JP2011520866A - セフォゾプランの改良した製造方法 - Google Patents
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Abstract
【化1】
Description
i) 水混和性有機溶媒と水との2以上の混合物中で、有機塩基の存在下、一般式(II)の化合物(但し、HXは酸を示す。)を、一般式(III)のアミノチアジアゾール酢酸の活性チオエステルで縮合すること(ここでの改良は、2以上の水混和性有機溶媒を水とともに用いることにある。);
ii) 任意的に、水混和性溶媒を加えること;
iii) ろ過により一般式(I)のセフォゾプランを単離すること;
iv) 任意的に、セフォゾプランを精製すること;
v) 溶媒中で、セフォゾプランをその塩酸塩へと変換すること;
vi) 工程(v)の溶液とIPAとを混合すること;および、
vii) セフォゾプラン塩酸塩IPA溶媒和物を単離すること。
a) 溶媒中で、セフォゾプランをその塩酸塩へと変換すること;
b) 工程(a)の溶液とIPAとを混合すること;および、
c) セフォゾプラン塩酸塩IPA溶媒和物を単離すること。
1) セフォゾプラン塩酸塩IPA溶媒和物を水に溶解させること;
2) セフォゾプラン塩酸塩を結晶化させること;
3) 水分量15〜20%の範囲で図1に表される結晶性セフォゾプラン塩酸塩又はその水和物を単離すること;および、
4) 任意的に、工程(3)で得られた固体を乾燥して、水分量4〜8%の範囲で図2に表されるセフォゾプラン塩酸塩又はその水和物を得ること。
i) 水と水混和性有機溶媒との混合物中に、セフォゾプラン塩酸塩を得ること;
ii) 固体及び/又は溶液の形態で、塩化ナトリウムおよび炭酸ナトリウムを混合して又は個別に加えること;
iii) 工程(ii)で得られた溶液を水非混和性有機溶媒で洗浄すること;
iv) 任意的に、該水溶液を脱気すること;および、
v) 工程(iii)又は工程(iv)の水溶液を凍結乾燥してセフォゾプランの医薬組成物を得ること。
i) 水と水混和性有機溶媒との混合物中で活性医薬成分を得ること;
ii) 任意的に、他の賦形剤を加えること;
iii) 工程(ii)で得られた溶液を水非混和性有機溶媒で洗浄すること;および、
iv) 凍結乾燥により医薬組成物を単離すること。
<メソッド-A:>
THF(125 mL)、アセトン(62.5 mL)および純水(62.5 mL)の混合物へ、一般式(II)の化合物(25 g)と2-(5-アミノ-1,2,4-チアジゾール-3-イル)-2(Z)-メトキシイミノアセトアミド-2-メルカプトベンゾチアゾールエステル(ZAEM)(27.6 g)とを加えた。N-エチルジイソプロピルアミンを用いて反応混合物のpHを7.0-8.0に、温度を25-35℃に維持した。反応が終了した後に、アセトンを加えた。沈殿したプロダクトをろ別して、アセトン、THF及び水、次いで、THF及びアセトンで洗浄した。窒素下で乾燥してセフォゾプラン(23.1 g;HPLCによる純度97.98%)を得た。
一般式(II)の化合物(100 g)とZAEM (113 g)とを水(500 mL)とアセトン(2.0 L)との混合物に25-35℃にて加えた。トリエチルアミンを加えてpH7.0 - 8.0、30-40℃に、1-2時間、維持した。反応が終了した後に、形成した固体をろ別して、アセトン、水およびアセトンで洗浄した。湿ったマテリアルを乾燥してセフォゾプラン(95 g)を得た。
一般式(II)の化合物(100 g)とZAEM (113 g)とを水(500 mL)とアセトン(2.0 L)との混合物に25-35℃にて加えた。トリエチルアミンを加えてpH7.0 - 8.0、30-40℃に、1-2時間、維持した。反応物を周波数50Hzの超音波が供される装置に循環して、形成した固体をろ別して、アセトン、水およびアセトンで洗浄した。湿ったマテリアルを乾燥してセフォゾプラン(105 g)を得た。
