JP2004521771A - 振動減衰式のハンドグリップを備えた手持ち式工作機械 - Google Patents
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Abstract
手持ち式工作機械の振動に対するハンドグリップの極めて十分な減衰は、手持ち式工作機械の長手方向軸線(9)に対してほぼ平行に延びる2つの脚部(5,7)にそれぞれ、機械長手方向軸線(9)に対してほぼ垂直に方向付けられた少なくとも1つのリンク(19,21)の一方の端部が枢着されており、リンク(19,21)の他方の端部が、機械ハウジング(1)の、ハンドグリップ(3)の両脚部(5,7)の間に位置する領域に枢着されていることによって達成される。
Description
【0001】
背景技術
本発明は、振動減衰式のハンドグリップを備えた手持ち式工作機械であって、ハンドグリップが、当該手持ち式工作機械の長手方向軸線に対してほぼ平行に延びる2つの脚部を有していて、ばね弾性的に機械ハウジングに連結されている形式のものに関する。
【0002】
特に打撃駆動装置を備えた手持ち式工作機械、たとえばドリルハンマ、チゼルハンマおよびこれに類するものでは、機械にかなり強い振動が生ぜしめられる。この振動は機械のハンドグリップに伝達され、使用者に対して不快となるだけでなく、健康に関して有害ともなり得る。たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第19503526号明細書に基づき、手持ち式工作機械のハンドグリップの振動を減衰するための手段が公知である。この公知の手段では、たとえばハンドグリップが一方の端部で減衰ばねまたはばねシステムを介して機械ハウジングに連結されており、ハンドグリップが反対の側の端部で回動ジョイントによって機械ハウジングに結合されている。前記刊行物では、ハンドグリップの、手持ち式工作機械の長手方向軸線に対して平行に延びる2つの脚部の両端部を振動減衰材料、たとえば熱可塑性のエラストマプラスチックを介して機械ハウジングに結合することも提案される。すなわち、ハンドグリップを2つの箇所で機械ハウジングに結合することが従来慣用である。にもかかわらず、1つまたはそれ以上の連結箇所が減衰手段を備えている場合でも、相変わらず機械ハウジングからハンドグリップへの振動の比較的高い過剰伝達が生ぜしめられる。
【0003】
したがって、本発明の課題は、冒頭で述べた形式の、ハンドグリップを備えた手持ち式工作機械を改良して、ハンドグリップが可能な限り単純な手段によって十分に振動減衰されて手持ち式工作機械の機械ハウジングに連結されているようにすることである。
【0004】
発明の利点
この課題は、請求項1の特徴により、ハンドグリップの各脚部に、機械長手方向軸線に対してほぼ垂直に方向付けられた少なくとも1つのリンクが、その一方の端部で枢着されており、リンクが、その他方の端部で機械ハウジングの、ハンドグリップの両脚部の間に位置する領域に枢着されていることによって解決される。ハンドグリップはリンクを介してしか機械ハウジングに結合されておらず、もはや機械ハウジングとの直接的な結合点を有していないので、機械ハウジングの振動に対するハンドグリップの極めて強い減衰が得られる。さらに、ハンドグリップはリンク構造によって極めて高い安定性を獲得している。
【0005】
本発明の有利な構成は従属請求項から明らかとなる。
【0006】
ハンドグリップの個々の脚部に枢着されたリンクが、同じ長さを有していると有利である。これによって、ハンドグリップと機械ハウジングとの間の相対運動が、ほぼ手持ち式工作機械の長手方向軸線の方向での成分しか有していないことが保証されている。この場合、付加的な加速を使用者の手にもたらす恐れがある、別の方向での運動成分はほぼ生ぜしめられない。
【0007】
リンクが、1つの共通の枢着点を機械ハウジングに有していてもよいし、機械ハウジングに対するリンクの枢着点が、相並んで狭幅の幅を備えて配置されていてもよい。
【0008】
リンクの両脚部に伝達される運動の高い同期化は、リンクの、機械ハウジングに枢着された端部が、歯列を備えた円形成形部を有しており、リンクの枢着点が、機械ハウジングに位置決めされており、これによって、リンクの端部に設けられた歯列が互いに噛み合うようになっていることによって達成することができる。この手段によって、ハンドグリップの傾倒および引っ掛かりを極めて十分に抑圧することができる。
【0009】
ハンドグリップの案内と安定性との改善は、機械ハウジングとハンドグリップの各脚部とに、機械長手方向軸線に対してほぼ垂直に方向付けられた平行な2つのリンクが枢着されていることによって得ることができる。
