JP2004517542A - デジタル周波数乗算器 - Google Patents
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Abstract
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、周波数乗算器に関し、更に詳しくは、基準周波数の非整数倍である周波数を生成するデジタル周波数乗算器に関する。
【0002】
(発明の背景)
種々の電子回路、例えば集積回路(IC)のような電子回路は、その様々な回路セクション(回路部分)或いは論理セクション(論理部分)が動作するために、複数種類のクロック信号、即ち、周波数の異なる信号を利用し/必要とする。ICの場合、オンチップの各回路ブロック(または各回路セクション)或いは各論理ブロック(または各論理セクション)をクロック制御するために、基準信号の周波数の倍数(或いは、約数)である周波数を多種類必要とする設計が多い。外部供給源からICに複数の異なる周波数の基準信号を供給するよりも、IC上で、単一の入力信号、即ち、単一の基準信号を利用して複数の異なる周波数の信号を生成する方が望ましい。これによって、入力信号毎に入力/出力(Input/Output:I/O)ピンを使用する必要性が無くなる。
【0003】
必要とする各オンチップ信号の周波数が入力/基準信号の周波数よりも高い場合、一般的に、周波数合成器として構成された位相固定ループ(Phase Locked Loop:PLL)を用いて、必要な周波数のオンチップ信号を生成することが多い。しかし、そのような位相固定ループは、比較的複雑なアナログ回路ブロックである。
【0004】
図1は、アナログ周波数合成器として構成された従来技術によるアナログ位相固定ループ(PLL)回路10を表すブロック図である。この位相固定ループ10は、入力信号の周波数の倍数である周波数を有する出力信号を生成できる。以下、この従来技術によるアナログ位相固定ループ10の動作を説明する。
【0005】
特定の周波数を有する入力信号finが、適当なアナログ回路で構成された、M(任意の整数)で割る除算ブロック12に入力される。この結果、除算ブロック12の出力端子に、fin/Mの周波数を有する信号が得られる。この信号は、アナログの位相検出器14に入力される。この位相検出器14の出力信号は、アナログの低域通過フィルタ16に入力される。この低域通過フィルタ16の出力信号は、アナログの電圧制御発振器(Voltage Controlled Oscillator:VCO)18に入力される。このVCO18の出力信号は、適当なアナログ回路で構成された、N(任意の整数)で割る除算ブロック20を駆動する入力信号として使用される。この除算ブロック20の出力信号は、位相検出器14の入力信号として使用され、これによって、信号ループが形成される。VCO18の出力信号は、また、アナログのバッファ22にも入力される。このバッファ22の出力信号foutは、信号finがN/Mで乗算されたものになる(即ち、fout=fin(N/M))。
【0006】
図1に示す従来技術による位相固定ループ10は、入力信号の周波数の分数倍である周波数を有する出力信号を生成でき、アナログ回路で実現される。アナログ回路は、IC内に在るようなデジタル回路とは余り混在できない。また、アナログ回路は、デジタル回路と共に実現した場合、IC内のスペースを多く取ってしまう。1つのIC内にアナログの位相固定ループを形成した場合、そのアナログ回路は、別個のループ・フィルタ用、および、MとNのパラメータのプログラム用にIC上に数本の専用I/Oピンを必要とする。また、一般的なデジタル・ゲート・アレーICは、入力クロック信号から、それより高い周波数のクロック信号を生成するために、独立した別個の位相固定ループ・チップ或いは位相固定ループ・セクションを必要とする。また、アナログの位相固定ループには、零入力電流も生じる。
【0007】
(発明の概要)
本発明は、入力/基準信号の周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号を生成できるデジタル周波数乗算器である。このデジタル周波数乗算器は、入力信号の周波数の1より大きい非整数倍である周波数を有する出力信号を合成することができる。
【0008】