一般式(II)の化合物(100 g)とZAEM (152.9 g)とを水(800 mL)とTHF(1300 mL)との混合物に加えた。トリエチルアミン(26.0 g)をゆっくり加えて、25-30℃にてpHを7.5に調節した。次いで、反応が終了するまで、pHを7.0から8.0の間に常に維持しながら反応混合物の温度を30-40℃に上げた。反応混合物を25℃にまで冷却して攪拌した。結晶化したプロダクトをろ別して、THF(500 mL)、次いで、アセトン(500 mL)で洗浄した。湿ったプロダクトを真空中で乾燥してセフォゾプラン(95.0 g)を得た。
アセトン(又はメタノール。エタノールの溶液等)中のセフォゾプラン(40.0 g;純度:97.60%)の懸濁液に、25-30℃にて、トリフルオロ酢酸を加えて透明な溶液を得た。この透明溶液をIPA(1.6 L)に加えた。形成した沈殿をろ別して、IPAで洗浄した。湿ったケークを25-30℃にて水(400 mL)に加えた。透明な溶液を得た後に、pHをアンモニア水で調節した。結晶化したプロダクトをろ別して、アセトンで洗浄した。固体を乾燥することによりセフォゾプラン(34.0 g;純度:99.86%)を得た。
<メソッドA:>
セフォゾプラン(20 g)を純水(80 mL)とアセトン(40 mL)との混合物へ0-5℃にて加えた。希HClを用いて反応混合物のpHを< 0.5に調節した。この透明な溶液にカーボン(2.0 g)を加えた。ろ過によりカーボンを除去して、ベッドを純水で洗浄した。ろ液をゆっくりとイソプロピルアルコール(1000 mL)に加えた。セフォゾプラン塩酸塩のIPA溶媒和物の沈殿をろ別して、イソプロピルアルコールで洗浄した。窒素下で乾燥してセフォゾプラン塩酸塩IPA溶媒和物(溶媒和:セフォゾプラン塩酸塩に対して0.4-0.7モル)を得た。このサンプルのPXRDは事実上のアモルファスを呈した。湿り窒素を通し、次に、乾燥窒素で乾燥することにより、溶媒和したIPAを除去した。IPAを除去した後のPXRDはアモルファス状を呈した(収量18.6 g;HPCLによる純度98.6%;GCによるIPA含量85 ppm)。
セフォゾプラン(25 g)を純水(62.5 mL)とメタノール(100 mL)との混合物中で25-35℃にて攪拌した。この混合物に希HClを加えて25-35℃にてpHを0.50-1.50に調節し、カーボン(2.5g)で処理した。ろ過によりカーボンを除去して、透明なろ液を25-35℃にてIPAに加えた。得られたプロダクトをろ別して、IPAで洗浄した。このサンプルのPXRDは事実上のアモルファスを呈した。湿り窒素を通し、次に、乾燥窒素で乾燥することにより、溶媒和したIPAを除去した。IPAを除去した後のPXRDはアモルファスを呈した(収量:21.0g)。
セフォゾプラン(25 g)を純水(62.5 mL)とメタノール(100 mL)との混合物中で25-35℃にて攪拌した。この混合物に希HClを加えて25-35℃にてpHを0.50-1.50に調節し、カーボン(2.5g)で処理した。ろ過によりカーボンを除去して、透明なろ液を25-35℃にてIPAに加えた。反応物を周波数50Hzの超音波が供される装置に循環した。得られたプロダクトをろ別して、IPAで洗浄し、湿り窒素、次に、乾燥窒素で乾燥して、セフォゾプラン塩酸塩を得た(収量: 23.0 g)。
<メソッド-A:>
水(50 mL)中のセフォゾプラン塩酸塩IPA溶媒和物(10 g)の溶液を25-30℃にて、セフォゾプラン塩酸塩又はその水和物が結晶化するに足る時間、攪拌した。結晶化したプロダクトをろ別して、水で洗浄して、図1に表される新規な結晶性セフォゾプラン塩酸塩(水分量は15-20%の範囲)を得た。
水(50 mL)中のセフォゾプラン塩酸塩IPA溶媒和物(10 g)の溶液を25-30℃にて、セフォゾプラン塩酸塩又はその水和物が結晶化するに足る時間、攪拌した。結晶化したプロダクトをろ別して、水で洗浄し、乾燥して、図2に表される新規な結晶性セフォゾプラン塩酸塩(水分量は4-8%の範囲)を得た。
<メソッド-A:>
