の利点が失われる。硬軟コポリマーを含むポリマー鎖は特殊ポリマーなので高価格であり、低価格製品の利点が失われる。反対にガラス質ポリマーは、非常に良好な光学的透明度、UV抵抗性、およびキズ抵抗性を有するが、耐熱性に劣る。ガラス質ポリマーの耐熱性は架橋によって改善するが、この場合も押出し成形可能性が失われる。本発明者らは、ガラス質ポリマーに少量の半結晶質ポリマーを添加した際に、消費者が求める性能特性を有する、表面材シートのためのより優れた押出し成形可能組成物を発見した。性能の最良のバランスを提供するガラス質樹脂と半結晶質樹脂との比率は、ガラス質樹脂が優占量を構成し、耐熱性を提供するのに過不足のない半結晶質樹脂が存在する配合である。前述のようにガラス質ポリマーの重量は全充填組成物の20〜65%であり、半結晶質ポリマーは5〜35%であるが、ただし少なくとも10%の粒子状無機充填材が存在する。これらの範囲内で、ガラス質ポリマーを主要成分として維持するためのガラス質/半結晶質ポリマーの好ましい比率は、4/1〜3/2の範囲内である。より好ましいのは3/1〜3/2の範囲内である。
【0016】
任意に相溶化剤がポリマー配合物に添加されて、配合材料の相乗作用が改善される。ポリマーを混合するために、材料は押出し機またはブレンダー内におけるように典型的に加熱剪断される。押出し機ダイまたはホットプレスにおけるように剪断がない場合、分散した溶融ポリマー領域は融合する。この融合を許すと、最終配合物特性が劣ることが多い。配合物が相溶化さされない場合に低下する性能の例は、靭性、引張りおよび曲げ強度、硬度、および耐熱性である。相溶化剤は、配合物の成分のそれぞれに対して親和性を示し、溶融領域の融合を阻害する材料である。相溶化剤としては、乳化剤、界面活性剤、洗剤、本願特許出願人によって販売されるエルバロイ(Elvaloy)(登録商標)などのエチレンビニル酢酸一酸化炭素ターポリマー、エチレン/n−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレート、これも本願特許出願人から入手できるサーリン(Surlyn)(登録商標)などのエチレン/メタクリル酸アイオノマーコポリマー、これも本願特許出願人から入手できるフューザボンド(Fusabond)(登録商標)などの無水マレイン酸グラフトポリオレフィン樹脂、コアーシェル、ランダムコポリマー、ブロックコポリマー、分枝コポリマー、またはそれらの組み合わせが挙げられるが、これに限定されるものではない。用いる場合、概して相溶化剤は、ガラス質および半結晶質ポリマー、ならびに充填材を基準にした組成物の10重量%を超えない。例としては、4%までのエチレン/n−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレートコポリマー、および6%までのエチレン/メタクリル酸アイオノマーコポリマーが挙げられる。ガラス質ポリマーがポリ(メチルメタクリレート)であり、半結晶質ポリマーがポリ(ブチルテレフタレート)である場合、好ましい相溶化剤は、2〜6重量%の範囲のエチレン/n−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレートである。ガラス質ポリマーがポリ(メチルメタクリレート)であり、半結晶質ポリマーがナイロン6,12である場合、好ましい相溶化剤は、4%までのエチレン/n−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレート、また6%までのエチレン/メタクリル酸アイオノマーコポリマー、あるいはそれらの組み合わせである。
【0017】
熱可塑性組成物としては、粒子状無機充填材が挙げられる。概してこの充填材は、純粋なポリマーまたは純粋なポリマーの組み合わせと比較して、最終製品の硬度、剛性または強度を増大させる。さらに無機充填材は、最終製品にその他の属性を提供できるものと理解される。例えばそれは難燃性などのその他の機能特性を提供でき、あるいはそれは装飾的目的の役割を果たして美観を変更しても良い。代表的充填材のいくつかとしては、アルミナ、アルミナ三水和物(ATH)、アルミナ一水和物、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、硫酸アルミニウム、リン酸アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、バイエル(Bayer)ハイドレート、ホウケイ酸塩、硫酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、アパタイト、ガラスバブル、ガラス微小球、ガラス繊維、ガラスビーズ、ガラスフレーク、ガラス粉末、ガラス球、炭酸バリウム、水酸化バリウム、酸化バリウム、硫酸バリウム、リン酸バリウム、ケイ酸バリウム、硫酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、リン酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、カオリン、モンモリロナイト、ベントナイト、葉蝋石、雲母、石膏、シリカ(砂を含む)、セラミック微小球およびセラミック粒子、粉末タルク、二酸化チタン、珪藻土、木粉、ホウ砂、またはそれらの組み合わせが挙げられる。具体例は40〜50%の硫酸バリウムである。