【0010】
ハンドグリップの脚部の端部が、ばね弾性的に機械ハウジングに支持されていると有利である。ハンドグリップの振動減衰に対するさらに有利な構成では、ハンドグリップと機械ハウジングとの間に電気的に制御可能なまたは調整可能な1つまたはそれ以上のアクチュエータが配置されており、該アクチュエータが、機械ハウジングの振動によって生ぜしめられる力または運動に抗して作用することによって、アクチュエータが、ハンドグリップの振動を減衰するようになっている。
【0011】
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0012】
図1には、手持ち式工作機械、たとえばドリルハンマまたはチゼルハンマまたはこれに類するものが概略的に示してある。この手持ち式工作機械は、内部に機械駆動装置が位置している機械ハウジング1と、この機械ハウジング1に連結されたハンドグリップ3とから成っている。このハンドグリップ3はU字形に形成されていて、2つの脚部5,7を有している。両脚部5,7は手持ち式工作機械の長手方向軸線9に対してほぼ平行に延びている。
【0013】
有利には、ハンドグリップ3の脚部5,7の端部が、機械ハウジング1に一体成形されたポケット11,13内に導入されている。このポケット11,13内では、両脚部5,7の端部がばねエレメント15,17を介して機械ハウジング1に対して支持されている。ばねエレメント15,17は、ハンドグリップ3に使用者によって加えられる圧着力を吸収する。ハンドグリップ3の振動減衰に対する有利な構成では、ばね15,17に対して付加的にまたはばねなしでもハンドグリップ3と機械ハウジング1との間に電気的に制御可能なまたは調整可能な1つまたはそれ以上のアクチュエータが配置されている。このアクチュエータは、このアクチュエータが、機械ハウジング1の振動によって生ぜしめられる力または運動に抗して作用することによってハンドグリップ3の振動を減衰する。このようなアクチュエータは、たとえばヨーロッパ特許出願公開第0206981号明細書または国際公開第98/21014号パンフレットに基づき公知である。
【0014】
ハンドグリップ3の、水平方向に延びる両脚部5,7には、それぞれ1つのリンク19,21が、手持ち式工作機械の長手方向軸線9の方向に旋回可能となるように枢着されている。両リンク19,21は同じ長さを有している。このリンク19,21の、脚部5,7から離れて位置する端部は、機械ハウジング1に設けられた、両脚部5,7の間に位置する領域に枢着されている。これによって、両リンク19,21は機械長手方向軸線9に対してほぼ垂直に方向付けられている。機械ハウジング1に対する両リンク19,21の枢着点23,25は相並んで狭幅の幅を備えて位置している。
【0015】
ハンドグリップ3の傾倒または引っ掛かりは、リンク19,21の運動を同期化する手段によって回避することができる。両リンク19,21の運動に対する高い同期性を得るためには、リンク19,21の、機械ハウジング1に枢着された端部が円形成形部27,29を有している。この円形成形部27,29は歯列31,33を備えている。両リンク19,21の枢着点23,25の位置決めと、両リンク19,21の、歯列31,33を備えた円形成形部27,29の寸法設定とは、リンク19,21の端部に設けられた歯列31,33が互いに噛み合うように行われている。
【0016】
前述したリンク機構によって、機械ハウジング1の、たとえば打撃機構によって生ぜしめられる振動に対するハンドグリップ3の極めて強い分離、つまり減衰が得られる。機械ハウジング1に対するハンドグリップ3の振動減衰は、リンク機構のため、ハンドグリップ3と機械ハウジング1との間に直接的な結合箇所が不要となることによって得られる。これによって、ハンドグリップ3に高い安定性が付与される。リンク19,21によって、ハンドグリップ3は機械ハウジング1に対する相対運動をほぼ機械長手方向軸線9の方向でしか行うことができないようになっている。別の運動成分、たとえばハンドグリップ3の傾倒または引っ掛かりは、両リンク運動の高い同期化に基づきほぼ排除されている。
【0017】
機械による作業時および両リンク19,21の、この作業時に生ぜしめられる変位時には、ハンドグリップ3の水平な脚部5,7に設けられた、両リンク19,21の枢着点35,37の間の間隔dが約0.1mmの範囲内で変化する。両枢着点35,37の間の間隔dのこの僅かな変化は、ハンドグリップ3が、ある程度の弾性変形を許容するように構造化されているかもしくはある程度の弾性変形を許容するような材料から成っていることによって吸収することができる。
