JP2004504325A - 高度に純粋な結晶性(r,s)−セフロキシムアキセチルの製法 - Google Patents
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Abstract
セフロキシムのアミン塩をエステル化試薬と反応させることによって、セフロキシムから、セフロキシム−1−アセトキシエチルエステル(セフロキシムアキセチル)の高度に純粋な結晶形態を調製する方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単一工程にて、セフロキシムからセフロキシム−1−アセトキシエチルエステル(セフロキシムアキセチル)の高度に純粋な結晶形態を調製する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
セフロキシムは、化学的には、(6R,7R)−3−カルバモイルオキシメチル−7−[(Z)−2−(フル−2−イル)−2−メトキシ−イミノアセトアミド]セフ−3−エム−4−カルボン酸であり、式II:
【化3】
を有する。
【0003】
式I:
【化4】
式Iの構造を有するセフロキシムアキセチルはセフロキシムの1−アセトキシルエチルエステルであり、グラム陽性およびグラム陰性微生物に対して広いスペクトルの活性を持つセファロスポリン抗生物質である。この化合物ならびにセフロキシムの多くの他のエステルは米国特許第4,267,320号に開示され,特許請求されている。この特許によると、セフロキシムアキセチルの1−アセトキシエチル基のごとき適当なエステル化基の存在は、胃腸管からのセフロキシムの吸収を増強させ、その際、ヒト身体に存在する酵素によってエステル化基は加水分解される。1−アセトキシエチル基の1−位における不斉炭素原子の存在のため、セフロキシムアキセチルはRおよびSジアステレオ異性体として、またはRおよびSジアステレオ異性体のラセミ混合物として生産することができる。米国特許第4,267,320号は、結晶形態のRおよびS異性体の混合物を調製するための、ならびに個々のRおよびSジアステレオ異性体を分離するための慣用的方法を開示する。
【0004】
与えられた薬物の異なる多形形態の活性の差は、多形についての研究を企画する多くの研究者の周囲を近年ひきつけてきた。セフロキシムアキセチルは、結晶形態よりも高い生物学的利用性を呈するアモルファス形態の古典的な例である。
【0005】
米国特許第4,562,181号ならびに関連する米国特許第4,820,833号;第4,994,567号および第5,013,833号は、実質的に結晶性物質を含まず、残存溶媒は別として、少なくとも95%の純度を有するアモルファス形態のセフロキシムアキセチルは、やはり適切な化学安定性を有しつつ、結晶形態よりも高い生物学的利用性を有する。これらの特許は、噴霧乾燥、ローラー乾燥または溶媒沈殿によって、高度に純粋なセフロキシムアキセチルを含有する溶液から実質的にアモルファス形態で回収することができることを開示する。各場合、結晶性セフロキシムアキセチルは有機溶媒に溶解させ、セフロキシムアキセチルは、高度に純粋で実質的にアモルファス形態にて溶液から回収される。
【0006】
もう1つの米国特許第5,063,224号は、実質的にS−異性体を含まない結晶性R−セフロキシムアキセチルが動物の胃および胃腸管から容易に吸収され、従って、細菌感染の経口療法に理想的に適することを開示する。この特許によると、R−セフロキシムアキセチルのそのような選択的投与の結果、驚くべきことに、セフロキシムのより大きな生物学的利用性がもたらされ、かくして、腸ルーメンに存在する未吸収セフロキシムの量を劇的に低下させ、それによりセフロキシムのせいにされる有害副作用を減少させる。
【0007】
英国特許明細書第2,145,409号は、純粋な結晶性セフロキシムアキセチルを得るためのプロセスを開示し、それは、英国特許明細書第1,571,683号に対する改良であると言われている。セフロキシムナトリウムは開示された明細書においては出発物質として使用され、これは、今度は、3−ヒドロキシセフロキシムまたはセフロキシムいずれかから調製される。該プロセスはセフロキシムナトリウムを調製するさらなる工程を含み、従って、商業的観点より経済的ではない。
【0008】
【発明が解決する課題】
本発明の目的は、セフロキシムアキセチルの高度に純粋な結晶形態の調製のための効果的なプロセスを提供することにある。そのような生成物は、活性化合物の高度に純粋な形態である点で有用であるのみならず、経口投与に際して高い生物学的利用性を有するセフロキシムアキセチルの高度に純粋な実質的にアモルファス状の形態の調製の出発物質としてかなり有用である。本発明のプロセスは、商業的なスケールで操作上安全に行うのに便利な条件を用い、純粋な形態の生成物を提供する。
