JP2004531527A - 殺菌剤としての5−ハロゲン−6−フェニル−7−フルオロアルキルアミノ−トリアゾロピリミジン類 - Google Patents

殺菌剤としての5−ハロゲン−6−フェニル−7−フルオロアルキルアミノ−トリアゾロピリミジン類 Download PDF

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Abstract

式I:
【化1】
Figure 2004531527

[式中、
R1は、水素、フッ素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカジエニルであり(ここで、これらの基の炭素鎖は無置換か又は明細書に定義されたように置換されていてもよい);
R2は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカジエニルであり(ここで、これらの基は無置換か又は置換されていてもよい);
R3は、フルオロアルキル又はフルオロアルケニルであり;
Xは、ハロゲンであり;
Nは、0又は1〜4の整数であり;
Lは、互いに独立して、ハロゲン、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ又はハロアルコキシである。]
の5-ハロゲン-6-フェニル-7-フルオロアルキルアミノ-トリアゾロピリミジン類。それらの製造方法、それらを含む組成物及び植物病原性菌を除去するためのそれらの使用。

Description

【技術分野】
【0001】
説明
本発明は、式I:
【化1】
Figure 2004531527
【0002】
[式中、
R1は、水素、フッ素、C1-C10-アルキル、C2-C10-アルケニル、C2-C10-アルキニル、C2-C10-アルカジエニルであって、ここで、これらの基の炭素鎖は、非置換であるか、又は部分的に若しくは完全にハロゲン化されているか、或は1〜3個の基Raを有していてもよく、
Raは、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C1-C6-アルキルカルボニル、C3-C6-シクロアルキル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-ハロアルコキシ、C1-C6-アルコキシカルボニル、C1-C6-アルキルチオ、C1-C6-アルキルアミノ、
ハロゲン化されていてもよい、ジ-C1-C6-アルキルアミノ、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルケニルオキシ、C3-C6-アルキニルオキシ及びC1-C4-アルキレンジオキシであり;
R2は、水素、C1-C10-アルキル、C2-C10-アルケニル、C2-C10-アルキニル、C2-C10-アルカジエニルであって、ここで、これらの基は、非置換であるか、又は部分的に若しくは完全にハロゲン化されているか、或は1〜3個の基Raを有していてもよく、
R3は、C2-C8-フルオロアルキル又はC2-C8-フルオロアルケニルであり;
Xは、ハロゲンであり;
nは、0又は1〜4の整数であり;
Lは、それぞれ独立して、ハロゲン、ニトロ、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C1-C10-アルコキシ又はC1-C6-ハロアルコキシである。]
の5-ハロゲン-6-フェニル-7-フルオロアルキルアミノ-トリアゾロピリミジン類に関する。
【0003】
さらには、本発明は、それらの製造方法、それらを含む組成物、及び植物病原性菌(phytopathogenic fungi)を除去するためのそれらの使用に関する。
【背景技術】
【0004】
EP-A 071 792は、5-位が水素又はアルキル若しくはアリール基で置換された6-フェニル-7-アミノ-トリアゾロピリミジン類を開示している。
【0005】
EP-A 550 113は、7-アミノ基がさらに置換されている5-H-及び5-ハロゲン-6-フェニル-7-アミノ-トリアゾロピリミジン類に関する。
【0006】
WO-A 98/46607は、6-位が2,4,6-トリフルオロフェニル基により置換された殺菌性トリアゾロピリミジン類を開示している。
【0007】
WO-A 98/46608は、7-位がフルオロアルキルアミノ基により置換された殺菌性トリアゾロピリミジン類を開示している。
【0008】
上記文献に開示された化合物は様々な植物病原性菌に対して活性があると言われている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は向上した殺菌活性を有する化合物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
我々は、この目的が最初で定義した化合物により達成されることを見出した。さらに、我々は、それらの製造方法、それらを含む組成物、及び化合物Iを使用して植物病原性菌(phytopathogenic fungi)を抑制する方法を見出した。
【0011】
式Iの化合物は、最も近接する従来技術であるWO-A 98/46608により公知の化合物と、特定の定義の7-フルオロアルキルアミノ基(ここで、R3におけるその炭素鎖は少なくとも2個の炭素原子からなる)である点において相違する。
【0012】
4-〜6-員ヘテロシクリル基は、硫黄、窒素及び酸素から選択される1個又はそれ以上のヘテロ原子(好ましくは酸素)を間に含む4〜6環原子を有する任意のヘテロシクリル基であってもよい。好適なハロゲン原子はフッ素、塩素又は臭素原子を意味する。
【0013】
本発明は、さらに、上で定義されるような式Iの化合物の製造方法であって、式IIの5,7-ジハロ化合物(式中、Xはハロゲンである)を式IIIのアミンで処理することを含む前記方法を提供する。
【化2】
Figure 2004531527
【0014】
5,7-ジハロ化合物IIと式IIIのアミンとの間の反応は、WO-A 98/46608により公知の条件下で行うことができる。
【0015】
