JP2004503421A - モーション機構 - Google Patents

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モーション機構は、ほぼ球状に湾曲したホルダー、ほぼ球状に湾曲したボウル、及びほぼ球状に湾曲した支持要素からなる。このホルダー、ボウル、および支持要素は、この順番に挿入されて、第1軸線であるX軸および第2軸線であるY軸の回りに互いに回転可能である。2つの軸線は、ホルダーの外縁またはこれに平行に伸びる平面にほぼ一致する平面上に位置している。ホルダーは、Y軸回りに回転するために支持要素に連結され、前記ホルダーと一体の支持要素が、共にX軸回りに回転するために、ボウルに連結されている。ホルダーを2つの軸回りに動かすための駆動手段がホルダー自体の中に配置される。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各々が実質的に球状に湾曲したホルダー、ボウル、および支持要素を含み、これらのホルダー、ボウル、および支持要素が、この順番に挿入されると、第1軸線であるX軸および第2軸線であるY軸の回りに互いに回転可能であり、これらの2つの軸線がホルダーの外縁またはこれに平行に伸びる平面にほぼ一致する平面上に配置されているモーション機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなモーション機構は、例えば、ホルダーに固定される対象物を、固定配置された構造部品に対して、2つの軸線回りに移動するために用いられる。また、このモーション機構は、例えば、車両用のウイングミラーとして用いることができ、このミラー内のミラープレートがホルダーに取り付けられ、前記構造部品は、車両に固定されるミラープレートのハウジング内に取り付けられる。
【0003】
本発明の前文において記載されたモーション機構は、ヨーロッパ特許第0075259号として知られている。このモーション機構は、特に、車両におけるバックミラー用として用いられ、上記構造部品は、車両に固定される支持要素によって形成される。また、ボウルは、第1軸線の回りに回転するために支持要素に連結され、ホルダーは、第2軸線の回りに回転するためにボウルに連結される。ここで、全体のユニットは、ボールヒンジ構造を形成する。ボールヒンジ構造のホルダーには、ミラーが取り付けられ、このミラーは、モータにより2つの軸線回りに回転させて調整することができる。このような構造は、車両用の調整可能なミラーに課される要求に一致しないことがわかってきた。特に、ミラーハウジングをコンパクトに構成することが難しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、正確に作動しかつ生産性に関して有利な方法が与えられるモーション機構を提供することである。本発明は、ほぼ球状に湾曲した固定配置の構造部品に対してほぼ球状に湾曲したホルダーを2つの軸線回りに相対移動させ、このようなモーション機構によって、ミラーハウジング内に収容されるミラー調整手段を極めてコンパクトに構成できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的のために、本発明によれば、前文に記載したようなモーション機構は、以下の特徴を有する。すなわち、ホルダーは、Y軸の回りに回転するように支持要素に連結され、この支持要素はホルダーと一体となって、X軸回りに回転するためにボウルに連結されており、前記ホルダーを前記2つの軸回りに動かすための駆動手段が、前記ホルダー自体に配置される。上述のヨーロッパ特許第0075259号において、ホルダー内の空間は、ホルダー、ボウル、及び支持要素と一体に保持するための固定要素の余地のみを残して最小になる。
【0006】
ホルダーと支持要素の間の連結を確実にするために、ホルダーは、係合手段を有するフランジ形状のエッジを有し、支持要素も同様な係合手段を有しており、これら2つの係合手段によって、ホルダーと支持要素が互いに係合し、かつY軸の回りに回転可能となっている。
【0007】
ホルダーと支持要素の一方と、他方のボウルとの間の連結に対して、ボウルは、ホルダー及び支持要素の間に保持され、また、ロック手段が、ボウルに対して支持要素がX軸回りに移動するのを防止するために設けられている。このようなロック手段は、ホルダーとボウルの間に配置することもできる。
【0008】
支持要素は、特に、スチールで作られ、またホルダーおよびボウルは、プラスチックで作られている。
第1実施形態では、支持要素は、ほぼ球状に湾曲してぴったり張り付いたリングによって形成されている。また、第2実施形態では、支持要素は、ほぼ球状に湾曲したストリップによって形成される。両方の実施形態は、モーション機構における振動をなくすために用いられる。この支持要素は、スプリング形式であり、そのために、ボウルの方向に曲げた部分を有し、この部分によってボウルを押圧する。
【0009】
