JP2004534239A - アンテナ付き腕時計 - Google Patents
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- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
Abstract
Description
【0001】
本発明は一般に、特に無線周波数信号を受信および/または送信するためのアンテナを含む携帯用電子機器に関する。本発明は、具体的には、衛星航法測位信号またはGPS信号を受信するためのアンテナを含む、腕時計などの使用者の手首に着けるようにすることが好ましい携帯用電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
無線周波数信号を受信および/または送信するためのさまざまな携帯用電子機器がすでに提案されている。これらの解決策の1つは、例えばケースの内部で可撓性誘電基板の上に例えば印刷されたパスによって形成されたダイポール・アンテナにより構成される。しかしながらこの解決策は、アンテナの特殊な構造によって、GPS信号を受信するための機器を作るためには不適当である。またこの解決策は、アンテナの送受信特性をかなり妨害する金属材料で作られたケースを有する機器を作ろうとする場合にも不適当である。
【0003】
アンテナを時計の文字盤の下または上に置くようにした他の解決策も知られている。先の解決策と同様に、この解決策も金属材料製のケースを有する機器を作るためには一般に不適当である。
【0004】
特許文書番号EP0982639は、使用者の手首に着けることを目的とした電子機器を開示しており、この機器には、特にGPS信号の受信を可能にするパッチ形式のアンテナが取り付けられている。この文書にはさまざまな変形が示されており、これらの変形の各々においてパッチ・アンテナが表示装置のすぐ近くに置かれている。この解決策は比較的コンパクトなものになるが、それでもこれは多くの欠点を有する。
【0005】
これらの欠点の1つは、アンテナと機器の電子構成部品とが近接していることにあり、このような近接によって、アンテナと機器の電子構成部品、特に機器の表示装置と電子モジュールとの間の相互妨害を低減または防止するために遮蔽を行わなくてはならない。この遮蔽は、電子機器のさまざまな要素および構成部品の組立作業を著しく複雑なものにする。
【0006】
この解決策の別の欠点は、先の解決策に関して挙げた欠点と同様に、機器の外側部分を、アンテナの機能動作を妨害しない材料、特に非金属材料で作る必要があることである。また、機器の美的外観も装置の外側部分を作るために使用可能な選択が限られている材料に依存する。
【0007】
これらの解決策のさらに別の欠点は、電子機器の全体的な美的外観にある。さらに、比較的コンパクトであるが、考えられるさまざまなアンテナ配置は、使用者がその手首に着けたときに厄介で不愉快になる突出部分を有する機器をもたらす。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の主な目的は、無線周波数信号を受信および/または送信するためのアンテナを含み、機器の外側部分を作るために金属材料を使用することができる構造を有する携帯用電子機器を提供することである。
【0009】
本発明の別の目的は、アンテナ用の堅ろうな支持体を提供するとともに、機器のさまざまな構成部品の組立を簡単にするような解決策を提供することである。
【0010】
本発明のさらに別の目的は、美的見地からさらに優雅であり、従来の技術による解決策よりも、特に特許出願番号EP0982639に開示されている解決策よりも装着に快適な解決策を提供することである。
【0011】
本発明の特定の目的は、携帯用機器の電子モジュールに対するアンテナの電気的接続を容易にすることでもある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
したがって本発明は、特許請求の範囲の独立請求項1に挙げた特徴を有する腕時計などの携帯用電子物品に関する。
【0013】
本発明の有利な実施形態は従属請求項の主題を形成する。
【0014】
本発明によれば、電子モジュール、表示装置、および電源を囲むケースは、底部すなわち裏カバーと側壁とを含む外側本体と、外側本体に固定するベゼルを形成し、クリスタルガラスを保持する要素とを含むことが有利である。ベゼル要素はその外面に、無線周波数信号を受信および/または送信するためのアンテナを保持する。