【0018】
さらに充填材は、任意にウェストバージア州フレンドリーのOSIスペシアリティズ(OSI Specialties(Friendly,VN))からシラン8メタクリレートA−174として入手できるシラン(メタ)アクリレートなどのカップリング剤で被覆処理できる。充填材は、約5〜500μmの範囲の平均粒度の小粒子の形態で存在する。
【0019】
2材料の屈折率が同様であることから、ATHはポリ(メチルメタクリレート)(PMMA)系のための好ましい充填材であることが多い。ATHは加工温度で水を放出することから、押出し成形工程で製造された固体表面製品中で充填材として使用する場合問題となる。したがって充填材としてATHを用いる場合、二段階工程(後述する)を用いることができる。硫酸バリウムは良好に押し出され、カウンタートップ用途に必要な耐熱性および耐薬品性が達成されることが分かっており、好ましい充填材である。
【0020】
無機充填材にの他に含めることができるいくつかの機能充填材の例は、抗酸化剤(三元または芳香族アミン、イルガノックス(Irganox)(登録商標)(チバ・ガイギー(Ciba Geigy)の登録商標)および次亜リン酸ナトリウムなど)、難燃剤(ハロゲン化炭化水素、炭酸無機塩類、水和無機塩類、および酸化アンチモンなど)、UV安定剤(チバ・ガイギー(Ciba Geigy)によって提供されるチヌビン(Tinuvin)など)、シミ抵抗剤(ポリ(テトラフルオロエチレン)(例えば本願特許出願人の商標であるテフロン(Teflon)(登録商標)、ステアリン酸、およびステアリン酸亜鉛など))、またはそれらの組み合わせである。任意にアルミナ(Al2O3)を添加して、キズ抵抗性を改善しても良い。繊維(例えばガラス、ナイロン、およびカーボン)を添加して、機械特性を改善できる。
【0021】
熱可塑性組成物は任意に装飾的充填材を含むことができる。このような装飾的充填材は、物理特性には少しの影響しか与えないかもしれないが、主として美的理由のために存在する。適切な装飾的充填材の例としては、顔料その他の水不溶性着色剤、反射フレーク、金属粒子、岩石、色ガラス、種々のサイズの色砂、繊維やペレットや粉末などの木製品などが挙げられる。粒度は装飾的充填材の性質に伴って変動し、数センチメートル程度に大きいことができる。本発明の機械的特性を損なわなければ、当業者には既知のように、染料、離型剤、流動化剤、粘度調整剤、硬化剤、抗酸化剤などの少量の添加剤を含むことは許容される。
【0022】
シートは、直接シート押出し成形による一段法で、または二段法によって製造できる。直接押出し成形ポリマーでは、添加剤および充填材が二軸スクリュー押出機または同時混練機に添加でき、樹脂はそこで溶融されて充填材が溶融物内に均一に分散される。次に溶融物は、ギアポンプからシートダイに流れる。二段階加工では、添加剤および充填材が二軸スクリュー押出機または同時混練機に添加され、樹脂はそこで溶融されて充填材充填材が溶融物内に均一に分散される。次に溶融物はストランドダイから、溶融物カッターに、あるいは冷却槽とペレット製造機に流れる。次にペレット、そしておそらく着色剤が一軸押出し機に入れられる。一軸押出し機を出た溶融物は、通常、ギアポンプ、次にシートダイに送られる。次に押出物をカレンダーロールを通過させて加工し、所望の仕上がりを達成する。
【0023】
押出し成形が、本発明の組成物からシートを製造するのに好ましい工程である。水および蒸気はポリマーの押出し成形を妨害する。したがって水を含有しない、あるいは押出し成形中に水を生じないポリマー、相溶化剤、無機充填材、および機能的充填材を選択することが好ましい。水和物を使用する場合は、典型的な押出し機温度で水和水を放出するので、注意しなくてはならない。
【0024】
以下の実施例および比較例を参照して、本発明をより具体的に説明する。しかし本発明は、決して以下の実施例によって限定されない。特に断りのない限り、あらゆる量は重量%で報告される。
【実施例】
【0025】
(実施例1〜2)
イギリス国サウサンプトンのイネオス(Ineos(Southampton,England))によって提供される30.6重量%のガラス質アクリル樹脂MS983と、本願特許出願人によって提供される20.4重量%の半結晶質樹脂クレスチン(Crastin)(登録商標)6129ポリブチルテレフタレートとの配合物を本願特許出願人によって提供される4重量%のエチレン/n−ブチルアクリレート(BA)/グリシジルメタクリレート(GMA)コポリマー(E/BA/GMAゴムとして知られる)であるエルバロイ(Elvaloy)(登録商標)4170コポリマーで相溶化させた。実施例1では、充填材はジョージア州カーターズビルのシムバー・パフォーマンス・ミネラルズ(CIMBAR Performance Minerals(Cartersville,Georgia))から商品名シムバー(Cimbar)PCの下に提供される45重量%の12ミクロンBaSO4であった。実施例2では、充填材は日本グラスファイバー(Nippon Glass Fiber Co.,LTD)から商品名RCF−015の下に提供される15重量%の15ミクロンガラスと混合された30重量%のシムバー(Cimbar)PCであった。