【0018】
図2に示した、振動減衰式のハンドグリップ3を備えた手持ち式工作機械の実施例は、機械ハウジング1に対する両リンク19,21の枢着を除いて、図1に示した実施例と同じである。図1に示した実施例では、両リンク19,21が、相並んで位置する枢着点19,21を有しているのに対して、図2に示した実施例では、リンク19,21は1つの共通の枢着点39を機械ハウジング1に有している。すなわち、両リンク19,21は機械ハウジング1において1つの共通の軸39に回動可能に支承されている。
【0019】
図3には、振動減衰式のハンドグリップ3を備えた手持ち式工作機械の別の実施例が示してある。この実施例における、前述した両実施例と同じ機能を有する全ての部材には、すでに図1および図2に使用した符号と同一の符号が付してある。したがって、図1および図2に関連して説明した詳細に関しては詳しく説明しないことにする。前述した実施例に対する、図3に示した実施例の著しい違いは、ハンドグリップ3を機械ハウジング1に結合するリンク機構にある。図1および図2による実施例では、各脚部5,7が1つのリンク19,21を介してしか機械ハウジング1に結合されていないのに対して、図3に示した実施例によれば、ハンドグリップ3の脚部5と機械ハウジング1とには平行な2つのリンク41,43が枢着されており、脚部7と機械ハウジング1とには同じく平行な2つのリンク45,47が枢着されている。すなわち、各脚部5,7は、いわゆる「平行リンク」41,43,45,47を介して機械ハウジング1にばね弾性的に結合されている。平行リンク41,43,45,47は、遊びのない安定した支承をハンドグリップ3に付与していて、機械長手方向軸線9の方向でのハンドグリップ3の運動とは異なる、極めて強い望ましくない運動成分を抑圧している。
【0020】
図3に示した実施例では、両平行リンクの、互いに反対の側に位置するリンク41,45,43,47がそれぞれ1つの共通の枢着点49,51を機械ハウジング1に有している。しかし、それぞれ互いに反対の側に位置するリンク41,45,43,47は、図1に示した実施例のように、同じく相並んで位置する枢着点49,51を有していてもよいし、同じく互いに噛み合う歯列を有する円形成形部をリンク41,43,45,47の端部に備えていてもよい。これによって、ハンドグリップ3の両脚部5,7の運動の極めて高い同期性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
リンクによって機械ハウジングに支承されたハンドグリップの原理図であり、この場合、リンクが互いに異なる枢着点を機械ハウジングに有している。
【図2】
リンクによって機械ハウジングに支承されたハンドグリップの原理図であり、この場合、リンクが1つの共通の枢着点を機械ハウジングに有している。
【図3】
2つの平行リンクによって機械ハウジングに支承されたハンドグリップの原理図である。
【符号の説明】
1 機械ハウジング、 3 ハンドグリップ、 5 脚部、 7 脚部、 9 長手方向軸線、 11 ポケット、 13 ポケット、 15 ばねエレメント、 17 ばねエレメント、 19 リンク、 21 リンク、 23 枢着点、 25 枢着点、 27 円形成形部、 29 円形成形部、 31 歯列、 33 歯列、 35 枢着点、 37 枢着点、 39 枢着点、 41 リンク、 43 リンク、 45 リンク、 47 リンク、 49 枢着点、 51 枢着点、 d 間隔
背景技術
本発明は、振動減衰式のハンドグリップを備えた手持ち式工作機械であって、ハンドグリップが、当該手持ち式工作機械の長手方向軸線に対してほぼ平行に延びる2つの脚部を有していて、ばね弾性的に機械ハウジングに連結されている形式のものに関する。
【0002】
特に打撃駆動装置を備えた手持ち式工作機械、たとえばドリルハンマ、チゼルハンマおよびこれに類するものでは、機械にかなり強い振動が生ぜしめられる。この振動は機械のハンドグリップに伝達され、使用者に対して不快となるだけでなく、健康に関して有害ともなり得る。たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第19503526号明細書に基づき、手持ち式工作機械のハンドグリップの振動を減衰するための手段が公知である。この公知の手段では、たとえばハンドグリップが一方の端部で減衰ばねまたはばねシステムを介して機械ハウジングに連結されており、ハンドグリップが反対の側の端部で回動ジョイントによって機械ハウジングに結合されている。前記刊行物では、ハンドグリップの、手持ち式工作機械の長手方向軸線に対して平行に延びる2つの脚部の両端部を振動減衰材料、たとえば熱可塑性のエラストマプラスチックを介して機械ハウジングに結合することも提案される。すなわち、ハンドグリップを2つの箇所で機械ハウジングに結合することが従来慣用である。にもかかわらず、1つまたはそれ以上の連結箇所が減衰手段を備えている場合でも、相変わらず機械ハウジングからハンドグリップへの振動の比較的高い過剰伝達が生ぜしめられる。