本発明は、一実施形態では、周波数乗算手段、信号選択手段、および、制御手段を有するデジタル周波数乗算器である。周波数乗算手段は、所定周波数の入力信号を受信し、この入力信号の所定周波数の整数倍である周波数を有する中間信号を生成できる。信号選択手段は、周波数乗算手段に接続されており、入力信号と中間信号とを受信し、制御信号に応答して、第1の所定期間、入力信号を、第2の所定期間、中間信号を選択的に出力して、入力信号の所定周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号を生成できる。制御手段は、信号選択手段に接続されており、制御信号を生成して、信号選択手段に制御信号を供給することができる。
【0009】
本発明は、別の一実施形態では、周波数乗算ユニット、マルチプレクサ、および、制御信号生成器を有するデジタル周波数乗算器である。周波数乗算ユニットは、入力信号の周波数の整数倍である周波数を有する中間信号を生成できる。マルチプレクサは、周波数乗算ユニットに接続されており、中間信号を受信する第1の入力端子と、入力信号を受信する第2の入力端子とを有する。また、マルチプレクサは、第1の状態の制御信号に応答して、所定期間、中間信号を出力し、第2の状態の制御信号に応答して、所定期間、入力信号を出力するように構成されており、この中間信号と入力信号の選択的出力の結果、入力信号の周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号が得られる。制御信号生成器は、マルチプレクサに接続されており、第1の状態の制御信号と第2の状態の制御信号を生成することができる。
【0010】
本発明は、更に別の一実施形態では、入力信号の周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号を生成する方法である。この方法には、入力信号の周波数の整数倍である周波数を有する中間信号をデジタル的に生成するステップと、入力信号の第1のクロック・サイクル数と中間信号の第2のクロック・サイクル数とが組み合わされた時に、入力信号の周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号が得られるように、第1のクロック・サイクル数と第2のクロック・サイクル数を決定するステップと、第1のクロック・サイクル数と第2のクロック・サイクル数を示す制御信号をデジタル的に生成するステップと、制御信号に応答して、第1のクロック・サイクル数の期間、入力信号を、第2のクロック・サイクル数の期間、中間信号をデジタル的に選択的に出力し、この入力信号と中間信号の選択的出力の結果、入力信号の周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号を得るステップと、が含まれる。
【0011】
以下、添付図面を参照して、本発明を説明する。各図面に於いて、対応する参照符号は、対応する部分を示している。
【0012】
(発明の実施の形態)
図2は、ここに開示する原理に基づくデジタル周波数乗算器30の実施例を表すブロック図である。デジタル周波数乗算器30は、入力信号finの周波数に関連する周波数を有する出力信号foutを生成することができる。一実施形態に従えば、デジタル周波数乗算器30は、入力信号finの周波数の倍数である周波数を有する出力信号foutを生成できる。別の一実施形態に従えば、デジタル周波数乗算器30は、入力信号finの周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号foutを生成できる。更に別の一実施形態に従えば、デジタル周波数乗算器30は、入力信号finの周波数の1より大きい非整数倍である周波数を有する出力信号foutを生成することができる。
【0013】
言い換えると、デジタル周波数乗算器30は、入力周波数finに対して1より大きい非整数を乗算することが出来る。一実施形態では、出力信号foutは、入力信号finの周波数の1より大きい整数倍より小さい周波数を有する。一実施形態では、デジタル周波数乗算器30は、入力信号finの周波数と入力信号finの周波数の2倍との間に在る周波数を有する出力信号foutを生成することができる。
【0014】
