JP2002301988A - 車両用サイドミラー - Google Patents

車両用サイドミラー

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JP2002301988A
JP2002301988A JP2001106718A JP2001106718A JP2002301988A JP 2002301988 A JP2002301988 A JP 2002301988A JP 2001106718 A JP2001106718 A JP 2001106718A JP 2001106718 A JP2001106718 A JP 2001106718A JP 2002301988 A JP2002301988 A JP 2002301988A
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JP
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mirror
housing
vehicle
housing body
mold
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JP2001106718A
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English (en)
Inventor
Shinji Nakagawa
慎治 中川
Hiroyuki Otagaki
宏亨 大田垣
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ISHIZAKI HONTEN KK
Ishizaki Honten Co Ltd
Original Assignee
ISHIZAKI HONTEN KK
Ishizaki Honten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型コストの低減化および型抜き工数の削減
を確保した上で車両の走行時の風騒音を有効に抑えるこ
とができるようにする。 【解決手段】 鏡面を外部に臨ませた状態でハウジング
20に内装されたミラー部材30を備えてなる車両用サ
イドミラーに関するものであり、ハウジング本体21に
は、型抜きを行う上で障害となる凹凸に対応した背面位
置に型抜き用の型抜き開口262が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の外側面に設
けられる後方視認用の車両用サイドミラーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の外側部であって、運転者か
ら目視し得る位置に鏡面を後方に向けて設けられる後方
視認用のサイドミラーが知られている。かかるサイドミ
ラーは、横長のハウジングと、このハウジングの正面
(車両の後方側に向いた面)に形成された開口部から鏡
面が外方を臨むようにハウジングに内装されたミラー本
体とを備えた基本構成を有している。そして、上記ハウ
ジングには、その一側部近傍に挿通孔が設けられ、これ
にブラケットに固定された可倒軸が挿通されてサイドミ
ラーが可倒軸周りに回動可能に軸支され、車体から略直
角に突出した突出姿勢と、車体に平行な格納姿勢との間
で姿勢変更可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のサイ
ドミラーにあっては、可倒軸を通す挿通孔の近傍に側壁
から底板にわたる部分が複雑な凹凸形状になっている。
従って、この複雑な凹凸形状に起因してハウジングを製
造するための金型の構造が、型抜きの困難性を克服する
ために複雑になって金型コストが嵩むという問題点が存
在した。
【0004】また、ハウジングのブラケットに対する対
向面に大きな凹凸が存在することにより、ハウジングを
ブラケットに装着した状態で、対向面の凹部がブラケッ
トの上面によって塞がれてこの部分に空洞が形成される
ため、車両の走行でこの空洞に空気が入り込み、いわゆ
る笛吹き現象で風騒音が生じるという問題点も存在し
た。
【0005】さらに、従来のサイドミラーにおいては、
ハウジングに内装される各種機器の組付け操作をハウジ
ングの正面側の開口から行うようになされているが、サ
イドミラーの多機能化が実用化されつつある昨今、サイ
ドミラー内での組付け部品や配線数の増加が予測され、
正面開口部からの組み付け操作のみではこれに対応する
ことができなくなるという新たな問題点も提起される。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、金型コストの低減化および
車両走行時の風騒音を有効に抑えた上で多機能化に対応
することができる車両用サイドミラーを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
正面にミラー部材の鏡面を外部に臨ませるミラー用窓部
を備えてミラー部材を内装するハウジング本体と、この
