JP2016225736A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2016225736A
JP2016225736A JP2015108663A JP2015108663A JP2016225736A JP 2016225736 A JP2016225736 A JP 2016225736A JP 2015108663 A JP2015108663 A JP 2015108663A JP 2015108663 A JP2015108663 A JP 2015108663A JP 2016225736 A JP2016225736 A JP 2016225736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
gps antenna
wrist
case
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015108663A
Other languages
English (en)
Inventor
秀記 堀内
Hideki Horiuchi
秀記 堀内
文翔 呉
Wenhsiang Wu
文翔 呉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2015108663A priority Critical patent/JP2016225736A/ja
Publication of JP2016225736A publication Critical patent/JP2016225736A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】小型化を図った上で、GPSアンテナの測定精度を向上させることができる電子機器を提供することである。
【解決手段】実施形態の電子機器は、筐体と、装着部と、GPSアンテナと、制御基板と、を持つ。筐体は、手首の周方向に倣って配置される。装着部は、筐体を手首に着脱可能に装着する。GPSアンテナは、筐体内において、手首の周方向における一端部に配置される。制御基板は、筐体内に配置されるとともに、GPSアンテナに電気的に接続される。GPSアンテナは、筐体の厚さ方向において、制御基板に対して手首側とは反対側に少なくとも一部が配置されているとともに、筐体の厚さ方向から見た平面視で制御基板に対して少なくとも一部が前記手首の周方向にずれて配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、電子機器に関する。
人体に装着可能な電子機器として、例えば手首に装着して日常の活動量(歩数や消費カロリー等)を計測する活動量計が知られている。
活動量計は、筐体の内部に各種電子部品が収容された機器本体と、機器本体を手首に装着するためのバンドと、を有している。電子部品は、制御基板やバッテリ等の駆動モジュール、活動量を検出する各種センサ、活動量等の情報を表示する表示部等を含んでいる。
ところで、上述した活動量計においては、移動距離や移動軌跡を測定するために、GPSアンテナが筐体内に搭載される場合がある。
しかしながら、GPSアンテナを筐体内に搭載する場合にあっては、筐体内でのGPSアンテナのレイアウトが難しかった。そのため、小型化を図った上で、GPSアンテナの測定精度を向上させる点に未だ改善の余地があった。
特開2004−184351号公報
本発明が解決しようとする課題は、小型化を図った上で、GPSアンテナの測定精度を向上させることができる電子機器を提供することである。
実施形態の電子機器は、筐体と、装着部と、GPSアンテナと、制御基板と、を持つ。筐体は、手首の周方向に倣って配置される。装着部は、筐体を手首に着脱可能に装着する。GPSアンテナは、筐体内において、手首の周方向における一端部に配置される。制御基板は、筐体内に配置されるとともに、GPSアンテナに電気的に接続される。GPSアンテナは、筐体の厚さ方向において、制御基板に対して手首側とは反対側に少なくとも一部が配置されているとともに、筐体の厚さ方向から見た平面視で制御基板に対して少なくとも一部が前記手首の周方向にずれて配置されている。
実施形態の活動量計が手首に装着された状態を示す斜視図。 実施形態の活動量計を示す斜視図。 実施形態の活動量計を示すブロック図。 実施形態の活動量計を示す平面図。 図4のV−V線に相当する概略断面図。 図5のVI−VI線に相当する概略断面図。 図5のVII−VII線に相当する概略断面図。 実施形態の機器本体を短手方向から見た側面図。
以下、実施形態の電子機器を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、実施形態の電子機器を活動量計に採用した場合について説明する。
図1は、実施形態の活動量計1が手首Uに装着された状態を示す斜視図である。
図1に示す活動量計1は、人体の手首U等に着脱可能に装着して、活動量を測定するものである。
図2は、実施形態の活動量計1を示す斜視図である。
図2に示すように、活動量計1は、筐体2内に各種電子部品が収容された機器本体3と、機器本体3を手首Uに装着するための第1バンド(装着部)4及び第2バンド(装着部)5と、を備えている。なお、本実施形態において、活動量とは、歩数や消費カロリー、脈波、移動距離、移動軌跡、会話時間等の各種情報を含んでいる。また、以下の説明では、図1に示すように、活動量計1が手首Uに装着された状態において、手首U側を下方といい、手首U側とは反対側を上方という場合がある。