デジタル周波数乗算器30は、入力ラインまたは入力端子42に入力信号finを受信する。入力信号finは、任意の特定の周波数であるが、出力信号foutの所望の周波数よりは小さい。入力信号finは、遅延セクション32に入力される。この遅延セクション32は、適当な回路および/またはロジック(logic:論理)を介して、入力信号finに遅延因子、即ち、遅延時間を導入できる。遅延セクション32が入力信号finに導入した遅延時間によって、ライン44に遅延出力信号が得られる。このライン44上の遅延出力信号は、2入力の排他的オア(X−OR)ゲートまたは同様の機能を有する構成要素36の一方の入力端子に入力される。2入力排他的オアゲート36の他方の入力端子には、入力信号finが入力される。この排他的オアゲート36は、中間生成信号、即ち、中間処理信号である新しい周波数信号を形成する。この新しい周波数信号と入力信号finとを用いて、新しい信号、即ち、出力信号foutが生成される。
【0015】
遅延セクション32と排他的オアゲート36とは、周波数乗算ユニットを形成している。具体的には、この周波数乗算ユニットは、入力信号finの周波数に整数を乗算できる。本実施例では、この周波数乗算ユニットは、周波数が入力信号finの2倍(2×)である信号(2fin、即ち、2×fin)を生成できる。遅延セクション32の遅延因子、即ち、タウ(τ)は、2fin信号のデューティ・サイクル(duty cycle)を決定し、一般的に、T/2に選択されている(ここで、Tは、入力信号finの2倍の期間を表す)。これによって、入力信号finの50パーセントのデューティ・サイクルが得られる。
【0016】
2入力排他的オアゲート36の出力端子から得られる2fin信号は、マルチプレクサ(Multiplexer:Mux)または同様の機能を有する構成要素34の1つの入力端子に入力される。更に、入力信号finが、マルチプレクサ34の別の入力端子に入力される。マルチプレクサ34は、マルチプレクサ制御信号、即ち、マルチプレクサ選択信号の状態に依存して、その2つの入力端子に供給された信号のうちの一方を出力できる。ある1つの状態のマルチプレクサ選択信号に従って、fin信号(マルチプレクサ34の1つの入力端子に供給された信号)が、マルチプレクサ34の出力信号として、発生される。また、別の1つの状態のマルチプレクサ選択信号に従って、2fin信号(マルチプレクサ34の別の1つの入力端子に供給された信号)が、マルチプレクサ34の出力信号として、発生される。マルチプレクサ選択信号がマルチプレクサ34に供給される継続時間、即ち、期間(例えば、特定信号のクロック・サイクル数)によって、マルチプレクサ34の出力端子に選択された信号が現れる継続時間、即ち、期間が、マルチプレクサ選択信号の状態に拘わりなく、決まる。マルチプレクサ34の出力信号は、マルチプレクサ選択信号の状態に従って、必要に応じて、その2つの入力端子に供給された信号の間で切り換えることができ、それによって、マルチプレクサ34の出力端子に任意の組み合わせの信号を得ることが出来る。
【0017】
マルチプレクサ34の出力信号は、入力信号finか周波数乗算ユニットから供給される中間処理信号2finかの何れかであり、これは、カウンタまたは同様の機能を有する構成要素38から供給されるマルチプレクサ選択信号により制御される。詳しくは、カウンタ38が、適切な時点で、適切な継続時間、マルチプレクサ34にマルチプレクサ選択信号、即ち、マルチプレクサ制御信号を供給して、マルチプレクサ34の出力信号をfin信号と2fin信号との間で切り換える。カウンタ38がマルチプレクサ制御信号を供給する適切な時点と継続時間は、後述の如く算出され、出力信号foutの所望の周波数によって決まる。出力信号foutの所望の周波数は、入力信号finの周波数と2fin信号の周波数との間に在る。マルチプレクサ34の出力信号foutは、本周波数乗算器が実現される特定IC用のクロック供給バッファ40を介して供給される。一般に、ICは、内部クロック用にクロック・バッファを有する。これは、一般に、クロック信号のファンアウトが重い(論理出力数が多い)為である。バッファ40の出力信号は、出力信号foutである。
【0018】
カウンタ38は、2入力排他的オアゲート36が出力した2fin信号によりクロック制御される。これによって、カウンタ38は、2fin信号とfin信号の両方に対して適切なクロック・サイクル数の期間、マルチプレクサ34に制御信号を供給することができる。カウンタ38が、所定数の2finパルスをカウントし終えたとき、即ち、所定クロック・カウント値に達したとき、カウンタ38は、マルチプレクサ34に制御信号を供給する。この制御信号は、「高」から「低」へ、或いは、「低」から「高」へ状態が変化する。マルチプレクサ34は、制御信号が「高」であるか、或いは、「低」であるかによって、fin信号か2fin信号の一方をバッファ40に供給する。カウンタ38が再び所定クロック・カウント値に達すると、カウンタ38は、反対の状態の制御信号をマルチプレクサ34に供給する。マルチプレクサ34は、fin信号か2fin信号の他方をバッファ40に供給する。このように、マルチプレクサ34の切り換えを必要に応じて行い、これによって、入力信号finと2fin信号とを適切に組み合わせて、必要な周波数の出力信号を得る。