【0003】
したがって、本発明の課題は、冒頭で述べた形式の、ハンドグリップを備えた手持ち式工作機械を改良して、ハンドグリップが可能な限り単純な手段によって十分に振動減衰されて手持ち式工作機械の機械ハウジングに連結されているようにすることである。
【0004】
発明の利点
この課題は、請求項1の特徴により、ハンドグリップの各脚部に、機械長手方向軸線に対してほぼ垂直に方向付けられた少なくとも1つのリンクが、その一方の端部で枢着されており、リンクが、その他方の端部で機械ハウジングの、ハンドグリップの両脚部の間に位置する領域に枢着されていることによって解決される。ハンドグリップはリンクを介してしか機械ハウジングに結合されておらず、もはや機械ハウジングとの直接的な結合点を有していないので、機械ハウジングの振動に対するハンドグリップの極めて強い減衰が得られる。さらに、ハンドグリップはリンク構造によって極めて高い安定性を獲得している。
【0005】
本発明の有利な構成は従属請求項から明らかとなる。
【0006】
ハンドグリップの個々の脚部に枢着されたリンクが、同じ長さを有していると有利である。これによって、ハンドグリップと機械ハウジングとの間の相対運動が、ほぼ手持ち式工作機械の長手方向軸線の方向での成分しか有していないことが保証されている。この場合、付加的な加速を使用者の手にもたらす恐れがある、別の方向での運動成分はほぼ生ぜしめられない。
【0007】
リンクが、1つの共通の枢着点を機械ハウジングに有していてもよいし、機械ハウジングに対するリンクの枢着点が、相並んで狭幅の幅を備えて配置されていてもよい。
【0008】
リンクの両脚部に伝達される運動の高い同期化は、リンクの、機械ハウジングに枢着された端部が、歯列を備えた円形成形部を有しており、リンクの枢着点が、機械ハウジングに位置決めされており、これによって、リンクの端部に設けられた歯列が互いに噛み合うようになっていることによって達成することができる。この手段によって、ハンドグリップの傾倒および引っ掛かりを極めて十分に抑圧することができる。
【0009】
ハンドグリップの案内と安定性との改善は、機械ハウジングとハンドグリップの各脚部とに、機械長手方向軸線に対してほぼ垂直に方向付けられた平行な2つのリンクが枢着されていることによって得ることができる。
【0010】
ハンドグリップの脚部の端部が、ばね弾性的に機械ハウジングに支持されていると有利である。ハンドグリップの振動減衰に対するさらに有利な構成では、ハンドグリップと機械ハウジングとの間に電気的に制御可能なまたは調整可能な1つまたはそれ以上のアクチュエータが配置されており、該アクチュエータが、機械ハウジングの振動によって生ぜしめられる力または運動に抗して作用することによって、アクチュエータが、ハンドグリップの振動を減衰するようになっている。
【0011】
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0012】
図1には、手持ち式工作機械、たとえばドリルハンマまたはチゼルハンマまたはこれに類するものが概略的に示してある。この手持ち式工作機械は、内部に機械駆動装置が位置している機械ハウジング1と、この機械ハウジング1に連結されたハンドグリップ3とから成っている。このハンドグリップ3はU字形に形成されていて、2つの脚部5,7を有している。両脚部5,7は手持ち式工作機械の長手方向軸線9に対してほぼ平行に延びている。
【0013】
有利には、ハンドグリップ3の脚部5,7の端部が、機械ハウジング1に一体成形されたポケット11,13内に導入されている。このポケット11,13内では、両脚部5,7の端部がばねエレメント15,17を介して機械ハウジング1に対して支持されている。ばねエレメント15,17は、ハンドグリップ3に使用者によって加えられる圧着力を吸収する。ハンドグリップ3の振動減衰に対する有利な構成では、ばね15,17に対して付加的にまたはばねなしでもハンドグリップ3と機械ハウジング1との間に電気的に制御可能なまたは調整可能な1つまたはそれ以上のアクチュエータが配置されている。このアクチュエータは、このアクチュエータが、機械ハウジング1の振動によって生ぜしめられる力または運動に抗して作用することによってハンドグリップ3の振動を減衰する。このようなアクチュエータは、たとえばヨーロッパ特許出願公開第0206981号明細書または国際公開第98/21014号パンフレットに基づき公知である。