【0009】
従って、本発明は、式Iのセフロキシムアキセチルの高度に純粋な結晶形態の製法であって、
式I
【化5】
【0010】
式IIのセフロキシムから:
【化6】
セフロキシムのアミン塩を調製し、引き続いて、それをイン・サイチュにてエステル化試薬と反応させることを特徴とする、単一工程にて、式IIのセフロキシムからセフロキシムアキセチルの高度に純粋な結晶形態の製法を提供する。
【0011】
【課題を解決する手段】
アミン塩は、約−15ないし約25℃の温度にて(好ましい範囲は−10ないし10℃であり、最も好ましい範囲は−10ないし5℃である)、不活性有機溶媒の存在下、セフロキシムを適当なアミンと反応させることによって調製される。セフロキシムアキセチルは、エステル化反応および適当な水性仕上げ処理の後にアミン塩から得られる。仕上げ処理の後、かくして、セフロキシムアキセチルは、単一工程にて、セフロキシムから出発して製造される。
【0012】
用語「適当なアミン」は第一級、第二級、第三級および環状アミンを含む。アミン塩の調製のための適当なアミンはエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン、ジ−sec−ブチルアミン、トリエチルアミン、ジシクロヘキシルアミンおよびジデシルアミンから選択される。最も好ましくは、ジシクロヘキシルアミンが用いられる。
【0013】
有機溶媒は、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、アセトニトリルまたはその混合液のごとき不活性溶媒から選択される。最も好ましくは、N,N−ジメチルアセトアミドが用いられる。
【0014】
エステル化反応のための好ましい試薬は臭化(R,S)1−アセトキシ−エチルであり、これは、文献で知られた方法によって調製される。
【0015】
エステル化反応は、一般に、もう1つの塩基の存在下で行われる。エステル化工程で必要な塩基はナトリウム、カリウム、カルシウムまたはマグネシウムの炭酸塩または炭酸水素塩から選択される。最も好ましくは、炭酸カリウムが用いられる。
【0016】
適当な水性仕上げ処理は、鉱酸でのpHの調整および有機溶媒での抽出を含む。酸は塩酸、硫酸およびリン酸を含む。塩酸が好ましい酸である。いずれの有機溶媒も抽出に用いることができ、そのような溶媒は当業者に知られており、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、酢酸メチル、酢酸エチル等のごとき水非混和性および部分的混和性溶媒を含む。
【0017】
生成物は、セフロキシムアキセチルを含有する有機溶媒の容量を蒸発によって減少させ、混和性極性溶媒を添加し、抗溶媒の添加によるか、または極性溶媒をセフロキシムアキセチルを含有する溶媒系に添加し、次いで、抗溶媒の添加によって沈殿させることによって、所望の生成物を沈殿させることによって得られる。極性溶媒の添加は、最終生成物中の不純物、特に、セフロキシムアキセチルのΔ2異性体の存在を大いに減少させる。極性溶媒は低級アルカノール、変性スピリット、イソプロパノール、アセトンのごときケトン、酢酸メチルまたは酢酸エチルのごときエステル、およびその混合液よりなる群から選択することができる。沈殿は、セフロキシムアキセチルのための適当な量の抗溶剤の添加によって行うことができる。適当な抗溶剤は、水、アルカン、へキサンのごときアルカンの混合液、シクロヘキサンまたはシクロペンタン、イソプロピルエーテルのごときエーテル、またはベンゼンまたはトルエンのごとき芳香族炭化水素を含む。極性溶媒および抗溶媒は少なくとも部分的に混和性であり、好ましくは、完全に混和性である。
【0018】
当該分野で知られた方法を本発明の製法で用いて、この製法のいずれの態様も増強することができる。例えば、生成物結晶化の開始に先立ってセフロキシムアキセチルの結晶を溶液に種子結晶として与えることができるか、あるいは濾過に先立ってスラリーを冷却することができる。セフロキシムアキセチルを与える前記したのと同様な沈殿条件を用い、溶媒から再結晶させることによって、得られた生成物をさらに精製することができる。これは、セフロキシムアキセチルを溶媒に溶解させ、それを抗溶媒で沈殿させることを含む。
【0019】
本発明の製法によって製造されたセフロキシムアキセチルはほぼ1:1のR−S異性体モル比を有し、一般に、残存する溶媒および関連不純物を除き、96%m/m純度以上である。
【0020】
【発明の実施の態様】