ハウジング本体の背面部を覆うカバー体とを備え、上記
ハウジング本体の一側部の底部に可倒軸の挿通孔が設け
られてなる車両用サイドミラーであって、上記ハウジン
グ本体は、可倒軸を挿通する挿通孔が設けられている側
から中間部付近までに亘る範囲の背面部に型抜き用の開
口部を有していることを特徴とするものである。
【0008】この発明によれば、ハウジング本体の背面
位置には型抜き用の開口部が、ハウジング内における型
抜きを行う上で障害となる位置に対応して設けられてい
るため、この開口部を介して背面側の型を容易に抜くこ
とが可能になり、内部が複雑な形状の射出成形品を容易
に製造することができる。
【0009】また、この型抜き用の開口部を介してサイ
ドミラーの内部への機器の組付け操作や保守点検が容易
になる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記ハウジング本体は、車体の側部から外
方に向けて突設されたブラケットに固定される可倒軸回
りに回動可能に軸支された状態で上記ブラケットの上面
に対向する対向面を有し、上記対向面は、全体的にフラ
ットに形成されていることを特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、ブラケットに対するハ
ウジング本体の対向面は、ハウジングの突出姿勢および
格納姿勢の位置決めを行うためのストッパーの役割を備
える大きな凹凸が形成されておらず、全体的にフラット
に形成されているため、ハウジング本体を製造するため
の金型を凹凸が存在しない分簡単な構造にすることがで
き、金型コストの低減化に寄与することができる。
【0012】また、ハウジング本体のブラケットに対す
る対向面に大きな凹凸が存在しないことにより、ブラケ
ットの上面とハウジング本体の対向面との間に空気が入
り込む空洞が形成されることはなく、従って、車両の走
行により空洞に気流が入り込んで、いわゆる笛吹き現象
で風騒音が生じるという従来の不都合が解消される。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、上記ミラー用窓部の一方の側縁部
からハウジング本体内に向けて上記可倒軸近傍を目隠し
する目隠し板が延設されていることを特徴とするもので
ある。
【0014】この発明によれば、ミラー用窓部の一方の
側縁部から延設された目隠し板によってハウジング本体
内の可倒軸近傍が目隠しされた状態になっているため、
たとえミラー部材の姿勢変更で当該ミラー部材とミラー
用窓部の側縁部との間に大きな隙間が形成されても、可
倒軸近傍の見苦しい内部構造が見えることはなく、常に
バックミラーの美麗な外観視が維持される。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記ハウジング本体の背面部とカバー体と
の間には電線を通し得る電線挿通空間が形成されるとと
もに、上記背面板には適所に所定数の電線挿通孔が穿設
されていることを特徴とするものである。
【0016】この発明によれば、車体からブラケットお
よび可倒軸の軸心位置に穿設された挿通孔を介してハウ
ジング本体内に導入される、ハウジング本体内に装着さ
れた可動機器用の電線を、一旦まとめて一の電線挿通孔
を介して電線挿通空間に引き入れた後、各可動機器に対
応した位置に設けられた電線挿通孔を通して各可動機器
に接続することが可能になり、ハウジング本体内で可動
機器と電線とが錯綜する不都合が解消され、配線作業の
作業性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る車両用サイ
ドミラーの一実施形態を示す一部切欠き分解斜視図であ
り、図2は、その組立斜視図である。また、図3は、図
2のA−A線断面図である。なお、図1および図2にお
いて、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向とい
い、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を
後方、+Y方向を前方という。なお、図1および図2で
は車体の右側部に取り付けられるサイドミラー10を示
しているが、左側部に取り付けられるサイドミラー10
の場合は、左右の位置関係が図示のものと逆になる。
【0018】これらの図に示すように、サイドミラー1
0は、車両の外側部であって運転者から目視し得る位置
に取り付けられて後方確認用に使用されるものであり、
後方(図1および図2の紙面の表面側)に向いた面にミ
ラー用窓部20aを有する横長のハウジング20と、鏡
面30aを上記ミラー用窓部20aから外部に臨ませた
状態でハウジング20に内装されるミラー部材30と、
このミラー部材30の背面右方に対向するようにハウジ
ング20に内装されて上記ミラー部材30の鏡面30a
の反射角度を変更する鏡面作動ユニット40と、同背面
左方に対向するようにハウジング20に内装されてサイ
ドミラー10の水平方向の角度を変更する格納ユニット
50とを備えた基本構成を有している。
【0019】上記ハウジング20は、ハウジング本体2