【0014】
ハンドグリップ3の、水平方向に延びる両脚部5,7には、それぞれ1つのリンク19,21が、手持ち式工作機械の長手方向軸線9の方向に旋回可能となるように枢着されている。両リンク19,21は同じ長さを有している。このリンク19,21の、脚部5,7から離れて位置する端部は、機械ハウジング1に設けられた、両脚部5,7の間に位置する領域に枢着されている。これによって、両リンク19,21は機械長手方向軸線9に対してほぼ垂直に方向付けられている。機械ハウジング1に対する両リンク19,21の枢着点23,25は相並んで狭幅の幅を備えて位置している。
【0015】
ハンドグリップ3の傾倒または引っ掛かりは、リンク19,21の運動を同期化する手段によって回避することができる。両リンク19,21の運動に対する高い同期性を得るためには、リンク19,21の、機械ハウジング1に枢着された端部が円形成形部27,29を有している。この円形成形部27,29は歯列31,33を備えている。両リンク19,21の枢着点23,25の位置決めと、両リンク19,21の、歯列31,33を備えた円形成形部27,29の寸法設定とは、リンク19,21の端部に設けられた歯列31,33が互いに噛み合うように行われている。
【0016】
前述したリンク機構によって、機械ハウジング1の、たとえば打撃機構によって生ぜしめられる振動に対するハンドグリップ3の極めて強い分離、つまり減衰が得られる。機械ハウジング1に対するハンドグリップ3の振動減衰は、リンク機構のため、ハンドグリップ3と機械ハウジング1との間に直接的な結合箇所が不要となることによって得られる。これによって、ハンドグリップ3に高い安定性が付与される。リンク19,21によって、ハンドグリップ3は機械ハウジング1に対する相対運動をほぼ機械長手方向軸線9の方向でしか行うことができないようになっている。別の運動成分、たとえばハンドグリップ3の傾倒または引っ掛かりは、両リンク運動の高い同期化に基づきほぼ排除されている。
【0017】
機械による作業時および両リンク19,21の、この作業時に生ぜしめられる変位時には、ハンドグリップ3の水平な脚部5,7に設けられた、両リンク19,21の枢着点35,37の間の間隔dが約0.1mmの範囲内で変化する。両枢着点35,37の間の間隔dのこの僅かな変化は、ハンドグリップ3が、ある程度の弾性変形を許容するように構造化されているかもしくはある程度の弾性変形を許容するような材料から成っていることによって吸収することができる。
【0018】
図2に示した、振動減衰式のハンドグリップ3を備えた手持ち式工作機械の実施例は、機械ハウジング1に対する両リンク19,21の枢着を除いて、図1に示した実施例と同じである。図1に示した実施例では、両リンク19,21が、相並んで位置する枢着点19,21を有しているのに対して、図2に示した実施例では、リンク19,21は1つの共通の枢着点39を機械ハウジング1に有している。すなわち、両リンク19,21は機械ハウジング1において1つの共通の軸39に回動可能に支承されている。
【0019】
図3には、振動減衰式のハンドグリップ3を備えた手持ち式工作機械の別の実施例が示してある。この実施例における、前述した両実施例と同じ機能を有する全ての部材には、すでに図1および図2に使用した符号と同一の符号が付してある。したがって、図1および図2に関連して説明した詳細に関しては詳しく説明しないことにする。前述した実施例に対する、図3に示した実施例の著しい違いは、ハンドグリップ3を機械ハウジング1に結合するリンク機構にある。図1および図2による実施例では、各脚部5,7が1つのリンク19,21を介してしか機械ハウジング1に結合されていないのに対して、図3に示した実施例によれば、ハンドグリップ3の脚部5と機械ハウジング1とには平行な2つのリンク41,43が枢着されており、脚部7と機械ハウジング1とには同じく平行な2つのリンク45,47が枢着されている。すなわち、各脚部5,7は、いわゆる「平行リンク」41,43,45,47を介して機械ハウジング1にばね弾性的に結合されている。平行リンク41,43,45,47は、遊びのない安定した支承をハンドグリップ3に付与していて、機械長手方向軸線9の方向でのハンドグリップ3の運動とは異なる、極めて強い望ましくない運動成分を抑圧している。
【0020】