【0015】
したがって、アンテナは非常に頑丈なケースの上に置かれ、機器ケースの内部に置かれた電子構成部品から可能な限り離れている。その一方、本発明によれば、電子モジュールに対するアンテナの電気的接続がより複雑になることはない。この解決策によって特に、金属材料で作られたケースを有し、アンテナが完全にケースの外側に配置されている機器の製造が可能になる。
【0016】
アンテナを事前にベゼル要素に取り付けておくことができ、この要素を最後に単に外側本体に配置するだけでよいので、機器の組立はさらに簡単になる。
【0017】
特に特許出願番号EP0982639に開示された機器に関する本発明の別の利点は、ケースが実際に機械的支持体として作用し、美的役割だけを有するものではないことにある。特に、本発明は、確実にアセンブリを非常に堅ろうにすることが立証されている時計製造技術によって実現される。
【0018】
さらに、上述の特許請求番号EP0982639に開示された解決策に関して、本発明による電子機器は非常にコンパクトであり、使用者の手首に対する快適さを増す。
【0019】
本発明の特定の実施態様によれば、機器はさらに、ベゼル要素と裏カバーとの間に配置されたケーシング・リングを形成する要素を含み、電子モジュールと表示装置とがベゼル要素とケーシング・リング要素との間に配置される。したがって、特に電子モジュールと表示装置とを囲む完全なサブアセンブリを事前に容易に作ることができ、それを最後に外側本体の裏カバーに取り付けることができる。ベゼル要素とケーシング・リング要素とを、例えば溶着または接着によって互いに固定することが好ましい。
【0020】
本発明の好ましい一実施態様によれば、アンテナは衛星航法測地信号を受信できるようにするアンテナである。このアンテナは、誘電体によって接地平面から分離されて給電導体すなわち励起導体によって電子モジュールに電気的に接続された放射要素を含むパッチ形式のアンテナであって、接地平面がベゼル要素の外面に置かれ、接地導体によって電子モジュールに電気的に接続されているアンテナであることが好ましい。接地平面は打抜き金属プレートから形成可能であることが好ましく、接地平面から外側に曲げられた少なくとも1つの脚を含み、脚を電子モジュールに直接接続する。脚はアンテナの接地導体を形成する。
【0021】
本発明のこの好ましい実施態様によれば、アンテナは電子モジュールから相対的に遠くなるが、アンテナの組立と接続は非常に簡単になる。この実施態様によれば、アンテナの給電すなわち励起を可能にするために同軸導線などの一対の別個の導線を機器に備える必要はなく、接地導体をアンテナの接地平面と一体に形成することは有利である。さらに、機器のさまざまな電子構成部品や電気構成部品が実質的にアンテナの接地平面の背後に位置するようにアンテナが配置されているが、これはアンテナとの相互妨害を減少するという目的に対して有利となる。
【0022】
本発明のその他の特徴および利点は、単に限定されない例示として行い、かつ添付の図面によって図解された、本発明の好ましい実施形態の下記の詳細な説明を読めばさらに明らかになろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
図1は、包括的に参照番号1で示す本発明による携帯用電子機器の平面図である。腕時計の形を取るのが有用である。この腕時計1にはアンテナ20が設けられている。アンテナ20は腕時計の内部に配置された電子モジュール(図2における6)に電気的に接続されている。この例では、アンテナ20は1つまたは複数の離れた伝送源から伝送される無線周波数信号を受信できるようにしよとするものである。さらに詳しくは、このアンテナは、米国のシステムNAVISTARを起源とするGSP信号(全地球測位システム)などの衛星測位航法信号、またはロシアのシステムGLONASSまたは今後の欧州の衛星測位システムGALILEOなどの、他の類似の衛星測位信号を受信できるようにしようとするものである。
【0024】
拡張すると、本発明はまた、無線周波数信号を受信および/または送信するためのアンテナを含むいかなる形式の携帯用電子機器にも適用可能であり、したがってGPS信号受信器の単一適用に限定されない。
【0025】
腕時計1は、従来の時計と同様な全体的外形を有し、アンテナ20に加えて、総体的に参照番号2で示すケースと、ケース2に取り付けられたリストバンド(図示せず)と、ケース2の中に囲まれた表示装置(液晶表示装置など)5が下に配置されたクリスタル3と、制御部材12〜16、すなわち5個のプッシュボタンであって、その1つ(16)は6時の位置にあり、他の4個(12〜15)はケース2の周囲にある制御部材とを含む。