1と、このハウジング本体21の背面部を覆うカバー体
28とを備えて構成されている。上記ハウジング本体2
1は、底板22と、この底板22の左端部に立設された
左側板23と、同右端部に立設された右側板24と、こ
れら左右の側板23,24の頂部間に架設された天板2
5と、これら底板22および天板25の前面側間に架設
された仕切り板(背面板)26とを備えて形成され、こ
れら底板22、左右の側板23,24、天板25および
仕切り板26によって囲繞された装着空間20bにミラ
ー部材30、鏡面作動ユニット40および格納ユニット
50が内装されるようになっている。
【0020】上記左側板23は、可倒軸B1を配置する
ためにハウジング本体21の奥部において左側方に向け
て膨出した奥部左側板23aと、ハウジング本体21の
内部を隠すためにミラー用窓部20aの左側部から奥部
に向けて延設された入口側左側板(目隠し板)23bと
を備えて構成されている。このような左側板23の構造
においては、通常の金型を用いた場合、型抜き操作は非
常に困難であるが、本実施形態においては後述する金型
70を用いることによりこの困難性を解消している。
【0021】また、たとえミラー部材30の左側部がハ
ウジング本体21内の奥部に入り込むように姿勢変更し
ても、入口側左側板23bが目隠し板の役割を果たすた
め、ハウジング本体21内の可倒軸B1近傍の見苦しい
内部構造が見えるような不都合が生じず、常にサイドミ
ラー10の外観視を美麗な状態に維持することができ
る。
【0022】上記仕切り板26は、図3に示すように、
底板22の幅方向の略中央位置から左側に形成された、
高さ寸法がハウジング本体21の上下寸法の1/4強に
設定された低尺仕切り板260と、この低寸法仕切り板
260の右端部から後方(ミラー用窓部20a側)に向
かって一旦突設された後、右側板24に到達するまで右
方に向かって延設された、天板25にまで届く高尺仕切
り板261とからなっている。上記低尺仕切り板260
は、その左端部が左側板23にまで到達しないように幅
寸法が短く設定されている。
【0023】かかる仕切り板26の構成によって、ハウ
ジング本体21の背面側には、図1に示すように、左側
板23、底板22、低尺仕切り板260の左縁部および
上縁部、高尺仕切り板261の左縁部ならびに天板25
の下縁部に囲繞された大きな型抜き開口262が形成さ
れた状態になっている。
【0024】かかるハウジング20の底板22の一側部
(図1および図2に示す右側部用のサイドミラー10の
場合には左側部であるが、図示していない左側部用のサ
イドミラー10の場合は右側部)には、ハウジング20
を車体に取り付けるための挿通孔22aが穿設されてい
る一方、車体側部の適所には、外方に向かって突設され
たブラケットBが設けられており、このブラケットBの
先端部に上記挿通孔22aに嵌入される可倒軸B1が上
方に向かって突設されている。この可倒軸B1に格納ユ
ニット50を介して上記挿通孔22aを外嵌することに
よってハウジング20が可倒軸B1回りに正逆回動し、
図2に示すように車体から外方に向かって突出した突出
姿勢と、車体に平行になるように折り畳まれた格納姿勢
との間で姿勢変更し得るようになっている。
【0025】上記ミラー部材30は、外面側に鏡面30
aが形成されたミラー本体31と、このミラー本体31
をその背面側が嵌め込まれることにより支持するととも
に、鏡面作動ユニット40とミラー本体31との間の連
結部材の役割を果す支持枠体32とからなっている。支
持枠体32は、その縦横寸法がハウジング20のミラー
用窓部20aのそれより若干小さ目に寸法設定され、こ
れによってミラー部材30は、ミラー用窓部20aに嵌
め込まれた状態で上下方向および左右方向で自由に傾動
し得るようになっている。
【0026】上記鏡面作動ユニット40は、正面視でL
字状を呈したケーシング41と、このケーシング41に
駆動軸の軸心が互いに直交するように内装された電動モ
ータからなる一対の第一アクチュエータ42と、ケーシ
ング41の中央部から外方に向けて突設された先端に球
状のピポット43aを有するピポット軸43と、このピ
ポット軸43と同心でケーシング41の表面に形成され
た環状堰44と、孔心位置とピポット軸43の軸心とを
結ぶ直線が互いに直交するようにケーシング41の表面
に凹設された一対の円形凹部45と、この円形凹部45
の穴底からそれぞれ同心で突設された一対のねじ軸46
と、軸心位置に各ねじ軸46に螺着されるねじ孔の螺設
されたギヤ支柱47とを備えて構成されている。
【0027】ギヤ支柱47は、円柱状の支柱本体47a
と、この支柱本体47aの基端側に同心で設けられたギ
ヤ47bと、同先端側に同心で設けられた球体47cと
からなっている。ねじ軸46に螺着された状態のギヤ支
柱47のギヤ47bと第一アクチュエータ42との間に
は図略の動力伝達機構が介設され、ギヤ支柱47は、第
一アクチュエータ42の駆動がこの動力伝達機構を介し
て伝達されることによって軸心回りに回転し、この回転
で鏡面作動ユニット40に対して進退するようになって
いる。
