JP2016225736A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態の電子機器は、筐体と、装着部と、GPSアンテナと、制御基板と、を持つ。筐体は、手首の周方向に倣って配置される。装着部は、筐体を手首に着脱可能に装着する。GPSアンテナは、筐体内において、手首の周方向における一端部に配置される。制御基板は、筐体内に配置されるとともに、GPSアンテナに電気的に接続される。GPSアンテナは、筐体の厚さ方向において、制御基板に対して手首側とは反対側に少なくとも一部が配置されているとともに、筐体の厚さ方向から見た平面視で制御基板に対して少なくとも一部が前記手首の周方向にずれて配置されている。
【選択図】図5
Description
活動量計は、筐体の内部に各種電子部品が収容された機器本体と、機器本体を手首に装着するためのバンドと、を有している。電子部品は、制御基板やバッテリ等の駆動モジュール、活動量を検出する各種センサ、活動量等の情報を表示する表示部等を含んでいる。
しかしながら、GPSアンテナを筐体内に搭載する場合にあっては、筐体内でのGPSアンテナのレイアウトが難しかった。そのため、小型化を図った上で、GPSアンテナの測定精度を向上させる点に未だ改善の余地があった。
図1は、実施形態の活動量計1が手首Uに装着された状態を示す斜視図である。
図1に示す活動量計1は、人体の手首U等に着脱可能に装着して、活動量を測定するものである。
図2に示すように、活動量計1は、筐体2内に各種電子部品が収容された機器本体3と、機器本体3を手首Uに装着するための第1バンド(装着部)4及び第2バンド(装着部)5と、を備えている。なお、本実施形態において、活動量とは、歩数や消費カロリー、脈波、移動距離、移動軌跡、会話時間等の各種情報を含んでいる。また、以下の説明では、図1に示すように、活動量計1が手首Uに装着された状態において、手首U側を下方といい、手首U側とは反対側を上方という場合がある。
図3に示すように、上述した電子部品は、活動量検出部6と、スイッチ端子7と、表示部8と、制御部9と、を備えている。
活動量検出部6は、例えば紫外線センサ16や加速度センサ17、脈波センサ18、GPSアンテナ19、マイク20等を有している。
紫外線センサ16は、紫外線量に相当する検出値を制御部9に出力する。
加速度センサ17は、加速度に相当する検出値を制御部9に出力する。
脈波センサ18は、脈波に相当する検出値を制御部9に出力する。
GPSアンテナ19は、GPS衛星からの電波を受信する。GPSアンテナ19は、受信した電波に基づく位置情報を制御部9に出力する。
マイク20は、入力された音を音声信号に変換して制御部9に向けて出力する。
図4に示すように、筐体2は、上方から見た平面視で手首Uの周方向を長手方向とする長方形状を呈している。但し、筐体2の形状や寸法等は適宜設計変更が可能である。
図5に示すように、筐体2は、下方に位置する第1ケース11と、上方に位置して第1ケース11との間に各種電子部品を収容する収容部Cを画成する第2ケース12と、を備えている。なお、以下の説明では、平面視で筐体2の長手方向を単に長手方向といい、筐体2の短手方向を単に短手方向という場合がある。
第1周壁部14は、底壁部13を取り囲む枠状に形成されている。第1周壁部14の上端面のうち、内周部分には、上方に向けて突出する第1突部15が形成されている。第1突部15は、平面視で第1周壁部14に倣って延びる枠状に形成されている。
第2周壁部24は、頂壁部23を取り囲む枠状に形成されている。第2周壁部24は、長手方向に沿って延びる一対の縦側壁部24aと、短手方向に沿って延びる一対の横側壁部24bと、を有している。各横側壁部24bには、上述した第1バンド4及び第2バンド5の基端部が各別に取り付けられるバンド取付部25が設けられている。
一方、内装体22は、外装体21よりも弾性率が低い材料(例えばゴム材料等)により構成されている。また、内装体22は、外装体21よりも光透過率が低く設定されている。この場合、第2ケース12のうち、外装体21と内装体22とが重ね合わされた領域は、筐体2の外部から内部が視認できないようになっている。
図6に示すように、上述した縦側壁部24aのうち、一方の縦側壁部24aには、操作ボタン(操作部)34が配設されている。図1に示すように、操作ボタン34は、一方の縦側壁部24aにおいて長手方向に間隔をあけて複数配設されている。
また、筐体2内における制御基板41の上方には、バッテリ40が収容されている。バッテリ40は、ブロック状に形成されている。図5に示すように、バッテリ40は、短手方向から見た側面視において、第2ケース12の頂壁部23に倣って湾曲している。なお、図5の例において、バッテリ40は、筐体2内における少なくとも長手方向の一端部を回避した領域に配設されている。
図7に示すように、紫外線センサ16は、筐体2内における短手方向の中央部に配置されている。図5に示すように、紫外線センサ16は、筐体2内における長手方向の他端部に配置されている。上述した第2ケース12の頂壁部23のうち、紫外線センサ16と上下方向で対向する部分には、開口部51が形成されている。開口部51は、頂壁部23(外装体21及び内装体22)を貫通している。開口部51内には、開口部51を閉塞する入射窓52が設けられている。
図8に示すように、筐体2内において、表示部8よりも長手方向の一端側には、GPSアンテナ19が配設されている。GPSアンテナ19は、ブロック状に形成されている。GPSアンテナ19は、平面視において、長手方向の一端部が制御基板41の第1基板41aよりも長手方向の一端側にずれて配設されている。したがって、GPSアンテナ19は、第1基板41aに対して長手方向に並んで配設されるとともに、長手方向の他端部が平面視において第1基板41aと重なり合い、長手方向の一端部が平面視において第1基板41aと重ならないように配置されている。
また、GPSアンテナ19及び制御基板41が長手方向に並んで配設されているため、機器本体3の短手方向への小型化を図ることができる。この場合、例えばGPSアンテナ19及び制御基板41を短手方向に並んで配設する構成に比べて、手首Uの曲げ動作が筐体によって阻害されるおそれが少ない。そのため、快適な着け心地を得ることができる。