本発明の他の特徴は、本発明の説明のために掲げ、本発明を限定する意図ではない例示的具体例の以下の記載で明らかであろう。
【0021】
(実施例1)
約−10℃にて,N,N−ジメチルアセトアミド(50ml)中のジシクロヘキシルアミン(17.2g)をN,N−ジメチルアセトアミド(300ml)中のセフロキシム酸(42.2g)の溶液に添加した。N,N−ジメチルアセトアミド(50ml)中の臭化(R,S)−1−アセトキシエチル(33.4g)を前記溶液に添加し、反応混合物を約−3ないし0℃にて約45分間攪拌した。炭酸カリウム(1.1g)を反応混合物に添加し、それをさらにその温度にて約4時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル(1.0リットル)および希塩酸(3.5%w/w、200ml)に注ぐことによって仕上げ処理した。有機層を分離し、水性層を再度酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物を水、希炭酸水素ナトリウム溶液(1%)、塩化ナトリウムで洗浄し、真空中で蒸発させて残渣を得た。メタノールを残渣に添加し、粗生成物を水を添加することによって沈殿させた。
【0022】
得られた沈殿を濾過し、酢酸エチル、メタノールおよびヘキサンの混合液から再結晶した。沈殿した生成物を濾過し、洗浄し、乾燥して純粋な結晶性セフロキシムアキセチル(42.5g)を得た。
【0023】
アッセイ(無水ベースのHPLCによる)−98.2% w/w;ジアステレオ異性体比−0.53;全関連物質−0.48%w/w。
【0024】
(実施例2)
約−10℃にて、N,N−ジメチルアセトアミド(50ml)中のジシクロヘキシルアミン(17.2g)をN,N−ジメチルアセトアミド(300ml)中のセフロキシム酸(42.4g)の溶液に添加した。N,N−ジメチルアセトアミド(50ml)中の臭化(R,S)−1−アセトキシエチル(33.4g)を前記溶液に添加し、反応混合物を約−3ないし0℃にて90分間攪拌した。炭酸カリウム(1.2g)を反応混合物に添加し、それを、さらに、その温度にて約4時間攪拌した。それを酢酸エチル(1.0リットル)、水(1.2リットル)および希塩酸(3.5%w/w,200ml)に注ぐことによって、反応混合物で仕上げ処理した。有機層を分離し、水性層を再度酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物を水、希炭酸水素ナトリウム溶液(1%)、塩化ナトリウム溶液で洗浄し、真空中で蒸発させて残渣を得た。メタノールを残渣に添加し、シクロヘキサンを添加することによって生成物を沈殿させた。沈殿した生成物を濾過し、洗浄し、乾燥して純粋な結晶性セフロキシムアキセチル(44.5g)を得た。
【0025】
アッセイ(無水ベースのHPLCによる−99.1%w/w;ジアステレオ異性体比−0.53;全関連物質−0.6%w/w)。
【0026】
その特別の具体例により本発明を記載してきたが、ある種の修飾および同等物は当業者に明らかであり、本発明の範囲内に含めることを意図する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、単一工程にて、セフロキシムからセフロキシム−1−アセトキシエチルエステル(セフロキシムアキセチル)の高度に純粋な結晶形態を調製する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
セフロキシムは、化学的には、(6R,7R)−3−カルバモイルオキシメチル−7−[(Z)−2−(フル−2−イル)−2−メトキシ−イミノアセトアミド]セフ−3−エム−4−カルボン酸であり、式II:
【化3】
を有する。
【0003】
式I:
【化4】
式Iの構造を有するセフロキシムアキセチルはセフロキシムの1−アセトキシルエチルエステルであり、グラム陽性およびグラム陰性微生物に対して広いスペクトルの活性を持つセファロスポリン抗生物質である。この化合物ならびにセフロキシムの多くの他のエステルは米国特許第4,267,320号に開示され,特許請求されている。この特許によると、セフロキシムアキセチルの1−アセトキシエチル基のごとき適当なエステル化基の存在は、胃腸管からのセフロキシムの吸収を増強させ、その際、ヒト身体に存在する酵素によってエステル化基は加水分解される。1−アセトキシエチル基の1−位における不斉炭素原子の存在のため、セフロキシムアキセチルはRおよびSジアステレオ異性体として、またはRおよびSジアステレオ異性体のラセミ混合物として生産することができる。米国特許第4,267,320号は、結晶形態のRおよびS異性体の混合物を調製するための、ならびに個々のRおよびSジアステレオ異性体を分離するための慣用的方法を開示する。