該反応は、好ましくは溶媒存在下で行われる。好適な溶媒としては、ジオキサン、ジエチルエーテル、特にはテトラヒドロフラン等のエーテル、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素、及び芳香族炭化水素(例えば、トルエン)が挙げられる。
【0016】
該反応は、好適には0℃〜70℃の範囲内の温度で行われ、好ましい反応温度は10℃〜35℃である。
【0017】
該反応を塩基の存在下で行うことも好ましい。好適な塩基としては、トリエチルアミン等の第三級アミン、及び炭酸カリウム又は炭酸ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。あるいは、過剰の式IIIの化合物が塩基として役立つかもしれない。
【0018】
本発明のさらなる実施形態では、該アミンIIIは遊離又は錯体化金属原子(complexed metal atom)(リチウム、ナトリウム又は銅等)との錯体化により活性化され、そしてIIの反応は錯体化アミンIII'とで行われる。式III'において、Mは遊離又は錯体化金属原子を示す。反応条件は一般に上記と同様である。
【化3】
Figure 2004531527
【0019】
反応混合物を慣用の方法、例えば、水と混合して層を分離し、必要であれば粗生成物のクロマトグラフィー精製により後処理する。最終生成物のいくつかは無色又はわずかに茶色の粘稠な油状物の形態で得られ、それは精製されるか又は減圧下で適度な温度において揮発成分が除去される。最終生成物が固体として得られた場合には、精製は再結晶又は温浸(digestion)により行うこともできる。
【0020】
式IIの化合物は当技術分野で公知であり、EP-A 550 113及びWO-A 98/46608に開示された合成経路により得ることができる。
【0021】
個々の化合物Iが上記の経路により得られない場合には、それらは他の化合物Iの誘導体化により製造することができる。
【0022】
上記式で示した記号の定義において、集合的な用語が使用され、それは一般に以下の置換基を表す:
- ハロゲン: フッ素、塩素、臭素及びヨウ素;
- C1-C10-アルキル及びC1-C10-ハロアルキルのアルキル部分: 1〜10個、特に1〜6個の炭素原子を有する、飽和の、直鎖若しくは分枝炭化水素基、例えば、上述のようなC1-C4-アルキル、又はペンチル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、3-メチルブチル、2,2-ジ-メチルプロピル、1-エチルプロピル、ヘキシル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、1-メチルペンチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル、4-メチルペンチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチル、1-エチルブチル、2-エチルブチル、1,1,2-トリメチルプロピル、1,2,2-トリメチルプロピル、1-エチル-1-メチルプロピル及び1-エチル-2-メチルプロピル;
- C1-C6-ハロアルキル及びC1-C6-ハロアルコキシのハロアルキル部分: 1〜6個、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する(上述のような)、直鎖若しくは分枝アルキル基であって、これらの基中の水素原子は上述のようなハロゲン原子により部分的に又は完全に置換されていてもよく、例えば、クロロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、1-クロロエチル、1-ブロモエチル、1-フルオロエチル、2-フルオロエチル、2,2-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、2-クロロ-2-フルオロエチル、2-クロロ-2,2-ジフルオロエチル、2,2-ジクロロ-2-フルオロエチル、2,2,2-トリクロロエチル及びペンタフルオロエチル等のC1-C2-ハロアルキル;
- C1-C6-フルオロアルキル及びC1-C6-フルオロアルコキシのフルオロアルキル部分: 1〜6個、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する(上述のような)、直鎖若しくは分枝アルキル基であって、これらの基中の水素原子は上述のようなフッ素原子により部分的に又は完全に置換されていてもよく、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、1-フルオロエチル、2-フルオロエチル、2,2-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル及びペンタフルオロエチル等のC1-C2-フルオロアルキル;
- C2-C10-アルケニル: 2〜10個、特に3〜6個の炭素原子と任意の位置に二重結合とを有する、不飽和の、直鎖若しくは分枝炭化水素基、例えば、1-プロペニル、2-プロペニル、1-メチルエテニル、1-ブテニル、2-ブテニル、3-ブテニル、1-メチル-1-プロペニル、2-メチル-1-プロペニル、1-メチル-2-プロペニル及び2-メチル-2-プロペニル;
- C2-C10-アルキニル: 2〜10個、特に2〜4個の炭素原子と任意の位置に三重結合とを有する、直鎖若しくは分枝炭化水素基、例えば、エチニル、1-プロピニル、2-プロピニル、1-ブチニル、2-ブチニル、3-ブチニル及び1-メチル-2-プロピニル。
【0023】
それらの意図された使用に関しては、好ましくは以下の置換基を有する式Iのトリアゾロピリミジン類であって、ここでこれらの好ましいものはそれぞれの場合において単独でも又は組み合わせてもよい:
基に関しての中間体の特に好ましい実施形態は、式Iの基X、R1及びR2のものに一致する。
【0024】
好ましいアルキル部分はエチルであるか、又は特にはメチル基である。
好ましいハロアルキル部分は2,2,2-トリフルオロエチルか、又は1,1,1-トリフルオロプロパ-2-イル基である。
好ましいアルケニル部分はアリルか、又は特には2-メチルアリル基である。
【0025】
同様に、R1が水素でない式Iの化合物が好ましい。