図2に示すように、各バンド4,5は、手首Uの周方向を長手方向とする帯状のものである。各バンド4,5は、その基端部が筐体2に各別に取り付けられている。第1バンド4の先端部には、第2バンド5が挿通される挿通部4aが形成されている。また、第1バンド4には、第1バンド4を厚さ方向に貫通する係止孔4bが長手方向に間隔をあけて複数形成されている。第2バンド5の先端部には、上述した係止孔4b内に係止されるバックル5aが配設されている。なお、各バンド4,5は筐体2と一体に形成されていても構わない。
上述した活動量計1を手首Uに装着する場合には、例えば機器本体3を手首Uに載置した後、各バンド4,5を手首Uに巻き付ける。このとき、第1バンド4の挿通部4aに第2バンド5を挿通した後、第1バンド4の係止孔4bのうち、何れかの係止孔4b内に第2バンド5のバックル5aを係止する。これにより、活動量計1が手首Uに装着される。
図3は、活動量計1のブロック図である。
図3に示すように、上述した電子部品は、活動量検出部6と、スイッチ端子7と、表示部8と、制御部9と、を備えている。
活動量検出部6は、例えば紫外線センサ16や加速度センサ17、脈波センサ18、GPSアンテナ19、マイク20等を有している。
紫外線センサ16は、紫外線量に相当する検出値を制御部9に出力する。
加速度センサ17は、加速度に相当する検出値を制御部9に出力する。
脈波センサ18は、脈波に相当する検出値を制御部9に出力する。
GPSアンテナ19は、GPS衛星からの電波を受信する。GPSアンテナ19は、受信した電波に基づく位置情報を制御部9に出力する。
マイク20は、入力された音を音声信号に変換して制御部9に向けて出力する。
表示部8は、例えばLEDがドットマトリクス状に配列されたものである。表示部8は、制御部9によってLEDの点灯が制御されることで、上述した活動量を文字や図形によって表示する。なお、表示部8は、例えば電子ペーパー等を用いても構わない。
制御部9は、制御基板41(図5参照)上に電子回路ユニットが実装されて構成されている。電子回路ユニットは、例えばCPUやRAM、ROM、インターフェース回路等を含んでいる。制御部9は、上述した活動量検出部6の各センサ16〜18から出力される検出値や、GPSアンテナ19から出力される位置情報、マイク20から出力される音声信号に基づいて活動量を算出する。また、制御部9は、スイッチ端子7から出力される操作信号に基づいて表示部8に表示する情報(活動量等)の切り替えや、活動量計1のON/OFFの切り替え等を行う。
図4は、実施形態の活動量計1を示す平面図である。
図4に示すように、筐体2は、上方から見た平面視で手首Uの周方向を長手方向とする長方形状を呈している。但し、筐体2の形状や寸法等は適宜設計変更が可能である。
図5は、図4のV−V線に相当する概略断面図である。
図5に示すように、筐体2は、下方に位置する第1ケース11と、上方に位置して第1ケース11との間に各種電子部品を収容する収容部Cを画成する第2ケース12と、を備えている。なお、以下の説明では、平面視で筐体2の長手方向を単に長手方向といい、筐体2の短手方向を単に短手方向という場合がある。
第1ケース11は、ABS樹脂やポリカーボネート等の比較的硬質な樹脂材料からなる。第1ケース11は、上方に向けて開口する箱型に形成されている。具体的に、第1ケース11は、底壁部13と、底壁部13の外周縁から上方に向けて立設された第1周壁部14と、を備えている。
底壁部13は、活動量計1の装着状態において手首Uに対向して配置される。底壁部13は、短手方向から見た側面視において、手首Uの表面に倣って湾曲している。
第1周壁部14は、底壁部13を取り囲む枠状に形成されている。第1周壁部14の上端面のうち、内周部分には、上方に向けて突出する第1突部15が形成されている。第1突部15は、平面視で第1周壁部14に倣って延びる枠状に形成されている。
第2ケース12は、機器本体3の外形を構成する外装体21、及び外装体21の内側に配設された内装体22を含んでいる。これら外装体21及び内装体22は、二色成形により一体形成されている。第2ケース12は、全体として下方に向けて開口する箱型に形成されている。具体的に、第2ケース12は、頂壁部23と、頂壁部23の外周縁から下方に向けて延設された第2周壁部24と、を有している。
頂壁部23は、短手方向から見た側面視において、手首Uの表面に倣って湾曲している。
第2周壁部24は、頂壁部23を取り囲む枠状に形成されている。第2周壁部24は、長手方向に沿って延びる一対の縦側壁部24aと、短手方向に沿って延びる一対の横側壁部24bと、を有している。各横側壁部24bには、上述した第1バンド4及び第2バンド5の基端部が各別に取り付けられるバンド取付部25が設けられている。