【0004】
与えられた薬物の異なる多形形態の活性の差は、多形についての研究を企画する多くの研究者の周囲を近年ひきつけてきた。セフロキシムアキセチルは、結晶形態よりも高い生物学的利用性を呈するアモルファス形態の古典的な例である。
【0005】
米国特許第4,562,181号ならびに関連する米国特許第4,820,833号;第4,994,567号および第5,013,833号は、実質的に結晶性物質を含まず、残存溶媒は別として、少なくとも95%の純度を有するアモルファス形態のセフロキシムアキセチルは、やはり適切な化学安定性を有しつつ、結晶形態よりも高い生物学的利用性を有する。これらの特許は、噴霧乾燥、ローラー乾燥または溶媒沈殿によって、高度に純粋なセフロキシムアキセチルを含有する溶液から実質的にアモルファス形態で回収することができることを開示する。各場合、結晶性セフロキシムアキセチルは有機溶媒に溶解させ、セフロキシムアキセチルは、高度に純粋で実質的にアモルファス形態にて溶液から回収される。
【0006】
もう1つの米国特許第5,063,224号は、実質的にS−異性体を含まない結晶性R−セフロキシムアキセチルが動物の胃および胃腸管から容易に吸収され、従って、細菌感染の経口療法に理想的に適することを開示する。この特許によると、R−セフロキシムアキセチルのそのような選択的投与の結果、驚くべきことに、セフロキシムのより大きな生物学的利用性がもたらされ、かくして、腸ルーメンに存在する未吸収セフロキシムの量を劇的に低下させ、それによりセフロキシムのせいにされる有害副作用を減少させる。
【0007】
英国特許明細書第2,145,409号は、純粋な結晶性セフロキシムアキセチルを得るためのプロセスを開示し、それは、英国特許明細書第1,571,683号に対する改良であると言われている。セフロキシムナトリウムは開示された明細書においては出発物質として使用され、これは、今度は、3−ヒドロキシセフロキシムまたはセフロキシムいずれかから調製される。該プロセスはセフロキシムナトリウムを調製するさらなる工程を含み、従って、商業的観点より経済的ではない。
【0008】
【発明が解決する課題】
本発明の目的は、セフロキシムアキセチルの高度に純粋な結晶形態の調製のための効果的なプロセスを提供することにある。そのような生成物は、活性化合物の高度に純粋な形態である点で有用であるのみならず、経口投与に際して高い生物学的利用性を有するセフロキシムアキセチルの高度に純粋な実質的にアモルファス状の形態の調製の出発物質としてかなり有用である。本発明のプロセスは、商業的なスケールで操作上安全に行うのに便利な条件を用い、純粋な形態の生成物を提供する。
【0009】
従って、本発明は、式Iのセフロキシムアキセチルの高度に純粋な結晶形態の製法であって、
式I
【化5】
【0010】
式IIのセフロキシムから:
【化6】
セフロキシムのアミン塩を調製し、引き続いて、それをイン・サイチュにてエステル化試薬と反応させることを特徴とする、単一工程にて、式IIのセフロキシムからセフロキシムアキセチルの高度に純粋な結晶形態の製法を提供する。
【0011】
【課題を解決する手段】
アミン塩は、約−15ないし約25℃の温度にて(好ましい範囲は−10ないし10℃であり、最も好ましい範囲は−10ないし5℃である)、不活性有機溶媒の存在下、セフロキシムを適当なアミンと反応させることによって調製される。セフロキシムアキセチルは、エステル化反応および適当な水性仕上げ処理の後にアミン塩から得られる。仕上げ処理の後、かくして、セフロキシムアキセチルは、単一工程にて、セフロキシムから出発して製造される。
【0012】
用語「適当なアミン」は第一級、第二級、第三級および環状アミンを含む。アミン塩の調製のための適当なアミンはエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン、ジ−sec−ブチルアミン、トリエチルアミン、ジシクロヘキシルアミンおよびジデシルアミンから選択される。最も好ましくは、ジシクロヘキシルアミンが用いられる。
【0013】
有機溶媒は、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、アセトニトリルまたはその混合液のごとき不活性溶媒から選択される。最も好ましくは、N,N−ジメチルアセトアミドが用いられる。
【0014】
エステル化反応のための好ましい試薬は臭化(R,S)1−アセトキシ−エチルであり、これは、文献で知られた方法によって調製される。