しかも、平面視において、GPSアンテナ19の長手方向の一端部が制御基板41の第1基板41aよりも長手方向の一端側にずれて配設されているため、本実施形態のようにGPSアンテナ19を頂壁部23に倣って下方に傾けて配置することができる。これにより、GPSアンテナ19の上方への突出量を抑制し、機器本体3の上下方向(筐体2の厚さ方向)での小型化を図ることができる。
この構成によれば、機器本体3全体の上下方向への大型化を抑えた上で、GPSアンテナ19の受信範囲を確保して、測定精度を向上させることができる。
本実施形態は、電子機器の一例として活動量計1について説明したが、電子機器は活動量計に限られない。
上述した実施形態では、外装体21及び内装体22が二色成形により一体形成された構成について説明したが、これに限らず、外装体21のみで構成しても構わない。
上述した実施形態では、第2ケース12が外装体21及び内装体22により構成されている場合について説明したが、第1ケース11も外装体及び内装体により構成しても構わない。
上述した実施形態では、GPSアンテナ19の上端部が第2基板41bよりも上方に位置する構成について説明したが、これに限らず、GPSアンテナ19の全体が第2基板41bよりも上方に位置していても構わない。
また、GPSアンテナ及び制御基板が筐体の長手方向に並んで配設されているため、機器本体の短手方向への小型化を図ることができる。この場合、例えばGPSアンテナ及び制御基板を短手方向に並んで配設する構成に比べて、手首の曲げ動作が筐体によって阻害されるおそれが少ない。そのため、快適な着け心地を得ることができる。
しかも、平面視において、GPSアンテナの少なくとも一部が制御基板よりも長手方向の一端側にずれて配設されているため、機器本体の上下方向での小型化を図ることができる。すなわち、GPSアンテナのうち、制御基板と上下方向で重なり合わない部分の下方空間を有効活用することができ、GPSアンテナの上方への突出量を抑制できる。
Claims (4)
- 手首の周方向に沿って配置される筐体と、
前記筐体を前記手首に着脱可能に装着する装着部と、
前記筐体内において、前記手首の周方向における一端部に配置されるGPSアンテナと、
前記筐体内に配置されるとともに、前記GPSアンテナに電気的に接続された制御基板と、を備え、
前記GPSアンテナは、前記筐体の厚さ方向において、前記制御基板に対して前記手首側とは反対側に少なくとも一部が配置されているとともに、前記筐体の厚さ方向から見た平面視で前記制御基板に対して少なくとも一部が前記手首の周方向にずれて配置されている、
電子機器。 - 前記GPSアンテナは、前記制御基板に対して、前記GPSアンテナの前記手首の周方向における端部側が、前記手首側に傾斜するように配置されている、
請求項1に記載の電子機器。 - 前記GPSアンテナは、前記筐体のうち前記手首側に位置する底壁部に対して前記筐体の厚さ方向で離間して配置されている、
請求項1又は請求項2に記載の電子機器。 - 前記筐体のうち前記手首側とは反対側に位置する頂壁部には、前記GPSアンテナを収容するアンテナ収容部が形成され、
前記アンテナ収容部は、前記筐体の厚さ方向において、前記頂壁部のうち前記アンテナ収容部以外の部分よりも前記手首側とは反対側に向けて突出している、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015108663A JP2016225736A (ja) | 2015-05-28 | 2015-05-28 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015108663A JP2016225736A (ja) | 2015-05-28 | 2015-05-28 | 電子機器 |
Publications (1)
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JP2016225736A true JP2016225736A (ja) | 2016-12-28 |
Family
ID=57746766
Family Applications (1)
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JP2015108663A Pending JP2016225736A (ja) | 2015-05-28 | 2015-05-28 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016225736A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018166060A1 (zh) * | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 穿戴式遥控设备及具有该穿戴式遥控设备的飞行器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004534467A (ja) * | 2001-07-05 | 2004-11-11 | ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス | 腕時計バンド・アンテナ |
JP2015081825A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | セイコーエプソン株式会社 | アンテナ内蔵携帯機器 |
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WO2018166060A1 (zh) * | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 穿戴式遥控设备及具有该穿戴式遥控设备的飞行器 |
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