周壁部24における外装体21部分の下端面には、下方に向けて突出する第2突部31が形成されている。第2突部31は、平面視で周壁部24に倣って延びる枠状に形成されている。第2突部31は、上述した第1ケース11の第1突部15に外嵌(インロー嵌合)されている。また、第1突部15の上端面と、第2周壁部24のうち外装体21部分の下端面と、の間(第1ケース11及び第2ケース12の合わせ面)には、シール部材32が介在している。シール部材32は、第1ケース11及び第2ケース12間に挟持され、収容部Cを封止している。本実施形態において、シール部材32は、内装体22に一体形成されている。具体的に、シール部材32は、周壁部24のうち内装体22部分の下端部から周壁部24の外周側に向けてフランジ状に連設されている。
なお、本実施形態では、第1ケース11及び第2ケース12の双方が箱型に形成された構成について説明するが、これに限らず、第1ケース11及び第2ケース12の構成は適宜設計変更が可能である。例えば、第1ケース11及び第2ケース12のうち、一方のケースが開口部を有する箱型に形成され、他方のケースが一方のケースの開口部を閉塞する平板状に形成されていても構わない。
ここで、外装体21は、第1ケース11と同様にABS樹脂やポリカーボネート等の比較的硬質な樹脂材料により構成されている。具体的に、外装体21は、表示部8で表示される情報が第2ケース12を透過できる程度の光透過率に設定されている。なお、外装体21は、着色等を施すことで、筐体2の外部から内部が視認し難く、かつ表示部8で表示される情報が第2ケース12を透過できる程度の光透過率に設定されていても構わない。
一方、内装体22は、外装体21よりも弾性率が低い材料(例えばゴム材料等)により構成されている。また、内装体22は、外装体21よりも光透過率が低く設定されている。この場合、第2ケース12のうち、外装体21と内装体22とが重ね合わされた領域は、筐体2の外部から内部が視認できないようになっている。
図6は、図5のVI−VI線に相当する概略断面図である。
図6に示すように、上述した縦側壁部24aのうち、一方の縦側壁部24aには、操作ボタン(操作部)34が配設されている。図1に示すように、操作ボタン34は、一方の縦側壁部24aにおいて長手方向に間隔をあけて複数配設されている。
図6に示すように、各操作ボタン34は、キャップ状に形成されている。各操作ボタン34は、一方の縦側壁部24aにおける外装体21部分に形成された貫通孔35内に挿通されている。操作ボタン34は、頂部が貫通孔35を通して筐体2の外部に突出し、頂部を介して短手方向に押圧可能に構成されている。操作ボタン34は、筐体2内において上述したスイッチ端子7を被覆している。操作ボタン34は、押圧操作によってスイッチ端子7を押圧操作する。なお、本実施形態では、操作ボタン34及びスイッチ端子7を押圧操作する構成について説明したが、これに限らず、スライド操作や回転操作等、適宜変更可能である。
また、操作ボタン34は、内装体22に一体形成されている。具体的に、操作ボタン34は、その開口端部が筐体2内において周壁部24の内装体22部分に連設されている。すなわち、本実施形態の内装体22には、上述したシール部材32及び操作ボタン34が一体形成されている。なお、シール部材32や操作ボタン34は、内装体22と別体であっても構わない。
図5に示すように、筐体2内(収容部C内)において、少なくとも長手方向の一端部を回避した領域には、制御基板41が収容されている。図6に示すように、制御基板41は、底壁部13上に配設された第1基板41aと、一方の縦側壁部24aに沿って配設された第2基板41bと、を有している。第2基板41bには、操作ボタン34の内側に向けて突出する上述したスイッチ端子7が実装されている。
また、筐体2内における制御基板41の上方には、バッテリ40が収容されている。バッテリ40は、ブロック状に形成されている。図5に示すように、バッテリ40は、短手方向から見た側面視において、第2ケース12の頂壁部23に倣って湾曲している。なお、図5の例において、バッテリ40は、筐体2内における少なくとも長手方向の一端部を回避した領域に配設されている。
筐体2内において、バッテリ40の上方には、上述した表示部8、紫外線センサ16等が配設されている。
図7は、図5のVII−VII線に相当する概略断面図である。
図7に示すように、紫外線センサ16は、筐体2内における短手方向の中央部に配置されている。図5に示すように、紫外線センサ16は、筐体2内における長手方向の他端部に配置されている。上述した第2ケース12の頂壁部23のうち、紫外線センサ16と上下方向で対向する部分には、開口部51が形成されている。開口部51は、頂壁部23(外装体21及び内装体22)を貫通している。開口部51内には、開口部51を閉塞する入射窓52が設けられている。
入射窓52は、筐体2を通して紫外線センサ16への紫外線入射を可能としている。入射窓52は、開口部51の内周面のうち外装体21部分に嵌め込まれている。また、開口部51の内周面のうち内装体22部分は、平面視で入射窓52の周囲を取り囲んでいる。なお、図5の例において、開口部51の内周面のうち内装体22部分は、外装体21部分と面一になっている。
図5に示すように、表示部8は、長手方向に沿って延びる帯状に形成されている。表示部8は、筐体2内において長手方向の中央部に配置されている。図6に示すように、表示部8は、筐体2内において短手方向の中央部に配置されている。