【0026】
図2は、腕時計の中心を通る6時−12時の軸に平行な切断線A−A’に沿って取った図1に示す腕時計1の断面を示す。ケース2、クリスタルガラス3、表示装置5、アンテナ20、および6時の位置に置かれたプッシュボタン16を見ることができる。腕時計1はさらに、ケース2の内部に配置された電子モジュール6を含み、電子モジュールは特に印刷回路板60を含み、その印刷回路板の上に機器のさまざまな電子構成部品や電気構成部品、さらには特に電子モジュール6と表示装置5とを付勢する電源10が取り付けられている。この例では、電源10は、ケース2の裏カバーまたは底部に配置された充電可能な蓄電池によって形成されている。しかし、この電源10は通常のバッテリーで形成することもでき(この場合、バッテリー区画は取替えができるように好ましくはケースの裏カバーに設けるべきである)、または適当な電力を供給できるものであってもよい。
【0027】
図2に示すように、表示装置5すなわち液晶表示装置は、電気モジュール6の上に重なっており、電子モジュール6の上面の上に置かれている。表示装置5は可撓性導体50によって電子モジュール6に電気的に接続されている。参照番号56で示されるエレクトロルミネッセント・フィルムが表示装置5と電子モジュール6の間に挿入されている。このエレクトロルミネッセント・フィルム56は、57で示される一対のコネクタによって電子モジュール6に電気的に接続されている。図2には説明のためにコネクタの1つだけが図示されている。これらのコネクタ57の各々は植込みボルトまたは接触ばねを含む。
【0028】
図2では、参照番号100、102、104、106はモジュール6の電子回路を確実に遮蔽する金属プレートを示していることに注目すべきである。後で論ずる図9a〜9eに、この遮蔽の構成をさらに詳しく示している。
【0029】
図示された例では、充電可能な蓄電池は、当業者にはよく知られている誘導充電システムによって再充電される。したがって、腕時計1は誘導充電装置の外部コイルに結合されるコイルが設けられている。この誘導充電コイルの配置は、図3、5、5a、5bを参照して後で示す。
【0030】
本発明によれば、ケース2は、底部4aすなわち裏カバーと側壁4bとを有する外側本体4、ならびに外側本体4に固定されたベゼル要素7を含む。底部4aと側壁4bは、互いに組み立てられる2つの個別部品とすることも考えられるが、単一部品に作られることが好ましく、これらは共に、この例では裏カバー、すなわち一般的にリストバンド(図示せず)が取り付けられる腕時計1の中間部を形成する。
【0031】
ベゼル要素7が外側本体4に、またはさらに正確には外側本体4の側壁に4bに取り付けられ、クリスタルガラス3を支持している。クリスタルガラスは要素7に溶着または接着されることが好ましい。ベゼル要素7がプラスチック材料で作られ、クリスタルガラス3が例えば周知の超音波法で溶着されることは有利である。
【0032】
例えば要素7の周辺に形成された肩部と外側本体4の側壁4bの上に配置された類似の肩部との間に置かれたOリング・ジョイント30を介して、ベゼル要素7が外側本体に密封式に取り付けられることが望ましい。
【0033】
本発明によれば、アンテナ20はベゼル要素7によって機械的に支えられており、この要素の7aで示された外面の上に置かれている。このアンテナ20は、必要であれば外面7aの上に接着されるか、または他の適当な取付け手段によって保持される。アンテナ20は、12時の位置に、表示装置5が位置するΠで示す平面に対して傾斜した位置に配置されるのが望ましい。この結果、アンテナはほぼ上向きに向けられ、使用者が表示装置5上のデータを読むときの手首の自然の位置でGPS信号の受信を最適にできる。アンテナ20を支持することに加えて、要素7は腕時計の制御部材12〜16も支持することに注目すべきである。
【0034】
腕時計1が、ケース2の中でベゼル要素7と外側本体4の底部4aとの間に配置されたケーシング・リングである追加の要素8を有することは好ましい。要素7および8はある意味では、表示装置5と電子モジュール6とを内部に囲む容器の上部分と下部分とを形成しているといえる。ケーシング・リング要素8と外側本体4の底部4aとの間には、電源10が配置されている。この蓄電池を代替案として、表示装置5と電子モジュール6とともに要素7および8の間に囲むこともできる。