【0019】
次に、図3を参照して、図2のデジタル周波数乗算器30の動作の一例を説明する。この例では、3/2×fin(入力信号の周波数の2分の3)である新しいクロック信号、即ち、出力クロック信号(fout)が、デジタル周波数乗算器30によって生成されるものとする。尚、入力信号finの周波数は、一般的に任意であるが、所望の新しいクロック信号foutよりは低い。入力信号finの周波数は、例えば、デジタル周波数乗算器30の特定デジタル構成要素の周波数動作範囲によって決まる。
【0020】
入力信号finは、排他的オアゲート36からの2fin信号と共に、マルチプレクサ34に入力される。2fin信号は、また、カウンタ38にも入力される。この2fin信号はカウンタ38をクロック制御し、カウンタ38が所定カウント値に達したとき、制御信号がカウンタ38からマルチプレクサ34に送られる。カウンタ38が次に再び所定カウント値に達したとき、制御信号がカウンタ38からマルチプレクサ34に送られる。このようにして、マルチプレクサ34に入力された2つの信号(即ち、finと2fin)は、二者択一的に選択されて組み合わされ、その結果、出力信号foutが形成される。この出力信号foutが3/2×finに等しくなる必要があるため、この所望の周波数を得るのに適した数のクロック・パルスが発生する最小限のクロック・サイクル数(T)を決定する必要がある。従って、各信号(finと2fin)のクロック・サイクル数を、3/2×finの出力信号を得るために、決定する必要がある。各信号(finと2fin)には、整数個のクロック・サイクルが必要である。
【0021】
具体的には、最小限のクロック・サイクル数(T)は、4である。従って、Tは、2fin信号の4クロック・サイクルに等しい。この期間内には、fin信号の2クロック・サイクルと、3/2×fin信号の3クロック・サイクルが存在する。finと2finの適切なサイクル数を選択して所望の新しい信号fo ut(fout=3/2×fin)を得るマルチプレクサ制御信号を生成する為に、下記の2つの同時方程式(連立方程式)を解いてk1(例えば、マルチプレクサ制御信号が「高」であるトータル時間)とk2(例えば、マルチプレクサ制御信号が「低」であるトータル時間)を求める。
【0022】
fout=k1×(fin)+k2×(2fin)、k1+k2=1
【0023】
上記方程式は、下記の方程式に等しい。
【0024】
3/2×fin=k1×(fin)+k2×(2fin)、k1+k2=1
【0025】
上記の連立方程式を解くと、k1=1/2、k2=1/2となる。従って、制御信号(選択信号)は、2finについて1/2×4=2サイクル期間、「高」であり、finについて1/2×4=2サイクル期間、「低」である。図3に於いて、例えば、制御信号(選択信号)(マルチプレクサ制御信号として「mux」の符号で図示)が「高」のとき、マルチプレクサ34は2fin信号を選択する。制御信号(mux)が「低」のとき、マルチプレクサ34はfin信号を選択する。カウンタ38は、「2」のカウント値を有し、従って、マルチプレクサ34を、2fin信号の2カウント毎に、切り換える。
【0026】
カウンタ38のカウント値は、例えば、カウンタ38が、出力信号の所望の周波数によって決まる適正な時点(カウント値)で、マルチプレクサ34への切り換え信号(選択信号)を生成するように、プログラムすることができる。デジタル周波数乗算器30が、ここに開示した原理に従って、様々な出力信号を供給する場合(ダイナミック(dynamic:動的)な場合)、カウンタ38は、プログラム可能である必要がある。デジタル周波数乗算器が特定の周波数用のみである場合(スタティック(static:静的)な場合)、カウント値は変更の必要がない。この場合、カウント値は、ハードウェアに組み込んで変更不可能にしてもよい。
【0027】
図2のデジタル周波数乗算器30の場合にも当てはまるが、遅延モジュールと排他的オアゲート(周波数乗算ユニット)を複製して(replicate)、縦続接続することにより、入力信号の2倍より高い周波数を有する出力信号を得ることが出来る。即ち、任意の数の周波数乗算ユニットを縦続接続することによって、より高い周波数の入力信号を供給することを必要とせずに、より高い周波数の出力信号を得ることが出来る。