ここで、図5に示すように、上述した第2ケース12の頂壁部23のうち、表示部8と上下方向で対向する部分は、表示部8で表示される情報が視認可能な透過部54を構成している。透過部54は、外装体21のみによって構成されている。すなわち頂壁部23のうち、透過部54に位置する部分には、内装体22が配設されていない。そのため、表示部8で表示される情報は、外装体21のみを透過して外部に出射される。なお、透過部54(外装体21)の下面にシボ加工等を施しても構わない。
図4に示すように、筐体2内において、長手方向の一端部であって、かつ短手方向の中心から一方側にオフセットした位置には、マイク20が配設されている。上述した第2ケース12の頂壁部23のうち、マイク20と上下方向で対向する部分には、頂壁部23(外装体21及び内装体22)を貫通する集音孔56が形成されている。なお、集音孔56には、集音孔56を通した筐体2内への水分等の進入を抑制する図示しない防湿シート等が配設されていても構わない。
図8は、実施形態の機器本体3を短手方向から見た側面図である。
図8に示すように、筐体2内において、表示部8よりも長手方向の一端側には、GPSアンテナ19が配設されている。GPSアンテナ19は、ブロック状に形成されている。GPSアンテナ19は、平面視において、長手方向の一端部が制御基板41の第1基板41aよりも長手方向の一端側にずれて配設されている。したがって、GPSアンテナ19は、第1基板41aに対して長手方向に並んで配設されるとともに、長手方向の他端部が平面視において第1基板41aと重なり合い、長手方向の一端部が平面視において第1基板41aと重ならないように配置されている。
また、図5に示すように、GPSアンテナ19は、第1ケース11の底壁部13に対して上方に離間して配置されている。GPSアンテナ19は、頂壁部23に倣って第1基板41aに対して傾いて配置されている。具体的に、GPSアンテナ19は、長手方向の他端部から一端部にかけて下方(手首U側)に向けて傾いている。GPSアンテナ19は、その上面全体が第1基板41aよりも上方に位置している。一方、GPSアンテナ19の下面において、長手方向の他端部は第1基板41aよりも上方に位置し、長手方向の一端部は第1基板41aよりも下方に位置している。なお、GPSアンテナ19は、図示しないケーブルやコネクタ等を介して制御基板41(第1基板41a)に電気的に接続されている。
また、GPSアンテナ19は、少なくとも一部が第1基板41aよりも上方に位置していれば構わない。すなわち、図5に示す例のように、GPSアンテナ19の下面において、長手方向の一端部が第1基板41aよりも下方に位置していてもよく、GPSアンテナ19の全体が第1基板41aよりも上方に位置していても構わない。
図5に示すように、第2ケース12の頂壁部23のうち、GPSアンテナ19と上下方向で対向する部分は、GPSアンテナ19の上端部を収容するアンテナ収容部61を構成している。アンテナ収容部61は、頂壁部23のうちアンテナ収容部61以外の部分に対して上方に向けて膨出している。アンテナ収容部61は、その内側にGPSアンテナ19の上端部を収容している。また、アンテナ収容部61は、外装体21のみによって構成されている。すなわち、頂壁部23のうち、アンテナ収容部61に位置する部分には、内装体22が配設されていない。
このように、本実施形態の内装体22は、第2ケース12のうち、入射窓52、透過部54、集音孔56及びアンテナ収容部61を回避した領域の全域に亘って形成され、外装体21を内側から被覆している。
以上のように、本実施形態では、GPSアンテナ19が制御基板41(第1基板41)よりも上方に突出しているため、電波を遮蔽する遮蔽物がGPSアンテナ19よりも上方に配置され難くなる。その結果、GPSアンテナ19の受信範囲を確保して、測定精度を向上させることができる。
また、GPSアンテナ19及び制御基板41が長手方向に並んで配設されているため、機器本体3の短手方向への小型化を図ることができる。この場合、例えばGPSアンテナ19及び制御基板41を短手方向に並んで配設する構成に比べて、手首Uの曲げ動作が筐体によって阻害されるおそれが少ない。そのため、快適な着け心地を得ることができる。
しかも、平面視において、GPSアンテナ19の長手方向の一端部が制御基板41の第1基板41aよりも長手方向の一端側にずれて配設されているため、本実施形態のようにGPSアンテナ19を頂壁部23に倣って下方に傾けて配置することができる。これにより、GPSアンテナ19の上方への突出量を抑制し、機器本体3の上下方向(筐体2の厚さ方向)での小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、GPSアンテナ19が底壁部13から離間して配置されているため、例えば手首Uとの間の静電結合等に伴うノイズの影響を抑え、GPSアンテナ19の測定精度を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、GPSアンテナ19を収容するアンテナ収容部61が、頂壁部23のうちアンテナ収容部61以外の部分よりも上方に突出している構成とした。
この構成によれば、機器本体3全体の上下方向への大型化を抑えた上で、GPSアンテナ19の受信範囲を確保して、測定精度を向上させることができる。