R1がフッ素か又は直鎖若しくは分枝C1-C10-アルキル、特には分枝C3-C10-アルキルである式Iの化合物が好ましい。
さらには、R1がフッ素である化合物Iが特に好ましい。
R2が水素原子、C1-C10-アルキル又はC1-C10-ハロアルキル基、特には水素原子である化合物Iが特に好ましい。
その上、R2が水素である化合物Iが特に好ましい。
さらには、R2がメチルである化合物Iが特に好ましい。
【0026】
特に好ましいのは、R3が基A:
【化4】
Figure 2004531527
【0027】
[式中、
Y1が、水素、フッ素又はC1-C6-フルオロアルキルであり、
Y2が、水素又はフッ素であるか、或は、
Y1とY2とが一緒になって二重結合を形成し;そして、
Mが、0又は1である。]
を示す式Iの化合物である。
【0028】
R3がC1-C10-ハロアルキル基、好ましくはポリフルオロ化アルキル基、特には2,2,2-トリフルオロエチル、2-(1,1,1-トリフルオロプロピル)又は2-(1,1,1-トリフルオロブチル)基を示す場合には、R2は好ましくは水素原子を表す。
【0029】
Lnは好ましくはハロゲン又はC1-C6-アルコキシである。好ましい実施態様は、
【化5】
Figure 2004531527
【0030】
が、
【化6】
Figure 2004531527
【0031】
を表す式Iの化合物であり、式中、#はトリアゾロピリミジン部分への結合を示し、L1〜L4は、それぞれ独立して、水素、特にはフッ素、塩素、メチルまたはメトキシを示し、特に、式中、L1はフッ素を示し、L2は水素又はフッ素であり、L3は水素又はフッ素若しくはメトキシであり、そしてL4は水素、フッ素、塩素又はメチルを示す。
【0032】
さらに、特に好ましいものはnが2又は3である式Iの化合物である。最も好ましいL4は水素ではない。
【0033】
さらには、特に好ましいものは、R1〜R3は式Iで定義した意味を有し、そしてL1〜L4が上で示した意味を有する式IAの化合物である:
【化7】
Figure 2004531527
【0034】
特に好ましいものは、L1がハロゲンを示し、そしてL3及びL4が、それぞれ独立に、水素、ハロゲン又はC1-C4-アルコキシを表す式IAの化合物である。
【0035】
最も好ましいものは、L1がフッ素であり、L3が水素であり、そしてL4が塩素である式IAの化合物である。
【0036】
特に好ましいものは、R2が水素であり、L1及びL4が、それぞれ独立して、フッ素又は塩素原子を表し、そしてL3が水素、フッ素、塩素又はメトキシを示す式IAの化合物である。
【0037】
キラル中心を有する一般式Iの化合物の(R)及び(S)異性体及びそれらのラセミ体、並びに塩、N-オキシド及び酸付加化合物が本発明の範囲に含まれる。
【0038】
それらの使用に関して、特に好ましいものは以下の表に編集した化合物Iである。さらに、置換基について表に記載した基は、それらに関しては記載した組み合わせとは無関係にそれぞれの置換基の特に好ましい実施形態である。
【0039】
表1
L1がフッ素であり、L3が水素であり、L4が塩素であり、そしてR1、R2及びR3が表A中のある一列と一致する式IAの化合物。
表2
L1及びL4がそれぞれフッ素であり、L3が水素であり、そしてR1、R2及びR3が表A中のある一列と一致する式IAの化合物。
表3
L1及びL4がそれぞれ塩素であり、L3が水素であり、そしてR1、R2及びR3が表A中のある一列と一致する式IAの化合物。
表4
L1がメチルであり、L3が水素であり、L4がフッ素であり、そしてR1、R2及びR3が表A中のある一列と一致する式IAの化合物。
表5
L1、L3及びL4がそれぞれフッ素であり、そしてR1、R2及びR3が表A中のある一列と一致する式IAの化合物。
表6
L1及びL4がそれぞれフッ素であり、L3がメトキシであり、そしてR1、R2及びR3が表A中のある一列と一致する式IAの化合物。
表7
L1及びL3がそれぞれ水素であり、L4がフッ素であり、そしてR1、R2及びR3が表A中のある一列と一致する式IAの化合物。
表8
L1及びL3がそれぞれ水素であり、L4が塩素であり、そしてR1、R2及びR3が表A中のある一列と一致する式IAの化合物。
表9
Lnが2-F-5-NO2であり、Xが塩素であり、そしてR1、R2及びR3が表A中のある一列と一致する式Iの化合物。
表10
Lnがペンタフルオロであり、Xが塩素であり、そしてR1、R2及びR3が表A中のある一列と一致する式Iの化合物。
【0040】
表A
【化8】
Figure 2004531527
【0041】
Figure 2004531527
【0042】
化合物Iは殺菌剤として好適である。それらは植物病原性菌の幅広いスペクトル、特に子嚢菌類(Ascomycetes)、不完全菌類(Deuteromycetes)、藻菌類(Phycomycetes)及び担子菌類(Basidiomycetes)に対して顕著な活性を有する。それらのいくつかは全身的(systemically)に作用し、そしてそれらは葉面及び土壌作用殺菌剤として作物保護に使用することができる。
【0043】
それらは特にコムギ、ライムギ、オオムギ、カラスムギ、イネ、トウモロコシ、イネ科草本(grass)、バナナ、ワタ、ダイズ、コーヒー、サトウキビ、ブドウ、果実、装飾草花及び野菜(キュウリ、マメ、トマト、ジャガイモ及びカボチャ属等)等の種々の作物植物、並びにこれらの植物の種子での多くの菌類を抑制するのに重要である。
【0044】
具体的には、それらは以下の植物病害を抑制するのに好適である:
野菜及び果実でのアルタナリア(Alternaria)属、
イチゴ、野菜、装飾草花及びブドウでのBotrytis cinerea(灰色カビ病)、
ピーナッツでのCercospora arachidicola、
カボチャ属でのErysiphe cichoracearum及びSphaerotheca fuliginea、
穀類でのBlumeria graminis (ウドンコ病)、
種々の植物でのフザアリウム(Fusarium)及びVerticillium属、
穀類でのヘルミントスポリウム(Helminthosporium)属、
バナナ及びピーナッツでのMycosphaerella属、