図3に示した実施例では、両平行リンクの、互いに反対の側に位置するリンク41,45,43,47がそれぞれ1つの共通の枢着点49,51を機械ハウジング1に有している。しかし、それぞれ互いに反対の側に位置するリンク41,45,43,47は、図1に示した実施例のように、同じく相並んで位置する枢着点49,51を有していてもよいし、同じく互いに噛み合う歯列を有する円形成形部をリンク41,43,45,47の端部に備えていてもよい。これによって、ハンドグリップ3の両脚部5,7の運動の極めて高い同期性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
リンクによって機械ハウジングに支承されたハンドグリップの原理図であり、この場合、リンクが互いに異なる枢着点を機械ハウジングに有している。
【図2】
リンクによって機械ハウジングに支承されたハンドグリップの原理図であり、この場合、リンクが1つの共通の枢着点を機械ハウジングに有している。
【図3】
2つの平行リンクによって機械ハウジングに支承されたハンドグリップの原理図である。
【符号の説明】
1 機械ハウジング、 3 ハンドグリップ、 5 脚部、 7 脚部、 9 長手方向軸線、 11 ポケット、 13 ポケット、 15 ばねエレメント、 17 ばねエレメント、 19 リンク、 21 リンク、 23 枢着点、 25 枢着点、 27 円形成形部、 29 円形成形部、 31 歯列、 33 歯列、 35 枢着点、 37 枢着点、 39 枢着点、 41 リンク、 43 リンク、 45 リンク、 47 リンク、 49 枢着点、 51 枢着点、 d 間隔
Claims (9)
- 振動減衰式のハンドグリップを備えた手持ち式工作機械であって、ハンドグリップが、当該手持ち式工作機械の長手方向軸線(9)に対してほぼ平行に延びる2つの脚部(5,7)を有していて、ばね弾性的に機械ハウジング(1)に連結されている形式のものにおいて、各脚部(5,7)に、機械長手方向軸線(9)に対してほぼ垂直に方向付けられた少なくとも1つのリンク(19,21,41,43,45,47)が、その一方の端部で枢着されており、リンク(19,21,41,43,45,47)が、その他方の端部で機械ハウジング(1)の、ハンドグリップ(3)の両脚部(5,7)の間に位置する領域に枢着されていることを特徴とする、振動減衰式のハンドグリップを備えた手持ち式工作機械。
- リンク(19,21,41,43,45,47)が、同じ長さを有している、請求項1記載の手持ち式工作機械。
- リンク(19,21,41,43,45,47)が、1つの共通の枢着点(39,49,51)を機械ハウジング(1)に有している、請求項1または2記載の手持ち式工作機械。
- 機械ハウジング(1)に対するリンク(19,21)の枢着点(23,25)が、相並んで狭幅の幅を備えて配置されている、請求項1または2記載の手持ち式工作機械。
- リンク(19,21)を同期的に運動させる手段(31,33)が設けられている、請求項1、2または4記載の手持ち式工作機械。
- リンク(19,21)の、機械ハウジング(1)に枢着された端部が、歯列(31,33)を備えた円形成形部(27,29)を有しており、リンク(19,21)の枢着点(23,25)が、機械ハウジング(1)に位置決めされており、これによって、リンク(19,21)の端部に設けられた歯列(31,33)が互いに噛み合うようになっている、請求項5記載の手持ち式工作機械。
- 機械ハウジング(1)とハンドグリップ(3)の各脚部(5,7)とに、機械長手方向軸線(9)に対してほぼ垂直に方向付けられた平行な2つのリンク(41,43,45,47)が枢着されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械。
- ハンドグリップ(3)の脚部(5,7)の端部が、ばね弾性的に機械ハウジング(1)に支持されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械。
- ハンドグリップ(3)と機械ハウジング(1)との間に電気的に制御可能なまたは調整可能な1つまたはそれ以上のアクチュエータが配置されており、該アクチュエータが、機械ハウジング(1)の振動によって生ぜしめられる力または運動に抗して作用することによって、アクチュエータが、ハンドグリップ(3)の振動を減衰するようになっている、請求項1から8までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械。
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