上述した実施形態では、平面視において、GPSアンテナ19の長手方向の一端部が第1基板41aよりも長手方向の一端側にずれて配設されている構成について説明したが、これに限られない。例えば、GPSアンテナ19の全体が第1基板41aよりも長手方向の一端側にずれて配設されていても構わない。これにより、GPSアンテナ19と第1基板41aとが上下方向で重なり合わないようにレイアウトされるので、GPSアンテナ19の下方空間を有効活用することができ、GPSアンテナ19の上方への突出量を抑制できる。
上述した実施形態では、機器本体3を手首Uに装着するための装着部として一対のバンド4,5を用いた構成について説明したが、これに限らず、種々の構成を採用することが可能である。また、例えば機器本体3を装着部によって一体にモールドしても構わない。
本実施形態は、電子機器の一例として活動量計1について説明したが、電子機器は活動量計に限られない。
上述した実施形態では、筐体2が第1ケース11及び第2ケース12に分割構成された場合について説明したが、これに限らず、筐体2を一体で形成してもよく、3つ以上のケースで筐体を構成しても構わない。また、筐体2内に収容される電子部品の種類や筐体2内でのレイアウトは、適宜変更が可能である。
上述した実施形態では、外装体21及び内装体22が二色成形により一体形成された構成について説明したが、これに限らず、外装体21のみで構成しても構わない。
上述した実施形態では、第2ケース12が外装体21及び内装体22により構成されている場合について説明したが、第1ケース11も外装体及び内装体により構成しても構わない。
上述した実施形態では、制御基板41が第1基板41a及び第2基板41bを有する構成について説明したが、これに限らず、少なくとも第1基板41aを有していれば構わない。
上述した実施形態では、GPSアンテナ19の上端部が第2基板41bよりも上方に位置する構成について説明したが、これに限らず、GPSアンテナ19の全体が第2基板41bよりも上方に位置していても構わない。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、GPSアンテナが制御基板よりも上方に突出しているため、電波を遮蔽する遮蔽物がGPSアンテナよりも上方に配置され難くなる。その結果、GPSアンテナの受信範囲を確保して、測定精度を向上させることができる。
また、GPSアンテナ及び制御基板が筐体の長手方向に並んで配設されているため、機器本体の短手方向への小型化を図ることができる。この場合、例えばGPSアンテナ及び制御基板を短手方向に並んで配設する構成に比べて、手首の曲げ動作が筐体によって阻害されるおそれが少ない。そのため、快適な着け心地を得ることができる。
しかも、平面視において、GPSアンテナの少なくとも一部が制御基板よりも長手方向の一端側にずれて配設されているため、機器本体の上下方向での小型化を図ることができる。すなわち、GPSアンテナのうち、制御基板と上下方向で重なり合わない部分の下方空間を有効活用することができ、GPSアンテナの上方への突出量を抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…活動量計(電子機器)、2…筐体、4…第1バンド(装着部)、5…第2バンド(装着部)、19…GPSアンテナ、41…制御基板、61…アンテナ収容部

Claims (4)

  1. 手首の周方向に沿って配置される筐体と、
    前記筐体を前記手首に着脱可能に装着する装着部と、
    前記筐体内において、前記手首の周方向における一端部に配置されるGPSアンテナと、
    前記筐体内に配置されるとともに、前記GPSアンテナに電気的に接続された制御基板と、を備え、
    前記GPSアンテナは、前記筐体の厚さ方向において、前記制御基板に対して前記手首側とは反対側に少なくとも一部が配置されているとともに、前記筐体の厚さ方向から見た平面視で前記制御基板に対して少なくとも一部が前記手首の周方向にずれて配置されている、
    電子機器。
  2. 前記GPSアンテナは、前記制御基板に対して、前記GPSアンテナの前記手首の周方向における端部側が、前記手首側に傾斜するように配置されている、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記GPSアンテナは、前記筐体のうち前記手首側に位置する底壁部に対して前記筐体の厚さ方向で離間して配置されている、
    請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記筐体のうち前記手首側とは反対側に位置する頂壁部には、前記GPSアンテナを収容するアンテナ収容部が形成され、
    前記アンテナ収容部は、前記筐体の厚さ方向において、前記頂壁部のうち前記アンテナ収容部以外の部分よりも前記手首側とは反対側に向けて突出している、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の電子機器。
JP2015108663A 2015-05-28 2015-05-28 電子機器 Pending JP2016225736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015108663A JP2016225736A (ja) 2015-05-28 2015-05-28 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015108663A JP2016225736A (ja) 2015-05-28 2015-05-28 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016225736A true JP2016225736A (ja) 2016-12-28