実施例2(A)により得られたセフォゾプラン塩酸塩(5 g)、塩化ナトリウム(0.56 g)および炭酸ナトリウム(0.96 g)をアセトン(25 mL)に加えた。そこに、25-30℃にて純水(50 mL)を加えて攪拌して透明な溶液を得た。この透明な溶液をジクロロメタン(2x50 mL)で洗浄した。水相をカーボンで処理して0.2ミクロンろ紙でろ過した。透明な溶液をフリーズドライして医薬的に許容し得るレベルの溶媒残渣を伴うセフォゾプランの医薬組成物を得た。
洗浄後の溶媒残渣:アセトン:0.17-0.70%;ジクロロメタン:検出せず。
実施例3(A)に従い調製されたセフォゾプラン塩酸塩(5 g)、塩化ナトリウム(0.56 g)および炭酸ナトリウム(0.96 g)をエタノール(25 mL)に加えた。そこに、25-30℃にて純水(50 mL)を加えて攪拌して透明な溶液を得た。この透明な溶液をジクロロメタン(2x50 mL)で洗浄した。水相をカーボンで処理して0.2ミクロンろ紙でろ過した。透明な溶液をフリーズドライして医薬的に許容し得るレベルの溶媒残渣を伴うセフォゾプランの医薬組成物を得た。
セフォゾプラン塩酸塩(25 g)をアセトン(125 mL)に加えて攪拌してスラリーを作製した。このスラリーに、25-30℃にて水(125 mL)を加えて攪拌して透明な溶液を得た。炭酸ナトリウム(4.8 g)および塩化ナトリウム(2.8 g)の水溶液(62.5 mL)をゆっくり加えて、pHを7.0-9.0に調節した。得られた溶液を25-30℃にて15分間攪拌した。得られた溶液を酢酸エチルで洗浄した。水相を活性炭で処理してろ過によりカーボンを除去した。ろ液を0.2ミクロンフィルターでろ過してフリーズドライして、緩衝化されたセフォゾプランを得た。
セフォゾプラン塩酸塩(25 g)をアセトン(125 mL)に加えて攪拌してスラリーを作製した。このスラリーに、25-30℃にて水(125 mL)を加えて攪拌して透明な溶液を得た。炭酸ナトリウム(4.8 g)および塩化ナトリウム(2.8 g)の水溶液(62.5 mL)をゆっくり加えて、pHを8.0-9.0に調節した。得られた溶液を25-30℃にて60分間攪拌した。得られた溶液をジクロロメタンで洗浄した。水相を活性炭で処理してろ過によりカーボンを除去した。ろ液を0.2ミクロンフィルターでろ過してフリーズドライして、緩衝化されたセフォゾプランを得た。
セフォゾプラン塩酸塩(25 g)をアセトン(125 mL)に加えて攪拌してスラリーを作製した。このスラリーに、25-30℃にて水(125 mL)を加えて攪拌して透明な溶液を得た。炭酸ナトリウム(4.8 g)および塩化ナトリウム(2.8 g)の水溶液(62.5 mL)をゆっくり加えて、pHを8.0-9.0に調節した。得られた溶液を25-30℃にて120分間攪拌した。得られた溶液を酢酸エチルで洗浄した。水相を活性炭で処理してろ過によりカーボンを除去した。ろ液を0.2ミクロンフィルターでろ過してフリーズドライして、緩衝化されたセフォゾプランを得た。
MOPS溶液を含有するイミペネムp-ニトロベンジルエステル塩酸塩のエタノール溶液を酢酸エチルで洗浄して、10%のPd-Cを加えた。得られた懸濁液を水素圧力下で水素付加した。反応終了後、触媒をろ過により除去した。水相をジクロロメタンで洗浄し、活性炭で処理した。活性炭をろ過で除去して、カーボンベッドを水で洗浄した。透明なろ液に冷アセトンを加え、反応物を周波数50Hzの超音波が供される装置に2〜4時間循環して、イミペネム一水和物の完全な結晶を得た。この結晶をろ別してアセトン水、次いで、アセトンで洗浄した。真空下で乾燥して純粋なイミペネム一水和物の結晶が得られた。
メロペネム三水和物の水懸濁液に透明な溶液が得られるまでアンモニア溶液を加えた。この透明な溶液をカーボン処理に供し、ついで、無菌エリアでろ過した。ろ液のpHをギ酸で約2-4に調節した。反応物を周波数50Hzの超音波が供される装置に1時間循環した。得られた固体をろ別して、水性テトラヒドロフランで洗浄し、乾燥して、掲題の化合物を純粋な形態で得た(純度:99.00 - 99.88%、水分量:11.4 - 13.4%).