ジャガイモ及びトマトでのジャガイモ疫病菌(Phytophthora infestans)、
ブドウでのPlasmopara viticola、
リンゴでのロドスフェラ ルコトリカ(Podosphaera leucotricha)、
コムギ及びオオムギでのコムギ眼紋病菌(Pseudocercosporella herpotrichoides)、
ホップ及びキュウリでのシュードペロノスポラ(Pseudoperonospora)属、
穀類でのプクキニア(Puccinia)属、
イネでのイネいもち病の病原菌(Pyricularia oryzae)、
ワタ、イネ及び芝でのRhizoctonia属、
穀類でのセプトリア(Septoria)属、
ブドウでのしたうどんこ病菌(Uncinula necator)、
穀類及びサトウキビでのUstilago属、並びに
リンゴ及びセイヨウナシでのVenturia属(腐敗病)。
【0045】
さらに、化合物Iは材料(例えば、木材、紙、塗料分散剤、繊維及び織物)の保護や貯蔵産物の保護においてPaecilomyces variotiiare等の有害菌を抑制するのに好適である。
【0046】
化合物Iは、該菌類、又は真菌感染に対して保護されるべき植物、種子、材料若しくは土壌を、殺菌上活性な量の活性成分で処理することにより施用される。施用は、菌類による材料、植物若しくは種子の感染前及び後の両方で行うことができる。
【0047】
一般に、該殺菌性組成物は0.1〜95、好ましくは0.5〜90重量%の活性成分を含有する。
【0048】
作物保護に使用する場合、施用比率は、所望の効果の性質にもよるが、haあたり0.01〜2.0kgの活性成分である。
【0049】
種子の処理においては、種子のキログラムあたり0.001〜0.1g、好ましくは0.01〜0.05gの量の活性成分が一般に必要とされる。
【0050】
材料又は貯蔵産物の保護に使用する場合には、活性成分の施用比率は施用範囲の性質及び所望の効果に依存する。慣用的に材料保護で使用される施用比率は、例えば、処理する材料の立方メートルあたり0.001g〜2kg、好ましくは0.005g〜1kgの活性成分である。
【0051】
化合物Iは、慣用の製剤、例えば、溶液、乳剤、懸濁液、ダスト(dusts)、粉末、ペースト及び顆粒に変換してもよい。使用形態は個々の目的に依存するが;いずれにしても、本発明の化合物がきれいで均一な分散が保証されるべきである。
【0052】
該製剤は公知の方法、例えば、活性成分を溶媒及び/又は担体で分散させることにより製造され(所望により乳化剤及び分散剤を用いる)、希釈剤として水が使用される場合には補助溶媒として他の有機溶媒を使用することも可能である。好適な補助物質(Auxiliaries)は本質的に:芳香族類(例えば、キシレン)、塩素化芳香族(例えば、クロロベンゼン類)、パラフィン類(例えば、鉱油画分)、アルコール類(例えば、メタノール、ブタノール)、ケトン類(例えば、シクロヘキサノン)、アミン類(例えば、エタノールアミン、ジメチルホルムアミド)及び水等の溶媒;天然鉱物類(例えば、カオリン、粘度、タルク、白亜)及び合成鉱物類(例えば、高分散シリカ、ケイ酸塩)等の担体;非イオン性及びアニオン性乳化剤(例えば、ポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテル、アルキルスルホネート類及びアリールスルホネート類)等の乳化剤並びにリグニン-亜硫酸塩廃液及びメチルセルロース等の分散剤である。
【0053】
好適な界面活性剤は、リグニンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸のアルカリ金属、アルカリ土類金属及びアンモニウム塩、アルキルアリールスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルスルホネート、脂肪族アルコールスルフェート、並びに脂肪酸及びそれらのアルカリ金属及びアルカリ土類金属塩、硫酸化脂肪族アルコールグリコールエーテルの塩、スルホン化ナフタレン及びナフタレン誘導体とホルムアルデヒドとの縮合物、ナフタレン又はナフタレンスルホン酸とフェノール又はホルムアルデヒドとの縮合物、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪族アルコール/エチレンオキシド縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、エトキシル化ポリオキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタール、ソルビトールエステル、リグニン-硫酸(sulfite)廃液及びメチルセルロースである。
【0054】
即時噴霧可能な溶液、乳剤、ペースト又は油分散物の製造に好適な物質は、鉱油の中〜高沸点画分(灯油、ディーゼル油等)、さらにはコールタール油及び植物若しくは動物由来の油、脂肪族、環式及び芳香族炭化水素(例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、パラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレン又はそれらの誘導体)、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、クロロホルム、四塩化炭素、シクロヘキサノール、シクロヘキサノン、クロロベンゼン、イソホロン、高極性溶媒(例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N-メチルピロリドン及び水)。である。
【0055】
粉末、分散のための材料及びダストは、活性物質を固体担体と混合又は一緒にすり砕くことにより製造できる。
【0056】