【0035】
要素7、8が互いに、特にアンテナ20、クリスタルガラス3、表示装置5、電子モジュール6、および制御部材12〜16を含むサブアセンブリを形成するように、(例えば接着、溶着、スナップフィット、またはその他のいずれかの同様な固着手段によって)固着されることが好ましい(すでに述べたように電源10を参照されたい)。したがって、このサブアセンブリを、外側本体の底部4aに取り付ける前に、個別に組み立てて試験することができる。逆に、このサブアセンブリを外側本体から容易に取り除いて必要な場合には取り替えることができる。
【0036】
この有利な構造はまた、外側部分に関して大きなフレキシビリティを提供し、外側本体4を、アンテナの機能動作に妥協することなく、例えば金属材料によって作ることができる。
【0037】
図3および4は、本発明の好ましい実施形態のさらに別の特徴を示す。図3は、時計の9時−3時の軸に平行な時計の中心を通る図1に示す切断線B−B’に沿って取った腕時計1の断面図である。図4は、時計の6時−12時の軸に平行な時計の中心を外れた部分にある図1の切断線C−C’に沿って取った腕時計1の部分断面図である。
【0038】
図4は特に、上述のサブアセンブリを外側本体4の底部4aに固着させるようにすることができる固着手段を示している。この場合、この固着手段は4本のねじ40(図4ではこれらのうち1本だけが示されている)を含み、これらのねじ40は、腕時計1の裏面図を示す図5の図によれば、外側本体の底部4aに配置された孔を通じて要素8を貫通している。各ねじ40は締付け要素42と協働して、底部4aに対して要素8を押しつけて保持している。さらに、アセンブリがこの点で確実に封止されるように、それぞれのねじ40が、ねじの頭部と外側本体の底部4aとの間に配置されたOリング・ジョイント45を備えている。
【0039】
外側本体4が金属材料で作られ、またベゼル要素7(および要素8)がプラスチック材料で作られるのは好ましい。環状の参照番号11で示された外部カバー要素も、図3の断面図に示されているように、ここではスナップフィットによって要素7の上に取り付けられ、この要素7を覆う。この例では、環状外部要素11は外側本体4を作るために使用される材料と同じ材料で作られ、アンテナ20が中に収容される開口11a(図1に示す)を有することが好ましい。誘電材料で作られた保護キャップ9がベゼル要素7に加えられて、アンテナ20を外部環境から保護する。代替案として、環状外部要素11と保護キャップ9とを単一部分として、アンテナ20の作動を妨害しない材料によって製造できることは、容易に理解されよう。
【0040】
図3に、再充電可能な蓄電池10を再充電できるようにする参照番号80で示された誘導充電コイルの配置を部分的に示す。この充電コイル80は、薄い金属プレートを重ねて形成させた強磁性コア81の周りに巻かれている。図5aおよび5bに図示するように、このコア81はケーシング・リング要素8の中に作られたハウジング8aの中に配置されており、ケーシング・リング要素8は、外側本体の底部4aの中に作られた開口4cの中に延びる部分8bを有する。さらに詳しくは、強磁性コア81は一般に、開口4cの中に底部4aに向かって開いているU形状であり、開口4cはそのために設けられている。強磁性コア81の実質的役割は、誘導充電装置(図示せず)の外部コイルと確実に適切な誘導結合をするように磁束を集中させて、これをケース2の外側に向けることであることに注目すべきである。
【0041】
上述のように、Oリング・ジョイント82も、要素8に形成された肩部と外側本体の底部4aに形成された類似した肩部との間に配置され、アセンブリを開口4cに確実に密封する。
【0042】
誘導充電コイル80とその強磁性コア81に加えて、腕時計1はさらに、85で示す双方向赤外線通信要素を含む。この要素は外側本体の底部4aに作られた開口4cに向けられており、コンピュータ端末に接続されることが望ましい周辺外部通信ユニットとの双方向通信を可能にする。この双方向赤外線通信要素85は一般的に、時計からデータを送信するための赤外線発光ダイオードと、外部からデータを受信するための赤外線受光フォトトランジスタ(または代りにフォトダイオード)とを含む。したがって、この要素は、測地データなどのデータをコンピュータ端末と交換することを可能にする通信手段を形成する。
【0043】