【0028】一方、上記支持枠体32の背面側の中央部
には鏡面作動ユニット40の環状堰44に内嵌する環状
突起33が突設されてとともに、この環状突起33の中
心位置にはピポット43aに対向した受け支柱33aが
環状突起33と同心で突設されている。この受け支柱3
3aの先端面には、ピポット43aが摺接状態で嵌り込
む凹部33bが凹設されている。また、支持枠体32の
背面側の上記ねじ軸46に対応した部分には、ギヤ支柱
47の球体47cが抜止め状態で圧入される一対の蟻孔
34が凹設されている。
【0029】従って、各ギヤ支柱47の球体47cを対
応した蟻孔34にそれぞれ圧入することにより、ミラー
部材30は二点支持で鏡面作動ユニット40に接続され
ることになる。ミラー部材30が鏡面作動ユニット40
に接続された状態で、ピポット43aが支持枠体32の
背面中央部に設けられた受け支柱33aの凹部33bに
摺接状態で嵌り込むようになっている。
【0030】そして、鏡面作動ユニット40は、ハウジ
ング20の仕切り板26に突設された所定本数のボス突
起27にねじ止めされることにより、ピポット43aが
ハウジング20の略中央部に位置した状態でハウジング
20の装着空間20b内に固定されるようになってい
る。
【0031】かかるミラー部材30と鏡面作動ユニット
40との接続構造によれば、鏡面作動ユニット40がミ
ラー部材30に装着された状態において、各第一アクチ
ュエータ42の駆動で一対のギヤ支柱47をそれぞれ他
とは独立して進退させることにより、ミラー部材30
は、鏡面作動ユニット40に対して上下方向および左右
方向で傾動し、これによって鏡面30aがピポット43
a回りに三次元空間内で傾動することになる。従って、
各第一アクチュエータ42の正逆の駆動量を制御して一
対のギヤ支柱47の進退量を調節することにより、鏡面
30aを所望の傾倒状態でミラー用窓部20aを通して
外部に臨ませることができるようになっている。
【0032】上記格納ユニット50は、ハウジング20
の装着空間20b内の左方位置に装着されるケーシング
51と、このケーシング51に内装された縦置きの電動
モータからなる第二アクチュエータ52と、ケーシング
51の左方位置の下面から下方に向けて突設されたスカ
ート筒53と、このスカート筒53の孔心位置にケーシ
ング51を上下に貫通するように穿設された装着孔55
とを備えて構成されている。
【0033】上記スカート筒53の外径寸法は、ハウジ
ング本体21の挿通孔22aの孔径寸法より若干小さ目
に寸法設定されている。かかるスカート筒53の右方の
外周面には、当該スカート筒53と同心で径方向に膨出
した円弧状ストッパー54が設けられている。
【0034】上記円弧状ストッパー54は、ブラケット
Bの上面から上方に向けて突設された後述する環状堰B
3の円弧状突片B4に当止させるためのものであり、こ
の当止によってハウジング20を車体から外方に向けて
突出した突出姿勢と、車体に平行に格納された格納姿勢
との間で姿勢変更させ得るようになっている。かかる円
弧状ストッパー54は、曲率半径が挿通孔22aの半径
より僅かに小さく寸法設定され、これによってスカート
筒53および円弧状ストッパー54を装着空間20b側
から挿通孔22aに挿通して下方に突出させ得るように
なっている。
【0035】上記装着孔55は、ブラケットBの可倒軸
B1に摺接状態で外嵌されるように孔径寸法が設定され
ている。従って、スカート筒53および円弧状ストッパ
ー54を挿通孔22aから下方に突出させて格納ユニッ
ト50を底板22に固定した状態で装着孔55を可倒軸
B1に外嵌することにより、サイドミラー10が可倒軸
B1回りに回動可能にブラケットBに装着されるように
なっている。
【0036】そして、装着孔55が可倒軸B1に外嵌さ
れた状態における可倒軸B1と第二アクチュエータ52
との間には図略の駆動力伝達機構が介設され、この駆動
力伝達機構を介した可倒軸B1に対する駆動力の伝達で
可倒軸B1が格納ユニット50に対して相対的に軸心回
りに回動し、これによってサイドミラー10が図2に示
す、図略の車体から外方の向けて突出した突出姿勢と、
同車体に平行な図示を省略した格納姿勢との間で姿勢変
更し得るようになっている。
【0037】また、可倒軸B1には、軸心位置に貫設さ
れた電力供給用の電線Hを挿通するための挿通孔B2が
穿孔されている。本実施形態においては、6本の電線H
が採用され、これらの電線Hが挿通孔B2の上端部から
外部に引き出され、2本ずつがペアーとされて各ペアー
が一対の第一アクチュエータ42および第二アクチュエ
ータ52にそれぞれ接続されている。
【0038】そして、各電線Hの先端部と鏡面作動ユニ
ット40および格納ユニット50の適所とに本発明に係
る、第一および第二アクチュエータ42,52に電力を
供給するための接続構造60が採用されている。
【0039】接続構造60は、鏡面作動ユニット40お
よび格納ユニット50(以下両者を合わせて単にユニッ
ト40,50という)側に設けられた雌コネクタ61
と、この雌コネクタ61に抜け止め状態で嵌挿可能に電