顆粒、例えば、被覆顆粒、含浸顆粒及び均質顆粒は、活性成分を固体担体に結合させることにより製造できる。固体担体の例としては、鉱物土(シリカ、シリカゲル、ケイ酸塩、タルク、カオリン、アッタクレー(attaclay)、石灰岩、石灰、白亜、木の幹(bole)、黄土、粘土、ドロマイト、珪藻土等)、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、合成鉱物材料、肥料(例えば、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素)、及び植物由来産物(穀類あら粉(cereal meal)、樹皮あら粉(tree bark meal)、木材あら粉(wood meal)及び木の実の殻のあら粉(nutshell meal)等)、セルロース粉末並びにその他の固体担体が挙げられる。
【0057】
一般に、該製剤は活性成分を0.01〜95重量%、好ましくは0.1〜90重量%含む。活性成分は90%〜100%、好ましくは95%〜100%の純度(NMRスペクトルによる)で使用される。
【0058】
以下は製剤例である:
I. 5重量部の本発明の化合物を95重量部の細かく粉砕したカオリンとよく混合する。これにより5重量%の活性成分を含むダストを得る。
【0059】
II. 30重量部の本発明の化合物を92重量部の粉末シリカゲル及び8重量部のパラフィン油(これは粉のシリカゲル表面に噴霧されている)の混合物とよく混合する。これにより良好な付着性を有する活性成分の製剤が得られる(23重量%の活性成分を含む)。
【0060】
III. 10重量部の本発明の化合物を、90重量部のキシレン、8〜10molのエチレンオキシドと1molのオレイン酸N-モノエタノールアミドとによる6重量部の付加物、2重量部のドデシルベンゼンスルホン酸化ルシウム、及び40molのエチレンオキシドと1molのヒマシ油とによる2重量部の付加物から構成される混合物に溶解する(9重量%の活性成分を含む)。
【0061】
IV. 20重量部の本発明の化合物を、60重量部のシクロヘキサノン、30重量部のイソブタノール、7molのエチレンオキシドと1molのイソオクチルフェノールとによる5重量部の付加物、及び40molのエチレンオキシドと1molのヒマシ油とによる5重量部の付加物から構成される混合物に溶解する(16重量%の活性成分を含む)。
【0062】
V. 80重量部の本発明の化合物を、3重量部のジイソブチルナフタレン-アルファ-スルホン酸ナトリウム、亜硫酸廃液(sulfite waste liquor)からの10重量部のリグノスルホン酸ナトリウム塩、及び7重量部の粉末シリカゲルと完全に混合し、次いで該混合物をハンマーミルで粉砕する(80重量%の活性成分を含む)。
【0063】
VI. 90重量部の本発明の化合物を10重量部のN-メチル-a-ピロリドンと混合して、微小滴(microdrop)の形態での使用に適した溶液を得る(90重量%の活性成分を含む)。
【0064】
VII. 20重量部の本発明の化合物を、40重量部のシクロヘキサノン、30重量部のイソブタノール、7molのエチレンオキシドと1molのイソオクチルフェノールとによる20重量部の付加物、及び40molのエチレンオキシドと1molのヒマシ油とによる10重量部の付加物とから構成される混合物に溶解する。その溶液を100,000重量部の水に注ぎ、そしてその中にきれいに分散させて0.02重量%の活性成分を含む分散水溶液を得る。
【0065】
VIII. 20重量部の本発明の化合物を、3重量部のジイソブチルナフタレン-アルファ-スルホン酸ナトリウム、17重量部の亜硫酸廃液からのリグノスルホン酸ナトリウム塩及び60重量部の粉末シリカゲルと完全に混合し、そしてその混合物をハンマーミルで粉砕する。その混合物を20,000重量部の水にきれいに分散させて0.1重量%の活性成分を含む噴霧混合物を得る。
【0066】
活性成分は、それらの製剤の形態で又はそれより調製される使用形態で(例えば、即時噴霧可能溶液、粉末、懸濁液又は分散液、乳剤、油分散液、ペースト、ダスト、塗布のための材料、又は顆粒の形態で)、スプレー(spraying)、噴霧(atomizing)、ふりかけ(dusting)、散布(scattering)又は注ぎ(pouring)のようにして使用することができる。使用形態は意図する目的に完全に依存し:いずれにしても、これは本発明の活性成分の可能な最もきれいな分布を保証することが意図されている。
【0067】
水性使用形態は、水を添加することにより、乳化濃縮液、ペースト又は湿潤可能な粉末(噴霧可能な粉末、油分散液)から調製することができる。乳剤、ペースト又は油分散液(その物質それ自体又は油中若しくは溶媒中に溶解されたもの)の調製は、湿潤剤(wetter)、粘着付与剤、分散剤又は乳化剤により水中に均質化することができる。あるいは、活性物質、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤又は乳化剤(及び適当であれば溶媒若しくは油)から構成される濃縮液を調製することも可能であり、そのような濃縮液は水で希釈するのに適している。
【0068】
即時使用(ready-to-use)製品中の活性成分の濃度は、かなりの範囲内で変化させてもよい。一般には、0.0001〜10%、好ましくは0.01〜1%である。
【0069】
また、活性成分は、極低容量プロセス(ultra-low-volume process (ULV))で首尾よく使用することもでき、95重量%の活性成分を含むか、又は添加剤を用いない活性成分を含む製剤を適用することが可能である。
【0070】
種々のタイプの油、除草剤、殺菌剤、他の殺虫剤、又は殺菌剤(bactericides)を活性成分に添加(適当ならば使用直前でも(タンクミックス))することができる。これらの薬剤は本発明の薬剤と重量比1:10〜10:1で混合できる。
【0071】
殺菌剤としての使用形態では、本発明の組成物は他の活性成分(例えば、肥料とともに、除草剤、殺虫剤、成長調節剤、殺菌剤又はその他のもの)と一緒に存在してもよい。殺菌剤としての使用形態での化合物I又はそれを含む組成物と他の殺菌剤との混合はしばしば幅広い殺菌作用スペクトルをもたらす。
【0072】
以下の殺菌剤(本発明の化合物と一緒に用いることができる)の一覧は可能な組合せを例証することを意図するものであって、いかなる限定も課すものではない:
硫黄、ジチオカルバメート類及びそれらの誘導体:ジメチルジチオカルバミン酸鉄(III)、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、エチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛、エチレンビスジチオカルバミン酸マグネシウム、エチレンジアミンビスジチオカルバミン酸マグネシウム亜鉛、テトラメチルチウラムジスルフィド、亜鉛(N,N-エチレンビスジチオカルバメート)のアンモニア錯体、亜鉛(N,N'-プロピレンビスジチオカルバメート)のアンモニア錯体、亜鉛(N,N'-プロピレンビスジチオカルバメート)、N,N'-ポリプロピレンビス(チオカルバモイル)ジスルフィド等;
ニトロ誘導体:クロトン酸ジニトロ(1-メチルヘプチル)フェニル、3,3-ジメチルアクリル酸2-sec-ブチル-4,6-ジニトロフェニル、クロトン酸2-sec-ブチル-4,6-ジニトロフェニルイソプロピル、5-ニトロ-イソフタル酸ジイソプロピル等;
複素環式物質:2-ヘプタデシル-2-イミダゾリンアセテート、2,4-ジクロロ-6-(o-クロロアニリノ)-s-トリアジン、O,O-ジエチル フタルイミドホスホノチオエート、5-アミノ-1-[ビス(ジメチルアミノ)ホスフィニル]-3-フェニル-1,2,4-トリアゾール、2,3-ジシアノ-1,4-ジチオアントラキノン、2-チオ-1,3-ジチオロ[4,5-b]キノキサリン、1-(ブチルカルバモイル)-2-ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチル、2-メトキシカルボニルアミノベンゾイミダゾール、2-(2-フリル)ベンゾイミダゾール、2-(4-チアゾリル)ベンゾイミダゾール、N-(1,1,2,2-テトラクロロエチルチオ)テトラヒドロフタルイミド、N-トリクロロメチルチオテトラヒドロフタルイミド、N-トリクロロメチルチオフタルイミド、
N-ジクロロフルオロメチルチオ-N',N'-ジメチル-N-フェニルスルホ-ジイミド、5-エトキシ-3-トリクロロメチル-1,2,3-チアジアゾール、2-チオシアナトメチルチオベンゾチアゾール、1,4-ジクロロ-2,5-ジメトキシベンゼン、4-(2-クロロフェニルヒドラゾノ)-3-メチル-5-イソオキサゾロン、ピリジン-2-チオール 1-オキシド、8-ヒドロキシキノリン又はその銅塩、2,3-ジヒドロ-5-カルボキシアニリド-6-メチル-1,4-オキサチイン、2,3-ジヒドロ-5-カルボキシアニリド-6-メチル-1,4-オキサチイン 4,4-ジオキシド、2-メチル-5,6-ジヒドロ-4H-ピラン-3-カルボキシアニリド、2-メチルフラン-3-カルボキシアニリド、2,5-ジメチルフラン-3-カルボキシアニリド、2,4,5-トリメチルフラン-3-カルボキシアニリド、N-シクロヘキシル-2,5-ジメチルフラン-3-カルボキサミド、N-シクロヘキシル-N-メトキシ-2,5-ジメチルフラン-3-カルボキサミド、2-メチルベンズアニリド、2-ヨードベンズアニリド、N-ホルミル-N-モルホリン-2,2,2-トリクロロエチルアセタール、ピペラジン-1,4-ジイルビス-1-(2,2,2-トリクロロエチル)ホルムアミド、1-(3,4-ジクロロアニリノ)-1-ホルミルアミノ-2,2,2-トリクロロエタン; 2,6-ジメチル-N-トリデシルモルホリン又はその塩、2,6-ジメチル-N-シクロドデシルモルホリン又はその塩、N-[3-(p-tert-ブチルフェニル)-2-メチルプロピル]-cis-2,6-ジメチル-モルホリン、N-[3-(p-tert-ブチルフェニル)-2-メチルプロピル]-ピペリジン、1-[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-エチル-1,3-ジオキソラン-2-イル-エチル]-1H-1,2,4-トリアゾール、1-[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-n-プロピル-1,3-ジオキソラン-2-イル-エチル]-1H-1,2,4-トリアゾール、N-(n-プロピル)-N-(2,4,6-トリクロロフェノキシエチル)-N'-イミダゾリル-ウレア、1-(4-クロロフェノキシ)-3,3-ジメチル-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)-2-ブタノン、1-(4-クロロフェノキシ)-3,3-ジメチル-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)-2-ブタノール、(2RS,3RS)-1-[3-(2-クロロフェニル)-2-(4-フルオロフェニル)-オキシラン-2-イルメチル]-1H-1,2,4-トリアゾール、a-(2-クロロフェニル)-a-(4-クロロフェニル)-5-ピリミジンメタノール、5-ブチル-2-ジメチルアミノ-4-ヒドロキシ-6-メチルピリミジン、ビス(p-クロロフェニル)-3-ピリジンメタノール、1,2-ビス(3-エトキシカルボニル-2-チオウレイド)ベンゼン、1,2-ビス(3-メトキシカルボニル-2-チオウレイド)ベンゼン等;
ストロビルリン類:アゾキシストロビン、クレソキシムメチル、メチル-E-メトキシイミノ-[a-(2-フェノキシフェニル)]-アセトアミド、メチル E-メトキシイミノ-[a-(2,5-ジメチルフェノキシ)-o-トリル]アセトアミド、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン等;
アニリノピリミジン類:N-(4,6-ジメチルピリミジン-2-イル)アニリン、N-[4-メチル-6-(1-プロピニル)ピリミジン-2-イル]-アニリン、N-[4-メチル-6-シクロプロピルピリミジン-2-イル]アニリン等;
フェニルピロール類:4-(2,2-ジフルオロ-1,3-ベンゾジオキソール-4-イル)ピロール-3-カルボニトリル等;
桂皮酸アミド類(cinnamamides):3-(4-クロロフェニル)-3-(3,4-ジメトキシ-フェニル)アクリロイルモルホリン等;