【0026】
(実施例3〜4)
実施例3および4では、34.3重量%のガラス質アクリル樹脂MS983と、本願特許出願人によって提供される14.7重量%の半結晶質樹脂ザイテル(Zytel)(登録商標)158(ナイロン6,12)のポリマーを本願特許出願人によって提供される4重量%のサーリン(Surlyn)(登録商標)7940(エチレン/メタクリル酸アイオノマー)と、2重量%のエルバロイ(Elvaloy)(登録商標)4170との組み合わせによって相溶化した。実施例3では、充填材は45重量%のシムバー(Cimbar)PCであった。実施例4では、充填材は日本グラスファイバー(Nippon Glass Fiber Co.,LTD)から商品名RCF−015の下に提供される15重量%の15ミクロンガラスと混合された30重量%のシムバー(Cimbar)PCであった。
【0027】
(対照5)
最終組成物の28重量%を構成する半結晶質ポリブチルテレフタレート、クラスチン(Crastin)(登録商標)6129を本願特許出願人によって商品名サーリン(Surlyn)(登録商標)9945の下に提供され、組成物の25重量%を構成するガラス質熱可塑性エチレン/メタクリル酸コポリマーに添加した。この等級のサーリン(Surlyn)(登録商標)は25℃未満のTgを有する。ポリマーを2重量%のエルバロイ(Elvaloy)4170E/BA/GMAゴムで相溶化させた。充填材はポラー・ミネラル(Polar Mineral)によって商品名ブランク・フィクセ(Blanc Fixe)の下に供給され、最終組成物の45重量%を構成するBaSO4であった。
【0028】
(対照6)
半結晶質成分なしで、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアのアトフィーナ・ケミカルズ(Atofina Chemicals(Philadelphia,Pennsylvania,USA))から商品名プレキシグラス(Plexiglas)(登録商標)VO 45の下に提供されるガラス質樹脂ポリ(メチルメタクリレート)が比較例の42.0重量%を構成した。強化剤としてエルバロイ(Elvaloy)(登録商標)4170E/BA/GMAゴムが組成物の6.0重量%を構成した。充填材は、ポラー・ミネラル(Polar Mineral)から商品名ブランク・フィクセ(Blanc Fixe)の下に提供される33重量%のBaSO4、5.0重量%のグラス・フリッツ(Glass Fritz)、および3Mコーポレーション(3M Corporation)から商品名ゼオスフェア(Zeospheres)の下に販売される10.0重量%の硬質不活性中空セラミックの組み合わせであった。カラー・コンセントレートを4.0重量%添加した。
【0029】
(対照7)
比較例は、45重量%のクラスチン(Crastin)(登録商標)6129、15重量%のザイテル(Zytel)(登録商標)42A、3.0重量%のエルバロイ(Elvaloy)(登録商標)4170、および充填材として37重量%のブランク・フィクセ(Blanc Fixe)を含有する半結晶質ポリマーのみを含んだ。
【0030】
上記サンプルをニュージャージー州サマービルのアメリカン・ライストリッツ・エクストルーダー・コーポレーション(American Leistritz Extruder Corporation(Somerville,New Jersey))からの27mmライストリッツ(Leistritz)二軸スクリュー押出機上で、ギヤーポンプおよびシート押出ダイを用いて押し出した。押出物をカレンダーロールに通過させて厚さ0.80インチ×幅10インチのシートに加工し、上述の表面特性について試験した。
【0031】
(結果)
全サンプルについて一連の試験を行い、種々の物理特性を判定した。耐熱性を判定するためには、NEMA LD3、3.25節の放射耐熱性を用いてサンプルを試験した。破損(破損の例は、変色、膨れ、ボイリング、物理的変形、他着、および光沢変化)なしに、200℃を超える温度に耐えられたサンプルには「合格」等級を与えた。シミ抵抗性は、NEMA LD3、3.4節の清浄性/シミ抵抗性およびANSI Z124「シミ、薬品、およびたばこ抵抗性」を用いて判定した。市販される固体表面と同程度以上に良好なシミ抵抗性を示したサンプルに「合格」等級を与えた。
【0032】