線Hの先端側に設けられた雄コネクタ63とを備えて構
成されている。
【0040】雌コネクタ61は、上記各ユニット40,
50の表面から突設された円筒状の保持筒62を備えて
いる。保持筒62の内周面には互いに対向した一対の係
止膨出片が設けられているとともに、アクチュエータ4
2,52内には保持筒62に対向するように雌端子が設
けられている。上記一対の係止膨出片は、保持筒62内
の基端側において内周面の互いに対向する位置から孔心
に向けてそれぞれ突出して形成され、保持筒62の内周
面において180°位相ずれした状態になっている。
【0041】上記雄コネクタ63は、細長い板状の雄端
子と、この雄端子の基端側から延設された連結部と、こ
の連結部の基端側にかしめ止めで取り付けられたゴム等
の絶縁材料からなる円筒蓋体とを備えて構成されてい
る。因みに図面では図示の都合上、雄端子、連結部およ
び円筒蓋体等の雄コネクタ63の構成部品については示
しておらず、雄コネクタ63として円筒状のものを示し
ている。連結部には戻り止めの突起が突設されている。
【0042】そして、雄コネクタ63を保持筒62に差
し込むことによって、その雄端子が各ユニット40,5
0に設けられた雌端子に接続するとともに、連結部の戻
り止め突起が保持筒62内の係止膨出片に係合し、これ
によって抜け止め状態になるようにしている。戻り止め
突起は、一対の係止膨出片のいずれかに係止されるた
め、雄コネクタ63を雌コネクタ61に接続するに際し
ては、電線Hを最大限でも90°捻じるだけで両者を接
続することが可能になる。
【0043】上記カバー体28は、ハウジング本体21
の背面(仕切り板26の前方部分)を覆い隠すためのも
のであり、このカバー体28をハウジング本体21の背
面に装着することによって後方に膨出した凹凸のある仕
切り板26がカバーされてサイドミラー10の外面視が
美麗になるようにしている。
【0044】かかるカバー体28をハウジング本体21
に着脱自在に装着するためにカバー体28の内面には、
図1および図3に示すように、ハウジング本体21に向
かって突設された複数対の係止突条29が突設されてい
る一方、仕切り板26の上記各対の係止突条29に対応
した位置には係止孔26aが穿設されている。
【0045】そして、各対の係止突条29の先端部には
矢尻形状の係止突片29aが設けられ、これらの係止突
片29aを対応した係止孔26aに嵌め込む方向にカバ
ー体28をハウジング本体21に押し付けることによ
り、一対の係止突条29の互いに接近する方向に向かう
弾性変形で一対の係止突片29aが係止孔26aに貫入
されるとともに、貫入後の上記弾性変形の復元で各係止
突片29aが係止孔26aの縁部に係止されることによ
り、カバー体28が外れ止め状態でハウジング本体21
に装着されるようになっている。
【0046】また、カバー体28をハウジング本体21
に装着することにより、仕切り板26とカバー体28と
の間には、図3に示すように、電線Hを通すための電線
挿通空間H1が形成された状態になる。一方、仕切り板
26の適所には、雌コネクタ61の保持筒62に対応す
るように電線挿通孔26bが穿設され、装着孔55から
引き出された複数本の電線Hは、一旦電線挿通空間H1
に引き入れられた後に電線挿通孔26bを介してその雄
コネクタ63が雌コネクタ61の保持筒62に嵌入さ
れ、これによって電線H内の導線が第一アクチュエータ
42に接続されるようになっている。
【0047】従って、カバー体28が外された状態で、
装着孔55から導出された3対の電線Hを一旦仕切り板
26を越えて外方に引出、所定の一対を折り返し、低尺
仕切り板260を跨いだ状態で各雄コネクタ63を格納
ユニット50の対応した各保持筒62に挿入するととも
に、他の二対については、仕切り板26の背面側から電
線挿通孔26bを介して鏡面作動ユニット40のそれぞ
れの保持筒62に挿入することにより、各電線Hは第一
アクチュエータ42および第二アクチュエータ52に容
易に接続されることになる。
【0048】その後、カバー体28をハウジング本体2
1に装着することにより、各電線Hは、装着空間20b
と区分されたハウジング20の電線挿通空間H1に収納
された状態になるため、電線Hが可動機器の存在する装
着空間20b内に混在していることによるトラブルの発
生が有効に防止される。
【0049】図4は、ハウジング本体21の左側部の裏
面側の外面形状を説明するための斜視図である。この図
に示すように、底板22の左側部には一段上位の段差に
より形成された、ブラケットBの上面に対向する可倒面
(対向面)220が形成されている。この可倒面220
の左端部には、前後方向一対のねじ座凹部221が凹設
され、この座凹部221の孔底に穿設された挿通孔にね
じを通して格納ユニット50(図1)の底部に螺着する
ことにより、図2に示すように、格納ユニット50が挿
通孔22a直状の装着空間20b内に固定されることに
なる。
【0050】一方、ブラケットBの先端側上面には、内
径寸法が上記スカート筒53の外径寸法と等しい環状堰
B3が設けられている。また、可倒軸B1の下端部に