並びに種々の殺菌剤:ドデシルグアニジンアセテート、3-[3-(3,5-ジメチル-2-オキシシクロヘキシル)-2-ヒドロキシエチル]グルタルイミド、ヘキサクロロベンゼン、N-(2,6-ジメチルフェニル)-N-(2-フロイル)-DL-アラニン酸メチル、DL-N-(2,6-ジメチルフェニル)-N-(2'-メトキシアセチル)-アラニン メチルエステル、N-(2,6-ジメチルフェニル)-N-クロロアセチル-D,L-2-アミノ-ブチロラクトン、DL-N-(2,6-ジメチルフェニル)-N-(フェニルアセチル)アラニン メチルエステル、5-メチル-5-ビニル-3-(3,5-ジクロロフェニル)-2,4-ジオキソ-1,3-オキサゾリジン、3-[3,5-ジクロロフェニル(5-メチル-5-メトキシメチル]-1,3-オキサゾリジン-2,4-ジオン、3-(3,5-ジクロロフェニル)-1-イソプロピルカルバモイルヒダントイン、N-(3,5-ジクロロフェニル)-1,2-ジメチルシクロプロパン-1,2-ジカルボキシイミド、2-シアノ-[N-(エチルアミノカルボニル)-2-メトキシイミノ]アセトアミド、1-[2-(2,4-ジクロロ-フェニル)ペンチル]-1H-1,2,4-トリアゾール、2,4-ジフルオロ-a-(1H-1,2,4-トリアゾリル-1-メチル)ベンズヒドリルアルコール、N-(3-クロロ-2,6-ジニトロ-4-トリフルオロメチルフェニル)-5-トリフルオロメチル-3-クロロ-2-アミノピリジン、1-((ビス(4-フルオロフェニル)メチルシリル)メチル)-1H-1,2,4-トリアゾール等。
【実施例】
【0073】
合成例
出発化合物の相応の変更により、以下の合成例で示した手順がさらなる化合物Iを得るために使用される。得られた化合物は物性データとともにそれに続く表に示した。
【0074】
実施例1 : 5- クロロ -6-(2- クロロ -6- フルオロフェニル )-7-(1,1,1- トリフルオロブタ -4- イル )- アミノ -[1,2,4]- トリアゾロ [1,5-a] ピリミジン [I-9] の製造
1.5mmolの1,1,1-トリフルオロブタン-4-アミン、1.5mmolのトリエチルアミンを含む10mlのジクロロメタンの溶液を、1.5mmolの5,7-ジクロロ-6-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-[1,2,4]-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン[EP-A 550 113を参照]を含む20mlのジクロロメタンの溶液に添加した。その合わせた溶液を20〜25℃で約16時間攪拌し、続いて希塩酸(5%)で洗浄した。有機層を分離し、乾燥し、ろ過した。濾液から溶媒を蒸発留去し、シリカゲルのクロマトグラフィーによりmp.115℃の標題の化合物を得た(0.45g)。
【表1】
Figure 2004531527
【0075】
Figure 2004531527
【0076】
有害菌類に対する作用の例
式Iの化合物の殺菌作用を以下の実験により実証した。
【0077】
活性化合物(別々に又は一緒に)を、70重量%のシクロヘキサノン、20重量%のNekanil(登録商標)LN(Lutensol(登録商標) AP6, エトキシル化アルキルフェノールに基づく乳化及び分散作用を有する湿潤剤)及び10重量%のWettol(登録商標)EM(エトキシル化ヒマシ油に基づく非イオン性乳化剤)の混合物中の10%乳剤として製剤化し、水で希釈して所望の濃度にした。
【0078】
使用例1 : リンゴ黒星病の殺菌制御
品種「Common」の幼リンゴ苗木を4〜5葉期までポットで栽培した。これらの植物に、以下に示した濃度の活性成分を含み、5%の活性成分、94%のシクロヘキサノン及び1%の乳化剤(Tween20)を含むストック溶液(stock solution)から調製した懸濁液水溶液で滴るように噴霧した。該植物を乾燥後(3-5h)、それらをVenturia inequalisの水性胞子懸濁液で接種した。次いで、すぐに試験植物を22〜24℃で相対湿度がほぼ100%の加湿チャンバーに移し、そこで2日間栽培した。さらに2週間の期間にわたって、21〜23℃、相対湿度約95%でグリーンハウス内で栽培した。次いで、葉に対する真菌の攻撃の程度を罹患葉面積の%として目視的に評価した。
この試験では、200ppmの化合物I-1〜I-6及びI-8〜I-19で処理していた植物は15%までの感染を示したが、一方、無処理植物は80%が感染した。
【0079】
使用例2 : トマトの早枯れ病 (early blight) の殺菌制御 (Alternaria solani)
品種「Pixie II」の幼トマト苗木を2〜4葉期までポットで栽培した。これらの植物に、以下に示した濃度の活性成分を含み、5%の活性成分、94%のシクロヘキサノン及び1%の乳化剤(Tween20)を含むストック溶液から調製した懸濁液水溶液で滴るように噴霧した。該植物を乾燥後(3-5h)、それらをmlあたり15x103の胞子を含むAlternaria solaniの水性胞子懸濁液で接種した。次いで、すぐに試験植物を22〜24℃で相対湿度がほぼ100%の加湿チャンバーに移し、そこで36時間栽培した。さらに2〜3日間の期間にわたって、21〜23℃、相対湿度約95%でグリーンハウス内で栽培した。次いで、葉に対する真菌の攻撃の程度を罹患葉面積の%として目視的に評価した。
この試験では、200ppmの化合物I-1〜I-7、I-9〜I-13、I-15、I-17、及びI-18で処理していた植物は15%までの感染を示したが、一方、無処理植物は90%が感染した。
【0080】
使用例3 : 甜菜の褐斑病の殺菌抑制 (Cercospora beticola)
品種「ACH-31」の幼甜菜苗木を2〜4葉期までポットで栽培した。これらの植物に、以下に示した濃度の活性成分を含み、5%の活性成分、94%のシクロヘキサノン及び1%の乳化剤(Tween20)を含むストック溶液から調製した懸濁液水溶液で滴るように噴霧した。該植物を乾燥後(3-5h)、それらをCercospora beticolaの胞子懸濁液を含む0.5%ゼラチンの水溶液で接種した。次いで、すぐに試験植物を18〜23℃で相対湿度がほぼ100%の加湿チャンバーに移し、そこで5日間維持した。さらに10〜14日間の期間にわたって、21〜23℃、相対湿度約95%でグリーンハウス内で栽培した。次いで、葉に対する真菌の攻撃の程度を罹患葉面積の%として目視的に評価した。