さらに詳しくは、図5aおよび5bに示すように、赤外線通信要素85は、電子モジュール6の下面に配置され、赤外線ビームが開口4cの中へ延びているケーシング・リング要素8の部分8bを障害なしに通過するように向けられている。この場合、要素8を作るため、または少なくとも部分8bを作るために使用される材料は、赤外線に対して透明でなければならない。赤外線通信要素85を代りに個別のハウジングおよび/または外側本体の底部4aに近い位置に配置することもできることは、当然理解されよう。
【0044】
外側本体4とベゼル要素7がそれぞれ金属材料とプラスチック材料とで作られている場合には、図2〜4において7bで示されている要素7の内壁を金属で被覆し、この金属被覆部を金属の外側本体4に電気的に接続することが有利になる。このような金属被覆は、腕時計の内部に配置された電子構成部品の遮蔽をさらに向上させるという利点を有する。要素7の内壁7bの金属被覆部と金属外側本体4との間の最適接続を確実に行うためには、要素7と外側本体4との間に、例えば金属製の導体を設けることも有利である。図2、3、4は、外側本体4上の要素7と要素8との間の接合部に配置された、参照番号35で示されたこのような導体を示す。
【0045】
図2を再度さらに詳しく参照すると、アンテナ20はパッチ形式のアンテナ、すなわちセラミック要素のような誘電体22によって大きな寸法の接地平面23から分離された放射要素21を含む、本質的に六面体形状のアンテナであることが分かるであろう。放射要素21は、接地平面23から絶縁されて誘電体22を通過して電子モジュール6に接続される給電すなわち励起導体25によって給電される。要素7は給電導体25を通過させる開口7cを備えている。接地平面23は、同様に、開口7cを通過する個別の接地導体26によって電子モジュールに電気的に接続されている。パッチ形式のアンテナが通常使用されるが、これは構造が簡単で製造コストが低いという利点がある。
【0046】
したがって本発明によれば、アンテナ20は、ベゼル要素7の外面7aにその接地平面23を介して置かれている。従来の技術の解決策では、この形式のアンテナは一般に電子モジュールの表面上に直接配置されていたが、これは上述の欠点がある。すなわち時計の電子回路による妨害がより大きいので、特定の遮蔽を必要とし、金属材料によるケースの製造が不可能であった。アンテナ20の接地平面23がベゼル要素7の外面7aに接着されることは好ましいことに注目すべきである。
【0047】
ここで図6a、6b、7a、7bを参照すると、パッチ・アンテナ20の特定の構造、特にその接地平面23がさらに詳しく示されている。図6aと6bはそれぞれ、本発明の好ましい実施形態の範囲内で使用されるパッチ・アンテナ20の断面図および平面図を示す。ここで放射要素21、誘電体22および接地平面23を給電および接地導体25、26とともに見ることができる。
【0048】
図6bに示するように、給電導体25は放射要素21の対称中心に対して中心がずれており、アンテナ20は円形タイプの分極を有する。給電導体25を接地導体26から分離する距離は従来の方法で選択されて、アンテナを関連する受信回路に適合させる。
【0049】
さらに具体的には本発明によれば、接地平面23は、接地平面23の外側に延びて接地導体26を形成する2本の脚26a、26bを含む。図7aおよび7bは接地平面23の構造をさらに詳細に示す。この接地平面23は、従来の打抜き法で金属プレートから作られることが望ましい。この板は、内側にU形状の延長部23bが突出するように中央開口23aを切削し、脚26a、26bが形成される。切削作業の最後における接地平面23の構造が図7bにおいて点線で図示されており、脚はこの段階において参照番号26a*および26b*によって示されている。続いて延長部23bが曲げられる。こうして形成された脚26a、26bは、図示するように接地平面23の外側に延びている。給電導体25が図6aおよび6bに示すものと同様な輪郭を有するように形成されていることに注目すべきである。
【0050】
したがって、接地導体26は接地平面23と一体に形成され、アンテナ20は電子モジュール6の上に直接置かれていないが、電子モジュール6に対するアンテナ20の接続を著しく簡単にする。
【0051】