は、当該可倒軸B1と同心で台座円盤B11が固定され
ている。この台座円盤B11は厚み寸法が環状堰B3の
それと同一に寸法設定されているとともに、径寸法が環
状堰B3の内径寸法より僅かに小さく寸法設定され、環
状堰B3に内嵌された状態でブラケットBに固定される
ことによって可倒軸B1が安定してブラケットB上に立
設された状態になるようにしている。
【0051】上記円弧状突片B4は、その前端部および
後端部に形成された第一端縁B41および第二端縁B4
2を有している一方、上記スカート筒53の周縁には円
弧状突片B4に対応する円弧状ストッパー54が設けら
れ、この円弧状ストッパー54の第一端縁B41および
第二端縁B42に対向する縁部にそれぞれ第一ストッパ
ー縁部54aおよび第二ストッパー縁部54bが形成さ
れている。
【0052】そして、ハウジング20が車体から外方に
向けて略直角に突出した突出姿勢に設定された状態で第
一ストッパー縁部54aが円弧状突片B4の第一端縁B
41に当止する一方、ハウジング20が車体に対して平
行な格納姿勢に設定された状態で第二ストッパー縁部5
4bが円弧状突片B4の第一端縁B41に当止するよう
に円弧状ストッパー54の周方向の長さ寸法が設定され
ている。
【0053】このようにサイドミラー10の姿勢設定を
行うストッパー構造を、従来のようにハウジングの可倒
面に凹凸を設けて行うのではなく、ハウジング20の可
倒面220をフラットにした上でハウジング本体21と
は別体である格納ユニット50の下面から延設されたス
カート筒53に第一および第二ストッパー縁部54a,
54bを設けることで対応しているため、その分ハウジ
ング本体21の金型構造の簡素化に貢献するとともに、
可倒面に凹凸を設けた場合には、この凹凸に起因して風
騒音が生じるという不都合も解消される。
【0054】つぎに図5を基に上記実施形態のハウジン
グ本体21を射出成形法で製造するための金型について
説明する。図5は、ハウジング本体製造用の金型の一実
施形態を簡略化して例示した斜視図である。また、図6
は、ハウジング本体21との関係で第二雄型73の型抜
き操作を示す図であり、(イ)は斜視図、(ロ)は側面
視の断面図である。なお、図5および図6において、X
−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に
−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を後方、+
Y方向を前方という。
【0055】この図に示すように、金型70は、雄金型
71と、この雄金型71が嵌め合わされる雌金型75と
からなっている。
【0056】上記雄金型71は、ハウジング本体21の
上部および右半分に対応した第一雄型72と、ハウジン
グ本体21の中央部より若干左よりの下部に対応した第
二雄型73と、ハウジング本体21の左下部の可倒面2
20に対応する第三雄型74とからなっている。雄金型
71がこのように三分割されるのは、ハウジング本体2
1の内面形状内の凹凸によって、分割されない一体の雄
金型を用いた場合には型抜きを行い得なくなるためであ
る。
【0057】特に、本実施形態においては、第二雄型7
3に対応するハウジング本体21の内面には、第二雄型
73を単に一方向にスライドさせることによっては型抜
きを行い得ない凹凸が形成されているため、第二雄型7
3については二次元的な型抜き動作が行われる。
【0058】上記雌金型75は、第一雄型72、第二雄
型73および第三雄型74とが合体された状態の雄金型
71が嵌め込まれる雌型凹部76を有しており、所定の
隙間が存在する状態で上記雄金型71を当該雌型凹部7
6内に嵌め込むことによって上記隙間部分にハウジング
本体21(図1)の立体形状に相当するキャビティが形
成されるようになっている。
【0059】そして、上記キャビティに射出成形による
溶融樹脂が注入されてハウジング本体21が形成された
後の型抜き操作においては、まず第一雄型72が前方に
向かって引き抜かれ(図5のの矢印)、ついで第三雄
型74が下方に向かって引き抜かれ(図5のの矢
印)、その後の邪魔がなくなった状態のハウジング本体
21内で第二雄型73が一旦上方に向かって移動され
(図5並びに図6の(イ)および(ロ)のの矢印)た
後に前方に向かって引き抜かれ(図5および図6の
(ロ)のの矢印)、これによって雄金型71の型抜き
が完了する。
【0060】引き続き雌金型75が後方に向かって移動
され、これによって図1に示すようなハウジング本体2
1が型抜きされることになる。
【0061】なお、上記の実施形態において、第一雄型
72および第三雄型74の左側部一に、左方に向かって
型抜きする第四雄型を設けてもよい。こうすることによ
って、ハウジング本体21の左側部(左側板23)に所
定の物品を収納し得る凹部を形成することができる。
【0062】本発明は、以上詳述したように、鏡面を外
部に臨ませた状態でハウジング20に内装されたミラー
部材30を備えてなる車両用サイドミラーに関するもの
であり、ハウジング本体21には、型抜きを行う上で障