この試験では、200ppmの化合物I-1〜I-4、I-6、I-8、及びI-11〜I-19で処理していた植物は15%までの感染を示したが、一方、無処理植物は85%が感染した。
【0081】
比較試験
それぞれWO-A 98/46607、WO-A 98/46608、及びWO-A 99/48893により公知の活性化合物A〜Eを以下の比較試験で比較化合物として用いた。
【表2】
Figure 2004531527
【0082】
比較試験1 :Pyricularia oryzae によるイネいもち病の殺菌抑制 ( 保護的な: protective)
ポットで栽培した品種「Tai-Nong 67」のイネ苗木の葉を、以下に記載した濃度の活性成分を含み、10%の活性成分、85%のシクロヘキサノン及び5%の乳化剤を含むストック溶液から調製した水性懸濁液で滴るように噴霧した。その植物を空気乾燥させた。次の日、その植物をPyricularia oryzaeを1.0x106胞子/ml含む水性胞子懸濁液で接種した。次いで、すぐに試験植物を加湿チャンバーに移した。22-24℃及び相対湿度ほぼ100%で6日後に、葉に対する真菌の攻撃の程度を罹患葉面積の%として目視的に評価した。
この試験では、200ppmの化合物I-1、I-2及びI-3のそれぞれで処理していた植物は3%までの感染を示したが、一方、200ppmの比較化合物A、B及びCのそれぞれで処理した植物は、それぞれ60、10、及び20%が感染し、無処理植物は90%が感染した。
【0083】
比較試験2 :Blumeria graminis f. sp. Tritici によるコムギのウドンコ病の抑制
品種「Kanzler」のポットで栽培した小麦の最初の十分に開いた葉を、以下の表に示した濃度の活性成分又はそれらの混合物を含み、10%の活性成分、85%のシクロヘキサノン及び5%の乳化剤を含むストック溶液から調製した水性懸濁液で滴るように噴霧した。次の日に、処理植物にBlumeria graminis f. sp. tritici(= syn. Erysiphe garminis f. sp. tritici)の胞子を侵襲されたストック植物を処理ポット上で激しく振盪することにより接種した。22-26℃、相対湿度60〜90%で7日間グリーンハウス内で栽培後、葉に対する真菌の攻撃の程度を罹患葉面積の%として目視的に評価した。
この試験では、それぞれ200及び50ppmの化合物I-7で処理された植物は、3及び7%の感染を示したが、一方、それぞれ200及び50ppmの比較化合物D及びEで処理された植物は、それぞれ60及び80%(200ppmにおいて)、並びに80%(50ppmにおいて)まで感染し、無処理植物は100%感染した。

Claims (8)

  1. 式I:
    Figure 2004531527
    [式中、
    R1は、水素、フッ素、C1-C10-アルキル、C2-C10-アルケニル、C2-C10-アルキニル、C2-C10-アルカジエニルであって、ここで、これらの基の炭素鎖は、非置換であるか、又は部分的に若しくは完全にハロゲン化されているか、或は1〜3個の基Raを有していてもよく、
    Raは、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C1-C6-アルキルカルボニル、C3-C6-シクロアルキル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-ハロアルコキシ、C1-C6-アルコキシカルボニル、C1-C6-アルキルチオ、C1-C6-アルキルアミノ、
    ハロゲン化されていてもよい、ジ-C1-C6-アルキルアミノ、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルケニルオキシ、C3-C6-アルキニルオキシ及びC1-C4-アルキレンジオキシであり;
    R2は、水素、C1-C10-アルキル、C2-C10-アルケニル、C2-C10-アルキニル、C2-C10-アルカジエニルであって、ここで、これらの基は、非置換であるか、又は部分的に若しくは完全にハロゲン化されているか、或は1〜3個の基Raを有していてもよく、
    R3は、C2-C8-フルオロアルキル又はC2-C8-フルオロアルケニルであり;
    Xは、ハロゲンであり;
    nは、0又は1〜4の整数であり;
    Lは、それぞれ独立して、ハロゲン、ニトロ、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C1-C10-アルコキシ又はC1-C6-ハロアルコキシである。]
    の5-ハロゲン-6-フェニル-7-フルオロアルキルアミノ-トリアゾロピリミジン。
  2. 少なくとも1つのL基がハロゲンである請求項1記載の化合物。
  3. R1が、水素、フッ素又はメチルである請求項1又は2記載の化合物。
  4. R2が、水素又はC1-C10-アルキルである請求項1記載の化合物。
  5. R3が、基A:
    Figure 2004531527
    [式中、
    Y1は、水素、フッ素又はC1-C6-フルオロアルキルであり,
    Y2は、水素又はフッ素であるか、或は、
    Y1とY2とは一緒になって二重結合を形成し;そして、
    mは、0又は1である。]
    である請求項1記載の化合物。
  6. 請求項1で定義される式Iの化合物の製造方法であって、式II:
    Figure 2004531527
    [式中、各基は式Iで示した意味を有する。]
    の5,7-ジハロ-トリアゾロピリミジンを、式III:
    Figure 2004531527
    [式中、R1、R2及びR3は式Iで定義されたとおりである。]
    のアミンと反応させて式Iの化合物を得ることを含む前記方法。
  7. 固体又は液体担体と請求項1記載の式Iの化合物とを含む、植物病原性菌を抑制するのに好適な組成物。
  8. 植物病原性菌を抑制する方法であって、該菌又は菌の攻撃から防御すべき材料、植物、土壌若しくは種子を請求項1記載の式Iの化合物の有効量で処理することを含む前記方法。
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