【0015】
エステル化反応は、一般に、もう1つの塩基の存在下で行われる。エステル化工程で必要な塩基はナトリウム、カリウム、カルシウムまたはマグネシウムの炭酸塩または炭酸水素塩から選択される。最も好ましくは、炭酸カリウムが用いられる。
【0016】
適当な水性仕上げ処理は、鉱酸でのpHの調整および有機溶媒での抽出を含む。酸は塩酸、硫酸およびリン酸を含む。塩酸が好ましい酸である。いずれの有機溶媒も抽出に用いることができ、そのような溶媒は当業者に知られており、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、酢酸メチル、酢酸エチル等のごとき水非混和性および部分的混和性溶媒を含む。
【0017】
生成物は、セフロキシムアキセチルを含有する有機溶媒の容量を蒸発によって減少させ、混和性極性溶媒を添加し、抗溶媒の添加によるか、または極性溶媒をセフロキシムアキセチルを含有する溶媒系に添加し、次いで、抗溶媒の添加によって沈殿させることによって、所望の生成物を沈殿させることによって得られる。極性溶媒の添加は、最終生成物中の不純物、特に、セフロキシムアキセチルのΔ2異性体の存在を大いに減少させる。極性溶媒は低級アルカノール、変性スピリット、イソプロパノール、アセトンのごときケトン、酢酸メチルまたは酢酸エチルのごときエステル、およびその混合液よりなる群から選択することができる。沈殿は、セフロキシムアキセチルのための適当な量の抗溶剤の添加によって行うことができる。適当な抗溶剤は、水、アルカン、へキサンのごときアルカンの混合液、シクロヘキサンまたはシクロペンタン、イソプロピルエーテルのごときエーテル、またはベンゼンまたはトルエンのごとき芳香族炭化水素を含む。極性溶媒および抗溶媒は少なくとも部分的に混和性であり、好ましくは、完全に混和性である。
【0018】
当該分野で知られた方法を本発明の製法で用いて、この製法のいずれの態様も増強することができる。例えば、生成物結晶化の開始に先立ってセフロキシムアキセチルの結晶を溶液に種子結晶として与えることができるか、あるいは濾過に先立ってスラリーを冷却することができる。セフロキシムアキセチルを与える前記したのと同様な沈殿条件を用い、溶媒から再結晶させることによって、得られた生成物をさらに精製することができる。これは、セフロキシムアキセチルを溶媒に溶解させ、それを抗溶媒で沈殿させることを含む。
【0019】
本発明の製法によって製造されたセフロキシムアキセチルはほぼ1:1のR−S異性体モル比を有し、一般に、残存する溶媒および関連不純物を除き、96%m/m純度以上である。
【0020】
【発明の実施の態様】
本発明の他の特徴は、本発明の説明のために掲げ、本発明を限定する意図ではない例示的具体例の以下の記載で明らかであろう。
【0021】
(実施例1)
約−10℃にて,N,N−ジメチルアセトアミド(50ml)中のジシクロヘキシルアミン(17.2g)をN,N−ジメチルアセトアミド(300ml)中のセフロキシム酸(42.2g)の溶液に添加した。N,N−ジメチルアセトアミド(50ml)中の臭化(R,S)−1−アセトキシエチル(33.4g)を前記溶液に添加し、反応混合物を約−3ないし0℃にて約45分間攪拌した。炭酸カリウム(1.1g)を反応混合物に添加し、それをさらにその温度にて約4時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル(1.0リットル)および希塩酸(3.5%w/w、200ml)に注ぐことによって仕上げ処理した。有機層を分離し、水性層を再度酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物を水、希炭酸水素ナトリウム溶液(1%)、塩化ナトリウムで洗浄し、真空中で蒸発させて残渣を得た。メタノールを残渣に添加し、粗生成物を水を添加することによって沈殿させた。
【0022】
得られた沈殿を濾過し、酢酸エチル、メタノールおよびヘキサンの混合液から再結晶した。沈殿した生成物を濾過し、洗浄し、乾燥して純粋な結晶性セフロキシムアキセチル(42.5g)を得た。
【0023】
アッセイ(無水ベースのHPLCによる)−98.2% w/w;ジアステレオ異性体比−0.53;全関連物質−0.48%w/w。
【0024】
(実施例2)