【0028】
図4に、周波数乗算ユニットが縦続接続されたデジタル周波数乗算回路60を示す。このデジタル周波数乗算回路60は、入力ライン76上の入力信号finを受信する。この入力信号finは、所望の出力信号foutよりも低い任意の周波数を有し、遅延セクション62に入力されると共に、2入力排他的オア(X−OR)ゲート64の1つの入力端子にも入力される。遅延セクション62は、適当な回路および/またはロジック(logic:論理)を介して、入力信号finに遅延因子、即ち、遅延時間を導入することができる。この遅延セクション62が入力信号finに導入した遅延時間により、ライン78に遅延信号が得られる。この遅延信号は、排他的オアゲート64の別の1つの入力端子に入力される。
【0029】
遅延セクション62と排他的オアゲート64とは、入力信号finに対する第1の周波数乗算ユニットを形成している。具体的には、この周波数乗算ユニットは、入力信号finの周波数に整数を乗算できる。本実施形態の場合、この周波数乗算ユニットは、入力信号finの2倍(2×)である信号(2fin、即ち、2×fin)を生成できる。遅延セクション62の遅延因子、即ち、タウ(τ)は、一般的に、T/2に選択されている(ここで、Tは、入力信号finの2倍の周期を表す)。これによって、50パーセントのデューティ・サイクルの信号が得られる。
【0030】
排他的オアゲート64からの2fin信号は、遅延セクション66と2入力排他的オアゲート68の1つの入力端子とに供給される。遅延セクション66は、適当な回路および/またはロジック(logic:論理)を介して、入力信号2finに遅延因子、即ち、遅延時間を導入することができる。この遅延セクション66が2fin信号に導入した遅延時間により、ライン80に遅延信号が得られる。このライン80上の遅延信号は、排他的オアゲート68の別の1つの入力端子に入力される。
【0031】
遅延セクション66と排他的オアゲート68とは、2fin信号に対する第2の周波数乗算ユニットを形成している。この周波数乗算ユニットは、2fin信号の周波数に整数を乗算できる。本実施形態の場合、この周波数乗算ユニットは、周波数が2fin信号の2倍(2×)である信号(4fin、即ち、4×fin)を生成することができる。遅延セクション66の遅延因子、即ち、タウ(τ)は、一般的に、T/2に選択されている(ここで、Tは、2fin信号の2倍の周期を表す)。これにより、50パーセントのデューティ・サイクルの信号が得られる。
【0032】
排他的オアゲート64からの2fin信号がマルチプレクサ72の1つの入力端子に入力される一方、排他的オアゲート68からの4fin信号がマルチプレクサ72の別の1つの入力端子に入力される。マルチプレクサ72は、マルチプレクサ制御信号、即ち、マルチプレクサ選択信号に従って、入力端子に供給される上記2つの信号の一方を、出力端子から供給することができる。ある1つの状態のマルチプレクサ選択信号に従って、2fin信号がマルチプレクサ72の出力端子から供給される。別の1つの状態のマルチプレクサ選択信号に従って、4fin信号がマルチプレクサ72の出力端子から供給される。即ち、マルチプレクサ72の出力信号は、必要に応じて、マルチプレクサ選択信号の状態により、2つの入力信号の間で切り換え可能である。即ち、2finと4finの一方であるマルチプレクサ72の出力信号は、カウンタ70により制御される。詳しくは、カウンタ70は、適正な時点で、マルチプレクサ72に制御信号を供給し、マルチプレクサ72の出力信号を、2fin信号と4fin信号との間で切り換える。カウンタ70がマルチプレクサ72に制御信号を供給する適正な時点は、前述の如く算出され、出力信号の所望の周波数によって決まる。出力信号の所望の周波数は、2fin信号の周波数と4fin信号の周波数との間に在る。マルチプレクサ72の出力信号は、クロック供給バッファ74に入力される。バッファ74の出力信号は、出力信号foutである。
【0033】
カウンタ70は、2入力排他的オアゲート68が出力した4fin信号によりクロック制御される。カウンタ70が所定クロック・カウント値に達したとき、カウンタ70は、マルチプレクサ72に制御信号を供給する。マルチプレクサ72は、2fin信号か4fin信号の一方をバッファ74に供給する。カウンタ70が再び所定クロック・カウント値に達すると、カウンタ70は切り換え信号(制御信号)をマルチプレクサ72に供給する。マルチプレクサ72は、2fin信号か4fin信号の他方をバッファ74に供給する。このマルチプレクサ72の切り換えが必要に応じて行われ、これにより、2fin信号と4fin信号とが適切に組み合わされて、必要な周波数の出力信号が得られる。