Family

ID=57746766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015108663A Pending JP2016225736A (ja) 2015-05-28 2015-05-28 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016225736A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018166060A1 (zh) * 2017-03-17 2018-09-20 深圳市大疆创新科技有限公司 穿戴式遥控设备及具有该穿戴式遥控设备的飞行器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004534467A (ja) * 2001-07-05 2004-11-11 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 腕時計バンド・アンテナ
JP2015081825A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 セイコーエプソン株式会社 アンテナ内蔵携帯機器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004534467A (ja) * 2001-07-05 2004-11-11 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 腕時計バンド・アンテナ
JP2015081825A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 セイコーエプソン株式会社 アンテナ内蔵携帯機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018166060A1 (zh) * 2017-03-17 2018-09-20 深圳市大疆创新科技有限公司 穿戴式遥控设备及具有该穿戴式遥控设备的飞行器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3582472B1 (en) Mobile terminal
KR100862294B1 (ko) 휴대 단말기 및 그에 장착되는 사운드 가이드
JP6193210B2 (ja) 電子機器
US7428140B2 (en) Electronic apparatus
KR101077436B1 (ko) 압력센서를 포함한 휴대용 전자장치
US20130077215A1 (en) Electronic equipment
US9767971B2 (en) Electronic apparatus
US8675905B2 (en) Case for a handheld electronic device
CA2586350C (en) Handheld electronic device having hidden sound openings offset from an audio source
US20180000362A1 (en) Biological information measuring module and biological information measuring apparatus
TWI514895B (zh) Waterproof structure of microphone
US8531393B2 (en) Handheld electronic device having hidden sound openings offset from an audio source
KR20180042472A (ko) 전자 장치
US8559182B2 (en) Device module and electronic device
CA2552665A1 (en) Handheld electronic device having offset sound openings
JP2016225736A (ja) 電子機器
JP6531493B2 (ja) 電子機器
US11360435B2 (en) Electronic apparatus
KR20220017192A (ko) 센서 모듈을 포함하는 전자 장치
JP6805919B2 (ja) 電子機器
JP2019111193A (ja) 生体情報測定装置及び生体情報検出センサー
US20190107813A1 (en) Antenna device and timepiece
JP2013247655A (ja) 電子機器
US20180259909A1 (en) Sensor attachment structure and wristwatch
JP3162080U (ja) 携帯型電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180703