約−10℃にて、N,N−ジメチルアセトアミド(50ml)中のジシクロヘキシルアミン(17.2g)をN,N−ジメチルアセトアミド(300ml)中のセフロキシム酸(42.4g)の溶液に添加した。N,N−ジメチルアセトアミド(50ml)中の臭化(R,S)−1−アセトキシエチル(33.4g)を前記溶液に添加し、反応混合物を約−3ないし0℃にて90分間攪拌した。炭酸カリウム(1.2g)を反応混合物に添加し、それを、さらに、その温度にて約4時間攪拌した。それを酢酸エチル(1.0リットル)、水(1.2リットル)および希塩酸(3.5%w/w,200ml)に注ぐことによって、反応混合物で仕上げ処理した。有機層を分離し、水性層を再度酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物を水、希炭酸水素ナトリウム溶液(1%)、塩化ナトリウム溶液で洗浄し、真空中で蒸発させて残渣を得た。メタノールを残渣に添加し、シクロヘキサンを添加することによって生成物を沈殿させた。沈殿した生成物を濾過し、洗浄し、乾燥して純粋な結晶性セフロキシムアキセチル(44.5g)を得た。
【0025】
アッセイ(無水ベースのHPLCによる−99.1%w/w;ジアステレオ異性体比−0.53;全関連物質−0.6%w/w)。
【0026】
その特別の具体例により本発明を記載してきたが、ある種の修飾および同等物は当業者に明らかであり、本発明の範囲内に含めることを意図する。
Claims (30)
- アミン塩をイン・サイチュにて反応させる請求項1記載の製法。
- 約−15ないし約25℃の温度にて、不活性有機溶媒の存在下、セフロキシムとアミンとを反応させることによって該アミン塩を調製する請求項1記載の製法。
- 該アミンが第一級、第二級、第三級もしくは環状アミンを含む請求項3記載の製法。
- 該アミンがエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン、ジ−sec−ブチルアミン、トリエチルアミン、ジシクロヘキシルアミンおよびジデシルアミンよりなる群から選択される請求項4記載の製法。
- 該アミンがジシクロヘキシルアミンである請求項5記載の製法。
- 該溶媒がN,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、アセトニトリルおよびその混合液よりなる群から選択される請求項3記載の製法。
- 該溶媒がN,N−ジメチルアセトアミドである請求項7記載の製法。
- 好ましい温度範囲が約−10ないし約10℃である請求項3記載の製法。
- 最も好ましい温度範囲が約−10ないし5℃である請求項9記載の製法。
- 該エステル化試薬が臭化(R,S)−1−アセトキシエチルである請求項1記載の製法。
- エステル化反応が塩基の存在を必要とする請求項1記載の製法。
- 該塩基がナトリウム、カリウム、カルシウムまたはマグネシウムの炭酸塩および炭酸水素塩よりなる群から選択される請求項12記載の製法。
- 該塩基が炭酸カリウムである請求項13記載の製法。
- さらに、エステル化反応が完了した後に適当な水性仕上げ処理をすることを含む請求項1記載の製法。
- 該仕上げ処理が、水および鉱酸の存在下でなされる請求項15記載の製法。
- 鉱酸が塩酸、硫酸およびリン酸よりなる群から選択される請求項16記載の製法。
- 該仕上げ処理が有機溶媒での抽出を含む請求項15記載の製法。
- 有機溶媒が水非混和性であるか、または水と部分的に混和性である請求項18記載の製法。
- 有機溶媒がクロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、酢酸メチルおよび酢酸エチルよりなる群から選択される請求項19記載の製法。
- さらに、セフロキシムアキセチルを含有する該溶媒系に極性溶媒を添加することを含む請求項15記載の製法。
- 極性溶媒が低級アルカノール、ケトン、エステルおよびその混合液よりなる群から請求される請求項21記載の製法。
- 溶媒がメタノール、エタノール、変性スピリット、イソプロパノール、アセトン、酢酸メチル、酢酸エチルおよびその混合液よりなる群から選択される請求項22記載の製法。
- 溶媒の量が減少した後、極性溶媒を該溶媒系に添加する請求項21記載の製法。
- 溶媒が真空下での蒸発によって減少される請求項24記載の製法。
- さらに、抗溶媒を添加して沈殿を行うことを含む請求項21記載の製法。
- 抗溶媒が少なくとも部分的に混和性である請求項27記載の製法。
- 抗溶媒が水、アルカン、アルカンの混合液、エーテルまたは芳香族炭化水素よりなる群から選択される請求項27記載の製法。
- 溶媒がヘキサン、シクロヘキサン、シクロペンタン、シクロプロピルエーテル、ベンゼンまたはトルエンである請求項28記載の製法。
- さらに、溶媒からの再結晶によってセフロキシムアキセチルを精製することを含む請求項1記載の製法。
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