固定配置された構造部分がボウルによって形成されているので、このボウルは、ホルダーがフレームに対して2つの軸線方向に移動可能となるように、フレーム上にボウルを固定するための固定具が設けられると、好都合である。支持要素は、ホルダーと一体になって、ボウルに対して、またフレームに対して、X軸回りに移動できる。一方、ホルダーは、支持要素に対してY軸の回りに移動でき、ロック手段によりボウルに対して、またフレームに対して移動する。X軸回りの移動中、第2実施形態において、支持要素は、ボウルの外側表面の外側の長手方向において内側に曲げられた湾曲部を介して移動する。
【0010】
車両のウイングミラーに用いられるとき、調整プレートはミラーと共にホルダーに固定される。このミラーは、X軸及びY軸の回りに手動で移動させることができる。
【0011】
しかし、本発明に従うモーション機構の主たる特徴は、X軸及びY軸の回りにホルダーをモータ駆動で移動できる駆動手段が、ホルダー自体の中に収容されることにある。この目的のために、本発明のさらなる構成によれば、ホルダーは、X−Y平面に見て、ホルダーを貫通しかつ2つの互いに直交するスロットを有し、各スロットは、このスロット内にモータによって変位する調整要素が設けられ、この調整要素は、X−Y平面に見て、ホルダーに設けた関連するスロットの方向に直交する方向において、前記ボウル内で自由に移動可能であり、更に、調整要素が、ホルダーの関連するスロットを貫通して係合し、ホルダー内に駆動手段が配置されており、この駆動手段は、同じくホルダーに配置されたモータに連結される。
【0012】
モータおよび駆動手段がホルダー内に配置されるとき、ホルダー上に、ミラーが取り付けられる調整プレートが設けられ、また、ホルダーと、このホルダーに配置されかつ固定された部品が、1つのユニットとしてボウル内に導かれ、さらに、この全体のアセンブリが、スナップ係合により支持要素に固定される。
【0013】
本発明は、モーション機構に関するのみならず、車両用のウイングミラーユニットにも関連し、上述したミラーを動かすためのモーション機構を含んでいる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明は、図面を参照して以下に詳細に説明される。図1は、本発明に従う第1実施形態におけるモーション機構の上面図である。図2は、図1におけるモーション機構のA−A線に沿って切断した断面図を示す。図3は、図1におけるモーション機構のB−B線に沿って切断した断面図を示す。図4は、図1〜図3に示されたモーション機構の斜視図である。図5は、本発明に従う第2実施形態におけるモーション機構用の支持要素の側面図である。図6は、第2実施形態におけるモーション機構の断面図を示す。図7は、図6におけるモーション機構の外側から見た斜視図である。図8は、ホルダーとボウルの互いの相対回転を可能にする調整要素を示す。これらの図面において、同一部品は、同一の参照符号で指示されている。
【0015】
本発明に従うモーション機構の第1の実施形態が図1〜図4に示されている。このモーション機構は、ほぼ球状に湾曲したホルダー1、ほぼ球状に湾曲したボウル2、ほぼ球状に湾曲してぴったり張り付いたリング3の形からなる支持要素を含んでいる。ホルダー1及びボウル2はプラスチックから作られ、一方、リング3はスチールから作られる。ホルダー1は、リング3に連結されてY軸回りに回転し、一方、ホルダー1と一体になったリング3は、X軸回りに回転するボウル2に連結される。ボウル2は、フレーム、即ちハウジングに固定され、このハウジングに対してホルダー1は、X軸とY軸の回りに運動することができる。X軸とY軸は、ホルダー1の外縁にほぼ一致する平面上にある。
【0016】
リング3に対するホルダー1の回転能力を実現するために、シックニング4が、ホルダー1の外側に肉厚を厚くして、互いに直径方向に設けられている。このシックニング4は、円形に湾曲したエッジ5を有し、リング3には、互いに直径方向にかつ内側に伸びたグリップエッジ片6がある。ホルダー1とリング3が互いに一方を他方に押圧するとき、このグリップエッジ片は、円形に湾曲したエッジ5にパチンとはめ込まれる。X軸に対して垂直に分割してみると、図4の示すようになり、リング3は、180°より小さい頂角を有する弓形状となっている。これにより、ホルダー1の頂端部によって、リング3に対するホルダー1の回転移動量が制限される。
【0017】
ホルダー1とリング3との間には、ボウル2が保持される。このボウル2は、ホルダーとリングの2要素の間で全方向に自由に回転することができ、ロック手段(この実施形態の図面には示されていない。)が、ボウル2とリング3の間にあり、ボウル2に対してY軸回りにリング3が回転するのを防止する。
【0018】
ホルダー1の頂部側には、フランジ形状のエッジ7が設けられており、これに移動すべき対象物が取り付けられる。
図6及び図7に示す第2実施形態では、ホルダー1とボウル2は、第1実施形態と同一の方法で構成されているが、支持要素は、ほぼ球状に湾曲したストリップ8によって形成されている。このストリップ8に対してホルダー1の回転能力を実現するために、フック形状の内側に向いた係合部9が、円形に湾曲した内側縁10を有して、互いに直径方向にかつエッジ7の底面側に設けられている。また、ストリップ8の両端部は、折曲げ端部を有し、係合部9に対応して円形に湾曲した係合部11を有し、ボウル2と共にホルダー1がストリップ8により押圧されるとき、これらの係合部9,11は、関連する内側エッジ10の回りに係合する。ストリップ8に対するホルダー1の制限された回転が、係合部9、11の寸法によって決められる。