図8aおよび8bはそれぞれ、アンテナ20が接続されている電子モジュール6のクリスタルガラス側からの平面図と裏カバー側からの平面図である。電子モジュールの印刷回路板60は、それぞれの面に機器のさまざまな機能を発揮する電気および電子構成部品を支えている。図8aに概略的に示すように、印刷回路板60は特にクリスタルガラス側には、時計の従来の刻時機能を発揮する刻時型の集積回路61を水晶振動子とその分周チェーン(図示せず)などの他の構成部品とともに支えている。図8aに図示するように、表示装置5に接続するための複数の接続端子55も印刷回路板60のクリスタルガラス側に配置されている。エレクトロルミネッセント・フィルム56の上述した一対のコネクタ57も電子モジュール6のこの面に接続されている。
【0052】
印刷回路板60のクリスタルガラス側の面は、腕時計の周囲に配置されたプッシュボタン12〜15と協働するために90、91で示された2つの接触要素をさらに含む。各接触要素90、91は一対の弾性舌片90a、90bと91a、91bを有している。これらの舌片は、各プッシュボタン12〜15の作用によって、印刷回路板60の上に配置されて集積刻時回路61の端子に接続された接触スタッド92〜95と接触することができる。
【0053】
また、印刷回路板のクリスタルガラス側の面は6時の位置に置かれたプッシュボタン16に属する接点96の第1接触舌片97も含む。この第1舌片97は、図8bに図示するように印刷回路板60の反対面の上に置かれた第2舌片98と協働する。この接点96は図2の断面図にも図示されている。
【0054】
図8bに概略的に図示するように、印刷回路板60は裏カバー側に、無線周波数信号受信回路すなわちRF回路62と、衛星からの無線周波数信号に含まれる測地航法データを取り出す責任を有するマイクロプロセッサと、特に(さまざまな衛星の擬似ランダム符号などの)衛星を捕捉するために必要なある一定のパラメータを記憶するEEPROMメモリまたはFLASHメモリ64とを支えている。上述の赤外線通信要素85も電子モジュール6のこの面にある。
【0055】
ここでは、測地航法データを取り出すための電子回路の特定の実施形態に固執しようとするものではない。当業者は、例えば市販のGPS構成部品に関する広範な技術文献を参照することもできよう。
【0056】
また、図8aおよび8bはアンテナ20の給電導体35が接続される65で示した給電箇所とアンテナ20の接地平面23が接続される接地箇所66も示している。特に、接地箇所66は、アンテナ20の接地平面の2本の脚26a、26bを受け入れるための2つの接触孔66a、66bを含む。
【0057】
本発明によれば、アンテナ20とこれに接続される回路(RF部分、入力増幅回路など)を静電気放電から保護するための保護手段がさらに設けられている。これらの保護手段が、図8bに示されたように裏カバー側の電子モジュール6の上に形成された70で示す印刷された蛇行経路を含み、その端部70a、70bを介してアンテナの給電導体25と接地導体26に電気的に接続された共振回路を形成させることは有利である。こうして、印刷蛇行経路70の第1端部70aはアンテナ給電箇所65に接続され、他の端部70bは接地箇所66に電気的に接続される(この接続は図8bでは見えない)。
【0058】
図9a〜9eを参照して、モジュール6のさまざまな電子構成部品を遮蔽するために使用される構造を以下に説明する。図9aは、クリスタルガラス側の電子モジュール6と、可撓性コネクタ50を介して電子モジュール6に接続された表示装置5とを示す。可撓性コネクタ50は、クリスタルガラス側の印刷回路板60に配置された接続端子55に接続されている。図2に示すように、この可撓性コネクタ50は、電子モジュール6が腕時計1に取り付けられるた後に曲げられることで、表示装置5を電子モジュール6の上面の上に配置させることができる。
【0059】
クリスタルガラス側の構成部品、すなわち特に刻時マイクロプロセッサ61の遮蔽は、印刷回路板60に(例えば溶着によって)固定されて実質的に印刷回路板60の全表面を覆う第1金属打抜きプレート100によって作られる。この第1金属プレート100はさらに、印刷回路板60の表面に向けて曲げられて、表示装置5の可撓性コネクタ50が通過するスロット状の隙間を形成する縁部100aを含む。この隙間はできるだけ狭くされる。この狭いスロットの目的は、遮蔽効果を向上させることと、電子モジュール6から表示装置5へ来る信号の接地に対する最大の容量結合効果を生じさせることであり、これは電子モジュール67から遮蔽の外部への電磁妨害の伝送を大幅に減少させるのに役立つ。
【0060】