害となる凹凸に対応した背面位置に型抜き用の型抜き開
口262を有しているため、ハウジング本体21内に複
雑な形状の凹凸を形成させた上で、この型抜き開口26
2を介して背面側の型(雌金型75)を容易に抜くこと
が可能になり、内部が複雑な形状の射出成形品であるハ
ウジング本体21を容易に製造することができる。
【0063】また、この型抜き用の開口部を介してサイ
ドミラー10内部への機器の組付け操作や保守点検が容
易になる。
【0064】また、ハウジング本体21に車体の側部か
ら外方に向けて突設されたブラケットBの可倒軸B1回
りに回動可能に軸支された状態で上記ブラケットBの上
面に対向する可倒面220を設け、この可倒面220を
全体的にフラットに形成することにより、ハウジング2
0を製造するための金型を凹凸が存在しない分簡単な構
造にすることができ、金型コストの低減化に寄与すると
ともに、型抜き操作も容易になり、型抜き操作作業効率
を向上させることができる。
【0065】また、ハウジング20のブラケットBに対
する可倒面220に大きな凹凸が存在しないことによ
り、ブラケットBの上面とハウジング20の可倒面22
0との間に空気が入り込む空洞が形成されることはな
く、従って、車両の走行により空洞に気流が入り込ん
で、いわゆる笛吹き現象で風騒音が生じるという従来の
不都合を解消することができる。
【0066】また、ハウジング本体21を、ミラー部材
30の鏡面30aが臨むミラー用窓部20aに対向した
仕切り板26と、この仕切り板26を覆うように装着さ
れるカバー体28とを備えて構成することにより、仕切
り板26とカバー体28との間に各種の部材を収納する
ための空間が形成されるため、この空間にミラー本体の
反射方向を調節する機構等の可動機器に干渉しない状態
で各種の必要部材を収納することが可能になり、サイド
ミラーの汎用性を向上させることができる。
【0067】そして、仕切り板26とカバー体28との
間に形成される空間を電線挿通空間H1として利用する
とともに、仕切り板26の適所に所定数の電線挿通孔2
6bを穿設しているため、車体からブラケットBおよび
可倒軸B1の挿通孔B2を介してハウジング20内に導
入する、ハウジング20内に装着された鏡面作動ユニッ
ト40用の電線を、一旦まとめて一の電線挿通孔26b
を介して電線挿通空間H1に引き入れた後、各鏡面作動
ユニット40に対応した位置に設けられた電線挿通孔2
6bを通して鏡面作動ユニット40に接続することによ
り、ハウジング20内で可動機器と電線とが錯綜する不
都合が解消され、配線作業の作業性を向上させることが
できる。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ハウジン
グの背面位置には型抜き用の開口部が、ハウジング内に
おける型抜きを行う上で障害となる位置に対応して設け
られているため、この開口部を介して背面側の型を容易
に抜くことが可能になり、内部が複雑な形状の射出成形
品を容易に製造することができる。また、この型抜き用
の開口部を介してサイドミラーの内部への機器の組付け
操作や保守点検を容易に行うことができる。
【0069】請求項2記載の発明によれば、ブラケット
に対するハウジングの対向面は、ハウジングの突出姿勢
および格納姿勢の位置決めを行うためのストッパーの役
割を備える大きな凹凸が形成されておらず、全体的にフ
ラットに形成されているため、ハウジングを製造するた
めの金型を凹凸が存在しない分簡単な構造にすることが
でき、金型コストの低減化に寄与することができる。
【0070】また、ハウジングのブラケットに対する対
向面に大きな凹凸が存在しないことにより、ブラケット
の上面とハウジングの対向面との間に空気が入り込む空
洞が形成されることはなく、従って、車両の走行により
空洞に気流が入り込んで、いわゆる笛吹き現象で風騒音
が生じるという従来の不都合を解消することができる。
【0071】請求項3記載の発明によれば、ミラー用窓
部の一方の側縁部から延設された目隠し板によってハウ
ジング本体内の可倒軸近傍が目隠しされた状態になって
いるため、たとえミラー部材の姿勢変更で当該ミラー部
材とミラー用窓部の側縁部との間に大きな隙間が形成さ
れても、可倒軸近傍の見苦しい内部構造が見えることは
なく、バックミラーを常に美麗な状態で維持することが
できる。
【0072】請求項4記載の発明によれば、背面板とカ
バー体との間に電線を通し得る電線挿通空間を形成する
とともに、背面板の適所に所定数の電線挿通孔を穿設し
たため、車体からブラケットおよび可倒軸の軸心位置に
穿設された挿通孔を介してハウジング内に導入される、
ハウジング内に装着された可動機器用の電線を、一旦ま
とめて電線挿通孔を介して電線挿通空間に引き入れた
後、各可動機器に対応した位置に設けられた電線挿通孔
を通して各可動機器に接続することにより、ハウジング
内で可動機器と電線とが錯綜する不都合が解消され、配
線作業の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用サイドミラーの一実施形態
を示す一部切欠き分解斜視図である。