寸法2 1/4インチ×6インチの3個のラミネートされていないサンプルを使用して、キズ抵抗性を判定した。9Nの力をサンプルに与えるアームを装着したアトラス・エレクトロニック・デバイシス(Atlas Electronic Devices Co.)からの摩擦試験機(CM−5型)上で、サンプルを150グリットの紙ヤスリで45回こすって表面研磨した。アームは綿布で覆われたフィンガーを通じて複合材に接触する。損なわれていない表面の60°での光沢Goと、損なわれた表面の光沢Gmとの比率(Go/Gm)を計算する。Go/Gm=1は完全なキズ抵抗性を示す。0.44を超えるあらゆるスコアは「合格」であった。合格スコアは、市販の表面材シートの性能に基づいて設定された。大部分が半結晶質であって少量のガラス質ポリマー成分を有する配合物を含む薄いシートは、キズに関して性能が劣ると見なされ、典型的に約0.2〜0.3と測定される。良好なキズ性能を有すると見なされる典型的なアクリルベースの固体表面製品は、統計的に約0.4〜0.5をスコアする。したがって商業的に許容できるキズ抵抗性表面を得るのに必要な最小スコアとして、0.44が選択された。表1に結果をまとめる。
【0033】
【表1】
Claims (14)
- 成分(a)〜(d)を基準にして重量で、
(a)20〜65%のガラス質ポリマーと、
(b)5〜35%の半結晶質ポリマーと、
(c)前記ガラス質および前記半結晶質ポリマーのための0〜10%の相溶化剤と、
(d)10〜70%の粒子状無機充填材と
を含み、
(e)前記ガラス質ポリマーと前記半結晶質ポリマーとの比率が4/1〜3/2の範囲内であることを特徴とする押出し成形可能な成形組成物。 - (e)の比率が3/1〜3/2の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 存在する場合、(c)相溶化剤であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- (a)前記ガラス質ポリマーが少なくとも25℃のガラス転移温度を有し、
(b)前記半結晶質ポリマーが少なくとも65℃の融解温度を有し、
(c)前記粒子状無機充填材が水または水和水を含有しないことを特徴とする請求項1に記載の組成物。 - (a)前記ガラス質ポリマーがアクリルポリマーであり、
(b)前記半結晶質ポリマーがポリエステルポリマーであることを特徴とする請求項4に記載の押出し成形可能な成形組成物。 - (a)前記アクリルポリマーがポリ(メチルメタクリレート)であり、
(b)前記ポリエステルポリマーがポリ(ブチルテレフタレート)であることを特徴とする請求項5に記載の組成物。 - (a)相溶化剤がエチレン/n−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレートコポリマーであり、
(b)粒子状無機充填材が硫酸バリウムであることを特徴とする請求項6に記載の組成物。 - (a)前記アクリルポリマーが20〜35%のポリ(メチルメタクリレート)であり、
(b)前記ポリエステルポリマーが15〜20%のポリ(ブチルテレフタレート)であり、
(c)前記相溶化剤が、2〜6%のエチレン/n−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレートコポリマーであり、
(d)前記粒子状無機充填材が40〜50%の硫酸バリウムであることを特徴とする請求項7に記載の組成物。 - (a)前記ガラス質ポリマーがアクリルポリマーであり、
(b)前記半結晶質ポリマーがポリアミドポリマーであることを特徴とする請求項4に記載の組成物。 - (a)前記アクリルポリマーがポリ(メチルメタクリレート)であり、
(b)前記ポリアミドがナイロン6,12であることを特徴とする請求項9に記載の組成物。 - (a)前記相溶化剤が、エチレン/n−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレートコポリマー、エチレン/メタクリル酸アイオノマーコポリマー、またはそれらの組み合わせから選択され、
(b)前記粒子状無機充填材が硫酸バリウムであることを特徴とする請求項10に記載の組成物。 - (a)前記アクリルポリマーが30〜35%のポリ(メチルメタクリレート)であり、
(b)前記ポリアミドポリマーが10〜15%のナイロン6,12であり、
(c)前記相溶化剤が、4%までのエチレン/n−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレートコポリマー、6%までのエチレン/メタクリル酸アイオノマーコポリマー、またはそれらの組み合わせであり、
(d)前記粒子状無機充填材が40〜50%の硫酸バリウムであることを特徴とする請求項11に記載の組成物。 - 請求項1に記載の組成物から形成されることを特徴とする固体材料。
- シートの形態であることを特徴とする請求項13に記載の固体材料。
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