第1金属シート100の部分100b、100cもクリスタルガラス側の方向に曲げられて、表示装置5が電子モジュール6の上に曲げられたときに、特に表示装置5の支持位置決めストップとして作用させる。エレクトロルミネッセント・フィルム(この図には示さず)の一対のコネクタ57が、この部分の1つ100bの近くに配置された開口を介して金属シート100を通過することに注目すべきである。
【0061】
裏カバー側の構成部品、すなわち特にRF回路62、マイクロプロセッサ63、FLASHメモリ64の遮蔽は、102、104、106で示される他の3つの打抜き金属プレートによって行われる。図9bは、裏カバー側上の遮蔽の一部分を示す。したがって、RF回路62は、印刷回路板60に取り付けられた第2打抜き金属プレート102によって覆われている。やはり印刷回路板60に取り付けられた第3打抜き金属プレート104は、測地航法データを取り出す責務を有するマイクロプロセッサ63ならびにFLASHメモリ64を覆う。この第3打抜き金属プレート104および第2プレート102は、図9dに示す第4打抜き金属プレート106の支持体として作用する。プレート106は、裏カバー側の印刷回路板60のほぼ全表面を覆い、電子構成部品のセットが適切に遮蔽されるようにする。この第4金属プレート106は第2および第3金属プレート102、104の上に置かれ、第4プレート106の端部106aはプレート102、104の周囲で曲げられている。したがって、この第4プレート106は、その下側に置かれた電子構成部品や印刷回路板60のその面上に配置された試験端子(図示せず)にアクセスすることが必要な場合に、容易に取り外すことができるように、配置されている。
【0062】
上述の遮蔽構造に対して多くの変更を行うことができることは理解されよう。したがって、構成部品の遮蔽の説明は、いずれにしても本発明の範囲を限定するものと考えてはならない。
【0063】
添付の特許請求の範囲に定義された本発明の範囲から逸脱することなく、本説明に記載の実施形態に対して、当業者には明らかなさまざまな変更および/または改良を行うことができることは、一般に理解されよう。特に本発明は腕時計、またはパッチ形式のアンテナを含む携帯用機器に限定されるものではない。それでも、このパッチ形式のアンテナは衛星測地航法データを受信するには完全に適しており、構造が非常に簡単で安価であるアンテナの一例を構成するものである。
【0064】
ケーシング・リング要素8の使用は厳密に必要なものではないこと、およびさまざまな外部要素および構造要素を作るために使用される材料の選択は単に例示として挙げたものであることも理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0065】
【図1】本発明の好ましい一実施形態を形成する腕時計の平面図である。
【図2】図1の切断線A−A’に沿って取った腕時計の断面図である。
【図3】図1の切断線B−B’に沿って取った腕時計の断面図である。
【図4】図1の切断線C−C’に沿って取った腕時計の断面図である。
【図5】図1の腕時計の裏面を示す平面図である。
【図5a】本発明による腕時計における赤外線通信要素と誘導充電コイルとの配置を示す、腕時計の裏面の部分拡大平面図である。
【図5b】本発明による腕時計における赤外線通信要素と誘導充電コイルとの配置を示す、図5の切断線D−D’に沿って取った部分断面図である。
【図6a】図1の腕時計に適合したパッチ形式のアンテナの断面図である。
【図6b】図1の腕時計に適合したパッチ形式のアンテナの平面図である。
【図7a】図6aおよび図6bに図示するアンテナの接地平面の断面図である。
【図7b】図6aおよび図6bに図示するアンテナの接地平面の平面図である。
【図8a】腕時計の電子モジュールのクリスタルガラス側からの平面図である。
【図8b】腕時計の電子モジュールの裏カバー側からの平面図である。
【図9a】特にクリスタルガラス側から電子モジュールの遮蔽を示す、腕時計の電子モジュールと表示装置から見た平面図である。
【図9b】裏カバー側から電子モジュールの遮蔽を示す、腕時計の電子モジュールと表示装置の裏カバー側から見た平面図である。
【図9c】図9aおよび9bに図示する表示装置の電子モジュールの側面図である。
【図9d】裏カバー側から電子モジュール遮蔽アセンブリを示す、腕時計の電子モジュールと表示装置の裏カバー側から見た平面図である。
【図9e】図9dに図示する電子モジュールと表示装置の側面図である。
Claims (14)
- 電子モジュール(6)と表示装置(5)とを囲むケース(2)と、
前記ケース(2)の上に取り付けたクリスタルガラス(3)と、