【0019】
ボウル2の外側には、ロック手段12が突起形状で設けられ、ボウル2に対するストリップ8の回転を防止する。ストリップの中央部分13にボウル2に向かって湾曲した湾曲部を与え、かつストリップをばね鋼で形成することによって、ボウル2上に付加的な力が加えられ、振動が防止されるように、ホルダー、ボウル、ストリップの全体のアセンブリが一緒に押圧される。
【0020】
ボウル2には、取付けブッシュ14を設けることができる。これらのブッシュを貫通するねじによって、ボウルは、フレームまたはハウジング、例えば、車両のウイングミラー用のミラーフレームハウジング等に固定することができる。この利用法において、ミラーと共にミラー調整プレートが、ホルダー1、特に、上述したように、ホルダーのエッジ7に固定されるとき、ストリップと共にホルダー、従って、ミラーは、ボウルに対して、即ちミラーフレームハウジングに対して、X軸回りに手動で回転可能である。
【0021】
このことは、ストリップが、スプリング力でボウルを押圧しながら、ボウルの外側を移動することを意味する。Y軸回りの移動に関して、ストリップ8に対するボウル2のロック操作によって、ストリップ8に対するホルダー1を、ボウル2に対してホルダー1に与えられるどの位置にも手動で移動することができる。
【0022】
上述の2つの実施形態において、モーション機構は、モータによる駆動に適しており、この駆動手段は、ホルダー1内に収容することができる。ミラーアクチュエータに対する通常の使用方法において、2つの軸(X軸及びY軸)の各々の回りに回転するために、この駆動手段は、更に図面に示していないが、ハウジング内にモータと伝動機構を含んでいる。これらの構成部品は、実際のアクチュエータを形成する。ロッド形状の伝動部品は、ホルダーの制限された空間を考慮して伝動機構内に内蔵することができる。伝動部品は、ギア部品として構成されることが好ましい。
【0023】
この伝動部品によって、調整要素15は、第1方向に変位し、かつ第1方向に直交する第2方向にも自由に移動することが可能である。このように、ボウル2に対してホルダー1を回転させるために、2つのスロット16,17がホルダー1内に設けられ、これらのスロットは、X−Y平面で見て、互いに直交している。一方、ボウル2内に、2つのスロット18,19が設けられている。これらのスロットもX−Y平面で見て、互いに直交している。スロット16は、スロット18と中間点で直角に交差し、またスロット17は、スロット19と中間点で直角に交差する。ボウル2内のスロット18、19は、ボウルの周縁から中心に向かって伸びている。各対のスロット16,18及び17,19に対して、調整要素15が、スロット18,19内でそれぞれ自由に移動可能であり、かつスロット16,17内でそれぞれモータ駆動可能である。しかし、その逆ももちろん可能であり、例えば、調整要素をスロット16および/または17内で自由に移動可能とし、かつスロット18,19内でそれぞれモータ駆動可能とすることもできる。
【0024】
調整要素15は、ホルダー1とボウル2の間に設けられるが、この調整要素は、ホルダー1の内側空間からモータ連結するために、ホルダー1を貫通して突出している。2つの調整要素15の一方が、図8によって詳細に図示されている。この調整要素15の自由な移動は、ボウルに面する側で行うことができ、これらの調整要素には、スロット18,19に係合する突起20が設けられている。
【0025】
ホルダーから突出する調整要素15の一側には、歯21が設けられている。図8において、調整要素は、内歯を有するリングセグメントとして構成されている。もちろん、リングセグメントとしての実施形態では、クラウンギア歯または円錐ギア歯が可能である。これらの歯は、ギア伝動機構の対応した形状のギアと協働する。
【0026】
モータ駆動可能な調整要素15の方向は、2つの軸の方向に相当する。しかし、ステップモータが、標準の直流モータの代わりに用いるならば、調整要素は、モータによって、2つの軸の方向に対して45°の角度で変位される。この状態が、個々に示す実施形態にあてはまる。
【0027】
従って、一方の軸回りに回転している間、2つのモータが作動する。1つまたは2つの調整要素をモータで変位させて、互いに直交する方向に調整要素を自由に移動できることにより、ボウル2に対するホルダー1の回転が行われ、そして、調整要素を車両のウイングミラーに用いられるとき、ミラーと共にミラー調整プレートが、ミラーハウジングに対して回転し、このハウジング内に、ミラーハウジングフレームとボウルが固定されて収容される。
【0028】
組立中、ホルダーが付属部品と共に1つの分離ユニットとして組み立てることができる。このユニットは、モータと、伝動機構と、ミラー34を有するミラー調整プレート33とを含んでいるホルダー1を構成する。ボウル2がフレームまたはハウジングに固定された後で、ストリップ8がボウル2の下側に押圧されかつこのストリップは、ボウル内に挿入された、付属品を有するホルダー上にスナップフィットではめ込まれる。リング3が用いられる場合、リングはボウルの回りを保持し、一方、ボウルは、ハウジングまたはフレームに固定される。
【0029】