Claims (11)
- セフォゾプランを含有する医薬組成物の製造のための改良された凍結乾燥方法であって、当該方法は:
i) 水と水混和性有機溶媒との混合物中でセフォゾプラン塩酸塩を得ること;
ii) 塩化ナトリウムと炭酸ナトリウムとを、混合して又は個別に、固体及び/又は溶液の形態で、加えること;
iii) 工程(ii)で得られた溶液を水非混和性有機溶媒で洗浄すること;
iv) 任意的に、該水溶液を脱気すること;および、
v) 工程(iii)又は工程(iv)の水溶液を凍結乾燥してセフォゾプランの医薬組成物を得ること;
の工程を有する、上記方法。 - セフォゾプランを含有する医薬組成物の製造のための改良された凍結乾燥方法であって、当該方法は:
i) 水とアセトンとの混合物中でセフォゾプラン塩酸塩を得ること;
ii) 塩化ナトリウムと炭酸ナトリウムとを、混合して又は個別に、固体及び/又は溶液の形態で、加えること;
iii) 任意的に、工程(ii)で得られた溶液を水非混和性有機溶媒で洗浄すること;
iv) 任意的に、該水溶液を脱気すること;および、
v) 工程(iii)又は工程(iv)の水溶液を凍結乾燥してセフォゾプランの医薬組成物を得ること;
の工程を有する、上記方法。 - 改良された凍結乾燥方法であって、当該方法は:
i) 水と水混和性有機溶媒との混合物中で活性医薬成分を得ること;
ii) 任意的に、他の賦形剤を加えること;
iii) 工程(ii)で得られた溶液を水非混和性有機溶媒で洗浄すること;および、
iv) 凍結乾燥により医薬組成物を単離すること;
の工程を有する、上記方法。 - 工程(i)で用いる水混和性有機溶媒がアセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジメチルケトン、メタノール、エタノール、THF、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等またはそれらの混合物から選択される請求項1および3記載の方法。
- 工程(iii)で用いる水非混和性有機溶媒がジクロロメタン、トルエン、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸n-ブチル等またはそれらの混合物から選択される請求項1および3記載の方法。
- 新規なセフォゾプラン塩酸塩IPA溶媒和物。
- 新規なセフォゾプラン塩酸塩IPA溶媒和物の製造方法であって、当該製造方法は:
a) 溶媒中で、セフォゾプランをその塩酸塩へと変換すること;
b) 工程(a)の溶液とIPAとを混合すること;および、
c) セフォゾプラン塩酸塩IPA溶媒和物を単離すること;
の工程を有する上記製造方法。 - 水分量15〜20%の範囲で実質的に図1に表される、新規な結晶性セフォゾプラン塩酸塩。
- 実質的に図2に表される、新規な結晶性セフォゾプラン塩酸塩。
- 水分量4〜8%の範囲である請求項8記載の新規な結晶性セフォゾプラン塩酸塩。
- 水分量15〜20%の図1に表されかつ水分量4〜8%の図2に表される、新規な結晶性セフォゾプラン塩酸塩又はその水和物の製造方法であって、当該製造方法は:
i) セフォゾプラン塩酸塩IPA溶媒和物を水に溶解させること;
ii) セフォゾプラン塩酸塩を結晶化させること;および、
iii) 水分量15〜20%の範囲で図1に表される結晶性セフォゾプラン塩酸塩又はその水和物を単離すること;および、
iv) 任意的に、工程(iii)で得られた固体を乾燥して、水分量4〜8%の範囲で図2に表されるセフォゾプラン塩酸塩又はその水和物を得ること;
の工程を有する上記製造方法。
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