前記ケース(2)の中に収納されて、前記電子モジュール(6)と前記表示装置(5)とを付勢する電源(10)と、
前記電子モジュール(6)に電気的に接続された、無線周波数信号を受信および/または送信するためのアンテナ(20)と
を含む腕時計(1)などの携帯用電子機器であって、
前記ケース(2)が、
底部(4a)と側壁(4b)とを含む外側本体(4)と、
前記外側本体(4)に取り付けられて、前記クリスタルガラス(3)を支持するベゼル要素(7)とを含み、
前記アンテナ(20)が前記ベゼル要素(7)の外面(7a)上に置かれていることを特徴とする機器。 - 前記ベゼル要素(7)が前記外側本体(4)の上に密封式に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の機器。
- 前記ベゼル要素(7)と前記底部(4a)との間に配置されたケーシング・リング要素(8)をさらに含み、前記電子モジュール(6)と前記表示装置(5)が、前記ベゼル要素(7)と前記ケーシング・リング要素(8)との間に囲まれている請求項1または2に記載の機器。
- 前記ケーシング・リング要素(8)と前記ベゼル要素(7)が、前記外側本体(4)への取付けおよび前記外側本体(4)からの取外しが可能なサブアセンブリを形成するように、互いに取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の機器。
- 前記ケーシング・リング要素(8)が、固定手段(40、42)によって前記底部(4a)に保持されていることを特徴とする請求項3または4に記載の機器。
- 前記外側本体(4)が金属材料で作られて、前記ベゼル要素(7)がプラスチック材料で作られていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の機器。
- 前記ベゼル要素(7)の内面(7b)が金属で被覆されて、金属材料製の前記外側本体(4)に電気的に接続されていることを特徴とする請求項6に記載の機器。
- 前記ベゼル要素(7)の上に取り付けられた環状の金属材料でできた外部要素(11)をさらに含み、この環状外部要素は開口(11a)を有し、この開口の中に前記アンテナ(20)が収容される請求項6または7に記載の機器。
- 前記ベゼル要素(7)の上に取り付けられて前記アンテナ(20)を覆う誘電材料製の保護カバー(9)をさらに含む前記請求項のいずれかに記載の機器。
- 前記アンテナ(20)が放射要素(21)を含み、前記放射要素(21)は、誘電体(22)によって接地平面(23)から分離されて給電導体(25)によって前記電子モジュール(6)に電気的に接続されており、前記接地平面(23)は前記ベゼル要素(7)の外面(7a)の上に置かれ、接地導体(26)によって前記電子モジュール(6)に電気的に接続されていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の機器。
- 前記接地平面(23)が打抜き金属プレートから形成され、この打抜き金属プレートは、接地平面の外側に曲げられて前記接地平面(23)を前記電子モジュール(6)に直接接続する少なくとも1本の脚(26a、26b)を含み、前記脚(26a、26b)は前記アンテナの接地導体(26)を形成することを特徴とする請求項10に記載の機器。
- 前記アンテナ(20)が前記表示装置(5)に対して12時の位置に、また前記表示装置(5)が置かれた平面(Π)に対して傾斜した位置に配置されていることを特徴とする請求項10または11に記載の機器。
- 前記電子モジュール(6)が、前記アンテナ(20)が接続される印刷回路板(60)を含み、かつ
前記機器が、前記アンテナ(20)と前記アンテナ(20)に接続された回路を静電気放電から保護するための保護手段(70)をさらに含み、これらの保護手段は印刷された蛇行経路(70)を含み、前記印刷蛇行経路(70)はその端部(70a、70b)を介してアンテナの前記励起導体(25)と接地導体(26)との間に電気的に接続されていることを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載の機器。 - 前記底部(4a)と前記側壁(4b)が単一部分として作られていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の機器。
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