【0034】
もう1つ周波数乗算ユニットを追加すれば、出力信号foutは、4finと8finとの間で得られる。更にもう1つ周波数乗算ユニットを追加すれば、出力信号foutは、8finと16finとの間で得られる。このようにして、高い周波数の入力信号を供給することを必要とせずに、高い周波数の出力信号を合成することが出来る。
【0035】
以上、本発明を推奨設計および/または推奨構成に従って説明したが、ここに開示した事項の精神および適応の範囲内で、この発明を更に変更することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】
従来技術によるアナログ位相固定ループ回路のブロック図である。
【図2】
本発明の原理によるデジタル周波数乗算器のブロック図である。
【図3】
図2のデジタル周波数乗算器に実現した本発明の原理を利用して、入力信号の周波数の1より大きい非整数倍である周波数を有する任意に選択された出力信号例の生成に関連するタイミング図である。
【図4】
本発明の原理によるデジタル周波数乗算器の別の実施例のブロック図である。
Claims (20)
- デジタル周波数乗算器であって、
所定周波数の入力信号を受信し、この入力信号の該所定周波数の整数倍である周波数を有する中間信号を生成する周波数乗算手段と、
前記周波数乗算手段に接続されており、前記入力信号と前記中間信号とを受信し、制御信号に応答して、第1の所定期間、前記入力信号を、第2の所定期間、前記中間信号を選択的に出力して、前記入力信号の前記所定周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号を生成する信号選択手段と、
前記信号選択手段に接続されており、前記制御信号を生成して、前記信号選択手段に前記制御信号を供給できる制御手段と、
を含むデジタル周波数乗算器。 - 請求項1記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記制御手段が、前記出力信号についての前記非整数倍の乗数に等しい所定の非整数乗算因子に基づいて、前記制御信号を生成する、デジタル周波数乗算器。 - 請求項2記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記制御信号が第1の状態の信号と第2の状態の信号から成り、
前記信号選択手段が、前記第1の状態の信号に従って、前記中間信号と前記入力信号の一方を出力し、前記第2の状態の信号に従って、前記中間信号と前記入力信号の他方を出力する、デジタル周波数乗算器。 - 請求項3記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記第1の状態の信号が、第1の所定期間、前記信号選択手段に供給され、前記第2の状態の信号が、第2の所定期間、前記信号選択手段に供給される、デジタル周波数乗算器。 - 請求項2記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記信号選択手段がマルチプレクサである、デジタル周波数乗算器。 - 請求項2記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記制御手段がカウンタである、デジタル周波数乗算器。 - 請求項6記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記カウンタが前記中間信号によってクロック制御される、デジタル周波数乗算器。 - デジタル周波数乗算器であって、
入力信号の周波数の整数倍である周波数を有する中間信号を生成できる周波数乗算ユニットと、
前記周波数乗算ユニットに接続されており、前記中間信号を受信できる第1の入力端子と、前記入力信号を受信できる第2の入力端子とを有し、第1の状態の制御信号に応答して、所定期間、前記中間信号を出力し、第2の状態の制御信号に応答して、所定期間、前記入力信号を出力するように構成されており、この前記中間信号と前記入力信号の選択的出力の結果、前記入力信号の周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号が得られるマルチプレクサと、
前記マルチプレクサに接続されており、前記第1の状態の制御信号と前記第2の状態の制御信号とを生成できる制御信号生成器と、