本発明は、図面を参照して説明した実施形態に制限されるものではなく、もちろん、あらゆる変更が、特許請求の範囲に記載した保護範囲内に含まれる構成である限り可能である。本発明の使用は、車両用のウイングミラーに制限されるものではなく、モーション機構は、フレームまたはハウジングに対して2つの軸回りで移動可能とされる対象物のあらゆる分野に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従う第1実施形態におけるモーション機構の上面図である。
【図2】図2は、図1のモーション機構のA−A線に沿って切断した断面図である。
【図3】図3は、図1のモーション機構のB−B線に沿って切断した断面図である。
【図4】図4は、図1〜図3に示されたモーション機構の斜視図である。
【図5】図5は、本発明に従う第2実施形態におけるモーション機構用の支持要素の側面図である。
【図6】図6は、第2実施形態におけるモーション機構の断面図である。
【図7】図7は、図6におけるモーション機構の外側から見た斜視図である。
【図8】図8は、ホルダーとボウルの互いの相対回転を可能にする調整要素を示す図である。

Claims (12)

  1. ほぼ球状に湾曲したホルダー、ほぼ球状に湾曲したボウル、及びほぼ球状に湾曲した支持要素とを含み、前記ホルダー、ボウル、および支持要素は、この順番に挿入されて、第1軸線であるX軸および第2軸線であるY軸の回りに互いに回転可能であり、前記2つの軸線が、前記ホルダーの外縁またはこれに平行に伸びる平面にほぼ一致する平面上に位置している、モーション機構であって、
    前記ホルダーは、前記Y軸回りに回転するために前記支持要素に連結され、前記ホルダーと共に支持要素が、X軸回りに回転するために前記ボウルに連結されており、前記ホルダーを前記2つの軸回りに動かすための駆動手段が、前記ホルダー自体に配置されることを特徴とするモーション機構。
  2. ホルダーは、係合手段を有するフランジ形状のエッジを有し、支持要素も同様な係合手段を有しており、これら2つの係合手段によって、前記ホルダーと支持要素が互いに係合し、かつY軸の回りに回転可能であることを特徴とする請求項1に記載のモーション機構。
  3. ボウルは、ホルダー及び支持要素の間に保持され、一方、前記ボウルに対して前記支持要素がY軸回りに移動するのを防止するために、ロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記載のモーション機構。
  4. 支持要素は、スチールで作られ、またホルダーおよびボウルは、プラスチックで作られていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のモーション機構。
  5. 支持要素は、ほぼ球状に湾曲してぴったり張り付いたリングによって形成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のモーション機構。
  6. 支持要素は、ほぼ球状に湾曲したストリップによって形成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のモーション機構。
  7. 支持要素は、スプリング形式であることを特徴とする請求項6に記載のモーション機構。
  8. 支持要素は、ボウルの方向に曲げた支持機構部分を有し、この支持機構部分は、スプリング力でボウルを押圧することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のモーション機構。
  9. ボウルは、このボウルをフレームに固定するための固定具を含み、前記フレームに対して、ホルダーが、2つの軸線方向に移動可能であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のモーション機構。
  10. ホルダーは、X−Y平面に見てホルダーを貫通しかつ2つの互いに直交するスロットを有し、各スロットは、このスロット内にモータによって変位する調整要素が設けられ、前記調整要素は、X−Y平面に見て前記ホルダーに設けた関連するスロットの方向に直交する方向において、前記ボウル内で自由に移動可能であり、更に前記調整要素が、前記ホルダーの関連するスロットを貫通して係合し、前記ホルダー内に駆動手段が配置されており、この駆動手段は、同じく前記ホルダーに配置されたモータに連結されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のモーション機構。
  11. ホルダー上に、ミラーが取り付けられる調整プレートが設けられ、また、ホルダー内に配置されかつホルダーに固定された部品と共に前記ホルダーが、1つのユニットとして前記ボウル内に導かれ、さらに、この全体のアセンブリが、スナップ係合により支持要素に固定されることを特徴とする請求項10に記載のモーション機構。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載のモーション機構に従って、ミラーを動かすためのモーション機構を含んでいる車両用のウイングミラーユニット。
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