【図2】図1に示すサイドミラーの組立斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】ハウジング本体の左側部の裏面側の外面形状を
説明するための斜視図である。
【図5】ハウジング本体製造用の金型の一実施形態を簡
略化して例示した斜視図である。
【図6】ハウジング本体との関係で第二雄型の型抜き操
作を示す図であり、(イ)は斜視図、(ロ)は側面視の
断面図である。
【符号の説明】
10 サイドミラー 20 ハウジング 20a ミラー用窓部 20b 装着空間 21 ハウジング本体 22 底板 220 可倒面 221 座凹部 22a 挿通孔 23 左側板 23a 奥部左側板 23b 入口側左側板(目隠し板) 24 右側板 25 天板 26 仕切り板 26a 係止孔 26b 電線挿通孔 260 低尺仕切り板 261 高尺仕切り板 262 開口 27 ボス突起 28 カバー体 29 係止突条 29a 係止突片 30 ミラー部材 30a 鏡面 31 ミラー本体 32 支持枠体 33 環状突起 33a 支柱 33b 凹部 34 蟻孔 40 鏡面作動ユニット 41 ケーシング 42 第一アクチュエータ 43 ピポット軸 43a ピポット 44 環状堰 45 円形凹部 46 ねじ軸 47 ギヤ支柱 47a 支柱本体 47b ギヤ 47c 球体 50 格納ユニット 51 ケーシング 52 第二アクチュエータ 53 スカート筒 54 円弧状ストッパー 54a 第一ストッパー縁部 54b 第二ストッパー縁部 55 装着孔 60 接続構造 61 雌コネクタ 62 保持筒 63 雄コネクタ 70 金型 71 雄金型 72 第一雄型 73 第二雄型 74 第三雄型 75 雌金型 76 雌型凹部 B ブラケット B1 可倒軸 B11 台座円盤 B2 挿通孔 B3 環状堰 B4 円弧状突片 B41 第一端縁 B42 第二端縁 H 電線 H1 電線挿通空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D053 FF24 FF29 GG12 GG18 HH03 HH09 HH15 HH18 HH55 JJ14 KK02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面にミラー部材の鏡面を外部に臨ませ
    るミラー用窓部を備えてミラー部材を内装するハウジン
    グ本体と、このハウジング本体の背面部を覆うカバー体
    とを備え、上記ハウジング本体の一側部の底部に可倒軸
    の挿通孔が設けられてなる車両用サイドミラーであっ
    て、上記ハウジング本体は、可倒軸を挿通する挿通孔が
    設けられている側から中間部付近までに亘る範囲の背面
    部に型抜き用の開口部を有していることを特徴とする車
    両用サイドミラー。
  2. 【請求項2】 上記ハウジング本体は、車体の側部から
    外方に向けて突設されたブラケットに固定される可倒軸
    回りに回動可能に軸支された状態で上記ブラケットの上
    面に対向する対向面を有し、上記対向面は、全体的にフ
    ラットに形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の車両用サイドミラー。
  3. 【請求項3】 上記ミラー用窓部の一方の側縁部からハ
    ウジング本体内に向けて上記可倒軸近傍を目隠しする目
    隠し板が延設されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の車両用サイドミラー。
  4. 【請求項4】 上記ハウジング本体の背面部とカバー体
    との間には電線を通し得る電線挿通空間が形成されると
    ともに、上記背面板には適所に所定数の電線挿通孔が穿
    設されていることを特徴とする請求項2記載の車両用サ
    イドミラー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7384162B2 (en) 2004-06-10 2008-06-10 Ichikoh Industries, Ltd. Vehicles outside mirror with wall portion hiding shaft
JP2009298374A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Murakami Corp アウターミラー
JP2010018257A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Ichikoh Ind Ltd 車両用アウトサイドミラー装置
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CN109094467A (zh) * 2018-08-22 2018-12-28 北华大学 一种可自动旋转的自加热式汽车后视镜

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