を含むデジタル周波数乗算器。 - 請求項8記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記整数倍の乗数が2であり、前記出力信号の非整数倍周波数が、前記入力信号の所定周波数よりも高く、且つ、前記中間信号の周波数よりも低い、デジタル周波数乗算器。 - 請求項8記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記周波数乗算ユニットが遅延セクションと排他的オアゲートとを含む、デジタル周波数乗算器。 - 請求項8記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記制御信号生成器が、前記中間信号によってクロック制御されるカウンタである、デジタル周波数乗算器。 - 請求項11記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記カウンタが、前記中間信号のクロック制御に基づいて所定カウント値に達する度に、前記第1の状態の制御信号と前記第2の状態の制御信号を二者択一的に生成して前記マルチプレクサに供給する、デジタル周波数乗算器。 - 請求項12記載のデジタル周波数乗算器であって、
前記所定カウント値が、前記出力信号の前記非整数倍の乗数に従って決定される、デジタル周波数乗算器。 - 入力信号の周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号を生成する方法であって、
前記入力信号の周波数の整数倍である周波数を有する中間信号をデジタル的に生成するステップと、
前記入力信号の第1のクロック・サイクル数と前記中間信号の第2のクロック・サイクル数とが組み合わされた時に、前記入力信号の周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号が得られるように、前記第1のクロック・サイクル数と前記第2のクロック・サイクル数を決定するステップと、
前記第1のクロック・サイクル数と前記第2のクロック・サイクル数を示す制御信号をデジタル的に生成するステップと、
前記制御信号に応答して、前記第1のクロック・サイクル数の期間、前記入力信号を、前記第2のクロック・サイクル数の期間、前記中間信号をデジタル的に選択的に出力し、この前記入力信号と前記中間信号の選択的出力の結果、前記入力信号の周波数の非整数倍である周波数を有する出力信号を得るステップと、
を含む方法。 - 請求項14記載の方法であって、
前記入力信号の周波数の整数倍である周波数を有する前記中間信号をデジタル的に生成する前記ステップが、前記入力信号に遅延因子を導入して遅延信号を生成するステップと、この遅延信号と前記入力信号との排他的オア(排他的論理和)を取るステップとを含む、方法。 - 請求項15記載の方法であって、
前記整数倍の乗数が2である、方法。 - 請求項14記載の方法であって、
前記第1のクロック・サイクル数と前記第2のクロック・サイクル数を示す前記制御信号をデジタル的に生成する前記ステップが、デジタル・カウンタを前記中間信号によってクロック制御するステップと、所定カウント値に達した時に前記制御信号を供給するように前記カウンタを設定するステップとを含む、方法。 - 請求項17記載の方法であって、
前記制御信号が、前記中間信号を選択するための第1の状態の信号と、前記入力信号を選択するための第2の状態の信号から成る、方法。 - 請求項14記載の方法であって、
前記制御信号に応答して、前記第1のクロック・サイクル数の期間、前記入力信号を、前記第2のクロック・サイクル数の期間、前記中間信号をデジタル的に選択的に出力する前記ステップが、前記入力信号をマルチプレクサに入力するステップと、前記中間信号を前記マルチプレクサに入力するステップと、前記制御信号を前記マルチプレクサに供給するステップとを含む、方法。 - 請求項14記載の方法であって、
前記入力信号の前記第1のクロック・サイクル数と前記中間信号の前記第2のクロック・サイクル数とを決定する前記ステップが、fout=k1×(fin)+k2×(2fin)とk1+k2=1の連立方程式を解くステップを含む、方法(ここで、foutは前記出力信号、finは前記入力信号、k1は前記入力信号と前記中間信号(2fin)の一方のクロック・サイクル数、および、k2は前記入力信号と前記中間信号の他方のクロック・サイクル数を表す)。
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